【第4夜】
箱庭の戦士達
〜蒼魔 弓篇〜
<PART−17>
あかされた【真相】と、その脇の狂騒
ファイルは「『最終兵器』探索計画関連資料」とタイトルされていた。
中には、付近海域の海図…特に、15年前米第7艦隊が壊滅したとされる位置・・・
特にその中心であった航空母艦の沈没位置に関するメモがなされていた。
残るは、科学者・技術者に関する書類で・・・
そのすべてが『最終兵器』に関係した面々に関するもののようだった。
アドノレ >ファイルの中身は米がらみ?
GM >ファイルの内部に関しては・・・意外にも、米国に絡むようなものは見当たらない。
アドノレ >「これはこれで価値があるだろうが俺様の目当てでは無い」(ぽいっ)
翔真 >「捨てるな(汗)」>アドノレ
弓 >「…………………捨てるな…………報告に使うから………。…………あと……ネコババも禁止……」>アド
アドノレ >「コピーなら構わんのか?」>弓
弓 >「……………………報酬は社から出るから……欲しければ余計なことはしない方がいいわ…」>アドノレ
アドノレ >「米より高く買ってくれることを祈ろう。弓と遊ぶには覚悟がいるからな」
可憐 >拾って、私も見てみます。鳳凰院家に関する記述は?
GM >鳳凰院家は・・・その資料に記載されている科学者たちの人脈から、『最終兵器』の開発計画に、間接的ながら出資をしていたようだという事が判明するね。
響 >「これ、コピーもらっても良い??」>弓さん
弓 >「…………………どの部分?………」
響 >「そうだね。君とのつながりの部分は削除して、国土防衛隊が興味を示すような美味しいところをいくつかもらえるかな??」>弓さん
弓 >「……………………止めた方がいいと思うけど………どうしてもというなら好きにすればいい。……責任はとれないよ…」
可憐 >「わたくしは、できれば鳳凰院家に関する記述はコピーさせていただきたいですわ。」>弓さん
弓 >「…………………いいわ。………そのかわり、責任はとらないから…」>可憐
可憐 >「有難うございます。 弓さん」まあ、鳳凰院家に対して何か取引材料には使えそうですから
アドノレ >「俺様の方は海図とその記述」
弓 >「…………………情報は……拡散すればするほど価値を失う……。………お金にするなら、1箇所にしぼるほうが賢明だとは思うけど…」
可憐 >お金にする気は私には毛頭ありません。白家や鳳凰院家に対して、抑止力になると思いますので(苦笑)
アドノレ >「俺様の方はコピーが一つ消えうせるという事実が大事なのでな。拡散しても他人の仕事が増えるだけで俺様の小遣いには影響が少ない」
響 >「ボクとしても、国土防衛隊の動きを教えてくれた人に、ささやかなお茶請けを持っていかないとね(笑)」
弓 >「…………………(ふう、とため息ついて)………自己責任でするのね………私は気絶していて貴方達が書類を見たところは確認してないわ。それだけ。」
翔真 >「あまり弓ちゃんを困らせるなよ…(苦笑)」
◆ ◆ ◆
凛 >「う〜まだかな?まだかな?(そらの髪を優しく撫でながら、翔君達の方をチラチラ)」
GM >その【そら】は・・・凛の膝の上に頭を預けたまま、死んだように眠り続けている・・・。
凛 >「うう〜このままじゃ、そらちゃんの身体が冷えちゃう。なにかないかな?(膝枕状態できょろきょろ)」
