【魔法、特殊能力関連】

●基本特殊能力に、以下のものを追加します。これは全てのウィザードPC/NPCに、共通して使用できる能力です。('15.11)

瞬纏 月衣結界
取得可能LV:0(初期取得)
重複取得:不可
タイミング:通常
解説:あなたは、月衣の中に収容していた装備を展開し、そして着用する。
効果:シーン開始時に使用する。あなたは月衣の中にあるあなた自身の装備品1セット分を、展開・装備する事が出来る。
 《重装》や《搭乗》を持つアイテムを装備する場合は、最初から装備している場合を除き、次の通常行動1回を使用して「装備状態」とする事が出来る。
 1シーン1回だけ使用可能。シーン開始時に使用できなかった場合は、その後通常行動を使用してこの能力を使用する事が出来る。
取得可能LV:0(初期取得)
重複取得:不可
タイミング:通常
解説:あなたは、月衣を拡大する。そここそは、あなたが本来の力を発揮できる空間となる。
効果:シーン開始時、《装備展開》の代わりに使用する。
 あなたは結界を展開し、その周囲「GL÷2」Sqの面積内に存在している任意のイノセントを「睡眠」状態にした上でシーン外の通常空間に退避させ、攻撃などの対象から外す事が出来る。
 この結界のある場所には、外部のイノセントが立ち入る事は出来ないが、近くのウィザードには無条件で所在を探知されてしまう。
 また月匣内で展開した場合、その月匣を打ち消す事までは出来ないが、上記の効果は発揮する。
 1シーン1回だけ使用可能。この効果は、そのシーンが終了するかGMが終了させるか、あなた自身が通常行動を使用して終了させるまで続く。

●「対抗」「超対抗」「超々対抗」タイミングについて(NW/P138)。
 これらは、通常行動(戦闘移動/全力移動を含む)、あるいは「通常」タイミングの特殊能力に割り込んで使用できるものとします。

●タイミング「本文」の特殊能力/魔法については、「本文参照」が正しく、「本文」というタイミングが存在する訳ではありません(これは非常に間違いやすいですので、文中記述をよく確認してください)。移動補助/阻害、魔法消去などのものは基本的に「対抗」です。
 基本的に、使用するキャラクターが行動を終了し、カウント0になった後で使用する事はできません。ただし、カウント0でも行動可能になる一部の特殊能力や「小さな奇跡」は例外とします。

●月衣内の重量換算と、実際に装備している重量の換算は別計算です。
 すなわち、装備しているアイテムと、月衣内にあるアイテムとがそれぞれ筋力値までの値の場合は、重量によるペナルティを受けません。

●ピグマリオン、Evil−eyeなどによるクリーチャー/エミュレイターのアナライズをされたくないキャラクターは、精神力ジャッジで抵抗を試みる事が出来ます。
 その場合は、アナライズ側の知力と抵抗側の精神力+(GL÷2)で対抗ジャッジを行い、成功すれば抵抗した事になります。
 また、「精神力」を持たないクリーチャーの場合は、アナライズ側が知名度ジャッジに成功すればOKです。
 ただし、GMが承認した場合を除き、HPのアナライズには「HPスキャナ(「しゃいにんぐおくたへどろん」所収アイテム)」を使用しなければなりません。

●キャラクターの装備後の段階で魔法の発動値が足りていなくても、闘気を加えた段階で足りていれば発動は可能です。
 要するに、足りない分を闘気で補うという形です。

●タイミングが同一記載の特殊能力と魔法は、1人のキャラクターにより同時発揮する事を不可とします。
 (例:「シャドウブレード」+「空の色彩」など)

●魔法の使用によりカウントを下げている途中、攻撃されたなどして魔法の使用を中断した場合、回避・防御などの対応行動をとった後、その時点からただちにカウント20を消費するものとします。

●1人のキャラクターが、タイミング「通常」の魔法発動と同じジャッジ内で使用できる「常時」以外の魔法・特殊能力は以下の通りです。
<魔法>
 コールチャンス、ダークスペル、グラビディネット、パワージェム、フェニックスライブス、エアダンス
 「通常」以外のタイミングを持つ簡易魔法(ただし、事前に起動されていなければならない)
<特殊能力(NW)>
 《小さな奇跡》《斥力場》《多重発動》《血の呪い》《ドレイン・パワー》《審判の矢》《神霊力》
 《自動追尾》《魔力改変》《魔力拡大》《魔力吸収》《魔力転化》
 《天運》《現の夢》《ぐるくる》《魔力操作》
 (※《幻想舞踏》《気功》については、戦闘能力値ジャッジを要求された場合にのみ可能)
<特殊能力(SDM)>
 《大いなる怒り》《神の微笑み》《神性加護》《癒しの翼》《スタイル・チェンジ》《獣の生命》
 《清き祈り》《真の力》《超魔導》《闘気瞬間操作》《ヒーロー参上》
 《幻視》《幻夢の色彩》《時戻し》《プラーナ譲渡》
<特殊能力(NWOS)>
 《運命改変》《大いなる呪い》《呪縛式》《幻影符》《輝ける剣》《大いなる本能》《魔力収束》《マナフィールド》《命の燃焼》
 《茨月》《夢の摂理》
<追加クラス>
 《発声法》《硝子を砕く声》《染み渡る声》《同調せし戦慄》《魔法焦点具》《医学知識》《用意周到》《残照強化》《増幅魔石》
 《龍の怒り》《変異する月衣》《月衣硬化》《瞬きの間の世界》《月衣励起》《縁なる活力》
 《浮遊霊》《エーテルブラスト》《エーテルブレイク》《腹が減ると凶暴になる》
 《飛翔魔術》《補助魔法陣》《マギウス・スペル》《防護の印》《限界領域拡張》
 《鋼鉄の愛馬》《メガ・ブースター》《人魚》《スプラッシュ!》

●ルールブックおよび「ロンギヌス」でサポートされている魔法をすべて習得した結果、習得できる魔法がなくなってしまった場合、
 同じ魔法をもう1回習得することで、その魔法のレベルを+1できます。この場合、「呪文名LVn」という表記になります。

●2004年7月以降の「Q&A」にある「魔法攻撃」については、適用事項の煩雑化が発覚したため適用しません。
 基本的に当OSでの「魔法攻撃」は、「魔法による攻撃」として解釈します。
 ただし、以下の特殊能力については、「魔法ダメージを持つ物理攻撃」とします。

・陰陽師の「死爆符」「式神爆符」
・人造人間の「自爆」
・転生者の「ワールドゲート砲」
・夢使いの「光子光線」

●《バレットタイム》《時を越える導き》《絶対運命》など、ラウンド冒頭に1回だけ行動できる特殊能力を適用した後でカウントを使用する通常タイミングの魔法を使用する場合、当該キャラクターは確定したイニシアティブからそのカウントを引いて確定します。
 なお、これらの能力を適用する際に《符術》でカウント0になった魔法を使用する事は出来ますが、本来は「カウントを指定される前に使用する能力」であるため、《多重発動》を適用する事はできません。

●その他、公式における魔法についてはこちらで裁定しています。