【第3夜】
虚構の勇者

〜霧澤可憐篇〜

<PART−06>



状況、悪化す


GM >という訳で…戦いが終わったその後。辺りには岩くれやら残骸が散らばっているが、これは消えていく。
>「………………………………………ふぅ…」
>「ふぅ〜ここも無事に突破だね!(嬉)」>翔君
翔真 >「……最後まで油断するなよ。」>凛
>「うん!これからが本番だしね!(頷き)」
GM >あと、細切れになった紙切れがいくらか散らばっているようだ・・・
>「…………………………とりあえず、傷を治して……………それと……紙………?」
アドノレ >「なら集まれ」 レインコール…負傷中の方 9点治癒
翔真 >「助かる(苦笑)。」>アドノレ
>さんきゅー、全快
アドノレ >「実は見栄えほどは疲労しないのだ」(ぽぉ〜じんぐ)
>「(紙切れ・・・・・まさかとは思うけど・・・・・・後で個人的に調べてみよう・・・)」
GM >ちなみに、この時点で紙を気に掛けた響と弓、知力判定どうぞ!
>私に知力を期待されてもなー…出目が引き潮〜〜〜(笑)
翔真 >ラストバトルまでに運を溜め込んでいるのでしょう(苦笑)
>まわった〜!えっと、27です〜♪これがきっかけで陰陽師に(爆)

ならんならん(笑)

GM >では・・・紙切れの一部に、内容を(細切れだけにタイトルだけ)把握できるものがあったね。>響
>なんて書いてあるのかな?
GM >それは・・・なんでも【土地権利書】だそうだ(笑)>響
>「と・・・とちけんりしょ・・・」
可憐 >もしかして私の家の土地権利書(笑)
翔真 >本当に金庫だったのか(苦笑)
アドノレ >寄り代がないと作れないのか貧乏人の復讐か(笑)<権利書
>…可憐さん、ちょっと親指を拝借したいのですが(笑)
GM >ふふふふふ・・・さぁて、ね(笑)まぁ、翔真が金庫斬り捨てた段階では無事だったんだけどねぇ(爆)>可憐
可憐 >「すき放題やってくださいますわね、エミュレイター…(苦笑)」
翔真 >「さっさと片付けないとな(苦笑)。」
GM >それと・・・凛。0−Phoneに着信が入ってるよ。
>「あり?ボクにだ(0−Phone取り出し)」
GM >通話相手は・・・雑音混じりだが、声からして「先生」に違いないね。
>「あ!先生〜♪追加情報?(嬉)」>0−Phone
先生 >「凛、聞こえてるか? 状況が変わった…よくないニュースだ。」>凛
>「え?え?え?良くないって?(慌て)」>先生
先生 >「電子網遊園に『デモンズリージョン』の裏技についての書き込みが始まったんだ。例の『勇者』の隠し設定も、既にばれ始めているようだ…もっとも場所が場所だけに、半信半疑という形だけど…」
>「その場所はどこなの?」
先生 >「電子網遊園ってのは、ネットに有るサイトの事だよ(苦笑)」コネ表のアレです(笑)
>「あ、なるほど〜で、勇者になる方法って?」>先生
先生 >「キャラメイクが質問形式になっているんだが、特定の組み合わせでなれるようになっているようだ・・・」>凛

