【第32夜】
策謀と混濁の向こうに

<PART−01>



新たなる“可能性”、その発端



かつては「ディストピアース」と呼ばれ、今は「Dアース」と呼ばれる平行世界を、
新帝国の手から解放したウィザード達…それから、また半年。

GM >…世界情勢はなおも予断を許さず、むしろこれまでにない緊迫の度合いを深めつつあった。
翔真 >ん?こっちでも何か深刻な事態になりつつあるのか?
アドノレ >俺様がアドノレ’sブートキャンプを撮影していた間になんか問題が(笑)
サクラ >あー、公式リプレイの事件かなぁ(^^;
GM >ああ、それは前回発覚した事態によるところが大きいね。新たな冥魔王が、裏界魔王の中から存在発覚したと言う事が。
サクラ >しかも、表向きの首脳陣である“悪徳の七王”の中から出た……ともなれば、仕方ない事なのです(^^;

翔真 >成程、確かに有る意味由々しき事態だと。
アメジスト >そりゃもめると言うか、ごたつきますわね…
GM >うむ、これは人界はもとより、裏界をも震撼させる大事件だ。今回のナイトウィザードは、そんな情勢の中のお話だ。

……「超空洞」。無数の平行世界が浮かぶ、無限無尽の空間。
主八界の学識者には「狭界」とも呼ばれるこの界域には、世界結界が存在しない……
ゆえに、冥魔が跋扈するところでもある。

