【第16夜】
異邦よりの戦い

<PART−15>



敵地への突入



かくして一同は、フレースヴェルグに乗ってファイザッハの待つ再開発地域へと乗り込む。
その先に待ち受けているであろう、ファイザッハと「帝国」の勢力を打倒するために…

GM >再開発地域は、いつもよりずっと静まり返っているようだ…いつもなら明かりがちらほらと目に付くはずなのだが、今はそれが見当たらない。
アドノレ >キレイサッパリ焼け野原なら低空飛行も何も関係ないか…
GM >いや、焼け野原というわけではないね…むしろゴーストタウンの方が近いかも。
翔真 >周囲を警戒、敵航空戦力や対空砲火を重視。
鋼地 >擬似敵味方識別信号を調整しつつ電子戦の準備を。
そら >「飛行コースの設定はどうしますか…?」
翔真 >「侵入を察知されるまでの時間を可能な限り引き伸ばしたい。定石なら低空から侵入だと思うが………?(一同を見回す)」
鋼地 >「雲にまぎれて高度上空からというのも……」
アドノレ >「何度も戦った身としての意見はあるか?」>ミラ
ミラ >「私達の場合、基本的に徒歩で乗り込んだものだし…空からの入り方は、ちょっとわかんないかな(^^;」
弓 >@超低空飛行 A高高度から、急降下で突入
鋼地 >この面子だと空中戦より地上戦のほうが若干有利ですから……@の方がよろしいでしょうか……?
翔真 >「高高度からの侵入の場合は敵の拠点、ないし目的地がハッキリしていないと難しい。今回は捜索範囲が再開発地区全域に渡っている事を考えると、高高度からの侵入は得策では無い様に思える。」
GM >ああ、一同の行く先…すなわち久里浜駅方面の上空には…紅の月が、ぼんやりと浮かんでいる。
翔真 >「最も………紅月が昇っている所を見るに月匣の位置さえ解れば行けるだろうが(苦笑)」
ミラ >「うん、ファイザッハは確実に、あの赤い月の下にいると思う・・・でも、帝国の事だから、味方についた人にも何かしてるに違いないよ!」
鋼地 >……あ、変なこと思いついた……Bフレースヴェルグから降りて徒歩等で建物などの遮蔽物を利用しながら中心に近づく(笑)
翔真 >ファイザッハ側についたウィザード達とゲリラ戦は人数と消耗度的に厳しいと思うです(^^;
鋼地 >あぁ……そのネックがありましたね(汗)
翔真 >サワダさんならここでダンボールを使った某ゲームネタを出してくると思うけど(爆)
弓 >「………じゃ、普通に低空から、かしらね。一応、次元潜行は起動しておくけど…正直、敵に最後まで気づかれないとは思えないし。」