凛がそうして電話に出ている間にも、状況は静かに進んでいく…

翔真 >その間にも、周囲を警戒。増援が無いかどうかを見回して見ます。
GM >増援…なら、館の背後の森から、次々と魔物たちが現れてくるのが見えるね。ちなみに、森といえば・・・もうお分かりですね?(爆)
そら >「森の魔物は・・・モニターの森から、力を得ていた・・・という事は・・・」
翔真 >「…あまりモタモタしてられんな、手早く済ませて行こう。」
>「うわ〜流石にあの数は相手してられないよ!早く中に入ろう!」>みんな
>「……………………そうね…」
可憐 >「早く助けに行きましょう。」
翔真 >「……だな。」
>「…………………元より私の任務は敵の抹殺………進みましょう」
可憐 >「ええ、そうしましょう。このまま家にいられても気持ちがいいものではないですから(苦笑)」>弓さん
GM >目の前には、「可憐邸」がそびえ立っている・・・が、やはり場所が場所だけに、まがまがしい印象を否定できないね。
可憐 >せめて「?」は付けてください(笑)
>「いったい、ゲームの中に入り込んだ人はどこにいるんだろ??」
そら >「・・・どこかに捕えられて・・・プラーナを吸われている可能性が、あります・・・」>響
>「ネットゲームなら、どこかにサーバーがあるはず・・・・そこかな・・・」
可憐 >「こちらからも書き込んで犠牲者を増やさないようにする手は使えますかしら」>ALL
>「………………………そんなことをしている時間が惜しいわ………原因を潰す方が、速い…」
翔真 >「第一、現状で何処からネットに繋ぐ気だ?」>可憐さん
可憐 >「そうですわね、早めに片付けたほうがよさそうですわね。(苦笑)」
アドノレ >「格好が格好なら押し込み強盗でも通用するな」
可憐 >「自分の家に押し込み強盗はぞっとしますわ。」(笑)>アドノレさん
GM >そうしている間にも、森からのエミュレイターがじわじわと距離を狭めつつある・・・躊躇している時間はなさそうだ。

かくして、可憐邸に足を踏み入れる一行であった。

GM >では、可憐邸に入ると…入ってきた扉が、堅く閉ざされる。そして、凛の0−Phoneの会話も途切れてしまうね。
>「(中に入りながら)その方法って複雑なのかな?」>先生<「あっ・・・・・切れちゃった・・・(しょぼん)」
可憐 >「ここが終着点みたいですわね」(苦笑)
>「此処に・・・」
翔真 >「そうか。可憐ちゃん、案内を頼む。」>可憐
そら >「すごい力が、集められて・・・いるよう、です・・・」周囲を見渡しつつ
GM >可憐にとっては、既に見慣れてなおかつ勝手知ったる風景だ・・・。
>「みんな〜先生が『電子網遊園に『デモンズリージョン』の裏技についての書き込みが始まったんだ。例の『勇者』の隠し設定も、既にばれ始めているようだ』って教えてくれたよ!」
アドノレ >「被害者が鰻登りに増えるというありがた過ぎる知らせだな」
翔真 >「ここのメインコンピュータ…だったな。」>弓
>「………………………………(こくん)」
>「やっぱり地下深くなのかな〜?」
そら >「可憐さん・・・メイン、コンピュータは・・・どこ、ですか・・・?」
アドノレ >「ついでに、宝物庫座敷牢地下室なんぞに心当たりは」>可憐
GM >では、可憐・・・ここで知力判定だ!
可憐 >振り足して、判定値34点。役に立ってませんからここで役に立たないと(苦笑)
翔真 >気合入れて思い出したな(苦笑)ここからが見せ場(笑)
>今の間に、プラーナを5点消費して、MPを回復しておきます。

説明しよう!
(某超有名懐かしのアニメ調)

…霧澤家の各施設間には、独自のネットワークが構築されているが、
その中心たるメインコンピュータは…可憐邸に存在しているのだ。
周知のとおり、可憐邸は霧澤家の別荘であり、
本邸は別に存在する(東京・八王子。オリジナルコネクション参照)
だが、八王子の本邸がエミュレイターに襲われた際の危険性を考慮し、
また【関東異界大戦】後に、御門家との合弁で展開されている
「横須賀再開発事業」の前進基地として使用する…という意味合いもあっての事なのだが、
今回のようなネットワーク上からの侵攻まではさほど想定されておらず、
その結果として現状がある…という次第なのだ。

可憐 >そんな大きいコンピューターだったんですか。(苦笑)
アドノレ >別棟なのにドアが閉じられたといふことか
翔真 >ホンマモノのブルジョワだ(苦笑)
GM >そして、その巨大なメインコンピュータは・・・多くの皆さんの予想通り、可憐邸の地下にあるのである!
>こーんぴゅーたーにまーもらーれたぁー♪
翔真 >びっぐふぁいあ様〜(笑)
可憐 >「では地下にいきましょうか」>ALL
翔真 >「ああ。」>可憐
>「わお!やっぱり地下なんだね(くすくす)」>可憐
GM >ちなみに、その入り口まで可憐は鮮明に思い出せる・・・1階の書斎にある、暖炉の奥に隠し入り口があるはずなのだ!
可憐 >「現実世界だとここから入れるはずなのですが」
>「うん!じゃあ、そこに行ってみよう♪(可憐の腕を取って)」>可憐
可憐 >「そうですわね」(苦笑)>凛さん

