【第43夜】
央華動乱
〜超魔導黙示録・V〜
<PART−24>
示されし、もうひとつの路
初 >「うな、やったのです!これでわたしが《夢歩き》で……」
そら >「……その必要はないようだよ、初ちゃん」
ルーラーであった春鹿が、その力を徹底的に剥がされ倒された事で、月匣は解除……されない。
そう。翔真の一撃で強制的に弾き出された侵魔が、その真の姿を露にするからだ。
もちろん、それはただの侵魔ではなかった。
……裏界魔王、イコ=スー。
イコ=スー >「……お見事なのです、ウィザード達」
弓 >「さあ、お前の罪を数えろ、ってねぇ」
アドノレ >「落とし前をどうつけるかだな」
初 >「……う、うな」
イコ=スー >「いえ。今回イコはもう、戦う気はないのです」
翔真 >「………まさか、大人しく帰れるなどと思ってはいるまいな?」 とりあえず《コンビネーション》での《リジェネレイト》回復分……48点回復でした。
イコ=スー >「それは此方の台詞……でした。少なくとも、これらのイノセントをウィザード達が殺した場合には、でしたけど」
アドノレ >「その辺を攻めてくるのは想定済みだったな」
イコ=スー >「そもそもイコはルーの差配で、【終焉】の未来を回避するために動いていました。その過程で、フォルネーがこの地で進めていた計画を利用させて貰ったまでの事なのです」
翔真 >「…………(全部が嘘ではないがどう考えても正直に全部語っているとは思い難い)」
アドノレ >「【終焉】の対策は好きにすれば良いが、俺様の平穏を乱すな」
イコ=スー >「それは無理な話なのです、古の魔神。何故なら【それ】に関わっている時点で、既に【終焉】とは不可分の存在になっているからなのです」
そらを見やりつつ
アドノレ >(“知るかそんなもん”とばかりに鼻を鳴らす)
初 >「うな、つまり……“イノセントを守れない者に、【終焉】を防ぐ事は出来ない”っていう事、なのです?」
イコ=スー >「その通り。もしそうなった場合、イコは全力でウィザード達のお相手をするはずでした。……もちろん、その場合どうなるかについても、理解っていましたのですけども」
弓 >「アンタの言うこと、信じられるとでもぉ?」
初 >「……それだけじゃ、ないですよね」 相羽せんせーの独白を受けて。
イコ=スー >「その通りなのです、可能性の魔法少女。何故なら今回、イコが手を出さない事にしたのは、2つの点でイコの権能たる予見が覆されたからなのです」
翔真 >「聞くだけは聞いてやろう(嘆息)」
イコ=スー >「信じるも信じないも自由なのです。もとより、イコは条件について話しているだけで、フォルネーの二の舞を踏む事ももうないのです」
アドノレ >カウント進行はとけてしまったのかな?
