【第13夜】
7800万キロの虚空

<PART−18>



マルス=ベルセルク<3>



ジョニーの一撃は、合体ディングレイの身体に穴を穿ち・・・
せりあのいる場所の周囲だけを、綺麗さっぱり斬り落とす!

「ぬぉあっ!?・・・しまった、我が贄がっ!!」

「せりあ〜〜!!!」
その瞬間、拘束を解かれたせりあは・・・意識のないまま、ジョニーの腕の中へ。

凛 >「やった!」
ジョニー > 「取り返させてもらったぞ!!」>ディングレイ
アドノレ >「愚かな。弱点を目視できる位置に晒しておいてその言い草か」
凛 >そう・・・・まるでバ○タードで、Ω状態になった、某暗黒神官のように!(笑)
アドノレ >アビ○イルむ〜んクリスタルぱわ〜
GM >せりあを失った合体ディングレイは・・・前よりも不安定化しているように見える。そして、大地の動きが・・・目に見えて鈍り始める。
翔真 >「これで星とお前を繋ぐ力も失われた……軍神の星の加護は、元からお前には無かった様だが(フッ)」>ディングレイ
鋼地 >「……これが……ジョニーさんたちの……『想い』の力なんです……」>ディングレイ

「やはり・・・『星の巫女』を欠いた状態ではこの程度が精一杯であったか・・・!」

凛 >「負けて言い訳は格好悪いぞ!(くすくす)」
弓 >「………………(右手を元に戻して、指鉄砲をつくって)………BANG…」
そら >「まだ終わってない・・・もう1体の魔王も、すぐそこに・・・」
ジョニー >「ああ・・・だが・・・少なくともこの星は止まる・・・」
鋼地 >「……ですね……まだ……終わっていない……」>そらさん
弓 >「そうね。このバカでかい質量兵器も止めなくちゃけないし(溜息)」
凛 >「うぁ!そいえば、そうだった〜止まるかな?(小首傾げ)」>弓

「だが、まだだ・・・まだ終わってはおらぬっ!
図に乗るな、人間ども・・・今地獄を見せてくれる!」

ジョニー >「・・・・!!」慌てて月衣からジャケット取り出して着せること出来ます?
GM >それは次の行動にて・・・何を言わんとするかはよぉ〜く解ってますが(笑)
ジョニー >ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろ
凛 >「どうやら、息の根を止めるまでやりあう気みたいだね!」
翔真 >「諦めが悪いのも三流の証明だ、終わりにしてやる三流魔王……!」

更に凛の連続攻撃を受ける魔王…だが、その目はなお怒りに燃えていた。

「ぐぬぅ・・・調子に乗るな・・・調子に乗るなぁぁ!!」

ジョニー >「しぶといな・・・だが・・・もう終わりが来る・・・」せりあに上からジャケットかぶせながら

「…貴様らのな!!」
ガレオンヘッドの腕から放たれた無数の棘が、ウィザード達を襲う!!

凛 >「わぉ!まだ、攻撃するだけの元気あるんだ!(感心)」
弓 >「………………………そろそろ飽きたわ…アナタよりも、イラついてるのがいるしね………」

ディングレイの攻撃を、回避していくウィザード達…
だが、更にラフレシアヘッドからは「ハリケーン」の詠唱が…止められるのは、弓だけであった。

鋼地 >さて……来ますね……ディングレイFAが(苦笑)
アドノレ >ふぉっふぉっふぉ。俺様には鬼のパンツがある(笑)

その間に、アドノレはひとりピグマリオンを開く。人知れず定めたその識別対象は…【そら】だった。
しかし、画面に表示されたのは…

『ERROR ERROR 識別不能 認識外の何か ERROR・・・』

アドノレ >(やはりそうきたか)
弓 >翔真行動可能?
翔真 >弓ちゃんの支援をする為に行動を落としたのですよ(笑)
弓 >ありがとう、では殴りかかる前に、ちらっと翔真を見ておこう(笑)
翔真 >頷いて返します(笑)
凛 >むっ!(笑)
翔真 >「(この一撃が先程の奴の再生力を上回っていなければ……不味いのが来るっ……)」

「来たれ!火の星の加護よ……!」
「『イシュマエル』、シャドウフォースフィールド展開! 目標……弓さん!!」
「…………………内臓でも樹液でも魂でも…何でも構わないわ……ブチ撒けなさい!!!」

黒い炎を纏った『破壊の右腕』は、ディングレイの中枢を捉え・・・!!

