【第6夜】
魔術師みちのくぶらり旅

〜葛葉 凛篇〜

<PART−02>



凍土よりのもの


GM >では、「先生」の事務所に移動〜到着でいいかな・・・?
>らじゃ♪「到着〜!!!まあ、遠慮しないで入って入って!」>みんな

【大戦】で崩壊した雑居ビルの遺構を改造し、探偵としての活動と生活を可能にした事務所。
少しだけ暖房が入ったその事務室に、20代半ばほどの凛々しき美貌の女性が待つ。
彼女こそ、凛の憧れの女性…横須賀地区夜会の総帥『先生』である。

翔真 >凛の同郷か(苦笑)<暖房少し入ってる
アドノレ >「先生とゆうのはここの御仁だったか・・・」
>「先生、ただいま〜♪みんなを連れてきたよ〜(嬉&走って行って先生の腕に抱きつき)」(笑)>先生
『先生』 >「凛、よく戻ったね・・・それに、君達が凛ご自慢の【仲間達】だね? まぁ、何もないところだがゆっくりしててくれ。」
翔真 >「……失礼する。」
>「・・・え・・あ、はい、初めまして。(軽く会釈)」>先生
>「………………………………………(軽く会釈)」
アドノレ >(いったいなんと報告されてるのだ?)「(ぺこりん)」>先生
『先生』 >「私は・・・まぁ、要するに凛の保護者といったところかな。彼女が、いつも世話になっているようだね・・・」
翔真 >「……前置きは要らない、俺達まで呼んだ理由は一体何だ…?」
アドノレ >(素直に聞きながら先生を値踏みというか観察ちう)
『先生』 >「実は、重大な事というのは・・・この横須賀どころか、日本全体に関わる事なんだ。」
翔真 >「随分と大きな話だな、それで…?」
>「ボク、お茶の用意してくるから、みんなは座っていてよ♪(ウィンク)」台所にてくてく>みんな
『先生』 >「あぁ、頼むよ・・・(くす)」>凛
GM >「先生」のいる部屋には布団が敷かれていて、そこに・・・ボロボロな風体の男性が寝かされているのが解るね。
>「ところで、こちらに寝かされている方は、いったい・・・??」
『先生』 >「あぁ…彼は、遠くシベリアからやってきた…要するに私らの【同志】さ。」>響
>「【同志】??」
『先生』 >「凛の【変身】は見てるな? ・・・つまり、そういう事さ(くす)」>響
>「了解。納得(笑)」
>「〜♪〜♪あ、みんな紅茶とコーヒーどっちがいい?(台所から顔出し)」>みんな 寝かされている人には気が付かなかったらしい(苦笑)
>「ボクは紅茶〜♪」>凛さん
翔真 >「……コーヒー、ブラックで頼む。」>凛
アドノレ >「おかわり自由はコーヒーと相場が決まってるのだ」
>「はいは〜い♪弓ちゃんは?」
>「……………コーヒーで…」
>「了解♪」
『先生』 >「ここ数日の寒波の話は、聞いているかな?」
翔真 >「(頷く)」
『先生』 >「実は・・・彼の話によれば、この寒波と共に、おかしな現象が起きるそうなんだ。」
翔真 >「………その内容は?」>先生
アドノレ >「ほっといたらろくでもない事になりそうなことは確かだな」
>「お待たせ〜(お盆に注文持って)はい、どうぞ〜暖まるよ!(コーヒー&紅茶みんなに配り)で、先生はいつもの紅茶♪」
翔真 >「………ああ。」(カップ受け取り)>凛
アドノレ >「うむ。」(カップ取る)
『先生』 >「あぁ凛、どうもすまんね(くす)」
>「で、みんな自己紹介は済んだ?・・・・ん?わ!このボロボロな人、誰!?(びっくり)」
『先生』 >「今頃気づいたのか・・・まあ、無理もないか(苦笑)」>凛
>「う、うん・・・・・で、この人大丈夫なの?(不安顔)」>先生
>「とりあえず、そちらの方は怪我の治療が必要そうですね。」
『先生』 >「いや、怪我はしてないんだがね・・・シベリアからほとんど休まずここまで来たそうだからね。かなり疲れてたんだろうさ・・・で、こうして寝かせているわけだ。」>凛
>「シ、シベリアから〜!?随分、遠くから来たんだね〜(びっくり)」>先生
『先生』 >「ああ・・・さて本題に戻ると、だ。その寒波・・・目に見えるのは吹雪なんだそうだが、なんでもその中で人間が・・・『消される』のさ。文字通りにね。」
翔真 >「………跡形も無く、か?」<『消される』
『先生』 >「ああ。報道では死者300人前後となってるが、実際はもっと多いらしい。で…行方不明ってのの真相が、その『消された人間』って事さ」>翔真
翔真 >「……そうか。」
>「それって神隠し?」
>「…………………………………月匣…」
翔真 >「………有り得るな…。」<月匣
『先生』 >「問題は・・・その『寒波』が、こっちに向かってるって事だな・・・それを一刻も早く知らせるために、彼はあっちこっちで心当たりを探していたらしい。」
>「うわ〜それは・・・・どうもご苦労様、頑張ったね!(頭撫で撫で)」(笑)>寝かされてる人
アドノレ >「増援要請か。切羽詰ってるようだな」
『先生』 >「まあ、そういう見方もあるな・・・もっとも『明日は我が身』って話もあるが」>アドノレ
翔真 >「……で、具体的にどうしろと…?」
『先生』 >「まぁ、要するに『寒波』の正体と、エミュレイターなのならその排除、ってところだね・・・我等『横須賀地区夜会』としても、これは放っておける事態じゃないのでね」>翔真
アドノレ >「犠牲者が増えれば敵は強くなると予想される。どうせ戦うなら楽な方がよかろう」>翔真
翔真 >「………そうか。」
アドノレ >「貧乏暇だらけだな」
『先生』 >「もちろん、手続きが必要なら手を回しておくし、それ相応の報酬も用意させてもらうが。」
>「……………………本来は………社に連絡を回してもらうのだけど………今回は、いいわ…」
『先生』 >「ああ、それなら絶滅社にも私の方から頼んでおこう。もしエミュレイター絡みなら、彼らも放ってはおかないだろうしな」>弓
>「………………今回は…いい…。……エミュレイターなら、社が私に命令する。…………前回のこともあるから……凛の恩人から謝礼を受け取ろうとは思わない………」
『先生』 >「なるほど、ね・・・まあ、それならそれで構わないさ(くす)」>弓

