【第3夜】
虚構の勇者

〜霧澤可憐篇〜

<PART−03>



ターゲットは霧澤家!?


その頃、「クイント」社への潜入任務についた弓は…

GM >「クイント」社の位置に関しては…繁華街の一角にある雑居ビルの中のようだ。ちなみに夜でも、明かりはこうこうと点いているね。まぁ、ソフトハウスだし(笑)
>まぁ、そうだね(笑)「………………すみません。アポを取った者なんですが……?」表情を任務カバーモードに(笑)すまいる、すまいる
GM >受付嬢は、何の疑問を感じるでもなく、弓を応接室に通してくれる・・・ややあって、スタッフらしい男たち数人が、同じ応接室に入ってくるよ。

やってきたのは、「デモンズリージョン」の開発部長という男に始まり、
メインプログラマ、サブプログラマ、グラフィッカー、シナリオライターといったスタッフの面々。
いずれも徹夜明け、完成直後の燃え尽きたような表情であった…(笑)

>「…………お疲れのところを、大変申し訳ありません。まずは、このゲームの魅力などを………」と当り障りのない話題から
GM >コンシューマ向けオンラインゲームとして、極限まで突き詰めたコンセプトのもとに開発されたという事が語られるんだけど・・・開発部長以外の開発スタッフは、やはりテンション低め(笑)
>一人一人に話を聞いていきますが…怪しい素振りのとかはいる?
GM >では・・・知覚力でチェックしておくなまし。
>「……では、今日無事に発売されたわけですが、開発の苦労話など……」9+ [2D6] (5)(4)=(9)まわった気がする(笑) [2D6] (5)(1)=(6)25ですね。
GM >ずばり! サブプログラマー・・・生気がないって言うか、なんか人間外に生気なさ過ぎ(爆)>弓
>そりゃダウト(爆)「………では、順に担当されたお仕事と、そこからアピールできる点を…。」まずメインプログラマから順に聞いていって、次にサブプログラマーに振ります
GM >サブプログラマーいわく「プログラムのデバッグと・・・追加要素を少々・・・うっ、ト、トイレに・・・」弓に見られた瞬間おどおどし出して、席を立とうとしているね。>弓
>「…あ!すみません、その追加要素について詳しくお聞かせいただけませんか?(にこっ)」
サブP >「いえいえ・・・ちょっと・・・う・・・」ふらふらしているのだけど、やっぱりどこかウソくさく見えるね。クリティカルの勝利(笑)
>「…だいじょうぶですか?(心配そうに支える振りして、右手を伸ばしてみる)」
サブP >「い、いえ、大丈夫です・・・し、失礼っ」そのまま、応接室を出るよ。
>「……………残念です。ぜひ、コメントを頂きたかったのですが…。…では、2〜3写真を撮らせて頂いて…。今日はお忙しい時にありがとうございました(ふかぶか)」
GM >他のスタッフが弓に向かって礼をしているにもかかわらず、言葉もそこそこに応接室を出て行くサブプログラマー・・・あきらかに怪しい(笑)
>さて、社内をちょっと見学ついでにサブP探しますが、いますかな?
GM >いるねぇ・・・それもトイレじゃなくって、開発室のコンピュータの前に(笑)
>では、こっそりと近づいて…「(背後から)もう、体調はよろしいんですか?」
サブP >「・・・あうっ」その首が180度回転する!!(爆)
>マテ(笑)<180°
>関節柔らかいな〜体操選手だったのかな?(笑)>180度
翔真 >すでにそれは人間じゃない(苦笑)<180度〜
>「…………………話してもらいますよ……あなたの追加した要素とやらを……」(段々声がいつものものに)

弓がまさに、新たな事態に直面していたのと同じ頃、翔真邸では…

可憐 >では料理をしてしまいましょう。何故か日本風の料理に1品イギリス風の料理が。(笑)
>凛は稲荷寿司を(笑)
>澄まし汁を作って持っていこう
アドノレ
>「やはりここは翔真が帰ってきた時に凛以外は隠れているのが定石だと思うが」(。。)\☆ばきっ

