【第14夜】
深海に詠う声
<PART−01>
とある世界的危機
横須賀のウィザード達が、宇宙で二大魔王を討ち果たしてから2ヶ月。
時は、7月の下旬。
翔真 >2ヶ月……師匠に怒られたり諌められたりしごかれたりされまくりっぽい(苦笑)
GM >ああ、翔真は天津大鋼の勘を取り戻すために再特訓(笑)
翔真 >おかげさまで、範囲攻撃出来る様になりました(笑)
凪 >クドラク医院に通院してたんだろーなぁ自分は(苦笑)
GM >で、そんな特訓のひとときの合間に、翔真はMonAmiに立ち寄るわけだ。
翔真 >霞嬢の笑顔にも癒される(笑)
霞 >「('-'*)」ぽぽぽ
GM >さて、翔真&凪・・・そんな平穏な時間の中。おやっさんが電話に出ているんだけど・・・徐々に声音が険しくなってきているね。
翔真 >エスプレッソ飲みつつ和んで居ますが……見受けられたら表情を引き締めます。
凪 >「・・・何かあったんすかね」グラス拭きつつ
翔真 >「……みたいだな。」>凪君
おやっさん >「(電話を終えて)ちょっとした一大事だ・・・まあ、ここにはあまり関係ないのだがね・・・」
凪 >「・・・あまり?」
おやっさん >「3時間前・・・各地の【門】から、大量のエミュレイターの出現が報告された件でね。」
翔真 >「………【門】?」
そう、この時期…実は、横須賀の外ではとてつもない事件が起きていたのである。
「魔法大戦」事件。
輝明学園武蔵野校に在籍する高校生「夜ノ森 優」の生命を狙って、
何人かのウィザードが同校へと転入した事に端を発したその事件は、
長じるに及び、優と何人かの有志による「眠れる古神」との戦いへと発展していた。
のみならず、いくつかの勢力が更なる介入をはかるに至り、
事態は混沌の様相を呈していたのである。
この事態を、クラウス=フライは同校に潜入させた斎 瑠那から、
また横須賀ウィザーズユニオンの常田 治雄は、
他ならぬ同校の理事長・天罪 芽亜からの支援要請で聞かされていた。
とりあえず事態を静観したクラウスに比べ、常田が取った対応は迅速だった。
既に3時間前、吉祥寺を中心に、世界中の至る所で月門が開いていたが、
横須賀の地は神代 慎以下『臥龍の護り』が適切に対処し、事なきを得ていたのだ。
アドノレ >学園は兆候が出た途端有志が遊びに行くからなぁ(笑)
凪 >「門って言うと・・・」こないだの世界の門を思い出したけど多分違うものだろうと判断
おやっさん >「要するに、世界各地の龍脈の要所・・・というべきかな。ここで言う臥龍学園みたいなものだ。」
凪 >「龍脈っすか・・・」
翔真 >「そうなると、今学園の方にも出ているのでは……!?」
おやっさん >「ここにあまり関係がない、というのは・・・エミュレイター側がここに対する手出しを控えているという一面もあるだろう。その理由は、今なら大方見当は着くと思うが」
翔真 >「そう言えば……そうでしたね(嘆息)」
凪 >「・・・・なるほど」
翔真 >「………(神代嬢と尽さんに連絡しておくべきだろうか……(汗))」
おやっさん >「それにもうひとつ。ここ横須賀においては、既に対処済みの事項だったりもするのだよ(笑)」
翔真 >「万が一何か有ったら連絡を下さい、役に立てるなら手伝います。」
おやっさん >「ああ。ここには様々な守り手がいる・・・そうやすやすとは抜かれてやらぬよ(笑)」
凪 >「確かにそうっすね・・・」
おやっさん >「ただ問題は・・・今回の事件で、様々な勢力が刺激されたであろう事だな」
凪 >「連中(ベル勢力)やトリニティとか・・・一条家とかっすか」
翔真 >「何所が出て来ても厄介事になりそうですね……。」
おやっさん >「そうだな。前回の例のように、宇宙からという事もありえる・・・。」
翔真 >「ここまで来ると、魔王以上のモノが出て来そうな気がしますよ……(半眼に)」おやっさんに向けてでは有りませんが
