【第4夜】
箱庭の戦士達
〜蒼魔 弓篇〜
<PART−01>
いきなり月匣アタック!!
さて、今回の「電脳英雑NWOS」は…唐突ながら、月匣アタックから物語は始まる!!
翔真 >なにー!何時誰が何処で何と戦っているんだー(汗)
GM
>戦っているのは・・・今ここに居る本編メンバー! そして、敵は…二つの頭を持つ黒い犬! そして…コイツは、この月匣のルーラーでも有るのだ!
凛 >誰が死ぬんだろう?;;(笑)
翔真 >待て、死ぬのは決定事項なのか?(汗)
凛 >戦闘シーンから始まると50%の確率で(笑)
可憐 >そうなのですか(笑)
弓 >そんなガンダムっぽい死に方はいやだ(笑)
アドノレ >アドノレは派手にまぬけに死ななきゃうそや(笑)
GM >戦わなければ生き残れない!そんな訳で…さぁ〜〜〜、いよいよ戦いだぁ〜ッ!!
弓 >ライダーの方ですか(笑)ではしかたないにゃー…ソードベント…もとい、エンジェルシードをブレードモード!
翔真 >やるしか無いな(苦笑)剣を構えて戦闘準備。
凛 >「噛まれたら痛そう〜(緊張)」どんなシチュの月匣だったんだろう?
【ここでおさらい】
「電脳英雑NWOS」には、本編とは別個に「月匣アタック」というセッション形態が存在する。
これは、有志キャラで月匣に突入し、エミュレイターを倒していくというものである。
今回の月匣は、ネタ的に月匣アタック3「黒い三連犬」と繋がっていたりする(笑)
ちなみに、この時【そら】は(例によって)音信不通。
また、響は…どこかでこっそりと魔力制御の練習中で、この月匣アタックには参加していない。
…彼なりに、前回の件が相当悔しかったらしい…(笑)
◆ ◆ ◆
さて、戦いの先手を取ったのは…あろう事か、黒犬の方であった。
不意を突かれた弓は、とっさに腕の箒で防御に回る。
「弓さん、防御を!」可憐が叫び助言を与えるが…黒犬の牙は存外に鋭く、
防御を突き抜けて、弓の肌を抉り…溢れる鮮血。「………………くはっ……」
「よくも弓ちゃんを傷物に〜!!!」怒りに燃える凛が、獣化して一気に間合いを詰める。
(この時「台詞だけだとなかなか素敵な発言だ(笑)」)というツッコミがあったのは内緒だ!:笑)
続いて翔真が、手負いの弓が、それぞれ攻撃を仕掛けるが…
「チッ…」「…………………………速い」「うぅ〜こいつも硬い〜素早い〜」
黒犬は、信じられない程の機動性で悉くいなしてしまう。
「これは当てるのも一苦労しそうだね!」「……嬉しそうに言うな…。」
半べそをかきつつ、それでも仲間たちを激励すべく、
陽気な振る舞いを忘れない凛…もっとも、翔真はいつものように嘆息していたが…。
そしてこの段に至り、可憐のピグマリオンに、敵の情報が表示されていく…
【敵クリーチャー:識別名『オルトロス』 レベル:5 属性:冥 火炎攻撃 マルチアタック】
そこに、アドノレが『メルトアームズ』を使用。その真なる炎がもたらす予想外の効果に幻惑されつつも、
オルトロスは可憐にどす黒い火炎を放射する…が、可憐はこれを軽々と回避する。
「やっぱり緊張感がないとね〜♪今度こそ!」ウィンクしつつ、オルトロスに連撃を掛ける凛。
「……その発言の何処に緊張感が有るんだ…」とぼやく翔真には、「男の子が細かいことを気にしたらダメだよ!」
…元気少女の面目躍如ではあったが…
「あう〜調子悪い!」その攻撃は続く翔真の再撃ともども、かわされていたのであった。
返す刀で、オルトロスが再び動き…双頭の牙が翔真を襲う。
翔真はとっさに『鋼』で受け止めようとするも…その防御を突き抜けた牙が、翔真の身にも傷を穿つ。
「ぐ…受け損ねたか…。」自ら演じた失態に悪態をつきつつ、彼は冷静に考えていた。
「(力みすぎだな…丁度良い、試して見るか。)」
「わ!翔君まで!!よくも〜!」怒りに燃える凛に、
「凛、タイミングを合わせる。一気に畳み込むぞ…。」同時攻撃を持ちかける。
「こっの〜…いい加減にマトモにあたれ〜!!!!!」
結果的に凛に引きずられるかのような同時攻撃となったが…
更にタイミングを合わせた弓の攻撃まで、オルトロスはかわしてみせた。
「硬いよ〜素早いよ〜!!翔君〜ボク、だんだん飽きてきた〜!!」「ならさっさと片付けないとな。」
翔真の言葉はベソかきまくる凛を宥めてか、それとも単なる苦笑か。
この段に至り、一同は相手を侮り過ぎていた事、認めざるを得なくなっていた。
「うん!じゃあ、次で仕留めるよ!!」「……だな、手間かけ過ぎたしな…。」
気合を入れ直した彼女に言葉を掛ける、傷ついたその身体を、
フォローしていた可憐の『キュア・ウォーター』が癒していく。
「…済まない。」「どういたしまして」
「おっと!あぶないあぶない…これでもくらえ〜!!」
オルトロスの反撃を凛が撹乱している間、「もう少し入れ歯を溶かしておいたほうがよさそうだな」と、
アドノレが再び『メルトアームズ』…いかなる魔王の微笑みか!?
その真なる炎が、オルトロスを更に弱らせていく。
だが、その間隙を突く筈だった凛と翔真の攻撃が、なかなか通じない…
「だう〜調子が最悪だよ〜!!!何か変なもの食べたかな〜いい加減に当たれ〜!!」
半ばヤケ気味に放った連撃が、その時クリーンヒット!
「わお!今のはなかなかの手応え♪」
結果、オルトロスに手傷を与えていくが、翔真と弓の攻撃が続かず、
アドノレの三度の『メルトアームズ』も弾かれ、決定打が出ない…。
「…これでもまだ遅いか…。」
…そして!「キミとの遊びもこれで終わり!!」と、凛が叩き込んだ獣爪が、事実上の勝負を決めた。
数多くの傷口から噴き出す体液が、オルトロスの動きを鈍らせ…
そこに、翔真の鉄板をも切り裂く一閃!!オルトロスは、ようやく沈黙した…。
翔真 >57点でした(苦笑)
凛 >「あ、今急に動きが鈍くなったけど、もしかして結構効いたのかな?(安堵)」ここにきて(笑)
弓 >遅いわー(笑)
翔真 >全くだ(苦笑)「……十分にな(苦笑)。」>凛
アドノレ >(鬱憤が貯まらんと実力を発揮できないのはトラウマでもあるんだろか)
凛 >「じゃあ褒めて褒めて〜♪(駆け寄り)」(笑)>翔君
翔真 >「……偉いぞ(苦笑)。」しかし重傷入ってなかったらまた避けられていた(汗)>凛
凛 >「えへへ〜(嬉&てれてれ)」(笑)
GM >…では、その時! 後衛全員、知覚力ジャッジ!
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