【第9夜】
焔の予兆
<PART−02>
それぞれの、動き出す事態
GM >さて、可憐…椎果にメールを送った後、スローター=ウィズコームからメールが入ってくるのを確認するよ。
可憐 >メール確認します
GM >スローターからのメールは「怪事件の情報」として…中東にあった石窟の大仏が消えうせている、という情報が記されている。
可憐 >『いつも有難うございます。この事件を追ってみて、終わったらそちらにレポートを送ります』とメールを送ります。
GM >スローターのメールでは「最近、これに類した原因不明の失踪事件が続発している」ともあるね。
可憐 >大仏が消えるのはエミュレイターの所為かな?と思っています。事件について自分の方でもう少し詳しく調べられないですか?
GM >そのためのツールを、君はすでに持ってるじゃないか…そう、ピグマリオンだ(笑)
しかし、可憐のリサーチにもかかわらず…問題の石仏に関しては、
政治的紛争による破壊を奇跡的に免れたものであるという事くらいしか分からない。
千影 >「可憐様…あとは、何かご用はございますか?」
可憐 >「特にありませんが、何か情報が入りましたら教えてね」>千影
千影 >「分かりました…情報の絞込みはなさいますか?」
可憐 >「特にしなくても良いです。 いつも通りでお願いね…後は取り敢えず、近いうちにエミュレーターの侵攻が有るようなので、被害が出ないようにしておいて」
千影 >「かしこまりました、可憐様」
その頃、チンピラズと連絡を取っていたアドノレは…首尾よく3人に接触する。
チンピラズ >「おぉ、兄貴ィ!! どうしやしたぁ?」
アドノレ >「なんかそっちで行方不明が多いそうだからな。一応心配してやったわけだ。」
チンピラズ >「それは嬉しいですぜ、兄貴ィ…で、行方不明の話ですかい?」
アドノレ >「夜間バイトに問題が出る前に俺様がねじ伏せる。知ってることがあるなら聞いておきたいのだが」
チンピラズ >「そうですねぃ…実はエンコー仲間の間で、どーも怪しげに動き回ってるヤツがいるようなんでさぁ。」
アドノレ >「たとえばどんな風に?」
チンピラズ >「どうも、学生らしいんですがね…1人、得体の知れない女がいるんでさ。そいつに声を掛けられると…大抵、会った男に何かが起きるっていわくつきでさぁ」
翔真 >………我が身が不安だ(苦笑)
アドノレ >「…会えるように段取りが出来るか?」
チンピラズ >「えぇ、構いませんぜ…とりあえず、舎弟の1人が付き合おうかどうかって相談してきてるんで、それに便乗するってのもありでさぁ」
アドノレ >「ついでだから舎弟の名前も聞いておくか」
チンピラズ >「えぇ、構いやせんぜ…吾郎ってんでさぁ」
アドノレ >「ふむ。ともかくセッティングは任せる。経費が必要なら後で請求するがよい。」
チンピラズ >「わっかりやした! それじゃあ、続報を楽しみにしててくだせぇ」
アドノレ >「頼んだぞ」
そして…バイト明けの翔真は…?
GM >家路についているその途中…繁華街の片隅で、さっきの少女がひとり佇んでいるのが見えるね。
翔真 >では近づきましょう。バイクで入ってきて良いのかなぁとは思いつつ(笑)「こんな時間にこんな所で……危ないぞ(苦笑)」
少女 >「あら…?(気付く)…あなたはさっきの…」
翔真 >「巡り合わせが有ったので声を掛けさせてもらった(フッ)良ければ駅まで送るぞ?」
少女 >「………私、家出してきたって言ったら…信じる?(くす)」
翔真 >「信じて欲しいのか?(フッ)」その少女、家出してきたように見えますか?
