コネクション
(組織・施設/その他)

横須賀・鎌倉以外の組織・施設コネクションは、こちらに収録されています。


<天>属性

ガーディアンズ=グレイル
属性:
価格:v.500,000+コネクション「アンゼロット」or「世界魔術協会」
本拠地:不明
代表者:アンゼロット
 世界魔術協会の系列機関にあたる、ウィザード養成校。輝明学園やダンガルド魔術学校、オルテンシア神学校のような固定施設を持たず、通信による教育と教官の出張実技によってそのカリキュラムは構成されている。
 その中でも最高のエリートは「ロンギヌス」に選ばれ、対エミュレイター戦の最前線に立って戦う事になる。
 既にウィザード養成機関が数多くあるにも関わらず、何故アンゼロットが敢えてこのような機関を設立したかは不明。オルテンシア神学校の設立理由と同様に、エミュレイターの攻撃が激しくなった事が主な理由と言われているが、その実アンゼロット直属のウィザードを育てるため、とも言われている。
 当OS上では霧澤 可憐、守薙 経一朗(ただし臥龍学園との掛け持ち)などが在籍している。

ヴェステルシュタイン王国
属性:
価格:v.1,300,000,000
本拠地:ファルケンホーフ
代表者:マクシミリアン=フォン・ヴェステルシュタイン
 欧州西方にある、立憲君主制の小国。首都ファルケンホーフは王城を中心とした中世以来の小規模城塞都市である。
 国王はカール大帝の時代以来、代々皇帝の守護騎士を勤めてきた家系に連なる由緒正しい家柄であり、その長子は必ずウィザードとして生まれるという。
 国内人口は約65万人。鉄鋼業及び金融/各種サービス業を基幹産業とする。国教は改革派、公用語は独語並びに仏語。軍隊は文民統制下にある徴兵制の陸軍3個中隊および近衛兵団1個中隊のみで、国王は(事実上名誉職として)元帥位についている。
 対外的には殆ど知られていないが、実は欧州最大のワールドゲートを守護する役割を担いつつ存在する国であり、その意味においてはローマ聖王庁と(宗派の違いを越えて)連携している。
 在住/在籍する人物についての詳細は、こちらを参照。

ラトベリア王国
属性:
価格:v.1,300,000,000
本拠地:王都デルフィット(異世界)
代表者:ルガムナ=ティ=タ=シャルハ=ハリガット=ラトベリア
 現行世界の平行世界(異世界)にある、欧州連合相当の比較的大きな国。
 ヴェステルシュタイン王国の協力を経て、異世界と今世界との行き来を次元回廊により行ない交易を深めている。
 魔法学という学問が浸透している程に、その国は魔法に対してオープンな姿勢を示しており、異世界では魔法技術大国としての確固たる地位を持つ。
 国土の中央に王都デルフィットがあり、王都の周囲を包むようにして四つの領によって構成されており、四つの領地は四つの王家がそれぞれ管理・統治しているという。
 各家元の領地は次の通り。北部:シャリテ家、東部:ダルモン家、南部:ハリガット家、西部:ピチカータ家。
(データ作成:功誌朗さん)

「ロンギヌス」
属性:
価格:333,000,000+コネクション「アンゼロット」or「世界魔術協会」+「ガーディアンズ=グレイル」
本拠地:アンゼロット城
代表者:アンゼロット
 基本的にはソースブック「ロンギヌス」参照。アンゼロットにより組織された、最強の対エミュレイター特殊部隊。
 初期メンバーはひとつの属性を代表する7人とそれを束ねる1人であり、現在もその最高階級者は8人となっている(これに、数多くのサポートメンバーが付き従う)。
 原則として、ひとつの戦場に現れる最高階級者は1人だが、「関東異界大戦」時には出現した魔王を制するため例外的に全員が出撃。しかしマリキュレイターの無差別攻撃は彼らをも全滅に追いやったという…その後、選定方式に大きな変化があったというが、明らかにはされていない。
 本編中では第12夜において、神条皇子を抹殺するためにメンバー指揮下の1部隊が行動したものの、マリキュレイター=ブランチ「ヘカトンケイル」の急襲により全滅している(このため発生した空位も、すぐに埋められたという)。
 その後は「宝玉戦争」における大幅な増員を経て、現在では汎世界級防衛組織としてほとんどの平行世界で幅広く活動している。
 サクラ=ヴァンスタインの原隊「ファイアフライ」も、数あるロンギヌスの一部。

