【第25夜】
女神戴冠

<PART−01>



「宝玉戦争」後



"Look to Africa where a black king shall be crowned, he shall be the Redeemer."
Marcus Mosiah Garvey's "prophecy",1927

世界の命運を賭けた宝玉戦争(マジカルウォーフェア)の終結から、2ヶ月。
混乱を収拾したウィザード達のもとに戻ってきたのは、相も変わらぬ毎日。
…しかし、彼らを取り巻く情勢は、その間にも少しずつ、微妙な変化を始めていた…。

GM >という訳で、横須賀WU総評・微の下で今日も辣腕を振るう司から物語を始めよう。
司 >「やれやれ……ようやく一段落か」
GM >まあ、エリスの新居への引っ越しなど、直接世話を焼いた部分もなくはなかったりして(笑)
司 >まぁ、そのあたりは確かに手伝いますね(笑)
GM >ちなみに、アンゼロットが世界魔術協会盟主の座を退いたという情報が、一番早く届いたのも司のところだった・・・ま、逢守神社はいまや横須賀WUの総本部なので、当然といえば当然だね(笑)
司 >それはそうだろうなぁ(笑) 後継が誰になるのか気になるけど…ユニオンとのパイプをどう維持&発展させるかで先手を打たせてもらおう(笑)
アドノレ >祝・アンゼロット退陣(笑)
GM >うん。どうやらアンゼロットは世界魔術協会お抱えの武装組織・ロンギヌスの盟主という形で、世界防衛の一翼を担う形になったようだ。まあ、実質上やってる事はあんまり変わらないんだけどね(笑)
司 >雑事がなくなった分、防衛に専念できるのはいい事な気もする(笑)
GM >まさにその通り…というか、そろそろエル=ネイシアに旅立つので、こっちでは身軽になっておく必要があるとも言う(笑)<アンゼ
アドノレ >実は魔術協会のコネあるんだけど、重要情報だけ回覧板みたいなのこないの?
GM >まあ、正式に代表が交代すれば公式発表があるけど、まだ(名目上は)交代してないからね。ウィザード社会に必要以上の不安を与えないためにも、開示する情報は必要最低限に絞った方がいい場合もあるって事だ…ただし、積極的に情報を集めていたという事ならば「アンゼが辞任してその後釜を決定中」という事までは、知っていてもさほど問題はないだろうね。
アドノレ >他人の不幸は面白い。アンゼ辞任に関しては観察してる
司 >まぁ、もらった情報はMASTERSのメンバーと信頼できる人たちには回しておきます。他言は控えるように、と注釈はつきますが
GM >うん、それなら皆に情報が行っててもおかしくない(笑)
司 >情報は一人で握りこんでもしょうがないので(笑)
アドノレ >ふぉっふぉっふぉ。勇者の元締めが勢力を少し減衰した…筈
司 >「さて、あと残ってる仕事は……」本日もお仕事お仕事(笑)
GM >そうやって奔走している司を、呼ぶものがいる・・・「司さーん!」とやってきたのは、神代京香だ。
司 >「どうかしたんですか?」
京香 >「あのね、お父さんがなんだか用事があるみたい。お姉ちゃん、今そらりんと一緒にお出かけ中だから、わたしが頼まれちゃって」

司 >「慎さんがですか? わかりました、すぐに行きます」
GM >「はーい。じゃ、お後よろしくっ♪」と、京香はどっかに行こうとしてます(ぉ
司 >「ちょっと待った。夕食の仕込をお願いします(にっこり)」がしっ
京香 >「え゛・・・するの〜?(ダメ?って表情で(笑))」
司 >「微さんはお出かけですし、俺はたぶん仕事でしょう。しておかないと、ご自分の夕食が減るかと(にっこり)」
京香 >「うぐー・・・・・・ちぇっ。わかった、わかりましたよっ(^^;」
司 >「楽しみにしてますから、お願いします(くすっ)」
GM >「はぁ〜〜〜〜い」もぬすごくしょんぼりした声で、肩を落としてとぼとぼと台所方面に向かう京香(笑)
司 >「さて……」気分を切り替えて慎のところに向かいます
GM >うむり。本殿の方で、神代慎が待っている。「ああ、司さん。どうやら、京香からきちんと話が伝わったようですね」
司 >「ええ、受け取りました。ですが、そのあと夕食の用意から逃げようとしてたので、止めておきました」
慎 >「ああ、やっぱり(苦笑)・・・それはありがとうございます。本来ならば、先に微の方に話をしておくべきなのですが」
司 >「それはそれとして……今日はどのような用件でしょうか?」姿勢を正して
慎 >「実は先ほど、世界魔術協会の方から要請がありましてね・・・ある少女を発見・救出してもらいたいという事なのです」
司 >「発見と救出ですか……。きな臭い案件のようですね。詳しいことをお願いします」
慎 >「ええ。どうやら、その少女はこれからの協会にとって、重要な役割を担うものとの事でして。ところが、世界魔術協会の総本部にお連れする際、日本上空でトラブルが発生して不時着のやむなきに至ったようです」