凪 >「・・・・・・魔王以上、っすか」
翔真 >「それが一つとは限らないだろうしな(苦笑)」
おやっさん >「ああ・・・この地球には、まだまだ数多くの超級エミュレイターが眠っているからな。そして・・・マリキュレイター」
凪 >「・・・・・・・アイツっすか・・・」名を聞いた途端心臓にギリっと痛みを感じて一瞬顔を顰める
翔真 >「…………アイツは……正直今は逢いたく無いですね……。」
おやっさん >「・・・だがこれまで、世界が何度も危機的状況に陥ったにもかかわらず、この地が例外的待遇を認められている理由は・・・そこにある訳だ(苦笑)」
凪 >「横須賀がガラ空きになっちまった時何が起こるかなんて想像したくもないっすわ(汗)」
翔真 >「……複雑です、色々な意味で(嘆息)」
おやっさん >「今の電話も、実はアンゼロット嬢からでな・・・横須賀ユニオンのウィザードは今回も基本的に現状維持、だそうだ」
凪 >「なるほど・・・」アンゼの名前聞いて一瞬微妙な表情(苦笑)
翔真 >「そうですか……彼女(アンゼロット)も色々複雑な状況に有るのでしょうけど(嘆息)」
そして、時を同じくして…蒼魔 弓、緋室 灯の両名は、
おやっさんが言及していた「その戦場」…吉祥寺にて戦端を開いていた。
その任務内容は、言うまでもなく『エミュレイターの掃討、並びに夜ノ森 優への支援活動』である…。
翔真 >なんと(−−;
弓 >吉祥寺と聞いたからどこかとは思ったけど…よりにもよって武蔵野分校か!><
GM >ちなみにナイトメアは、別件でちょいっと秋葉原に行っているらしい(爆)
凪 >何があったのだろう(笑)
弓 >ちゅどーん♪ずぎゅーん♪がきん!どかっ!ずばしゃっ!きんっ!どーん!
凪 >弓サンがたのしそーだ(;'-')(笑)
弓 >吉祥寺かぁ…うん、週末はゴスロリで溢れかえる…違和感なし。問題なし!(耳と尻尾はどーするつもりだ)
灯 >「天緒からの連絡、途絶・・・敵は増加の一途・・・久しぶりね、ここまで闘れるのは・・・」
弓 >「……ふ……ふふっ…ここしばらくは暇を持て余してたから……丁度いいわ……(ずばーっ、ぐしゃっ、がきーん)」 大暴れ(笑)
灯 >「確かに・・・・・・・・・状況を確認できた。問題の【門】の基点は・・・輝明学園武蔵野校・・・」
弓 >「……報告書にあった連中と……真白に任せるの?……」<門
灯 >「私たちの任務は、『その連中』のバックアップ・・・それに、この包囲網を抜けなければ問題の地点には到着できない・・・もうひとつ、天緒はこの任務のために造られた。結論、懸念に及ばず」
弓 >「…安心したわ…面倒じゃなくて…。……雑魚ばかりだけど…数はいるから、しばらく楽しめそうね…(ばさーっと翼を大きく広げて)…さて…気持ちよくさせてね…?」
灯 >「私は接近されるとガンナーズブルームを撃てない・・・近づいてきた敵を駆逐して、ほしい。簡単な、チームプレイ」
弓 >「……………任務、了解…(にっ…と凄惨な微笑を浮かべて)」阿鼻叫喚屍山血河(笑)
弓が近づいてくる敵をなぎ倒し、遠距離の相手は灯のガンナーズブルームが撃ち抜く・・・
しかし、エミュレイターどもの数は徐々に増えていく一方であった!
弓 >私もあかりんも、単体攻撃能力しかないからなぁ(笑)
GM >真白ならフルファイアがあるのだが(笑)
弓 >とりあえず、転生者への転職条件は満たしてるから、いつでも覚悟完了だけど(ぇ
翔真 >なるなら”誰”の転生者なんでしょうね(笑)
凪 >やはしリリスでわ(・ω・)
弓 >世界結界と契約して、英霊になって帰ってきます(笑)
GM >戦っていくうち、灯と弓の周囲には、無数のエミュレイターの残骸が山を造っていく。上空には無数の敵・・・輝明学園武蔵野校のウィザード達も抵抗してはいるが、いかんせん数が多い・・・!
