簡易ゴーレム『おつかいくん』
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０（１） 価格 ２７０，０００ｖ．
《簡易サーバント》
　０−Ｐｈｏｎｅを経由した最低限の設定により、購入者の意のままに動かす事が出来る。
《ＡＩ育成ソフト》
　０−Ｐｈｏｎｅ＋ピグマリオン用に、育成ゲームの体裁を持つＡＩ教育システムを持つ。これによって、様々な性格の設定が可能で、なおかつソフトウェアを媒介とした「人工無脳による会話」も出来る。
　なお、このプログラムの使用には《メモリースロット》を１使用する。
　市販されているペットロボットの亜流のような姿をしたゴーレムで、０−Ｐｈｏｎｅにインストールしたソフトによる設定で、ユーザーの思うように自律稼動させる事が出来る。
　仮に持ち歩いていても、誰にも怪しまれないのがポイント（もちろん、様々な外装パーツが用意されていて、購入後も自由に設定できる）。
　データ上は「ＮＷ」Ｐ１９１のゴブリンのものを使用する。ただし《口笛》は使用できず、また式神と異なり戦闘能力値にボーナスが入ることもない。
簡易ゴーレム『シンバルモンキー』
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０（１） 価格 ５４０，０００ｖ．
《簡易サーバント》
　０−Ｐｈｏｎｅを経由した最低限の設定により、購入者の意のままに動かす事が出来る。
《歯を剥きながらシンバル連打》
　このアイテムを任意のＳｑに配置する。そのＳｑには、ＺＯＣがあるものとして扱う。空中の相手に対しても有効だが、「シンバルモンキー」が破壊もしくは回収された場合は、ＺＯＣは消滅する。
　シンバルを手にしたおさるの形をした小さなゴーレムと、その制御ユニット。「おつかいくん」の系譜を組んでいるが、魔導音波発生器を仕込まれているため、ダメージを与える事は出来ずとも足止めをする事は出来る。
　なお、データ上は「ＮＷ」Ｐ１９１のゴブリンのものを使用する。ただし《口笛》は使用できず、また式神と異なり戦闘能力値にボーナスが入ることもない。
簡易ゴーレム『リトル・バトラー』
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０（１） 価格 １，２００，０００ｖ．
《簡易サーバント》
　０−Ｐｈｏｎｅを経由した最低限の設定により、購入者の意のままに動かす事が出来る。
《バトリングサポート》
　１ラウンド１回のみ、戦闘中に限り、任意のジャッジ１回の達成値を＋３できる。
《エクステンデッドウェポン》
　購入時に追加で５，０００，０００ｖ．を支払う事で、《バトリングサポート》の効果を「戦闘中に限り、すべてのジャッジ１回の達成値に＋１できる」に変更する。
　技術発展により、掌サイズにまで小型軽量化を果たした「ジンテツ」系列品。その形状は概ね人型ロボット。
　０−Ｐｈｏｎｅを操作する事で制御され、戦闘時にサポートをしてくれるが、さすがにサイズが小さすぎるためその用途は限られる。
　近年、低年齢層のウィザード達や一部好事家達の間では、このゴーレムを制御して行う対戦競技が流行っており、中には専用の武装パーツを作ってしまう錬金術師までいるらしい。
ジンテツ
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 １（２０） 価格 ２，０００，０００ｖ．
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
　ただし、形状の問題で、ピグマリオン本来の形状を外れているものには装着できない。
《コントローラープログラム》
　このプログラムにより制御されるゴーレムが、１体ついてくる。データは「ゴーレム」のものを使用するが、各能力値に＋１されている。
　ゴーレムが破壊された場合、このアイテムを購入しなおさなければ二度と使う事は出来ない。また、その巨体ゆえゴーレムの管理には注意が必要である。
《追加：ロケットユニット》
　購入時に＋１０万ｖ．支払う事で、ゴーレムの移動力を＋１し、飛行ユニットとできる。なお、離陸／着地は戦闘行動となるので注意。
　遺産「６神像」や「３つのしもべ」を研究し、世界魔術協会で開発された「ＥＦＳ」の応用として製作されたゴーレムと、そのコントロールユニット。コントロールユニットの形状の都合で、このアイテムを装着したピグマリオンは、ゴーレムをコントロールする電波を発信する２本の棒が突き出た箱形となる。