アドノレ >無限に広がる大宇宙
GM >今、その一角でひとつの小さな戦いが終わり…その主役たちが、ヴェズルフォルニルの甲板に降り立った。弓率いる「イレギュラーズ」、そしてそらの合計5人だね。
そら >(ぽむん☆)「おつかれ にゃんこ!」(o'ヮ')o
サクラ >あれ、次元航行能力は無いとか言ってたような……既に魔改造済み?(ぁ
そら >かいぞうはしてないよー?わたしがいるから、ってだけ!
サクラ >なるほどー…
翔真 >そら本人の能力が拡大しているじゃないですか………(^^;
アメジスト >どこまで進化するのかしらねー……(^^;
GM >イレギュラーズはこのところ、絶滅社依頼のこの仕事…「超空洞」での雑魚冥魔狩りを主としている。その母艦となっているのがこの「ヴェズルフォルニル」だ。
エリス >「おつかれさまです、皆さんっ!」甲板上でお出迎え(o'▽')o
弓 >「すっかりサブ艦ねぇ…もうちょっと良い名前にしとくんだったわ」
空 >「私はいいと思いますよ?この人数なら狭くもないし、杉ちゃんとお仕事できるし」
一狼 >「……俺は…いや、何でもない。何でもないんだ(メソラシ)」
真白 >「斉堂の顔色が悪いのは、いつもの事……理由は知らないし、興味もない」
サクラ >有る意味、ギャルゲ主人公とは対極だからなぁー……一狼爆発しろ(ぁ
GM >空と一緒は嬉しいが、だからといって女の子だらけ状態にはまだまだ慣れそうもない。男・斉堂一狼、なんとか元気です。(笑)
そら >(確保したいくつかのフラグメントを手に)「けっこう、あつまったねー☆」(o'ヮ')o
弓 >「(´・ω・`)=3 ま、今回はテスト航行だし、戻ったらもう少し弄りましょう」 次元航行能力つけて、あとは性能は防御特化&快適性重視のサブ艦として…
そら >「はーい♪」(o'ヮ')o
GM >にゃんこがドライブユニットにコネクトするだけであら不思議。亜空間航行システムのいっちょあがり(笑)
弓 >あかん(笑)
アメジスト >次元連結システムにでもなりそうな勢いだなぁ……(笑)
GM >以前のそらならまず出来ない事だったからね。完全体になったからこそ、出来たのだ(笑)
弓 >ようするにあれですね。なつかしの、そらりんマモル君状態(笑)
真白 >「了解。リソース的にも、このあたりが潮時と判断…志宝、帰還の手順に入る」
弓 >(ふと、冥魔たちのいた戦場跡を見下ろして)「やれやれね……管轄外もいいところだわ。 こんな所まで出張ってこないといけないなんて……平穏もじきに終わりそうね」
エリス >「確かにあの事件以来、このあたりでの冥魔の数が増えてる感じがします…」
アドノレ >適当に数減らさないと溢れ出す?
GM >うむ。規模的にはエヴォコア持ち+取り巻き程度で1集団なので、別にMASTERS全員が出張るまでもない状態なんだけど、エヴォコアを浄化できるのはMASTERSの関係者だけだからね。逢守神社からそらを借りてるのは、そのためでもある。
サクラ >まぁ、GL10以降のウィザードであれば対処できますもんねぇ。あまり高レベルでなければ、の話ですが
翔真 >大仰に戦力動かすと各方面に影響が出ると(^^;
GM >そう、冥魔戦のノウハウは現時点においてもあまりに少ない。裏界にしても、いまだに魔王戦争なんて内ゲバやってるくらいだし(爆)
アメジスト >2nd以下になると、遭遇した経験もないってことが多いしね
