ザネレ=カナンディの精神世界

“ザ=プロテクト”
レベル 40 属性 天(α)、虚(β) サイズ
形状/知能 神像/人間並み 出現数 各1 知名度 35
HP 1800(−) MP 1000 敏捷度/
移動
6/2(陸)
命中 52 回避 43 攻撃 143 防御 52
魔導 73 抗魔 52 行動 55 魔石 ZX(1)
《非侵魔》
 ……というか、寧ろこれらは「幻夢神の使徒」という立ち位置なので、侵魔とは真逆の存在。

《聖印》《コンビネーション》
 汎用特殊能力。
《子機放出》
 通常タイミングで「“ザ=プロテクト”子機」を1d3体、同一Sqに出現させる。
 出現した子機はその場で行動する。

《モードチェンジ》
 ラウンド開始時(イニシアティブジャッジ時)に1d4を振り、出目次第で下記4つのモードのいずれかに変化する。
 そのモードから別のモードへの変更はラウンド終了まで出来ず、ラウンドを跨いで同じモードを継続する事も出来ない。また2体が同じモードに変化する事も出来ない。
 各モードで発動した特殊能力の効果は、ラウンド終了で終了(ただし、消費した使用回数は全回復)する。
 なお、この能力をもって形態変化したことによるHP/MPの変動はない。
《1:モード・アタッカー》
 物理攻撃に特化したモード。
 命+10 回−5 攻+10 防±0 魔導−10 抗魔−5

《守衛飛剣》
 背負った光背(こうはい)を、遠隔操作で刺剣として飛ばす。
 通常の物理攻撃を行う際、同時に「範囲:3/対象選択可能」の全方位物理攻撃を行う。
 この能力で命中値および攻撃力は通常通りだが、あくまで遠隔操作であるためかバッドステータスの影響は受けない(このキャラクターの行動そのものを阻止した場合を除く。その場合はこの能力自体が発動されない)。

《霞刃》
 対抗タイミング。攻撃対象の回避に−42。
《守衛大剣》
 通常タイミングにて、手持ちの剣に光背の刃を合体させて大剣とし、攻撃に使用する。
 物理攻撃1回の攻撃力を+80、射程を「0〜3/貫通(範囲内のキャラクター各1体を対象化)」とする。
 この時、《守衛飛剣》は適用できない。1ラウンドに1回だけ使用可能。
《2:モード・ディフェンダー》
 防御・護衛に特化したモード。
 命−10 回+10 攻−10 防+10 魔−10 抗+10

《守衛防盾》
 対抗タイミングで、背負った光背をシールドとして前面に展開する。
 自身と同一Sqの味方キャラクター全員を受け行動可能とし、更に「受け回避値+80、受け防御/抗魔+40」を付与する。
 ただし、受けが失敗した場合は通常通りに処理する。

《月の加護》
 常時タイミング。防御・抗魔に+20。
《試練の神風》
 通常タイミング。自分とスタックしている敵キャラクター全員を、ランダムに1d3Sqだけ移動させ転倒状態とする。
 抵抗を試みる場合、このキャラクターの防御力と対象の回避値(受け回避でも可)で、対抗ジャッジを行う事。
《3:モード・キャスター》
 術戦に特化したモード。
 命−10 回+5 攻−10 防−5 魔+10 抗+10

《守衛魔法》
 このキャラクターは、攻撃魔法の発動に詠唱カウントを消費しない。
 また、魔法の命中/攻撃に+41する。

《多重発動1》
 攻撃魔法のみ、2つまで同時に詠唱可能。天/虚属性7レベルまで。
《超絶魔導》
 ラウンド中3回まで、攻撃魔法を受けた対象の抗魔ジャッジをファンブルとする事が出来る。
 範囲対象の攻撃魔法の場合は、通常の裁定通りに1回とする。
《4:モード・ヒーラー》
 回復・支援に特化したモード。
 命−10 回+10 攻−10 防+5 魔±0 抗+5