そら >「情報では、《敵》側にもウィザードが存在しますから、その危険性は否定できません・・・」
弓 >「……ハッキリ言えば、物量的には敵の方が上。隠れ続けれる可能性は低いわね。いっそ強行突破でもいいかしら。」
アドノレ >「脱出装置も自爆装置も無いのが惜しいが切り込むとするか」
翔真 >「……………頭の位置さえ解ればな。」
弓 >「……正直、こっちのが目立つのよね。………コレ、使い捨てるんなら、方法もあるんだけど。」
アドノレ >「強行突破してミラが顔を出せば案外向こうから現れるかも知れん」
翔真 >「有り得ない話じゃ無さそうだが………被害が広がる可能性も否めんと思う。」
そら >「わたしが時間を稼ぐというオプションも、プランとしては存在します…」
翔真 >「(頭を振る)駄目だ。ヘカトンケイルに00と言う不安要素が有る以上、現状でそらの単独活動はリスクが大き過ぎる。」
弓 >「そうね。魅力的な提案ではあるけど、00のことを考えると、不確定要素が大きいと思うわ。」
鋼地 >「……あくまでオプションの一つかな……提案してくれたのはありがたいけど(苦笑)」
アドノレ >「頭数に入ってるから勝手に消えないようにな」>そら
ミラ >「…まあ、ワタシ達はこんなすごい物で乗り込む事なんてなかったし…作戦は、任せるよ!」
そら >「広域サーチ完了。GPSがあれば、具体的な場所を提示できます」
鋼地 >「フレースヴェルグについてるよ。提示してもらえる?」>そらさん
そら >「はい…ではデータを入力します」
GM >【そら】のデータ入力によって、GPSは地図内のある一点を示す。最近復興してきた横須賀線の末端区間…その終着駅、久里浜。
鋼地 >「ありがとう。『イサーク』、入力データを周辺地図データと照合して表示お願い。」
GM >駅ビルそのものが、まるごとファイザッハに占拠されている…ようだ。
そら >「データ表示、完了しました^^」
鋼地 >「お疲れ様(笑顔)」
弓 >「…そこだと…川の上が飛びやすいけど、それは向こうも予想してるわねぇ…」
GM >うむ。ついでにレジャーボートが大量に係留されてもいるし・・・再開発区域では有用な住居ともいうけど(笑)
そら >「・・・・・・現在の速度では、あと3分で久里浜上空に到達します」
弓 >「……いったん速度を落とすわ。」
翔真 >「………水上には箒や他のが多いだろうが、川の……それも水の中なら活動出来る者も限られていると思うが?」
弓 >「……………いっそのこと、電車でいく?案外盲点かなぁ、とも思うんだけど。」
翔真 >「そろそろ始発も動いているだろうが、駅が丸ごと月匣ならマトモに侵入させてくれ無いと思うぞ?」
アドノレ >「線路に沿うか直上を推してみるか」
翔真 >「………ファイザッハが電車と言うものをマトモに知っていないであろう事を考えれば確かに有り得るが……(苦笑)」
ミラ >「デンシャって、何だろう・・・?」

その時…鋼地はレーダーに機影を察知した。

鋼地 >「……ん? これは……『イサーク』、詳しい解析お願い、『イシュマエル』、データ表示! レーダー末端に箒と想われる飛行物体を五つ確認しました!!」
そら >「インフォメーション…前方、距離600に飛行物体5…識別コード、ガンナーズブルーム」
鋼地 >わ〜い、念願のオペレーター権ゲット〜(爆)
弓 >「……………どーやら、選択肢はなくなったみたいね(溜息)」
アドノレ >「お出迎えだな。既にばれてるなら直進で構わんか」
翔真 >「強行突破………有る意味俺達の得意技に繋がるものは有る……(苦笑)」
そら >「単純に距離からみれば、戦闘の回避は可能ですが…回避行動を取りますか?」
鋼地 >「回避行動は可能みたいですが……どうしますか?」
翔真 >「可能で有れば回避を。せっかく活動している人員が少ない時間を狙って来たんだ、出来るだけ有効に活かしたい。」
弓 >「…そうね………」近くに大型の立体駐車場とかないかなぁ(笑)押し込む
GM >立体駐車場なら・・・いくつかあるね。あるいは曇天を生かして雲の上、あるいは川の中という選択肢もなくはない。
アドノレ >「回避を取るなら直上だな。向こうも警戒行動で接近中なら高度を雲の上にまで上げてしまえ」
翔真 >「ドライバーの弓ちゃんの判断に任せる。一番相手を刺激しない動きで行ける所に向ってくれれば良い。」
弓 >「……見つかった場合の行動可能範囲を考えるなら、上空ね。」水中と駐車場のほうが、見つかりにくいとは思うんだけど
鋼地 >「了解です。」