GM >ちなみにイレギュラーズにも、冥魔対策として「MASTERS活動中及び航海の間だけ」限定で、フラグメントが貸し出されているね。
弓 >「会社的には異世界出張経費まで請求できて万々歳でしょうけど。 入社希望者も増えてるようだし」
エリス >「その分、いずれは新しい人たちを指導していく必要があるかもしれませんね。こうして冥魔と戦う事も含めて」
弓 >「そうねー……コア浄化装置とか、研究したほうがいいのかも」
そら >『わたしが どうしたのー?』@機関部
弓 >「ヴェズにコア浄化装置とかあれば、イレギュラーズだけじゃなくて学園の研修船としても使えるわね、って考えてただけよ」
そら >『そうなんだ!…それも いいかも!!』
弓 >「浄化はできなくても、固定・保管できればね……」
真白 >「冥魔戦のノウハウは現在蓄積中。いずれは、教育に蒼魔の手を煩わす必要もなくなる……かも」
弓 >「ま、とっとと戻るわよ。 休暇を消化しきってないんだから……」
真白 >「そうだな…久しぶりに、夜ノ森の顔を見に行くのも、悪くはないかもしれない……かも」
弓 >「そーね。私も怜のところ行こうかな……?」
一狼 >「ああ、俺も早く地上に帰りたいからな…」別の理由である事は確定的に明らか(笑)
弓 >おまえはもうちょっとがんばれ(笑)
一狼 >ぇー('A`)(笑)
アメジスト >……いろんな意味で肩身が狭いのね(^^;
翔真 >別の意味で頑張れ、と(苦笑)
エリス >「…そういえば、ここからですとDアースが近いみたいですよ」
空 >「そういえば、サクラちゃん達は今あっちでしたっけ…(’’)」
サクラ >あ、今向こうなんですか(笑)
GM >…そう、サクラ達「ファイアフライ」は、Dアース外周艦隊に与して警護と復興支援をしている。主に誰の差し金だ(笑)
翔真 >これは、ニヨニヨせざるをえない(ぁ
弓 >「元気にやってるかしらねー……今度またマドレーヌ持っていってあげられるといいわね」
エリス >「それなんですけど、休暇申請をするのでしたら、ついでに遊びに行ってもいいかな?とも思いました(にこっ)」
一狼 >「どこでもいい…頼む…」
弓 >「うーん、そうねぇ……エリスの気持ちもわかるけど……一狼がこの調子だし、真白のカレもこっちの世界だしねー……」
真白 >「(少し困り顔)リーダーに、判断は任せる…私は、どちらでも構わない」
弓 >「ひとまず、ファー=ジ=アースに帰還しましょう。イキナリ遊びにいくにも手土産がないしね。休暇とってから、ちゃんと用意していきましょ……ちゃんと(サクラをいぢる)用意をしてから、ね♪
サクラ >うぉいっ!?(爆笑)
翔真 >容赦無かったーっ!?(爆笑)
弓 >だって、絶対制服で行っとるやん!!! その辺理解してそうなの殺意さんしかいないやん!
GM >デ ス ヨ ネー(笑)
アメジスト >殺意さんて(笑) 言いたいことはよくわかるけど……
古都 >あらあら。殺意だなんて…(笑)
弓 >だから初めて逢った時のよーな、フリフリのキラキラを用意していくのです。まる。
サクラ >わははははは!?(爆笑)
アメジスト >さすが弓さん^^(笑)
エリス >「わかりました。じゃあ、航法装置の目標はファー=ジ=アースで。そらちゃん、お願いね!」
そら >『らじゃ にゃんこ!!』(o'ヮ')ゞ☆
一狼 >「(やっぱ…女って、怖ぇ…)」