司 >「……なかなか大事ですね(汗」
慎 >「不時着場所は、東京湾。目下関東全域のユニオンに、捜索命令が出ています。本来ならばこれは警察レベルの領分ですが、それらを飛ばしていきなりWUに指示を回すと言うことは、すなわち侵魔絡みの懸念があるものと考えられます」
司 >「なるほど。ひとまず、ユニオンで手の空いてる方から見繕って捜索部隊を出します。それと、学園の月光倶楽部にも協力を要請してみます。一度、錬度を見ておきたいですし」
慎 >「わかりました。こちらが、詳しい資料になります…それと、任務の性格上『彼ら』にも声をかけておくと良いかもしれません」
司 >「(チェックしつつ)わかりました。厄介ごとになりそうなので、俺も一緒に行こうと思いますが構わないでしょうか?」
慎 >「構いません。微には、私から伝えておきましょう」
司 >「京香さんにも『帰ったら食べるから、俺の分は残して置いてください』と伝えてください」
慎 >「分かりました。となれば、私が京香を監督しなくてはなりませんね。いやはや、これは重要な任務です(笑)」
司 >「お願いします(くすっ)…それでは(ペコリ)」と退席して、捜索部隊の見繕い&みんなに連絡しておきます。

◆ ◆ ◆

GM >さて、翔真は臥龍学園からスタートだ(笑)
翔真 >卒業シーズンも終わり、新入生等への対応も一通り済んだ所でしょうか、時期的に(^^
GM >そうだね。今年からウィザード生徒は「月光倶楽部」に所属する事になったけど、教員としての仕事が変わる訳じゃあない。普通のお仕事と、あとはシミュレーション実習の監督と、そんな感じ(笑)
翔真 >エリスも転入してきたみたいだし、今年も良い意味で忙しくなりそうだ(フッ)
GM >そのエリスなら、高等部3年生で元気にやっているね。ちなみに天文部部長だとか(笑)
翔真 >こっちで作ったのか(笑)元気であれば何よりです………あぁ、エリスも月光部に所属になるのか。
GM >うん。レベル的にはもう名誉部員扱いだけどね(笑)ちなみに、臥龍学園の天文部は別に廃部寸前でも何でもない(爆)
翔真 >なるほど。高校生活は後一年ですが良い経験が出来る様に祈りましょう。勿論それなりにバックアップはします(^^
GM >了解。まあエリス自身も、如何せん実戦経験が皆と一緒にすごした日々のみだからね(笑)
そら >わたしは名誉生徒だから、やっぱり形式上在籍扱いなのー。関係ないかも、だけど(o'ヮ')o
翔真 >まぁお前も色々有るからな、仕方ない(苦笑)
弓 >(*'-')←そろそろ3しゅうめ?(笑)
アドノレ >←自称永遠の番長
翔真 >弓ちゃんは実年齢を考えれば、確か翔真の一つ上だった気が………(爆死)
GM >なぜか学年が下がるのか弓ちゃん・・・・・・(爆)
弓 >ちゃんと卒業してるよ?(*'-') また入学してるだけで(笑)
翔真 >なるほど(^^
GM >エリスからの手紙によれば、新しい友達も増えて出だしは順調。望遠鏡の使い方など、くれはに教えてもらった事が役に立っているそうだ。ちなみに、そのエリスの警護役にはロンギヌス=コイズミが任命されてる(笑)
翔真 >小説版の名残が(笑)まぁ彼女に対してちゃんとフォローしてくれるなら問題ないかと。
GM >うん。既にエリスとシャイマールとの関係は断たれているとはいえ、前話終盤のあのゴタゴタを考えるに、アンゼロットが直接責任を取る形になったようだね。
弓 >ろまんすの予感(*'-') あの辺からラブ臭が…
翔真 >アンゼロットー、約束通り報酬くれ。ジンバブエの戸籍8人分と俺のグリーンカードを(爆)
