【特別編】
少女達の闘い!
<PART−08>
その、誰もが諦めそうな何かに立ち上がる
唯一残されていたC杏音も、椎果の手でとどめを刺され、
人ならぬその身体は灰になって消えていった。
杏音 >「ちょ…華恋ちゃんどしたの〜?くるしいってば〜」もがもがむー(笑)>華恋ちゃん
椎果 >@内心「(希さんのクローンであるN2、杏音ちゃんの姿の敵……これも、私への罰なのかな)」
柊 >で・・・トドメいいんでせうか?(笑)>南条
華恋 >自分はOK・・・
椎果 >と言うかここで逃げられると首輪外せないし(^^;)
柊 >OK。抑えてはおきます(苦笑)
GM >すると、その時・・・背後のモニターがONになる。
「あらあら・・・大言壮語した割には情けない幕切れじゃないかしら、ナンジョウ?」
GM >モニターに映し出されたのはメリッサ=カーライル・・・混成魔王マンモンだ!
杏音 >マンモーーンきたー(笑)
華恋 >「マンモン・・・」
椎果 >「メリッサ……じゃない、マンモン。やっぱり生きてたのね」
柊 >「んなっ!?・・・あれが魔王マンモンなのかよ・・・」
杏音 >「…!?…何?…こいつが。黒幕…」
南条 >「はあっ!!・・・ま、マンモン様、どうかお助けを!・・・さあ、どうだ?形勢逆転だぞ、オイ?」
椎果 >「…………変わり身早いわね」←さすがに呆れた声
杏音 >杏音のペットもな(ぁ
椎果 >南条と同レベルは可哀想のような気が(^^;;)
メリッサ=マンモン >「助ける?誰を?あんたを?・・・あっはははははははははっ!役に立たない道具は捨てるだけよ・・・」
南条 >「・・・はあっ!?」
華恋 >「(ちょっと溜息)彼女自身が直接ここに来てない理由、考えないんですか?」
杏音 >「見事に見捨てられたね〜…まぁ予想道理…魔王なんてみーーんな考えることいっしょだし」
メリッサ=マンモン >「この船はもうすぐ裏界への移動が始まるわ。さすがのあなた達も・・・私達の本拠地ではなす術もないでしょう?」
柊 >「なんだとっ!?」
華恋 >「(となると・・・)」戦闘前に見た地図を頭に思い浮かべて脱出ルートを検索中
椎果 >@小声「七瀬博士を連れて行くのを忘れないでね(苦笑)」
杏音 >…素で忘れてたOTL(笑)
華恋 >「機関部を止めるのが早いと思うから、そのときに…」(小声)
メリッサ=マンモン >「そうしたら、あなたたちは私の一部にしてあげる。そこのナンジョウも、運がよければ生き延びられるかもね(にっこり)」
杏音 >「悪いけど…マモちゃん一人でいってくれない?…華恋ちゃんと椎ちゃんと…ついでに蓮にぃはつれてくワケにはいかなしね(笑)」
柊 >ついでかよ!まぁ分かるが!(笑)
椎果 >「裏界への移動方法は知りたいところだけど、この状況で行くのはごめんだわ」
メリッサ=マンモン >「今日は素晴らしい日だわ。あたしはその船の戦力全てと、あなたたち4人の身体と心を手土産にできる・・・!」
椎果 >「その前に脱出させてもらうわよ。あなたのとのおしゃべりそのものが時間稼ぎなんでしょ」
メリッサ=マンモン >「まあ、そういう訳で・・・そこでどうぞ、ごゆっくり(にっこり)」
柊 >「・・・って!そんなこと言われて尚更ゆっくりなんぞできるかっ!」
南条 >「ま、マンモン様!マンモン様〜〜〜〜っ・・・」無情にもモニターの電源は切れた(ぁ
椎果 >「五月蝿いのよ、南条っ!」
柊 >「くそっ!・・・まぁいい。今はこの状況を何とかしねえとな」
椎果 >勢いに任せてマシンガン撃ちそうだ(^^;;)
杏音 >…うみゅ…しそうになったら手そえてとめてあげる(笑)
椎果 >杏音ちゃんや華恋さんの目の前でスプラッタはしません……引き金に指はかかっていたかもですが(ぁ)
南条 >「・・・・・・・ぁあ・・・」くずおれたその懐から、何かが転がり落ちる。
柊 >「・・・ん?」>何か
華恋 >「・・・」すっと取り上げます
杏音 >鍵か!?
