【第43夜】
央華動乱

〜超魔導黙示録・V〜

<PART−16>



金色の魔王、その真意



さて。ブンブン=ヌーと共に、一行が姿を現したのは……

GM >そこは、シティの一角にある中華風の邸園だった。ブンブン=ヌーの館が、背後には聳え立っている。
初 >「う、うな。速い……?」
翔真 >「(前にシティでブンブン=ヌーの所に訪れた時はこんな所ではなかった様な気がしたが、気のせいか?)」
GM >まあ魔王は気分で自分の館を再構成したりもするし、単にあの時は邸園に出なかったって事情もあるしで(笑)
ブンブン=ヌー >「着いたわ。改めてようこそ、ワタシの“館”へ」
翔真 >「御招き感謝する(礼)それで、これから何処へ?」
ブンブン=ヌー >「無論、この街の主の宮殿よ。……他に行くべき所があるかしら?」
初 >「で、ですよねー……あ、でも、事前に連絡とかする必要とかあるんじゃないかなーって……」
ブンブン=ヌー >「ワタシを誰だと思ってるのかしら。必要ないわ」
GM >魔王は初の疑問をさっくり切り捨てつつ、すぐにでも宮殿に乗り込もうという勢いだ。
翔真 >「承知した、御供させて頂こう。」
アドノレ >「まかせた」
初 >「う、うな〜〜〜(ぽてぽてぽてぽて……)」