GM >あかりんやくれはも、時々エリスの元を訪れているそうだからね。金沢在住のチハヤとは、GWに会ったらしい。柊は…ただいま異世界に出張中(笑)
翔真 >ラース=フェリアだったか、頑張って来いよ(笑)
GM >『というわけで、わたしは元気でいます。相羽先生も、頑張ってくださいね』と、エリスの手紙は締めくくられていた。ちなみに、手紙という形式にしたのは、ひとえにエリスが配慮したからであった(笑)
翔真 >「(手紙と畳みつつ)そっちの方が大変だと言うのにわざわざ気遣ってくれるとは、流石エリスと言う所かな(フッ)」
GM >で、その時・・・「相羽先生、相羽先生、ご来客です。職員室までお願いします」という校内放送が。
翔真 >む、手紙を仕舞って職員室へ向かいます。
GM >はーい。では、職員室には・・・櫻小路ちひろが待っている。言うまでもなく、3月に卒業済み(笑)
翔真 >「櫻小路?久しぶりだな、元気そうで何よりだが、今日はどうした?」
ちひろ >「はい。お久しぶりです・・・先生、ちょっとよろしいでしょうか。ここだと、周りに差しさわりがありそうですし」あいかわらずけしからんだいなまいつぼでぃ(ぁ
翔真 >「解った。少し待っていてくれ。」生徒指導室か空いている所を一室借りて来ます。眼福では有るけれどそれは置いておく(ぁ
ちひろ >では、通されたら「実は、世界魔術協会の方から直接お知らせがありまして・・・わたしが、その件でメッセンジャーをする事になったんです」と前置きをします(*'-')
翔真 >「態々お前がか?済まんな、早速伺おう。」
ちひろ >「まずはこれ、相羽先生にお届けものです」と、封筒を提出っ
翔真 >開ける前に、封筒を一通り見ておきます。差出人や他に何か書いて有る事が無いか確認を。
GM >封筒にはウィザード用インクで世界魔術協会本部のスタンプが押されており、同じくアンゼロットのサインが記されているね。
ちひろ >「出所はアンゼロットさんのようです。中身は、よく分かりませんけど・・・」
翔真 >「………また予想外の相手からだな(苦笑)」確認したら今度こそ封を開けて中を見てみます。
GM >封筒の中身は・・・見た事もない文字の羅列である。少なくとも東洋・西洋語圏には該当しない(笑)
翔真 >「………読めん。何処の言葉だこれは?」ピグマリオンを取り出して調べようとしてみますが。
GM >と見てみると、実は別紙に英語が併記されていて・・・どうやらこれは、アフリカのとある国の国籍証明のようだ(笑)
翔真 >なら英語の方は訳せますな、本当に国籍取得してくれたのか(笑)
GM >うん。まあ、この国について調べたければ、せっかくピグマリオンを出したところだし知力ジャッジをどうぞ〜。
翔真 >知力4+アイテム3で…16です。
GM >どうやらその国は「ヴェヌァシュ」というらしい。アフリカ南部中央に位置する国で、一夫多妻制が認められた国だ…と、翔真の自力で判明するのはそこまで(笑)
翔真 >7人以上娶れるなら問題無し。良い仕事してくれたなアンゼロット。感謝しよう(^^
ちひろ >「・・・それで、これを正式にお渡しする前に、ミッションをお願いしたいようです」
翔真 >(ピタ)「それだと手紙で内容を伝えるだけで結局”これからする私のお願いにはいかイエスで〜”とやっているのと変わらんではないか。彼女は一体何を考えて居るのだか(嘆息)」
ちひろ >「私にもさっぱりです。多分、直接頼めない理由があって私を指名したのだと思いますけれど」
翔真 >「そうで有るなら解らんでも無いか………なるほど、流石は上位存在と言う事にしておこう。」
ちひろ >「えぇと・・・(安直魔法かくかくしかじか)」