翔真 >ああ。カップオブハオマの詠唱中でしたな(苦笑)
GM >まだ残してますよー。また戦端が開かれた場合も想定して。
そら >なのでわたしは まだメガエヴォを 解いてません。つまりここで再び戦端を開く場合、カウント22のわたしの行動からになりますので……イコ=スーを全力で叩きに行ける、という事になります(o'ヮ')o
イコ=スー >「イコがこの事を決めた理由は2つなのです。ひとつは今話したこのイノセントたちの件、もうひとつは……この世界に発生した、重篤なバグキャラに対する処遇の件」
初 >「……【冥破王】……?」
イコ=スー >「そう。【アレ】を滅ぼさず、封じると言う展開。これは、イコの予見にはなかったもの……仮に【アレ】を滅ぼした場合。イコはルーの勅命の下戦う予定でした。……【最後の冥魔王】と」
そら >最後の冥魔王……エンディルスの事、ですね(、、)
翔真 >「煌春鹿の力も、ある意味そのための戦力と言う訳か。」
イコ=スー >「正解」
GM >という訳で、実は今回重要な分岐のある戦闘でした。戦闘中春鹿なり“皇帝”をコロコロした場合は、イコとその眷属たちがボスとして立ち塞がる展開に。逆にD=ガイディスを滅ぼした場合は、直後に復活した【最後の冥魔王】を相手にイコ(と春鹿)が君達の味方に回る、と言う展開に。
翔真 >このあとイコと戦うのは正直厳しかったのである意味良かったという事か(苦笑)
アドノレ >毎度毎度最悪の選択肢はキッチリ避ける悪運の強さよ
翔真 >エンディルス相手にしていた場合、何処までやれたかは未知数。しかし大分分の悪い戦いだった可能性は否めないかなと。
GM >以上、両方の条件ともに成立する事なくクリアされたので、イコからすればもう闘うべき理由がなくなってしまったのです。どちらの意味においても(爆)
そら >「つまり、イコ=スー……今回のあなたの行動目的は、“この【わたし】を試した”と、いう事ですね」
イコ=スー >「それも正解……ただし、これこそはイコの意志じゃなくて、まさにルーの差配なのです」
初 >「……それが本当だ、という事の証拠はどうなのです?」
イコ=スー >「もとより、ほぼ完全な力を取り戻した【天意虚空】のアバターに対して、今更偽りを言う事自体がもう無意味で無駄なのです」
翔真 >「世界中巻き込んでとんだ迷惑だな、事態の収拾に関してもルーに一言言わないと収まりが附かんと言うのが俺の正直な心情だ(嘆息)」
イコ=スー >「そして、これはウィザード達も知ってのとおり。裏界帝国もまた、【終焉】の到来を望まない……FtEの運命は、人界と裏界とで決めるべきものだから」
GM >つまり「自分達が起こす世界の危機なら兎も角、まったく関係ない原因そのものからしてもう“冗談じゃない”」という理屈ですね(笑)
弓 >「むう」
そら >「……少なくとも、はっきりした事があるよ」
翔真 >「何だ?」
そら >「今わたし達が直面している状況について、裏界がどうするつもりなのか。そして……【わたし】が、どうするべきなのか」
翔真 >「聞かせて貰えるか?」
そら >「イコ=スーと今戦い、倒す事は簡単。でも、それは【終焉】の回避において、何の意味もないし、倒す価値もない」
弓 >「腹いせにぶんなぐる、くらいなのね」
イコ=スー >「……」 なめられたものだ、という顔だが言葉には出さない。さながら、直後に起こる状況を知っているかのように。
そら >「……確かに、これから本当に必要なのは【終焉】。それは、間違いない」
初 >「……う、うな!?そ、それじゃあ、この世界は……」
そら >「……ただし、それは今までの定義とは違う。新しい解による……“FtE”と“この世界”とを共に救う、新しい始まりに至るための【終焉】」
翔真 >「成程、そう言う意味での、一区切り付ける為の【終焉】か。」
