【第5夜】
音界の支配者

〜綾瀬 響篇〜

<PART−10>



センリツの無限再生!弦楽死重奏


さぁ、いよいよ戦いだ…敵は、分身した?偽ルイセ3体。
果たしてウィザード達が勝つか、『音界の支配者』が勝利を収めるのか…だが!?

>今回はプラーナ底ついてます(笑)
>おーい主役ぅ(笑)
>後魔石R2が1つ残っています。
アドノレ >売ろうか?(笑)
>売って〜(笑)
アドノレ >R2-U1/2/3があるんでお好きなものをどうぞ>響
>R2と、U1をお願いします>アドノレさん
アドノレ >両方4つ有るんでR2×2も可です
>では、R2×2でお願いします

…というか、通常の行為判定にまで無駄にプラーナ使ってりゃ、そりゃあ足りなくなるのは当然…つまり、魔石の使い過ぎです(爆)

>後、一回なら、全力解放できますよ(笑)それぐらいは残しています
アドノレ >「俺様の腰に子袋がぶら下がってる。なんか入用だろ(笑)」>響
>Hぃ(爆)<子袋
アドノレ >あぁ字が違う(爆)
>ところでGM、ひとつ質問〜。この戦闘−3はバッドステータス?
GM >うみうみ、その通り〜<バッドステータス
翔真 >コンヴィンスですか(笑)
GM >まぁ、戦闘開始前に1度だけとしておこうかな。
>じゃ、消しておこう

まず先手を取ったのは、アドノレだった。
その全身から放たれたオーラが炎に変わり、偽ルイセの1体を包む…アンホーリーフレイム!
これに続いてダッシュ一番、斬り付けた翔真だったが…その一撃は、強烈な音波で相殺される!
思わぬ攻撃に体制を崩され、狼狽する翔真。
「(チッ……ふらついている場合じゃない…気合を入れなければ…)」
と、その背後から「ボクが試してやる〜!!」凛が、飛び出しざまの連撃!
その威力は、偽ルイセに痛撃を与えるに充分なものだった。

「手応えはありだよ!!」「解った…剣が通じる相手ならやり様が有る」
翔真が凛にニヤリと笑ったその瞬間、3人の偽ルイセが一斉にヴァイオリンを奏で始める…
アドノレと翔真に殺到する、不可視の衝撃!

GM >ダメージはアドノレに44−10=34と39、翔真に46・・・虚属性魔法ダメージ扱いの通常攻撃です〜。
>死ぬ〜!!(^^;
翔真 >魔法ダメージなら剣で防いでも駄目ですか…一気に半減(苦笑)
>ああ〜護法剣か超巨大武器があれば(^^;
>じゃあ、魔法が受けれる剣ならOKなのか、ばんざーい

翔真 >これで必要に感じてその力を得るのかもね…生きていれば(苦笑)
>アドノレ生きてるかな?(^^;

アドノレ >後19点
>うは〜もう一回行動あるし・・・・大丈夫かな?
アドノレ >自分で治せるけど響に頼んでもう一回メルトも捨てがたい
>どっちの方がいいかな??物理攻撃なら、ヘッシュで防御力あげればいいけど・・・
>今回はヘッシュは無駄ですな〜魔法ダメージなので
翔真 >残り23……抗魔力の問題から一撃でも結構きついかも(苦笑)
アドノレ >翔真の単回復を頼むのが先か
翔真 >プラーナでかわすからまだなんとかなる、状況打破の一手を希望ですな(笑)
>では、キュア・ウォーターで翔真さんを回復します。

「しまった…!」「翔君!アドっち!」
吹き飛ばされた2人を気遣う凛。その横で、【そら】は2人を撃った衝撃の正体を突き止めていた。

「指向性・・・超振動波攻撃・・・威力が、増幅されている・・・」
響が、よりダメージの大きい翔真に「キュア=ウォーター」を掛ける間に、弓が偽ルイセ達に斬撃を仕掛ける。
その一撃は、定石どおりに相手の防御の隙を突くかに思われたが…否!
彼女もまた、敵の奏でる音の力を測りかねていたのである。まさに変幻自在…攻防一体!
3人の偽ルイセは、何事もなかったかのように演奏を続ける…。

>おぐっ、ファンブった…くー、半分でも弾かれるかぁ(TwT
>くは〜弓が〜!!主戦力が〜!!TT
>やはり弓ちゃんフリーダムか、弓ちゃんJにならないとダメかぁ><
GM >そらりんとの、あのリンクを思い出すんだッ!(笑)>弓
>Gストーンと共鳴しないとだめっぽい(笑)
翔真 >なら翔真はサバイブにならんと駄目か(苦笑)

だが、【そら】はその音響の攻防に移る一瞬の隙を見逃さなかった。
「――――――――――!」リズムをはかり、そして…プラーナを乗せ狙い済ました一撃!
その一撃は予想以上の効果を挙げ…そこに、凛と翔真が走り込む!