銀河連邦警察機構(ぎんがれんぽう・けいさつきこう)
属性:
価格:v.1,500,000(地球外知性体限定)
本拠地:地球ではない
代表者:銀河警視総監(名前は伝わっていない)
 銀河系に数多く存在する惑星を守護する事を目的とする、警察団体。
 FAAやコスモガード連盟、ロンギヌスとは協力関係にあり、現状では主に宇宙的規模の侵魔犯罪を解決するため活動している。
 彼らとの接触により、それまでは不可能とされた光速ドライブなどのオーバーテクノロジーが地球にもたらされたが、まだまだその一般への流通は僅かである。
 この組織のコネクションを無条件で購入できるのは、地球外の生命体のみであり、地球上の生命体に関しては、協力組織とのコネクションをとっておく必要がある。

ヘルファイア機関(へるふぁいあ・きかん)
属性:
価格:v.1,000,000
本拠地:ロンドン
代表者:サー=ロバート=ヘイルストーン
 ローマ帝国時代より聖王庁のカテゴリーに属する、歴史の古い退魔専門機関。ゆえに聖職者が多く中心を占めているが、その他のウィザードも大勢所属している。
 徹底した教育制度によって育成された独自のエージェントは、エミュレイターに対して全く容赦をしない。GAで最も過激な政府機関ともいわれている。米国の特殊部隊「レイヴン=ロフト」は、この機関を参考にして結成されたという説もある。
 結成当初より吸血鬼社会と抗争を続け、そのエージェントは背教者会議からもこっぴどく恐れられている一方、対エミュレイター戦での殉職者数も桁外れに多いという…。

鉄葉騎士団
Eiserne Blattritter
属性:
価格:v.950,000
本拠地:ヴェステルシュタイン王国首都・ファルケンホーフ
代表者:グスタフ=ワイルハイム
 ヴェステルシュタイン王国近衛兵団。王族を警護するために、陸軍から選抜された1個中隊の総称。
 あくまで陸軍の一部ではあるものの、儀杖隊としての役割が主。ただし実際の任務はワールドゲートの警護であるため、侵魔戦にも対応できる人材が集められており、イノセントは一切在籍しない。
 陸軍との差別化のため、ランスやソードなど昔ながらの装備が伝統的に用いられている。

<冥>属性

裏界帝国
属性:
価格:2,400,000,000,000
本拠地:裏界
代表者:ルー=サイファー
 基本的にはソースブック「ロンギヌス」参照。ただし「宝玉戦争」を境に、勢力図は大きく塗り変わっている。
 現在ではラビリンスシティに拠って勢力拡大を図る派閥から、シティに拠らず独自で行動する派閥・日和見を決め込む派閥・果ては冥魔との結託を図る派閥に至るまで、各魔王によってスタンスが変わってきており、既にルーですら全体を統括できていない状況である。

ラビリンスシティ
属性:
価格:2,400,000
本拠地:「超空洞」内・ラビリンスシティ
代表者:ルー=サイファー(裏界側)/イーグレット(人類側)
 本来は、ルー=サイファーが避暑地として無限平行世界の片隅に創造した平行世界。「宝玉戦争」後の人類と裏界の協定により、いちおうの不戦地域として定められており、所謂「親ルー派」裏界魔王達の重要拠点となっている。
 しかし、このシティに拠る魔王達の中には、シティの拡大を図るべく他の平行世界を併呑せんとする者がいるため注意が必要。その監視の役割のため、世界魔術協会(ロンギヌス)も支部を置いて睨みを利かせている。 

黒羽インダストリアル(くろば・〜)
属性:
価格:v.2,000,000
本拠地:神奈川県横浜市
代表者:黒羽重三(くろば・じゅうぞう)
 日本に拠点を置く機械製造メーカー。海外においては、戦車・戦闘機の部品製造も行っている。
 今まではアンブラ製箒のライセンス生産で有名だったが、ライセンス生産より得られたノウハウを元に独自の箒を開発し、箒産業に参入した。ただし後発メーカーであるため、アンブラが未開拓のままとしていたロシア方面〜旧東側諸国への販売ルートを積極的に広げており、同社の箒には基本的に寒冷地対策が整っているのが特徴となる。
 社長の重三は引退したウィザードであり、若手ウィザードたちに有形無形の支援を行う事も多い。
(データ作成:龍牙さん)

オーファル=コート
属性:
価格:v.1,000,000
本拠地:ロンドン
代表者:グラント=チェンバレン(暫定)
 「吸血鬼種族による世界の掌握」を強硬に主張してきた、背教者会議の急進派が作り出した組織。
 初出は「モノクロームの境界」だが、同事件において最高幹部アルティシモ(その正体は冥魔)が死亡した後、世界中に存在している各支部が独自の、より過激な行動に走りがちになっており、暫定最高幹部のグラントを中心に調停活動が進められている。
 特に東欧イスタヴィアの支部は、現在内戦中の同国情勢に乗じた権力拡大を画策しており、場合によっては他組織との軋轢までも引き起こしているため注意が必要。
 なお、同じくロンドンを本拠に置くヘルファイア機関とは、長年抗争を続けてきた敵対関係にある。
(出自データ:「モノクロームの境界」)

