【第16夜】
異邦よりの戦い

<PART−01>



決戦が残した問題


魔王陣営との戦いから、2ヶ月…
クラウス=フライによる横須賀総合病院襲撃を最後に、
魔王陣営の動きはひとまず沈静化。ウィザードたちは、珍しくも比較的平穏な年の瀬を迎えた…
…だが、あらたな暗雲はすぐそこに迫っていた。異国から…そして、異世界から…。

GM >という訳で・・・第16夜は、年を越して1月から始まるわけだ。
翔真 >クリスマスに正月……色々とイベントは有った(笑)
鋼地 >誕生日、クリスマス、正月……イベント盛りだくさん(爆)
GM >魔王ベール=ゼファー本人に関しては…「ロンギヌス」の執拗な追跡にも関わらず、その行方は杳としてつかめていない…。
鋼地 >あの人世界結界の外に出れるからなぁ(苦笑)
翔真 >コタツにミカンでまったりと新年を迎えていて欲しい(笑)
スーティ >「やっぱり守薙さん含めて、いっぺん鍛えなおさないとダメかしらねー(^^;」
GM >ああ、もりなぎーといえば・・・前回はロンギヌスメンバーの案内役として動いてた(現地情勢に詳しいから)のだけどね(笑)
アドノレ >守薙側の報告とこちらの報告と見解の違う報告がぶつかり合ってどうなる事やら
鋼地 >つーかこの子が異端審議会に招集されそうだ(笑)この子の処遇を見ればある程度推測は立つかも……
翔真 >どうなって居るのやら……(汗)
弓 >こーぢくん、クビ?(笑)
GM >当のアンゼロットは、今のところ鋼地に何かをするようでもない…罰則も褒章も与えてはいないね。
鋼地 >……一番恐ろしいな(苦笑) それは……裏で何か動いてそう(汗)
GM >だが・・・守薙が引き起こした問題は、むしろ魔王陣営関連とは別の方向から、一同を脅かし始めているわけだ。

そう…【そら】の一件である。
【マリキュレイター復活】の噂は、既にウィザード達の間に広がり始めていた…。

GM >アドノレは暗黒街でそのあたりの噂を鋭敏にかぎつけられるし、弓は絶滅社の傭兵達から、翔真は「エトワール」の常連客たちから、そして鋼地は学園内で…それぞれに、そうした話を聞くことが出来る。
弓 >ナイトメアとあかりんが詳しく教えてくれたぽい(笑)
鋼地 >ふむふむ……
翔真 >………そこはかとなくイヤな雰囲気だ(−−;
アドノレ >危険な話のときはずっと裏モードだったから表は真実を知らないかも(^^ゞ
弓 >とゆうか、私もにたよーな存在だしにゃー
GM >たとえばアドノレが得た情報では、「ベール=ゼファー以上の力を持ったエミュレイターが日本に向かってきている」というものになっている。
アドノレ >うむ。物騒な世の中だ(笑)
GM >鋼地の得た情報はそれよりはもっと明確だが、更に妙な噂に変形していて・・・「都市伝説【楠ヶ浦学園の少女】が現れる時、横須賀に封じられていた史上最悪最強のエミュレイターが復活する」というようになっている。
鋼地 >なるほど(苦笑)
GM >そして翔真と弓は、そうした噂の出所について情報を得る事が出来る・・・どうも、これは守薙が伝手を当たって情報収集する際に、情報をもったい付けて小出しにした事から起きたようだ(爽)
弓 >またおまえかああああああああああ
翔真 >あのクソ野郎……ロクなマネをしやがらねぇ(−−#
鋼地 >……もう君には『アンゼロットに仕えるどうしようもナイト』の称号をあげるよ(苦笑)<守薙先輩
GM >ナイトメアいわく「情報全体ではなく、断片だけを第三者に提示すれば…それが憶測を呼び、結果噂に尾鰭が付く。そういうものだ」
アドノレ >正確な情報が全体に行き渡るよりはマシだったと諦めろ
GM >灯からも「その男には話を聞いた…世界の危機に対処できる人材を集めている、と言っていた……アンゼロットからは何も見解が出ていないので、社としては保留している…」とか。
鋼地 >やっぱ守薙先輩の暴走なのか(笑)
アドノレ >失敗したら部下のせい。成功したら大団円というわけで黙認(笑)
弓 >「……………結局また、手柄欲しさの独断専行なのね。」
鋼地 >って言うか……何も見解が出ていないって……アンゼさんは何してるんだろう……聞きにいこうかな……
弓 >(#−へ−)つ[=> ざくっ >もりなぎー