弓が、フレースヴェルグを高高度に引き上げる。
5機のGBは、はるか下界を何事もなかったかのように通り過ぎていった。

そら >「相手は通過しました・・・」
GM >なお、上に乗っていた連中は・・・全員同じデザインの装甲服をまとっていたようだ。
鋼地 >どんな装甲服かわかりますか?
GM >鋼地が見る限り、それはオカジマ製のパワードスーツのようだ・・・アドノレは更にそれを特定できる。それは・・・玉大人がBMの防衛戦力として用意していたはずのものだった。
鋼地 >「……オカジマ製の……パワードスーツ……?」
翔真 >「………旧型とは言えガンナーズブルームで統一されていたな………強化人間か、何処かの組織の者だったのだろうか?」
弓 >「………………かもね。……」
アドノレ >「味方だった可能性も出てきたが…今更引き返して呼び止めるのも難だな」
GM >5機のGBは、もうずっと後方に飛んでいってしまっている(笑)
アドノレ >「中身が誰だかまで判らぬが、玉大人が用意してたPSもあんな型だった筈」
弓 >「…敵か味方かわからないなら……敵を欺くにはまず味方から、ね。」
鋼地 >「……なるほど……」
翔真 >「リスクを減らして侵入する事が最優先だ、致し方有るまい……このまま駅まで向かおう、敵本拠地が解ったのならこのまま高空から強襲と言う手も取れる。」
弓 >「…………了解っ…と。」

久里浜駅の随所には、パワードスーツ姿の者達が歩き回っていた。
また、駅ビルの一角にはウォーマシンの姿も見られる。
おそらくは…敵側の見張り、だろうか?

GM >突入可能な場所は・・・駅ビル屋上、駅ビル前、駅のホーム…といったところだ。
そら >「構造物内部に、月匣が存在します…敵の警戒を考慮すると、この場での滞空にも限度があります…どうしますか?」
弓 >「………建物の中か………可能かどうか、わからないけど…ここから主砲で壁に穴をあけて、そこから突入する?」
アドノレ >真上から射撃してそのまま突っ込まれる…○○センタ−駅ビル
鋼地 >「……月匣が建物内部なら……それも一つの手ですね……」
翔真 >「………敵の布陣を考えると少し気になるが………現状で奇襲をかけるにはそれが一番良さそうだと思う。」
GM >ホームが一番警戒が手薄…一番警戒されているのは駅ビル前。屋上はその中間ってところだね。
弓 >「……………ホームか………やっぱり電車でいくべきだったかしら…」
翔真 >「警戒が薄いのは、警戒する必要その物が薄いのか………それともそこから敵が来る可能性を軽視しているのか………現状では計りかねる。」
アドノレ >「高い所から登場するのは基本だろ。奇襲でなければ高笑いを付けてるところだ」
翔真 >「………ファイザッハの性格が解れば、高い所を好むのか、地下の深い所を好むのかで有る程度指針が立たんものかとも思うがな(苦笑)」
GM >そして、この時。ミラの愛剣、イノセントウィングがほのかな光に包まれだす…
ミラ >「え!? イノセントウィング…?」
GM >異世界の勇者であるミラには直感で感じられる。この中に…ファイザッハがいる、と。
ミラ >「…うん、ワタシも感じてるよ」イノセントウィングに向かって…っと、ここはみんなにも教えた方がいいのかな?
そら >「・・・必要であれば、わたしは全機能を行使する用意があります」
弓 >「……………わかったわよ。ホーム側を狙撃して、そこから突入、と。ただ、突入は、各自の箒でいくの?これでいくの?」
翔真 >「…………このまま行きたい所だが、ホームに突っ込むとなれば終わった後の事まで考えるに回りへの影響が大き過ぎる。個人装備で乗りこむべきだろうな。」
アドノレ >「俺様は箒でなくて羽だからミラを頼む」威嚇程度に眷属も呼んどくか
鋼地 >「了解です。ミラさんは僕が。」
弓 >「…………じゃあ、フレースヴェルグは、オートパイロットで帰還、と。30秒後に砲撃するわ!」
鋼地 >「了解です。『イサーク』『イシュマエル』、行くよ!」
翔真 >「了解した。各自突入準備、スピード勝負だ………抜かるなよ。」
そら >「エナージョンウィング・展開します…」
ミラ >『! そう…だ、このままじゃファイザッハを倒せない… でも、異なる世界の力って…』

ミラは、ふと思い出していた…元の世界で、大賢者から聞いた言葉を。
『ファイザッハを倒すには、イノセントウィングが必要じゃが…それだけではいかん。
その真なる力を解放するには、異なる世界の力を宿す必要がある』…と。