その、話題に上った平行世界「Dアース」。
現在は、外界からの脅威への対処をロンギヌスに任せる形で、
過去齎された荒廃からの復興に邁進している。

GM >誰の計らいか、サクラは神王国の首都・ヴォルフスシャンツェ界隈の警護を担当している。
サクラ >なん、だと…!?(ぁ
アドノレ >駐在武官的なアレか
GM >うん。最初はいろいろと問題もあったのだが、このところはこの界隈も落ち着きを取り戻し始めている頃だ。世界のあちこちで、復興の槌音が響いている。
サクラ >なるほどなるほど、火種満載で心配でしたが…良かった良かった(しみじみ)
GM >そして、サクラがこのあたり…司令部上空を飛ぶのは、もうひとつ理由がある。……ジークの事だ(ぁ
サクラ >HAHAHAHAHA(顔真っ赤にしつつ)
アメジスト >もはや秘密でもなんでもないのね(^^;
GM >魔法バレした世界だからね、次元潜行でひそひそする必要もない(笑)
アメジスト >いや、ジークとサクラの関係(笑)
GM >どうなんだろう。そこはもちろん、サクラ次第かな!(爽)
サクラ >…ノーコメントっ!(////;)
アメジスト >少なくとも城内で知らないものはいないとか言うことになってるのは確実っぽい?^^ サクラの物言いに照れがなくなってるし(笑)
アドノレ >パパラッチが出てくる程の余裕はまだ無い世界
翔真 >御互いたまにはネジ緩めないと、詰まらんミスをするぞ(苦笑)
GM >……で、そのジークは、今日もアンジェリアことオクトを傍らに、司令部の庭園を散歩している訳だ。
サクラ >では、向こうがこちらを視界に捕らえたら翼を振って答えましょうかね(笑)
ジーク >「(手を振り…いや、手招き)」
サクラ >ふむり、では『一時ルート変更します、オーバー』と言いつつジークの元へ〜
弓 >なんで制服でいかせたんですか古都さんー
サクラ >仕事中だからですよっ!?(笑)
アメジスト >無理に照れて見せなくてもいいのに(笑)
ジーク >「やあ。このところ遊びに来てくれないもので、こちらから呼んでみたのだが…」
サクラ >「御免なさい、お仕事続きで時間取れなくて…。二人とも、元気だったのです?」
ジーク >「うむ。熱心に取り組んでいるようだな。大儀である(微笑)」
アンジェリア >「こんにちは、サクラ。私は今日も平常に機能しています」
サクラ >「…えへへっ、ありがとなのです」
アンジェリア >「宣言します。お茶を、用意させます…」
サクラ >「はい、有難う御座いますなのです^^」
ジーク >「頼む。サクラは、こちらへ」と、庭園のあずまやへ。
サクラ >「…ぁ、はいっ 今行きますっ(とてて)」
GM >アンジェリアが邸内に戻る。気を利かせてかどうかは知らない(笑)
サクラ >え、ちょ、待ってアンジェリアー、かむばーっく!? 二人っきりは流石にぃ!?(PL爆笑)
アンジェリア >宣言します。私はジーク様が席を外している間の仕事をします。
GM >という彼女の指示で、メイドたちが茶会の手はずを整える。かくて実現する、ジークとふたりっきりのどきどきティータイム(ぁ
翔真 >…………あれ?外堀埋めに掛かられて無いか、これ?(ぁ
ジーク >「……今日は、君の友人の話を受けて、このようなものを用意しておいた」 ど ら や き (ぁ
サクラ >「おぉ、どら焼きなのです!えへへっ、とってもうれしいのですっ」 目がはぁと(ぉ
ジーク >「喜んでもらえて、嬉しい…」こんな事もあろうかとファー=ジ=アースから取り寄せておいたのだ(笑)
翔真 >ちょ、何やってんですか世界代表ーっ!?
サクラ >…って、アレ。日本吹き飛んでるのに、よくレシピとか作れる人がいたなぁ
アメジスト >こっちの代表(代行)に聞けば、レシピくらいなら教えてくれそうですが? サクラのためだし(笑)
弓 >おとどけにあがりました(笑)
GM >弓にゃんったら今帰還中じゃないかー!(笑)さっきエリスの言を容れてさえおればー(ぁ

