【第2夜】
うたわれない挽歌
<PART−18>
対決!過去と現在の守護者
さぁ、いよいよ戦いも大詰めだ…
この時点において、プラーナが残っているのは可憐と【そら】のみ。
<蟹光線>を発射した後とはいえ、事実上無傷の首藤に対し、
弓も<幻想舞踏>を使い切り、頼みは翔真の<死点撃ち>のみと思われた…だが!
可憐 >ところで陣形はどうなっているのでしょうか?
GM >陣形は・・・先方は首藤1人。後ろからの攻撃なので、後衛が露出しているよ〜。
凛 >では、前衛後衛が逆になっているですか?
GM >そういうこと(笑)
アドノレ >凛は俺様と位置変えしてたのでそのまま攻撃できるはず
凛 >おお〜そういえば、マシンガン撃ったんだった!どうもです〜>アドノレ
翔真 >初手で切りかかれないか・・・(苦渋)
そう、首藤は卑怯にもバックアタックで不意打ちをかましてきたために、
一行の後衛…特に防御力のない響あたり…が、見事に露出していたのである。
しかし、躊躇は許されない…最後の戦いの幕が、切って落とされた!!
【第1ラウンド】
翔真25>凛16>可憐、弓15>首藤13>アドノレ12>【そら】11>翔真(再撃)5
なおこのラウンド、響はまたしてもファンブル、行動不能となっている。
響 >うごけにゃい(苦笑)こんなところでふぁんぶるするとは・・・宝石もないから(笑)
翔真 >では前に出ます。>GM
弓 >じゃあ、この位置から射撃。 15+ [2D6] (3)(3)=(6)21
可憐 >こちらも射撃8+ダイス [2D6]
(3)(1)=(4)12ですね。
GM >では、首藤の弓からの回避は・・・12+ [2D6] (3)(1)=(4)食らった(^^;さらに可憐からの回避は・・・その目だと、ファンブル以外回避だけどいちおう(^^;
[2D6] (5)(4)=(9)・・・って、あぶねーっ(爆)
弓 >とりあえず、最後の魔力水晶弾使って、34+ [2D6] (1)(2)=(3)出目わるー…37点…はじかれるな、こりゃ
GM >じゃあ、首藤の防御は・・・27+ [2D6] (3)(2)=(5)
弓 >あ、はじかれたよ(^^;
翔真 >しかもクリティカルか(汗)
可憐 >ていうか防御点27は強いですわ。
弓 >だってカニだし(笑)つーか、相羽の「死点」が頼り〜
翔真 >出る確率は約50%そこそこ、当たるかどうかも問題だし後はダメージもどうなるか(苦笑)
弓 >当たればほぼ確実にダメージは入るんですから(笑)
<蟹光線>の熱気を払い、翔真が前進。
続いて、弓と可憐がそれぞれの箒に内蔵された魔導砲を放つ。
だが、首藤は可憐の射撃をワンステップでかわし、
命中コースにあった弓の魔力水晶弾を…蟹の鋏で切り飛ばし、爆散させた!
「フフフ・・・どうやら、耐え切るので精一杯だったようですねぇ?」
爆煙と衝撃波の中から現れたのは、まるで無傷の首藤…。
凛 >アドノレ&翔君 位置変更OKですか?
翔真 >こちらはOKです。>凛
響 >後退しま〜す(笑)
アドノレ >自動的に前衛になったでよいのかな?
