【第13夜】
7800万キロの虚空

<PART−17>



マルス=ベルセルク<2>



戦いは、まだまだこれからであった・・・

「……手品の種がわれて、仕掛けも破られたアナタは、大人しく引っ込んでればいいのよ!」
叫んだ弓が、『右腕』をもって魔王に飛び掛かった。
「『イシュマエル』、シャドウフォースフィールド展開! 目標……弓さん!!」
鋼地の支援が飛び、暗黒の闇を纏った捨て身の拳が、魔王を打ち据える。
ついで、翔真も疾風のレイピアとウィッチブレードUで連続攻撃を仕掛けるが…
アドノレの支援エンチャントフレイムにもかかわらず、ダメージを与えきれていない。

そう、魔王は…いまだ健在であった。

「…無駄骨、と言った筈だ」

弓 >「………ち……やっぱり出し惜しみしても倒せないか……無駄にタフね……(−−;」
翔真 >「まだ足りんか……。」
そら >「力の行使は・・・必要ですか?」
翔真 >「………せりあ嬢が融合している状態で、PHOENIXの行使は避けるべきだろう。」
弓 >「………どちらかといえば、本命はこの後だしね…」
ジョニー >「ラゴウの巨体には・・・君の力が必要だ・・・」>そら
鋼地 >「……今は……すごく特別な力を使わなくても……大丈夫です。」
そら >「・・・使用制限を鑑みて・・・使用できるのはMEGA=EVOLUTION、OVERLINKです」
鋼地 >鋼地君両方知らん(苦笑)
翔真 >「1戦に付きどちらかひとつづつ使うと言う方法で、2戦連戦で行けるか?」
そら >「・・・・・・問題、ありません」

その間にも、凛がディングレイに再攻撃を敢行していた。
「葛葉流尻尾払い術!!!」「全身火達磨も辞さぬか。良い心がけだ」
大きく尻尾を振り、ついで爪による連撃。アドノレの炎がこれを支援し、
その一撃一撃が、ディングレイに炸裂していく・・・!!

翔真 >尻尾払いって……デモンホールド相当?転ぶのかディングレイ!?
GM >・・・見事に転んでるよディングレイ!(笑)
ジョニー >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」←微妙な気分(笑)
鋼地 >……一気に空気が変わりましたな(核爆)
凛 >「ふふふん〜ボクの尻尾にかかれば、エベレストだって転ぶのさ♪(上機嫌)」

「小癪な・・・滅ぼしてくれる!」
起き上がったディングレイは、ラフレシアにドロウ・ルーンを使わせる一方で、
再度【そら】に連続攻撃を掛けてきた…

凛 >どうやって起き上がったのか知りたい(笑)

「Evolution・・・!!」「『イシュマエル』、対物理障壁展開! 目標……そらさん!!」
防御魔法の上から、ずたずたに傷つけられていく【そら】…

凛 >魔王・・・・元気ないよ?(笑)
翔真 >無くなって良い(笑)
鋼地 >いや〜。次の魔法が恐ろしすぎる(苦笑)
弓 >「そら!ヤバいなら離れて!」
そら >「まだ・・・大丈夫。わたしは・・・戦えます(にこ)」
鋼地 >「…………少し、時間をください。すぐ、傷を治しますから。」
アドノレ >次で行動力稼いでヒール掛けんと

「・・・『欠片』たちよ・・・力の行使を許可します。MEGA=EVOLUTION!!」
【そら】からの緑色の輝きが、翔真に、凛に、弓に、アドノレに…ウィザード達に、力を与える!!

弓 >わーい(笑)
鋼地 >……『啓示』あわせるとえらい事に(汗)
ジョニー >流石!!
凛 >「わぉ!」超獣化状態入った〜!
翔真 >「ここまでされたら……応えない訳にはいかないな……。」
鋼地 >「……もちろんです!」>翔真さん
そら(?) >「さて、見せてやろうか・・・」
アドノレ >「これは…」
弓 >「………………ふ……そうね………」
翔真 >………(^^;

「む・・・奴は・・・?」
【そら】の姿に、ディングレイがとある違和感を覚えた、その隙に。
「元より魔王なぞという職業は隠し芸の多さも売りの一つだからな」
アドノレからのアンホーリーフレイムが、ついでジョニーの3倍光の刃が炸裂!
更に弓の『右腕』、翔真の連撃がディングレイに殺到する。