弓 >ちっ(笑)準備が……準備がなかったんや……
サクラ >「うん、このお菓子とっても大好きなのです。それじゃ…(真ん中で半分に割って)はい、ジークもどうぞっ」
ジーク >「よいのかね?…では、お言葉に甘えさせていただこうか」
サクラ >「一人で食べるより、二人で食べるほうが美味しいのですっ^^」
ジーク >「……ふむ。なるほど、これは美味だ…サクラが好きになるのも道理だな(微笑)」
サクラ >あぁ、その微笑みが女子中学生の純情ハートにキュンキュンきちゃぅぅ?!(笑)
ジーク >「……この世界も、少しずつだが復興に向かっている。すべては君たちのおかげだ…」
サクラ >「うぅん。きっかけはそうかも知れないけど……それでも、この世界を守り立ててるのは、この世界にすむ人達皆なのです(にこっ)」
ジーク >「まだまだ乗り越えるべき事は多いが、今しばらく、共に手を携えて頑張って行こう…(じっと瞳を見つめて)」
サクラ >「……はぃ(////;」……藤乃ちゃんに、「好きな人が出来ました。異世界の王子様です」とか言ったら、どんな反応になるのかなー。少し怖い(笑)
アメジスト >……まだ言ってなかったの?(苦笑)

…さて、こちらは横須賀の喫茶店「MonAmi」。
昔からそうだが、ここは熟練のウィザード達の溜まり場である。
そして今日、ここに現れたのは翔真であった。

翔真 >仕事帰りに立ち寄ったか、呼び出しでも受けただろうか?まぁたまにはコーヒーの味を見て貰いに出向いたりもするが(笑)
GM >ああ。気の重くなるような職員会議を終え、ひとときの安らぎを求めて…ってところかな?(爆)
翔真 >あぁ……それは重くなる(苦笑)
サクラ >高校教師だけでどんだけ居るんでしょうかねぇ(^^;
GM >ああ、今回はまさに息抜き(笑)特に今述べた件で、ウィザード向け教育要綱の見直しが必要という事になってきてるからね。
弓 >問題生徒がおおいからねぇ(←おまえがいうな)
アメジスト >そりゃ紛糾してまとまるものもまとまらんわな(^^;
アドノレ >悪い子はいね゛ぇかぁ〜
やよいさん >「いらっしゃい。珍しいですね…^^」
翔真 >「えぇ、会議で色々と難題が積み上がりまして、御恥ずかしい限りですが息抜きに来ました(苦笑)」
おやっさん >「そうか。どこでも、好きなところで構わんぞ?」
GM >今日の店内はがらんとしている。おやっさんとやよいさんの他には、客が1人だけ。
翔真 >カウンターに座りましょう、まさか先客ってディーじゃないよな(^^;
GM >では、先客と同席する訳だが…この先客と言うのが、実はちひろだったり(笑)
サクラ >おぉー(笑)
ちひろ >「あら?相羽先生、暫くです…いつも妹がお世話になっています^^」
翔真 >「櫻小路だったのか、こちらこそ色々と世話になっている。特に最近は任務の度の様だが助かっている。気にしないでくれ(フッ)」
ちひろ >「いいえ、こちらこそ(にっこり)…ちょっと常田さんと相談事をしていたところだったんですけど、よろしかったら」
おやっさん >「(無言で少し渋面)」
翔真 >「………問題が有るなら外しますが、俺の手が必要なら遠慮無く言って下さい。」
おやっさん >「…ああ、私なら構わんよ。寧ろ、引退した私などよりも現役の相羽くんに相談した方が、より適切だろうからな」
翔真 >(おやっさんに頷いて返してから)「俺で答えられる事なら、聞かせて貰おう。」
ちひろ >「すみません(ぺこり)…常田さんにはもうお話をした事なんですけど、最近こういう事を考えているんです」

