グリゴーリィ
〜『修道士』〜
第1属性 第2属性
性別 年齢 138(外見45前後)
所属『ディー』の組織、オーファル=コート、
憂世騎士団、その他
出身 シベリア/チュメニ州ポクロフスコエ村
性格 陰険であると同時にすけべ
ライフパス(闘気修正) 九死に一生を得る(±0)/愛の狩人(+1)
GL40
キャラクタークラスHP(重傷値)???
第一クラス吸血鬼(12)MP393
第二クラス夢使い(12)P内包値311
第三クラス魔術師(12)P解放値33(59)
第四クラス転生者(4)闘気13
基本能力値
筋力14知力10
器用度信仰心17
敏捷度知覚力
精神力14幸運度11
移動力2/飛4(FL:+2)CF修正(3)

戦闘能力値
  基本値C修正固有
能力
未装備装備
修正
装備時
能力
装備
状態
備考
命中値−1
回避値 +2
(+4)

(12)
攻撃力11+1223+225
防御力 14 +32 46 +5
(+3)
51
(54)
漆黒の翼で+13
魔導力12+719+27+1662
抗魔力 14 +6 +20 40 +21
(+1)
+667
(68)
漆黒の翼で+13
対風属性+5
行動値+1+3+618

戦闘装備
装備名 重量 命中 回避 攻撃 防御 魔導 抗魔 行動 射程
賢者の石 +6 +5
魔操弓アルカンシェル
(ルージュ/赤)
+4 +2 −1
マジックリスト +4 +4 −1
死霊秘本機械語写本 +4 +2 +2
キットンブーツ +1 +1
魔導礼服 +1 +3 +3 +1
エンジェリング +1 +2 +3
風雷のローブ +1 +1 +4 +2 +2
小計 +2 +5 +27 +21 +3
シューターロッド −1 (+4) +2 (+3) +1 (+1)

特殊能力
名称能力LV備考
不老不死常時1シナリオ1回、生死判定の出目を1回Cとする
老い、毒、病気無効
奇跡の生還 常時 生死判定でCとなった場合HP全回復
漆黒の翼 対抗 防御力、抗魔力に+13。飛行可能
ドレインパワー 対抗 魔法攻撃でダメージを与えた分MPが回復
最大で24点まで
邪眼 対抗 プラーナ3点消費でCLレベル以下の魔法を消去
(同一Sq内にて発動の必要あり)
夜の王 常時
コンビネーション 通常 太字枠の能力を2つ使用できる
魂の通貨 通常 対象1名の同意を得るか重傷状態である場合、
対象が習得している「取得可能Lv:3」以下の
特殊能力ひとつを、そのシーンの間だけ獲得
CL指定は「12」、Lvがあるならば1、それ以外に
使用制限回数がある場合は1回。1シーン1回のみ
現の夢 超対抗 戦闘能力値ひとつを+2d6+(BoDLV+1)
MP1消費、12回まで使用可能
ブックオブドリーム 常時 夢使いの特殊能力が関連するジャッジに+Lv
傀儡糸 通常 NPCを操る。抵抗値は抗魔力:6+CL(12)
偽りの記憶 通常 精神力の対抗ジャッジ成功で、
相手に偽の記憶ひとつを植えつける
光子光線 通常 魔法攻撃力に+(最大HP−現在のHP)、射程12
ナイトメア 通常 魔導力と相手の抗魔力で対抗ジャッジ。勝利したなら、
相手が受ける戦闘能力ジャッジの達成値を−12する
茨月 対抗 自身の攻撃で対象に1点以上ダメージが通った場合
ダメージの代わりに「麻痺」を与える。
MP3消費、1戦闘に12回まで使用可能
幻夢の理 本文 視界内のすべてのキャラクターが行動を終了した際、
対象1人に1回だけ、戦闘行動をさせる事が出来る
行動カウントは5あるものとして扱う
 1シナリオ1回のみ使用可能
魔導契約 常時 死霊秘本機械語写本
魔力誘導 常時 範囲:Sqの魔法を範囲:Sq内の任意キャラとする
虹色の才 常時 風属性
オーバーロード 常時 魔法命中・攻撃+13、攻撃魔法Lv+1
魔貫殺 常時 魔法発動の際、命中ジャッジにCする事で、
相手の抗魔力を0としてジャッジさせる事が出来る
謎のスポンサー 通常 アイテムひとつを調達する
飛翔 通常 MP3消費により移動力+2
※漆黒の翼と併用
遺産所持 常時 賢者の石
月の加護 常時
リミットブレイク 常時 発動したカウントから、全ジャッジの1回目の
出目をCとする。ラウンド終了まで持続
し、
その後気絶状態となる。1シナリオLv回
古代魔法 常時 魔法命中・攻撃+12、攻撃魔法Lv+1
うたかたの世界 通常 合計「GL÷2」Sqの面積を持つ結界を形成し、
内部に存在しているイノセントを「睡眠」状態とする
また、この結界のある場所には、
外部のイノセントが立ち入る事は出来ない
絶対運命 対抗 イニシアティブを決定した直後に戦闘行動を1回行なう
カウントは減少しないが、HPに「CL」ダメージ
 1シーン中1回のみ使用可能