少しの間、沈黙の時間が流れ…『先生』は弓から凛へと視線を移す。

『先生』 >「ときに、凛・・・君、問題の『寒波』の通り道のことは・・・考えてるか?」
>「え?寒波の通り道?(首傾げてきょとん)」>先生
『先生』 >「・・・・・・理解するのには、日本地図が必要かな?(くす)」>凛
>「え?え?え?」>先生
『先生』 >「ほら、これが日本地図だ・・・これを良く良く見ておけ(くす&投げ渡し)」>凛
>「え〜と・・・・(じー)」>地図

地図に書いてあるだけに、凛にも辛うじて、
横須賀とシベリアの位置関係は解ったらしい(爆)

>「ん〜〜〜〜(地図を逆さまにしてみる)」(笑)
アドノレ ><ぺしっ>っとチョップで突っ込み>凛
>「あたっ、なにするアドっち〜!!!(睨み)」>アドノレ
アドノレ >「地図の見方くらい覚えておけ」
>「ボクには野生の勘があるからいんだよう!(負け惜しみ)」
アドノレ >「台風ではないが気圧の中心にでも向かってみるか」凛に手ほどきをしつつ
翔真 >「……それが妥当だな。気象庁とまでは行かなくても気圧配置のデータを逐一伝えてくれる協力機関が必要だが…。」>アドノレ
>「寒波の通り道で、少し長逗留出来るところで迎え撃つってところじゃないですか??。その寒波がエミュレイターならね」>翔真さん
翔真 >「……それだと範囲が広すぎる、発生源でも突き止めなければ手の出しようが無いだろう。」>響
>「その、発生源を突き止めるのに、長逗留出来る場所が必要だろうと推察しますよ(笑)」>翔真さん
翔真 >「……響、相手は今の所『寒波』だぞ。どれだけ大きいと思っている、のんびり茶を飲みながら調べが付くのを待つつもりか?」>響
>「逆ですよ。寒波の中にボク達が入っていって調べるから、長逗留出来る場所が必要なんですよ。なるべく寒波に近いところというのが理想ですが・・・」>翔真さん
翔真 >「………中に入っておいそれと休めるとは思えん(嘆息)……とりあえず今は解っている事だけでも詳細を把握する事が先決だろう。」>響
>「多分その辺は、凛さんの先生の考えに含まれているんじゃないかな??」>翔真さん
アドノレ >「ルートの予測のため長逗留とは期待しすぎでも、少しでも活動しやすい位置で防寒対策講じて待ちが妥当なせんだろう。山間部で敵に落ち合ったところで月匣に着くまで苦戦は必死だろうからな・・・どちらの意見も、単独では片手落ちという話だ」>翔真・響
>「多分それが、凛さんに電話をした理由だと思いますが・・・」>アドノレさん
『先生』 >「・・・・・・あたり(くす)」>アドノレ&響
>「やっぱり(苦笑)
アドノレ >「都市部を線で繋ぐような動きをしてるなら人を喰らうのが目的と断定だな。進行ルートも予測が楽になるのだが今までのルートは調べてあるのか?」
『先生』 >「あぁ、それなら・・・彼から貰った手がかりが役に立つかな(くす&第2の地図取り出し)こいつは、向こうの地図で・・・進路は、赤い線で記されている。」>アドノレ

アドノレと弓は地図を見て、簡単に気付く・・・
赤い線の示す『寒波』の通り道は、見事にシベリアの都市・集落部をヒットしていた。

>「ん〜〜わお!アドっちもなかなかやるもんだね!(テレ笑いで背中ぺちぺち)」(笑)
GM >そして、赤い線はウラジオストックを突きぬけ、破線となって日本方面に矢印が向かっているね。この事が意味するものといえば・・・このまま一気に日本直撃コース?(爆)
>「……………………………やはり…人…。…………プラーナの吸収が目的の…エミュレイター。………吹雪は移動型の大型月匣…」
>「そんなのあるの!?(唖然)」>弓