翔真 >ほほう、どんな展開をお望みで?(笑)>アドノレ
アドノレ >赤裸々な真実で構わんぞ(笑)<どんな展開
翔真 >でわ耳掻きの現場かな(笑)<赤裸々な真実
可憐 >「まあ隠れろと言うのであれば隠れますが」>アドノレ
GM >で、翔真が帰ってくる頃には料理が出来てる頃だけど・・・どうする?凛以外の面々(笑)
可憐 >「隠れるのですか?」>アドノレ
アドノレ >「いや、一人だけ隠れても意味がない(笑)」>可憐
>「凛さん以外全員で隠れますか(笑)」
可憐 >「では皆で隠れましょう」>アドノレ、響さん
GM >それだけの人数を隠せればの話だけどね(笑)定石は押入れ?>可憐、アドノレ、響
翔真 >(チャイムを鳴らしてから鍵を開ける)「…開けてたのか、無用心だな(苦笑)。」と帰宅(笑)
>「ん?今度こそ翔君かな?お帰り〜お疲れさま。食事、丁度出来たところだよ♪」>翔君
翔真 >「ああ、助かる。凛の手料理か…有り難く頂くとするかな(笑)。」>凛
>「みんなも待ってるから、早く早く♪(手を引っ張り)」(笑)>翔君
翔真 >「って…何故お前らがいる?」>可憐&アドノレ&響
GM >・・・間に合わなかったらしい(笑)
アドノレ >タイミング的に間に合ってない<隠れる
>アドノレの尻が丸見え(笑)
可憐 >私はお風呂場かな
翔真 >「だから何故皆がいるんだ?」>凛
>「ん〜なんだか急に集まっちゃったんだよ。まあ、ご飯は皆で食べた方が美味しいからボクは嬉しいけどね♪(くすくす)」
翔真 >「……発端は、綾瀬か?」
可憐 >「少し用事ができましたのでよらさせていただいたのですが」
翔真 >「用事ね、何だい?」
アドノレ >「召喚されたからきたのだが」
翔真 >「難儀だな…誰にされたんだ?(苦笑)」
>「発端?発端は〜・・・・・・・・・強いてあげれば、このゲームかな(貰ったゲームを見せて)」
翔真 >「……これが一体どうしたんだ。」
>「なんでも、響君の友達がこのゲームをやっていたら消えちゃったとか・・・!!」

「こら!響君!!キミの友達が消えちゃったんでしょ?
呑気にご飯なんか食べてる場合じゃないよ!(腰に手を当てて怒)」

翔真 >「……消えた、だと?」>凛
>「そうなんですよ。申し訳ないけど、澪を探すのを手伝ってください。さっき、弓さんはゲーム会社の方に行くって言っていましたけど」
アドノレ >「弓が直接のりこんだとなると、話が急展開しそうだな」
>「さて、これからどうしましょう・・・」
>「と言うわけで、このゲームをやってみようと思うんだけど?…あ、でもご飯冷めちゃうと寂しいな(ちょっと悲しそうな表情でボソッ)」
アドノレ >「弓の方を確認してからを推奨するぞ」>凛
>「・・・・ボク、弓ちゃんの連絡先知らないもん(しょぼん)」>アドノレ
アドノレ >(みかんが失踪者に加わる可能性が増えたな)

その頃、無人の『クイント』社開発室では…
今まさに、その弓が戦っていた!

GM >それの胴体は90度ずつ回転し、同時に首がまた90度ずつ回転するよ。>弓
>「……………話したくなければ……それでも構わないけど…………。………私の仕事は別にあるし…………(ぱきぱきぱきっとこちらも腕が変形しはじめ)」
サブP? >「フフフ・・・ゲームのキャラメイクプログラムを利用して、特定条件に適応した者を・・・月匣内に、取り込ム・・・ソレダケデハ、ナイガ!!」
GM >目玉がスプリング仕掛けのように飛び出し、弓を攻撃する!という訳で回避どうぞ!命中は10+ [2D6] (1)(3)=(4)命中14、ふるわない(笑)いちおうダメージ15+ [2D6] (1)(1)=(2)…やっぱりふるわない(笑)
>回避は12+闘気3で15 [2D6] (6)(3)=(9)クリティカル(笑) [2D6] (1)(6)=(7)32で、マトリクス避け〜〜(笑)
翔真 >お見事(笑)
>それって転ぶ(笑)>マトリクス避け
>32で、マトリクス避け〜〜(笑)次いで反撃(笑)「………目標確認。…排除開始………」命中値15+ [2D6] (4)(3)=(7)22!
GM >よけてみる〜。回避9の防御8 [4D6] (6)(2)(2)(4)=(14)くらっちゃった、てへ(笑)防御は14点・・・
>えーと…任務なんだよね、コレ…先があるとは思わないだろうし…エネルギーブースター1回目使用(泣笑) 33+ [2D6] (2)(5)=(7)とりあえず、40点ぶちこんでみる。
GM >それは、驚くほどあっけなく砕け散ったよ(笑)>弓
>「…………………………目標の排除を確認……。…………」
GM >そして、予想通り(笑)吹き飛んだ首が・・・「フフフ、ヤハリ嗅ギ付ケラレタカ…ダガコレモ計算ノウチ。既ニ我ガ本体ハ、ココニハナイノダ!」
>「………………………………やはり、本体は……すでに月匣内にいるのね……」ついでに吹き飛んだ首に1射(笑)
GM >もはや動かない、人型のそれは・・・魔石Cを残して、霧散し消えていく。その先には・・・起動しているパソコンがあるね。
>「………………現段階で排除完了とは言えない………任務を続行…」いちおう、調べてみます〜