「斬り裂け!!!!」「出し惜しみは、無しだ……!」

…しかし、魔王はそれでもなお、倒れ伏す事はなかった。

「無駄なことだ・・・その程度で我は倒せぬ!」

「それでも、『鋼』無しでも傷付ける事は出来た。魔剣の無い魔剣使いにやられる気分はどうだ?」

「いあ、ボクの尻尾で見事に倒れたし・・・・・(ぼそっ)」

「調子付くでないわ。戦いはまだ始まったばかり。ほんの余興よ・・・」

「なら……もっと前に進むだけです!!」

弓 >ふーむ…ずっと考えてたんですが…せりあって見えてるんだよね?
GM >見えてますよん(笑)
アドノレ >無理やり取り返す?
弓 >・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アポートできないかな(爆)この場合抵抗はディングレイの抗魔になるんだろうけど(笑)
鋼地 >それは美味しいんですが……繋がってますからねえ(苦笑)
GM >うむ。今はディングレイと融合してるので無理〜(爆)
弓 >ちぇ〜(笑)
凛 >融合してない部分だけ、弓の元に・・・・・うひょぉ〜@@
鋼地 >それは素敵に解剖学的な光景が(滝汗)
ジョニー >ぎゃああああ

そして、第2ラウンド…だが、魔王はここで痛恨のファンブル!!

GM >・・・ま、ま、魔王の大爆笑〜〜〜〜〜〜〜♪ OTL
ジョニー >南無〜(爆笑)
鋼地 >こかされたのがよっぽどショックだったのね(核爆)
アドノレ >ふぉっふぉっふぉ。俺様だけファンブルは癪だからそれぐらいはやってもらわんと(笑)
翔真 >世界がディングレイの存在をしっかりと拒否し始めたのだろうか(笑)

ジョニーがガルバリオンのプラネスーツAIを最適化している間に、弓が吶喊。
アドノレと鋼地の魔法支援を受けた『破壊の右腕』が、
満足に身動きできないディングレイを切り刻んでいく。

「あはははははっ………」

「ぬぅ・・・小賢しい・・・ッ!!」

弓 >おおうっ!?通常攻撃で3桁いってもーた(笑)
アドノレ >後で某所にカレーをたかりに行こうと思うアドノレであった(笑)
ジョニー >弓ちんこわいよ〜(笑)
弓 >いやあ、オープニングでいぢめられたから(笑)りべんぢ、りべんぢ♪
GM >直接いじめた魔王は別の魔王なんですが(笑)
弓 >そっちはそっちで、後ほどきゃんいわしたる(笑)
アドノレ >触らぬ神が八つ当たり
翔真 >「………(杞憂であれば良いが……)」そらに『疾風のレイピア』を渡します。

「使えっ、威力は落ちるが使い易くは有る筈だ。」と、レイピアを差し出す翔真。
「・・・しかし、それでは翔真さんが・・・」
困惑顔の【そら】に、微笑みかけながら翔真は語る。

「俺はもう一振り有る、問題無い」その手には、ウィッチブレードUがあった。
「・・・・・わかりました・・・」そこまで言われては、彼女にも断る理由はなかった。

「その子を返せ〜!!!」
衣装を脱ぎ捨て完全獣化した凛が、ジョニーと共にディングレイを猛襲する。
アドノレの送った炎の力を纏った爪が、そして勇者の力たる光の刃が、
次々とディングレイの肉体を傷つけていく…。

ジョニー >・・・・・・・・ファンぶった・・・お守り人形は壊れなかったけど・・・盛大にスカったようで(苦笑)
凛 >じょに;;
翔真 >……ギリギリ当って居る様で(^^;
ジョニー >おお!! 当たってたのか(安堵)
鋼地 >陛下、今、ダイス神はあなたを見捨ててませんよ(爆)

「小賢しい奴らめ・・・その程度で倒れる我ではないと言っておろうが・・・!!」

ジョニー >「だが・・・貴様とて永遠は無い!!!」>ディングレイ
凛 >「そんな、ボロボロのくせに強がり言うな!」>ディングレイ
鋼地 >「……まだ僕たちは動ける……まだ生きている……まだ、終わってなんかないんです!!」>ディングレイ
弓 >「…同じ台詞を吐いたヤツを、何十人も血の海に沈めてきたわよ?(くすくすくす)」>ディングレイ