魔王は、出迎えたアンデッドの従者らを適度にあしらいつつ、
足早に金色の魔王の宮殿へと向かい……そして、そのまま乗り込む。

当然、宮殿の守衛に見咎められるのだが、彼らは先頭をずかずかと歩いてくる
“魔龍”の姿を見るだに、一歩引いてその様子を見始めた。

もしここで抵抗などしたならば、この豪勇で鳴る魔王はただちにその場で
「憂さ晴らし」をするだろう事は間違いないからであった。

ブンブン=ヌー >「ルー=サイファーはいるかしら?“この【魔龍】が、直接話をしたいと言っている”と伝えなさい。逆らったらどうなるか……分かってるわね?」と(爆)
アドノレ >空気読めないと長生きできない
翔真 >実力と言うか、“格”が伺えると言う奴だな(苦笑)
GM >謁見の間までは、それでスムーズに通される。といっても、君達にとってもそこは勝手知った場所だったね既に(笑)ともあれ、ブンブン=ヌーが先頭で足を踏み入れたのと、宮殿の主が場に姿を現したのとが、ほぼ同時となる。
ルー=サイファー >「戻ったか、【魔龍】……どうやら災難だったようだな」
翔真 >「(ルーのこの対応の早さ、どれだけブンブン=ヌーの事を重く見ているか伺えるな)」
ブンブン=ヌー >「単刀直入に確認するわ、【金色の魔王】。此度のイコとフォルネーの動き、何処まで関知してるのかしら?」
翔真 >とと、集中して聞いておかないと。出来れば0−Phoneで録音しておきたいけれど。
GM >お。やっときます?
翔真 >可能なら………あ、許可取ってないけれど、まぁ目立たない様には気を遣ってやっておこうかと。
アドノレ >さるを取り出してこっちでもやっておこうかと考えてた
ブンブン=ヌー >「……場合によっては、ワタシは今後“帝国”とは別の行動を取らせてもらう事になるわ」
ルー=サイファー >「……(その場の全員を一瞥する)……我は、あの者らの動きに一切関知はしておらぬ」
ブンブン=ヌー >「解せないわね。では、あの2人が持っていた《黄金の勅命呪》の出所について、どう説明をつけるおつもりかしら」
ルー=サイファー >「確かに《黄金の勅命呪》は、我がその大半を管理している所のモノだ……しかし、全てではない。別の者の手に渡って久しいもの、あの“獣の欠片”と共に飛び散って行方が分からない、そういったものもある。あの2人は偶々、それを手に入れたのであろう」
ブンブン=ヌー >「……では、此度の件はアナタの差配ではない。そういう事なのね」
ルー=サイファー >「その通り。…………ただし、我はあの者達を制する事もせぬ」
ブンブン=ヌー >「……ほう。それは聞き捨てならないわね」
ルー=サイファー >「あの者達はなにやら人界の側に働き掛けておるようだが、その結果人界の者どもが我等と改めて戦端を開こうというのであれば、それはそれで受けて立つまでの事」
翔真 >「…………?」
ルー=サイファー >「……何か解せぬ事でもあるか」
翔真 >「いや、まぁ“金色の魔王”が今更人間と再び戦端を開こうが構わないと言うのはまぁ解らんでもないが、その経緯が“こんな流れなのに”アッサリと受け入れているのが、何と言うからしくない気がした。と言う個人的な感想を抱いただけだ、済まない(苦笑)」
ルー=サイファー >「世とは移ろうものだ。それが定命の者なれば、なおの事……そもそも我らが目的は、“世界の統一”。……そのために闘争が必要とあらば、せざるを得ぬではないか」
翔真 >「その言い回しだと“そうしたくないが、そうしなければならない”と言う意味に聞こえるぞ、閣下。」
ブンブン=ヌー >「……成程。それで、アナタの目的は大体読めたわ」
初 >「うな……つまり、どういう事なのです……?」
ブンブン=ヌー >「人界との全面戦争、それもよし。不平分子のガス抜き程度で済むのであれば、それもまたよし」
ルー=サイファー >「ふん……それよりも解せぬのはな、ブンブン=ヌー。お前が傍に“MASTERS”……ことに【杉崎 そら】を連れてきている、という事だ」
ブンブン=ヌー >「ああ。ありていに言えば“保険”よ。場合によっては、アナタと直接やり合う可能性が否定出来ない以上は……ね」
翔真 >「(まぁ、確かにそれは想定していた(苦笑))」
ルー=サイファー >「……なるほど」
翔真 >「何か問題が有るなら伺わせて貰いたいな。そちらではなんともならなくても、意外とこちらなら何とかなるかも知れない。」
ルー=サイファー >「……その原因はまさにオマエ達にこそあるのだ、“MASTERS”よ」
翔真 >「そう言われてしまうと、尚の事伺わせて貰いたいのだが(苦笑)」
ルー=サイファー >「とぼけないで貰おう。我が知らぬとでも思うか?【終焉の魔神】の事を」
ブンブン=ヌー >「(成程、そう来るか……という顔)」
翔真 >「いや、閣下位ともなれば何処からかその話しを耳にしていてもおかしく無いと思う。」
ルー=サイファー >「我としては決して認めたくはない事だが、既に先刻承知の事でもあろうから言っておく。嘗て我は奴の断片……いやさ残滓と戦い、そして敗北した事がある」
そら >「……【ザ・マリキュレイター】」
ルー=サイファー >「その通り。だがな、それ以前に我は過去何度も見ているのだ。“世界の終焉”を……そして、その鍵たる者が常に、そこにいる【杉崎 そら】ただひとりであった事を」
アドノレ >「勝てない敵とは戦わずに済ますのが吉だぞ」
初 >「(つまり……さっきの相羽せんせーの判断で正しかった、って事でしょうかー)」
ルー=サイファー >「そもそも我らが悲願を達成するには、まずかの幻夢神の世界結界を破らねばならぬのだが……実のところ、それだけでは全く意味がない事もまた、我は知ってしまったのだ」
翔真 >「世界結界の件とは別に、世界の破滅が存在するという事なのか?」
ルー=サイファー >「そうだ。だからこそ、我は率直に言おう……“我等に、【終焉】は止められぬ”と」
翔真 >「っ、………まさか、そう口にされるとは意外だった。」
ルー=サイファー >「何故驚く。【終焉】こそは、まさに我等の理解の埒外にあるものだ……“世界結界ないし人界の消滅”が【終焉】にて起こる事象、と言うのがおそらく人界側からの想定なのだろうが……我が知る限り、真相はさにあらず」
ブンブン=ヌー >「相変わらず婉曲な。素直に言ってやったらどうかしら?“我々の支配すべき世界が消えてしまうのは、個人的に納得が行かない”って」
翔真 >「解り易くてありがたい(フッ)」
ルー=サイファー >「キサマならそう補足すると期待していたがな、【魔龍】。故に人界との闘争など、そう願う者どもにでも任せておけばそれで善い」
翔真 >「成程………」
ルー=サイファー >「ともあれ、我が真なる関心は“【終焉】の阻止”これに尽きる。ムツミ=アマミこそはまさしく、そのための布石だったが……あれも、もういなくなった」
初 >「……います。ムツミさんは、ここにいます」
ルー=サイファー >「……ほう?」
初 >「わたしはムツミさんの“こころ”を継ぎました。だから、ムツミさんはいなくなっても、今ここに生きてるんです」
ルー=サイファー >「……だが、オマエは【勇者】ではない」
初 >「うな。たしかにわたし【勇者】じゃないですけど……【可能性の魔法少女】では、あるです(、、)
アドノレ >「ある意味勇者」(ぼそっ)
ルー=サイファー >「(初にはもうそれ以上興味を抱かない様子で)……さて、先の命題を果たすため最も手っ取り早い方法なのだが、我にひとつ策がある」
翔真 >「参考なまでに、伺わせて貰いたい。」
ルー=サイファー >「【杉崎 そら】そやつに、人界への関与を即刻止めさせる事」
翔真 >「無理だろう(苦笑)」
ルー=サイファー >「何ゆえか。そも、【終焉】の原因がそこにあるのならば、まさしく当然の解ではあるまいか?」
ブンブン=ヌー >「……ふむ。確かにそれはそうかもね」
アドノレ >「寝てる猫を処分しようとしたらたたき起こす事になって大暴れと」
ルー=サイファー >「先に述べた通り、それも我は良く知っている事。故に、より穏便に済ませられないかと言っている」
翔真 >「まぁ答えても構わないのだが、俺に聞くより本人に聞いた方が一番確実じゃないか?」
初 >「……うな。そらちゃんは、どう思うです……?」
翔真 >今までのそらとの問答から無理だろうと言う事は察せるが、俺が下手に遠回しに言うより本人に答えさせた方が誤解や曲解を避けられるだろうかと。
そら >「……それはね」
ルー=サイファー >「それは?」
そら >「……それはね」
ブンブン=ヌー >「それは……?」
そら > メケメケメケメケメケメケメケメケ……
初 >うな……マジです?(^^;
翔真 >超○貴のネタは危険過ぎる(笑)
アドノレ >秘密のいんふぃに娘ちゃん
初 >……そこは……「なんで亀ラップなの?」です(^^;
翔真 >スマン、元ネタを知らなかったのだ(苦笑)
そら >じょうだんはさておき わたしのターンですね。では、おこたえします。

