【第9夜】
焔の予兆

<PART−01>



それぞれの、少し変わった日常


前回の修学旅行から…3ヶ月後、時は9月。

この間の状況の変動は…ウィザード達にも、大なり小なりの影響を及ぼしていた。

弓 >そんな経つのか。予想外(笑)
翔真 >気がつくと誰か死んでいかねない時間だ(爆)
GM >単純に時期にあわせたらそうなってしまったとも(笑)
アドノレ >そして利息の取立てが(笑)
凛 >そういえば最近は翔君と会えているのだろうか?(笑)
GM >呼べばよいでわないかっ!(笑)
凛 >そんな恥ずかしい〜(笑)
GM >つまりそれは・・・小笠原での一件以来、「連絡は取ってなかった」って事だろうか(笑)>凛ちゃん
翔真 >恐らくそうなる…のかな?奢る回数が減って経済的に助かるとか(爆)
凛 >毎日、携帯を眺めては溜息を?(笑)
翔真 >レポートやバイトの邪魔しなければ会うよ(苦笑)>凛ちゃん
凛 >では、レポート書いているときはベッドで寝ていよう(笑)
GM >凛ちゃん、それは同棲宣言かっ!?(笑)
凛 >うんにゃ〜そこにベッドがあって暇だから(笑)
翔真 >俺のベッドで寝ていたら襲っちゃうぞ(苦笑)

さて、可憐は…前回の記事というよりレポートが編集者の目に留まり、
ルポライターとしての前途が開かれつつありそうな気配(笑)

可憐 >「取り敢えずはルポライターからですね」
GM >…って感じで自室でくつろいでいると、千影がいつものように受話器を持ってくる。どうやら電話のようだ。
可憐 >電話を取りますが「何方ですか」
千影 >「可憐様…椎果様からお電話です。」
可憐 >「分かりました、代わります」>千影

電話の主は、露木椎果…日本を代表するアイドルの1人。
そして、人知れずエミュレイターと戦う夢使いの1人…彼女は、可憐とも友人なのである。

椎果 >「可憐さん…随分久しぶり。元気にしてた…?」>可憐
可憐 >「椎果さんもお久しぶりです。 どうかしましたか?」>椎果さん
椎果 >「うん、私はいつもどおり…相変わらず敵は多いけどね」
可憐 >「こちらも相変わらず敵が多いですよ。(苦笑)」
椎果 >「そうそう、今度…また学園の方に足を運ぶ事になったわ…」
可憐 >「学園に来るの。 又厄介ごとに巻き込まれないように気をつけないとね。(クスッ)」
椎果 >「そうね…去年のアリーナみたく、事件になってしまったらこっちも困るもの…」
可憐 >「電話してきたと言う事は何か他に用事があるのではないのですか?」
椎果 >「うん…実はね、ちょっと教えておこうと思って。」
可憐 >「……」黙って聞きます。
椎果 >「実は、友達から聞いたのだけど…強力なエミュレイターが、横須賀に狙いを定めたらしいの
可憐 >「そうですか…この前エミュレーターを倒したので、目を付けられたみたいですね」
椎果 >「そうなの? …それは初耳ね。出来たら、聞かせてくれる…?」
可憐 >「公では話せないから後でファックスで送りますわ」
椎果 >「ごめん…今こっちにファックスはないの。なにしろ出先でね…」
可憐 >「メールの番号か、家のFAXの番号を教えてくれれば送ります。一部機密事項に引っかかるので、こういう形しかできないの」
椎果 >「エミュレイターの事件が機密…?ごめん、よく分からないわ」
可憐 >「アメリカと世界魔術師協会の機密事項に掛かってしまいますので」
椎果 >「それはまた大変ね…確かに、横須賀は大変なところらしいけど…」
可憐 >「今言える事は…3ヶ月前のアメリカのテロ事件に関わった事くらいしか、電話ではいえませんの」
椎果 >「そう…やっぱりあの事件も『敵』絡みだったのね。」
可憐 >「あとの話は、メールかFAXで送りますわ」
椎果 >「それじゃ、メールでお願い…」
可憐 >「了解しましたわ、後で送ります、情報有難うございます」

翔真は…大学の課題とバイトと人生の課題(謎)に追われる毎日(笑)