双子丘の館の女中達
属性:
価格:v.319,000
本拠地:女中部屋及びキッチン(ラトベリア王国)
代表者:マーサ=210
 数々のスーパースキルを持った、異世界出身の職業女中達。ノウンマンとウィザードの混成メイド集団であり、基本的に20人一組として数えられる。
 元は異世界ラトベリア王国の王族付き女中集団であったが、国元の許可を得、オクタヘドロンの仲介を経て、現行世界で暮らしている。
 来訪目的は、とある王族のサポートと護衛任務とされる。所属は国ではなく王族個人となり、彼女等が行なう機密性の高い任務の結果、得られたマージンは現行世界での滞在費用へと費やされる。
 個々人の総合能力が総じて高く、優れた隠密機動性・情報収集・分析、解析能力の高さは、同規模の調査団体と比べても抜きん出ている為、超大手企業やVIP個人からの依頼が後を絶たない。
 組織コネクションの最大のメリットは、オクタヘドロングループとの接点を設けられる可能性がある、という事が挙げられるだろう。
 年齢層は20代前半から30台後半まで幅広い。悲しいかな、全員未婚。
(データ作成:功誌朗さん)

紅魔城(こうまじょう)
属性:
価格:v.10,000
本拠地:トランシルヴァニア・悪魔の森
代表者:テレス=バートリー
 トランシルヴァニアの外れにある樹海「悪魔の森」と呼ばれ忌避される地の奥深くに鎮座する古城。
 かつては栄華にあったであろう城も、今はまるで廃墟。深紅に塗られた外壁もところどころ剥がれ、豪奢な彫刻も無残なほど壊れ、城全体が森に侵食されるように蔦が多い茂っている。
 人間が住めない環境のように見えるが、中はしっかりと行き届いておりそれなりに快適。事実、悪魔の森で捨てられた子供や、主から逃げてきた少年少女など、数十人ほどの人間(主に二十歳未満)が住んでいる(エサではない)。
 地下には巨大な書庫があり、様々な文学書や魔導書他、古すぎて読めない古文書やら、目も当てられないような極悪で醜悪な本など豊富にそろっている。
 地下書庫の奥は監禁部屋。拷問部屋。精肉部屋。死体処理場。といった充実したサイコホラー設備があるが、悪霊やら怨念やら様々な存在が居ついているので現在封印中。
 ちなみに代表者の姉であるアリスも、地下の特別監禁室で厳重に封印されている。
(データ作成:猫黒さん)

アパート「壱石館」(あぱーと・いっせきかん)
属性:
価格:v.750
本拠地:北横浜・緑山区
代表者:刻限寺 宗一郎
 田園地帯と新興住宅地が広がる横浜北部方面地区にある、大正時代の建築様式を持つ下宿屋。その実は北横浜ウィザーズユニオンの拠点であり、同区域のウィザードを管轄している。その協力組織は地元警察署(これは実際、内閣調査室の支局である)、および輝明学園北横浜校。
 また、神奈川地区におけるDHAの分室でもある。
 代表者の宗一郎はユニオン総評であり、魔王ベール=ゼファーおよびレビュアータを撃退した、強力なウィザード・チームを直属の指揮下に置いている。

女中クラブ
属性:
価格:v.1,000+双子丘の館の女中達
本拠地:女中部屋及びキッチン(ラトベリア王国)、全世界
代表者:不明
 双子丘の館の女中達が勝手に作った『異世界との日常のギャップを愚痴る会』の俗称。元は、雇用主のとある王族の、『日常生活の不便さを解消する』事を目的として結成された。
 活動場所は彼女等が生活する屋敷の『女中部屋』及び『キッチン』となり、会議(飲み会)の際に酒とツマミを持参しなかった会員には、酔いの回った会員等による制裁が下される。
 定期的に行なわれる会議では、彼女等の友人、上司、時には雇用主さえも列席するという乱れっぷりが有名。しかしその宴席にて、世界のあらゆる地域からの『異世界』に関する情報が、集積・報告されている事は殆ど知られていない。
(データ作成:功誌朗さん)