　なお、この品は試作段階において、とある組織との争奪戦が繰り広げられた事により一躍有名となった。惜しむらくはコストの問題でセキュリティコードの搭載が見送られた事であり、理論上ピグマリオンを操作できれば誰でもゴーレムを操れるため「いいも悪いも使用者次第」という指摘がなされている。
ＥＦＳ
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０ 価格 ２，４００，０００ｖ．
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《月匣内限定》
　このアイテムは、月匣内部でしか使用できない。
《ファミリア》
　このアイテムを装備した状態で、戦闘行動を使用して下記の魔石をこのアイテムに対して使用する事により、そのラウンド及び次のラウンドの間あなたに忠実なクリーチャーを召喚する。
　召喚されるクリーチャーの属性は、あなたの第一／第二属性のどちらかに準拠・限定する。
　クリーチャーはそのラウンドではあなたの行動時に、その次のラウンドにおいては通常のイニシアティブで行動し、効果が終了するか倒された（これはクリーチャーのＭＰが０以下になった場合も含む）時点で消滅、魔石は消費される。
　１戦闘に１回だけ使用可能。
　　魔石Ｃ、Ｕ３：任意のＬ１クリーチャー。Ｃの場合は使用可能ラウンド−１
　　魔石Ｕ２　　：任意のＬ２クリーチャー
　　魔石Ｕ１　　：任意のＬ３クリーチャー
　　魔石Ｒ２　　：任意のＬ４クリーチャー
　　魔石Ｒ１　　：任意のＬ５クリーチャー
　　魔石Ｓ　　　：任意のＬ６クリーチャー
　なお、カートリッジの仕様によってはこれ以外のクリーチャーを召喚できるものもある。
《同調操作》
　クリーチャーの操作（ジャッジ）は、召喚したＰＣのプレイヤーが行う。魔法を使用する場合を除き、ＰＣの行動を消費する必要はない。
　通常タイミングの魔法を使用する場合は、ＰＣの行動カウントから魔法の行動カウントを減らす（対抗タイミングの場合は１となる）。クリーチャー自体の特殊能力によるものや、外部から加えられた効果を除き、発動する魔法にはいかなるボーナス・ペナルティも付与する事はできない。
　行動カウントの消費によってＰＣの行動カウントが０以下になる場合、その魔法は使用出来ない。
　エナージョン・ファミリア・システム。各ウィザード支援組織からもたらされた技術により、世界魔術協会でストックされている数多くのクリーチャーデータを元に、魔石の内包プラーナを媒介とした擬似オブジェクトを実体化させるシステム。
　外見上はカプセルの付いたカートリッジで、カプセル内部に魔石を装着して使用する事により、クリーチャーを再現した擬似オブジェクトを実体化、コントロールする事ができる。
　ソロ行動の多いウィザードには即戦力として歓迎されているが、魔石からの再現効率に若干の問題がある上、擬似クリーチャーの存在持続時間がどうにも短いのが欠点。
ＥＦＳ−Ｅ
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０ 価格 ３，２００，０００ｖ．
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《月匣内限定》
　このアイテムは、月匣内部でしか使用できない。
《ファミリア》
　このアイテムを装備した状態で、戦闘行動を使用して属性魔石（梟月堂）をこのアイテムに対して使用する事により、そのラウンド及び次のラウンドの間あなたに忠実なエレメンタル（Ｌ８／汎用）を召喚する。
　エレメンタルの《属性指定》は、使用された属性魔石によるものとする。
　エレメンタルはそのラウンドではあなたの行動時に、その次のラウンドにおいては通常のイニシアティブで行動し、効果が終了するか倒された（これはエレメンタルのＭＰが０以下になった場合も含む）時点で消滅、属性魔石は消費される。
　１戦闘に１回だけ使用可能。
《同調操作》
　エレメンタルの操作（ジャッジ）は、召喚したＰＣのプレイヤーが行う。魔法を使用する場合を除き、ＰＣの行動を消費する必要はない。
　通常タイミングの魔法を使用する場合は、ＰＣの行動カウントから魔法の行動カウントを減らす（対抗タイミングの場合は１となる）。クリーチャー自体の特殊能力によるものや、外部から加えられた効果を除き、発動する魔法にはいかなるボーナス・ペナルティも付与する事はできない。
　行動カウントの消費によってＰＣの行動カウントが０以下になる場合、その魔法は使用出来ない。
　ＥＦＳのエレメンタル版。魔石の代わりに属性魔石を媒介として使用する事で、精霊の召喚を可能とした。
　ただし、欠点はＥＦＳに準じる。
ジンテツ・ＦＸ
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０（２０） 価格 ４，０００，０００ｖ．