《守衛加護》
 対抗タイミング。ラウンド中6回まで、味方に発生したファンブルを打ち消す。

《超絶再生》
 回復魔法の使用時、そのカウントを0とし、更に回復力には+40する。
 またラウンド終了時、HPを400再生する(と同時にモードが解除される事になる)。
《守衛回復》
 通常タイミング。戦闘フィールド内にいる味方全員のバッドステータスを回復する。
 無論、既にその場にいない者には効果がない。
 光背輝く2体1組の神像。ザネレ=カナンディの内面世界に住まい、その防衛本能の下、彼女の「真なる存在意義」を封じ続けている幻夢神の使徒。
 という訳で、訪れる者たちの目的は最初から承知の上で、その力が真に【終焉】と相対し得るものであるかどうかを試すための障害として存在している。
 戦闘中に使用する4モードの元ネタは、言うまでもなくNW2のスタイルクラス。

“ザ=プロテクト”子機
レベル 20 属性 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 PC数(増援あり) 知名度 30
HP 250(−) MP 敏捷度/
移動
10/2(陸)
命中 67 回避 45(+19) 攻撃 120 防御 38(+13)
魔導 30 抗魔 38(+10) 行動 42 魔石 R1(1)
《聖印》《ウェポンマスタリー/槍・盾》
 汎用特殊能力。
《シールドアタック》
 通常タイミングで手にしたシールドによる殴打を行う。命中−3、攻撃力−5。
 相手にダメージが抜けた場合半減されるが、その相手は転倒状態となる。
《スロウランス》
 通常タイミングで手にした槍を投げ放つ。攻撃力+15、射程1〜4の物理攻撃1回。
 1ラウンド1回のみ使用可能。ラウンド終了時に回数が復活する。
《非侵魔》
 そりゃそうだ。
 ザネレの故郷、アフリカ南部の戦士達の姿をした人型。その正体は「ザネレ=カナンディの防衛本能」を、幻夢神の力で使徒の一種として具現化したもの。
 それだけに、何体倒したところでザネレ本人に影響はない。
 ちなみに本体は土くれなので、ハニワに近い……のだろうか。

【臥龍、または天意虚空門】

エヴォリュアル=ブライトン
レベル 43 属性 サイズ
形状/知能 白の人型/不明 出現数 1d3 知名度 37
HP 600(−) MP 200 敏捷度/
移動
28/4(飛)
命中 41 回避 40 攻撃 140 防御 90
魔導 88 抗魔 95 行動 46 魔石
《終焉の尖兵》
 このキャラクターに対する攻撃的能動行動は、常に−41のジャッジペナルティを受ける。
《絶対的無意志》
 通常タイミングでシーン中に存在する任意のキャラクター1名に対し、目標値43の信仰心ジャッジを要求する。これに失敗した場合、そのキャラクターは次の行動1回分を飛ばされてしまう。
 ただしその分、プラーナ1d6点を回復する事が出来る。

《不死不滅…?》
 このキャラクターが倒された場合、次のラウンド/シーンで復活する。
 使用可能回数は、ある条件が満たされない限りにおいて「無限」。

《超属性吸収/天》
 回復するのはHP/MPの両方である。
《バッドステータス無効》《移動妨害》
 【そら】の使役するスペクトラムズに類似するが、実際は【終焉(≒そら)】の眷属。そのためか【天意虚空】(と【そら】)以外を敵と認識しているようだが、かといって現状の【そら】に従う訳でもない。
 その攻撃目標は、【終焉】を【終焉】たらしめる「第8世界ファー=ジ・アース」に属する全てのモノ。当然だが人間・侵魔の区別をつけたりはしない。
 【臥龍】の向こう側、つまり【天意虚空】から無数に湧いてくるのだが、かの存在が何故かかる暴挙を許しているのかは不明。

エヴォリュアル=ダークネス
レベル 43 属性 サイズ
形状/知能 黒の人型/不明 出現数 1d3 知名度 37
HP 600(−) MP 200 敏捷度/
移動
28/4(飛)
命中 41 回避 40 攻撃 140 防御 90
魔導 88 抗魔 95 行動 46 魔石
《終焉の尖兵》
 このキャラクターに対する攻撃的能動行動は、常に−41のジャッジペナルティを受ける。
《絶対的絶望》
 通常タイミングでシーン中に存在する任意のキャラクター1名に対し、目標値43の信仰心ジャッジを要求する。これに失敗した場合、このキャラクターを攻撃対象とする事が出来なくなる。
 この状態とされたキャラクターは、通常タイミングにて上記のジャッジによって解除行動を試みる事が出来る(データが存在しない場合は、行動を消費して解除すること)。