ちひろから得られた情報は、司と同じものである。

ちひろ >「そういうわけで、お願いできますでしょうか・・・?(上目遣い)」
翔真 >「事態が事態だからな、問題無い。このミッションは受けよう。詳細なデータを協会に貰える様連絡しなければいかんな…。」
ちひろ >「ありがとうございます♪(にっこり)・・・あ、それと蒼魔さんにお会いする事があったら、『詠唱銃の呪文、いつでもどうぞ』ってお伝えいただければ嬉しいです。わたし、基本的にMonAmiにいると思いますので^^」
翔真 >「(頷く)確かに伝えておく。俺の方からも礼を言わせて貰おう……ともかく、ご苦労だった。」
ちひろ >「はいっ(//ヮ//)」
翔真 >「それと、櫻小路は自分の立ち振る舞いにもう少し気を遣え。何時もそんなだと彼氏が妬き兼ねん(苦笑)」
ちひろ >「・・・これ(胸)ばっかりはしょうがないんですっ(むー)」

◆ ◆ ◆

GM >一方、その頃の弓だけど…それまで住んでたアパートをエリスに明け渡す形で、新居に引っ越したんだよね(笑)
弓 >うい。とりあえず、2ヶ月あるのでヨーロッパいったり、北海道に遊びにいったり、普通にエミュぬっころしにいったりしています!
GM >なるほど(笑)ちなみにここは、簡易メンテナンスルームの機能も兼ね備えた、最新式の宿舎だ。ちなみに一戸建て(笑)
弓 >でも使うの一部屋なよかん(笑)
GM >あとは武器庫とか、武器庫とか、武器庫とか、武器庫とか、ドレスいれとくタンスとか?(笑)
弓 >お風呂と、ベッドルームだけ、だねー(笑)…あとはメンテナンスルームくらいか。 そして服は、高級品でも脱ぎ散らかすので…(笑)
GM >前のアパートからすればウソのような充実っぷりだが、これはアンゼロットが絶滅社に働きかけた結果・・・らしい(笑)
弓 >足蹴にしたのを根にもってるのかなぁ…(がくがくぶるぶる)…実は自爆装置つきとか…
GM >ジバクソウチナイデスヨジバクソウチナイデスヨジバクソウチナイデスヨ(ぁ
弓 >あと、ドレス何着も破っちゃったので、またオーダーしにいくよ!(笑)
翔真 >………サイズは計り直す必要は無いのだろうか(爆死)
弓 >成長しませんので、サイズは永久に変わりません(*'-')
GM >まあ、その新居で装備を今しがたまで調整していたのだけど、それが終わったようだし・・・そろそろ次の任務が発令されそうな予感が。
弓 >では、メールチェックかな?
GM >うむり。すると・・・着信が一件入ってます。
司 >内蔵コンプに直接じゃないのか(笑)
弓 >せきゅりてぃほーる対策ですヨ(笑) 再生してみまする。(*'-')っ ぽちっとな
GM >すると、その内容は・・・絶滅社から。内容は『いつもの場所』で説明する、との事だ・・・
弓 >本社か学校かな?
GM >そうだね、今回の場合は絶滅社の横須賀営業所だ。臥龍学園じゃない所を見るに、今回は学園とは直接関係なさそうだね。
弓 >「……そういえば…最近、2週間に1日くらいしか行ってないな…」
GM >…早くも単位が危険なのか(笑)
弓 >「……あとで、エリスの様子を見るついでに、寄ってみようかな…」 とか言いながら、もそもそと床にばらまいてある下着をとって、着替え始める。最後にフリル追加して仕立てなおした皇鬼(ドレス)に袖をとおして、会社のほうに
GM >了解〜。では、営業所にシーンを移して…
弓 >あ、その前にっ。弓が出ていってから、家の端末にまたメールの着信があるのですよ
GM >お?何のメールだろう(笑)
弓 >「ご注文のドレス、仮縫いが終わりましたのでご報告します。本縫いの前に一度試着と確認にいらしてください。おって期日の連絡を……」というメールが入ってまして、サンプル写真が添付されているのです
GM >そっちかー!(笑)北海道の誰かさんからのメールだと思ったぢゃーないかあっ(笑)
弓 >さらにフリル過多な、ゴスロリちっくな……うぇでぃんぐどれすに見えなくもないモノが(笑)…しかし、弓はそのメールを見ることなく、会社にいくのですっ!死亡フラグぽいぜ、いぇーい!(笑)

勝手に面妖なフラグを立てに行かないでいただきたいッ!(笑)