アドノレ >「俺様の暑い抱擁なんぞがあるぞ(笑)」
凛 >「そんなの絶対にダメ〜!!アドッちのスケベ〜!!(ぷんぷん)」(笑)>アドノレ<「大体、海に落っこちてアドっちだってずぶ濡れじゃないか!」
翔真 >「……救命ボートにサバイバルキットでも無かったか?燃料が有れば火は点けられるが…。」>凛&弓
GM >サバイバルキットは・・・どうやらさっきの波で飛ばされて沈んだのがそれっぽい、かも(笑)
弓 >「………………………(す、と立ち上がりそらのほうへ移動、体温・脈拍・呼吸等を確認)………」
GM >体温・・・信じられないくらい低い 脈拍・・・僅かだが確かに 呼吸・・・静寂そのもの といったところかな?ちなみに、再生中の部分は異常に熱を持ってたりするけど(笑)
弓 >「…………………体温が低い…。………(おもむろに自分の服を脱ごうとする(爆))」
凛 >「わ〜!!弓ちゃん、いきなりなに脱いでるの!!!!!?(びっくり&あわあわ)」(笑)
翔真 >まてー(笑)<脱ごうとする
弓 >ついでにそらを脱がそうとする(笑)
翔真 >ますますマテーイ(笑)>ついでに
凛 >「わ!わ!わ〜!!なんで、そらちゃんの服まで!!(必死に抵抗)」(笑)>弓
弓 >「…………………濡れた服を着てると、いくら暖めても体温が奪われるから、脱いだ方がいい…………あと、冷えた身体は、他の人体の体温で温めるのが一番適している……(淡々と答えて)」
凛 >「あうあうあうあう、それはそうだけど・・・・こんな所で〜(おろおろ)」(笑)>弓
響 >思わず目を見開き、慌てて顔を背けようかな
弓 >下着姿で、そらをそっと抱きしめて、上からかぶせるように響のローブを借りて
響 >喜んでお貸ししますよ<ローブ>弓さん
GM >一糸纏わぬ姿にされた【そら】は、弓の腕の中で僅かに動く・・・まるで自ら弓に身を預けるかのように。しかし・・・それ以上の動きはとりあえず見られない・・・。
弓 >さすがに下着は残すよ(笑)<そら
翔真 >そうして下さい(苦笑)
凛 >「翔君助けて〜!!弓ちゃんが!!って・・・見ちゃダメ〜!!!(混乱)」(笑)>翔君
翔真 >「見ないでどうしろと言う…(困惑)」>凛
弓 >「…………………………………?………………なにを慌ててるの?……」>凛
凛 >「あう〜・・・・・・(///&困り顔でそっぽ)」>弓
翔真 >「それにあまり大きな声で騒ぐな、今見つかると面倒な事になるのは火を見るより明らかだろう…?」>凛
凛 >「分かってるよう!(///)
翔真 > 「……金はここに有る事だし、どこか部屋を取ってそこで休ませてやるのが良いと思うが…。」
アドノレ >「ちょっと離れた所に毛布と固形燃料でも持ってこさせるか」(騒ぐ一同ちらりと一瞥)
GM >弓が感じるのは、柔らかくそして冷たい・・・そんな肌触り。しかし、【そら】の素肌と触れ合った部分だけには、ほのかな温かみを感じる・・・。
凛 >「じゃ、じゃあボク、ボート行って何か身体を温めるものないか探してくるよ!(慌てて立ち上がって)」>弓
凛は周囲を探し回った結果、濡れた毛布を1枚見つけた・・・。
GM >濡れた原因は、さっきの波のせいということで(笑)
凛 >「む〜これしかないか・・・・・・(毛布持って戻る)」どのくらい濡れています?グッショリですか?