「……人界と裏界の講和、と言う事は出来ないものか、と」

翔真 >「………それはまた、随分と大きく出たな。」
おやっさん >「まったくだ。講和などという事が出来ていれば、少なくとも今の状況にはなっておらんと思うのだがね(苦笑)」
ちひろ >「……ここ半年の状況は聞いています。冥魔が本格的にこちらに攻めてこれると分かった今、裏界魔王とて安閑と勢力争いや内輪揉めに耽っている場合でもないでしょう」
サクラ >…また大胆な発想だなぁ。ムツミ=アマミとかの穏健派も居ない訳ではないだろうけど……
弓 >『はわっとナイトウィザード』見てると、半ばフツーに遊びにきてるけどな、ベル(笑)
アメジスト >どっちかって言うと、裏界内部での権力争いに夢中なのが多いのも事実ですしねー
サクラ >とはいえ、結局裏界にプラーナが少ないので、生存競争的側面も大きいですからね
翔真 >ディーが聞いたら間違いなくブチキレそうだ………あぁ、何時もそんな感じの平常運転か(酷)
ちひろ >「そして先日、魔王陣営の方に接触した事件で、確信が持てたんです…こちらを侵略する目的で動いているのは、彼らの中のごく一部だと……となれば、講和を検討してもいいんじゃないか?と思ったんです」
翔真 >「まぁ確かに、今と昔では大きく状況が違っている事も有る。だからこそ“今までは無理でも、今なら出来るかも知れない”と考える事は悪い事では無いと思う。」
やよいさん >「ちひろちゃんは、元々戦いそのものは好んでなかったものね…(ふうむ)」
翔真 >「ただ、今各組織の上層部に居る様な年代の者達は受け入れ辛いだろう。一番裏界側と激しく抗争を繰り広げ、多くの犠牲を強いられた人達だろうしな(嘆息)」
おやっさん >「なにを隠そう、私がまずその世代でね(苦笑)」
弓 >そう、前提条件が厳しいのは事実なんですよね。講和までいかずとも、停戦、休戦は可能だろうけど…
アドノレ >アメリカ辺りも渋い顔するな
アメジスト >そうか。そう考えてみると、アンゼロットのいない魔術協会って世代交代が行われてそのあたりの忌避感がゆるくなってる状態ともいえるのか(^^;
サクラ >サクラも有る意味そーゆー世代かなぁ(^^;
弓 >世代とかそういう問題とはかけ離れたレベルのところで“人類側”と“魔王側”に全権代理を行える代表者がいないという事がまず問題。さらに人類側は“人間側”と“ウィザード側”もまとまってない、という現実が…… ぶっちゃけ、話し合いを持つ相手がハッキリしないのですよね
翔真 >『アンゼロット』と『シャイマール』が両方居なくなって久しいですしねぇ。
サクラ >世界結界のコアたるノアは…世界結界ぶっ壊すのに忙しそうですしのー(苦笑)
アメジスト >“まとめ役”がいなくなると同時に“一番頭の固いの”もいなくなった訳だから、はなはだ微妙なところですけどね(苦笑)
翔真 >「………向こうも死活問題に関わる面も有るから、活かさず殺さず、望む形に書き換えたい、と言うか置き換えたいと言うか、そんな所が本音なんじゃないかと思うが………。」
ちひろ >「ええ。実はその方法が、見つかりそうなんです…余剰なプラーナを、自然に循環させる事が出来るかもしれないって」
翔真 >「何!?………もしそれが実現出来るなら、櫻小路の言う“講和”は難しくても“休戦協定”までは持ち込めるかも知れない。」
アメジスト >ああ……自然循環ができるようになれば、「殺してでも奪い取る」必要性が薄れるわけですしね
サクラ >しかしまぁ、PLとして正直な感想が一つ。…実の妹が裏界陣営であんな目にあったのに、こーゆー発想が出てくるのは凄いな、と。良くも悪くも
GM >その事件も実は深く関係しているのだ(爆)
アメジスト >対立構造がなくなればあんなことも起きないですむ、という考えにたどりついたとか?
サクラ >あー、一つの可能性として有り得ますの……
ちひろ >「はい……ただ、それには越えなくちゃいけない課題がいくつもあることはわかってます。こうしてお話をして行く事もそのひとつですけど」
おやっさん >「いちおう現段階でも休戦協定という事にはなっているが、必ずしも遵守されている訳ではないからな……(渋面)」
翔真 >「やる気になって、やると決めたら一つづつでも片付けて目的達成まで続けるだけだ………俺達は”そら”を助ける時にそうして来た。」
ちひろ >「……そう、ですよね(拳ぐっ、と握ったところで、アラームが鳴る)あ、もうこんな時間。すみません、もう行かなくちゃ」
翔真 >「そうか、気を付けてな………興味深い話を聞かせて貰った、俺としても実現出来るならそうしてみたいと思わなくも無い。俺に出来る事が有るなら遠慮無く声を掛けてくれ。」
ちひろ >「(慌しく勘定をやよいさんに払いつつ)はい、ありがとうございますっ。あ、これは弓さんから依頼のあった品です。お互いなかなか都合がつかなくて・・・(^^;」
GM >という訳で今回のSFD弾、攻撃力123が3発!!
翔真 >………攻撃力、伸びてる?
GM >レベルアップしてるから(爆)毎回どのクラスであろうが、必ず魔法の威力が上がる……と言うおかしい仕様を誇ります(笑)
弓 >わーい、土下座で感謝!!数少ない私のまともな範囲攻撃手段(つДT
翔真 >「了解した、渡しておく。何時も済まんな、世話になっている(^^;」
おやっさん >「無理はせんようにな。あと…自分の事は大事にするんだぞ」
ちひろ >「はいっ。もちろんです!(ぽゆんっ)それではっ…!!」
GM >という訳で、ちひろがMonAmiを後にした所で、このシーンは終了だ。
翔真 >はーい(^^)
弓 >これで……「スターフォールダウン/範囲3攻撃力123」×3 「ウォーターフロウ/威力68」×2 「レイライン」×1、となりました