GM >そんなこんなで、絶滅社横須賀営業所の事務所内。どうやら弓だけでなく、営業所管轄のウィザード達が呼ばれたようだ。
弓 >「…???…(ずいぶん多いわね)」
GM >そして、メジャー=浦戸が指示を開始する・・・「早速、任務を説明する・・・昨日、警察からアフリカ南部の武装組織『解放統一戦線(LUF)』のメンバーが国内に潜入したという情報が寄せられた」
弓 >「………」
メジャー >「LUFは、少し前までトリニティから援助を受けており・・・要するに、あのド腐れエミュレイターどもと繋がっている疑いが非常に強いって事だが、相手の行動目的が目下不明である以上、国土防衛隊としては手出しが出来ないというのが現状だ」
翔真 >…………嫌な予感がしてきた。まさかアンゼロットのやつ………(^^;
メジャー >「そこで、我々が警察組織に協力して、有事の際にその摘発を行う事となった。これが『ジェネラル』から提示された、当該武装組織の資料映像だ」

ワイドスクリーンに次々と表示される、武装組織の映像情報。
それは、明らかに箒と思われる武器の数々を装備したクローン兵と思われる集団に始まり、
普通ならばあり得ざるもの・・・人型機動兵器に帰結した。

GM >集まったウィザードたちの中から『フォモール』という単語が漏れる。
弓 >「……ニンゲンだけじゃムリね、これは…。…」
司 >フォモールはバージョンが上がると魔法ダメージを無効化されるからなぁ(−−;
メジャー >「組織がどれだけの戦力を日本に密入国させたかは目下不明だ。しかし、強力な戦力を保有しているのが確かである以上、発見時の対処は各自慎重にしてもらいたい」
弓 >「……具体的な指示は?」
メジャー >「まずは、管轄地域の哨戒活動だ。ターゲットを発見したら、状況に応じて摘発、場合によっては殲滅を許可する。また、現場レベルでの他ウィザードとの協力は、白家を除き任意とする。それと、この機動兵器・・・『フォモール』が出現した場合、各自対処には充分気をつけてもらいたい」
弓 >「……どうやって(−−;」
メジャー >「戦闘データは、アーカイブファイルに記録済みだ。場合によっては、撤退も許可する」
弓 >「……ま…せっかくだし、食べさせてもらいましょ…(くす)」
GM >「その他、質問がなければ即時作戦任務を実行する」ちなみに管轄地域は横須賀市内、及び三浦半島全域。まあ、全員が全域に対応せよって訳じゃないから、ある程度の区分けは融通が利くって事で(笑)
弓 >じゃあ、とりあえず、手近なのに、フォモールは自分の獲物だと言っておきましょう。
GM >了解〜。他のウィザードたちも、営業所最強クラスのエージェントの言うことに異議をさしはさむ気はないようだね。
弓 >あとは、こんなやつら来てるんで注意と、司を通じてみんなにも…捜査はこちらでするけど、こういうのが来てるってのは連絡しておきます