再び、翔真邸…

翔真 >「……先んじて調べに入って貰っているのは有りがたいが……ここにいる面子は探しに出ないで俺が帰ってくるのを待っていたのか?」
>「どうやらこのゲームの中に乗り込みそうな気配でしたので」>翔真さん
>「うん・・・人数が多いほうが危険の確率が減ると思って」>翔君<待っていた
>一応、ボクは戦闘準備はしてますよ。
翔真 >「(沈思黙考)……ゲームの方を直接調べてみたりはしたのか?」>自宅内面子
>「ん〜ん、まだだよ」>翔君
アドノレ >「ゲームに取り込まれたなら、中が結界→別世界となるか封印となるかだ。他の手段を試してからだな」
翔真 >「調べる為の機器が無いからな…ピグマリオンはやはり買っておくべきだったか(渋面)」
アドノレ >「もっとも別世界の場合は取り込まれた人間が危険だから急ぐ必要があるな」
翔真 >「……月並みだが”虎穴に入らずんば虎児を得ず”……か?(苦笑)」>アドノレ
アドノレ >「居なくなったのが重要人物かそうでないかだ。リスクとリターンを計りにかけろ。」>翔真
翔真 >「……”手料理をご馳走になった事が有る人”では不十分か?(ニヤリ)」>アドノレ
アドノレ >「うまかったならかろうじて合格としておいてやろう」>翔真
翔真 >「本物のメイドさんの料理だったからな…半端な外食とは比べ物にならなかったさ(笑)。」>アドノレ
アドノレ >「ほぉ〜(にやにや笑いながら凛を見る)」
>極上調味料『愛情』が!もしかしたら、刺激に隠し味の『嫉妬』も?(笑)>稲荷寿司
翔真 >(稲荷寿司をひょいと手に掴んで)「”腹が減っては戦は出来ぬ”と言うのも解るが……手がかりを先に探している方が良かったな…(汗)」
>「(小声で)・・・美味しい?(不安顔)」(笑)<稲荷寿司>翔君
翔真 >(頷く)「……(モグモグ)」<稲荷寿司>凛
>「よかった(嬉&安堵)」>翔君頷く
翔真 >(二個目の稲荷寿司を取って)「……これも美味いぞ、十分タメを張れると思うがな、俺としては(苦笑)。」>アドノレ

一方、知力ジャッジでサブプログラマが使っていたコンピュータを調べていた弓は…

GM >では・・・このコンピュータは通信用端末で、最近ここから特定の場所にアクセスした形跡があるね。
>アクセスした場所まではわからない?
GM >時間こそかかるものの、あまりにもアクセスの頻度が頻繁なので、場所も判明するよ・・・霧澤家に所属するメインコンピュータだね。
>ぶ(笑)
GM >そして、その時だ。可憐…君はとてつもなく、嫌な予感を感じた!!
可憐 >マジですか(苦笑)「なんでしょう、この予感は・・・!?」
>では、そろそろここを出て電話してやろう(笑)リダイヤルで響かな「…………………………もしもし?」
>「もしもし〜」>弓さん
GM >でもって、それと同時に「先生」から凛に第2の電話がかかってくるわけだ。
>「ん?電話・・・あ、先生からだ(急いで電話に出る)もしもし〜ボクだよ」
先生 >「ああ、凛か?被害家族の証言を聞いてるんだけど・・・ひとつ、共通項があることがわかった。」

◆ ◆ ◆

>「……………やっぱりそのゲーム、「月匣」に通じているわ……でも、捉えられるのは特定の条件の人間だけらしいわ…」
>「その条件とはどういったものでしょう」
>「………だから、貴方達がそのゲームで遊んでも、月匣にいけるとは限らない。………それから……霧澤 可憐の連絡先…………知らない?」
>「知っているも何も、今此処に一緒にいますよ。」
>「………………そう。……なら……そうね………電話でもいいけど、行った方がいいわね………いま、彼女の家?」
>「いえ。今は翔真さんの家です。場所は〜〜ですから、すぐに判ると思いますよ。」
>「…………………都合がいいわ…。……………合流する……(電話を切って、翼を展開)」

