【第14夜】
深海に詠う声
<PART−21>
今はただ、安らかなる時…
かくして、一同は逐次ノアに帰還した。
凪 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・」ノアに戻ったら変身解除、そのままその辺の壁にもたれて死んだように動かない
弓 >「……何人かは、そのまま入院したほうが良さそうね。」
ドドガンバ >「それなら、この島に暫く滞在していくといい…」>ALL
翔真 >「色々と済まないな(苦笑)」>ドドガンバ
そら >「今回は、弓さんも一緒・・・(ぎゅ)」
弓 >「(なでなでしつつ)…そうね…封印の経過も見ておきたいし、数日、少し遅いバカンスかしら?…そらとは、話したいこともあるし、ね。」
そら >「はい。なんでも…」
翔真 >「取り敢えず……まずは全員休息だな……(フッ)」
アドノレ >「よ〜し帰って寝るぞ」
鋼地 >……何にも無ければこのまま気絶していた方が美味しい気がする今日この頃(笑)
GM >まあ、一同が平穏を取り戻す頃には意識を回復してOK(笑)>鋼地
鋼地 >あい。なんか変化ありました?(笑)
GM >うむ…遠くかすかな記憶の彼方。自分が…自分でない誰かであったような、漠然とした印象。
鋼地 >「…………ぁ…………(ゆっくり意識を取り戻す)」
GM >そして、目が覚めたとき・・・鋼地は、目の前で会話をしている少女に、何者かの影を感じる。とてつもなく懐かしい、誰かの…
鋼地 >「……(あれ……? この感じは……?)」
凪 >「よ(苦笑)大丈夫かー?」
鋼地 >「あ、すみません。あれを見た途端、急に何かが割れる感じがして……気がついたらこの状況で(苦笑)」
そら >「皆さん、お怪我はありませんか…?」そういう右腕と胴体以外は半分気化、これを再生しつつ。
アドノレ >俺様はぴんぴんしてる(笑)
凪 >「あー。俺は平気平気(苦笑)頑丈しか取り得がねーしな(苦笑)」大嘘ついてるよこのばかちんは
鋼地 >「あ、僕は大丈夫……っていっても信じてもらえそうに無いですね(苦笑) 正直いろんな所が悲鳴あげてます。」
凪 >外見はそうでもないけどかなーりボトボトディス(0w0)
GM >ボドボドはだめだー! もずく汁が必要になってしまいます(ぁ
凪 >いやんΣ(0w0;)
弓 >「…約2名…外はともかく、内側がボロボロみたいね。……」ここはむしろ、なんとなく察したほうがいいか(笑)
翔真 >「その二人には治療と休息、その後で一度医者にでも診てもらうか……。」
そら >「それでも・・・・・・戦わなければならない、こともあります・・・」
鋼地 >「……そうですね……自分達の『想い』を貫くためには。」
アドノレ >「後で俺様が傷病快癒の踊りを踊ってやろう」(笑)
そら >「・・・わたしは、すぐに治ります・・・翔真さんは・・・?」
翔真 >「気遣いは嬉しく思う、有り難うな(笑)俺は魔力とプラーナが戻れば治療出来るレベルだから問題無い……蟻塚が頑張ってくれたからな(フッ)」
鋼地 >「そんな大した事出来ませんでしたよ……?」
翔真 >「自分を過小評価し過ぎると、美徳どころか厭味になりかねんぞ?(片眉上げ)」>蟻塚君
鋼地 >「……自分で自分を評価するとどうしても主観が入ってしまうので……すみません。」
翔真 >「……謝る必要は無い。だがあまり自分の評価を低くするとお前を買っていたり好意を持つ相手を貶める事にも繋がる……まぁ何か少しでも自信を持てる様になれば良い(苦笑)」
鋼地 >「……ありがとうございます。そう言っていただけるとありがたいです。」
鋼地 >「まあ、今もこんな状況ですし、これからも何ができるかわかりませんが……これから僕も、そらさん達と一緒に戦わせて貰っていいですか?」
そら >「わたしに、拒否する権利はありません…他の皆さんに…」
鋼地 >「……(うーん……個人的にはそらさんの意見も欲しかったんだけどな……)……了解です。」
そら >「・・・んっ・・・・まだ、カラダがあつい・・・(壁によりかかり)」
鋼地 >「……大丈夫ですか?」>そらさん
そら >「ただの、反動・・・だいじょうぶ・・・」
凪 >もしかして倒れたらその位置に←がいるかもしれん(爆)
鋼地 >「……そこまで反動を受けることをしてたんですね……」気絶してたから知らないの(笑)
弓 >おなじく、ぼーっとしてる(笑)
鋼地 >とりあえず、自分の体力を少しばかり『瞑想』に乗せてそらさんに送ろう(笑) 反動の軽減になればいいけど。
GM >そして、鋼地…【そら】と話した後で、ふと違和感を感じる。そう、確かに鋼地は彼女を【そら】と呼んだつもりだった。だが…
その口は、まったく別の名前を出していた……【沙弥】と。
鋼地 >何ですとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?(滝汗) 鋼地君、沙弥さんと会ってる!?
