臼本 憂
(うすもと・うい)
〜夢☆少女(ドリーミン・ガール)#10〜
プレイヤー 翠騎
第1属性 第2属性
性別 年齢 外見11
所属学級 臥龍学園中等部1年(第31期)
委員会/部活動 地域交流探究部『月光倶楽部』
出身 東京・臨海副都心→臥龍学園月光寮
性格 普段は積極的だが実は素直じゃない
ライフパス(闘気修正) 戦場帰り(±0)/秘密(±0)
GL
レベルアップ履歴GL7GL3
11
キャラクタークラスHP(重傷値)28(5)
第一クラス魔導書(11)MP125(111+14)
第二クラスP内包値86
第三クラスP解放値33(34)
第四クラス闘気
基本能力値
筋力知力11
器用度信仰心
敏捷度知覚力
精神力17幸運度
移動力CF修正

戦闘能力値
  基本値C修正固有
能力
未装備装備
修正
装備時
能力
装備
状態
備考
命中値−1
回避値 +3
(+3)
10
(13)
攻撃力+1
防御力 11 11 +3 14
魔導力14+620+11+1243
抗魔力 +6 11 +8
(+4)
+1029
(33)
行動値+2+312

戦闘装備
装備名 重量 命中 回避 攻撃 防御 魔導 抗魔 行動 射程
基本装備 +3 +3 +8 +7 +3
マジカル☆ロッド −1 (+3) +1 (+3) +3 +1
(+4)

特殊能力
名称能力LV備考
人化 常時 − 
魔力供与 通常 MP2消費ごとに主のMP1回復
内包魔力 (1) 常時 1回取得ごとにMP+(初期値)
マギウス・スタイル 通常 主の魔導力・抗魔力・行動値に+(Lv+2) 
限界領域拡張 対抗 主が発動しようとしている魔法の、
命中・攻撃・治癒の最大値を+(CL)
飛翔魔術 対抗 主(または人化時の自身)を飛行可能とする
移動力3、全力移動時の敏捷度は[魔導力]
原本 常時 魔導力+[CL+2]、抗魔力+[CL]

魔法
※発動値−1、カウント−2(0にはならない)
※青字の命中・攻撃・治療の最大値を+10(消費MP+5)
呪文名 属性 MP 発動値 射程 備考
シャドウブレード 対抗 NW(P116)
ヴァキュリティライフ 10 通常 NW(P117)
ダークバリア 10 対抗
ダークスペル 対抗 LGN(P85)
グラビティネット 10 11
グリードシャドウ 25 24
コンヴィンス 10 通常 NW(P126)
ディストーション
ブラスト
13 11
(範1)
通常 NW(P127)
ディストーション
フィールド
14 15
ノーリーズン 20 15 対抗
ヴァニティワールド 38 34 10
(範2)
通常 LGN(P90)
ヒーリングウィンド 通常 NW(P124)
※疾風の碧珠の能力
ツイスター 15 13
(範1)
通常 NW(P125)
※疾風の碧珠の能力