《不死不滅…?》
 このキャラクターが倒された場合、次のラウンド/シーンで復活する。
 使用可能回数は、ある条件が満たされない限りにおいて「無限」。

《超属性吸収/冥》
 回復するのはHP/MPの両方である。
《バッドステータス無効》《移動妨害》
 【そら】の使役するスペクトラムズに類似するが、実際は【終焉(≒そら)】の眷属。そのためか【天意虚空】(と【そら】)以外を敵と認識しているようだが、かといって現状の【そら】に従う訳でもない。
 その攻撃目標は、【終焉】を【終焉】たらしめる「第8世界ファー=ジ・アース」に属する全てのモノ。当然だが人間・侵魔の区別をつけたりはしない。
 【臥龍】の向こう側、つまり【天意虚空】から無数に湧いてくるのだが、かの存在が何故かかる暴挙を許しているのかは不明。

【因果の果て】

【終焉の魔神】(真)
レベル 属性 サイズ 1〜∞
形状/知能 人間/破滅の意志 出現数 2(32768×2) 知名度
HP 32768(−) MP 16384 敏捷度/
移動
36/3
(飛)
命中 96 回避 攻撃 256 防御
魔導 128 抗魔 行動 48 魔石
《黒と白》
 この存在は2種類存在し、相反する特性を持つ(【終焉の魔神:白】または【終焉の魔神:黒】として表記する)。
 同じ特性の者が他に存在する場合は味方として扱い、黒とは打ち消しあう関係である(勝負自体は一度でつくものの、互いに無限に存在し、かつ再生を繰り返すため、事実上終わらない)。
 なお、実際の白と黒は32768体存在する(ゲーム上の都合があるため、このようなデータとなっている)。
《天意虚空》
 この存在に対しては【最終勇者】か、相反する特性を持つ【終焉の魔神】、あるいは《メガ=エヴォリューション》を付与した攻撃でしか、太刀打ちする事が出来ない。
 そして、もしその場で倒せたとしても、この因果の果てにおいては無限に再生してしまう(ラウンド終了時、もしHPが0以下になっていても、最大値まで回復する)。

《絶対の破滅》
 このキャラクターの攻撃はすべて「射程:無限」「範囲:1」「無属性」となる。
 それ以外に攻撃用の特殊能力などは特に使わないし、使う必要もない。
 何故なら、そもそも無限にして世界の規格外たるこの存在自体が出現した時点で「世界の終焉」は確実だからである。
《融合進化の魔神》
 【終焉の魔神】が【そら】に攻撃を命中させた場合、ダメージは発生せず、白なら白、黒なら黒とその特質を付与する。これにより、相反する特質を持つ【終焉の魔神】へのダメージは2倍となる代わり、【そら】は付与された特質と同じ【終焉の魔神】以外の、敵味方の区別が付かなくなる(既に付与した支援については、解除されない)。
 そして白と黒の両方が触れた時、【そら】は残る【終焉の魔神】達をすべて併呑し、【最期の魔神:そら】へと進化する……。
「――――――」
 別名【ザ=ワールドイレイザー/ケイオスブリンガー】。全てを消し去る白色の超シン魔。その実体は「共に歩む者をすべて失った世界線の【そら】。
 または、別名【ザ=ワールドディバウラー/ケイオスブリンガー】。全てを呑み込む黒色の超シン魔。その実体は「冥魔に敗北し破壊された世界線の【そら】」。
 共に【天意虚空】の力の下に進化を重ね、“破滅と言う意志”により最終段階に至ったその力を“世界を破滅という形で終了させる”事にのみ発揮するので、その危険度はおおよそ魔王や冥魔王などの比ではない。
 これらを止められるのは、【天意虚空】の理の外にある存在の力を内包する者しかいないし、そもそもこの因果の彼方へと到れる者は(【天意虚空】自身を除けば)僅かなものでしかない。
 ―――つまり。【そら】に選ばれし「MASTERS」こそが、事実上最後の勝利の鍵なのだ。