翔真 >それは聞こえたら反応してしまうです(笑)
鋼地 >っていうか口に出したんですかその名前!?
GM >ええ、はっきりそう言いました(ニヤソ)まあ、【そら】はきょとんとしていたがな(笑)
鋼地 >…………ええ、皆さん、鋼地君の口から『沙弥』って言ったみたいですよ〜(汗笑)
弓 >わーい、なかまなかまー(笑)
凪 >「・・・・・・・??」
翔真 >「……!?」
弓 >「………………(今……さやって…?)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?(・・)」
鋼地 >「……? 何か……?」本人は気付かない(笑)
翔真 >「………………いや、何でも無い。」
鋼地 >「……はあ……」まだ気付いてない(爆)
◆ ◆ ◆
凪 >内心「薬の手持ちはまだ余裕あり、か・・・ま、大丈夫だろ(苦笑)」
弓 >というか、薬は買えるでしゃう、ピグマリオンで(笑)
GM >その薬はクドラク医院特製のもので、一般には流通してないからねぇ(笑)
凪 >クドラク医院に連絡取らないとー(苦笑)
アドノレ >ピグマリオンでお買い物した後ソレを凪に放り投げる……トマトジュース
凪 >「・・・・・お、サンクス」受け取りー(笑)>トマトジュース
アドノレ >つかつかと近寄り耳元でボソッ「血の臭いが消せてないな」
凪 >小声で「・・・・・・はは、かなわねーな(苦笑)」頭バツわるそうに掻きつつ
アドノレ >「さて、疲れてるところ悪いが、米の追求があった場合どう避けるか。或いはこちらから口止め頼むか…意見を聞きたい」
弓 >「…軽く口止めしておけばいいでしょう……ちょっかいを出してくるなら、返り討ちにするだけだわ。……もっとも、世界結界だってあるし……信じるヒトがどれほどいるかしら…」
翔真 >「先んずれば人を制すと言う言葉が有るからな、俺は口止めを頼む方が良いと思う。今回の依頼の報酬にその事を含めると言う話の持って行き方も有るのでは無いかと思うが。」>アドノレ
鋼地 >「そうですね……相手がどう出るか次第ですが……口止めをお願いする位はしておいたほうがいいかもしれません……詳しく聞かれない程度に。」
そら >「私は……米軍には、協力できません……」
凪 >「・・・・・・・・だろうな」
翔真 >「それを要求されない為の予防線だ(^^」
アドノレ >「要請されても突っぱねるしかあるまい」
そら >「ん・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとぅ・・・・・(少しうつむき加減。照れているのだろうか?)」
GM >では、基本的にエルフマン大統領経由で口止めを頼むという方向になるね〜。
アドノレ >
マリキュレイターの影を打ち払った謎の光芒は世界の危機的レベルの脅威を前にした時に現れる事象であり、
我等の制御下に有るとは言い難い。第三者の介入を阻止すべく緘口令を要請するものである
っとこんな所かな?