◆ ◆ ◆

GM >という訳で・・・その頃のアドノレは、いつもの隠れ家からスタートだ。
アドノレ >うぃ。事件があろうと無かろうとマイペースに鍛えてます
GM >らじゃ。あれから野良たちの数も相当増えてきたけど・・・アドノレ不在の間、いつもその留守を守っているのは愛美だね。
アドノレ >んむ。後顧の憂いが無いのは良い事だ
GM >あれから愛美のお腹も順調に大きくなっているのだけど、そんな彼女が、今日はなにやら整理整頓のようなことをしている(笑)
アドノレ >「はて、引越しの仕度に見えるような見えないような」
愛美 >「えへ・・・引っ越しじゃあありませんよ、旦那様っ(//ヮ//)」
GM >と言いつつ彼女が手にしているのは、白スク水とかピンクローブ。いわゆる「アユミリーア」の装備であるが・・・これを、段ボール箱に詰めているようだ。
アドノレ >「してその実態は?」
愛美 >「いえ、その・・・私もお母さんになるのですし、『魔法少女』っていうのはもう、無理があるかなって・・・(//ヮ//)」
アドノレ >「魔法少女なんぞは皆自称であるから当人がその気になってる間だけが有効期限なのであろうな」
愛美 >「そうかも知れませんね・・・でも、私はちゃんと『居るべき場所』が出来ましたから、もう『アユミリーア』に頼らなくっても大丈夫なんです(*^-^*)」
アドノレ >「まぁ、妙な事に首を突っ込む機会が少なくなる事は歓迎すべきか」
愛美 >「さて、どうでしょう…旦那様が持ってこなければのお話かも知れませんよ?(くすくす、と笑って)」
GM >その時、野良の1匹が「にゃ〜」と鳴いた。見事なまでに黒猫である(笑)
アドノレ >「黒猫様が怒っている…いや、何やら電波が」
翔真 >ボスか(笑)
愛美 >「ああ、あの子は1分でも遅れると不機嫌だから(段ボールしまいしまい)・・・それじゃあ、ご飯あげにいってきますね^^」
アドノレ >「よきにはからへ」
GM >という訳で、隠れ家の部屋にぽつねんと、男一匹みちのくひとり旅(何故)
アドノレ >「世は総て事も無しか」
GM >まあ、アドノレ自身のご飯の時間は終わってるし、この後は自由時間になっているんだけどね(笑)
アドノレ >そこは一つ明日の(悪)の為に大いなる野望に思いを馳せてよう
GM >すると・・・妙に外が騒がしい。それに、妙にチリチリとした感じがする…なんというか、非常に慣れ親しんだ感覚だね。
アドノレ >危険を感じるなら戦闘姿勢で物陰に引く。そしてそっと外を伺う
GM >目の前の通りを走り抜ける、何台もの黒塗りの車。どうやら方面的に、横須賀中心街のあたりに向かっているようだよ。
アドノレ >後ろから追っ手とかは?
GM >他には特にないようだけど…ただ、この場ではおそらくアドノレだけなんだけど、僅かに硝煙の香りを感じたね。
アドノレ >どれどれと外の方へ向かうと
GM >外には、いつも通り野良ズにご飯をあげてる愛美がいる。彼女を無視して走っていったところからすると、どうやら、連中の目的は別のものであるようだが、どうにもあの連中に対して嫌な予感を覚えるね…。
アドノレ >なんかしらの予兆とみて情報収集に出かけます。闇市やら玉大人やらの所に顔出しに
GM >うむ、すると・・・絶滅社と世界魔術協会が動き始めているという事が、容易く判明。更に、玉大人もいくらか情報を掴んでいる・・・「なんだかアフリカの武装組織が、日本上陸を果たしたらしいアルね。闇市の連中も、一枚噛んでるらしいのコトよ」との事だ。
アドノレ >「ちょいと出かけるので戸締りに気をつけるように」>愛美
愛美 >「はい、お出かけですね旦那様・・・どうか、悪運を(カチカチと火打石で見送り)」
アドノレ >「んむ」
GM >更に、皆からの連絡もどんどん到着だ。
各自情報統合OK!
翔真 >フォモールが動くと言うのが聞けるなら集まる事を提案しますけれど。とりあえず詳細情報を貰う為に世界魔術教会に連絡するつもりでしたが、内容が回ってくるならキャンセルで。
司 >自分も集まることに同意します
アドノレ >集まる話が出たならお呼ばれ
弓 >私はきままに捜査。呼ばれたら行く、かんじかな?
アドノレ >怪しい車が中心街に向かってたと皆に返答を返しておく。フォモールの話は流れてきてる?>弓
弓 >いちおう、ただ、白家にはってのは伝えるよ
アドノレ >では『こんなのに出会ったら並の用心棒では歯が立たんので気をつけるように』と玉大人に伝えときます
玉大人 >「アイヤー、こりゃあ厄介アルね。それじゃあ、気をつけるのコトよ」
アドノレ >「んむお互いにな」

◆ ◆ ◆

GM >そして、今回のスペシャルゲスト…莱季の導入部分に参りましょうっ!
莱季 >はーい

横須賀郊外の料亭・白楼庵。市内では、知る人ぞ知る名店である。
そして、この料亭にはもうひとつの顔がある…横須賀WUの拠点のひとつとして、
人の世を陰から守る…妖たちの「家」である。