可憐は、凛に手をとられつつ…勝手知った書斎に一行を案内する。
それは一見、少なくとも可憐にとっては、いつもの書斎に見えた…。

>「さて、そろそろ、決着をつけましょうか」
可憐 >私が隠し入り口を開けます。
GM >了解・・・では可憐、やはり鮮明な記憶(笑)のお陰で、入り口を見つけ出せるよ。
そら >「気をつけて・・・この身体にも伝わるほどの、おおきな・・・力・・・」
翔真 >「(『この体にも』、か。)」
>「あ、そうだ!アドっち〜念のために、これ持ってて♪(U3魔石をポンッ)」>アドノレ
アドノレ
>「おやつは確かに預かった」<魔石

>「だから食べたらダメだって!(髪の毛引っ張り)」(笑)>アドノレ
アドノレ >「ぬゎ。俺様をハゲにするつもりか」>凛
>「適度な刺激は髪の毛にいいんだよ(くすくす)」>アドノレ
翔真 >奇襲を警戒。
アドノレ >金目の物を持ち出せないかこっそり物色。視線で探すだけですが…どうせエミュレイターの物なのだ(物色)
GM >調度品は・・・ほぼ金目のものだね(笑)>アドノレ
可憐 >「持っていても構いませんが高価な物はここにはおいてませんわ。」(苦笑)>アドノレ
>火事場泥棒阻止しても良い??(笑)
アドノレ >みんな知覚力振る前にバレてるのはにゃぜ?(笑)
可憐 >「持っていってしまうと後からメイドが請求書を送ってきますからご注意を」>アドノレ
>「……………………………………先に行くわ…………(冷たい視線)」
翔真 >「……行くぞ。」歩き出します…って弓ちゃんもか(苦笑)
>「ほらほら、余計なことしてないでさっさと行こう!(クイックイッ)」(笑)>アドノレ
GM >では、入り口に入ろうとしたメンバー全員、幸運度ジャッジをどーぞ! ちなみに目標20(笑)
アドノレ >スイッチの発見が瞬時なので実際に物色行動に移す暇は無いでせう。プラーナ4消費…13
翔真 >ギャー(汗)・・・23です(安堵)
>プラーナ4点使う〜ぎゃ〜いらなかった(TT)28です〜
>プラーナ7点使います。20・・・滑り込みセーフ。助かった(笑)
そら >幸運度判定…クリティカル…
>判定〜16。だめか
可憐 >プラーナを7点消費…2点足りません
GM >では、弓と可憐、アドノレは・・・入り口とされたはずの場所に吸い込まれてしまう!(爆)
アドノレ >では尻尾の方からそのまんま「のぉ〜〜〜〜」
>「え!?わ〜!!!!(大慌て)」>吸い込まれたみんな
翔真 >「何だ!?」
>「!!」
GM >食らったメンバーには・・・<絶対命中>で28ダメージをプレゼント!防御は有効です。
可憐 >クリティカルで、ちょうどノーダメージ(苦笑)
>だめや…さっきから5以上出ないよ、このダイス(笑)…11点も来た 「…………………………くはっ………」
アドノレ >防御…ファンブル
>くは〜!!アドノレ生きてるかな?(^^;
アドノレ >消さないと死ぬんで石が砕けます。死なんけど痛い。10点
翔真 >「ちっ…大丈夫か?」
>「み、みんな〜大丈夫〜?(不安そうな表情)」>吸い込まれた面子
>「みんな大丈夫??」
GM >ちなみに、3人・・・吸引はまだ続いているぞ! 脱出には筋力ジャッジで15以上だ!
可憐 >それこそ不味い・・・15でなんとか脱出ですわ(苦笑)
>むー、出目悪いし、プラーナ5点使っておこう…18。
アドノレ >筋力…19
GM >では、全員脱出かな? すると・・・また元の暖炉に戻るね。
>「………………く……」
可憐 >「人の家を何だと思っているのかしら(笑)」
そら >「ここは月匣内、ですから―――いくら、知っている場所に…見えても―――不用意に動くのは、危険…」>可憐
翔真 >そうーだよなー。フォートレスの中だから扉にトラップ有り得るんだよなー(苦笑)
可憐 >「そうかもしれませんわね(苦笑)」>そらさん
GM >あと、発見・解除は無事な人だけで、知覚力チェックね〜。
そら ><罠>に対する知覚力判定…
>プラーナ2点使用で…18です〜
>では、知覚判定は…12ですね。
翔真 >では知覚力…20です。
GM >あ、翔真と凛は仕掛けを発見したようだ・・・トラップ<ブラックホール>解除値は20なのだ〜!
>「うぅ〜仕掛けは見つけたけど・・・複雑だよ(汗)」12〜じぇんじぇん足りません〜「あう〜ボクじゃダメだ!」
翔真 >「……四の五の言っていられんか。」プラーナ8点開放して・・・
>「翔君、どう?(上目使いに見上げ)」>罠解除
翔真 >ぎりぎりセーフ、解除成功(苦笑)