翔真 >はい、良い内容だと思います(^^
鋼地 >それでいいかと思います〜。
GM >うむ(笑)
そら >「・・・・・・・・では、滞在に決定です・・・」
かくして弓の言及どおり、ルルイエの門の事後経過を見るため、
一同はしばしここポンペイ島に滞在する事になる・・・
事実上、バカンスだった事はこの際黙っておこう。君と僕の約束だ!(何)
鋼地 >バカンス代はGC持ちの私のような気がしてならない(笑) というか率先して会計やりそう(爆)
アドノレ >バカンス中に私掠船を呼びつけちゃる(笑)
凪 >とりあえずクドラク医院に連絡(苦笑) 処方してもらった薬送ってもらわねば・・・多分戻ったら説教部屋だ( ̄▽ ̄;)
鋼地 >多分病院か銀十字教会で療養(笑)
凪 >あと、MonAmiに連絡してねーちゃんに土産何がいいか聞いて置こう(笑)
アドノレ >あぁ土産持って挨拶回りがまた始まるのか(笑)
凪 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」海を眺めてボーっとしていよう(笑)
弓 >おみやげ、なにがいいかなぁ…
翔真 >幾らか食べ物を購入したらナン=トゥワスに単身赴いて王の霊に報告と感謝を告げて来ます。警告までしてくれた守護者の王様にはちゃんと筋通しておかないと(笑)
アドノレ >妖しい呪術と踊りのレパートリーを増やして帰る。聖地ルルイエを臨むこの地だ、怪しい呪術には事欠かないぞ(笑)
GM >あやしい仮面とかあやしいナイフとか(笑)
アドノレ >怪しい物が発見できたなら玉大人の土産に大抜擢(笑)
鋼地 >こっそり向こうの地酒を買っておこう(笑)
凪 >砂浜で貝殻でも拾って帰ろう(笑)
弓 >あ、あと、ドドガンバさんの写真をとっておこう。あかりんへのお土産だったり(笑)
GM >うむ、きっとあかりんは生徒手帳の中に入れるだろう・・・そして命が別の意味でショックを受ける事になるがそれはまた別の話(笑)
鋼地 >ツッコミ所満載なんだろうなあ(爆)
アドノレ >ポーヂングしてもらって写真を撮ったならば、「世界にはまだまだツワモノが居る」と話す事になるでせう(笑)
弓 >アドにもお礼しないといけないなー(^^;
アドノレ >▲戦友と言われれば採算とは別物になるし(^^;
弓 >ではお礼は猫カンで(笑)
アドノレ >非常食が定食として広く認知されている(笑)
翔真 >師匠のおやつにも幾つか買っていこう(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・わたし、泳いできます・・・」そして夜の海で、熱く火照った体を冷やすのです・・・
弓 >「…………いいわね…」おなじよーなこと考えてたな(笑)
凪 >じゅーーーーっ(ぇー>冷却そらりん
翔真 >「水着は……そう言えば持っていたか(苦笑)」
アドノレ >最初に私掠船を呼んだというのに何故皆海に出るのだ(笑)
鋼地 >私出てないです(笑) あんまり外にも出てませんが(爆)
弓 >でも弓は沈むから(笑)むしろ沈んでるほうが好きなのかも
GM >夜、波打ち際の岩場でふたりっきりで・・・別の事に発展しそうですが(笑)
翔真 >見に行きたいけど……野暮な事はしたくないので我慢(苦笑)
そして、夜の環礁…波打ち際に横たわる、2人。
そら >「・・・・・・・・・・まだ、身体が熱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鎮めて・・・・・・わたしを・・・・・・・・・」
翔真 >俺がもっと熱k(一閃真伝絶刃
鋼地 >こっちは我慢してたのに(核爆)
弓 >「……………いいわよ………おいで、そら……………」
そら >「んっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
GM >なぜか情熱的な今日のそらりん(ぁ
弓 >なでなで、ぎゅう(そっちかよ・笑)
そら >「弓さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ちゅ)」
弓 >「…(ちゅ)……どうしたの?……今日は珍しいわね…ホント…(くす&なでなで)」