ジョニー >斗貴子さんキターーーー!!!
弓 >1点足りん〜〜〜〜〜(笑)もう一声っ(爆)
鋼地 >すんません。『シャドウ・ブレード』はこれが限界です(陳謝)
弓 >アドっちは行動終わってるしなぁ……幻想しましょーか(笑)「…………見つけた!…………そら!!!!力を!(核を抉り出して、そらに向かって叫ぶ)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・わかりました!(目が輝く)」

【そら】から流れ込む『破壊の右腕』本来の力が、纏う炎を翠碧へと変える。そして…!

「…これで終わりよ……!……
クワドロプル…バーーーーーーーーーーーーーストォォォォッ!!!!」

「ば・・・馬鹿なぁあ・・・っ!?」

・・・ディングレイの中枢を、砕き去った!!

弓 >ポーズはらすとしゅーてぃんぐ(笑)
ジョニー >いいなあ〜(笑)
凛 >ジョニは、もう十分格好付けたやん(笑)
弓 >じょにたんは、ラゴウをお譲りします(笑)
ジョニー >ういっす(笑)
ディングレイ >「実体を持たぬ、我をも喰らう・・・この・・・力、まさ・・・か・・・」
翔真 >「(食らってる、だと!?)」
アドノレ >じ〜っとそらの方を見る…ピグマリオンで負けても俺様には自前の野生(?)勘がある
そら(?) >「・・・・・・・・・絶殺・・・・・・・・・」
GM >ディングレイが最期の一言を放った直後、ガレオンボディが・・・ラフレシアボディが、次々と崩れ落ち・・・塵に還っていく。
凛 >「うぁ・・・・・・・・(唖然)」
翔真 >「……(心臓に悪い……(汗))」
弓 >「…………これでひとつ、借りは返したわね…」ホントは味見したかったんだけどな(笑)
ジョニー >「・・・永遠に混沌の海に沈め・・・」>ディングレイ
鋼地 >「……あなたは本当にすごかった……ただ……僕らはまだ前に進みたかった……だから……あなたも、乗り越えさせていただきます。」
GM >だが、ディングレイが消滅した後・・・不意に、周囲・・・ガレオンシティが黒い炎に包まれる!
ジョニー >「!?!? 何だ!?」
鋼地 >「!? これは!?」
凛 >「魔王の魂か何かかな?(警戒)」
アドノレ >なんとなくアンホーリーに似ている?(笑)
そら >「・・・・・・・・・・敵、到着・・・」
鋼地 >「敵って……!!」
弓 >「……………………もう1体……本命ね…(くすっ)」
翔真 >「ラゴウが来たか……!」

『ディングレイ=E・・惜シイ奴ヲ亡クシタモノダ。
ダガ・・・我ニトッテハ好都合!!』

『火星ノ落着、我ガコノ目デ見届ケテクレヨウゾ・・・
サテ、人間ドモ。余力少ナイ貴様達ニ、無敵ノ我ヲ止メラレルカナ?』

ジョニー >「貴様・・・あれだけの艦隊を殲滅してきたか・・・」
アドノレ >「まぁそんなものだろう。惜しいと言う事が意外というべきだな」
翔真 >「……悉く、俺の嫌な想像を裏付けてくれる……(苦笑)」
凛 >「キミの方の消耗度は?(睨み)」
GM >ラゴウは凛を無視する…ちなみに、ラゴウがディングレイを語るその時、そこには明らかな侮蔑の響きがあった。
ジョニー >見下ろしてるのか(笑)
鋼地 >「…………」 侮蔑って……逆鱗発動寸前なんですけど(大汗)
弓 >「…ハ………………どいつもこいつも……………!」

『・・・サテ、落着ヲ今生デ見届ケルカ、冥府カラ見届ケルカ?
好キナ方ヲ選ブガイイ・・・我ガ許ス』

翔真 >「どっちもお断りだ。必ず止める、どんな障害が有ってもそれを全て排除してみせる。」
鋼地 >「…………あなたとディングレイは……何が違うんですか……? 僕らの対応は……変わりませんよ?(低い声で)」
ジョニー >「…それを選ぶのは俺たちじゃない・・・貴様だ!!」>ラゴウ
アドノレ >「何をするにしても貴様の許可なんぞ必要無いわ」
弓 >「………他の連中はどうだか知らないけど……私はアナタをブチ殺すつもりで、わざわざこんな星まで来てるのよ。」>ラゴウ