「――すべての冥魔を喰い尽くすまで、【わたし】は止まらない。
何故ならそれは、あなた達が“第8世界”と呼ぶようになる前からあった、“この世界の理”だから」

ルー=サイファー >「……やはり、か」
アドノレ >天胃虚空
そら >「……今、考えている事を当てるよ。“それなら【わたし】を破壊して、【終焉】を止める”」
ルー=サイファー >「察しがよいな。流石、と言うべきか……」
ブンブン=ヌー >金色のの行動を察して合わせかかる。
そら >「確かに、それで“今ここにいるわたしを止める事”はできる。それは、別に難しい事じゃない」
アドノレ >「それで済むならとっくに問題は解決してると思うのは俺様だけか」
そら >「……でも、その時は次の【わたし】が送り込まれる。わたし達がこの世界と接して得た知識を持たない限り、それが今のわたしと同じ判断を最初から下す事はなく、あらかじめ決まった原理通りに行動するだけ」
ルー=サイファー >「……!」 挙げかけた手を止める。
そら >「つまり、ここに封印しているエンディルス、それに人界にいるD=ガイディスを喰って、その先の“運命”を招来する……それを【終焉】と呼ぶのなら、その通り」
翔真 >「と、言う事だ。短絡的な手段は良い結果を生まないそうで。」
ブンブン=ヌー >「どうしたの、【金色の】……やらないの?」
ルー=サイファー >「……なるほど(手を下ろす)どう足掻いても手詰まり、か。では、キサマはどうするというのだ?」
そら >「わたしは、その答えを持ってない……――それは、【ひと】が決める事だから」
ルー=サイファー >「何処までも癇に障る奴……【終焉の鍵】でさえなかったら、即座にこの手で抹殺しておる処だ」
初 >ここで欠片通信します!『“ひとがきめること”っていう事は……この場合、わたし達が決めるって事です?』
そら >『そう。あなた達はわたしと絆を結んだ……だから、わたしの行動を決める事が出来る。それはもう、みんな良く知っていること』
初 >『……う、うな』
そら >『だからわたしは、何度でも言うよ。“わたしは、みんなのいうとおりにするよ”って』
アドノレ >『任せろ。俺様はひとでなしだからな』
翔真 >『責任重大だな(フッ)』
アドノレ >「……“ぱんどらの弁当箱”を不老不死の者が中心に隠し持つではダメかのぉ(ぼそっ)」
ブンブン=ヌー >「“ぱんどらのべんとうばこ”……何よ、それ(==)」
アドノレ >「つまり絶対に中身を食べてはいけない弁当箱なのだが」今誰が持ってるんだっけ?
翔真 >……………そらに渡した様な気がしないでもないが、もしかすると俺かも知れない。
ブンブン=ヌー >「弁当箱とやらが何なのかはわかりかねるけれど、とりあえず……アンタ達が【終焉】を止める答えを持っている、っていう事になるのかしら?」
ルー=サイファー >「是非聞きたい所だな……そんなものが本当にあるのならば、だが」
アドノレ >どっちでもこの場にいる事に間違いは無いから、見せてやればよいではないか?それで安心できるならよし。誰にバレて封印を解かれるか、眠れぬ夜を過ごすもまたよし
翔真 >「厳密に言えば先送りに出来る手段なのだが、確かに遣り様によっては先程そらが言った条件を満たせなくなるので【終焉】を先送りに出来なくは無いかも知れん。」
そら >「あなたたちは【ひと】じゃないから、答えは手に入らない。もし手に入っても、それを使う事までは出来ない」
翔真 >「だそうだ(苦笑)」
ルー=サイファー >「……これは平行線、か」
そら >「……ひとつ方法があるとするなら、それはあなたたちが【ひと】になる事……人界の【ひと】と同じになる事で、答えを手に入れそして使う事が出来る」
弓 >ホライゾン的な(笑)
ブンブン=ヌー >「……ワタシ達に“権能と力を捨てろ”というワケ?論外ね」
そら >「どうして?それこそ、今ルー=サイファーがわたしに提案してきた事と同じだよ?」
ルー=サイファー >「……なるほど。これは益々、その“手段”とやらを聞かねばなるまいな」
弓 >いいんじゃないかね、平行線。とりあえず先送りとはいうけど、時間ができることも事実なんで、100年なり200年なり、のんびりいろいろ試せばいいんだよ(笑)
そら >今わたしは存在理由を真っ向から否定されたけど、それがどういう意味を持っているのか彼らは理解出来ていないから、理解出来るようそのまま説明しただけ(o'ヮ')o
翔真 >成程納得。「“使えない”と言われたことを聞いても無意味だと思うがね。」
アドノレ >「知らなくても良い事を知りすぎて破滅するなど古今東西ありふれておる。気になるなら好きにさせてやればよかろう」
ルー=サイファー >「我にもまた、生かすべき、そして守るべき民がある……少しでも妥協する道があるのであれば、“その実現の可能性が僅かであろうと考慮する余地がある”。嘗て、我にそう身を以って教えた男がいた。いや、いるというべきか……まあ、確かに今ここにはおらぬがな」
柊@アンゼロット城 >「(へくしょーい!)……風邪か?」
ブンブン=ヌー >経緯を知らないので「何の話?」と首を傾げるしかない(笑)
翔真 >「………先程そらがヒントは言っている、と言うか答えほぼそのもの(“封印されたエンディルス”云々)を。良く思い出して考えてみれば俺達よりも智錐溢れる魔王様達なら気が付くのではないか?」
GM >具体的にはあわせみこの案件。ルーは僅かな可能性によって鼻っ柱を折られたからね(笑)
翔真 >あぁ、そう言う事か(苦笑)
ルー=サイファー >「……今可能性の話に言及しておいてなんだが、まさかな」
翔真 >「お気付きになられたかな?」
初 >「うな……どうしましょう?」
アドノレ >「知られたから我らが直接困るというモノでは無い。知ってればそれが他者に知られぬよう気遣いが必要になる。そして力づくで我らに手を出せば藪蛇だと納得するしかない。と俺様はそう思うわけだ」
GM >そう、そらはもちろん君等の誰が倒れても【終焉】案件。だったね……
アドノレ >全てを知るモノがヒト側だけというのはどうかと後付けで今思った。俺様の立ち位置は“ヒト側守護”では無いのだ。というのは全体的に有る
そら >更に言えば、わたしの正確な立ち位置は“第8世界の人側”でもなければ“裏界側”でもない……ただ“約束”のために、わたしはこうして“人側”に与している。それだけ。
アドノレ >「秘密なんてモノはソレを知るモノが多くなる程危険度が上がると知っててなお食らいつくなら俺様は『無責任に』応援してやらんでもない」
翔真 >「流石アドノレ(苦笑)」
ルー=サイファー >「つまるところは冥魔を……冥魔王を手元に留めている、という訳か。なるほど」
弓 >いい勘してるぅ
ルー=サイファー >「だが、それはいつまで続けられる? “人”どもは兎も角“我等”の目から見れば、おそらくはそう長くはないぞ」