「……カウント……3……2……1……ファイア!」

弓の砲撃で、駅ビルの壁は吹き飛んだが・・・その先に被害は及んでいない。
そして警備戦力が動き出すその一瞬の隙が、ウィザード達のアドバンテージだった。

ミラ >「…! なやんでる暇なんてない!」イノセントウィングを抜いて、いつでも突入できるように
鋼地 >「ミラさん! 乗ってください!」
ミラ >「うん!」
と言うわけで、『イシュマエル』に飛び移る!
弓 >「…フレースヴェルグ、自動操縦モード。迂回コースをランダムパターンCで選択しながら、帰還。以後、呼び出しのあるまで遮蔽モードで待機。」
そら >「『壁』を確認・・・」
弓 >月匣の外壁があるのかな
GM >その通り。内部が月匣になっている・・・という事前の説明どおりだ。
弓 >「………時間もない。…いつもどおり………ブチ抜く。(ぎゅいいっと右腕を変形させ、結界徹甲弾を)」
ミラ >「いつもどおりって(^^; …って、人のこと言えないケド」
そら >「突破します・・・」
翔真 >「頼む。」天津大鋼抜いて無かった(汗)
そら >「Evolution・・・エナージョン=ブレイク・・・」

少女の髪の先端から光が両腕を包み、ひと回り大きなガントレットを形成。
壁を「こじ開け」にかかる・・・

翔真 >真・H&H?(爆)
鋼地 >毎回派手になってるよーな(爆)
弓 >「…………(そらに声を重ねて)…モードセレクト・ディヴァインシールド・ペネトレイション!……(そらがあけたスキマにブチこんで拡大(笑))」
GM >めきめきめき・・・と軋む様な音を立て、火花を散らしながら、侵入口は穿たれる。
そら >「突破口・・・形成」
翔真 >「感謝する(フッ)………乗り込むぞ。」
アドノレ >穴を覗き込んで確認してから突入
鋼地 >「お疲れ様です。……いきます。」
ミラ >「うん! 行くよ!」

すさまじい圧力で閉塞しつつある「壁」…だが、完全に閉じきる前に、全員が侵入に成功した。
アドノレと【そら】が入り込んだ直後、壁は閉塞される・・・

アドノレ >ファンブルで分断されると不味いので石を砕く
弓 >同じく、石ぱきん(笑)
そら >(全身から放熱)「・・・月匣内、突入完了しました」
翔真 >「ご苦労だった(笑)………さて、ファイザッハの所まで急ぐとしよう。」
GM >その内部は、もともとはショッピングモールであったはずの場所だが・・・あまりにも機械的に変貌していた。いわば、未来都市のような様相を呈している。
ミラ >「な… なに? ここ…」
鋼地 >「……よし……スペック通り…………ミラさん、大丈夫です?」
ミラ >「う、うん。大丈夫だケド…… ねぇ、こういうの(ショッピングモール)って、チキュウだと普通のことなの?」
鋼地 >「普通じゃないですね……ここはいわば、ファイザッハの領域である可能性が高いですから……」
ミラ >「なるほど…」
アドノレ >「内臓系よりはよっぽどマシだな」
翔真 >「あぁ(フッ)」鏡状じゃ無いだけ十分マシ(^^
弓 >「……安っぽいSFに出てきそうな、典型的未来都市ね。…ファイザッハってやつ、自分の世界の時代遅れっぷりにコンプレックスでもあるんじゃない?」(ざっくり)
アドノレ >「無機物系の敵が識別しづらくなってそうだな。抜かるなよ」警戒開始
弓 >「………………………………………」警戒
翔真 >周囲を警戒。進める場所を目で探して見ましょう。
GM >金属の回廊は続いている。点在している赤ランプは点滅し、ブザーが鳴り響いている・・・
そら >「・・・敵の挙動を察知。移動しなければ、発見される可能性があります」
アドノレ >「敵が見えてるなら話が早い。一番強い奴は何所に居る?」
そら >「・・・こっち・・・(地面を指差して)」
翔真 >「(頷く)回廊を進んで見よう、上か下に行ける所が有ればまずそこへ向かってみる。」
GM >《エリアF9の隔壁に損傷。侵入者と思われる…全戦力で排除せよ。魔鋼兵長ガルヴァディスに出動命令…繰り返す…》
翔真 >「……マグニデスとやら以外にもそれなりに人員が居る様だ、動くぞ。」
アドノレ >「下り階段を捜すぞ」とりあえず敵と反対方向に動き出すのだろうな
翔真 >「解った。」トラップ等を警戒しながら進みます。
鋼地 >「了解です。」今来る敵さんから逆方向に向かい下の階段を捜す方向でしょうか?
ミラ >左手を壁に付いて進んでいけばそのうち出口が…無かったりして(笑)
翔真 >時間が掛かると厄介だからスパっと見付けたい(苦笑)
弓 >上を見て案内板を探す(笑)
ミラ >一応ワタシも探してみよっと。 ワタシの世界ってそう言うのに縁なかったような気がするけど(笑)