(  ̄ー ̄)っ ノ ◇ [べる・ぜふぁーさんじょう] =□○_

翔真 >濡れ衣ですかっ?(爆笑)
鋼地 >えげつなっ!(爆)
弓 >「………………ていうのはダメかしら…」
ナイトメア >「とりあえず、一度全員で対処法を話し合っておいた方がよいかも知れん…」
弓 >「そうね……またお店にお世話になりますか……」
灯 >「私も行く…他の者への連絡は頼む…」

◆ ◆ ◆

翔真 >一応教えに行くのは続けているつもりですが………そらの方に変わりは無いのでしょうか?
GM >まあ、それを確認するには・・・呼び出すのが一番ではないかな?
翔真 >了解です(^^)「そら、時間が取れるなら少し聞きたい事が有るので出て来てもらえ無いか?」
そら >「はい、わたしは問題ありません…何か問題が起きましたか?」
翔真 >「現在進行形で起きつつある………そらやその周辺に関わりの有る事なので出来れば早急に対応したい。『ベール=ゼファー以上の力を持ったエミュレイターが日本に向って来て居る』とか、その辺りの噂と……後はマリキュレイターでは無いがお前と思しき者が絡んでいる噂が流れている(苦笑)」
そら >「エミュレイターの関与する事件ではないのですか…?」
翔真 >「間接的にそうなってくる可能性も否定出来ない辺りの噂は聞いた。確定では無いが備えておくに越した事は有るまい。最も今はエミュレイターよりある意味厄介な奴が居るのが問題だ(嘆息)」
そら >「確定した事件でない限り、出撃出来ない事になってはいますが…それは【マリキュレイター】のことですか?」
翔真 >「済まない、こっちもまだハッキリした事は解って居ないんだ。Mon Amiへ行ってその辺りがどうなって居るのかを聞いてみようと思っている。」
そら >「わかりました・・・情報が不足しており、詳細な情報を得るべきと判断しました。」
翔真 >「わざわざ呼び出しに応じてもらうのだから迎えに行こうと思うが………何所に居る?」
そら >「目的地はMonAmi…急行します」
翔真 >「念の為周囲に気を付けておいてくれ、少し嫌な話も耳にしたから………では後で。」

◆ ◆ ◆

弓 >じゃあ、アドに電話〜電話番号は3636(さるさる)?
アドノレ >(ぷるるるる♪)←短縮にしては短いし、そうなのかも(笑)
弓 >「…………………(忙しいのかな)」
アドノレ >「俺様だ。ただいま休暇中である。急ぎの用件でない者は…(注 >肉声である)」
弓 >「……………………………急ぎよ(ぶすー)」
アドノレ >「なんだ、弓か。相変わらず忙しいようだな」
弓 >「…まぁね……。…それで、今ちょっと時間いいかしら?」
アドノレ >「うむ」
弓 >「…そらの…マリキュレイターのことが噂になってるの、既にお聞き及び?」
アドノレ >「外国から強敵がやってくるという話なら聞いたぞ」
弓 >「……それなんだけどね…(かくかくしかじか)」
アドノレ >「口裏合わせが必要なわけか。了解した」
弓 >「まぁ、それだけじゃないけどね。とにかく、そらも交えて一応話し合っておこうかなって。…蟻塚に電話してくれる?場所はいつもの喫茶店で。」
アドノレ >「うむ。では後ほど」
弓 >「じゃね」んで、続いてしょーまくんにTelしやう
翔真 >おぉ、路肩にバイクを留めて0−Phoneを取ろう、キップ切られるのは嫌だし(^^;「弓ちゃんか?どうした……?」
鋼地 >道路交通法改正されましたからね(苦笑)
弓 >「…えと…かくかくしかじかで……」>翔真
翔真 >「そうか、丁度こっちもさっきそらにその件で話を聞きたいとと呼び出した所だ。Mon Amiで合流する事になっている。」
弓 >「…あら、手回しいいのね(くすっ)…ちょうどよかったわ。…それじゃ、お店でね。」
翔真 >「あぁ、後でな。」切れたら移動再開です。
弓 >でわ、ナイトメアと灯に「………行って来る…」
ナイトメア >「俺と緋室も一緒に行くぞ…」
弓 >「……………ん……わかった。」