GM >桜の季節も過ぎ、今日も忙しい訳だが…これからもっと忙しく、また驚くべき事件が起きる事を知る者は、この時点ではほとんどいない。
莱季 >「そろそろ葉桜の時期かな。葉桜も風情があって良いからねぇ」 とぱたぱた動き回ってましょう
GM >では・・・そこに、座敷わらしのふゆみがぱたぱたとやってくる。なにやら、手に持っているものがあるようだが・・・
莱季 >「おや、ふゆみちゃん、どうしたんだい? 手紙かな」
ふゆみ >「はいです・・・お手紙、なんですけど・・・これ、わたしにはぜんぜん読めなくて(。。;;;」封書を両手で差し出しつつ
莱季 >「んー? ちょっとかしてごらん?」 受け取って宛名を見て見ましょう
GM >それは・・・赤と青の縁取りがなされていて、内容もおそらくはかろうじて書いたと思われるローマ字の羅列だったが、確かに莱季あてのようだ・・・アフリカ南部に住んでいる、昔の知り合いである妖からの手紙だね。
翔真 >流石、長く生きているだけ有って友人関係が広い………(苦笑)
莱季 >なるほど。それじゃあ早速読んでみましょう
GM >うむ。ローマ字だらけの文は実に読みにくいものだったのだが、概ね『近いうち、日本に【同胞】がやってくるが、地元の悪い人間が【同胞】を狙っている。万一の際は莱季を頼れと言ってあるので、よろしくお願いする』という内容のものだ。
莱季 >「ふむふむ……じゃあ、お出迎えしなきゃいけないかな?」 と、何時到着か具体的な事は書いてるかな?
GM >その「悪い人間」を警戒してのことか、いろいろな手段を使って運んだらしく、手紙の端っこは擦り切れてたりする。消印を見るに、2〜3ヶ月は前ってあたりだ。というか、よくエアメールが着いたものだと感心してしまうかも(爆)
莱季 >あはは、それは確かに(笑
アドノレ >妖怪ポスト経由だろうか
弓 >素直に0−Phoneのメール機能覚えさせようよっ…(笑)
GM >だって、最後に会ったのは19世紀なんだもん(笑)
莱季 >長く生きると新しいものほ覚えるのが難しくてね(笑)
アドノレ >付き合いの長さが違うのだ(笑)
弓 >いやちょっとまて。3ヶ月前の手紙ってことは、とっくに着いてないとおかしーんじゃ(笑)
GM >うん。本当なら そうなんだよね(笑)
莱季 >飛脚の手紙なら届くのに時間がかかっても仕方ないんじゃないかな?(ぉ
翔真 >………移動手段(飛行機等)に至るまでにそれだけ時間が掛かるのだったのかも(^^;
弓 >飛ぶとか泳ぐとかしようよ、アヤカシなんだからっ(笑)
司 >飛行機のほうが早いと思うぞ(笑)
弓 >まぁ、全力移動しても、不思議と時速換算すると、自転車より遅いからね、このゲーム(笑)
GM >まぁ手紙自体そんな感じなので、具体的な事は期待できるほど書いていないのだけど・・・どうも、その【同胞】は非常に重要な人物らしいというのが、本文中の表現からも見え隠れしている。
莱季 >なるほどなぁ、それじゃあ仕方ない。じゃあ、ピグマリオン取り出してアフリカから日本に来る飛行機で要人もしくは人外ウィザードが乗った飛行機の発着時間を探してみよう
GM >うむ。すると・・・気になる記事があるね。「東京湾に航空機が不時着」っていうのなんだけど、それが・・・ヨハネスブルグ〜成田間の飛行機だったりするんだ。
莱季 >おや、ではその記事を詳しく見てみよう
GM >うん。報道でもやかましく言われていたことなんだけど、なんでも機関故障により東京湾に不時着した…らしい。でもって、報道レベルだと「乗客に怪我はなかった」と記されている。
莱季 >ふーん……怪しいな怪しいなぁ。じゃあ調べないとねー。「ふゆみちゃーん、俺出かけてくるから。戻らなかったら白澤大人に聞いてね」
ふゆみ >「あ、はぁーい。わかりましたっ!いってらっしゃいませっ!!」
莱季 >という事で、まずはWUに顔出すとしようかな。そこが一番情報にも騒動にも近いからね

かくして、ウィザード達は再び横須賀の地に集まり始める…。
渦中の少女は『ザネレ=カナンディ』といい、アフリカ南部の少数部族で呪術師をしていたという。

…しかし、何故世界魔術協会は彼女を探しているのだろうか?