GM >そう・・・鍵の形をしているが、ちょっと分厚いカードのようなものだ。
柊 >「こいつは・・・」<カードのようなもの
華恋 >「柊さんは南条をお願いします」落ちたものを拾って椎果&杏音の元へ
柊 >「ああ、わかった。ったく・・・おら、ついてこい(拘束しつつ)」>南条
GM >南条→orz
杏音 >o=- rz
椎果 >(爆笑)
杏音 >「これ…もしかして首輪の鍵?」
GM >うむ、まさしく。その証拠に、サイズはぴったしだ・・・
華恋 >まず杏音から、ついで椎果。最後に自分の首輪をはずしますね
首輪を外した途端、3人の背筋に痺れる様な感覚が一瞬走り…力が、蘇った。
そして、コピーたちが消滅した後には…アイドルたちの装備が残されていた。
その他には、クローンたちの媒介だった魔石R1が3つ…。
華恋 >何処か隠し通路の鍵でもないかと思ったけど・・・正攻法で脱出しないと駄目なようで(笑)
椎果 >「……ありがと」
杏音 >「ありがと〜☆…ふー…苦しかった。これでやっと全部そろったね☆」装備一式と首輪をGETして(笑)>華恋ちゃん
華恋 >「(ニッコリ)」装備は回収しておきます。とりあえず、ローブだけ羽織って前を止めておきますね(笑)
椎果 >ゼロ拾い上げ〜。服はさすがに気が得てる暇はないと思うのでまとめて月衣に
華恋 >「南条・・・このままマンモンに飲み込まれたくなければ、脱出する方法を教えなさい」
南条 >「・・・・・・はは、ははは・・・終わった・・・おわったぁ(虚笑)」
柊 >ええい情けねえ。人間一度や二度の逆境程度でっ(ぁ
華恋 >「さっき、あなたは逃げようとした…。つまり方法があるということでしょう?」>南条
南条 >「マンモン様に見捨てられちゃったじゃないかぁ・・・ははは・・・もうボクたちは終わりさ・・・破滅だよぉ」
杏音 >「むかー…しっかりしろー!男の子でしょーがあんたわ!」ぶったたくぞ(笑>南条
柊 >「うるせえな。まだ終ったと決まったわけじゃねえんだ、そうならねえように出来ることをやるんだよ!」>南条
南条 >「・・・はぅ(昏倒)」今の南条はマンモンの加護を失ってるので、イノセントも同然です(笑)
杏音 >…こいつの筋力で倒れるほどか!?(笑)
GM >杏音はウィザードだろうに(笑)
杏音 >「…あれ?…砂鉄ずっしりピコハン…そんな痛かったかな?」(ぁ
華恋 >それは凶器です(笑)
椎果 >「……まだ兵隊達、いると思う?」
華恋 >「まだいるとは思いますけど…この状態で外に出れば、あの兵士達はどうなるか…」
GM >兵隊たち?どうなってるだろうね・・・少なくとも、部屋の外は騒がしいね。
椎果 >どう騒がしいか解ります? 何を言っているかとか
GM >ああ、あからさまに争いあってる状態(笑)
椎果 >「その前にこのカッコ、襲ってくれといわんばかりだし、ね(苦笑)」
柊 >「ちっ!・・・どうも外も面倒なことになってそうだな。どうする?」
椎果 >「……この部屋、船内放送出来るはずよね?」
GM >ああ、壁に船内電話があるね。
杏音 >「調べればできるんじゃないかな?…やってみる?」>椎ちゃん
椎果 >「…………久しぶりだな、自分からこれを使うの……みんな、悪いけど耳ふさいどいて。……艦内放送を使って……外、全員、『堕とす』よ」
華恋 >「(すっ)」耳ふさぎ
杏音 >「…うひぃ!」←何がおこるのか知ってるらしくマジ真剣な顔で耳ふさぎ。
柊 >「(ささっ)」同じように耳を塞ぐ。南条は昏倒してるからいらんな(笑)
椎果 >と言うわけで、艦内放送経由で……『堕天使』を使います!