翔真 >人生の課題……ねぇ(苦笑)
可憐 >何でしょうか人生の課題とは(笑)
翔真 >………秘密だ(苦笑)この時期は……まだ夏季休講中、かな?
GM >うむ、大学はあと1週間くらいは休講だね…そんなこんなで、現在「エトワール」でアルバイトの途中だ…今日も今日で客の入りが多い(笑)
翔真 >「…………」黙々と仕事をこなしている(笑)
GM >翔真の目の前では、イノセント・ウィザードを問わず様々な客がやってくるのだけど…客達の中に、ひときわ目を引く少女の姿を見る。【そら】とは違う…もうちょっと謎めいた感じの。
翔真 >「………」仕事に支障が出ない様に気をつけつつチェック(笑)
GM >少女は、どことなく涼しげな眼差しを翔真に送って…注文をとり始める。
翔真 >軽く会釈をして注文を取ります。…ん?注文を取っていると言う事はその少女は店員なのかな?(今更:笑)
GM >いやいや、客です(笑)その少女はショートカットで、年齢は15〜6歳くらい。赤いセーラー服を着ているね。
翔真 >「……いらっしゃいませ。」>少女
少女 >「……・ブラックコーヒーをお願い…」>翔真
翔真 >「かしこまりました…。」礼をしてブラックコーヒーを淹れて来ます。 「……お待たせしました。」(前に置く)
GM >少女は、そのブラックコーヒーの香りを楽しむように、飲み始める…
翔真 >おやっさんの手際を見て自宅で密かに研究している……何所まで通用するかな(笑)
少女 >「………・へぇ、なかなかね…(小声)」
翔真 >「(口元を綻ばせて)……有り難う御座います。」
少女 >「…いえ。このあたりは初めてだけど、いい味だったわ。ありがと(微笑)」>翔真
翔真 >「……有り難う御座いました、またどうぞ…(営業スマイルにあらず:笑)」
少女 >「…また来てもいいかしら?」上目遣いの、小悪魔のような視線(笑)
翔真 >「えぇ、是非。」涼やかに微笑んで見せましょう……15、6歳相手だが(笑)
少女 >「……(くす)…楽しい人。なんだか、気に入っちゃったかも…」
翔真 >「……光栄ですよ、お嬢さん……(フッ)……さて、俺ももう戻らなければなりませんので、名残は尽きませんがこの辺で失礼させて頂きます(笑)」
少女 >「ええ。また会いましょう…(どことなく年齢不相応な、艶っぽい笑み)」
翔真 >「巡り合わせが有れば、また(フッ)」その後はまた黙々と勤めに勤しむのであった(笑)
GM >うむ、そうしてバイトを続けていると…やがて客はどんどん入れ替わっていく。さっきの少女は、もう姿も見えないね。
翔真 >今回の淹れ加減は覚えておいて後でメモ書きして残しておこう、自宅で研究する時の資料として(笑)

響は自室で、「第7艦隊」絡みの情報を蒐集する毎日…

響 >ばたばた…(笑)
GM >隣の部屋では澪がゲームに興じているのが聞こえるが…そこに、メールが着信だね。
響 >「なんだろ??」
GM >メールの発信者は「B・S」となっているね。>響
響 >開いてみましょう。どんなメッセージでしょうか??
GM >そこには、英語で何事かが記されていて…どうやらそれは、米軍の内部で扱われたような資料のようだ。
響 >資料に目を通しながら、その資料を闇導響矢さんに転送します。こちらにもバックアップを取って。
GM >内容そのものは…アメリカの海軍軍港、それも現役を引退した艦船が集められている場所でのやりとりを記録したものだね。
響 >ふむふむ…気になる内容は載っているかな??
GM >その情報によると…つい最近。それも、ウィザード達の修学旅行の直後なのだけど…退役して保存されていた軍艦が、忽然と姿を消すという事件があったらしい。
響 >「さてさて…敵の意図はいったいどこにあるのかな…といっても、こちらは対処療法しかできないか…」
GM >読み進めていくと、この艦船失踪事件において…エルフマン大統領からの直接の命令を受けて、レイヴン=ロフトが調査のために動き出したようだね。
響 >「はぁ…また厄介なのが動き出したなぁ…はぁ…ちょっと気分転換に、紅茶でも飲みに行こう…」外にでま〜す
澪 >「ひーびきくんっ♪なぁーにをやってるのかなぁ?(くすくす)」出かける前に呼び止める(笑)
響 >「え??。ちょっと本を買いに行こうと思ったんだけど(苦笑)H○lley○otterの新作が出たからね(苦笑)」
澪 >「じゃあ、私も一緒でいいかなぁ?今ゲームがバッドエンドで、ちょっと気分転換したいのよね〜…こーらー、ちゃんと返事しろ〜っ(笑)」
響 >「いいよ。ところで、どんなゲームをやってたの??」
澪 >「『ファイナル=パンクラチオン』…最新の対戦格闘ゲームっ★ネット対戦でランキングもしてるんだよ〜(笑)」
響 >「ほどほどにね(苦笑)前みたいになっちゃうよ…」
澪 >「だーいじょうぶ! このゲームに魔王なんていないもん(笑)」そういう問題だろうか(笑)
響 >「なるほど(苦笑)さてと、出かけようか」
澪 >「うんうん! じゃあ、れっつごぉ♪」
GM >と、澪は言うのだけども、どこからどう見ても無理をしているように見える…そう思えてならない。
響 >今日は気がつかない振りをして、出かけます・・・なるべく無理させないように気をつけながら・・・