少女 >「どっちかといえば…ね。」うむ、荷物を持っているようには見えないな…どこからどう見ても(笑)
翔真 >「つまらない嘘じゃ無ければ信じても良い、どこか行きたい所が有るならば乗せて行く位は付き合ってやるぞ?(ニヤリ)」
少女 >「そうね…今は特にないかしら? しいて言うなら…寝られる場所がほしいわ」
翔真 >「庇を貸して母屋を取られる訳にも行かん……知り合いに泊めてもらえる様に頼んでやる(苦笑)」
アドノレ >アドノレ推薦・橋の下(笑)
GM >そらりん推薦・段ボールハウス(笑)
翔真 >パス。流石にそれは寝覚めが悪いです(苦笑)
少女 >「…うん……お礼はするわ…」
翔真 >「必要無い、余計な気を使うな。(0−Phone取り出し)」
少女 >「…親切にしてもらったら、お礼をするのは当たり前…でしょ?(くすくす)」
翔真 >「このままお前を放って置いたら俺の寝覚めが悪くなる、それだけだ。」本来ならここで凛ちゃんの所に連絡するのだけど(苦笑)一応可憐ちゃんの所にも連絡を入れようかな(笑)
GM >…では、可憐に翔真から着信〜。
可憐 >「もしもし…何方ですか?」
翔真 >「相羽だ……いきなりで済まないんだが、少女一人を今晩泊めてやってくれないか(苦笑)」>可憐
可憐 >「寮でよければお泊めできますが」>翔真さん
翔真 >「………良いのか?(苦笑)」
可憐 >「二人も三人も変わらないですから(苦笑)」
翔真 >「済まんな、今度何かあったら借りを返す(フッ)」
可憐 >「こちらも借りがありますのでお気遣いなく」
翔真 >「……寮の近くまで行ったら掛け直す、またな。」
響 >こっそりと翔真さんにメールを送ります。『澪のことについて相談したけど良いかな??』>翔真さん
GM >で、可憐との電話を終わった翔真…ふと見ると、例の少女がいない。
翔真 >(0−Phone仕舞う)「……ん?」急いで探して見ます。
GM >周囲を見回してみても、例の少女はその存在すら最初からなかったかのように、忽然と消えうせている…。
翔真 >「(嘆息)………全く。」
GM >で、翔真のもとに響からメールだね。
翔真 >「………響か。(メール読み)…………(嘆息)」
翔真はしばし考えて、響へのメールを打ち始めた。
『もうすぐ自宅に戻る、それからなら付き合ってやる。』
響 >メールで『了解』と返信
翔真 >可憐ちゃんにもメールを出しておきましょう。『済まない、件の少女を見失った。せっかくの厚意をフイにしてしまった事を詫びる。後日また会おう。(相羽 翔真)』>可憐
可憐 >「お気になさらず」とメールを返します
翔真 >「……済まないな、可憐ちゃん(フッ)」メール確認したら自宅へ戻ります。
GM >では、翔真は自宅に戻るけど…響はまだ現れないみたいだね。
翔真 >では後は自宅で待ち(笑)
響 >では、翔真さんの自宅に伺おうかな…澪はついてくるのかな??
GM >当然、澪はついていこうとする(笑)
響 >…・・仕方ないなぁ…この手は使いたくなかったんだけど…翔真さんのところに行く前に、いったん自宅に戻ります。
GM >うむ、今のところは問題なく戻れる。で、その後は…?
響 >澪を優しく抱きしめて…「無理はしないで…」
澪 >「響…・・くん…・(ぎゅう)」
響 >おでこに、KISSをしてあげよう(苦笑)「翔真さんのところに行ってくるから、少しの間待っていてくれる??」
澪 >「ん…わかった…それじゃ、待ってるね…。」
響 >というわけで、一人で翔真さんの部屋に向かいます
一方、アドノレのもとには…チンピラズからのメールが届いていた。
内容は「吾郎」の写真、それに…ちょっと遠くからの撮影らしい、問題の相手の写真である。
GM >見る限り、吾郎はどこでもいるような軽薄そうな…所謂ヤンキーだね。対する少女の方は…ぼんやりとだけど、赤い服を着ているショートカットの少女らしい。
アドノレ >「普通にヤンキーが遊びのつもりなら多少妨害しても問題はあるまい。遠慮なく少女のほうを調べるとしよう」失踪者が若い連中に多いので、学園の風紀の方にもなんらかの話が言ってないか確認
GM >学園の方でも…生徒が何人か行方不明になっているようだ。いずれも中等部〜高等部の男子生徒のようだね。
アドノレ >事件の調査が進展してるか聞いて、自分がこれから調査に当る事を報告。それとスラムのご隠居経由で、少女について知ってる者が居るかを調べる
GM >うむ、では風紀も今後を特別風紀委員の管轄とする事にするね。でもって年寄り連中は、この少女を見ていないようだ…まぁ、彼らは夜中に出歩かないから(笑)
アドノレ >後は夜にバー「w」でウィザードの中に少女を知った人が居ないかのチェック
その頃、【そら】とひとしきり求め合った(爆)弓は…!?
GM >【そら】と共有した興奮の余韻を楽しみつつ…と、その時。洗面所から、0−Phoneの着信音が聞こえてくるね。
弓 >そらをお姫様だっこで抱えて戻って…ベッドににそっと寝かせて、タオルかけてあげたら、出ます。「………………………………はい?」
浦戸 >「俺だ…リリス、新しい依頼が入ったが、出られるか…?」
弓 >「…………問題ない……………」
浦戸 >「ならばよし…依頼は、学園風紀委員から出ている。要するに特別風紀の仕事だ」
弓 >「………………詳細は?………」
浦戸 >「新学期に伴い、転校生が多数加わったが…エミュレイターが紛れ込んでいる確率が高い。これを発見し、殲滅するというものだ」
弓 >「………(すこし、困惑した声で)………どうすれば?…まさか、一人一人切りかかるわけにも…私はそれでもいいけど(くす)」
浦戸 >「ある程度、怪しい者に関してはリストアップしてある。あとは尻尾をつかむだけだ」
弓 >「…………………さしあたりはそれらを監視せよ、ということでいいの?……」
浦戸「そうなるな。報酬は、いつもの通り…携行戦力、ある程度の外部協力も許可する。」
弓 >「………………わかった…………任務了解………」
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