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《コントローラープログラム》
　このプログラムにより制御されるゴーレムが、１体ついてくる。データは「マテリアルゴーレム」のものを使用するが、属性防御はついていない。
　ゴーレムが破壊された場合、このアイテムを購入しなおさなければ二度と使う事は出来ない。また、その巨体ゆえゴーレムの管理には注意が必要である。
《スペシャライズ》
　「グリッドランサー」に搭載した場合のみ、ゴーレムの行うすべてのジャッジに＋３できる。
《追加：ロケットユニット》
　購入時に＋１０万ｖ．支払う事で、ゴーレムの移動力を＋１し、飛行ユニットとできる。なお、離陸／着地は戦闘行動となるので注意。
　コントロールユニット「ジンテツ」の発展型。高度化したプログラムはより小型化を可能とし、更により強力なゴーレムを制御できるが、その分コストは上がってしまった。
　セキュリティコードが搭載されていない弱点は相変わらずだが、グリッドランサーとの組み合わせにより最大の効果を発揮できる。
非売品
ＥＦＳ−ＳＰ「ジャックオーランタン」
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０ 価格 −
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《ファミリア》
　「ＥＦＳ」内《ファミリア》の説明参照。ただし、詳細は下記の《召喚・かぼちゃ大王》を参照する事となるのに注意。
《召喚・かぼちゃ大王》
　このアイテムを装備した状態で、戦闘行動を使用して魔石をこのアイテムに対して使用する事により、そのラウンド及び次のラウンドの間、ジャックオーランタン（データは下記）を召喚する。
　ジャックオーランタンはそのラウンドではあなたの行動時に、その次のラウンドにおいては通常のイニシアティブで行動し、効果が終了するか倒された時点で消滅、魔石は消費される。
　ジャックオーランタンの操作は召喚したＰＣのプレイヤーが行う事。ただし、あまり無理な命令は受理されない。
《いたずら妖精》
　戦闘とは関係なく、１０センチくらいの大きさで実体化できる。この状態での戦闘は不可能。
※ジャックオーランタン
　属性：火／地　Ｌ１０
　形状：人型＋かぼちゃ　知能：人間並み（狡猾）
　ＨＰ８０　ＭＰ８０　敏捷／移動：１２／２（歩行）
　命中１８　回避１４　攻撃４０　防御２０　魔導３０　抗魔２５　行動１６
　《特殊能力》属性防御(火）・弱点属性（水）・重傷無効・踏み荒らし・かぼちゃ爆弾（※１）
　《魔法》火・地（※２）
（※１）攻撃前に１ｄ６を振る。奇数ならハンドグレネード、偶数ならスタングレネードを投げる。
　使用した魔石によって、弾数が異なる（魔石Ｃで１発、以後ランクが上がるたびに＋１発。魔石Ｓで無制限となる）。
（※２）使用した魔石によって、使用できる魔法レベルが異なる。
　魔石Ｕ３でＬ１、以後以後ランクが上がるたびにＬ＋１。ただし、魔石Ｃでは魔法を使用できない。
　如月優がハロウィンの夜手に入れた、いたずら好きな妖精ジャックオーランタン対応のＥＦＳデータ。
　当然ながらその運用にはピグマリオンもしくは系列機が必要となる（ＥＦＳに関しては専用ドライバを搭載しており、実装の必要はない）。
　巨大なかぼちゃに乗って現れ、ピエロのような身のこなしで戦いに参加する。強力なクリーチャーだが、基本的に無差別攻撃が多い点にだけは要注意。
　また、ＥＦＳ化の副産物として、マスコット状態での出現も可能となっている。この状態では、大気中のプラーナを自然に吸収しているため、魔石を消費しないのが大きな特徴だが、戦闘も不可能である。
台詞：「ＨＡ〜ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！！」
ＥＦＳ−ＳＰ「チェイサー」
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０ 価格 −
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《ファミリア》
　「ＥＦＳ」内《ファミリア》の説明参照。ただし、詳細は下記の《召喚・チェイサー》を参照する事となるのに注意。
《召喚・チェイサー》
　このアイテムを装備した状態で、戦闘行動を使用して魔石をこのアイテムに対して使用する事により、そのラウンド及び次のラウンドの間、チェイサー（データは下記）を召喚する。