そら >「そして、その解は……【わたし】の“世界”と、“FtE”との分離。その意味において、確かに【終焉】は起こるけれど……それは、今まで繰り返された【終焉】じゃない」
翔真 >幻夢神に“自分の寝床ををちゃんと作り直せ、人の物を勝手に下地に使うな”と言うんですね解ります(ぁ
初 >きっと、それだけじゃないです。天意虚空についても“幻夢神の理を勝手にしっちゃかめっちゃかにするな”という事だとも思うんです(、、)
そら >そう。幻夢神にも【わたし】にも、歩み寄らなければならない事があるし、逆に戦い取らなければならない事もある。これからの戦いは、そういう戦い。そして、だからこそ“ただ一度きりにしなければならない戦い”。
翔真 >成程、納得だ。全力を尽して戦い抜こう。
そら >「……“世界の破滅”も“因果のループ”も、もう起こさせない。そのために、“今の因果律”の下での最後の戦いを、わたしはしなくてはならない」
イコ=スー >「……(ふぅ)だから、イコは“完敗した”と言っているのです」
そら >「その戦いに、わたしひとりで挑めばどうなるか……それは【わたし】が、一番よく覚えてる。そして、今この瞬間に至っていなかった場合、たとえここにいる全員が居たとしてどうなっていたかも……それでも、わたしはこの戦いを、みんなに強制するつもりはないよ」
アドノレ >「やりたい様にやるが善いさ」野次馬根性丸出し
初 >「うな、わたしは最後まで付き合いますよ。アムさんやサクラちゃん……それに、ムツミさんの分まで。きっと、3人とも同じ事言うと思うですし!」
弓 >「何を今更よぉ」
翔真 >「実に望ましい、全力で共に臨もう。」
初 >といっても、アムさんやサクラちゃんの代わりが務まってるかどうか心配になる今日この頃なのです(、、)
翔真 >代わりでは無いな、臼本嬢は臼本嬢にしか出来ない事をやってくれている。
アドノレ >それにしても、皆イィ顔をしとるな。伊達と酔狂のひ魔神にも勝るとも劣らん
そら >「イコ=スー。ルー=サイファーの名代として、今の言葉を一字一句違わず確かに伝えて。従わない場合、あなたを必ず破壊する」
イコ=スー >「……まったく、今回は本当にヤな役回りなのです(ふぅ)」
弓 >「許したわけじゃ無いけど、そらがこうまで言ってるのだし、ツケにしてあげるわぁ」
翔真 >「もし世界が分離したら、お前達裏界魔王がどちらの世界に赴くのかは見物だな、両方に手を伸ばす者も居るかも知れないが(苦笑)」
イコ=スー >「……リオンではないけれど、“それは秘密”なのです」
翔真 >「俺が居る方に手を出して来たら、悪夢に見るほど盛大に歓迎してやる(フッ)」
魔王は夢を見ないらしいが(苦笑)
イコ=スー >「……では、今回はこれで手打ちという事で……この月匣を解く前に、最後にひとつだけ言う事があるのです」
「“敵は身内にあり”……ヤな事のキッカケは、何処にでも潜んでいるものなのです。それを忘れないように」
翔真 >「煽るのはお前の常套手段らしいが、一応今回は忠言として気に留めておこう。」
とりあえず、煌春鹿と皇帝には大変だろうが頑張って事態の収拾に動いて貰わないとな(^^;
GM >という訳で、イコが去れば月匣も解除されるけれども……そうなると次に来るのは、カップオブハオマの発動だね!!(笑)
初 >うなー!?(ずっこけ)
アドノレ >ふむ。先ほど宣言した事だが、一旦戦闘が終わるなら増幅薬は使わずに済ますとしよう。対象は初で《フラッシュバック》9とメガエヴォを足して……くるくると、プラーナ回復100ピッタリ。もってけどろぼう(笑)
初 >うな〜、3桁!?ありがとうございますのです(><)
弓 >土下座m(_ _)m
アドノレ >確かにMP消費はでかいが、MEの補正があると随分と使い勝手あるな
GM >はっはっは(笑)では……改めてプライズジャッジ、どうぞ!!
初 >おしい、20なのです!
