スプーキー
 世界結界へと直にアクセスする事の出来る「異能」の力を与えられながら、その力を制御できず侵魔の影響に堕ちた者たち。公式における「ソウルアーツ」に相当する事件において、初めて世界に現れた。
 その正体は「パスファインダー」または「結界破壊者」と呼ばれる「ノア」という名の青年によって、無作為に「異能」へと覚醒させられたイノセントである。
 彼らは元々ウィザードとしての資質の有無を問われず、イノセントから突然覚醒したため、その力に振り回されて分別を失ってしまった結果、侵魔に付け込まれてしまっている。
 彼らを元に戻すには、基本的に憑依型侵魔と同様の対策でよいが、その後「ノアと遭遇した事実」を忘却させるか、適切な教育措置を与えなければ、いずれ再発する可能性が高いとされている。
 ちなみに、能力喪失後の彼らは基本的にノウンマンとなるが、適切な教育措置と適性次第ではウィザードへと再覚醒する事も不可能ではないらしい。

プライムスプーキー
レベル 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 100(20) MP 70 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 22 回避 20 攻撃 65 防御 25
魔導 20 抗魔 25 行動 20 魔石 R2(4)
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》
 精神力10。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》
 異能の特殊能力。CL7とする。
《ワールド・メトリー1+アビリティ・チューナー1》

 取得Lv0の「通常」「対抗」の能力2つを任意に所持する。
 基本的にプライムスプーキーは
《ドロウルーン》《幻視》を保有する。
《魔法+ネイティブ・ギフト+エレメンタルフォース》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L3までの魔法を扱う事が出来る。その攻撃力/回復値は2d6(ジャッジ)+7され、カウントは−3、消費MPは−1される(1以下にはならない)。
《侵魔憑依》
 世界で確認された初期のスプーキー「第1世代」。
 「ソウルアーツ」事件において、交野 燐が覚醒したものが広く知られる。

レコンスプーキー
レベル 15 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 150(30) MP 90 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 27 回避 25 攻撃 80 防御 30
魔導 20 抗魔 25 行動 25 魔石 R1(1)
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》
 精神力10。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》《サイオ・ウェポン》《サイオ・シールド》
 異能の特殊能力。CL15とする。
 基本:
ナイフ(攻撃+13)
《ワールド・メトリー1+アビリティ・チューナー1》

 取得Lv0の「通常」「対抗」の能力2つを任意に所持する。
 基本的にレコンスプーキーは
《白面》《潜入》を保有する。
《魔法》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L3までの魔法を扱う事が出来る。
《侵魔憑依》
 偵察能力に特化したスプーキー。ここからは「第2世代」とされる。
 いざ攻撃を受けるとやや打たれ弱いが、見つかりさえしなければかなりの生存性を発揮する。

アタックスプーキー
レベル 20 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 250(50) MP 130 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 32+20 回避 32 攻撃 85+20 防御 45
魔導 20 抗魔 30 行動 30 魔石 R1(2)
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》
 精神力10。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》《サイオ・ウェポン》
 異能の特殊能力。CL20とする。
 基本:
ロングソード(命中±0/攻撃+15)
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力2つを任意に所持する。
 基本的にアタックスプーキーは
《ニゲレイター》《雄叫び》を保有する。これにより命中値と攻撃力に緑文字の修正を加え、更にMP3点消費でそのラウンド中の攻撃力を+22できる。
《魔法》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L4までの魔法を扱う事が出来る。
《コンビネーション》《イレイズ1》《侵魔憑依》
 近接攻撃に特化した第2世代スプーキー。
 本気を出させると、熟練のウィザードでも危険な相手である。

バレットスプーキー
レベル 20 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 200(40) MP 130 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 32+20 回避 32 攻撃 85 防御 35
魔導 20 抗魔 35 行動 35 魔石 R1(2)
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》
 精神力10。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《フォース・シフト》《サイオ・シールド》
 異能の特殊能力。CL20とする。
《ウェポンマスタリー:銃》《霞刃》
 汎用特殊能力。射程は0〜2とし、命中値に緑文字の修正を加える。また、相手の回避ジャッジに−22できる。
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力2つを任意に所持する。
 基本的にバレットスプーキーは
《死神13》《ディフレクション》を保有する。これにより、射程が「∞」となる。
《魔法》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L4までの魔法を扱う事が出来る。
《侵魔憑依》
 銃撃に特化した第2世代スプーキー。
 無限に等しい射程と、非常識なまでの命中精度を誇る。

