【NWOS−SS】
野良アドノレ
(アドノレ担当PL:▲さん作)
いつものごとく野良'sを引き連れ、スラムでなごむ(?)アドノレ。
通りがかりの凛が、それを見つけて駆け寄る…
凛 >「アドっち〜」
アドノレ >「うむっ、何のようだ」
凛 >「今回はたまたま通りがかっただけなんだけどね。それにしてもアドっち、非番の時っていっつも野良'sと一緒じゃない?」
アドノレ >「別にいつもとゆうわけでは無いが、こやつ等は俺様の戦友であり非常食だからな。極寒の時、空腹の時を共にしてきたのだ。物さえ選べば携行食より猫缶のが美味いのは非常に有益な情報だった。」
凛 >「この子達食べるの?そのわりに妙に懐かれてる気がするんだけど…なんか嘘っぽいなぁ」
アドノレ >「う、うむ。まだそれ程切羽詰った状況にはなってないからな」
目線をそらすアドノレ…だが、ふと足元の犬と目線が合ってしまう。
犬 >「……」(じ〜っ)←なにか言いたそうにアドノレを見る
アドノレ >「……」(餌はもう無いぞ)
犬 >「……」(じ〜っ)
アドノレ >「……」(そんな目で見てもやらんそ。これは俺様の夜食だ)
犬 >「……」(じ〜っ)
アドノレ >「……」(や、やめろ。そんな目で俺様を見るのではない)
犬 >「……」(じ〜っ)
『がくっ』とうなだれて、後ろに隠し持つパンを犬に放るアドノレ。
それを見ていた凛は、近くに居た子猫をつまみ…アドノレに放る。
凛 >「アドっち、パス♪」
『ぴとっ』と頭に着地した子猫をアドノレはひょいとつまみ、腕に抱え込むと『ごろごろ』言わせ始める…
それは、妙に熟練の手つきである。
無意識の動作に『はっ』と気付くアドノレに、凛が追い討ちをかける
凛 >「アドっちってもしかしてさ、可愛い物好き?(クスッ)」
アドノレ >「な、何を馬鹿な事を。俺様は戦場帰りのクールでタフなナイスガイだ。そんなことあるわけなかろう」
ぽーじんぐするアドノレ。しかし動揺が筋肉のあちこちにピクピクと現れている
凛 >「ボクねぇ、年中閑古鳥が鳴いてるゲーセン知ってるんだけど。UFOキャッチャーが置いてある店だよ」
アドノレ >「財布に火のついた俺様には無用の情報だな」
凛 >「アドっち敗れたり!耳がピクピク動いたよ(クスクス)」
アドノレ >「うぐぅ」
凛 >「ところでアドっち…ボク、今探し物してるんだけどさぁ…」
かくして、アドノレ本日ただ働き(;;
アドノレ >「この事は機密事項としておくのだ」
凛 >「大丈夫、ボクこう見えても口は堅いほうだから(クスクス)」
野良's補足
普通は町で野良生物といえば犬猫なので犬猫しか登場していませんが、
もし、どっかの馬鹿がワニを捨てたのでこの近隣には下水にワニがいる…とか言ったら、
それもアドノレにとっては、問題なく野良'sの範疇に入ったりします