弓 >ころころ。22
そら >では、幸運度12+1、更に地味に《アームドシェル》7で……これは初ちゃんのC値ですね。29です。
翔真 >よし、クリティカル。29です。その後は1足りなくて惜しかった。
アドノレ >《フラッシュバック》が10で……くるくるくる。2C54、+10が+12になって1戦闘のC回数が新記録に達した(笑)
翔真 >凄い記録だ(笑)
弓 >実績解除かな(笑)
GM >スーパーアドノレ人(ぇー
アドノレ >髪が金色になるのか。と思いきや発動段階で既になってた
翔真 >すると「2」か。元々マッシブなのに更にガタイが良くなるのか(笑)
GM >そして今回のザンネンポイント! ほん子かっ剥げなかった!(そっちか
初 >(o_ _)o
翔真 >剥がされなくて良かったねと(^^;
GM >さて、プライズジャッジの発表でーす。魔石ZX(6)、X(4)、S(4)、R1(17)、U1(3)、ライトマシンガン(16)、ジョニーセブン(銃)、秦・煌連皇コアユニット(スタークアーマー相当)、御珠(天・虚)2(地・風)3、魔力宝石・大(Rupes)天1水3、ブルーイクリプス(魔王アイテム)!
アドノレ >コアユニット残ったなら持ち主に返してやる選択肢も有りか
翔真 >だね、万が一クリーチャーや侵魔に襲われた時の防衛手段位にはなるかも。
GM >まあ大きい方は壊れてしまいましたが小さい方は残りましたって事で(笑)
アドノレ > プラーナで動く超合金「DX秦・煌連皇」
そら >そしてわたしは もとにもどるのです(o'ヮ')o
GM >ともあれ月匣が解除されたので、通常の空間に戻ってきたけれど……まあ、ほぼほぼ誰も居なくなってがらんとした広間になり申した。皇帝と春鹿は昏倒してるし(ぁ
翔真 >皇帝起こして止めて貰わんと拙い、もう時間も無いし(汗)
GM >ああ、それは問題ない。何故なら、皆の所にやってくる者が1人いるからだ。それは……
一狼 >「イレギュラーズ、斉堂 一狼。現状報告のため到着しました」
そら >ヽ('ヮ'o) にゃーっす☆
翔真 >「態々こんな所まで、済まない。」 そしてそらにゃんかぁいい☆(^^)
一狼 >「いえ、任務ですから」
弓 >「えらーい」
アドノレ >「ここまで止められずに真っ直ぐこれたのか?」
一狼 >「ええ。俺は専門職ですし、こういう事には慣れてますから(←そもそもクラスが忍者)……では、報告します」
アドノレ >「んむ」
翔真 >(頷く)
一狼 >「軍司令部は王中佐と他のメンバーが、ロンギヌスの支援もあり無事制圧しました。新生機が抵抗してくるかとも思ったのですが、これが何故か不気味なくらいに沈黙していましたね…」
翔真 >「1体でも大概だと言うのに数が揃うと危険過ぎるからな。大事にならなくて何よりだ(嘆息)」
初 >「うな…でも、どういう事なのですー?」
そら >「それは……その時はD=ガイディスが掌握していたからだね。封印されたから、わたしが引き継いだけれど」
アドノレ >「致命的欠陥があって助かったな」
一狼 >「まったくです……あれは正面から相手したくありませんでしたからね」
今は静止状態にある新生機の群にちらりと目をやる。
そら >「新生機のネットワークの98%は、今わたしの制御下にあるから、いつでも、どのようにでも動かせるよ」
アドノレ >「その“残りの2%”が気になるのだが」
翔真 >「そうだな。そら、どうなっているんだ?」
そら >「かれんちゃんの所にいるのが、それだね」
GM >そう。新生機の一群は横浜・杉崎邸にも訪れたのは既に知っての通り。そして、そこにはいたからね……“最後のインフィナイト”が。
翔真 >「成程、それなら何とかなりそうだな。」 彼女なら大丈夫だろう。正直もしD=ガイディスがまだ健在だったら、ちょっと護衛を増やしておきたかった位だったけれど。
弓 >「ジローみたくならなきゃいいわぁ」