覚書@魔法
※命中+12・攻撃力+12(対Wiz+4)/最大値+13、魔法Lv+2
魔法名 魔法Lv 命中値 攻撃力 射程 範囲
リブレイド (絶対命中) 最大48→60 3Sq 1Sq
ジャッジメントレイ 最大58→70 最大68→80 5Sq 2Sq
ディヴァインコロナ 最大58→70 最大91→
103
6Sq 単数
ヒートハンド 最大31→43 最大38→50 2Sq 単数
ファイアボール 最大38→50 最大58→70 4Sq 1Sq
ブラストフレア 最大52→64 最大95→
107
6Sq 2Sq
ハリケーン 最大68→80 最大68→80 7Sq 3Sq
ソニックブーム (絶対命中) 最大43→55 5Sq 単数

魔法
※死霊秘本機械語写本の《高速詠唱処理》は、他のカウント低下アイテムの効果を適用不可
呪文名 属性 MP 発動値 射程 備考
フライト 術者 通常 NW(P114)
マジックシェル 10 1+1 対抗
フォースシールド 1+1 対抗
レイソード 1+1 通常 NW(P115)
リブレイド 11 1+2 通常
アイオブゴッデス 11 1+1 通常
ヴァニシング 3+1 対抗
ジャッジメントレイ 21 21 3+2 通常
コールチャンス 15 1+1 対抗 LGN(P84)
ディヴァインコロナ 32 35 10 4+2 通常
エンチャントフレイム 1+1 対抗 NW(P122)
ヒートハンド 0+2 通常
アンホーリーフレイム 12 0+1 通常 NW(P123)
ファイアボール 11 2+2 通常
メルトアームズ 1+1 通常
フェニックスライブス 12 術者 対抗 LGN(P88)
ヒートアップ 15 2+1 通常
ブラストフレア 40 35 12 4+2 通常
エアブレード 10−1 1+1 対抗 NW(P124)
ウィッチィズサルブ −1 0+1 通常
エアダンス 13−1 2+1 対抗 NW(P125)
テレポート 12 16−1 0+1 通常
ハリケーン 26 23−1 10 5+2 通常
ストームラン 10−1 1+1 対抗 LGN(P89)
ソニックブーム 16−1 3+2 通常
エアシフト 20 22−1 術者 対抗