◆ ◆ ◆

>「もしかして、なんとかっていう題名のゲーム?」>先生
先生 >「知ってたのか?まぁ、その方が手っ取り早いか…要するに、全員が『デモンズリージョン』を購入し、プレイしているって事だよ。…あと、一例だけだけど、特殊な職業のキャラクターをメイクした瞬間に、目の前のプレイヤーが光と共に消えた、って証言もあった。」>凛
>「わお!やっぱり!ん?『特殊な職業のキャラクター』?それはボク、初めて聞いたよ!」>先生
先生 >「よくは解らないが・・・なんでも隠し職業で『勇者』っていうらしい。今、専門家を呼んでプログラムを解析させているところだよ。」
>「了解『勇者』だね!今、これからボク達、そのゲームをやってみて調査するから、後で報告するね」
先生 >「いや待った! 解析が終わるまでは、できれば手を出さない方が・・・」
>「大丈夫だよ!頼りになる皆がいるし、なによりもボクが有能だと言うことを証明してみせるから!」
先生 >「またそれか(苦笑)・・・まぁ、気をつけてな」
>「大丈夫だよ!期待して待っててね、先生♪(chu)」そして電話を切る〜(笑)

◆ ◆ ◆

GM >という訳で、弓も合流してOK(笑)
>んじゃ、合流して話そう(笑)
可憐 >「はい、なんでしょうか」>弓さん
>「………………………『敵』があなたの家のメインコンピュータにアクセスした形跡があったわ……………」>可憐
可憐 >「なるほど、おそらくそうでしょう。 家では電話の調子がおかしかったので何かあると思っていたところだったもので」
>「…………こちら側にいた………子機は倒したけど………本体が、まだ残ってる。………恐らくは………ゲームの世界を、月匣にして…………」ええと、可憐が「勇者」だってことは、みんな知らないんだよね?
可憐 >私は取り敢えず魔術師と名乗っていますが。ばれても戦闘魔術師と名乗りますよ。(誤爆)

現状では、可憐が「勇者」である事は、公式には知られていいない。
ただし…この先もそうであるかどうか、そしてこの先の可憐を取り巻く状況がどうなるかは…
今回の展開次第、かも知れない。

>「さて、これからどうしましょうか?」
>だから、響君のメイドを追ってゲームの中に入るために、ゲーム機のスイッチONでは?
アドノレ >「やめぇい」(はりせんチョップ)>凛
>「うきゃ!む〜いきなり何するアドっち〜!!(頬っぺたぷくぅ〜&ヒゲ引っぱり)」(笑)>アドノレ
アドノレ >「消えるのはプレイヤー一人。時間差で分離行動になるうえ、敵の待ち構えてるルートだぞ」<電源オン
>「そんなこと言ったって、ゲームの中に入らないと、どうしようもないじゃないか〜!!」>アドノレ
>なんとゆーか、グリー○アイラン○か、.hack/○SIGNってとこですな(笑)
アドノレ >「弓の報告を聞いてないのか」>凛
>「弓ちゃんの報告ってなに?ボクは先生から事情を聞いただけだよ」>アドノレ

ここで、凛は可憐から改めて「デモンズリージョン」に関する事の次第を聞く。

>「…………………敵は、あなたか、あなたの家を狙っているのかもしれない…………一度、あなたの家に戻った方がいいかもしれないわ………」>可憐
可憐 >「(少し考えて)潜んでいるだけかもしれませんね。私の家は狙われるような物は特にないですから」
翔真 >「相手の狙いがはっきりしない以上、そう考えるのは危険かもしれない。急いで向かった方が良いだろう…。」>可憐
>「…………………そうピンポイントにあなたの家にアクセスを繰り返す理由はないと思うけど…………………どちらにせよ、一度、確かめた方が賢明よ………」
翔真 >「…奴らはイノセントも標的としているからな。」
可憐 >「そうですね・・・皆さん、行きますか?」
翔真 >「急ごう。」
アドノレ >「妥当な選択だな」
>「ええ。ボクも、澪の事が心配ですし。」
>「うん!急ごう!」
>「…………………わたしは………この事件を起したエミュレイターの排除が任務だから………同行させてもらう………」弓が仲魔になった!ちゃちゃちゃらららーちゃっちゃちゃー♪
翔真 >何処からとも無くファンファーレが(笑)


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