アドノレ >「そう、我々の預かり知らぬところで第二、第三のジローが……」
初 >「……う、うなー(^^;」
一狼 >「ともあれ、“帝国”が提示してきた刻限は、今しがたをもって撤回された事を報告します」
翔真 >「何とかなってくれたか、良かった。」(;^^=3
一狼 >「いえ、皆さんもお疲れ様です。そちらも片がついたようですが、結局どうだったのでしょうか」
GM >戦闘中は通信してる余裕なんてなかったから知らなくても無理はないけど、もう安直魔法でOKですな(笑)
翔真 >ではカクカクシカジカと説明を(笑)
一狼 >「(まるまるうまうま)……なるほど、フォルネー=ルシウスとイコ=スーですか。裏界も裏界なりの事情で動いている、か……」
初 >「とりあえず今のところ、ルー=サイファーの下にいる魔王達が直接ちょっかいをかけてくる事は、よほどの事でもなければなさそうなのです(、、)」
翔真 >「藪を突いて蛇を出す所じゃ無くなる可能性が高いからな(苦笑)」
一狼 >「問題は、“皇帝”がこうなった以上、今のこの国にまともな指導者たり得る人物が残っているかどうかですが、『そういう事は王中佐や、ロンギヌスに一任するべき……私達のやる事じゃない』と、天緒さんに言われました」
弓 >「まあ、どうしたいかは本人次第だものねぇ」
アドノレ >「皇帝は“変なモノに憑かれてた”という理由で病院に押し込んで誰が代理に立つかをどこぞで決めるとな」
一狼 >「……まあ、“病気だった”という事にしておけばいいでしょう」あたまの
アドノレ >「まずとりあえずはアレを起こさんとな」ちらりと見る
GM >ああー。念のため確認するけど、どっち?(笑)
アドノレ >いたいけな少女に「人間止める気はあるか」と毒をたらし込むだけのお仕事です。なので、おっさんは適当に縛ってどっかに引き渡すだけ(笑)
翔真 >雑ゥ!(笑)
GM >というか、春鹿だってもう30前よ(爆)
翔真 >「………煌家もどうなるかだな。」
初 >「助けたいから助けた。ですものね……正直、その後の事はあんまり考えてませんでしたのです(、、)」
アドノレ >「爆弾の解体は済んだのだから、利権(と責任)は支援者で分け合って貰うのが妥当だろう」
一狼 >「少なくとも当人の回復を待ってから、でしょうね」 アドノレさんの示唆通り、昏倒している春鹿を介抱しつつ。
翔真 >「そうだな(嘆息)とりあえず皇帝含めて彼女達の治療、回復を待ってからでないとどうにもならん。典医等の手配が出来れば良いんだが。」
一狼 >「ロンギヌスもすぐ此方に来ますから、任せる事にしましょう」
翔真 >「そうさせてもらおう(苦笑)」
弓 >「“人間界なんか知ったことか”ってね。私達はぁ、いつもどおりぃ」
そら >「……このシーリングギアを食べてしまえば、【わたし】の当初の存在目的は達成されるけど……問題は、その後だものね」
弓 >「そら、ステイ。おあずけ」
初 >「まだダメですからね(^^;」
そら >「ふみゅう、わかってるよ(、、)」
アドノレ >「やはりパンドラの弁当箱になったな」
初 >「そうだ。京香さんにも連絡しておかないと(0−Phoneとりだしとりだし)……ルシファーズ=サンの警戒態勢、どうしましょうか。実際、襲撃は起こらなかった訳ですけど」
一狼 >「新生機は来なかったとしても、【終焉】関係の何かがありそうなんですよね……」
翔真 >「もう暫くは警戒を続けて貰った方が良さそうか……?」
アドノレ >「制圧は済んだ事を知らせても念の為に政治的解決が済むまでは平常運転に戻すのは見合わせだな」
弓 >「そうね。段階的に規模を縮小はするけど、まだ協会もこの国もどーなるかわかんないし」
初 >「それ以前に、この世界そのものが……ですよね(、、)」
翔真 >「そうだな(苦笑)」
初 >「うな、じゃあその線で、あちらにはお伝えしますのです!」
GM >そうこうするうちに、ロンギヌスの実働部隊が広間に入ってくる。君達に一礼をしてから、春鹿と皇帝の救難活動に入る訳だ。