所持品
所持金 v.?借金
魔石
一般品 0−Phone
Mugen−kun
(以下、詳細不明)
非装備品
ピグマリオン 機種 グリモワール
スロット 0/2
オプション 死霊秘本機械語写本
非実装
コネクション
(ライフパス/特殊能力) (購入による取得)
アレクサンドラ=フョードロヴナ(死亡)
神聖護世騎士団(破門)
(ミッションによる取得)
オーファル=コート
憂世騎士団
武藤製薬
トリニティ
アンブラ
オクタヘドロン
「ディー」
名塚 歌流名
流鏑馬 勇士郎
ジル=ド=レ
ジャコモ=ファルッシ
魔王ディングレイ(討滅)
守薙 周一郎(死去)
赤羽 紅葉(死去)
『ツングースカの少女』(?)
杉崎 沙弥+運命を感じた女性
(その他、闇社会にコネクション多々あり)
解説
 本名グリゴーリィ・イフィーマヴィチュ(エフォーモヴィチ)・ラスプーチン。所謂「怪僧ラスプーチン」その人。
 その二つ名は「生前」の自称からだが、1904年にサンクト=ペテルブルクに出現するまでに正規の教育を受けた形跡はなく、その経歴は大幅において不明とされている(本来は農夫で、野良仕事をしている時に『啓示』を受けた…とされるが、これが本当かどうかは謎)。
 ロマノフ王家の皇太子アレクセイ=ニコラエヴィッチ=ロマノフの血友病の症状を「緩和」した事から皇后アレクサンドラの信頼を得、1916年に「殺害」されるまでロシア帝国の内政を壟断した…とされる事象は、余りにも有名であるため詳細は割愛する。
 「殺害」後は世界中に舞台を移し、何食わぬ顔で暗躍。その豊富な経験と実力、特にその情報網からウィザード闇社会では非常に高く評価されている人物であり、オーファル=コートや憂世騎士団、「ディー」の組織にまで名を連ねている(いた)事すらある。
 その一方で、かつて属していた神聖護世騎士団からは破門されており、世界魔術協会やDHAからも重犯罪ウィザードとして扱われているが、当人はまったく歯牙に掛ける事すらなく(そもそも通常の刺客程度では彼を「殺せない」ため)、その後も相変わらず世界中を股に掛けて活動し続けていた。
 かつては粗野を通り越して純朴なくらいの性格だったらしいが、魑魅魍魎蠢く帝政ロシア貴族社会や数ある世界の闇組織に「順応」した結果、類稀なる狡猾さを手に入れた。ただし基本的には荒事は好まず、交渉を先に立てる事が多い。
 女好きなところは相変わらずで、その守備範囲は年端も行かぬ少女から老人に近い熟女まで余りにも幅広い。「アナさえあればいいのか、アイツは…」とは、かつてディーの組織でグリゴーリィと行動を共にしていたジョシュアの言である。
●『ツングースカの少女』との深い因縁
 1908年、シベリアに落着した「彼女」を最初に見出したのは、当時神聖護世騎士団に属し46代目『星の勇者』一行の1人として活動していたグリゴーリィだったが、実はこの時彼自身は魔王ディングレイの信奉者であり、最大の障害となる『勇者』守薙周一郎を抹殺すべく、驚異的な力を持つ「彼女」を目覚めさせている。
 この時暴走した「彼女」の力は『星の勇者』一行をほぼ壊滅させ、落着地点を中心に膨大なエアバーストを引き起こした。所謂「ツングースカ大爆発」であるが、この真相は現在に至るまで概ね伏せられており、世界魔術協会には「(魔王)ディングレイによる46回目の破壊工作にして2番目の成功例」とだけ記録されている事は「星を継ぐ者」にも記されている通りである。
 事件直後、辛うじて生きていた周一郎によって倒された…はずだったが、この時も(後年そうであったように)生存。その後ロシア帝室から手厚い庇護を受けつつ、周一郎に隠されて行方不明になった「彼女」を探し続ける事になる。
 この時以後の彼は、事実上「『ツングースカの少女』の信奉者」に宗旨替えし、旧主ディングレイから離反したため「裏切り者」とされ、ディングレイ信奉者のロシア貴族達によって前述のように「殺害」された…というのが真相である(よって、彼はこれまでに「2回死んでいる」事になる)。
 彼が一時期ディー(現在のD=ガイディス)の組織にいた理由は、単にディーが『ツングースカの少女』の断片を最も多く手に入れていたのでこれを崇拝していたからでしかなく、その後出現した彼女の完全体――杉崎そらに対しても同じ理由で使徒として仕える立場を貫徹している(このためディーを裏切った形になるが、当の“修道士”自身はまったく気にせず悪びれない)。
 女好きの性分はいまだ払拭できていないものの、杉崎そらに対しては絶対的な信仰を寄せており、彼女のためならばいかに矛盾した言動であっても、即座に取る事を辞さない。
 こうした事から、彼がそれまでの立場を捨てて横須賀WUに“投降”した件は、彼自身にとっては念願の存在に仕えるための全くの当然であったにも関わらず、ウィザード社会全体を表裏問わず大きく驚嘆させるに至った。
●憂世騎士団「ノワール=ゲール」との関係
 前述した通り、彼は『ツングースカの少女』の信奉者であり、彼女を見出すためにあらゆる手段を尽くした。その中には、世界魔術協会から追われ地下組織となった憂世騎士団のメンバーに入るという事も当然含まれていた。
 団側としても、この“修道士”が持つ闇社会の人脈は重要であり、それが故に大幹部に準じる待遇として“投降”後も除名されていないが、“修道士”自身にとっては団との繋がりもあくまで目的のための手段でしかないため、それが果たされた今となっては、逆に自ら知り得た団の内部情報をべらべらと喋っているような有様である(笑)

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