GM >そうなるね(笑)
「響君!ボーとしたら死んじゃうよ!」
<蟹光線>に虚を突かれ、いまだ動けない響の襟首を、
マシンガン片手の凛が掴んで、一緒に後方へと下がっていく。
「へ!?・・・あ、助かりました。」「うん。油断したらダメだからね!」
当惑したような表情の響に、活を入れる凛。
「はい。」それに応えて、響も身構える。もはや油断は…ない。
そして、2人が後退した時点で…結果的に前に出たアドノレと可憐、
そして前進した翔真が、前衛に出る事になる。
GM >では、次に首藤の行動は・・・銃と鋏1回が可憐、残る1回は翔真か・・・では、それぞれ判定15+、16+、16+
[6D6] (6)(1)(1)(5)(4)(2)=(19)全部22(笑)回避してね〜。
可憐 >では二つふりましょう10+ダイス [4D6]
(5)(6)(3)(6)=(20)両方ともあたりです。 片方ファンブルですし。(苦笑)
GM >ちなみに銃15+、蟹鋏21+でダメージ判定〜。 [6D6] (5)(5)(2)(6)(2)(4)=(24)銃はファンブルで5ダメージ(苦笑)蟹鋏はともに27ダメージだね。
翔真 >受ければほぼ確実だけど・・・多分耐えれないと思うしなぁ。いや、受けよう。
[2D6] (5)(1)=(6)受けでよかった(汗)基本値17だから6足して23。ギリギリ受けた。防御18ジャッジ行きます。 [2D6] (1)(6)=(7)
GM >翔真、それクリティカルではじいてる(笑)
翔真 >凌いだ(喜)
可憐 >防御はできますよね。死点打ちは出ないですよね。(苦笑)
GM >防御は普通に可能だよ〜。>可憐
可憐 >なら防御します。 12+ダイス [4D6]
(2)(2)(1)(6)=(11)2回目クリティカル [2D6] (5)(4)=(9)16点に31点ではじきました。
GM >可憐も防御クリティカルか・・・
「く・・・。」翔真が『鋼』の鍔で蟹鋏と競り合い、
可憐もとっさの判断で衝撃点をずらし、銃撃から切断のコンボをからくも免れた。
「フ・・・ン、やりますね・・・。」
「さすがにやりますわね」「まだ、これからだ・・・。」
ふたりの苦闘を嘲笑う首藤に、それぞれの表情で応える魔剣使い、そして勇者。
「わお!やるね翔君! 可憐ちゃんも、すごいぞ!」「みんなすごいな〜」
後ろから聞こえてくる凛や響の、驚きとも安堵ともつかぬ声に、
「……気を抜くなよ。」と返す翔真。
「うん、分かってるよ」信頼の頷き…いつだって、彼女のパートナーは期待を裏切らない男だったから。
そして、可憐は…そのやりとりを横に、ひとり呟く。
「私は攻撃には役には立たないから、これくらいしないとお兄様たちに笑われますわ。」と。
そして、首藤が叫ぶ…
「しかし・・・絶望の刻限はこれからなのですよ。じわじわと、いたぶり殺してあげましょうぉ・・・!!」
アドノレ >プラーナを回復しよう。U2魔石使用 [2D6] (5)(2)=(7)ひょい、ぱくっ [2D6] (5)(6)=(11)
GM >アドノレ、それはクリティカルだ(笑)
可憐 >コストは安く多くを回復する。(苦笑)
アドノレ >内包限界17まで回復(爆)
弓 >フツー食べないと思うぞ(爆)…いや、魔王は食べそうだからいいけど
凛 >頭のテカリが一層(笑)
アドノレ >形あるもの皆食える
そら >前進して・・・おわります。
首藤が翔真と可憐を相手にしている間、アドノレは懐から魔石を取り出していた。
そして、それをおもむろにひょいっ、ぱくっ!と口に入れる。
「一粒300メートルとはよく言ったものだ」
アドノレの全身にたちまちあふれ出るプラーナの輝きは、みなぎるパワーの根源。
そして、その横に【そら】も移動する。
「前に、進まなければ・・・」
翔真 >では、行きます。両手で攻撃、命中13、攻撃力27 [4D6] (3)(3)(5)(6)=(17)命中19、攻撃力38です。
GM >ならば! 首藤の回避12+、防御27+ [4D6] (4)(2)(5)(1)=(12)・・・食らって5ダメージ!
可憐 >惜しいですね
「頑張って下さい、翔真さん」
可憐の言葉を横に、鍔迫り合いを演じていた翔真は、
「(期待には応えたいが…!)」と、その体勢から斬撃を敢行する。
『鋼』とキチン質の装甲がかちあう、鋭い音に
「うぅ〜硬そうな音がするよ!」と、顔をしかめる凛。
斬撃は完全に防御された…かに思えたが、数瞬の後。
「なるほど・・・さすがによく斬れますね・・・」
首藤の腕に、血が滲んだ…が。それは無論、
翔真にとっては失望すべき結果だった事は、今更指摘するまでもあるまい。
「浅いか・・・」舌打ちする翔真である。
【第2ラウンド】
アドノレ36>翔真30>弓、凛19>響、アドノレ(再撃)16>翔真(再撃)10>可憐8
その時…【そら】は何らかの異常を、その身に感じた。
それが何だったのかは、周囲の面々にも、そして【そら】自身にも解らない。
だが唯一、それを解したのは…首藤だった。
『それ』を目にした首藤の動きが…止まる。
そして、2人はその場に立ち竦む…
…と書くとカッコいいが、要は2人してファンブルというオチである(笑)
GM >首藤・・・実はヘタレだろう、お前!!(笑)
アドノレ >ふぉっふぉっふぉふぉ。天は俺様に味方した
凛 >アドノレが輝いてる!!!