ブンブン=ヌー >「というか、そんな事が出来るという事自体が既に奇跡的事項なんじゃないかしら」
アドノレ >アイテムの出来次第?
弓 >ちゃん様製だからなぁ。存外しぶとく持ちそうだけど?(笑)
翔真 >作成されたアイテム自体は、どれも結構な出来だったからなぁ。意外とその点に関しては信頼性高いんだよね(笑)
GM >まぁどこぞのヴァルガとかに比べれば……(笑)
弓 >まあ、向こうも冥魔だし、より強力に封印できるようにするなら協力して欲しいが(笑)
翔真 >「タダの人間が作った物依存なら確かにそうだろうが、これがそう言う訳では無いんだ。モノ作りに関しては意外な才を持って居た“一柱”の手による物なので。」暗に魔王クラスが絡んでいるという事を仄めかして置こうか(笑)
ルー=サイファー >「……“奴”か。だが、それで本当に冥魔王を封じきれるのか?」 他の魔王なら兎も角、こいつには察しが付いてしまうぞ(笑)
ブンブン=ヌー >「だから何の話よ」
翔真 >「察しが付くとは流石だな。ならその手段をより強固にする方策を考えて貰えると尚良い結果に繋がるのではないかな。それがこちら側と裏界とを無駄に争わせない為の、そして【終焉】を遠ざける為の理由と手段になるかも知れない。」
そら >「そう。冥魔は“進化”する……だから“永遠に”は、不可能」
アドノレ >俺様とは逆に見せたくないというならその理由はなんぞ?
翔真 >話が纏まったら見せても良いとは思う、方針が決まらない中途半端なうちに見せて、短絡的な強硬手段に出られるのは避けたかったので(苦笑)
アドノレ >逆に考えたのか。効果の程が判らないから踏ん切りがつかないなら後戻り出来ないとこまで知らせて無理やりに仲間内に引きずり込む方針でいたのだが
翔真 >おぉ、成程。縛りの緩い“こっち側”の世界で、ルーとブンブン=ヌーを纏めて(下手すると別の魔王級の増援有りで)相手するのは絶対に御遠慮願いたかったのです(−−;
そら >逆に言うよ。魔王達はそうかもしれないけど、それは【わたし】にとっても縛りがない、っていう事でもあるからね。“緩い”んじゃなくて、“ない”の(o'ヮ')o
初 >【終焉巨神そらにゃん〜発動篇〜】はダメなのです〜(><;
翔真 >それはアカン(苦笑)
ルー=サイファー >「……要するに“壮大な時間稼ぎ”、か。よかろう、此方も今まで充分にそれをしてきたのだ……何度も【終焉】を繰り返しながらな」
ブンブン=ヌー >「……は?」
ルー=サイファー >「我は“皇帝”の転生者であるから、その時々の記憶をも併せ持っておるが、それゆえに他の者では知り得ない事も知っているのだ」
ブンブン=ヌー >「そういう秘密を独占するのは好ましくないわね?」
ルー=サイファー「少なくとも、ハッキリしている事がひとつある。【終焉】を阻止しているのは、幻夢神だ。世界がやり直される度に、幻夢神は世界の記憶を初期化する。それに抗える者は、ほぼ存在せぬ……【魔龍】、オマエであってもな」
ブンブン=ヌー >「なるほど、我等を封じる上でも、それが一番好ましい……って訳ね。それなりには理解できたわ」
そら >「でも。それも、“永遠に”じゃない……」
ルー=サイファー >「そうだ。要するに“我ら”が待っているのは“その時”、と言う訳だがな」
初 >うな、えと、つまりぃ……「人類」「ルーさん達」「そらちゃん」のそれぞれの立場とか、利害がぶつかり合ってるって訳ですね(、、)
そら >そう、みんな立場も見解も違う。でも、わたしは皆の言う通りにする……それがわたしの、「本能」を御する「意志」だから。
弓 >人も、世界も、魔王でさえも、永遠じゃない。私達はこうして「そらと共に歩みたい」と思うけど、次世代以降がそうとは限らないし、絶望した誰かが世界を滅ぼすためにエンディルスを解放しちゃうかもしれない……でもまあ、それはそれとして、今やれる事をやらない理由にはならないよね、と(笑)
アドノレ >どっかの偉人も言っていた。“そのうちなんとかなるだろう♪”
弓 >うむ。ならなかったら、それは次世代以降のせいだ、しらん!(笑)
ルー=サイファー >「……ならば我からの提案はこうだ。おまえ達は【終焉】を出来るだけ遅延させろ。その代わりもしこの先【終焉】が訪れたならば、我がお前達を見出し、再び同じように導こう……【終焉】を越えた、“次の世”でな」
翔真 >「俺は個人的にその提案を受けても良いと思う、皆はどうする?」
そら >「ひとつ、大事な事を確認するよ。どうやって“遅らせる”の?」
初 >「うな、それを聞くです……?」
そら >「うん。だって、今ここで話を聞いている全員が、物事を正しく把握している必要があるから。その必要がないと言うなら、いいけれど」
翔真 >「少なくとも現状がまず遅らせている状況でもあるので、これが続いている内に根本的な解決手段を模索しようと思っている。」
弓 >封印を強化したり、適度に足とか手とか食べて減らすとか?(笑)
翔真 >まぁ最終的には“冥魔を全部食べても【終焉】が来ない様にする”のがベストだと思っている。ソコは俺達とそら次第なのかも知れないが。
アドノレ >そっち方面で進めようとすると“冥魔の養殖”とかダメな方に舵を切りそうだと思う。だって人間だもの(笑)
翔真 >「具体的に遅らせる手段としては、封印手段の定期的な検査と整備を行う事かな。あとは可能な限り封印されている状態の冥魔の状況も確認し続ける事。可能なら封印を強化する手段や新しい封印方式を模索、構築するのも推奨する。」
ルー=サイファー >「ふむ。現在考えられる限り妥当な手段だな……」
翔真 >「本職じゃない俺が、今咄嗟に考え付くのはこれ位と言うだけだ(苦笑)本職に意見を求めればもっと具体的で効率の良い手段を提示してくれるかも知れない。」
弓 >そもそもそらの見立てで、この封印どのくらいもちそうなのかな?
そら >……わたしに聞きますか?これからの【わたし】の行動は、【終焉】そのものにも深く関係しているから、直接聞いてくれた方が分かりやすいけれど。
翔真 >“全知”の権能が有れば解ってしまうからねぇ、迂闊には聞けないんだよなぁ(^^;
弓 >怖いけど、それが確実じゃない?弓は今ここにいないから、直接は言えないけど(笑)
そら >行動として「わたしに聞く」が選択されない限りは、答えようがないとも言います(o_ _)o
翔真 >んじゃ聞いて見るか。虎穴にいらずんばと言う奴な気がしなくもない(苦笑)
アドノレ >んむ
翔真 >「とりあえず現状で封印がどれ位持ちそうか解るか?」
そら >「――それは、わたしかD=ガイディスが倒れるまで。その場合は、エンディルスが最後の生き残りと言う事になるから」
翔真 >最後の1体になると自動的に進化・パワーアップして封印破るって事?(汗)
そら >うん、そう。何度も説明したように、それが“本当の世界の理”だから。