GM >うむ、半分ぐっしょり・・・半分ほんのり(爆)
凛 >「・・・やっぱり使えない!ていっ!(毛布をボートに投げる)」(笑)
翔真 >「(……ここで師匠呼んで助けてもらう訳にも…いかんか)」
凛 >「ボートには、なにも無かったよ(がっかりしながら)」
可憐 >「千影に洋服を持ってきてもらいましょう」といいつつチーちゃんに電話をします(笑)
GM >千影は・・・可憐の命令だから来るには来るけど、サイズ自体可憐とたいして変わらんような(笑)
アドノレ >チンピラに連絡して買い物させる(笑)
GM >では、1時間はかかるけどやって来るだろう(笑)
アドノレ >夜遊びしてるから起きてるのは見込んでたが一時間では役にたたんな。移動した方が早い
GM >さて、DVD−ROMの方は…オーディオファイルを再生すると・・・ドイツ語が流れてくる。同時に、中国語で字幕が出るという懇切丁寧さだ(笑)
翔真 >どっちも解らんぞ(笑)<ドイツ語&中国語
響 >「ドイツ語なら、多少は理解できますよ(笑)」EU出身ですから聞き取りぐらいは出来ると良いなぁ・・・(笑)
GM >まぁ、0−Phoneに連動すれば問題はないかな(笑)<ドイツ語&中国語
翔真 >エスポラントありがとう(苦笑)<0−Phone
GM >そして、そのDVDの内容は・・・『カーオス公爵』なる人物から、白家に『ディメンジョン=ガジェット』と呼ばれるものの捜索を依頼する・・・というもののようだ。
問題の『ディメンジョン=ガジェット』とは、いわく「世界の常識を完璧に覆す究極兵器」であり、
対エミュレイター戦の決定打になるであろう…とされていたものだったが、
開発が始まったのは20年近く前で…しかも、その具体的形状までは判明していない、というものらしい。
15年前の関東異界大戦の折に、その「ディメンジョン=ガジェット」は消息不明となり、
以来発見されていないらしい…当時最も「ディメンジョン=ガジェット」を所持していた可能性が
高いであろう勢力は旧米国第7艦隊だが、これは大戦ですべて失われているため、
極秘で発掘作業を進めるよう、エージェント達に通達する…という内容だった。
響 >「此処でも、カーオス公爵か・・・。どうやらこの人物が今回の首謀者のようですね・・・」
GM >あとのファイルは、ダオ=チェン・カンパニーを始めとするペーパーカンパニーと、日本でのサルベージ事業の提携先としていくつかの団体の連絡先など。それから、この計画に際してアンブラから「アンダーブルーム」をいくつか供与するという、電子契約書も入っている。
響 >柿崎さんにメールを送っておきます。内容は『美味しいお茶菓子(データ)が手に入りましたので、一緒にお茶でもいかがでしょうか??』という内容(笑)
凛 >「ふぁ〜・・・・あっ(///)」
翔真 >「……もう遅いしな、大丈夫か?(苦笑)」>凛
凛 >「うん。まだまだボクは頑張れ、ふぁ〜・・・・・・あう(///)」(笑)>翔君
翔真 >「もう少しだけ頑張ってくれ。後で部屋まで送ってやる(ニヤリ)」>凛
凛 >「うん、分かったよ〜待ってる(とか言いながら、ウトウトしだして弓の肩に頭をコテン)」(笑)>翔君
弓 >「……………………………(やれやれ、という表情)」>凛
翔真 >「……頑張らないと『お持ち帰り』にしてしまうぞ(邪笑)」>凛
凛 >「大丈夫だから、ちゃんと持って帰ってね(むにゃむにゃ)」(笑)>翔君
翔真 >(ボソ)「……自分の言った事、解っていないのだろうな(苦笑)」>凛<ちゃんと持って帰って
凛 >「く〜く〜(寝息)」>弓の肩枕
翔真 >「……何時までもここに居る訳にも行かん…。」
弓 >「……………見終わったら、もって帰るから、コピーするならあと10分以内ね」
響 >必要事項を急いでコピーします〜
可憐 >マスター、近くのコンビニでコピーしてきます。(笑)
アドノレ >その間に少々離れて、米に連絡入れてみます
GM >了解。エルフマン大統領に連絡が取れるよ。>アドノレ
エルフマン大統領 >「『措置を講ずる』という事を話した時点で、理解はしてもらえたものと判断するが? それとも、今回の件の巻き添えを食うほど深く関わっていたのかね?」>アドノレ
アドノレ >「儲け話があれば例え火の中、水の中。それだから今の関係があるのではないか。とりあえず今回の土産話だ。艦隊の沈没地点、特に空母の位置を記述した海図のコピーがあったのた。そちらが本腰入れてるようなので処分しておいたがな。原本がどこかまでは知らんが、そちらの目的に沿っているようなら情報料に色をつけておけ」
エルフマン大統領 >「残念ながら、その情報なら既に把握済みだ・・・そして、既にその価値は失われたものと私は理解している。だが、どこに情報が流れていたかに関しては考察の余地が残されているな・・・」
アドノレ >「無駄骨であったか。しかたあるまい。今回は以上だ」借金は地道に返せということらしい(TT
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