【第2夜】
うたわれない挽歌

<PART−11>



現れた男


GM >さて。そんなこんなで、その場に現れたのは・・・ワイシャツにジーンズ姿の、年齢にして30前の男性だね。その男性は、いたってごく普通に歩いてきて・・・そして、立ち止まる。
翔真 >店の前に立ち止まるのも変だけど下手に動けん・・・近くに来たのであれば気付いた様にそちらに視線を向ける真似をする位かな。
可憐 >しばらく様子をうかがいます
GM >では、翔真。背後に響が走ってくるよ。
翔真 >他人のフリ(笑)<背後に響が>GM
男 >「やれやれ…最近のウィザードは、なにかと喧嘩早くていけませんね…」
翔真 >「・・・何でしょう?」>男
男 >「物陰に隠れて、人の様子を窺うとは・・・闇討ちでもなさるおつもりですかね?」
翔真 >「それはこっちが言いたいんだがな?(ニヤリ)」>男
アドノレ >(空を見上げて「まだ明るい」<闇討ち)
響 >「その言葉、そっくりそのまま返して差し上げましょうか??」>男
GM >「ふむ・・・」男は周囲を見つつ「・・・まあ、良いでしょう。それならそれで、物騒な態勢を引っ込めていただきたいですがね。」>響
響 >「ただの学生にそれを言いますか・・・(苦笑)」少しだけ雰囲気が変わりますよ>男<物騒な態勢
アドノレ >「やはり俺様のこの筋肉が凶器に見えるか」(電柱影で一人うなずく)<物騒
男 >「まあ、元を辿れば同業者。今ここで同士討ちでもないでしょう・・・」苦笑しつつも答える。その風貌は当世トレンディドラマにでも出てきそうな感じだね。
翔真 >「(舌打)冗談・・・(渋面)。」>男
響 >「賢明な選択に感謝しますよ。とりあえず、中に入りませんか。外で立ち話をするよりは良いでしょう」>男
可憐 >なるべくなら公園にしていただきたいのですが(苦笑)まだ敵か味方か判別できないので店のなかはまずいと思います。
凛 >「(弓を引っ張ってドア開けて外に飛び出して)どうしたの、なにがあったの!?(きょろきょろ)」>みんな
翔真 >「・・・・(嘆息)」<どうしたの〜
弓 >「…………………………………(カップに残ったコーヒーを名残惜しそ〜〜〜に見てる)」
凛 >「ん?ん?翔君どうしたの?(きょとん)」(笑)>翔君
弓 >「……………………凛………相手にこちらの人数や構成を知られないように行動したほうが………いい………(溜息)」>凛
翔真 >「・・・そう言う事だ・・・(目を手で覆う)。」<相手にこちらの人数〜>凛
凛 >「あう!・・・・そかな?(困った顔)」>弓&翔君
GM >男は改めて周囲を見渡し「いや・・・場所を変えた方が良さそうですね。」
響 >「みたいですね。公園ではいかがですか??」>男
男 >「いいでしょう。このあたりで公園といえば・・・うみかぜ公園ですね。では、参りましょうか・・・」
響 >「そうしましょう。」相羽さんにアイコンタクトしてみよう(笑)(援護宜しく)>相羽さん
翔真 >(視線を受けて)「それで構わん。」<アイコンタクト
GM >男は、警戒などそぶりも見せず、余裕の足取りでニュータウンのはずれ、岸壁にあるうみかぜ公園へと向かっていく…
凛 >「あう〜また、やった・・・」では、肩を落としてしょぼんと皆の後を付いて行く〜>うみかぜ公園
弓 >「…………先に行って……【そら】を一人にはできない………(店内に戻る)」