弓 >つまり、この場合はD=ガイディスも封印しないと、かな?
翔真 >確かに、D=ガイディスを最後の1体にしたらえげつないパワーアップしそうでイヤだ(汗)タダでさえ、マトモに遣り合ったら倒せないのに(−−;
ルー=サイファー >「……唐突だが、【冥刻王】の事を覚えて居るか?」
翔真 >「メイオルティスだったか?それなりには覚えているつもりだが。」シェローティアの空砦を先日読み直したばかり(ぁ
ルー=サイファー >「あれを撃退するのに、我が帝国も人界も相当の労力を費やしただろう。それをもう一度やろうというのだ……キサマ達の行動が【終焉】の遅延という大目的に悖らぬ限り、この際我等も助力は惜しまぬ」
弓 >助力は惜しまないっていう事は、とりあえず封印の強化や別手段の構築への協力依頼が出来そうかな?
GM >ああ、それは普通に引き受けてくれるね。
翔真 >「それはありがたい話だ………状況によっては早速頼る事になるかも知れない話も出て来たが。」
そら >ここで、【終焉】の到来条件をまとめるね……まず第一に「わたし(か、MASTERSの誰か)が倒された場合」。第二に「冥魔すべてが倒された場合」。
翔真 >そうだったな。以前そのように聞いている、そして迂闊に死ねない理由でもある(滝汗)
そら >……でも。ルーが今「力を貸してくれる」と宣言した事で、ひとつ発生した新しい要素があるよ。
初 >新しい要素……【終焉】が来る条件が増えるのです?
そら >そうじゃない。“もし【終焉】の条件が発生した場合でも、「やりなおし」が可能になる”っていうこと。
GM >補足すると「処理的には【終焉】が到来する直前の瞬間まで差し戻される」のですが、実際は「世界が一巡して、最初から【終焉】が到来する直前の瞬間までやってくる」っていう感じになります。
アドノレ >なんたる壮大なリトライ
GM >だってこの物語、実プレイ的にもう足掛け19年よ?(笑)流石にもう19年×やり直し回数なんて真似は出来ないから、ゲーム的にはそういう処理をとりますよって事です(笑)
翔真 >ゲーム的にはありがたいが、そらやルーに壮大な負担を掛けるのでやりたくないなぁ(苦笑)
弓 >ていうか、メイドインヘブン的にそれで上手くいくとは思えないしな(笑)
GM >きっと「細かい所は変化するけどとにかく一巡する」んです(笑)
翔真 >とりあえず俺は旗色は示した、弓ちゃんはこの場に居ないので仕方ないが後はアドノレと臼本嬢がどうするか。
初 >わたしは反対しませんです。【終焉】を阻止するって言うのは、わたしにとっても大事なことで……ムツミさんが悲しむからです(。。)
弓 >なるほど。私ももちろん、しょーまくんと同じで
初 >あと、アムさんやサクラちゃんみたくお嫁さんになって、たくさん子供を作るまでは(*ノノ)
翔真 >まあ全員の中でうっかり死にそうになっているの俺だけだし(しかも複数回)
弓 >え?弓、1回死んでますが(笑)
翔真 >キャラ作成時のライフパスとCC適用の為のものは明らかにカウント外(笑)
弓 >や、CCとは別に、昔生死判定で1回内包値減らしてるから(笑)
そら >ところでアドさん。落とされた後の全回復は、あと何回残ってますか?
アドノレ >まだ死んでないから普通に《不老不死》《奇跡の生還》コンボと、黄色い旗も勝利の石も全部残ってるぞ
そら >基本は3回、あとはクリティカルが出る限り……ですね。わかりました(、、)
アドノレ >ならば俺様も確認しておこう。ダイス目変更系って振る前にダイス目を変えるんだっけ、振った後にダイス目を変えるんだっけ?
翔真 >能力次第では?使途の《神の微笑》は振る前ですが、強化人間の《幻想舞踏》等は振った後でも使えますし。
GM >うん、アドの手持ちの能力ならば基本的に振った後決める事が出来るからね。
アドノレ >なら十分回る可能性を出してからでも逝けるのだな。もし即死が出そうなら対抗ぽちっと残す余地もあるし
翔真 >そう言えば、臼本嬢にはまだ黄色い旗渡してなかったか?もし無いのなら、ストック調べて渡しておかないとな。
初 >あ。旗でしたら自前のがあるので、大丈夫です(//▽/)
翔真 >有るなら良かったけど……それにしても、そらの反応的に何か有りそうな気がして怖い。此処まで来てしくじるのは、そらを悲しませるのはイヤだ(−−;
アドノレ >最終決戦とわかればお金の限り勝利の石を買いにという悪辣な手が無いでもない
翔真 >とりあえずルーに説明しないとな、D=ガイディスを倒したらエンディルスが自動的に進化・強化されて封印破って出てくるって。黙っておくのは不誠実だ(苦笑)
ルー=サイファー >「……ふむ、なるほど。逆を言えば、冥魔が残り1体であれば必ずそうなるという事なのだな?」
翔真 >「つい今しがた聞いた話では、そう言う事らしい。」視線をそらに向けてみる
そら >「それは“今ここでエンディルスを食べろ”って言ってる?」
弓 >ステイステイ(笑)
ルー=サイファー >「……その場合、あのD=ガイディスとやらがどうなるのか。興味がないと言えば嘘になるな」
翔真 >「唯でさえ倒すのが困難極まりないD=ガイディスを、これ以上徒に強化・進化させる様な真似は避けたいのが俺の本音だ(嘆息)」
そら >「……と、いう事だから。わたしは“食べない”……少なくとも、今は」
初 >「……(そらちゃんなでなで)」
翔真 >「それに、今此処で向こうを最期の1体にしてしまうと“分離”が難しくなる。面倒が更に厄介事になるのは勘弁願うよ(苦笑)」
ルー=サイファー >「まあ良い。そういう話をしてくれたのだから、こちらもしておこう……《黄金の勅命呪》について、もう少し詳しい所をな」
翔真 >「ありがたい、拝聴しよう。」
GM >先にも説明した通り、《黄金の勅命呪》は裏界魔王1名に対して効果を発揮するが、既に《黄金の勅命呪》を持っている者には効果がない。そして、一度の使用で複数名の魔王に効果を発揮する事も出来ない。
翔真 >お、意外。
GM >まあ1on1でしか効果を発揮できないギアスのようなものだという事で。だから「謁見の間」なんていう仕掛けをして魔王を1on1に出来るようにしてたのよ(笑)
翔真 >成程。
ルー=サイファー >「パール=クールめがあれを持っている、と言う話は聞いているだろう。つまりはそういう訳だ」
弓 >ただのHじゃなかったのね……
翔真 >「“超公”だのを名乗っているのは伊達では無いと(苦笑)」
ルー=サイファー >「いずれにせよ、かの呪を持ってさえおらねば、我はすべての魔王を従え得る立場。ゆえに、捨て置いてやっておるのだ」
GM >なお余談だが、ベルが無数に分身を作って活動していたのは、元々この勅命呪に対抗するためという意味合いもあった。呪の性質上、分身を同時に2体ひそかに送っておけば影響を受けないからだが、正直ここまで出来るのはベルくらいのもんである(笑)