◆ ◆ ◆

鋼地 >……とりあえず、こちらも動きましょう。暴走しない程度に。というわけで……アンゼロットさんに連絡します〜。
GM >では・・・アンゼロットが通話に出る。「やあこんにちは。私が世界魔術協会総帥のアンゼロットですわ^^」
鋼地 >「…………登場挨拶……こってるんですか?(汗)」(爆)
アンゼロット >「世界には新鮮な笑いと驚き、そしてそのためのネタが必要ですの^^ それで早速ですが・・・どうしました?」
鋼地 >「…………守薙先輩の件でちょっと。」
アンゼロット >「ああ、守薙さんの事ですの・・・確かに世界を守るために動いていただいていますわ。ただし・・・間違いがないように、確固たる情報を得てから動くようにと言ってありますけど」
鋼地 >「……そのせいでいろんな噂が立ってます……今回ばかりは……僕も…………」
アンゼロット >「噂、ですか・・・そういえば先日の一件、あなたからの報告と彼からの報告は矛盾していましたね? 彼にはその報告の裏づけをお願いしましたが・・・あなたからは、何も聞いていなかったことを思い出しましたわ」
鋼地 >「……そうでしたね……」報告に関してはベルさん関係でいいんですよね?
GM >いーや。アンゼが言っているのは・・・「守薙からは【ザ・マリキュレイター】に関する情報が出ているのに、鋼地からは出ていない」ということに関してだ。
鋼地 >おお、なるほど。では……「……再度矛盾する報告になると想いますが……あの現場においてマリキュレイターはいませんでした。」
アンゼロット >「・・・なるほど。しかし・・・こうも相互の報告が矛盾していると、私としては問題解決のため真相を突き止めなければならない…となりますの。」
翔真 >アンゼ様が動かすとなると、ロンギヌスなんだろうか、やはり。
鋼地 >「それなら……その件は、僕が動くというのはいかがですか? 大切な仲間を勘違いされているのは嫌ですから。」
アンゼロット >「……それは、正直申し上げれば難しい相談ですわね」
鋼地 >「……理由を教えてもらえますか……?」
アンゼロット >「少なくともこの件に限っては、あなた一人の報告を鵜呑みには出来ないと考えておりますの。何故なら・・・【大切な仲間】この時点で既に、充分すぎる程私情が入ってますでしょう?」
鋼地 >「……なるほど……私情が絡むと……客観的に物が見れなくなる……ですか……」
アンゼロット >「それに、守薙さんが態度を一貫している以上、そこには何らかの真相が隠されている…わたくしはそう見ておりますの。たとえその方法に、些かの問題があったとしても」
鋼地 >「……それは確かに……わかりました。変な事言ってすみません(陳謝)」
アンゼロット >「…この世界の安全が保証できる結果が導き出せるなら、過程云々は瑣末な問題ですわ」
鋼地 >「……失礼なことを言ってるかもしれませんが……アンゼロットさんらしいですね……」
アンゼロット >「もちろん、あなたにも調査は依頼します。しかし…結果から見て、守薙さんもしくはあなたが【敵】を利するようであれば…わたくしはどちらに対しても、しかるべく手を打たせていただくまでですわ」
鋼地 >「……了解しました。急に連絡してすみません(陳謝)」
アンゼロット >「よい結果を期待していますわ^^」(通話終了)
アドノレ >そして入れ替わりの様にTEL>鋼地
鋼地 >「……(ふぅ)……?(着信元を確認して通話ボタンをPI♪)……もしもし?」
アドノレ >「俺様だ。ちょいと妙な話が出回ってるが耳にしておるか?」
鋼地 >「妙な話ですか?……確かに、気になる噂はちらほらと……」
アドノレ >「まぁそういうわけで対応策を練ろうという話らしい。Mon=amiに集合だ」
鋼地 >「了解です。それじゃあ、今から向かいますね。」
アドノレ >「うむ。また後ほど」てぺてぺ歩いてく


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