その頃、アドノレは…彼自身の根城で“とある野望”の達成に邁進していた。

GM >……そう。「アドノレ’sブートキャンプ」の収録だ(笑)
サクラ >ぶふー!?(笑)
翔真 >ホントにやるのか!?(爆笑)
アドノレ >んむ。ちゃんと弓とかジョナサンとか正規の訓練を受けた人間に聞いた後でちゃんと弄る(笑)
GM >その通り。やるというものを無下に却下しては、面白みがありますまい?(爽)
サクラ >なん……だと!?(ぁ
アメジスト >タイトルだけだとネタにしか聞こえないのに、きっちりしたつくりになってるのね(笑)
翔真 >野良猫100匹撫でる修行とか有りそうだな(苦笑)
アメジスト >ある意味うらやましい修行ですな、それ(^^;
弓 >そのいち、野良猫に餌をやり、野良としての尊厳を失わせる。そのに、おゆぜめ。そのさん、白衣の悪魔のところへ連れていく……(笑)
アドノレ >白衣の悪魔とな(笑)
アメジスト >B’s BootCampならぬA’s BootCamp作成中(笑)
GM >余談だけど、草野球場みたいな場所でやってるんだなこれが。理由は野良ズが行き来しやすいから(笑)
アドノレ >と言う訳で夜会に声かけて遊びに付き合ってくれそうなノリのいい兄ちゃん集めて実演(モブ)を形成。残念ながら兄貴の組合は無かったので、次点で人狼の皆様(笑)
サクラ >ノリのいい娘さんはいりますか?(笑)学園編に、夜会にコネがある人虎PCが居るの……
アドノレ >歓迎するぞ
サクラ >とりあえずこんな娘ですー……ゆれるハート(胸と書く)で、男性を煩悩の道に引きずり込みます。なんという悪(ぇー
GM >と言う事は、みんなウィザードかな・・・?
アドノレ >ちゃんと人間用ウィザード用は別物だったり
GM >なるほど、ちゃんと分けてあるのね。でも、なんかやってるうちにイノセントもノウンマンくらいにはなりそうだ…(笑)
翔真 >分ける基準が怖いな(苦笑)
アドノレ >ウィザード用を一般人が見たらSFX超大作?
GM >うむうむ。撮影スタッフとかも衣笠中華街やらなんやらのコネでかき集めて(笑)
弓 >はいそこで空飛んでターン!とかあるんだな(笑)
翔真 >サラッと飛ぶなぁぁぁっ!!街中なら尚の事っ!?(@@;
アドノレ >戦隊撮影用石切り場にでも出張か?
GM >……そうか!これはイノセント用と銘打ったノウンマン育成用プログラムだったんだよ!!(←キバヤシ調)
アドノレ >なんだってぇぇぇ(笑)
アメジスト >研究中に噂聞きつけて 「何やってるのよ、アドノレさんってば」 と机に突っ伏してます(笑)
翔真 >アドノレと弓ちゃん、今日も欠席………っと〆(。。 こうですね解りません(違)
弓 >これはいつもどおり、屋上か保健室に出席か(笑)
GM >ちなみに愛美夫人も子育ての傍ら、炊き出しなどで内助の功モード(笑)……と、そんな感じで収録を進めているとだ。スタッフの1人が、しきりに外を気にしているのに気付く訳だ。
アドノレ >「んむ。なんぞ気になるものでもあるのか」
スタッフ >「ああ、すみません、アドノレさん。外で、なんかトラブってるみたいで」
アドノレ >「どれどれ」 外の様子見
GM >外を見てみると…その時、路地裏から怒声が聞こえてきた。なにやら、そこでちんぴら集団に絡まれている者がいるようだ。
アドノレ >「これこれそこの若い衆」近づいていくぞ
GM >「ん?なんだぁ?」と、自然に人垣が開ける。その向こうにいたのは、後ろ髪を束ね眼鏡をかけて背広を着た30代くらいの男性だ。
アドノレ >はて見覚えは?
GM >見覚えも何も、初めて見る顔だね。こんな感じ。

男性 >「おお、済まないが助けてくれないか…用事でここまでやってきたのだが、この者たちに絡まれて困っていてな」
ちんぴら集団 >「うっせぇ黙れ!」「おとなしく俺達と来れば、何もしねぇよ!」「そうだそうだ、おとなしくしやがれ!!」
アドノレ >「して、騒動の原因は何なのだ」
男性 >「見ての通り、この者達が私を誘拐しようとしているのだ。目的は分からないが…」
アドノレ >「それはまた豪気だな。俺様は肉体言語で話し出すとちょっとしたもんだぞ」(ぽーぢんぐ)
GM >すると、ちんぴら集団は思わず一歩下がる。引いている、と言ってはいけない(笑)
アドノレ >黙って話すなら肉体言語。サブミッションこそ王者の技よ?
サクラ >ぶふっ(笑)
翔真 >黙ってないじゃん!?煤i’’;
弓 >魔法少女じゃないだけ、まだ…
アメジスト >相手がイノセントなら問答無用の《カリスマ!》があるしなぁ……(^^;
GM >うむ、所詮はイノセント。リーダーらしきちんぴらが「お、おぼえてやがれぇ!?」と捨て台詞を吐くや、集団は逃走モードに入らんとするが…止めますか?(y/n)
アドノレ >「まぁなんだ。リーダーは誰だ?ちと話を聞こうでは無いか。……あぁ、取り巻きは先帰っても構わんぞ」と《カリスマ!》で
リーダーらしき男 >「うぐ!?…そ、それは…」 と、言いよどんだところで、天空に現れるものがある。
アドノレ >空の彼方に踊る影?