>「………………………月匣の見かけの大きさと中は全然違うのが常だし……ないとは言い切れない。」
>「もし、本当にそんな月匣があったら、大変な事態になっちゃうよ〜!!空中移動要塞だもん(あせあせ)」
>「…………(くす)……まだ、わからないけど。………隕石に比べればマシなほうでしょ………前回の船と大して変わらない。…空を飛んで勝てるなら、苦労はしない」
>「うぅ〜でも、近付くのも大変そうだよ?」
アドノレ >(俺様に無断で日本を狩場にするとはいい度胸だ)←悪役丸出し嫌笑ちう
>「それで・・・これ(寒波)を調べるのに、最適な位置にある集落があるんでしょう??」>凛さんの先生
『先生』 >「その通り(くす)・・・『寒波』の進路をみたところ、上陸予想地点は秋田県付近。でもって・・・そこにいる凛の実家が、その近くにあるって訳だ(苦笑)」
>「・・・・え〜!?(びっくり仰天)」
アドノレ >「つまり先生は凛のおつむを試す為に、そこまで話がまとまってるのに後ろから眺めてたわけだ(ぼそ)」
『先生』 >「そもそも、ロシアにもウィザードはいるはずなのだが・・・事実上それを蹴散らしてきたという事は、とんでもない大物かもしれないな・・・それだけに、あの巨大な寒波も当然ということか・・・。」
翔真 >「………そんなのを相手に戦力は俺達か……しかも背中には都市部のイノセントを始めとした住民の命も掛かってる、か…。」<それを蹴散らしてきた〜
>「………………………」
>「あうあう〜どうしよう〜(涙目おろおろ)」
>「大丈夫ですよ。何とかなりますから」凛さんの肩をポムって軽く叩こうかな(笑)>凛さん
>「う、うん!ボク、がんばるよ!(頷き)」>綾瀬
>「ボク達もついていますから(笑)」>凛さん
『先生』 >「こちらからも、可能な限り手を尽くしてみるさ・・・ただ、今考えられる限り、それ相応の実力と自由さを兼ね備えているのは君達だけだ。君達は過去にメタル=スレイブや魔王ヴィルトールを退けている。その実績を鑑みているのだけれどもね」>翔真
翔真 >「……(かぶりを振る)四の五の言っても始まらんか……。」>先生
アドノレ >「国外逃亡する予算なんぞない以上戦うしかないな」
>「…………………………(くす)……………ご両親に御挨拶しなきゃね(くすくす)」>翔真
アドノレ >「そいつは大仕事だな(笑)」<挨拶
翔真 >「…………どう言う意味かな、弓ちゃん…?(苦笑)」>弓
>「……………………(くすり)…さあ……深い意味はないけど…?…」
翔真 >「…………勘弁してくれ……(苦笑)」
アドノレ >「この人数だとトラックでも借りてきて、毛布持込荷台で丸くなるのが適当か」
『先生』 >「旅費が必要ならこっちで出すさ。事情が事情だからな・・・秋田新幹線の乗車券でも用意しておくか(くす)」
アドノレ >「な、なんという贅沢を。それでもスラムの住人か」>先生
『先生』 >「さぁて、ね(くす)」>アドノレ
アドノレ >「む、そんなに余裕かますと1人頭駅弁2つも追加要求するぞ」>先生
『先生』 >「あぁ、問題ないさ・・・なんならその分、君の名前で注文しておこうか?(くす)」>アドノレ
アドノレ >「・・・・まいりました」m(__)m>先生
『先生』 >「結構だ(笑)とりあえず凛、君の実家に渡りをつけてくれないか?少なくとも、情報を伝えるだけでも状況は変わってくると思うが(くす)」
>「うん!すぐかける!今、連絡するよ!!(慌てて立ち上がって電話に)」>先生
GM >しかし、凛・・・ここでふと思い出すけど、実家の隠れ里に電話などあっただろうか・・・(笑)
>「(受話器持って、ダイヤルしようとしたところで)あ〜!!!!」