『威勢ノイイ事ダ。ダガ、ディングレイ<gノ戦イデ、
モウ戦ウ力モ残ッテオルマイ?』

凛 >「むぅ〜確かに、ボクもうボロボロだ〜(へちょり)」
ジョニー >「だが・・・それでも俺は戦う!! 勇者だから・・・」

「愛する者を守る男だからだ!!!」

弓 >「………………………………なんか、途端にやる気がなくなってくわね……(苦笑)」ぼそぼそっと(笑)>じょにぃ
ジョニー >いやん(笑)
アドノレ >「女性差別はいかんぞ」(笑)>ジョナサン
ジョニー >「・・・おおっと(苦笑)」>アドノレ
鋼地 >「ディングレイさんには言いましたが……僕たちにはそれぞれの『想い』がある……だから……あなたにも、僕らは全力で抗います。」>ラゴウ

『ナラバ、人間ドモヨ・・・カナワヌ夢ヲ抱イテ滅ブガ良イ。
オ前達ノ星ト、ソコニアル生命モ、スグニ後ヲ追ウ事ニナル』

弓 >「……(無言で、翼を広げて)…ボロボロなアナタ達は帰ってもいいわよ?…」>ALL
鋼地 >「……大変申し訳ないですが……まだ、帰れませんよ。」>弓さん
凛 >「確かに、もうボロボロ〜あとはせいぜい、アレを倒すくらいしか、力が残ってないや〜(くすっ)」>弓
アドノレ >「そういう面白い事を独り占めするのは感心せんぞ」>弓
翔真 >「せっかく新しく可愛い衣装を着てきた、弓ちゃんをこのまま放っては行けないさ(笑)」>弓
弓 >「………フゥ………(溜息)………あっそ………。…」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・一丸とならなければ、勝てない相手・・・・・・・・・・・・・・・・・・・力の行使は、必要ですか?」
翔真 >「(頷く)……力を、貸してくれ、俺も持てる全ての力を尽くす……能書きは言わない。叶うなら、今有る俺の全ての力をやる。出来るなら、使い得る全ての力を貸してくれ。」
そら >「ツールチェック・・・MEGA=EVOLUTION、使用中・・・・・・FUSION=CANNON、OVERLINK・・・使用可能」
弓 >(^^;)ノ 欲しいけど、次の行動ではやりたいことがあるから、見送る(笑)
鋼地 >「……(正直に言うとあなたの手を借りたい……でも……今は……)(握りこぶしを握りつつ)」
翔真 >「ここまで力を借りておいて、自分で力を手放した俺が言える事じゃないかも知れん。だが、それでも何も出来ずに居るのはご免だ……護りたい者を、護るべき者を護る力が………欲しい!」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかりました。敵は星間宇宙の魔王・・・全戦闘能力の限定を解除します」
翔真 >「有り難うな、そら(笑)では、行くぞ……!」

そして、このラウンドの最後に…

鋼地 >あ、行動できる(嬉) では、ハイパーMPヒーリングプログラム使います……ここでF……石砕いておきます。
凛 >石がボロボロ壊れていく(笑)
アドノレ >仲魔だ(笑)>鋼地
鋼地 >コンゴトモヨロシク(爆)>アドノレさん

…と、そんな訳で。新たな敵を迎え、仕切り直しの第3ラウンド!
しかし、ラゴウは先のディングレイに続き、行動値でファンブル…

凛 >ラゴウいきなりFか!(笑)
ジョニー >南無〜(爆笑)

先手を取ったジョニーはブレッシング、ヒーリングウィンドで仲間のフォローと自分の回復に走った。
それ故に、ラゴウと最初に交戦したのは…凛となった。

「なんか、ディングレっちと同じようなパターンだけど、初撃はボクが!風爪!」

だが、凛が振り下ろした風の衝撃波は…ラゴウの表面で霧散する。

『我ヲディングレイ<Sトキト一緒ニシナイデ貰オウカ』

「分かってたよ・・・・うん、分かってはいたんだ・・・・・(えぐえぐ)」
涙目な凛の横で、鋼地はラゴウをアナライズに掛かる。その結果…

「宇宙魔王ラゴウ」 L25
HP >1000
重傷無効 暴れ回り(1エリア内)
ディストーションブレス(射程100/2エリア)
バーサーク 魂狩り 魔王絶対防御陣