階段そのものは、驚くほどあっけなく発見される。だが…

翔真 >「壁や天上まで『動く通路』で下り階段の方向に向って居る………何か罠でも待って居そうだな。」
ミラ >「へ? 『動く通路』って、これ動いてるの!?」
翔真 >「解り辛いが動いている。うっかり降りたり壁に触ったりしない様に気を付けてな(苦笑)」
鋼地 >「これからもこういった不思議なトラップがある可能性があるので注意してください。」
ミラ >「う、うん…」
アドノレ >「無視して別ルートを探してみよう」
鋼地 >「では……右ですか?」
弓 >「……………そうね…みすみす従う必要はない…!いざとなったら、床をブチ抜くだけよ。」

弓が示した先には、フロアの案内板があった。
もっとも、これが信頼できるものであれば…だが。

翔真 >「月匣になって居る時点で既にアテに出来んと言ってしまえるかも知れんが………念の為に確認して行くか。」
ミラ >「…全然読めない(;−;)」
翔真 >「ん、済まんな………ミラ嬢に無理なのは解って居る。周囲の警戒に当っていてくれれば良い(苦笑)」
ミラ >「う、うん。ごめんなさい(;−;)」
翔真 >「謝る必要はないが、気持ちだけ貰っておこう(苦笑)」
そら >「説明します・・・(かくかくしかじか)」
翔真 >「先程の階段とこの案内板から、コレが何所まで正しいかを推し量れるだろう。」
弓 >「…(頷く)」
GM >案内板には・・・先に見た階段の他、この先にも上下の階段があるとされているね。
アドノレ >「さて、こちらには仕掛けがあるか?」調査
翔真 >「………この先の階段が有ればそれなりに信頼性は有るようだ。カメラ機能が有るものをもって居ればそれに記録して置きたい所だが………無理ならそのまま進もう(苦笑)」
アドノレ >持ってるぞ(笑)
翔真 >素晴らしきかな”さる”?(笑)
弓 >「…………私は周囲を警戒しておく。…必要なら言って。」 むしろ天井とかね(笑)

かくして、もうひとつの階段に到着する一同…
下の階からは、いくつもの機械的な音が聞こえてくる。

アドノレ >ふぇっくしょい(ずずず)「何か上がってくるから罠は無いと見た。迎え撃ってココを下ろう」
翔真 >「………心得た。」
アドノレ >「或いは隠れるだけの時間はあるか」(キョロキョロ)
ミラ >「でも、隠れそうな場所なんて… ないよ」
GM >階段の下からの機械音は、徐々に大きくなってきている・・・
弓 >私は迎撃準備
ミラ >同じく迎撃準備。さっき勢いで無いって言っちゃったし(−−;
翔真 >「………何とかなりそうなんだが……人数的に厳しいか?(汗)」仕方ないので天津大鋼構え直して待機します。
鋼地 >「ミラさん、乗って闘うかはお任せします。」
ミラ >「あ、うん、載せてくれてアリガト(^^) ワタシは、降りて戦うから」