GM >という訳で、集合という選択をした翔真・アドノレ・司だけど・・・どこに集合するかはお任せしよう!(笑)
翔真 >他に意見が無ければMon−Amiですかね?(苦笑)移動中にそらに連絡して手伝ってもらえないかと頼んでみますけれど。
司 >情報も集まりやすいと思いますし、賛成です
アドノレ >眷属飛ばして位置の把握だけしておきましょうか
翔真 >ラジャです(^^ゝ 皆と合流して情報交換をしてからそらにフレースヴェルグを出してもらいますかね。情報から考えれば最悪湾に潜る事も前提として考えていますので。
GM >うむ。すると・・・そらからすぐに連絡がある。
そら >「あ、翔君・・・今、華恋ちゃんのところだよ」
翔真 >(簡単に事情説明をして)「そうか、すまなかったな。これからMon−Amiで陣内とアドノレとまず合流する事になっている。良ければそこで一緒に合流して貰えると助かるのだが。」
そら >「いま、改装が終わったところで、ほのちゃんと一緒に帰るところなの。だから、もうちょっとだけ待っててくれるとうれしいの」
翔真 >「解った。神代嬢にも事情を伝えておいて貰えると助かる。待って居るので気を付けてな(^^」
そら >「はーい。ほのちゃんにもよろしく伝えますー♪」
翔真 >国籍もGETしたので二人とも誘おうかと思ったけど流石に自重したのはここだけの話(爆)
弓 >本気なんだね、はーれむ計画…(笑)
GM >そういえば、アドは怪しげな車の情報を持ってたよね。そっちはどうする?
アドノレ >闇市に向かったらグレーから黒に近いグレーに
GM >OK、ではその間に眷属(というか野良)が、ザネレらしい人影を横須賀郊外で発見した。なにやら切羽詰った様子で走っているようだが・・・とりあえず、こうも「独自の民族性」が出てると日本国内じゃ目立つよねと、遠回しに説明しておこう(こら
司 >いくら横須賀でも目立つよなぁ……槍を抜き身で持ち歩いてそうな気がしなくもないけど(爆)
GM >そりゃあもう。槍は手に持ってるわ、背中に盾は背負ってるわ(笑)
翔真 >むぅ。現状はあまり余裕は無いが流石にそう言う事態なら保護するべきだろうかと思うな。その後でユニオン等に預けて頼む事にはなるだろうけれどと思いつつ。
アドノレ >そんなわけでちょいと浮いた姉ちゃんを発見したと報告してあげやう。近いようなら合流前に拾っていきますが
GM >それが・・・もうひとつ問題があるんだ。というのも、さっきの黒塗りーズ・・・まさしくその、走っている彼女の方角に向かっているように見えるんだね。
アドノレ >それは緊急事態になりそうなので直に急行せねば
GM >OK、場所は横須賀郊外…で、その黒塗りーズの中からばらばらと人が出てくるところを、偵察中の弓が発見だ(笑)
弓 >「……また露骨に怪しいのがいたわね…。……まぁ、でも…ニンゲンの争いには関わらないのがウィザードだし…」 とりあえず、様子は見るけど(笑)
GM >その風体は・・・迷彩色のケープにヘルメット姿という、サバゲーでもなきゃぶっちゃけありえない格好だ(爆)
翔真 >普通に通報されそうな気がするのは気のせいだろうか(^^;
司 >それは通報しとくべきだと思う(笑)
弓 >「……いや、そこはせめてブラックスーツにしなさいよ!…様式美を理解しないやつらね……」 ツッコミいれつつ…何してるのかなー(笑) とりあえず、ニンゲンぽいなら通報して終わるんだけど(笑)
GM >うん、確かに人間っぽいんだけど・・・前方を見ると、もっとぶっちゃけありえないものが走っている。なんと、ネイティブアフリカン映画からそのまんま出てきたような少女なんだね。今遠巻きに囲まれつつあるのは(笑)
弓 >「……うーん…どっちも不審人物だわね(−−; 」 とりあえず、両方の写メとって、社のほうへ照会をまわしましょう(笑)
GM >さて、翔真&司はどうする?アドとはまだ合流してなさそうだけど(笑)
翔真 >一応簡単に事情説明だけはしておきましょう。
司 >とりあえず情報交換をして……彼女に関する連絡が来ていないなら、臥龍学園のコネなどを使ってそれらしき少女の目撃情報がないかを探します
弓 >社への照会ついでに、ユニオンにもまわしてもらえば、司たちにも通じるかなー
GM >だね、それなら絶滅社経由で(笑)それと、アドからは通報があるわな(笑)
翔真 >通報ですか(笑)女の子が追われていると言うのなら、放って置く”俺達二人”ではないと思うのココロ(ぁ
司 >そりゃほうっておくわけないですね(笑い) と、いうことですぐに出発いたします(笑)
アドノレ >「今強奪に向かってる」
司 >「すぐに加勢に向かいます」次元潜行をした箒で一直線(ぁ
翔真 >「出来るだけもたせておいてくれ。」そらに緊急事態発生に付き少し遅れるかも知れないとだけメールを打って陣内君に続きます。


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