◆ ◆ ◆

可憐 >翔真さんに電話を入れます。場所を聞きまして、公園の外で待機している旨を伝えます。一緒には行きません。
翔真 >「(レイフォンを取って)・・・解った。」>可憐
アドノレ >場所が聞こえたら別ルートで先回り・・・出来る?>GM
GM >それは問題ないかな・・・まぁ、あくまで隠密し続けるのもまたよし(笑)>アドノレ
アドノレ >途中で釣具を用意して岸壁へ(笑)俺様の完璧な変装を見よ!って言ったら使用能力はどれでせう。知力か器用か意表をついて幸運か
GM >釣具なら、沿岸の漁港でいっぱい売ってるね。判定は…即興ゆえに幸運度で!(笑)
アドノレ >アドノレ海の漢Ver…ホントに餌つけて晩御飯の足しにしようともくろむアドノレであった

アドノレは見事な変装術で、釣りを楽しむ有閑オヤジ達の間に紛れ込んだ。
翔真たちが男と共にうみかぜ公園へ向かっているその頃、店に戻った弓は…

GM >【そら】なら、先ほど同様黙って席に座ったままだ(笑)>弓
弓 >「……………………あやしい人がいて……公園に行くって………どうする?」>そら
アドノレ >「へっくしゅん。誰か俺様のことを噂してるな」<あやしい人
翔真 >自覚が有るのか無いのか微妙な反応だ(苦笑)<誰か俺様のことを〜
そら >「―――わたしは・・・そこへ行けば、よいのでしょうか・・・?」>弓
弓 >「…………………どっちでも……私は念のために、お店を見張る………。……1人相手に殺られることもないでしょうし……もしそうなら、それまで…。」>そら
そら >「―――それなら・・・あなたと、いっしょに・・・います。宿の、お礼・・・です(にこ)」>弓
弓 >「……………………たいしたことはしてない………(///)」>そら
そら >「そんなことは…ありませんよ(にこ)」相変わらずのくすんだ微笑だが、その意思ははっきりしています。
弓 >とゆーわけで、お店見張ってます(笑) そらとぽつぽつ会話しながら。できれば普段どーしてるのかとか、もちょっと聞きたいけど(笑)

◆ ◆ ◆

アドノレ >「そこの親父、その高そうな竿を少し貸すのだ。それからそっちのおまえ餌を少し貰うぞ」全部他人任せ釣り

アドノレは、食糧調達のため釣りを開始。次々と小魚を釣り上げていく。
その間にも、男と翔真たちは歩き続け・・・やがてうみかぜ公園に到着する。

翔真 >「で・・・どんな話を聞かせてくれるんだ?(苦笑)」>男<公園到着
>「先に、自己紹介をしておきましょうか・・・ゴールデンハウンド、首藤 真佐士。つまりは先ほど申し上げたように、同業です。」>翔真
翔真 >「・・・相羽 翔真、二つ名は無い。」
響 >「ボクは、綾瀬 響。ただの高校生です(笑)」
凛 >「(翔君の背中にぶつかって)あう!・・・ん?到着?(顔上げ)」
翔真 >「大丈夫か?(苦笑)」>凛
凛 >「うん。大丈夫!(ニコニコ&コクッ)この人が敵?」>翔君
翔真 >「(小声で)まだ解らん(苦笑)。」>凛
GM >首藤と名乗った男は、公園にあるベンチの端っこに、静かに座るね。
凛 >「ボク、なにか飲み物買って来ようか?」>翔君&響&男
首藤 >「魅力的な申し出ですが、遠慮しておきましょう・・・」>凛
翔真 >「気を使わなくて良い、一人になるな。」>凛
凛 >「そう?分かったよ(頷き&首藤の座ったベンチの逆の端に座る)」>翔君
可憐 >取りあえず、弓さんにどこにいるか連絡をしておきます。