翔真 >宜しく頼んでおこう。
GM >担架に乗せられて運ばれていく2人がどうなるか。それはまさしく「今後の情勢次第」となるだろう。
アドノレ >「央華支持に回った連中は暫く立場無いな」(悪い笑み)
弓 >「顔を見るのが楽しみよねぇ……指さして笑ってやるわぁ」
一狼 >「ええ。とはいえ、まだまだ厄介は続きそうですね……」
翔真 >「本当にそうだな(苦笑)」
GM >そう、一連の状況に乗じたラシュディ師は今度こそ黙らせられたと聞くが、それ以上にある意味厄介な「アンゼロットの帰還」と言う状況もまたある訳で。
翔真 >彼女に対して今の俺達に最早“自重”と言うものは(恐らく)存在しないだろう(ぁ
そら >「……わたしは、もう決めたから」 少なくとも、今話をするべき相手はアンゼロットじゃない。
翔真 >………後日くれはに代行業お疲れ様のメールでも送っておくか(笑)
GM >そう、すべての意味において今くれはが一番大変なポジションなのであった。ナヌ、「いつもの事だろう」って?サーセン(爆)
初 >それで……とりあえず、フレースヴェルグに戻りますです?
アドノレ >んむ。次の事態が来る前に一度治療と補給を済ませたいしな
翔真 >ロンギヌスへ引継ぎも終わったのならそうしようか………あ、新生機どうしよう(−−;
初 >そういえば。大事な事でしたね(、、)
弓 >穏便にできるなら、自壊がいちばんマシな気がしなくはないけど……
そら >わたしが何もしなければ ずっとそのままです(o'ヮ')o
翔真 >「そら、掌握している新生機を引き上げさせて待機状態に出来るか?」
そら >「うん、いいよ。でも、それだけでいいの?」
翔真 >「正直どうしようか困っている(苦笑)ただ何時までもそのままで放置と言う訳にも行かないだろう。」
そら >「わたしは、みんなの言う通りにする……それがいつも通りだし、一番だから」
翔真 >「悪いな、そら。良い案を出す為にももうちょっと待ってくれ。皆と話し合って決めよう(苦笑)」
弓 >「んー……なら、自壊させた方が良くないかしらぁ。このまま残したら、ワンチャンあると思って纏まる話も纏まらないと思うわよぉ?」
翔真 >「個人的にはその案を推したいが使い方次第では魔王級の眷属にすら足止め位は余裕で出来そうな性能は有る。聊か惜しい。」
初 >「うな……わたしは、今回みたいな事が二度と起こらなきゃいいな、ってくらいなのです(、、)」
一狼 >「俺も、なんとも言えませんね……確かに、この先の事を考えれば純粋な戦力は多ければ多い程良い、はずですが」
アドノレ >「システムのバックアップを取って、全部まっさらに消してしまえるか?もちろんバックアップの件は秘密でな」
翔真 >(欠片通信)『最悪アンゼロットが無理押しをして来た時のそらの対抗手段として残しておきたいのが本音だ(ぁ』
弓 >「少なくとも、ここに残すのは駄目ね。私達が所有するにしても、数体ならともかく、この数だと戦力過多で私達が危険視されすぎる」
一狼 >「ここだけじゃなくて、それこそ全世界にいるんですよね……ちょっとスケールが大き過ぎて、とても考えにくい事なんですけど」
翔真 >「ルシファーズ=サンの防衛用として、そのうち何機かを(勝手に)回して貰うというのはないだろうか……?」
アドノレ >「此方で使おうと思ったら、欠点の修正なり、他に変な仕込みが無いかどうかのチェックなりが必要になるだろうがな」(
弓 >「ふむ。私にいい考えがある」
初 >「う、うなー……?」
翔真 >「伺おう(^^)」
弓 >「何体かは私達で確保するとして…… この世界からほどほどに遠くて、世界防衛のための戦力が足りなくて、世界の容量的に受け入れ可能っぽくて、ちょうどいい口実がある世界がある。そこにいったん預ける、ていうか押しつける」
そら >「……ふみゅう?」
初 >「……あっ」 わかっちゃいました。もしかして、Dアース?