ブンブン=ヌー >「ああ。それで、今のところはフォルネーかイコにも直接命令が出来ない、という訳ね」
翔真 >「煌家や央華の皇帝に暗躍しているであろうその二柱も何とかしたいのだが。」
ルー=サイファー >「その点については先に告げた通り。我が裁定に変更はない」
翔真 >「万が一、交戦となって、もしこちらが退けた場合。流石にそれに関しては不問にして頂きたいのだが。」
ルー=サイファー >「それについては、何の事はない。キサマらが直接そこに関わらなければ済む話であろう?」
翔真 >「煌家や央華に係わり合いになる可能性はこのままだと無きにしも非ず。そうなるとその二柱と接触する機会が有るかも知れない。両方とも実力行使はめったにしないタイプだろうが万が一と言う事も有り得るので予め筋を通しておきたかった。」
弓 >まあ、言うとおり“持っていること”に意味があるカードだから、相手も切れるとは思ってないけど……まあ、切ったら切ったでぶちのめすだけ(笑)
ルー=サイファー >「その事に付いてはもう言及した。同じ事は、二度言わせるものではないぞ」
翔真 >「………了解した、申し訳ない。」
ブンブン=ヌー >「……まあ、今のところは“最悪の事態”じゃなくて良かった。ってとこかしら?」
翔真 >「最期に、ブンブン=ヌー。貴方の権能を宛に一つだけ質問しても宜しいか?」
ブンブン=ヌー >「何かしら。アナタ達には借りがあるし、場合によっては答えてあげてもよくてよ」
翔真 >「裏界を攻めさせる事になりかねない今回の一件、にも拘らず見方によっては裏界魔王と冥魔王が手を組んでいる形にもなっている。」
初 >「うな。流石にあれは想定外だったと思うですけど(^^;」
翔真 >「冥魔王側であるD=ガイディスに関しては、彼の望みから考えればまだ解らなくは無い。だが、イコとフォルネーにとってはリスクが大きいはずだ。」
ブンブン=ヌー >「そうね。正直、ワタシだったら御免蒙るわ」
翔真 >「フォルネーは失地回復の意図がまだ読めるが、イコに至っては全く読めない。《黄金の勅命呪》を入手していた事もあるが、それにしてもこのタイミングでこんなやり方で使うには余りにも………婉曲的過ぎる。かの魔王の性格を鑑みてもだ。」
ブンブン=ヌー >「(ルーをちらりと見て)そうね。おそらく、彼女も“知っている”んじゃないかしら。【終焉】の事を……こうして一連の話を聞いてしまえば、もはや驚くにもあたらないわ。彼女の権能を考えれば、自ずとそうならざるを得ないでしょう?」
翔真 >「………そうなるか、そう言う事なのか。」 ぶっちゃけイコはブンブンから何らかの“知識”を与えて貰ったのではないかと危惧していたが、そういえばイコの権能って大半が“予言”なんだっけ。なら【終焉】を知っていても不思議じゃないか。言われて納得。
弓 >ですねー
ブンブン=ヌー >「尤も。ルーですらああも言う程の【終焉】が、イコの手におえる代物なのかどうかまでは知らないけどね」
ルー=サイファー >「(静かに遣り取りを聴いている)」
翔真 >「(頷く)感謝する。」