その弓は、「Mon Ami」で【そら】と会話をしていた。
理由は、弓自身にとってもわからないのだが…どうも気になってしまうようである。

そら >「普段は・・・毎日、あちらこちらを歩いて・・・います。そして、眠るべきときは・・・眠ります」
弓 >「……私の家には……ときどき、獣(ケダモノ)が来るけど……(微苦笑)………あてがないなら……紹介する。……ふらふらすると………あまり………よくない……(すこし、目を伏せて)
そら >「―――大丈夫です。すっかり、なれました・・・それに、太陽や月の下は・・・ここちがよいです、から。」>弓
弓 >「……………あなたがそう言うのなら…私は止めない。………(ちら、とマスターたちを見て…)……何かあったら…ここのマスターに言って…。……連絡先、残しておくから…」
そら >「ありがとう、ございます・・・しかし、皆さんは不思議です。なぜ・・・わたしのようなものが、それほどまでに・・・気に、なるのでしょうか。」
アドノレ >奴が勇者だと電波が告げるから<なぜ
弓 >「………………さぁ…?…………異能を持つ者…ウィザード…は惹かれあう………そんなところじゃないかしら…。………私は……きっと…違うけど………」
そら >「もしかしたら・・・それはかなり近い意味かも、しれません・・・よくは、思い出せません・・・が」<惹かれあう>弓

そこに、可憐からの連絡が入る。
翔真たちと首藤が、うみかぜ公園に到着したという報告である。

弓 >「……………………了解…。……こちら、店内。…現在、パレ−ヌに異常なし……オーバー…」>可憐
可憐 >「状況が動き次第また連絡をします。では。」 と言い、電話を切ります。
GM >【そら】は・・・そんな弓を穏やかなまなざしでじーっと見つめている(爆)
弓 >「…………………(そらりんの視線を受けて…かすかに照れながら、お茶を飲み飲み(笑)もちろん視線は「パレーヌ」から外してないけど)」