可憐 >スーパーアドノレ(誤爆)
GM >今こそチャージアップ!超電波人間の力を見せるのだ!(笑)
可憐 >なるべく前衛に出れる人は出よう。(笑)
アドノレ >前衛にレインコール(ぽーじんぐ)1+プラーナ3 [2D6] (4)(1)=(5)回復すると目がへたれ・・・
GM >でもそれはファンブル…回復魔法でファンブルすると・・・−10するので、この場合6ダメージに(汗)
可憐 >回復で6点ダメージ(苦笑)
弓 >ダメージ食らうので、石つかってぇ〜〜!
アドノレ >このままではかっこ悪いので石で消す(爆)
翔真 >済みません(感謝)>アドノレ
可憐 >前衛の中でもぴんぴんしてる人・・・私です。(苦笑)
アドノレ >そして前回気付いて無い者もアドノレが汗出しながら水球を作り出すところを目の当たりに(笑)
アドノレは、再び解る人にしか解らない魅惑のぽぉぢんぐをキメる…
すると、流れ出す汗が天空に水球を招来し…癒しの力を秘めた雨が、その場に降り注いだ。
ただし、実はそれが一瞬毒水になりかかっていたという事だけは、
アドノレの名誉と幸福の宝石に免じて、なかった事にしておこう(爆)
翔真 >行きます。両手で攻撃、命中13。 [2D6]
(6)(1)=(7)来た!振り足し [2D6] (2)(3)=(5)命中28、当たってくれ!(祈願)
可憐 >死点打ち発動
凛 >おお〜入った!!!
GM >では・・・翔真からの首藤の回避12+、防御0+ [4D6]
(6)(4)(6)(6)=(22)ファンブルだー(笑)いちおう防御点12(苦笑)
翔真 >ダメージ行きます、両手だから27。 [2D6]
(1)(6)=(7)来たー!(喜)振り足し。 [2D6] (5)(6)=(11)
可憐 >クリティカル(笑)
凛 >おお〜48点!
弓 >来たーーーーーーーっ!(爆)
GM >それは・・・一瞬で終わる(笑)
可憐 >マスターの予想通りに死点打ちで終幕。(苦笑)
「頑張ってください〜」「翔君、やっちゃえ〜!!!」「今度こそ頑張ってください」
響の、そして(もはやチアガールと化した)凛と可憐の声援を、
そして【そら】の祈りを背に受けて…翔真は今、渾身の一撃を放つ!
「うぉぉぉぉぉ!!」
「な・・・・にィッ!?」
『グワシャアァ…ッ!!』
袈裟懸けに斬り飛ばされた首藤は、あまりの威力に上半身と下半身を寸断され、
数メートルほど後ろにもんどりうって倒れる…かくして、戦いは終わった!!