◆ ◆ ◆

GM >ではっと。まとまったら、ここでいつもの進捗ジャッジ(幸運度)いってみましょうか。今回だけですが弓は+3、翔真は+5のボーナスがつきます。
初 >うな!……そらちゃんのC目をわたしが出すとか(^^; 17でした〜
そら >ずれて19っ
弓 >ういにゅーん。+3で20
アドノレ >24
翔真 >ボーナス+5なので26です。
GM >ふむふむ。では……とりあえずその30分ほどの間に、いろいろ進展があったようだ。シティへ移動中の弓と京香がフレースヴェルグ艦内で知る事を、謁見組は合流後報告されるという形になる。
翔真 >了解です。どれだけの情報が得られたのか気になるところ。
アドノレ >んむ
GM >ま・ず。くれはの処遇の件だけど、ラシュディ師の主導で代表職解任前提で話が進んでいた事はもう皆様ご存知ですね。
翔真 >ですね、こちらからの働き掛けが無いとそのまま承認されてしまいそうだったけれど、あの時は打てる手がほぼ無かったからな(−−;
GM >……ところが。そこに、直接乗り込んだ上で「待った」をかけた者がいたそうな。
翔真 >それが出来る人物はそう多くないだろうに、誰だろう?
GM >そりゃそうだ。という訳で……その人物は、アンゼロットといった(爆)


『“赤羽 くれはを、世界魔術協会代表職から解任する”?
“いったい誰の権限で”そんな勝手を許す、という話になっているのかしら?』

協会幹部達が集う議場となっていた城の名にして主たる、彼女の声が響いたその時。
ラシュディを始めとする協会上層部は一斉に顔色を変え、そしてマーリンは口許を薄く綻ばせた。
……さながら「わかっていただろうにのう」とでも言わんばかりに。

更に、彼女は笑顔ではっきりこう告げたという。
「わたくしアンゼロットの名において、かの職を委ねたのは、赤羽 くれは本人のみ。
間違ってもアナタに許した覚えなどありませんよ、ラシュディ」

GM >という訳で。エル=ネイシアの守護者をやっていたアンゼロットが、事の次第を知ったのは「ビフロスト」の情報ルートからの話。そこにロンギヌス00からのご注進で確証をとった形となる。で、鋼地の手引きで「ビフロスト」の外交ルートを使って捻じ込んだ格好となる。
京香 >「わーお。やったぁ……やってくれましたよこーぢぽん……」
弓 >「これは悪役令嬢のいい“ざまぁ”ね(うんうん)」
アドノレ >相変わらず絶滅社の汎用知識ラインナップが謎である(笑)
翔真 >凄いな蟻塚は。相変わらず俺達が普通手の届かない分野でやってくれる。それにしても、随分と懐かしい面子を引っ張ってきたものだ(笑)
アドノレ >大御所が出てきて葵の御紋状態だから柊の大立ち回りはなかったな
GM >もし鋼地に話を通してなかったら、そうなる可能性はおおいにあり得たなぁ(笑)まぁでもアンゼロットが、独断にて陣頭指揮に立てば必ずと言っていい程破滅的な失敗を繰り返していたラシュディを信頼していない事は、もはや明白だったからね。
翔真 >ラシュディ側からの反論もこれなら一発で封殺だな(笑)
GM >ただし、良い事ばかりでもないんだこれが……「裏界との直接対決が発生した場合、止めるつもりはない」とも。
アドノレ >ほう?
GM >うん。というのも、今回アンゼが横槍を入れたのは、あくまでも「彼女自身が決めた協会の人事が勝手に覆る事」についてであって、「裏界との関係そのもの」についてはこの限りにあらず。「なんだったら直接このわたくしが指揮をとってもいいのですよ」と言う話にまでなって、今度はくれはがはわはわ言う羽目になったとも。
京香 >「……まあでも、この展開は予測できたかー……(==)アチャー」
翔真 >アンゼが今現在ベルが子育てに掛かりっきりと知ったらどんな反応を示すだろう(苦笑)
GM >うん、そもそもアンゼは「Idol計画」に始まる一連の状況の変化を知らないし、ベルの件も全くあずかり知らぬ話だったりするね。だって、全部彼女がFtEを離れた後の話だから(爆)
弓 >ベルの件もあるし、少しアンゼロットにも情報共有してみるか。ワンチャン、幻夢神からのサポートが得られるかもしれん
GM >ああ、それもひとつの手だ。そもそも彼女は【終焉】の何たるかを知り得る立場にない。単に【ザ・マリキュレイター】やキミ達との一件で、少なくとも【そら】に手を出すと「ヤバい、タダでは済まされない」という事を思い知っているってだけで(笑)
京香 >「……おや。Dアースからも情報があったようですよー……ってさくにゃんムチャすぎ!?」
弓 >「ん?なぁに今度は?」
GM >という訳で、「ビフロスト」絡みの進展パート2。アンゼロット城の件と同じ頃、Dアースでは事の次第を知った神王ジークが反応。名代としてサクラを派遣しようか?と言う話までになったらしい。
翔真 >それは止めといてくれ、申し訳なさで良心が死ぬ(苦笑)
GM >オクトやDマユリ、それにDアース駐留のロンギヌスことサクラの原隊「ファイアフライ」の必死の説得もあって、それだけは止められました(笑)
サクラ >ぐむぅ、無念…継続参加出来なくてごめんなさい(土下座)
翔真 >いきなり王室に入ったとなるとその心労やら激務は推して知るべしだろうしな(嘆息)
京香 >「……まあ、さくにゃん今大事な時だもんね。、無理もなし(^^;」
弓 >「うん。頑張って貰わないとね(私の計画のためにもね……)」
GM >まぁジークにしてみれば、FtE(というかキミ達)には借りがあるし、そのキミ達が既に動いてる、つまり「MASTERS案件」にもなっているから、サクラを送るのは当然と言う考えだったんだろうね。
翔真 >気持ちは嬉しいし本当に有りがたいが、君等はまず自分達の世界の復興に力を注いで欲しい(苦笑)
弓 >(私の密かな計画は順調……あとは、司と相羽ね……くすくすくす)
翔真 >何か企まれている(苦笑)
京香 >「あ、それとアムさんからの連絡でー……もう1チーム増援が来たみたいですよ」
翔真 >アム嬢からと言う事はルシファーズ=サンにか。
弓 >「あら。グィードのルートだろうけど、今度は誰かしら?」
京香 >「皇子さん摩耶さん、それに勇士郎さんにナイトロードさんですって……でもこれ、言い方変えると“魔王が増えた”って事になるんですよねー……」
GM >そう。ウー=バル、ベール=ゼファー(今は小鳩?)に加えて3人目(笑)
翔真 >それは否定し難いが、実質“世界を救った事が有る勇者(勇士郎)”も居るのは無視し難いだろう。
弓 >「今更よ。むしろ、ナイトロードに同情するわよぉ?かたや新婚家庭×2に独り身よ?……同情するわぁ……」
京香 >あっ(察し) 「思いっくそ嫌がってそうですよねー……まあ、戦力が増えてくれるのは嬉しい所ですけどねぇ(^^;」
翔真 >小鳩嬢に危害が加わりそうになったら案外ベルの次位に本気でキレそうだけどな(苦笑)
GM >更に情報は齎される。今度はノーチェからだ。
ノーチェ >『お話中失礼するであります、弓どの、京香どの!(>△<)』
京香 >「おぉ、びっくり!?」
弓 >「ん、どしたの?」
ノーチェ >『ご依頼のありました件の調査が終わりましたゆえ、そのご報告をば!』
弓 >「ぐっじょぶ。流石ねー、速い」
ノーチェ >『自分は書類仕事がどうにも苦手ですゆえ、姫宮どのに手伝ってもらったでありますが、今そちらに送ったのであります!』
京香 >「受けましたー。……わぁーお(@@)」
GM >という訳でノーチェからの情報も開示、それは「ルー=サイファーの側近“ルイズ”」に関する調査結果だ。