そして、階段を上がってきたのは・・・6人のパワードスーツ姿。
手には大きな銃を構え、禍々しいデザインをした黒いヘッドギアを頭に装着している。

GM >「侵入者だ!!」じゃきじゃきと銃を構えつつ。
弓 >「…………貴方達、見たところウィザードみたいね。それが裏切り行為だってことは、自覚してるのね?」
兵士 >「黙れ!ファイザッハ様こそこの世界の新しい秩序! 腐りきったこの町を浄化してくださるお方なのだ・・・逆らう者には死あるのみ!!」
ミラ >「そんな! 自分達の言うことを聞かなかったら殺すなんて… そんなの、間違ってる!!」
鋼地 >「……この街は……腐りきってなんて……ない……」
翔真 >「こいつ等のパワードスーツもオカジマ製か………?」>蟻塚君
鋼地 >「ですね……」
弓 >や、やばい…敵が「ふもっふ」を着てたところを想像してしまった。おなかいたいー(笑)
鋼地 >か、可愛い(爆)
翔真 >「もし本当にオカジマ製なら、コレはある種のトラップと言う事になるか……(苦渋)」
弓 >「………教えてあげるわ。傭兵稼業は信用第一、裏切り者には死を。傭兵企業絶滅社の鉄の掟をね。」
アドノレ >「俺様に銃口を向けるとは良い度胸だが無謀だな。痛い目を見る前に武器を捨てるが良い」カリスマ試してみるか
兵士 >「貴様はアドノレ・・・だが、貴様の時代はもう終わった!」
アドノレ >この辺の会話をさるの記録に残しておく「己で立つだけの器量があれば何所にあっても同じだ。俺様は何者をも受け入れる土壌を維持するに過ぎない…だが、それを気に食わぬなら自らの力で変えて見せよ。余所者に頼る事無くだ」
兵士 >「貴様らはこの町を荒れるに任せて・・・長いこと利権にありついていた寄生虫だ! 新しい世界秩序の名のもとに、断罪してやる!!」
弓 >「ダメね、これは。完全に洗脳されちゃってるわ。」
ミラ >「ファイザッハに、だね。だったら、助けてあげなきゃ」
弓 >「…(くす、と微苦笑して)……貴女はいいコね、ミラ。……」
ミラ >「この町のこととか… この世界のこととか… ワタシには詳しいことは分からない。でも…」

「ファイザッハが、この世界で悪い事しようとしていて、
あなた達がファイザッハに利用されて…いるんだったらワタシは見過ごせない!!」

鋼地 >「……(…………こいつや沙弥を勇者って言うんだろうな……俺みたいなヤツは……勇者じゃねぇな……)」
弓 >「……でも、残念だけど、私はそんなつもりはないわ。……後で洗脳されたにしろ、洗脳されて裏切ったにしろ……コイツらにも覚悟はできてるはずだわ。…」
ミラ >「そんな…」
弓 >とゆわけで、ミラちゃんを動揺させてみる(笑)
ミラ >それは… 敵へのとどめの一撃をかばってしまいそう(^^;
弓 >「………(ばさぁぁ、と翼を広げ、右腕の剣を長く伸ばしながら、ぺろりん)……久しぶりに、暖かい血が浴びれそうだわ…………(くすくす)……」
ミラ >「ユミさん、ごめん。ワタシはそういう風に割り切れない」
翔真 >「オカジマの人間と絶滅社の人間が戦う姿を記録に取られたら後々不味い。何とか回避しなくてはならん。」
兵士 >「オカジマぁ? 関係ない! われわれが従うのはファイザッハ様のみ!!」
弓 >「………(戦闘に集中しているので、お返事なし)」
翔真 >「ファイザッハの後ろに、こちらの世界で暗躍するエミュレイターが絡んでいるとなればウィザードの力を削ぎに来るのは十分有り得る。このままぶつかり合えば対外的にも………チィッ!」

敵は、既に戦闘展開を完了していた…

そら >「問題、発生・・・わたしは・・・この世界の生命に対して、戦闘行動を取る事を許されていません・・・」
弓 >「言うと思った。いいわよ、そら、見てて。」
翔真 >「そらは自分の身を守る事に専念していてくれ。」
アドノレ >「戦えぬ相手も存在するものだ。後ろに下がってるがいい」>そら
鋼地 >「大丈夫……僕らで戦えるから……ちょっと辛いかもしれないけど……周囲を警戒しててくれる?」
そら >「・・・・・・・わかりました・・・」
鋼地 >「……………………『イサーク』『イシュマエル』……行くよ……(ユナイト解除して『イシュマエル』を腕に構える)」
翔真 >「(やってくれる………もし本当にそこまで考えて居たとしたら、この策を考えた奴はかなりこちらの状況に詳しい事になる………)」