「それはどうかな・・・この星が地球に落ちれば、結果的には我の勝利だ・・・!」

ジョニー >「その結果を出す前に・・・貴様を討つ!!」>ディングレイ
アドノレ >「近い未来すら『たられば』で語らなければならぬのが今の貴様の立場だな」>ディングレイ
そら >「そう・・・不完全極まりない歪な状態で、永遠だの覇権だのとおこがましい・・・」
アドノレ >(やはりそらにの中に別な意思がある?)
弓 >「………それにね……他人に寄生してるヤツがそんなこと言っても、説得力ないわよ?(嘲笑)」そろそろアドのMPきついかな?こーぢくん、次の攻撃でシャドブレよろ〜。
アドノレ >派手な活躍は無理だな
鋼地 >使えば残りMP9ですが(苦笑)<シャドブレ
凛 >MPそこまでけずれてたのか!
鋼地 >まあ、ほぼ毎攻撃ごとに防御魔法打ってましたからね(苦笑)>凛さん
弓 >Σ( ̄□ ̄;うお、そうだったの!?ごめん〜〜〜あとで魔石あげるね(><)
鋼地 >魔石より信頼をください(爆)
翔真 >「……支援に回る。アドノレ、蟻塚、タイミングを見計らって補給を取れ。」闘気を組み換えます。回避に回していた7点分を全部魔導力に。
アドノレ >当座の事は若い衆に任せて、俺様は懸念事を潰してくとしよう・・・キュアウォーターをそらに
鋼地 >皆さんごめんなさい。今、鋼地君がこれをやらないわけがない。「『イシュマエル』! 僕の想いを……そらさんに!!」<瞑想>でHP25点消費、そらさんに投げます。
弓 >愛だ!><
そら >では、その前に・・・ここでOVERRAGEです。

「ウツホカゼホトミズハニヨ……。」「OVERRAGE・・・!!」各自がそれぞれの行動に走る間、
弓とジョニーはディングレイへの攻撃を続行。次々とダメージを与えていく。

「ええい・・・鬱陶しい・・・!!」

翔真 >ここまでたて続けのファンブル……美味し過ぎる(爆笑)
ジョニー >言うのもなんですが・・・ファンブルしすぎ(笑)<ディングレイ
弓 >世界結界が邪魔してますなぁ(爆)
翔真 >世界に否定され始めている(笑)
アドノレ >ツキが落ちた原因はなんだ(^^ゞ
翔真 >やはり……転んだ時に落としたのでは無いかと(^^;
弓 >座布団1枚(笑)>翔真
ジョニー >なるる。凛ちゃんに感謝だ(笑)

・・・やはりくれはがいないとダメなんだな、ディングレイ(笑)

「いい加減に負けを認めろ〜!!風爪連撃!」
強烈なるその衝撃に大きく身を傾けながらも、ディングレイはなお立っていた。
更に、弓が追撃を仕掛けるが…今度は支援魔法が飛ばず、
ディングレイに傷ひとつ付ける事が出来ない…

「…………………チッ………」

弓 >あ、やっぱり通らないか・・・PL的には、おいしいところ譲れたからいいかな(笑)
翔真 >「(倒して助け出す事に集中だ……今は。)」責任取って止めないと(汗)動く前にカタ付けたいですね。

「ぬおぉうっ・・・まだだ、まだ終わらぬ・・・っ!!」
そう叫んだディングレイの、どてっ腹に。

「MAXIMUM−RAGE! 破壊ッ・・・D=STINGER・・・!!」「ヤドレ、ホノミタマ……!」
巨大な炎の槍となった【そら】の一撃が炸裂。だが…なおも、ディングレイは立っていた。

「わぉ〜しぶとい〜」唖然とする凛の前で、魔王は高らかに叫ぶ。

「我は魔王ディングレイ・・・この程度でっ! 滅びなど…せぬッ!!」

鋼地 >「……一人の『想い』があなたにとっての『この程度』でも……ここには、たくさんの『想い』が集まっている……もう、すでにこの程度じゃないんです!!」
翔真 >「……取り込まれた彼女もウィザードだ。大人しく貴様の言い成りになどなるまい、その現われかも知れんな?(フッ)」
そら >「・・・・・・・すみません・・・倒しきれませんでした・・・」
翔真 >「大丈夫だ、救う者を前にした勇者が決めてくれるさ……(笑)」
鋼地 >「……大丈夫……あなたは一人じゃない……皆さんを……信じてあげてください。」>そらさん
アドノレ >(…道具に意思は無く、そが纏うは使い手の殺気)
ジョニー >一気に二人で行きます? 重傷値に行かなかったときが危険ですが…>翔真さん
翔真 >心に三文字の不退転(爆)倒し切れ無かった事など考えずに『倒す!』(笑)
鋼地 >凛さんが控えていますし、いってみてもいいような気が個人的には。
凛 >なんか毎回『控え』で終わってるし(笑)
鋼地 >控えは重要ですよ〜。野球でも5番が怖かったら4番を敬遠できないんですから(笑)
弓 >ここは勇者らしく、ヘル・アンド・ヘヴンで彼女を助けるですよ!
翔真 >「行けっガルバリオン!決めて来いっ。」
ジョニー >「はああ!!」


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