ルイズは近年、もうひとりの側近・デューク=オブ=ヨークとの政争に明け暮れていた。
それは「どちらがより主の寵愛を得られるか?」という、落とし子ならば必然の理由であったが、
「三味線吟遊」をはじめ芸事百般に秀でるデュークに対し、実務能力一点張りのルイズは、
「Idol計画」の絡みもあって、ここ最近聊か精彩を欠き気味であったという。

弓 >あ。それ最初から試合終了してるやつだ……
GM >で、捲土重来を図るためか、このところルイズは他の魔王達の間で「ルーの名代」としていろいろと動き回っていたようだ。そしてその一環で、イコ=スーとも接触していた事が明らかになっている。
京香 >「なーるほど。芸じゃ勝てないもんだから、実務能力での優位を示してルーの関心を買おうとしたってやつかー……」
翔真 >方向性的には間違っていないかも知れんが、難しい事は確かだろうな(嘆息)
京香 >「とりあえずこれは報告かなー……央華の動き、多分ルー=サイファーには筒抜けなんだろうなー」
弓 >「でしょうねぇ……側近はデュークとルイズなのかもしれないけど、別に他の魔王にツテがない訳じゃないし、手下もいるしねぇ」
ノーチェ >『それはほぼ確定でありますな。そもそも側近のルイズが動いてて、主のルーが“知らない”などと、とてもじゃないがありえねぇ話でありますし(−△−;』
GM >まあ、これで会見組の前でルーが余裕だったのにも納得だろう。
京香 >「……デスヨネー(=x=)」
ノーチェ >『あ。とりあえず、当人の所在についてもわかってるであります。ルーの宮殿におるのでありますよ』
京香 >「あ、やっぱり」
弓 >地下牢にいたりしないか?(笑)
GM >しないしない。ついでにCV釘宮でもない(笑)
翔真 >あと問題は央華の裏界侵攻&新生機絡みの一件だな。
GM >そう。一連の動きに対し、央華側も動きを強めている……まず、帝国軍最新鋭の大型戦闘箒を二箇所に派遣したようだ。一箇所はラビリンスシティ界境、もう一箇所は「ルシファーズ=サン」近辺。ご多聞に漏れず、どちらも新生機満載だそうな。
アドノレ >殺る気満々だな
京香 >「そういえば、こっちは今フレースヴェルグで移動中なんだけど、ノーチェちゃん達とシティで合流してもよさそうかな?」
ノーチェ >『おお。それはそれで話が早いでありますな!そういう事ならお待ちしてるでありますよ。集合場所などはいかがいたしましょうか?』
弓 >「ん、どしましょ?」 どこがいいー?
京香 >「協会支部にしときます?そらりん達と合流した後、ここ(ブリッジ)でもいいですけど」
初 >うな。集まりやすい所といえば……協会支部でも、フレースヴェルグのブリッジでも、どっちでもいい気はするです(、、)
アドノレ >手早く合流できるならどこでもかまわん
翔真 >手早く合流出来るなら、アドノレと同じく。くれは嬢に連絡入れるつもりなら協会支部でも良いかもだが。
京香 >おぉ、そういうメリットもありましたね!
そら >わたしは、みんなの言う通りでいいよ(o'ヮ'o) 欠片通信もあるし
アドノレ >それだと合流後にそのまま動けるブリッジにするか
翔真 >こちらはOKです。
京香 >「はーい。じゃあこっちで。入港したら知らせるね!」
ノーチェ >『がってん承知のすけであります!!(≧△≦)b』


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