ワンドスプーキー
レベル 20 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 150(30) MP 200 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 22 回避 22 攻撃 55 防御 30
魔導 65 抗魔 50 行動 30 魔石 R1(2)
PB:+30
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》
 精神力10。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《ブリンク》《サイオ・バースト》
 異能の特殊能力。CL20とする。
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力2つを任意に所持する。
 基本的にワンドスプーキーは
《オーバーロード》《符術》を保有する。これにより魔法の命中/攻撃力の最大値に+21、カウント−22、魔法Lv+1となる。
《魔法+ネイティブ・ギフト+エレメンタルフォース》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L7までの魔法を扱う事が出来る。その攻撃力/回復値は2d6(ジャッジ)+20され、カウントは−3、消費MPは−1される(1以下にはならない)。
《侵魔憑依》
 魔法運用に特化した第2世代スプーキー。
 その魔力は、熟練の魔導士になんら劣らない。

コンバットスプーキー
レベル 25 属性 さまざま サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 1d6 知名度 24
HP 300(60) MP 155 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 35+25 回避 35 攻撃 98+25
(0〜2Sq)
防御 45
魔導 25 抗魔 45 行動 36 魔石 R1(3)
《初期属性》
 登場時に属性を1d8のランダムで決定する。8はGMの任意となる。
《アクティベイト・フォース》《フォース・シフト》《フォース・フライト》
 異能の特殊能力。精神力15・CL25とし、プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
 なお、《フォース・フライト》により移動力4(飛)となる。
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力3つを任意に所持する。
 基本的にアタックスプーキーは
《ニゲレイター》《ディフレクション》《天脚の術》を保有する。これにより命中値・攻撃力に緑文字の修正を加える事。
《魔法》
 《初期属性》で指定された属性ひとつの、L4までの魔法を扱う事が出来る。
《コンビネーション》《ヴォイドアタック》《侵魔憑依》
 アタックスプーキーとバレットスプーキー、両方の特性を備えたスプーキー。
 その出現時期から「第3世代」とも呼ばれている。

連作「この世界に罪を数えつつ」

「クロスボーン」鷹澤 正毅
レベル 24(ルーラー) 属性 地/冥 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 24
HP 270(54)+20 MP 140 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 60 回避 34 攻撃 102
(0〜1Sq)
防御 56
魔導 27 抗魔 49 行動 32 魔石 S(1)
《アクティベイト・フォース》《フォース・シフト》《サイオ・バインド》《サイオ・シールド》
 「異能」の特殊能力。精神力15・CL24とし、プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー5》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」及び「本文」の能力3つを任意に所持する。
 基本的にクロスボーンは
《鬼の剛腕》《縮地の術》《天運》を保有する。
《魔法》
 シャドウブレード・ダークブリング・グリードシャドウ・ロックハンマー・アースシールド・レイシールドを使用可能。
《コンビネーション》《パワーイレイズ1》《ウェポンマスタリー:槍》《侵魔憑依》
 連作第1話登場。新クラス「異能」の力を与えられながら、侵魔の影響に堕ちたものをスプーキーと呼ぶ。
 異能組織「ブラック・スカル」の新メンバー・鷹澤は、その発現した巨大な力によって早くも組織内で地力を固めつつあるが、そのメンタリティは力そのものに陶酔しきっているだけで、一般人と大して変わらない。
 二つ名「クロスボーン」は、手にした2本の槍から。

宇佐見 諒太狼宇佐見 諒太狼
レベル 25 属性 地/火 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 24
HP 300(60) MP 155 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 25 回避 25 攻撃 98 防御 25
52 52
77 123
102 77 148 50
魔導 15 抗魔 15 行動 36 魔石 R1(PC)
40 40 61
《アクティベイト・フォース》《フォース・シフト》《クレアボヤンス》
 異能の特殊能力。精神力15・CL25とし、プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
 しかし、本人はこれらの能力をほぼ自覚していない。
《ワールド・メトリー2+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力3つを任意に所持する。
 基本的に諒太狼は
《獣化》《完全獣化》《超獣化》を保有する。これにより命中値・攻撃力に適宜修正を加える事。
《魔法》
 地/火属性ひとつの、L3までの魔法を扱う事が出来る。
《侵魔憑依》
 連作第2話登場。かつて、横須賀で活動していたウィザード。
 とある戦いで力を失い、久しく市井の生活へと還っていたが、戦いへの渇望は常に彼を突き動かし、異能に再覚醒した時には即スプーキー化するまでになっていた。しかし、彼自身はスプーキーであるとは全く認識していない。