…そう、隠れ里と言う事は『一般社会からは隠されている』という事。
電話がありなどしたら、そもそも隠れ里の意味がないのである!!(爆笑)

>「・・・・・電話、ない・・・・・・(泣きそう)」
アドノレ >毎月伝書鳩飛ばすとか(笑)<隠れ里
GM >でも、幸い凛は場所は知ってるから、直接行けば問題はないだろう(笑)
アドノレ >「住所はどこなのだ」>凛
>「住所は、山奥だよう!(大慌て混乱中)」(笑)>アドノレ
翔真 >「……飛ばして行くしか無さそうだな。」>凛
>「ボク、今から空飛んで知らせに行くよ!!(泣きそうになりながら月衣から箒取り出し)」>翔君
『先生』 >「こらこら、君は白昼堂々箒に乗っていくつもりかい(苦笑)」>凛
>「これだけ寒ければ大丈夫だよう!」>先生
>凛…重要な問題が1つある。GMが場面転換などでそう描写しない限り…箒って自転車より遅いのよ(大爆笑)
>ルールなんて嫌いだ!(笑)
GM >あはは〜(笑)だから箒レースの箒はバリバリにチューンされているのじゃ(笑)
>凛+箒+レース…ねこねこマシン猛レ…(ドキューーーン)
>ねこじゃない!(笑)>弓
アドノレ >もう一度<ぺしっ>っとチョップで突っ込み>凛
>「大丈夫だから、落ち着いて・・・」凛さんの頭をなでてみようかな(笑)>凛さん
>「あうぅ〜・・・・分かったよう(しょぼん)」>綾瀬&アドノレ
『先生』 >「まぁ、そういう訳だから・・・心配しないで行って来い(くす)」>凛
翔真 >「……確保できるなら急ごう、何時止まるか解った物ではないからな…。」
>「………………日本の交通機関は雪に弱いからね(苦笑)」
翔真 >「特に都市部で顕著だな(苦笑)」
『先生』 >「あぁ、そうそう…彼を同行させた方がいいかな…今回の件で、一番情報を知っている以上はね。とりあえず、起こしておくか…。」
GM >話を終わったところで、「先生」は・・・ベッドで寝ていた男を起こしに掛かるね。
>「んっ? えぇーと・・・ここは、どこかな・・・?」
翔真 >(先生の方を見やって)「……説明してやらんのか?」
『先生』 >「横須賀地区『夜会』の事務所だよ(くす)」>男
GM >男は、周囲を見渡して、きょとんとした顔つきをしている。筋肉質で身体が大きいだけあって・・・そういう挙動を取ると、なんか間抜けっぽく見える(笑)
>「はじめの一歩」のヴォルグさんを想像しておこう(爆)
翔真 >おお、カッコイイ(笑)<ヴォルグさん
>む〜いやにイメージが格好良くなった(笑)>ヴォルグ
アドノレ >目があったらぽーじんぐ<見渡して
>日本語通じるんですよね?>シベリアからの男
GM >言葉自体は・・・たどたどしいけど、なんとか通じるようだね(笑)
>「はい!寝覚めのコーヒー(にこにこ&手渡し)」>男
>「ネザメノコーヒー・・・? ああ、なんだか解らないけど貰うよ・・・(一口飲んで、鳩が鉄砲玉喰らったような顔)」
>「あっそうだ、身体大丈夫?(顔を覗き込み)」>男
>「え? …あぁ。僕なら大丈夫だよ。ちょっと、お腹がすいちゃってただけなんだ(苦笑)」>凛
>「そうなの?じゃあ、ちょっと軽食を作ってきてあげよう!(くすっ&ウィンク)」>男