弓 >うむ。つまりは……ご祝儀だ(笑)他にもちひろんの護衛とか、ルシファーズサンの護衛とかにいくつか振り分けて、残った大部分はあっちに送っちゃうのがいいのかなって
翔真 >「成程、こっちの世界で侵魔の謀略に使われてしまったイメージの払拭の為にも、他所の世界とは言え“世界防衛の為の派遣”と言う事なら悪いイメージでは無いか。」
弓 >「このまま央国に残ってたら、後釜狙いの連中がなにか言ってくるでしょ。アンゼロットは引き渡せっていうでしょうし、まぁ残しておくなら、ちひろんの所か、Dアースが妥当ってところでしょ?」
翔真 >「どっちにしろ新生機の仕様とインフィナイトとの関連を知ったらマトモに運用出来ないんだから廃棄以外の道がほぼ無いからな。資源の無駄遣いは良くない」(ぁ
初 >「その点、今の新生機はそらちゃんに従ってますから、その案がよさそうですね……」
弓 >「ふと思ったのよねぇ。案外、天使ってそういうモノなのかもって。………某世界の天使は置いといて、ね」
翔真 >「融通が効かなくて聊か物騒なのは正にそれっぽいか(苦笑)」 エンジェルシードですねわかります(ぁ
一狼 >「なるほど、確かに……」
弓 >「その点いまのジークは、帰ってきたアンゼロットと存在的には同格ラインだから、文句もつけにくいでしょ? どうかしらぁ」
初 >「うな。わたしは異存なしなのです!」
翔真 >「俺も問題無い、賛成しよう。」
アドノレ >「他人の所有物を勝手に寄贈するという越後屋も真っ青な策だな」
そら >「ん、わかった。じゃあ、そうするね」ふわり、と髪が光った。
GM >すると……新生機たちが一斉に再起動し、そして次々にこの宮殿を……いや、この世界を去って行く。
一狼 >「一斉に動き出されると、なんと言うか……やはり、物騒ですね(苦笑)」
初 >「……あれも、連絡しとかないとマズい、ですよね(^^;」
翔真 >「そうだな(苦笑)」
アドノレ >「異世界から来て何の声明もださないまま行進してくる機械兵団。連絡無しだと大騒ぎだな」
弓 >「そーね、サクラに連絡しときましょ」
初 >「うな。アムさんとちひろセンパイにも連絡しておきますのですー(^^;」
翔真 >「よし、俺達も引き上げよう。各方面への連絡も有るからまずはそれを優先して実行しないと。」
そら >「……(こくり)」
一狼 >「了解。俺も皆に連絡しておきます」
翔真 >「宜しく頼む。」
アドノレ >「丸投げして一件落着。善哉善哉」
弓 >あと、この先懸念があるとすれば、そらがディーとおまけ(爆)を喰った後、つられて暴走しないかなんだけど……
初 >ああ、それは確かに。でも、それはわたし達が負けなければいい、んですよね(o'x')o
翔真 >必ず勝たなければならんからな(^^)
【そら】に纏わる『終焉の魔神』問題は、
央華での動乱を経て、ついに今その最終局面を迎えつつある。
なお世界に示される予兆は、かつて在りながらにしていまだ見ぬ“終焉の魔神”たちの到来。
幻夢神も絡む大いなる世界の連鎖、絶対不可避の運命を回避すべく立ち上がったウィザード達。
……果たして、新たなる可能性は開かれるのか。
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