そら >「・・・・・・・・・・カラダが、鎮まらないの・・・・・・素肌が触れていれば、落ち着くから・・・だから・・・」
弓 >「……じゃあ、このまま寝ようか…(撫でながら)………」
そら >「ん・・・・・・・・そうするよ・・・・・・ありがとぅ・・・っ(ぎゅ)」
弓 >「今回は…貴女とさやにに助けられた…。これで、2度目かしら…………」
そら >「・・・ううん。いま、助けてもらってるから・・・弓さん、すき・・・・・・(ぎぅ)」
弓 >「……私は…どうなのかな。……嫌いじゃない。……でも、好きとも、愛とも違う…(なでなで)……怜に抱く感情とも違う…カインに抱くそれとも違う…。………私には…わからないけど……。…でも………大切に、思うわ。」
翔真 >深い台詞だ(^^
そら >「・・・ずっと伝わっていたい・・・貪りたい・・・・・・きもちよくって・・・こうしているのが・・・・・・・・・・・・いま、わたしが抱いてるのが・・・感情・・・欲望・・・・・・なのでしょうか・・・」
弓 >「…そうね…。…きっとそれは…世界を護りも滅ぼしもする、最強の力の源なのかもしれないわ…」
そら >「サイキョウの、チカラ・・・(自分の胸の辺りを、じっと見て)・・・・・・わたし、壊れたのかも・・・こんなふうになるの、はじめて・・・」
弓 >「…(クス、と珍しく優しく微笑んで)………私もね…少し前に、同じことを言ったわ。」
そら >「・・・・・・・・・・覚えてます・・・だから、かも・・・」
弓 >「……………でも…最近は……こういう壊れ方なら、いいのかもって、思えるようになってきたわ。……そらと、さやと……怜や……翔真、アドノレ、凛、可憐、響、神代……あの甘い人達の影響かしらね。」
そら >「・・・・・・・・・・・・・わたしも、甘いですか・・・?(穏やかに微笑み)」
弓 >「……………貴女が、一番甘いかもね(くすくす、と笑いながらキスして)……ほら、こんなに。」
そら >「・・・っ・・・・・・・・・・・・・・・感覚が戻ってるから・・・まえと、ちがう・・・」
弓 >「………………さ…お話はおしまい。……なんだかんだで、貴女も再生とFCで相当消耗してるはずだから………」
そら >「・・・わたし、もっと・・・・・・感じていたい・・・だけど、今は言う通りにします・・・こんな風に言えるのも、あなたや・・・みんなの、おかげ・・・(ちゅ)」
弓 >「………ん……このままでいいから…。…だから、今は眠りましょう。………おやすみ、そら。」
そら >「・・・・・・うん・・・・・・・・ゆみ・・・・・・・」
◆ ◆ ◆
程なく離れたポンペイの海岸では、凪が打ち寄せる波を茫洋と眺めていた。
その胸には、打ち止まぬ魔性の鼓動。
『・・・・・・俺の体、どうなっちまうんだろうな・・・ま、何とかするしかねーか』
苦笑を浮かべながら、彼はなお呟く。
『銀、ごめんな・・・無理させるかも知れんが・・・もうしばらく俺に付き合ってくれ』
◆ ◆ ◆
そして、ナン=トゥワスには…ひとり訪れた翔真の姿があった。
「『人であれ魔であれ』………だったか、忘れないでおく。願いを掛けられるに値する者で在る様に……」
◆ ◆ ◆
・・・かくしてバカンスを楽しんだ一同は、日本へと帰国していく事になる。
この戦いで、ウィザード達は・・・様々な変化を見た。
目に見えるもの、見えないもの…大きなもの、小さなもの。
やがてそれは…大きなうねりとなって、彼らの前に姿を現すのかもしれない。
夏、南の島…打ち寄せる波は、今日も変わらない…
世界は、とりあえず護られた。
かくして、『魔法大戦』事件に端を発した『ルルイエの門』をめぐる攻防は、
ウィザード達の辛勝で幕を下ろした。だがそれは、海の眷属たちの壊滅を意味するものではない。
いずれ彼らは、逆襲に転じてくるはずである…今は、そうでないとしても。
更に、ジョシュアの手で示されたクラウス=フライの手掛かり…その居場所を突き止められた時、
『蠅の大神官』はいかなる策謀のもと、いかに行動するのか。
そして、マリキュレイターの脅威は、本当に去ったのであろうか!?
…戦いは、なおも続くッ!!
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