「リミッター解除ですぅ〜」 |
「チッ、埒が開かんな…」 | 「ここを抜かれる訳には…」 |
ちなみに…2人の近くでは、この3人が戦っていた。
翔真 >客演が一杯ですねぇ(笑)
弓 >(全身に返り血を浴びて、黒のゴスロリが重たく赤黒く変色し、白いフリルは真っ赤に)「……………ふぅ……はぁ…数が…おおいわね………」
灯 >「ガンナーズブルーム、冷却の必要を認める・・・冷却完了まで予備を使用・・・」
弓 >「……術式選択…剣呪文≪ソードスペル≫!…」
翔真 >………美女が一杯だからちょっと良いなーと思っていたりするけど……ここ(Mon Ami)にも沢山居るから良いや(^^
弓 >えー、ここは地面にGBをがすがすっと何本も刺しておいて、撃ち尽くしたら投げ捨てて次を(笑)
GM >うむ、それいいなぁ(笑)ではそれでいこうか(爆)
鋼地 >弐号機ゼノレ○ノレ戦!?(違)<地面に〜
弓 >こーぢくん、正解(笑)
某秘境探検(しかもアニメ版)を思い出すのもどーかと思います、GMさん。
灯 >「次で突破口を開く・・・・・・射撃、開始」
弓 >「…………わかった…。……術式選択…剣呪文≪ソードスペル≫…ならびに……砲呪文≪カノンスペル≫!」
2人の少女が戦場に踊りこむ…戦いは、まだ始まったばかりである。
さて、その頃。鋼地は、アドノレのいる再開発地区へと足を伸ばしていた。
アドノレ >電柱の上でTJ立ち(笑)
鋼地 >では、鋼地君は菓子折りを持ってスラムに行こう(笑)
弓 >こーぢくん、いいことを教えてあげよう。菓子折りよりも、猫缶の方が…(笑)
鋼地 >ぬ(笑) 了解しました。それを知ったら猫缶ギフトセットをもっていくことにします(待)
翔真 >猫缶のギフトセットって(笑)
アドノレ >犬缶もあるのに言葉として目にするのは猫缶だけだなぁ
GM >さて、アドノレに会うべくスラムを訪れた鋼地、そしてそのアドノレ・・・すぐ近くに、強い気配を感じる。
鋼地 >「……え? これは……?(警戒)」
アドノレ >「うぬ?」
GM >アドノレはうっすらと、その気配に記憶がある・・・ずっと前に、アメリカで。
翔真 >………サムンゾ?(^^;
アドノレの「弟」サムンゾ…本編第8夜参照である。
アドノレ >「ちょいと人払いを」と佐藤隊なり野良’sリーダーになり告げてこちらから出てくか
鋼地 >「…………」 アドノレさんが近づくのを見て周囲警戒します〜。
GM >そして、アドノレと鋼地は・・・同じ場所に行き着く。そこには・・・アドノレと同じ姿の男。
アドノレ >ぬ・・・とにらみ合った後ポーヂング
サムンゾ >ぬぅん!と返礼のポーヂング
鋼地 >「……(……?……アドノレさんが……二人……?)」
アドノレ >「お主であったか。またはるばる遠くまで来おったな。」>サムンゾ
サムンゾ >「久しいな、兄者・・・元気にしておるようでなにより(ぽーぢんぐ)」
鋼地 >「…………」 二人が話しているのを黙ってみてます。
アドノレ >「その兄者という呼び方…いまだにしっくり来ぬが、それはさておき俺様に用が有ってきたのか」
サムンゾ >「他に誰がおるというのだ(笑)実は、兄者に耳寄りな知らせがあってきた」
アドノレ >「この辺には正体不明の超人が多いぞ」
サムンゾ >「ではその超人たちの中から、特別に兄者をご指名という事でどうだ」
アドノレ >「敵でないなら無下にする理由もない。茶でも出してくるか」
サムンゾ >「そうしてもらえるとありがたい・・・それと、もうひとりそこに闖入者(鋼地)がおるようだが」
アドノレ >「あまり趣味が良くないが、若気の至りという奴だな」
鋼地 >「……あ、すみません。お邪魔して。隠れてたつもりじゃないんですけど……」
アドノレ >「茶菓子があるなら特別に招待してやっても良いぞ」(笑)
鋼地 >「……ちょうど良かったのかな……?……一応、持ってます。(鞄から菓子折りを出す)」
サムンゾ >「・・・知り合いか、兄者?」<鋼地
アドノレ >「迷える若人(わこうど)といった処か。まんざら知らん仲でもない」>サムンゾ
サムンゾ >「そうかそうか・・・(妙に納得顔で)」
鋼地 >「あ、えっと……『蟻塚 鋼地(ありづか こうじ)』です。すみません、盗み聞きをしてしまって……」
サムンゾ >「構わぬ。それに、ことによってはお主も聞いておいた方がよいかも知れぬ話題だからな」>鋼地
鋼地 >「……え?……僕も……ですか……?」