弓の目の前では、「パレーヌ」が普通に営業している…とりたてて、変わった点は見られない。
その頃、一行(と首藤)は・・・

凛 >「じゃあ、早速お話を聞かせて」>男
首藤 >「さて・・・何から話しましょうかね?」
凛 >「えと・・・その・・・・・エミュレーターじゃないよね?(上目使いに)」
首藤 >「それは『パレーヌ』の店主あたりに聞くべき質問でしょうね。もっとも、エミュレイターが素直に答えるはずもないでしょうが」>凛
アドノレ >「縄張り争いは無いのか」とチラッと向こうを見るがすぐに釣りに戻る
響 >「そうですね。とりあえず、貴方が知っている事を教えていただけますか??少なくとも、ボク達よりは調べていそうですから(苦笑)」
首藤 >「そうですね・・・私は仕事で【パレーヌ】の様子を見ていたのですが、皆さんが同じく張り込んでいるのを見ましてね。厄介かと思い、引っ込んでいたのですよ。」>響
響 >「依頼ですか。で、バレーヌ周辺に起こる事については、聞き込みはしたのでしょう??」
首藤 >「いえ、私の方は・・・クリーチャーの連続出現という話を聞いて、調べを入れていたのですよ・・・」
響 >「クリーチャー??詳しい話を聞かせていただけますか??(根っこが同じだとやっかいですね。)」
首藤 >「詳しい話ですか・・・そうですね。事件の詳細を見るに、姿なき邪悪・・・インヴィジブル=ストーカーかなにかの仕業でしょうかね。」>響
凛 >「そういえば、そんなのがいたよ!」
弓 >凛〜〜〜〜(笑)いきなり手札をばらしてどうするぅぅぅぅ〜〜(血の叫び)
凛 >ギブアンドテイク〜人は信用しないとしてくれません!(笑)
首藤 >「私の見立てでは・・・『パレーヌ』内部に、そのクリーチャーを操っているエミュレイターがいるようなのです。ことによっては、店主という可能性もありますしね・・・しかし、もしかしたら私達の利害は、一致するかもしれませんね・・・。」
響 >「そうですね。とりあえず、利害が一致する間は、共同戦線を張りませんか??お互い危険は少ない方が良いですからね」
凛 >「ん〜・・・・・・どうする?(翔君を振り返って)」>共同戦線
翔真 >「・・・邪魔さえしなければ良い、それ以上は俺は望まん。」>凛
首藤 >「私は別に構いませんよ。貴方がたが、私の足を引っ張らなければ・・・ですが」
響 >「油断から足下をすくわれないようにお願いしますよ。」>男
首藤 >「むしろ、皆さんの方が心配ですがね(苦笑)」
アドノレ >「う〜むのどかだ」(遠くの叫びも近くの牽制も見ないふり)
響 >「なるほどね。1つ教えて差し上げましょう。襲われた人は共通の物を1つ持っていました。貴方がプロなら、それが何なのか調べられるはずですよ。」>男
首藤 >「ええ・・・それも調べはついていますよ。これの事でしょう?(ブローチ取り出し)」>響
凛 >「じゃあ、誰が敵かの特定は全然?」
首藤 >「それを調べきる前に、皆さんに割り込まれてしまったのですよ・・・それで、調査を中断していたのですよ(苦笑)」>凛
翔真 >「・・・・・・・・」
響 >「さすが、手が早いですね。それを、置いた店員の調べはついていますか??」
首藤 >「・・・という次第でしてね。このブローチを置いた店員が誰かについても、調べることが出来なかったのです」
凛 >「それが何かは知ってるの?」>男<ブローチ
首藤 >「これは所謂・・・釣り餌のようなものですよ。身に着けている者の生体波長にあわせて・・・クリーチャーを呼ぶ信号のようなものを発する金属。といえば、おわかりになりますかね?」
凛 >「ふ〜ん、それが細かな振動しているのは、クリーチャーを呼ぶためのものなのかな?」
首藤 >「つまりは、そういう事です・・・もっとも、専門家の調査なしでは、この結論にはたどり着きませんでしたが」
凛 >「じゃあ、ペンダント持っていれば必ず敵が襲い掛かって来るのかな?」
首藤 >「命令されたクリーチャーが生きて、いれば・・・ですね。」>凛
>「あれ一匹なら、もう大丈夫ってことだね」>生きていれば
首藤 >「1匹・・・ほぅ、1匹だったのですか・・・なるほど」
翔真 >「・・・・・・・・」
響 >「たまたまボクが見たときは一体でしたね。もしかしたら複数いるかもしれないので、気をつけてくださいね」>男
首藤 >「ええ。おそらく、次の紅い月で・・・エミュレイターは更なる活動を始めるつもりでしょう。その前に叩かねばなりませんね」
響 >「そうですね。では、少し協力していただけませんか。バレーヌにいた店員で、少し前に辞めた店員がいるのですよ。その人の詳細を調べてほしいのですが宜しいですか??」>男
首藤 >「ええ、調べておきましょう・・・もっとも、状況からして・・・相手もそれをあっさり許すとも思えませんがね。やれるだけの事は」>響
凛 >「ん〜なるほど!そっちがボク達に聞きたいことはある?それと、ボク達にやって欲しいことも。やっぱり、こっちが頼みごとをする以上、そっちの要望も聞いておいた方がいいと思うし」
首藤 >「それなら・・・踏み込む際の手助けだけで十分ですよ・・・」>凛
凛 >「うん了解!よろしくね♪(握手の為に手を出し)」>男
首藤 >「その握手は・・・エミュレイターを倒したときのために、とっておいてください・・・」>凛
>「う〜(ご不満で手を引っ込め)」
響 >「くれぐれも用心してくださいね。敵が一人とは限りませんから」
首藤 >「そちらもこの件に関わっている以上、条件は同じでしょう・・・?」>響
響 >「確かに(苦笑)」
首藤 >「さて・・・特に話などなければ、このあたりで。調査を進めねばなりませんからね」>ALL
響 >「連絡先は此処です。」そう言って自分の携帯番号を教えます。「こちらからも変わった事があれば連絡入れますので、連絡先を教えていただけませんか??」
首藤 >「ええ。かまいませんよ(レイ・フォンを取り出す)」>響
響 >レイ・フォンに登録〜「では、次に会うときまでご壮健で」
翔真 >(ボソ)「・・・気をつけろよ。」>首藤
アドノレ >差し伸べた凛の手、不機嫌そうな翔真の顔。「・・・だから警戒を解かなかった訳だな」と一人納得
翔真 >何を考えた(苦笑)<一人納得


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