……紅い月が、そこにはあった。

サクラ >むぅ…
翔真 >誰が、何が来る!?
GM >リーダーを始めとして、男性の周囲にいるちんぴら達が、呻き声と共に次々と変貌を始める。
男性 >「むむっ、月匣か…!?」と、実はイノセントではないアピール(笑)
アドノレ >「休暇はぼつぼつ終わりという事か」警戒モード

一方、アンゼロット城にいたアムは…?

アメジスト >はいな。半年のほとんどを新分野開拓に費やしました(^^;
GM >うむ。そしてその前では今、くれはが机に突っ伏していた(笑)
くれは >「はわっ、書類ぜんぶおしまーい!みんなおつかれさまー!」
サクラ >書類増えたろうなぁ…(^^;※主に前夜での事で
司 >「お疲れ様です…」
アメジスト >「お疲れ様です。ええ、本当に(苦笑)」
GM >グリーンティー隊員たちが、書類整理で発生したゴミの後始末を始める。
くれは >「ふー、やれやれ…このところ大変だよ〜。だいたいは知っての通りだけど」
アメジスト >「流石に問題が大きかったから、仕事もとんでもない量になりましたね……」一緒に掃除しながら
くれは >「とりあえず近いうちに、ラビリンスシティで会談を開く事になりそうだよ。その段取りでいろいろあるけど(肩すくめ)」
アメジスト >「ま、まあ、その辺は……がんばってください^^;」 もちろん仕事の調整とかは協力しますけど、大きな仕事は一エージェントが手を出せる領分ではないので(笑)
くれは >「状況が状況だから、もしかしたらまたMASTERSを召集する事になるかも。正直、向こうも今gdgdだし」
GM >知っての通り、裏界帝国にもいくつかの派閥があり、人類に対する姿勢もそれぞれに異なっている。
アメジスト >「それは当然というか仕方のないところでしょうね。相手が相手ですから。一応連絡はしておきます」
くれは >「うん、お願いねー。今の段階だと、どの魔王がこっちに協力してくれるのか、ほんと未知数だから…」
アメジスト >それでは『近日中にラビリンスシティにて侵魔サイドとの折衝が行われる可能性があります。その際に協力をお願いする可能性が高いですので、その際はご協力お願いします。細かいことは、スケジュールが決まり次第また連絡いたします』 概ねこういった内容のメールを作成して送信。
サクラ >『了解なのですー』、と返信します!
くれは >「…一連の対策が功を奏してくれればいいんだけどね。もともと個人レベルから提唱された事だから、ほとんど薄氷状態みたいなもんだけど(ぼそり)」
アメジスト >その一連の対策については、ある程度知ってていいのかしら。仕事手伝ってた身としては
GM >うん。弱体化する世界結界の強化策として、近日中に人工衛星を打ち上げる事になっている。表向きは「世界レベルにデジタル放送網を広げる」と言う事になってるけどね。
翔真 >………ビッグバリアか、はたまたファイズサットか?(ぁ
アメジスト >結界の展開機構が内蔵されてるのかしらね。どの程度効果がでてくれるやら……
GM >……でもって、そこに駆け込んでくるロンギヌス隊員の姿が。
アメジスト >「……何か問題発生ですか?」
ロンギヌス隊員 >「申し上げます。横須賀・衣笠地区に、月匣発生を確認しました!」
アメジスト >「衣笠地区……? 最近聞いたような名前だけど……」 主にアドノレさんの噂で(笑)
ロンギヌス隊員 >「規模は今のところ通常級、しかし現在拡大中ですので、最終的規模は不明です」
くれは >「はわ?その程度なら、学園のウィザードでも対処可能なんじゃない?」
ロンギヌス隊員 >「月匣の出現地点に、Dr.クロノスの存在を確認しています」 …くれはが突っ伏した。なぜなら、その計画の中心人物こそ、そのDr.クロノスだったのだから。
サクラ >あっらー?(^^;
アドノレ >をぉー
弓 >……アウトー!
アメジスト >「あちゃぁ……代表代行。私も出ます」 顔わかりますよね?
GM >うん、プロジェクトの書類が通された時に、写真は見ているね。
くれは >「うん。今彼に何かあったら大変だからね。悪いけどお願いっ」
アメジスト >「了解。転送装置お借りします」 退出後ダッシュで移動ー


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