アドノレ >「なんだかんだ言って、この地に住むモノ全部が関係者とかいう話になりそうだ」
サムンゾ >「これ兄者、茶化すでない・・・事は国家機密の問題なのだ。それも・・・我らがよく知る米の国のな」
鋼地 >ぶばっ(吐血)米機密!? っというかこの人鋼地君知ってるんじゃ!?(爆)
アドノレ >「茶化してるつもりは無いが・・・大統領のしかめっ面は相変わらずのようだな」
鋼地 >「……米……国家機密……」
サムンゾ >「うむ全く(笑)そこの少年には初耳と思うが・・・大統領が以前から悩んでいた、除籍艦船の行方不明事件のことでな」
鋼地 >「……エルフマンさんが……悩んでた……除籍艦船……ですか?」
サムンゾ >「責任問題を問われた大統領は、レイヴン=ロフトにCIAまで使ってその行方を追っていたのだが、最近になってその居場所の見当が付いてきたそうでな」
鋼地 >「……それまでは……迷走していた……ということですか……」
サムンゾ >「なにしろ足取りがつかめなかったからな」
鋼地 >「……なるほど……それが……やっと見つかったんですね……それなら……良かった……のかな?」
サムンゾ >「・・・それが、そうともいえんのだ」
鋼地 >「……? 何か、あったんですか?」
アドノレ >「こっちで発見したという事は他所にも発見されたと考えるべきだな」>鋼地
鋼地 >「……あ……なるほど……その可能性もありますね……」
サムンゾ >「レイヴンの先遣隊が、そのいってみれば・・・幽霊艦隊に襲われた、といえばよいかな」
アドノレ >「幽霊艦隊…な」(邪笑)
鋼地 >「幽霊艦隊……ですか……それはつまり……相手を観測できなかった……ってことですか?」
サムンゾ >「まあ、レイヴン風情では太刀打ちできない相手となれば、次の手は決まってくるわけだ(ニヤソ)」
鋼地 >「……ウィザードの派遣……ですか?」
サムンゾ >「・・・ここに大統領の親書がある。俺様が誠心誠意説得した成果だ(ぽーぢんぐ)」
アドノレ >宛名は誰宛に?
GM >宛名はアドノレ、それに鋼地・・・大統領が知っているウィザードでここにいる面々といえば(笑)
鋼地 >あら? てっきりアドノレさん宛だけかと想ってました(笑)
GM >だからサムンゾは笑ったんだ(笑)
鋼地 >絶対この人鋼地君知ってるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(泣叫)
アドノレ >「確かに受け取った・・・が開けるのは面子を揃えてからだな」それにしても気になるサムンゾの誠心誠意(笑)
同じ頃、凛は…『先生』からの呼び出しを受け、事務所に足を運んでいた。
GM >さて・・・「先生」は浮かない顔をしているね。
凛 >「先生〜どしたの?(心配顔)」
先生 >「・・・ああ、凛か・・・実はだな・・・お前さんの実家からで、祖母上が病気で倒れたそうだ・・・」
凛 >「え!?・・・先生、どういうこと!?(慌てて駆け寄り)」
先生 >「それも、もうかなり悪いらしい・・・もともとお歳だった上に、先日の武蔵野の騒ぎの影響で、あっちにもエミュレイターが出たそうだからなぁ。それで・・・お前さんに伝えておかなきゃならん事が出来た、という話だ。」
翔真 >口伝、かな?
凛 >「急いで帰らないと!!!(涙目あせあせ)」
先生 >「・・・そう言おうと思っていたところだ。そういえばお前さん、葛葉の後継者だったよな・・・多分、そのあたりも絡んでるとは思う」
凛 >「う、うん!じゃあ、今からボク、出発するね!(慌てて着替えに)」
先生 >「・・・・・・・いいのか? 他の連中に声を掛けなくても(苦笑)」
凛 >「うん!また、すぐに戻って来れると思うし、今はとにかく急いで帰りたいから!」
先生 >「・・・・・・報告だけはしとけな(苦笑)」
凛 >「は〜い!(こくこく)」それが凛を見た最後だった…完(笑)
翔真 >待てーいっ!!(^^;
弓 >完ってなんだー(笑)
鋼地 >終わっちゃ駄目ですー。帰ってきてくださ〜い(笑)
弓 >もどっておいでよー(><)女の子いなくなるとさびしーよー><
凛 >うぅ〜すまんです〜・・・・@@
翔真 >ついに男女比が(^^;
凛 >番号知ってるみんなに「ちょと、お婆ちゃんの具合が悪くなったので里に戻るね〜また、すぐに戻って来るからね♪」とメールして全速力でGO!
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