異世界美少女探偵団
属性:
価格:v.500
本拠地:女中部屋及びキッチン(ラトベリア王国)、全世界
代表者:不明
 双子丘の館の女中達が勝手に名乗っている団体。平均年齢が20代後半だが『少女』と言い張る、神をも恐れぬ『美少女(笑)集団』の俗称。
 主な探偵活動は、買い物先のスーパーや商店街などで繰り広げられるという。日曜の朝など、公園で小学生達と草野球をしているメイド集団が目撃されている。
 日常的に行なわれる調査活動以外での、興味本位の調査活動(事件に首を突っ込みたがる行為)の言い訳として、命名された過去がある。
 町内の広報誌等に使われる写真に、ここ最近メイド服の人物が紛れ込むようになったという、そんな噂が実しやかに囁かれているという・・・
(データ作成:功誌朗さん)

<地>属性

FAA(FREEDOM ALLIANCE OF AMERICA)
属性:
価格:v.400,000,000
本拠地:アメリカ・ニューヨーク
代表者:マスター=フラッグ
 フリーダム・アライアンス・オブ・アメリカ。1941年の結成以来、一貫してアメリカを陰ながら守護している戦闘集団。その構成員全員が、高レベルのウィザードである。
 世間一般には「コミック世界のスーパーヒーロー」として認知されているが、実際の彼らはすべて現実の存在である。かつては闇社会のギャングやらナチスを始めとする枢軸軍の脅威、東西冷戦時においては東側のスーパーエージェント等を相手に戦っていた彼らだが、現在ではそれらよりも恐るべきエミュレイターと戦っているのだ。
 基本的に平和維持のために活動している集団だが、その発言権はアメリカ大統領を上回るものではなく、アメリカの国益のために動かされる事もままある。ただ例外として「国家間の利害を超えた世界的危機」に直面した時のみにおいて、超国家的発言・行動権を得る事が出来る。
 往年のリーダーにして最強のメンバー“ヴァンガード”が惜しまれつつ引退(YEAR1の10年前)した後は、彼の一番弟子だったマスター=フラッグがリーダーの任を引き継ぎ、主要メンバー8人、予備メンバーも含めれば20人にもなるチームを束ねている。
 ちなみに現職・エルフマン大統領は、ウィザードであるだけに強力な力を持つ彼らよりは「レイヴン=ロフト」を筆頭とした従来戦力に頼る事が多い。
 扱いやすい方を重視するのは、権力者の常ということか。

神聖護世騎士団(しんせい・ごせ・きしだん)
属性:
価格:v.650,000
本拠地:モスクワ
代表者:コンスタンティン14世
 ローマ聖王家からの分家であるロシア聖王がロマノフ帝国時代に創設した、対エミュレイター戦闘組織。ロシア一円の政府・軍部に対して大きな影響力を持っているが、その存在は非公式とされている。
 問題は、ロシア政府の財政難により、思うような対エミュレイター活動が出来ない事で、人材不足もありその活動は表面上のものに留まっている。
 また、その装備も思い切り旧式のものしか保有していない状況である(無論数だけはあり、そして故障しやすい)が、せめてこれを解消すべく、独自の技術により新式の対エミュレイター用装備を鋭意開発しているところである。
 そのため、ウィザードに対しては比較的協力的な立場を取っており(というか、実働部隊として利用している節がある)、この事でローマ聖教国とは微妙な温度差が出来ている。
 旧ソ連のスーパーエージェントらとは長らく敵対状態にあったが、ソ連崩壊以後ルーシ民主連邦が成立するや、実戦経験豊富な彼らの受け入れと再教育を行っている。

画廊「ニッティニエ」(がろう・にってぃにえ)
属性:
価格:v.500,000
本拠地:神戸(元町商店街)
代表者:ブルーノ
 神戸は元町商店街の片隅にある「松風ビル」の内でひっそりと開かれている画廊。「松風ビル」そのものも、いまだに現役で稼動している手動エレベーターが隠れた名所となっている。
 大正9年に建ったそのビルの、使われなくなった階段をそのまま利用したその画廊は、4階までの階段の壁面に作品を展示できるようになっている。
 新人作家の小作品などを展示販売をしているがそれは表向きのこと、同ビル地下にある隠し画廊では世間的に紛失したと言われている絵画が並び、マニアや裏社会にはかなり評判が良い。
 モダンな雰囲気とオーナーが神戸のウィザード総評であることから神戸在住の若いウィザード達の憩いの場になっているが、もっぱら冷やかしばかりなのがオーナーの頭痛の種、らしい。