そう、始まりは3ヶ月前の事件…
あれ以来、彼女はどうも、つとめて明るく振舞おうとしているようにしか見えない…

響 >(どうしよう…話した方が良いのかな…)
GM >澪は、響にぴったりとついていこうとするけど(笑)
響 >いくら何でもトイレまでついてこないでしょ(笑)
GM >だってー、トイレなんて聞いてないもーん(爆)

さて、アドノレは…この時、借金を返済しきれる事が発覚(笑)

アドノレ >誰だばらしたのは(笑)
GM >そして…拾いもののカレンダーによると、今日は再開発地区の寄り合いの日だね(笑)
アドノレ >酋長は一番先によい席を確保しに行く。酒とつまみの手土産を持って
GM >アドノレが寄り合いの会場に向かうと、年寄り連中は既に集まっていて…世間話に興じているね。
アドノレ >偉そうに鎮座して話を聞いてよう。ついでに月匣堂通信の投稿ネタになる物を探して(笑)
GM >スラムの年寄り達が、今話題にしているのはこれだ…「最近はなんだか、妙に行方不明事件が多くなったの…」
アドノレ >「なんだ、知り合いでも居なくなったか?」そのうち何割がウィザード絡みか考えながら失踪の多くなった時期を聞いてみよう
年寄り >「うんにゃ。ここで行方不明なんて結構珍しくもなんともないんじゃが…最近は若者ばかりが多く狙われておるようじゃ」

アドノレ >「<狙われてる>ときたか」
年寄り >「うむ。それも…夜派手に出歩いておる者が結構そういう被害に巻き込まれておるようでの。それで、夜間の外出を規制しようかと話し合っておったのじゃ」
アドノレ >「ふむ。ちょっくら調べてみるか。夜間バイトが使えなくなると色々と問題だからな」
年寄り >「おお、それは心強い…わしらも、出来る限りの事はさせていただきますぞ。」
アドノレ >「聞いた話を知らせてくれればよい。実際に確認するのは全て俺様が引き受ける」
年寄り >「そうですな…事件はたいがい、昔の繁華街…衣笠のあたりで起きておるようじゃ」
アドノレ >「ほう」(その辺の知り合いは居たかなと検索中)
GM >いるいる。衣笠あたりの旧繁華街といえば…あの3人(笑)
アドノレ >最近呼び出すことが多いな(笑)会合で聞ける話が全部終わったら、三人に連絡を入れてみます

そして、弓は…任務に追われる毎日。

弓 >裏でちゃくちゃくと進行する1/1フルアーマー弓ちゃん計画(ぉ)
翔真 >ミ−ティアを装備ですか(笑)<フルアーマー弓ちゃん
弓 >割と安価で可能なんだけど、唯一の問題が重量かぁー。筋力あと6もあげないとムリか
GM >でもって、今はちょうど自室にいるのだけど、その窓をこんこん…と叩くものがいる。
弓 >誰かな?
GM >カーテンを開けると、そこには…最近見慣れるようになった少女の姿が(笑)

そう、ちょっと変わったのは…時々【そら】が遊びに来るようになった事、だろうか?

弓 >鍵をあけて…招き入れる。「……………………いらっしゃい……」
そら >「………また、遊びに来ました…(にこ)」>弓さん
弓 >「………何もないけど……ゆっくりしていって………(かすかに微笑)」
GM >【そら】は例によって戦ってきた後のようで、あっちこっちに傷を受けたのが再生途中のようだ。>弓
弓 >「………………………言ってくれれば、手伝う……のに……(手当てしつつ)」
そら >「ありがとう…だけど、弓さんに…無理は言えません(にこ)」
弓 >「……………私は……また……貴方を失うほうが……嫌……」
そら >「ありがとう…私などに、そんな言葉をくれて…」>弓さん
弓 >「……………………………………(ふい、と視線をそらして(笑))」
そら >「……………なぜ、目をそらしますか…?(首かしげ)」
弓 >「…………………………なんでも、ない…」
そら >「……弓さん…右腕は、その後大丈夫ですか?」
弓 >「……………(こくり)………問題ない……。……(す、とそらに近寄って…服脱がせながら(ぉぃ))…汚れてる………シャワー、浴びてくるといい……」
そら >「ぁ………」

かくして、姉妹のように風呂を共にする弓と【そら】…
だが、こうした毎日を続けるうち、2人は気付くに至った。
2人の力を合わせる事で、【そら】の身体に新たな能力が現れるという事を。
それは…果たして、物語の行く末にどう影響していくのか。

【LINK−UP/FUSION CANNON】

今はただ、その名を記すのみ。


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