　チェイサーはそのラウンドではあなたの行動時に、その次のラウンドにおいては通常のイニシアティブで行動し、効果が終了するか倒された時点で消滅、魔石は消費される。
　チェイサーの操作は召喚したＰＣのプレイヤーが行う事。ただし、あまり無理な命令は受理されない。

※「チェイサー」ＴＤＫ−２
　属性：地／風　Ｌ：可変（※１）
　形状：人型機械　知能：人間並み（やや鈍い）
　ＨＰ１５０　ＭＰ１０　敏捷／移動：５／２（歩行）
　命中　３　回避−２　攻撃１０　防御２５　魔導１５　抗魔１０　行動　３
　《特殊能力》アームドシェル（※２）、重傷無効、擬似餌、ハードボディ、パニッシャー、ブラッド・ブレット、
　　　　　　　　　コンビネーション（※３）、アルティメット・ブレット（※４）、憤怒（※５）
　《魔法》レイ・シールド、エア・ダンス
（※１）使用魔石によって変化する。魔石ＣでＬ９、以後１ランク上がる毎に＋１される（最高：魔石Ｓ／Ｌ１５）。
　 　　　特殊能力使用時の加算値に注意。
（※２）召喚時には発動していない。そのため、チェイサーの行動１回分を使用して発動しなければならない。
　 　　　また、アームドシェルのレベルはＬ９時で６、以後Ｌ１１、Ｌ１３、Ｌ１５にてそれぞれ＋１される。
（※３）Ｌ１０（魔石Ｕ３）で使用可能。
（※４）Ｌ１２（魔石Ｕ１）で使用可能。
（※５）Ｌ１４（魔石Ｒ１）で使用可能。
　臥龍学園科学部が「ザ・チェイサー」の為に構築した自立型機動兵器のシュミレート用データ。
　元は重要人物の護衛用に特化した発展系モビルガーディアンの草案として提案されたが、コスト上の問題等で実用化不可能であるとお蔵入りになったものを、わざわざ焼き直したらしい。
　外観は頭部に巨大な双角を持つ機械巨人。武器はドリル槍。製作者の趣味丸出しである。
　弱点は巨体ゆえに狭い場所では動きづらい事と、アームドシェルなしでは壊滅的に低い各戦闘能力値か。
（原案：久樹絵留真さん／データ調整：翠騎）
ＥＦＳ−ＳＰ「バシィ＝スィーナ」
種別 プログラム
（サーバント制御）		 重量 ０ 価格 −
《メモリーチップ》
　このアイテムは、《メモリースロット》を持つアイテムに装着する事で使用可能となる。
《ファミリア》
　「ＥＦＳ」内《ファミリア》の説明参照。ただし、魔石Ｒ１及びＳのみが対象となり、かつ詳細は下記の《召喚・迅速公》を参照する事となるのに注意。
　なお、ランクＲ２以下の魔石ではこのアイテムは使用できない。
《召喚・迅速公》
　このアイテムを装備した状態で、戦闘行動を使用して魔石Ｒ１もしくはＳをこのアイテムに対して使用する事により、そのラウンド及び次のラウンドの間、魔王バシィ＝スィーナ（データは下記）を召喚する。
　魔王バシィはそのラウンドではあなたの行動時に、その次のラウンドにおいては通常のイニシアティブで行動し、効果が終了するか倒された時点で消滅、魔石は消費される。
　バシィの操作は召喚したＰＣのプレイヤーが行う事。ただし、あまり無理な命令は受理されない。
《スペシャルエクステンド》
　魔石Ｓを使用した場合のみ、効果時間を「１シーン」とできる（戦闘時の場合は、戦闘終了時までとなる）。
《使用制限》
　全シリーズを通じて、使用制限は３回である（残り回数：１）。このアイテムはレンタルオンリーであり、所有する事は出来ない。

※「迅速公」バシィ＝スィーナ
　属性：風／火　ＧＬ１２忍者（魔王）
　形状：人型　知能：人間並み（体育会系）
　ＨＰ１４５（２９）　ＭＰ９０　敏捷／移動：１８／３（歩行）
　命中２１　回避１７　攻撃２３　防御１６　魔導１３　抗魔１４　行動３８
　《特殊能力》白面・俊足・殺人舞・バシィスペシャル（暗黒流星の術）・コンビネーション・
　　分身・縮地の術・絶対属性防御（火）・死点撃ち・（神速・空間飛行）
　《魔法》風（Ｌ４）
　サン＝ジェルマン伯爵によって臥龍学園限定で用意された、エナージョン・ファミリア・システムのスペシャルデータ。同システムを応用して、サロウォン封印術式の首輪によって絶対服従の呪いを掛けられた「迅速公」バシィ＝スィーナを使役できる。
　当然ながらその運用にはピグマリオンもしくは系列機が必要となる（ＥＦＳに関してはバシィ専用ドライバを搭載しており、実装の必要はない）。ただしサロウォン封印術式の制限上、使用条件に若干の差異が生じており、術式の効果終了をもって、バシィは裏界に帰っていく。
　入手当初は同窓編ＰＣたちの専用アイテムだったが、結局２年間放置された末に本編第２４夜にて本編ＰＣたちの手に渡っている。
　なお、バシィスペシャルとは…空中に放り投げた相手の首に足をかけ共に落下し、逆立ち状態になったバシィが地上に手をつき、相手に首四の字を決める！という技。重さを保つため、大きなバストを必要とするらしい（ぇー