解説
 愛称“うすいほん子”。臥龍学園月光寮の書庫「月光文庫」が再整理された際に、書架の奥から黒いビニール袋に詰められた状態で発見された「ひっじょ〜〜〜〜に薄くていろいろ曰くありげな」魔導書。少なくとも見た目はどこにでもある(!?)オフセット印刷の所謂“薄い本”で、その二つ名も表紙に描かれたタイトルからきているが、一部開く事の出来ないページが存在し、また欠落もある模様。
 誰が買ってきたのかは謎に包まれている(おそらく「空白の第21期」に属する元月光部々員と思われる)が、書架の奥に置かれた目的は、そこから繋がる別空間に存在する「影の月光文庫」を封鎖するためであった事が判明している(この空間は現在別の方法で閉鎖されている)。
 現在開く事の出来る「いくつかのページ」の他は、魔術を行使する際に文字などが浮かび上がる「白紙のページ」しか開かない。そのため書物としての全貌は謎に包まれているが、実は嘗てとある巨大な魔法儀式で用いるために、今やその名も口にしがたき伝説の魔導士どうじんしさっかによって描かれた、現在の基準では禁書レベルの魔導書「ウ=ス異本(Yiu-th variants of manuscripts)」の1冊だったらしい(#10は第10号の意味か?)。
 開く事の出来るページの表記によれば、仮契約は本状態への、マギウススタイル発動は人化形態へのキスで成立する(場所はどこでもいいと言うが、本契約のしかたについては当人がまだ?よく知らないらしい)。普段は黒い紙カバーを掛けられた書物の状態で書架にいるが、ミッション発生による契約時/または必要と判断した時に人化を行う事ができ、その際には表紙に描かれた「文字通り、とてもちんまくてうすい(Tsurupeta-Scorn)」素朴可憐な少女の姿をそのままとっている。この人化能力には時間制限があるらしいが、そのあたりの基準はよく分かっていない(メタ的に明らかなのは「シナリオ中は継続できる」という事くらいか)。
 書架にいる間は誰でも持ち出せる(魔導書である事は分かっているので、便宜上学園籍は持っている)ため、ヨコシマな目的のため持ち出した後に抜き打ちの所持品検査に引っ掛かって、その内容から生徒指導に叱られる生徒がいるとかいないとか。当人はその後ほとぼりが冷めた後、自力で書架に戻っていたりする。
 性格は明るく朗らかで礼儀正しい物言いをする(一人称は「憂」、二人称は「あなた」または「マスター」)一方で、どこにでも首を突っ込みたがる。特に「マスターに尽くす事」を最上の喜びとし、そのためならば自分がどのような辛い目にあっても構わない……とすら明言するほど。
 にも関わらず真の主はまだなく、彼女自身あくまで原本ではない事もあって、純粋な魔導書としての能力はまったくもって微妙。なんでも他の号(彼女と同じ風貌・能力だが性格は違うらしい)を手に入れる事で、更なる力を得られる(=大きくレベルアップできる)らしいのだが…?
 活動を続けていくうち、断章の数が一定を越えた事で、『伝説の大魔導師(PN。以後“原作者”とする)』の意図した何らかの条件を満たしたらしく、開放できるページが増える。
 その時点で最も適合比率の高い仮契約者・葉佩九郎をマスターに選び、その遺伝子情報を体内に取り込んで「本契約」を行った結果、人化能力をかなりの間維持できるようになった他、原作者が新たに描いた「新・浪漫の書」をプラグインとして使用する事で、自らの姿をそのまま鬼械神として構成(ぶっちゃけ巨大化)する事が出来るようになった。件の書はYEAR13末現在完成してはおらず、現状では消費アイテムとして「準備号」のみが存在する。
 なお、マスターである九郎が男子区画に入室しているため、主にトラブル防止の見地から室内では基本的に本の姿をとっている。
 その存在目的は、初の意識を取り戻す鍵となる「欲望の力」を集めるための手段にして術式。本契約後「伝説の大魔導士」から渡される魔石のペンダントを入手する事で、そこに記録されていた「初の記憶」が転写される。
 その状態で、本体であるところの初と接触する事により「伝説の大魔導士」の目的は達成されるというが、その確率の程は定かではなく、なによりその後憂がどうなるかについては明確でない。
 本契約を果たし記憶を転写した後の個体なら、初の「蘇生」はどの憂にでも実行出来る様子。
・アナザーバージョン「第11号」
 東雲 累がバザーで手に入れた分冊。その際の状態は甚だ悪く、累に拾われる前の記憶はない様子だったが、「第10号」憂から断章を若干譲ってもらった結果、とりあえずの力は使えるようになった(記憶の引き継ぎも多少行ったが、もともとが並列化されていた存在のため問題はなかった様子)。
 いまだ本契約をしていないため、「第10号」に比べて人化時間が短い、消耗品以外のアイテムを事前に借りておく必要があるなど弱点も存在する。
 具体的には参戦PTに累がいて九郎が不在である(共闘がない)場合、参戦する「憂」はこちらに変わる。性格そのものは今のところ然程変わっておらず、ある意味において「量産型魔導書」である憂を体現する存在といえよう。
・臼本 初
 憂のモデルとなった少女。ちなみに音読みでは憂と同じ名前。性格は割とストレートに物を言う方だった様子。
 誘拐事件に巻き込まれた挙げ句交通事故に遭い、現在ではとある病院(兄の住所からして、吉祥寺界隈らしい)でいつ目覚めるとも知れない昏睡状態にある。なお、兄の稼業について知っていたかどうかは不明。
・臼本 憂太郎
 初の兄で、東京・吉祥寺の安アパート「コーポ神田川」に在住している男。
 その実はアキバ系で大人気の同人絵師「伝説の大魔導士(PN)」として、大規模即売会では超大手の常連作家。そして魔導書・憂の創造者でもある事から、ウィザードもしくはそれに準じた存在と推測される。
 自分の妹をモデルに「うすいほん」を作るなど、業の深さを思わせるが…?

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