<水>属性

オルテンシア神学校(〜・しんがっこう)
属性:
価格:v.250,000+ローマ聖王庁、枢機卿系のコネクション
本拠地:ローマ聖王庁
代表者:グレゴリオ・ピウス11世
 激化するエミュレイターとの戦いに対応するため、それまでウィザード否定派寄りであったローマ聖王自らが態度を軟化させ(この出来事の背景には、聖王に隠然たる影響力を持つグィード=ボルジアの示唆があるとも言われている)、設立に至ったウィザード養成校。
 ただし、ローマ聖王庁自体がこの手の機関の運営に不慣れであるため、既に楠ヶ浦学園の運営などで実績のあったフォルツァ枢機卿により後援を受けており、事実上銀十字騎士修道会の関連機関となっている。
 その立場上、聖職者や使徒が在籍者の大多数となっている。

フラメルハウス
属性:
価格:v.20,000+「ラビリンスシティ」
本拠地:ラビリンスシティ
代表者:大泉 スルガ&テスラ=陽炎=フラメル
 無限平行世界に浮かぶ「魔王の街」ラビリンスシティの一角にある、魔法道具店。
 名義上の主人はテスラ(元の店主の孫娘でもある)だが、彼女は本編第27夜の事件でウィザード能力を失っているため、現在は業務上錬金術知識の提供と看板娘的役割を担うに留まっており、実際の業務はスルガと7人のホムンクルス(彼らは全員前店主の作品であり、テスラの身辺警護をも兼ねている)が取り仕切っている。
 オクタヘドロンやロンギヌス、果てはムツミ=アマミといった魔王にもコネクションがあり、ラビリンスシティにて魔道具が必要となった際に訪れると、いい事があるかもしれない。

喫茶店『MonAmi』(きっさてん・もん=あみ)
属性:
価格:v.2,000+「ラビリンスシティ」
本拠地:ラビリンスシティ
代表者:常田 治雄/やよい
 ラビリンスシティの一角にある、瀟洒な喫茶店。
 店内には50年代のジャズサウンドが流れ、シックな調度品や世界の風景写真を目で楽しみつつ、本場仕込みのコーヒーとダージリンティーを筆頭に、数多くの手作り菓子を味わえる店として、通には人気がある。
 オーナー夫妻がウィザードである事からベテランウィザードの客も多く、彼らの待ち合わせ場所あるいはセーフハウスとして利用されている。地下には固有の月匣が存在し、簡単な鍛錬も可能。
 かつては横須賀ニュータウンに立地しており、シリーズ開始当初の本OSにおけるキャラチャやセッションは、大抵この店を基点もしくは舞台としておこなわれる事が多かった。
 その後、「関東異界大戦の戦後処理が終了した」「裏界帝国内部の抗争が激化した」「冥魔の脅威が到来するに至った」など、様々な理由からラビリンスシティに移転し現在に至る。

ヘイエルダール家
属性:
価格:v.2,500,000
本拠地:ノルウェー・オスロ
代表者:イングリッド=ヘイエルダール
 ノルウェーに本拠を置く、北欧におけるルーン魔術の大家。ヴァイキングの末裔であり、現在に至るまでルーン魔術師を輩出し続けている。
 また、ヴァイキングの末裔だけあって、武闘派の前衛ウィザードの数も多い。
 表向きは海運業者「ヘイエルダール運輸」として多数の船舶を所有している。ウィザードという面から調べると、船は偽装された大型箒であり、海上に出現した月匣への対処を行っていることがわかる。
(設定作成:龍牙さん&akadenpaさん)

<火>属性

品竹飯店(しなたけ・はんてん)
属性:
価格:v.5,000
本拠地:日本・横浜中華街
代表者:品竹 堅治
 関帝廟近くにある中華料理店。中規模ながら人気がある。特に小龍包と肉まんの人気が高い。
 品竹を慕うプロレスラーが良くやってくることでも有名。
(データ作成:風見小春さん)

日本ブレイブ重工(HINOMOTO BRAVE INDUSTRIES)
属性:
価格:v.500,000
本拠地:神奈川・川崎
代表者:暁 勇男
 親子二代で有人重武装歩兵箒の開発に心血を注いでいる零細企業。
 技術力はオカジマ技研の向こうを張れる程の高水準を誇り、懸命にその成果を企業に売り込んでいるのだが「センスが悪い」「コストに無理がある」等の理由で採用された試しがない。
 当然ながら経営状況は芳しくなく、 社長代行である暁 香里が金策(アルバイト)に奔走しているのが現状。最近では「水中用箒デルフィーヌ」がそこそこ売れているのだが、それ以上の開発費用によって差し引き赤字とも。
 余談だが「ニホン」ではなく「ヒノモト」。お隣である横浜市にかつて存在していた某解体会社とはなんの関係もない、悪しからず。
(データ作成:久樹絵留真さん)