鋼地 >魂狩り!? 全員にお知らせします。
ジョニー >ぎゃひ〜〜!喰らったら追加で29ダメ・・・
アドノレ >魂狩り持って25LV(^^;
弓 >ひぃぃぃ><
凛 >触られたら悲劇@@
翔真 >冗談でも食らえないな(苦笑)
弓 >「………まずはあのバリアを何とかしないといけないのは一緒みたいね……翔真、そら!」
翔真 >「そら!俺に力を貸してくれ!」
そら >「・・・・・・・・・使用能力は・・・?」
翔真 >「振るい得る最大の力……EVOLUTION <OVERLINK>!」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・了解、コマンド受理・・・OVERLINK!!」

【そら】の全身が次々と、高エネルギー体へと変化していく…
それはいくつもの彗星のように、翔真の周囲を飛び回り…

腕に、脚に、身体に…次々と融合していく。
ほとばしる翠碧色の炎は、強大な力が周囲の空間へとバックロードした証。

凛 >「わぉ〜!」
そら >『OVERLINK COMPLETE』
翔真 >「……………」
鋼地 >「……あれが……OVER……LINK……」
アドノレ >「他言は無用だぞ」>鋼地
鋼地 >「……もちろんですよ……」
弓 >ぶしゅっとシリンダー注射。ずーーーーーーーーーーーーーーっと前に病院篇で拾った「鬼神」相当のアンプルをキメます(笑)

「…………とっておき……使ってアゲル……」

翔真 >ここでそれ使うのか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(爆)
弓 >いや、私もコレの存在忘れかけてた(笑)
凛 >弓がラリった〜!!!(笑)
翔真 >(顔を上げて)「………行くぞ、そら。」
そら >『了解・・・絶対、大丈夫』
翔真 >「そうだな、大丈夫だ。まずは結界を破る……!」

『愚カナ・・・我ハ無敵。マダ挑モウトイウノカ?』

アドノレ >「愚かだと…同じ言葉を返そうか。戦意を砕き尽くすまで戦は終わらぬ」
ジョニー >「その余裕が貴様たち魔王の欠点だ!!」>ラゴウ

鋼地 >「……僕はもう……何もいいません……」
弓 >「………………『何、そんな馬鹿な』…次に、多分アナタが言う台詞ね…。」>ラゴウ
翔真 >「フィールド……全開っ……!!」WBUで突撃です・・・

『オーヴァー=エナージョンストライク・・・』
クリティカル、死点撃ち発生(爆)

弓 >さすがここぞというときに決めてくれます!先生!
凛 >美味しいCだ!(笑)
弓 >ディストーションフィールドアタック(笑)
ジョニー >フェニックスドライブ エールブレイド(違)
弓 >まだファイナルアタックじゃないんだ(笑)…じゃあ私はキバドライブFAかな(笑)>じょにたん
ジョニー >おおう(笑)

『・・・グホォアッ!? ナッ、ナンダッ・・・ソンナ馬鹿ナッ!?
アリ得ナイ、コノ様ナ力<n・・・キッ貴様ッ!?』

その攻撃によって放たれた炎は、ラゴウの防御陣を容易く破砕したのみならず・・・
数kmにも及ぶその身体の、おおよそ8割を・・・あろう事か、消し飛ばしていた!!

『グッ・・・ヌゥウ・・・オノレ、人間ドモ・・・ッ!!』

「ラゴウ、お前はディングレイより恵まれて居るぞ……もっと楽に、消えられる……。」

弓 >8割Σ( ̄□ ̄;
ジョニー >Σ<十 > ΣV[o¥o ]V
アドノレ >「ついでだから訂正してやる。俺様は人間ではない」(ぼそ・笑)
凛 >「ん!今度は、ボクの攻撃も通るかな?」
弓 >「………………この前のお返しよ……受け取ってもらうわ、私のキスをね。(くすっ)」ジョニさんにトドメを刺してもらうためにも、私からいきましょうか?(笑)
ジョニー >必殺技逝く〜?(笑)尚、必殺技で本当にプラーナ0になります。あしからず(爆)
翔真 >行ってしまうですよ(笑)
弓 >じゃあ、ここは同時攻撃ということにしましょう!(笑)
凛 >らじゃ!!
ジョニー >ういっす!!

「これが俺の・・・勇者の力だ!!!」

ジョニーのレイセイバーに力が注がれ…そして、天から光の柱が降りたかのごとき輝きが発生する!!
続いて凛が、弓が、態勢を立て直しつつあるラゴウの左右から迫る…
十文字の獣爪連撃、ブースター全開で斬り込んだ『破壊の右腕』…そして!

「我、愛の心にて悪しき魔王ディアボロを断つ!!!
喰らえぇぇーーー!!!!」


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