【第16夜】
異邦よりの戦い
<PART−22>
異世界の、青い空
「熱血専用!」オンラインセッション〜AFTER〜
そして…ミラがいた、元の世界…氷山に点在する、瓦礫の山の間。
…そこには、ミラの安否を気遣う仲間達の姿があった。
彼らは数時間前まで、この墜落した機動要塞の上で戦っていたのだ。彼らの、勇者と共に。
「そちらはどうか…ミラは見つかったか?」
「いや、ダメだな…影も形も見当たらん」
「こちらも、だめじゃあ…」
「…ホント、どこいっちゃったのかしら…(しゅん)」
今、いてつく氷山に突き刺さった瓦礫の山の中に、勇者の姿は見えない…
「ここには居ないようだな。転移魔法を想定した捜索に切り替えるか」
「うむ、それしかあるまいか…最悪の場合は、我々だけでも魔導皇帝と戦わねばならぬが…」
「まったく、ミラったら…この程度でやられるようでは先が思いやられますわ!」
その時…上空に、一条の輝きが走った。
それこそは、時空間を貫いて奔るフュージョン=キャノンの閃光。そして…
「殺しても死ぬような奴じゃない。」っとその時に上空から殺気判定?(笑)
「…!ミラちゃ…ん…!?」
殺気じゃない!(笑) 「みんな… みんな!! ただいま!!!」流した少しの涙は、落ちてくる間に、風がふき取ってくれてる(笑)
「何と…ッ!?」
と、上空からすごい勢いで落ちてきて… そして、風が、こちらの世界の風が前進を受け止め…そして、ゆっくりとみんなの中心に降り立つ!
奇跡が入ったしシリアスに着地地点に走りこみ
そのメネスを押しのける!(爆)そしてミラちゃんにダイビング!「ミラちゃーーん!!><(ぎゅーーーー)」
ずべしゃあ〜
「きゃ!(サファイアさんにダイビングされた;笑) ごめん、みんな。心配かけて(^^;」
「おぉ、勇者よ…!!」
「生きていたか…いや、良くぞ生きて戻ってきてくれた!」
「見事に死に損ないましたわね・・・でも、そうでなければミラではありませんわ」
「うー、よかったわー、無事で…(ぐすっ)…」
「ありがと…心配してくれて」
「こっちは無事とは言い難いが…何所まで行ってた。敵中で無闇に独りで出歩くな(何度心配させるつもりだ)」カッコ内はミラにだけ多重放送で聞こえてたりする
指輪効果か(笑)
「………素直じゃないわねー…」しかし、風で舞い降りるって…ミラちゃん、今の恰好忘れてるネ!(笑)
ううん、覚えてるよ?(爆)
「ところでミラ? …その、人に思い切り喧嘩を売った格好はいったい何のまじないですの?」(爆)
「えー、似合ってるじゃない。かわいー下着も見れたし、おねーさんは満足満足♪」
う… コウジさんの言ってたことを思い出して… メネスを意識しちゃうかも(///) 「……メネス? えっと、その… ごめん」(ボソ)
(ちょっと待て、何故そこで赤くなる。かわぃぃかも…でなくて)わたわたわた
「おぉ。どうしたのじゃ、メネス?おぬしらしく、ないぞい。」
「少し疲労が出てるだけだ。俺も修行が足らぬということだな」
ふぅ、いい仕事したぜ(爽やかなエガヲ・核爆)
「………ちぇー…今日だけは譲ってあげるわよ……。…あのねー、メネスったら、ミラちゃんがいないってわかったとたんねー(くっくっくっくっく)」
「何の事だ。あまりにも現実感の乏しい嘘は己の価値を下げるだけだぞ」ジロリ>サファイア
「へー、そんなこと言っちゃうんだ。(くすくす)」
「ほら、エルザも何してますの?ミラの帰還ですわよ?」
「ああ、今行くさね…」り返していた瓦礫を放り出して、ミラのもとに行きますー
「それで…ファイザッハはどうなったのだ?」
「もう、いないよ。マグニデスも、ルイナリオンも、ファイザッハも…」
「ま、命があって何よりさね・・・これで、ファイザッハとの戦いも終わりか…」
「うむ。だが・・・魔導皇帝との戦いは今だ終わっておらぬ。これからも…我らはミラと共に行くべきであろうな」
「うん、私の戦いは、まだ終わってないんだ。それに…約束したし!」
「約束?・・・はて、誰とかね?」
「えっと… 私たちの『仲間』! 戦う場所も、戦う敵も違うけど… でも、想うことは、同じ『仲間』…だよ(^^)」
「そうか…またひとつ、君は大きく成長したのだな…」
「どんな奴か気になるな」声でない声は聞こえないが嫉妬まじりな気が取れなくもない
「さぁて、ミラも戻って来たことだし…あたしらも引き上げるかー。なつかしの我が家へ、さ」
「うむ。それに戦勝報告も各国にせねばならぬな(苦笑)」
「うん、エルザおねぇちゃん。まって〜」と、ここでワタシのおなかがくぅぅぅぅ〜と鳴る(笑)
「やはりミラはそこに落ち着くんだな」
「・・・まったく、大勝利と言っても感慨が沸きませんわね(苦笑)」
「し、しかたないでしょ。あっちの料理、結局食べ損なっちゃったし。ヤヨイさんの料理おいしそうだったのに……(泣)」
「ほらー、馬鹿やってないで行くぞー」
「いろいろとあったようだが、積もる話はおいおい聞こう…疲れを取って、な」
「うん。話したいことが、いっぱいあるんだ……」
勇者ミラとその仲間達は、その帰るべき家へと引き上げていく・・・
その弓があげたゴスロリのポケットの中、静かに光る1発の弾丸。異世界の法則を内包した、この世界に在らざる力。それは確かに、「仲間」からの1つの想い…
その弾丸が、この世界での最後の戦いにおいて重要な役割を果たすであろう事を、
我々はいつの日か、知る事になるだろう・・・
ちゃんちゃん☆
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