「方舟」
属性:
価格:v.1,000,000,000
本拠地:聖央国(欧州)
代表者:不明
 地中海に浮かぶ小さな島を領土とする「聖央国」に存在するウィザード組織。その最高幹部から末端の構成員に至るまで、ほぼ全員が魔剣使いかその関係者であるという特色を持つ。
 古今東西の魔剣を大量に保有しており、適合する少年少女を世界中から選び出し連れ込んで、魔剣使いとして育成する。その寄宿舎的・スパルタ的育成システムは絶滅社を始めとする同種業に多大な影響を及ぼしたとされているが、先方と違うのはあくまで使い手と魔剣の絆を重要視し、薬物などに頼らない点だろうか。また、世界魔術教会や銀十字騎士修道会などの依頼に応じて、ウィザードを派遣する事もある。
 出自となった作品では、ヒロインの1人…理理=御鶴木=ラファイエットがここの出身とされている。
(出自データ:PC版「魔法大戦」)

新帝国
属性:
価格:v.3,000,000,000
本拠地:北極
代表者:マルティン=ボルマン
 ドイツ第三帝国の流れを汲む、裏界帝国側の秘密結社。中南米やアフリカに支援組織や支部を置いており、各裏界側組織にとって指導的な役割を果たす。
 代表のボルマンは第三帝国の元幹部その人。ベルリンで死亡したとされていたが、ベール=ゼファーとの取引と帝国由来の魔法機械技術によって「鋼鉄総統」として再生し、現在も組織を纏めている。
 彼らの究極の目的は、かつて「総統」と呼ばれていた人物の復活と、全世界の掌握であるらしいが…?

バビロニア社会民主共和国(〜・しゃかいみんしゅきょうわこく)
属性:
価格:v.39,000,000
本拠地:首都バビロン
代表者:サダラーム最高司令官
 中東にあって軍拡政策を進め、周辺諸国や、最近ではアメリカ合衆国とも常に一触即発の状況にある回教国家。
 外部に伝わっている情報によれば、この国は事実上サダラームの一族独裁であり、貧困と打ち続く戦争により、国民は満足にものも食べられないほど困窮しているという。
 これまで、アメリカ側は「国際正義」を錦の御旗とした(その実、バビロニア領内に備蓄された石油利権のため)何度かの出兵によって状況の収拾をはかってきたが、サダラームの捕捉にはことごとく失敗。現在では戦争に反対する国際世論の手前、この国に手を出せないでいる。
 核ミサイルさえ保有するというその軍拡の理由に関しては明らかにされていないが、サダラームがエミュレイターの尖兵になって第2の「異界大戦」を目論んでいるという説と、逆に彼がエミュレイターと戦うために戦力を集めているという説があり、はっきりとした事は不明である。

<風>属性

SUZUBUKI
属性:
価格:v.12,000,000
本拠地:東京
代表者:寿々蕗 一郎
 国内有数の自動車メーカー。ウィザード部門は最近になっての設立であり、箒技術自由化以後はオカジマ技研との合弁によって、個性的な箒を次々と生み出している。

国際箒競技会連盟(こくさい・ほうき・きょうぎかいれんめい)
属性:
価格:v.1,000,000
本拠地:マティニヨン公国
代表者:ルチア・ド・グリモワルディ
 マティニヨン公国に設立された、ウィザード向け娯楽機関。代表者名を見れば解るように、要するにルチア姫の『わがまま』と『思いつき』と『お遊び』の一環でしかない…はずだったのだが、どういう訳かアンブラやらオカジマ技研やらをはじめとして、その他自動車メーカー(中の協力者)などの協力をも得て、驚くなかれ、ウィザード向け限定ながらも競技機関として機能している。
 現在では世界中をいくつかのチームが転戦し、空中での史上最速を競い合っている。当然チームはウィザードを中心に構成されており、戦地でエミュレイターによる事件が発生した時には、その解決に乗り出すことも多い。
 箒のレギュレーションは自由。イノセントに見えたりしないよう、次元潜行装備の装着が義務付けられている(故に、ウイッチィズ=サルブは使用できない)。また、さまざまなステッカーや機能を箒に組み込む参加者も数多い。