椎果が放送で「歌声」を響かせると、不定形物体が蠢くような音が廊下から聞こえ…やがて、聞こえなくなる。
椎果 >「艦内の全人員に告ぐ。直ちに機関室へ移動、機関室で待機。途中すれ違う人物には攻撃を仕掛けないこと。七瀬博士は甲板に」
杏音 >博士も墜ちてたりしt(ぁ
GM >博士も艦内放送聞いちゃってるからねぇ(^^;
椎果 >実は半分は故意<博士 死で償うとか言われたくなかったから無理にでも連れ帰るつもりだったし
GM >ひとまず、外からは何も聞こえなくなっている・・・
柊 >そーいや南条のペットの不定形はどうした?(笑)
GM >さぁ・・・おそらく室内でしぼんでるのではなかろうか(笑)
椎果 >「私たちも甲板に行こう」あの事件以来、実に三年ぶりの『堕天使』でした
杏音 >「椎ちゃんてさ……ほんと時々やること過激だよね」耳をひらけて…によによ苦笑>椎ちゃん
華恋 >「こちらはか弱い女の子なんですから。少々過激なぐらいでちょうどいいと思います(クスッ)」
椎果 >「……かもね(苦笑)」
杏音 >「にひひ…そんな椎ちゃんだから好きなんだけどね♪…うっし!行こう☆」
甲板に移動したウィザード達・・・そこには、曖昧な状態となった七瀬博士が立っていた。
華恋 >「あとはどうやってここから出るかを考えないと…」飛行手段がないのは柊だけかな?
柊 >ないでーす(苦笑)
杏音 >大砲積んでないかな…つんでたら人間大砲でおくりかえせれば(ぁ>とべない柊はただの柊
柊 > ふざけんな!(笑)
杏音 >行きもこれたんだから大丈夫だって(笑)
椎果 >N2の武器庫に箒もあると思われます(笑)
華恋 >となると…博士は椎果の後ろ。他の人は各自箒で脱出かな
椎果 >その後はクリーチャー使ってこの船ぶっ壊す気満々ですが(笑)
杏音 >だねぇ♪ 沈まなかったら…ダメだしで魔法全力でぶっぱなす?
GM >さて、そうこうしているうちに、船の前方の空間がひときわ紅く輝くのが見える・・・そして、叫び声が響く!
「ぶるわぁあああぁあああぁあ!!」
椎果 >「げっ!? 何…!?」変な奴が_| ̄|○
杏音 >「な、何!?何!?…いまのアニメ声!?」お☆様(ぁ
柊 >「っ!…な、なんだ今の声はーーーっ!?」
華恋 >「凄くいやな予感がします。早く離れましょう(^^;」
椎果 >「同感。博士も乗ってください」博士を乗せて脱出〜
GM >七瀬博士は言われるままに乗り込む。一方で、一同のいる月匣自体が…前方に開かれた空間へと吸い込まれ始める!
椎果 >「無茶苦茶ね、これっ……」
杏音 >「ちょ、マジでやばいよ!早く早く!」
華恋 >「何とかして月匣をでないと!」吸い寄せられるのに抵抗しつつ
柊 >「くそっ!こいつぁヤバいぜ。早く脱出しちまわねえと!」
さぁ、どうなる…船が裏界へと引きずり込まれるまで、あと僅か!!
華恋 >倉庫に結界徹甲弾はさすがにないでしょうし・・・
椎果 >やっぱり奇跡かな(^^;;)
杏音 >奇跡かぁ…つかっとくしかないか>ヮ<
柊 >ううむ・・・柊力でドン・カランバの力の影響を「下げる」ことってできないです?
杏音 >下がったところに脱出だね☆(ぁ
椎果 >なるほど。奇跡で船は現界へ、柊力で裏界への道を狭める……と言うところですかねー(笑)
華恋 >上手いですね(笑)
柊 >できればお願いします(笑)
華恋 >できるなら船も持って行きたいですしね…。そこまでの大きさの道ができるかが問題ですけど(^^;
椎果 >この船がマンモンの手に渡るのは避けたいところ
杏音 >うん…船ごともってけたら奇跡でもってきたいです…最低限でも椎ちゃん。華恋ちゃん。七瀬博士…………あ。 蓮にぃも(笑)
柊 >なんか忘れて・・・ぁ、俺のレイフォン取り戻せてなかったな…まぁいいか(笑)
その時・・・奇跡の力が、空間の「網」に傷を穿つ。
その傷に引っかかって、船の動きが更に遅くなる・・・
杏音 >「…うん…いける…これならいけるよ!」
そして。衣を裂くような音と衝撃が船全体に走り、船は・・・月匣を突き抜けた!
椎果 >「わわっ……」
華恋 >「きゃっ」
柊 >「・・・ぐっ!」
GM >突き抜けて、飛び出したのは・・・ハワイの沖合い、その上空!
杏音 >・・・は?
柊 >じ、上空!?
GM >ほら、引っ張ってく横から無理矢理穴あけたから、思わぬところに出たのよ(笑)船はそのまま、船首から海面に落下する・・・!