幸福の宝石を代償に、先手を取ったのは鋼地だ。
「『イシュマエル』、空間傾斜! 僕らの未来に……道標を示して!!」
元々人工物である床に、大きな穴が開き…その先の暗闇へとアドノレが乗り込む。

鋼地 >この魔法誰かいるSqには使えないという罠があるんです(笑)
弓 >それはかつてフォーチューンの海砦で、きくたけさんがボスを落とされたからです(笑)
鋼地 >理由が切ない!!(爆)
アドノレ >動くモノが周囲に無いか…ま、何か攻撃くらえば警告を出すくらいはできるか
ミラ >こっちは残ってみんなを守りたいけど…残ると足手まといだし(^^; 先に降りて警戒…かな? 一応ユミさんの結果を見てから
弓 >では、全力移動で、戦闘の兵士に斬りかかる!!!…………………………………振りをして、ドロップキック(笑)池田屋階段落ちしてくれれば、戦闘は回避できるかな、と
翔真 >どんな形でも危害を及ぼしたら駄目だ〜〜〜〜〜!!(苦笑)
弓 >殺さないだけマシや〜〜〜><(笑)
翔真 >重要なのは『交戦した事実』なのだから、ただ逃げたのとでは訳が違うと思う〜(苦笑)
弓 >階段の上という有利なポジションなのに、全員降りたら逆転されますし。先に無力化だけはしておかないと
翔真 >しかし行動は後なので止められない(爆)
弓 >翔真の危惧もわかりますが、それだと、最初の駅ビル破壊ですでにダメだと思います(笑)
翔真 >はっ!?言われてみればフレースヴェルグ浮かしっぱなしだし。バレて当然…………不覚OTL(爆)
弓 >であった瞬間の写真さえあれば、あとはコイツらを殺して、でっちあげることだってできちゃいますし………出会った以上は、自分とパーティの、今の安全を優先させます。PL的にも、PC的にも
鋼地 >……16夜後にBBSで電子戦だなぁこれは(苦笑) データの漏洩をどうにか抑制できるよう考えましょう(汗)

翔真が、ここまで神経質になっている理由は…第15夜から16夜の間に起きた、所謂「ロックラン事件」にある。
かの事件においては関係ウィザード達の対処が拙かったため、世界中を巻き込む問題を引き起こしてしまったのだが…
まあ、実際パワードスーツは単に玉大人のもとから奪われただけのものだし、
今回はファイザッハという異世界の敵を相手にしているだけなので…ぶっちゃけ、杞憂といえば杞憂なのである。

弓 >では、翼からプラーナ噴射してブーストかけます。サンライトなんちゃら、ぽく(笑)
GM >では、1人が吹き飛ばされる・・・さすがに、全員は無理だ(笑)
弓 >そのままドミノいかない?(笑)
GM >それには対集団攻撃手段が必要だな(笑)
弓 >フルファイアの最大の問題は、自分も味方も巻き込むことです(笑)「早く行きなさい!急げ!」
鋼地 >殿は翔真さんとそらさんららしいのでそれよりは前に降ります〜。
GM >16で敵が動く・・・黒いヘッドギアから「バシュッ!」という音が響き・・・その目の色が変化する。より殺意をこめた色に・・・行動終了!!
鋼地 >ドーピングしおった(汗) 中和剤なさそー(苦笑)
翔真 >………・KISINかな?(苦笑)今のうちに全員下りてしまいましょう。
そら >「わたしはトモダチと共にあるものですから・・・いつでも、いっしょに^^」
弓 >「攻撃できないあなたが残らなくていいってば。先に行きなさい、そら。」
そら >「・・・しかし、危害を加えられるトモダチを・・・守る事は出来ます」
弓 >「だったら、私のために先に行ってみんなを護って!」
そら >「・・・・・・わかりました・・・」


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