四季の妖精の森(しきのようせいのもり)
属性:
価格:v.50,000
本拠地:妖精界「四季の森」
代表者:春の森の女王パコ/夏の森の王ニュロン/秋の森の王ギャンバ/冬の森の女王ティニシア
 今では殆ど見ることが無くなった妖精たちが住む世界、妖精界の中にある季節が固定化された「四季の森」という森である。「真夏の夜の夢」の世界やエルフ・ドワーフ達の国とは違い、所謂「スプライト」や「ピクシー」等の小型の妖精たちが住まう所は「イルメーシュアの森」に近い。
 我々の世界に干渉する事は滅多に無いが、様々な薬草やおまじない、動物や虫たちに関する深い知識を持っている。また各季節の森を納めている王や女王のみが我々と同じ人間の大きさの姿をしている。彼ら彼女等との交友があるならば、意外な側面からの援護があるかもしれない。
 かつて、同窓編PC達の活躍でいくつかの事件を解決してもらった事から、YEAR7以後は有事の際において、人界とも共同で事に当たる事を決めている。
 なお、この森は我々の世界と若干時間の進み方がずれているので、長期滞在はお薦め出来ない。
(データ作成:ainさん)

アンチマゴーグ同盟(〜・どうめい)
属性:
価格:v.12,000
本拠地:世界各地
代表者:なし
 デス=マゴーグの覇道に対抗すべく、世界中の有志が同盟した団体。世界中に支部が存在し、それぞれの地域に潜むデス=マゴーグの活動に目を光らせている。
 ただし、基本的に戦闘手段を持たないため、その活動はデス=マゴーグと戦っているウィザードへの有形無形の援助という形になっている。
 デス=マゴーグ壊滅後は、他の「悪の組織」に対して活動している。

骨董屋 文月(こっとうや・ふみつき)
属性:
価格:v.3,000
本拠地:日本・奈良
代表者:言葉 語
 言葉 泉の祖父にあたる言葉 語が経営する骨董店。
 ほぼ趣味というわりには販売物のラインナップも悪くなく安いものから高いものまで一通り扱っている。
来客にはお茶とお茶菓子のサービスがある。
 それまではあくまで普通の骨董店であったが、孫娘・泉の帰郷後、その修行の完了を待って魔法関連道具店とする…らしい。
(データ作成:rightさん)

<虚>属性

魔神同盟(まがみ・どうめい)
属性:
価格:v.2,000,000,000
本拠地:不明
代表者:「九頭集」
 古来から世界に覇を唱えようとしてきた、数々の「大いなるもの」と呼ばれる超存在たち。しかし、彼らの活動は事有る毎に、所謂「勇者」と呼ばれる輩たちによって、正義の名のもとに阻止されてきた。
 また、近年は「魔王」を名乗るエミュレイターも現れ、基本的に超存在と魔王の区別がつかないウィザードたちの誤解により、むしろ超存在たちの方が被害を受ける…という事態すら起こるにいたった。
 そのような事態を打開するため、超存在の有志が結集したのが、この組織である。彼らは基本的に「王者」であるが故に、組織そのものを隠し立てる事はないのだが、基本的に超存在は孤高の存在であるため、この組織の存在を知らない超存在の数も多いという、困った一面も持ち合わせてしまっている。
 また、表面上は秩序だった組織を標榜しているが、水面下では超存在同士の内部抗争(これは大抵、古来からの因縁である)も多く、そのために絶滅社や白家からエージェントを雇うものもいるようである。
 組織としては、背教者会議とは(主に利害が一致するため)手を組む事が多いが、逆にローマ聖王庁や世界魔術協会とは対立関係になる事が多い。また、裏界帝国とは恒常的敵対関係にある。

憂世騎士団「ノワール=ゲール」
属性:
価格:v.15,000,000
本拠地:欧州?
代表者:「ジル=ド=レ」
 西欧を基盤として活動する、転生者を中心とした秘密結社。日本では前者の名で知られる。
 その目的はウィザード犯罪による世界の破壊行為であり、そのために他の犯罪組織や裏界とすら手を組む事があり、様々な陰謀に深く関与している。
 一般人のみならずウィザードに対しても拉致・監禁・洗脳などを行うため、前述の行動理念とも相まって、世界魔術協会を中心とした全世界のウィザーズユニオンからは一様に危険視されている。
(データ作成:和泉水流さん)

魔王組合(まおうくみあい)
属性:
価格:v.10,000,000
本拠地:不明。とりあえず地球上ではない
代表者:マデウス=ヴェルド=ヴィー
 魔王組合と名乗っているが実のところ銀河連邦警察機構にもちゃんと登録されているとある惑星の大いなる者達のユニオンというか組合(裏界帝国とは敵対しているらしいけど詳細不明)。
 設立された理由は魔王アンラッキー(本名:ヴァン=ラーグ=ヴィー)の曽祖父(やっぱり大いなる者で現代表者のマデウス)とよきライバルだった勇者がある日大喧嘩して勢いで「勇者組合」を作ったことに対抗して「名前が恰好いいから」というそれだけの理由で「魔王組合」を作ったことによる。
 一応オクタヘドロンと取引があるので、オクタヘドロンの関係者から他の惑星の情報を聞き出したりして「他の世界のガイド」を関係者に発行している。松土欣一の永遠のライバル「爆炎魔人」はこの魔王組合の技術部長だったりするから困る。
 ちなみに、アンラッキーはここの総務部長。
(データ作成:風見小春さん/改定:翠騎)