凛は、さっそく台所で「軽食」を作り始める…。

>「ん〜やっぱりここは『稲荷寿司』だよね〜♪」(笑)
翔真 >「……お前の場合軽食も朝食も夕食も稲荷寿司の様だが…?(苦笑)」>凛
>「そんなことないよう!他にも色々作れるもん!(拗ね)」(笑)>翔君
>「イナリズシ・・・?(驚きとも困惑とも付かないような表情)」
翔真 >(先生に向かって)
GM >「先生」はわざとらしく遠い目をしている(笑)>翔真
翔真 >「……”油揚げ抜き“の料理である事を期待する…(苦笑)」>凛
>「いいよ!今度のお休みにご馳走してあげよう♪(自信満々)」(笑)>翔君
翔真 >「……楽しみにしていよう(ニヤリ)」
>「お待たせ〜はいっ、どうぞ〜召し上がれ(にこにこ)」>男
男 >「ああ、じゃあ貰おうかな・・・」
>「みんなも食べない?」
アドノレ >「愚問だな」と言って手を伸ばす<みんなも食べない
翔真 >「…コーヒーには著しく合わんな……まぁ、せっかくだから貰おう(嘆息)」
>「頂きます。あ、お茶を入れてきますね」
>私は食べないので…壁際でひまそーにしてよ
>いずれ、腹がはちきれるまで食べさしてやる〜(笑)>弓
>食べないもん〜。カプセルで十分(爆)
>カプセルに稲荷寿司詰めたる〜(笑)
>無理じゃっ(爆)
>大丈夫〜直径3cmのカプセルだから(笑)
>飲み込めんわっ!微妙に小さいぞ、しかも><
>入りそうな気もするけど(笑)

そんな2人の(PLの)会話をよそに、怪訝な顔で稲荷寿司を口にする男。
…無理もない、生まれて初めて食べるのだから(笑)