翔真 >「……殺される者達の、悲しみと苦しみ。その身で味わえ…。」>首藤
アドノレ >「どうやらかなり鬱憤が貯まってたようだな(苦笑)」>翔真
翔真 >「まぁ…な。」(苦笑)>アドノレ
凛 >「わ!翔君凄い〜!!格好いい〜!!(喜びのあまり駆け寄って抱きつき)」(笑)>翔君
翔真 >「う・・・わぁっ!」(///)>凛
首藤 >「ごふっ…フフ、そうか…やはり…運命は、変えられない…のですね」
アドノレ >「正気に戻ったか」>首藤
可憐 >「可哀想な人、人を信じられなくて憑かれてしまったのね。」
弓 >「………………………くだらない……………」
凛 >「さすが翔君!(ほっぺたすりすりぎゅ〜)」(笑)
翔真 >「ま、待て凛。まだ終った訳じゃない、落ち着け。」>凛
凛 >「あ、そか・・・えへへ(///&ようやく翔君から離れて)」
可憐 >「私達とあなたの差はそこの差だったのよ。アナタを脅かす者はもういないわ。安心して死になさい。」
アドノレ >「・・・」(ちょっと可憐を見る目が変わる)
凛 >「ねえ、なんでキミはこんなことしたの?(近寄ってしゃがんで)」>首藤
GM
>首藤は、【そら】を見ながら「あの制服を見た…時、予感は…していました…あれこそ…惨劇の、遺産…」
そら >「――――――――。」
弓 >駆け寄ってトドメを刺す(きっぱり)「…………………『救って』あげる……………」(ずぶり)
そら >弓を止めようとするけど・・・間に合わない(笑)
凛 >うわ!顔の横をブレードが(^^;
弓 >カニアーマーの「不老不死」の能力、忘れちゃいないぞ、私は(笑)
可憐 >そうですね<不老不死
GM >で、弓に「さくっ」と刺された後・・・「がはっ…私も、君のところ…へ…いくのか…すぎ…ざ…」すると、その姿が粒子となって拡散していき、粉々に消滅する…。
凛 >「あっ・・・・・・・・・(呆然)」
翔真 >そらの方を見ます。
そら >「――――――――。(首藤が消滅した位置と、弓を一緒に視界内に入れている状態)」
可憐 >近くに行って祈りを捧げます。「さようなら。あなたが今度生まれ変わるとき、普通の世界で普通の人間だといいわね。」
弓 >「………………………………目標の完全沈黙を確認。任務―――――完了…」
凛 >「弓ちゃん・・・・・・・・・(溜息)」
可憐 >(ぼそっと)「私は止まれない、私と私の家の宿命を背負う限り」
GM
>それと同時に、空間が再び歪み・・・気が付けば、人ひとりいない「パレーヌ」の店内に出ているよ。>ALL
アドノレ >周囲のデスマスクを観察(苦悶のまま消えるか表情が和らぐか)
GM >では、アドノレには・・・ねじれ消え行く空間の中で、顔たちが一瞬、安堵の笑みを浮かべたように思えた。
アドノレ >「導きは必要なさそうだな」(周囲をみながら)
凛 >「・・・バイバイ(小さく手を振り)」>首藤
翔真 >「………」(そらを見たまま)
GM >そして。外にもはや月明かりはなく・・・雲が立ちこめ、そして・・・しとしとと雨が降り始める。
可憐 >「皆さんどうしましょうか?店内にこのままいるのは拙いと思いますが(ニッコリ笑う)」
翔真 >「Mon Amiのマスター夫妻に礼を言いに行かないとな(苦笑)。」>可憐
凛 >「そうだね〜・・・取り合えず、お茶を一杯飲みたいかな!(ニコッ)」>可憐
弓 >「…………………………………………帰る…」
凛 >「そらちゃん、弓ちゃん、お茶を飲んでいかない?」>去る二人
弓 >「……………………………………そんな気分じゃない……」>凛
凛 >「ん、そっか。じゃあ、また今度だね(寂しそうに)」>弓
弓 >「…………………………………私の依頼主は別にいるから………報告しにいく。………それじゃ……(ばさぁ)」
翔真 >「あぁ。気をつけてな・・・(苦笑)。」>弓
アドノレ >「おっと。ものは相談だがブローチをゆずってくれんか」>弓
弓 >「………………………………………理由は………?」>アドノレ
アドノレ >「報告書を書くのが楽になる」<理由
弓 >「…………………………………………(ぽい、と舞い上がりながらブローチを投げ捨てて)………じゃあね……」
そら >その間もあくまで言葉ひとつなく、その場を見ていた・・・けれども、無言のまま、その場から歩いていきます。
可憐 >「また行くのですかそらさん」
翔真 >「……何も…言わない、か。」>そら
アドノレ >「否定しようが肯定しようがもう少し続きそうだな」>そら
そら >「――――――――。」例のくすんだ微笑を一度だけ向けてから…静かに店内から立ち去り、雨の街へと消えます。
翔真 >「(嘆息)」
弓 >同じく、雨の中に消えていく…最後にちょっとだけ、「そら」と視線を交わして
そら >雨の中、空をゆく弓を・・・例の眼差しで、静かに見ています。
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