「これで倒すよ!」「……はぁっ!」
だが、敵もさるもの…【そら】がこじ開けた隙を、更に音で埋め尽くし、
翔真と凛の一撃を、それぞれ弾き返す…
「(速さは今一つ…体重の掛け方はさっぱり……くそっ)」
「急に硬くなった!?…でもっ!」そう、凛にはもう一撃があったのだ!
音による間に合わせの障壁を再び突き破り、凛の獣爪が…偽ルイセ1体を打ち倒す!

「あと2人!」残る敵を睨みつつ、凛…しかし、『音界の支配者』はいまだ余裕の様子である。
「・・・・・・無駄だ、無駄だな・・・!」

翔真 >何故ここでファンブル〜(涙)
>泣ける;;
アドノレ >今日もダイス目が荒れてます
>きっと三半規管が音で狂ってるんだよー

音界の支配者が言うや、偽ルイセの1人は倒れた1人に向かって演奏を開始。
すると…あろう事か、倒れたはずの偽ルイセが再び立ち上がった!

「これじゃあキリがないけど・・・・・」
「起き上がった瞬間後ろが揺らいだな。大方プラーナを無理やり吸い出して補充しておるのだろう」
そう、この時…凛とアドノレは気づいていた。
偽ルイセが復活する直前、『音界の支配者』の影が一瞬だけ小さくなっていた事に。

「このまま、あの偽物を倒し続ければいいのかな?」「それも手だが後ろの人物が死んでしまうぞ」
凛はここで、再度態勢を立て直す弓に声を掛ける。
「弓ちゃん!本体である、あの影は狙えない?」
「…………………………周囲のバリアがあるから、難しいけど…やってみる………」
言いながら、弓は『右腕』の出力を再確認する。問題は…見受けられない。
「…………………………私の任務はエミュレイターの排除………ラチがあかないなら、
憑かれた本体ごと倒す………でも……皆は止めるでしょうね………」

「ああ、弓ちゃんには悪いけどな」「うん。ダメだよ!だから、よろしくね」
「お願い。先生は無事に助け出してほしいんだ。難しいのはわかっているけど・・・」
「だからこそ、後ろのクリスタルを狙ってみるのが妥当でないのか?」
「……………………………………最後の手段にしておくわ…」
4人の言葉に、ふぅ…と小さな溜息をつく。

その間にアドノレはアンホーリーフレイムを再度放つも、今度は効果なし。
これに翔真の斬撃hが続き…これは命中、若干だがダメージを与える。

「(……少しづつ…か)」己の不調をもどかしく思いつつも、
今はそれを表に出せないのが、前衛たる戦士・翔真の辛いところ。

「もしくは、クリスタルの柱をまず破壊するかですね。
この音色はクリスタルの柱からでているようですし、ボクの演奏の技量では、中和で精一杯ですから」

響のその言葉に従い、弓はクリスタルを狙って射撃する…も!
「・・・・あっ」「もくろみは兎も角弾かれたようだな」その魔導砲弾は乱反射し、虚空で消滅してしまう。
「…………………………これでまた時間を無駄にしたわね………
…次は影ね。その次は…………本体を狙うわ……」
「あうぅ〜…」きっぱり宣言する弓に、困惑の凛。
「おそらく・・・あのクリスタルの材質は、月匣の、壁と・・・同じ・・・」
「ならば・・・・そらちゃんの能力で破れる?」その質問に、【そら】は困惑しつつ答える。
「わかりません・・・でも、必ず・・・真の敵を、引きずり出す・・・方法は、ある・・・はず」
その時…響自身ヴァイオリンを演奏しながらの「ツイスター」が発動。
3人の偽ルイセを包み込み、うち2人を打ち倒す…ほどなく、残る1人が2人を再生。
「・・・・・・無駄だと言うに・・・!」
『音界の支配者』は、高らかに笑う。

>それとも…コレはアレか!?FINAL最終回のように、無限再生っ!?(笑)
翔真 >ならやはりコアを叩かねば……シュアショットでバイオリンだけ破壊……ってのは不味いか(苦笑)
>ヴァイオリンの値段立て替え払いできる??(笑)>翔真さん
>がんばれ主役。この無限再生を止める方法を考えるのだ(笑)

アドノレ >影を直接攻撃できるかどうかが決め手かね
>えーと、とりあえず次に私は…影を狙うといいんでしたよね
>ええ。お願いします>弓さん
翔真 >可能で有ればそれまでに全ての前衛を屠っておきたい所だけど(苦笑)

「また・・・再生・・・」「うわ〜二人同時に復活出来るみたい!」
思わず、本物のルイセを気遣う凛と響…だが、彼女の様子は変わっていない。
しかし、『音界の支配者』が今見せた、先のもの以上の異変は、

誰もが知るところとなる…
では、この無限再生にも限界があるのか。
「復活させられる前に、一気に倒せればいいのかな?」「今の結果が、そのまま通じる、なら・・・」
「…3体同時に倒せとか言わんと良いがな…」
【そら】が答え、翔真が苦笑する。

「いい加減にしつこいぞ!!」2人の仲間を再生させたばかりの偽ルイセの懐に、凛が飛び込む。
再生に全能力を注いでいたのか…偽ルイセは、凛にあっさり倒される。

…そして、アドノレはその間にプラーナを回復させるのである(笑)


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