>おお〜ぴったり!
翔真 >「……これで…よし。OKだ(ニヤリ)。」>凛

翔真の手によって・・・一瞬ヒヤリとさせられたものの、罠は解除された・・・。

>「わお!さすが翔君〜♪(嬉&背伸びして頭なでなで)」(笑)>翔君
翔真 >「(苦笑)」>凛
そら >「お手数を、おかけ・・・しました。ほんとうなら、わたしが・・・するべきところ、でしたのに・・・」>翔真
アドノレ >「全て自分1人で片付けねばならん。そんな口調だな」>そら
そら >「そうでは・・・ありません。ただ―――手を、煩わせたくなかった、だけ・・・(にこ)」>アドノレ
翔真 >「気にするな、先に見つけたからついでさ(苦笑)。」>そら
そら >「―――。(にこ)」
翔真 >「・・・さて、怪我人の治療を頼む。」>響
アドノレ >「その精神力は攻撃用にとっておけ」>響
>「ボクはまだ魔石があるから大丈夫ですよ(笑)。」
アドノレ >治療しよ レインコール・・・全員、11点回復。
>さんきゅー。とりあえず、魔石使おう…さっき拾ったのでいいや。ん…プラーナは回復、と
翔真 >Cの魔石使用します。1点でも回復すれば良し…ダメか(苦笑)
>「今のうちに態勢を整えておきましょう。重傷の方はいらっしゃいますか??」>all
>「ボクは、全く怪我してないから大丈夫だよん♪」>綾瀬
そら >「現在・・・無傷・・・」
可憐 >「私も無傷ですわ。」>響さん
翔真 >「俺も大丈夫だ。」>響
アドノレ >「気合で完治した」
>「……………………………任務続行に支障はない………」
>「それはよかった。」
GM >では・・・今度こそ、暖炉の奥の入り口に入る事が出来る。それは、緩やかなスロープになっていて・・・どこぞのロボットアニメか何かの基地のようだ(笑)
>「いよいよだね!(気合入れ)」>みんな
翔真 >「あぁ…。」>凛
>「そろそろみんなを返してもらわないとね」
可憐 >「こんなことをしてくださったのだから、きっちり使用料をとりますわ。」この屋敷を使用したことについての怒り(笑)
アドノレ >「俺様はこれでもプロのつもりだ。給料分の働きをせねばプロとは言えんから勝手に働かせて貰う」
GM >では…スロープを降りてみる? それとももう少し、この部屋で何か(謎)していく?(笑)
>「それじゃあ行こう!(スロープを滑り降り〜)」
GM >…といってる間に、凛は滑り降りていったらしい(笑)
>誰も付いて来ない?;;(笑)
アドノレ >「単独行動に懲りるという事はせんのか」凛を追っかける
>単独じゃなくて先頭をきってるつもりなのです(笑)
>続くよー
可憐 >「もう少し様子を見るつもりでしたのにしょうがありませんわ。」(苦笑)
アドノレ >「細かい事気にするのは成金か中間管理職だぞ」>可憐
>「ボクも行きます。早く助けないと・・・」スロープを滑り降ります
翔真 >「………」降ります。
そら >「―――――(皆に続いて滑り降り)」


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