>「どお?美味しい?(ちょっと不安顔)」
>「なんだか・・・不思議な味だね。日本じゃこういう味が普通なのかい?」誰に向かってでもなく周囲に。
翔真 >「……好みは人それぞれだな(苦笑)」<不思議な味
GM >…などと言いつつ、どんどん寿司を喰ってしまうシベリアよりの大男・・・アドノレが手を伸ばす暇も有らばこそ、あっという間に皿は空っぽ(爆)
アドノレ >こ奴やるな
>「いやぁ、ここまでろくろく何も食べてなかったからね〜・・・川の水は美味しくないし、どうなるかと思ったよ。」
>「で、食べながらでいいから、どんなことがあったのかお話し、聞かせてくれるかな?(小首傾げ)」>男
翔真 >「細かい説明は任せる。こっちは準備に取りかかる、出発の時間など細かい所が決まったら連絡をくれ。」
>「そうだ、自己紹介がまだだったね・・・僕はピョートル。シベリアから来たよ」
>「ボクは凛だよ。よろしくね(強引に手を握ってブンブン握手)」(笑)>男
ピョートル >「そうかい。こちらこそよろしく(笑顔)」>凛
アドノレ >「俺様はアドノレだ」>ピョートル
>「申し遅れました。ボクは響です」>ピョートルさん
ピョートル >「うん、よろしく。そうだ、その話なんだけど…実は、日本のウィザードに助けを求めにと、あと注意をしにきたんだ。」
>「注意??」
>「どんなこと?(興味津々)」
翔真 >「………」(扉に向かいかけて立ち止まる)
ピョートル >「うん。僕の故郷で起きた事をね。それが、日本でも起きようとしているって・・・今、こっちの方で起きてる事なんだけど、あれはもともと『冬将軍』の力なんだ。」<注意
>「冬将軍?」
>「冬将軍って、あのナポレオンを壊滅させたやつかな??」
『先生』 >「そういえば、私も聞いたことがあるな・・・。」
>「確か歴史上に何度か登場していますよね・・・。ナポレオン軍の壊滅、第二次世界大戦中のモスクワ攻防戦とか・・・」
>「……………つまり、『神風』と似たような自然現象ね…」
>「そういえば・・・なんとなく記憶にある・・・・かも(誤魔化し笑い)」(笑)
アドノレ >「本来なら敵ではないように聞こえるのだが」
>「(ふぅ、と小さく溜息)………そうかもね。……神風だって、「元寇」というエミュレイターに対する結界か…ウィザードの働きだったっていう可能性もあるんだし…そういうこともあるかもね。」
ピョートル >「うん。実は、その『冬将軍』というのは…母なる大地が、自然の力で作り上げた『防壁』なんだ。」
翔真 >「むしろ”世界結界”による自浄作用の様に聞こえるな…。」
>「世界結界…というよりも、小規模な国の単位の結界かも、ね。………ま、どっちでもいいけど………」
ピョートル >「難しいことは解らないけど、『冬将軍』があるおかげで、ロシアの大地は侵略から守られてきたんだ。おかげで、普通の人にとっては住みにくくなっちゃったけどね」
『先生』 >「まあ、ぶっちゃけた話『神風』も『冬将軍』も・・・要するに、世界結界が作り出した力という事だろうさ」
>「へ〜そうなんだ・・・・で、それがなぜ今回の事態に?それだけ強力なエミュレーターが出現したの?」
ピョートル >「うん。その事なんだけどね…『冬将軍』の力を制御するために、昔の王様が作った伝説の秘宝を、盗んだヤツがいるって話なんだ」
翔真 >「………(嘆息)」
>「ということは・・・今回のは少し意味合いが違うというわけですか・・・」
アドノレ >「正面激突は勝ち目がないから犯人捜しに励むしかないな」
翔真 >「……それが賢明の様だ(肩をすくめる)」>アドノレ
>「誰が盗んだか犯人は分からないの?」
ピョートル >「犯人は・・・僕が知らされている限りでは、エミュレイターだよ。そいつは・・・その力を悪用して、僕の故郷を踏みにじった・・・」
>「ということは、敵は冬将軍の中心部にいると考えるのが、妥当かな・・・(苦笑)」
翔真 >「………(中心部を強襲、制圧…か?そんな簡単に行くとは思い難い…。)」
>「うぅ〜次はボクの故郷だよ!(拳を握り締め)」
ピョートル >「うん。日本は、人の数がシベリアよりも多いからね。とにかく僕は、その秘宝を取り戻して、出来れば日本への被害を食い止めるために、ここまでやって来たんだ。」
翔真 >「……だとすると今回の件、俺達には、少なくとも俺の手には負えん可能性が高い……むしろかなり厳しい…。」
アドノレ >「やはり美人の嘆願がないと気力が奮わんか」(笑)>翔真
翔真 >「そうで無いとは言わないが……どちらにしろ今回の一件はかなり厳しそうだからな……(嘆息)」
ピョートル >「ところで・・・僕の日本語、おかしいかな? 通信教育っていうので覚えたんだけど・・・」
>「うん、大丈夫だよ(にっこり)」
>「とくには、おかしくないですよ(苦笑)」
ピョートル >「よかった(安堵)でも、寒さのことなら大丈夫。こういう時のために、寒さから身を守ってくれる『聖像』を、受け取ってきてるんだ。」