裏界デパート
属性:
価格:魔石S(2)
本拠地:裏界
代表者:不明
 24時間あらゆる侵魔の要望に応えると謳われる、その名の通りの施設。
 本店は裏界にあって常人の行けるところではないが、ラビリンスシティに支店があり、販売物を予約したり買っていったりする事は出来るようになった。

ディガーのアトリエ
属性:
価格:v.98,000
本拠地:不明
代表者:「導師」ディガーヴィーラ
 その所在すら不定(月匣の中で開いていることもある!)ながら、コネクションを持つウィザードが行くと何故か存在し、開いている謎の店。
 見た目は本当にみすぼらしいあばら屋以外のなにものでもないが、その内部には謎のマジックアイテムがずらりと乱雑かつ比較的適当に陳列され、販売されている…らしい。
 在庫は比較的なんでもあり。掘り出し物も多々あるのだが、一癖も二癖もあり過ぎて使い物にならないものが大半、という指摘がなくもない。

街ノマヨヒガ
属性:
価格:v.20,000+クラス「妖」
本拠地:東京・調布
代表者:“妖怪大翁”
 都会に出てきたばかりの妖に対し、人界での付き合い方や力の使い方などを教えていく事で、その保護および世界結界との共存を目的として設立された組織。元々は“妖怪大翁”の出身地・鳥取方面のマヨヒガだった。
 “妖怪大翁”自身はこの組織をほとんど管理していないのだがその影響力は非常に強く、山ン本五郎左衛門や神野悪五郎日影といった魔王級相当の大妖を始めとして、世界最強とされる妖戦士団“四十七士”や魔王級侵魔すら屈従させる程の腕を持つ天才召喚士、歴史ある河童族の末裔たる冒険家、今なお伝説として謳われる艦魂など様々かつ大勢の「古き知己」が彼を支持し、そのひと声の下で積極的に活動している。
 本拠地は何の変哲もない横丁に見えるが、実は大勢の妖が住まう平行世界およびその門である。普通の人間にとってはあまりに何の変哲もなさ過ぎるためか、その存在にすら気付かず通り過ぎてしまう程。

属性なし/その他

X−ウィザーズ
属性:
価格:(エスパースなら誰でも)
本拠地:臥龍学園大学部
代表者:天想 智華
 ゾディアック=シンボルのエスパース達で結成されたウィザードチーム。その性格上、エスパースでなければ入る事は出来ない。
 当面の間、行方不明になっているシンボル及びエスパースの発見・保護を主目的とし、情報交換を行っている。シンボル・エスパースが全て揃ったその後は、本来の責務である「世界最悪の状況」に対処していく事になるだろう。
 活動拠点を考えれば「横須賀・臥龍学園」コネクションにあたるところだが、エスパースが全世界に散在している可能性を考慮して、こちらのカテゴリーになっている事に注意されたい。

暗黒帝国デスガイア
属性:
価格:v.108,000,000
本拠地:不明
代表者:デスガイア皇帝
 異次元に居を構える軍事大国。特殊な人体改造技術が発達し、それ故に世界結界から弾かれ荒廃した平行世界である。
 所属する者たちの多くは他世界に強い恨みを抱くと共に、支配者である皇帝に絶対の忠誠を誓っている。
 「海魔船団」「空魔騎士団」「轟魔闘士団」「妖魔邪術師団」の4大軍を保有。裏界にも冥魔にも与しない第三勢力で、その目的は臥龍学園地下に眠る巨大な力『臥龍』を奪う事だが、その力を得て何を為すのかは今のところ不明。
(データ作成:ストライクさん)

「ディー」の組織
属性:
価格:(不明)
本拠地:不定
代表者:「ディー」
 この組織は明確な名称を持たないため、指導者とされる人物の名をとってこう呼ばれるか、単に「組織」と呼ばれているが、厳密にはディー自身が持つある種の「チカラ」の信奉者団体という扱いが適切であろう。
 指導者の言動を見るに、最終的には「裏界の消滅」を意図しているようだが、組織の活動としては「世界の脅威」になり得るものが多くなっているのが特徴。
 特に直属の配下「修道士(スターレツ)」は、各地の秘密組織/結社とのパイプ役として世界中を飛び回っている。