【最期の魔神:そら】
レベル 属性 サイズ 1〜∞
形状/知能 人間/破滅の意志? 出現数 知名度
HP 65536(−) MP 65536 敏捷度/
移動
∞/∞
(飛)
命中 128 回避 攻撃 312 防御
魔導 128 抗魔 行動 32 魔石
《真・天意虚空》
 この存在に対しては【最終勇者】か、もしくは《オーヴァーリンク》による攻撃でしか太刀打ちする事が出来ない。
 それ以外の攻撃は、全て吸収され無効となる。
《絶対の破滅・極》
 このキャラクターの攻撃はすべて「範囲/全体」「無属性」となる。
 それ以外に攻撃用の特殊能力などは特に使わないし、使う必要もない。
 何故なら、そもそも無限にして世界の規格外たるこの存在自体が出現した時点で「世界の終焉」は確実だからである。
《こころをください》
 このキャラクターに対しては《夢歩き》を試す事が出来る。
「――――――」
 別名【エンド・オブ・ザ=ワールド】。【天意虚空】の力のもと、白と黒の【終焉の魔神】が融合進化し、もって全てを終わらせる灰色の超シン魔。
 以前登場した【アポクリフィス】や【ザ=マリキュレイター】と出現原理上は同じはずだが、実際はそれらなど到底比較にならない程の力であり存在。
 ……だが。その内には必ず【彼女】がいるはずだ。なぜなら、それは。

【混沌の卵】
レベル 属性 サイズ 1/∞
形状/知能 球体/混沌 出現数 知名度
HP 64981/65536(−) MP 敏捷度/
移動
移動と言う
概念がない
命中 回避 攻撃 防御
魔導 256 抗魔 128 行動 32 魔石
《開闢へと至る路》
 この存在は「破壊される事」によって、新しい世界の誕生を齎す。
 そのためには、「《天意虚空》の力を得た第8世界の者(つまりPCたち)」が必要となる。

《己が敵は常に己》
 通常タイミング、または攻撃を受けたタイミングに対抗して、シーン中にいるキャラクターと同じ存在を創造する事ができる。その際に、HPを「創造されたキャラクターの最大プラーナ値」と同数消費する。
 複数のキャラクターを創造する事は可能だが、既に創造されたキャラクターが重複して創造される事はない(倒されて消滅した場合は別)。
 これらの創造された存在は独自の「心」を持たず、魔法と特殊能力は使用するがプラーナと消費アイテム、それに《フラグメント》を介した特殊能力は使用しない。
 そして、そのダメージは全て「無属性」である。
 なお、創造されたキャラクターは20カウント後に行動する(ラウンド終了をまたぐ場合は、次のラウンドでイニシアティブから)。
《【そら】は常にそこに在る》
 このキャラクターが存在している間、《メガ=エヴォリューション》の効果は持続している。
 そして、PCは通常タイミングで《オーヴァーリンク》を、ラウンド終了まで使用できる(更に、弓は単独で《フュージョンキャノン》を使用可能となる)。
 【最期の魔神】の内面世界にある存在。世界創生の卵。それは、新たな進化へと向かう「誕生」のみをこそ望む。
 だからこそ、特に幻夢神の側にとって……それは、裏界の魔王達など到底比較にならない、第8世界の文字通りすべてを滅ぼし得る「最大・最強・最悪の障害」でもあった。
 【終焉の魔神】達を構成していた“破滅へと至る意志”は、【最期の魔神】の下で白であると黒であるとを問わず、この卵の外郭を構成し、その意志と何より異様な分厚さのために、新世界の創造を妨げていたのだった。

【“終焉”の後の物語】
レイ、または「ゼロ」
・悪たれホブゴブリン
・悪たれーズ(ゴブリン)
・ケルベロス
・ヒュドラ
・超公パール=クール
・マジンゴーレム、Gマジンゴーレム、マジンゴーレム・オルタ
・量産型ヒロインダー

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