ピョートルが取り出したのは、聖像(イコン)だった。
これは、ロシア正教では当たり前のように存在しているもの、
即ちホーリーシンボルのようなものと考えてもらえれば幸いである。

ピョートル >「エミュレイターの攻撃まではちょっと解らないけど、『冬将軍』の力だけによる寒さなら、この聖像が守ってくれるさ」
>「………幸いこちらには月衣があるし…使い捨てカイロでも入れていきましょう…(ふぅ)」
>「じゃあ、取り敢えずその『聖像』持って寒波の中心に向かおう!!(箒を月衣から取り出し)」即断即決即実行(笑)
アドノレ >「俺様にも戦友に習った耐寒用の必殺技があるぞ」>ピョートル
ピョートル >「・・・? どんな必殺技かな?(にこにこ)」>アドノレ
アドノレ >「ちょっと下がっておれ」
『先生』 >「おいおい、あんまり物騒なのはなしだぞ(でも目は笑ってる)」
アドノレ >本来なら手にしか懸からないヒートハンドを足に懸けて高熱を発する足でコサックダンスを踊ってみせる
ピョートル >「(素直に拍手)日本人でコサックダンスを踊れる人がいるなんてね・・・ほんと、驚異の国だね(笑顔)」
翔真 >「………(疲)」(笑)
>「こら〜アドっち!!先生の事務所、燃やす気か〜!!!(ぷんぷん&水をぶっかけ)」(笑)>アドノレ
アドノレ >「日本人に見えるのか?(じゅぅ〜)」
ピョートル >「(大真面目)・・・違うのかい?」>アドノレ
アドノレ >「みたまんまだということにしておこう」
ピョートル >「なるほどね(納得)」>アドノレ
『先生』 >「まあ、そのくらいじゃここは燃えはしないけどな(くす)」
>「もう!バカなことやってないで、早く行こうよ!(出口に向かう)」>アドノレ&みんな
>「…………………あのね……私達、貴方についてきたままだから…準備もできてないの。」>凛
>「あ・・・・・そうだった(///)じゃあ、1時間後に集合でどう?」
>「………………2時間…と言いたいけど……1時間30分でなんとかするわ……」
>「え〜じゃあ、1時間15分!」(笑)>弓
>「無理。じゃあね……。(すたすたすた、と)」
>「弓ちゃんのいけず〜!!」(笑)
アドノレ >そのうちの数十分は雑巾持って片づけにくわれるアドノレであった
ピョートル >「さて、問題はといえば・・・敵がこれまでにプラーナを吸って力をつけてきている事かな。どんなエミュレイターかは、こっちでもよく解っていないんだ」
『先生』 >「そうだな、急いだ方がいい・・・ほっといても、ヤツの方からこっちに来てくれそうな気もするけど、そうもいかないしね」
>「ルートが特定できたら、待ち伏せが一番効率的なんだけど・・・」
>「待ってなんかいたら、それだけ被害が大きくなっちゃうよ!」>綾瀬
『先生』 >「敵のルートなら・・・相手が相手だけに、うってつけのものがあるじゃないか(くす)」>響
アドノレ >「冬将軍はの秋の貴婦人を追いかけるとかいう歌があったな」
>「確かに・・・。確か・・・凛さんの実家が、一番進撃ルートに近かったっておっしゃっていましたよね。」>先生
『先生』 >「そういう事。加えて・・・我々には天気予報って言う便利なものもなかったかな?」>響
>「ありましたね(笑)」>天気予報
『先生』 >「つまり、相手が急に進路を変えても、ピグマリオンさえ持っていればなんとかなるという訳だ(くす)」
翔真 >「では、準備出来次第集合、出発……だな。」
>「さてと、ボクも澪に・・・・また怒られてこよう(苦笑)」
『先生』 >「じゃあ、こっちは人数分のチケットを予約しておくさ(くす&電話開始)」


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