杏音 >「…う…うわわわ!ちょ、こ、この浮遊感きもちわるい〜〜!」>w<
椎果 >ちょっ……七瀬博士抱えてゼロで飛びます! 博士はイノセントだ
杏音 >咄嗟に飛び乗ります…たぶん逃げようとセットはしてたはず>w<
華恋 >外に飛び出すことも考えていたから箒は持ってるはず…。さっきの衝撃で落としてなければ
柊 >同じく無力化したままの南条を抱えて分捕った箒で飛びますー
杏音 >「にゅー!みゅー!裏切ってたぶんはちゃんとはたらいてよ!…上昇ぉ〜!」
GM >というわけで、箒に乗ってる人は敏捷度ジャッジ! あ、柊はFだけど(ぁ
柊 >ぐはっ!ここで柊力の代償がー(爆)
杏音 >なんか柊いいオチだなぁ(笑)
実は、杏音もファンブルしていたが…幸福の宝石を砕いて事なきを得る。
クリティカルした椎果(+七瀬博士)、華恋に続き…
きりもみ落下しつつも、なんとか箒のコントロールを取り戻す杏音!
杏音 >…オチは蓮にぃがきめないと(笑)
華恋 >落ちるのは柊だけの方がおいしいかなぁ、と(爆)
椎果 >まあ、柊ですからねぇ(笑)
杏音 >「んっ…この急上昇感も嫌い…」(ぁ
柊 >さて・・・ではオチか(ぁ
彼女達の背後で、断末魔のコンテナ船が船首から海中へと没していく・・・
柊 > 「だあぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!?」落下→どっぼーん(ぁ
かくして、南条とマンモンの野望は崩れ去ったのだ!!
椎果 >「ふぅ……危機一髪……ってあれ?」
華恋 >「って、あれ?柊さんはどこでしょう?」
杏音 >「…ん…なんか南条の重みにひっぱられたのか…おちてったけど…」(汗笑)>華恋ちゃん
椎果 >「……華恋ちゃん、見なかった?」
GM >だが大丈夫・・・我らの柊蓮司はこの程度で死ぬようなヤワな男ではないっ!
柊 > そう!海中に向けて空間から射出されるアームがそれを物語っている!(ぁ
椎果 >空間からアームですかっ!? またお呼びですかっ!?(大爆笑)
GM >ではそうしてやろうではないかっ!!(笑)・・・持ち上げられたアームには吊り下げられた柊の姿が・・・!
柊 >採用された!?(爆)
華恋 >「今見つけました」珍しくあっけに取られた顔でアーム指差し
柊 >「げほっげほっ!・・・って何だ何だ!?」
GM >そして…天空より響くメガホンの声!
「柊さぁ〜〜〜〜〜〜ん!おつかれさまでしたぁ〜〜〜〜〜!!」
杏音 >「あはははは…丈夫だね〜蓮にぃ」うれしそうに声かけて(笑)
アンゼロット >「混成魔王マンモンの野望は、ひとまず打ち砕かれましたぁ〜!おめでとうございまぁ〜〜〜〜〜〜す!!」
柊 >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アンゼロット >「しかぁ〜〜〜〜〜し! またしても世界の危機がデインジャラァ〜〜〜〜〜〜〜ス!!」
柊 > 「ああ!そうだよな!こういうオチかよ!っていうか、最初の扱いを思い出したぞコラ、アンゼロットォォォォォォォッ!!」
椎果 >「……………………」 ← ぽかーんとした顔
アンゼロット >「従って〜〜〜〜〜これからぁ〜〜〜〜アンゼロット城に回収させていただきまぁ〜〜〜〜〜〜〜す!」
柊 > 「はーなーせー!やっと終ったと思ったらこれかよーーーーーーっ!!つか、それ以前に人の話きけやゴラアっ!?」
椎果 >「あ、えっと…………バイバイ」 (酷)>柊
杏音 >「…蓮にぃちゃんって忙しいんだね……ばいばーーい。今度はあそぼーねー☆」のんき(笑)
華恋 >「・・・柊さん、お疲れ様でした。正式な礼は・・・また後ほどにでもお伺いいたしますね」(^^;
柊 >
「今思いっきり人生の無情さを感じたぞこら〜〜〜っ!?」最後にこういい残し消えていく…(笑)
アンゼロットの声が終わると共に、クレーンが持ち上げられていく。
断末魔の叫びをあげる柊を吊り下げたまま…
ありがとう柊蓮司、さようなら柊蓮司…僕達は君の雄姿を忘れない!(違)
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