黒井 ジョナサン
レベル 30 属性 冥/虚 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 27
HP 190(38) MP 290 敏捷度/
移動
8/2(陸)
命中 23 回避 24 攻撃 55 防御 32
魔導 72 抗魔 60 行動 34 魔石 R1(1)
PB:+30
《アクティベイト・フォース》
 精神力15。プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
《ブリンク》
 異能の特殊能力。CL24とする。
《ワールド・メトリー3+アビリティ・チューナー4》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」の能力2つを任意に所持する。
 基本的には
《オーバーロード》《符術》《獣の生命》を保有する。これにより魔法の命中/攻撃力の最大値に+25、カウント−26、魔法Lv+1となる。
 また、対抗タイミングでMP5点消費により、HPを2d6+26(ジャッジ)回復できる。
《飛翔》《魔力吸収》《魔力誘導》
 魔術師の特殊能力。《飛翔》ではMP3点消費で飛行状態となり移動力を+2する。
《リジェネレイト》
 汎用特殊能力。2d6+28のHPを回復する。
《魔法+ネイティブ・ギフト+エレメンタルフォース》
 冥/虚属性の、L6までの魔法を扱う事が出来る。その攻撃力/回復値は2d6(ジャッジ)+24され、カウントは−3、消費MPは−1される(1以下にはならない)。また、射程も+1される。
《侵魔憑依》《コンビネーション》
 連作第3話登場。かつて、三浦市でウィザードとして活動していた人物。
 13世紀・魔女狩りの時代から飛ばされてきたらしく「ウィザードは孤高たるべし」という考え方に属する。それがために現代ウィザード社会に馴染めず、長らく姿を消していた。
 時空を越えられる程の強大な力を求める果てにノアと接触。異能の力を手に入れたが、あまりの欲望の大きさからスプーキーと化している。現在では「ブラック・スカル」の幹部格扱いだが、我が道を行きたがるのは相変わらず。

『グリムリーパー』都築 信光
レベル 32 属性 虚/風 サイズ
形状/知能 人間/人間並み 出現数 知名度 35
HP 650(−) MP 190 敏捷度/
移動
10/3(陸)
命中 44+32 回避 32+34 攻撃 112+32 防御 59
魔導 32 抗魔 52 行動 42 魔石 S(1)
《アクティベイト・フォース》《フォース・シフト》《フォース・フライト》《クロノ=ルーラー》
 異能の特殊能力。精神力15・CL32とし、プラーナの代わりにMPを消費するものとする。
 なお、《フォース・フライト》により移動力4(飛)となる。
《銃撃》
 命中値74、攻撃力98、射程0〜3Sqの、銃による物理攻撃(《ニゲレイター》加算済み)を行う事が出来る。
《ワールド・メトリー3+アビリティ・チューナー5》

 取得Lv1までの「通常」「対抗」「超対抗」「超々対抗」「常時」「本文(その他)」の能力3つを任意に所持する。
 基本的には
《ニゲレイター》《分身》《墜竜》を保有する。これにより命中値・攻撃力に緑文字の修正を加える事。
《既に死者》
 このキャラクターには重傷値がなく、バッドステータス「麻痺」「睡眠」「毒物」が通用しない。
《魔法》
 虚/風属性L5までの魔法を扱う事が出来る。
《コンビネーション》《ヴォイドアタック》
 連作最終回まで登場。世界にスプーキーを増やし続ける、謎のスプーキー組織「ブラック=スカル」のリーダー。骸骨の仮面に隠されたその真の顔は、行方不明だったタスクの師・都築信光だった。
 異次元魔王ウサコによって蘇生させられた彼は、死に際に覚醒した異能(スプーキー)の力をもって、かの魔王の部下として活動していたが、水面下ではタスクやウィザード達を教え導きつつ、魔王に一矢報いる機会を窺っていた。
 異能への再覚醒と相まって戦闘能力は非常に高いが、生前から直接暴力に訴えるよりも智恵によって局面を打開する事を専らとしている。
 最終的には蘇生の源にしてコアであった骸骨の仮面をウィザード達に破壊させ、後事を託して消滅する。その想いはウィザード達に受け継がれ、ウサコ撃破へと繋がった。