【第6夜】
魔術師みちのくぶらり旅

〜葛葉 凛篇〜

<PART−12>



あたえられし、あらたなる力


凛が、次に目を覚ました時…既に可憐も響も、アドノレもいなかった。
彼女の傍らには、程よくあったまった酒瓶@半ば空っぽが1本…(笑)

>「うぅ〜逃げられた〜(えぐえぐ)でもいいも〜ん、いい気分〜(ほわわ〜ん&巨大温泉漂い中)」(笑)
GM >うむ、酔っ払ってイイ感じに出来上がってる最中だ…こんなところを翔真に見られたら…(笑)
>今の凛なら気にしないで、にこにこしながら手招き(笑)
GM >しょーまくんに食われる…!?(笑)
>きっと、この温泉には人類未踏地帯が(笑)
GM >ある…かもしれないし、ないかもしれない…どっちなんだ、どっちなんだろう(笑)<人類未踏
>さあ?いまだ発見されてない通路(もちろん温泉)があるかもです(笑)
GM >では…酔っ払い凛ちゃん、ここで知覚力ジャッジをどぞ!(笑)
>うん、酔っ払いだ(笑)>ファンブル<達成値0です!
GM >酔っ払ってたか…こう、あったまっているうちにフワフワと、浮遊しているような気分になってくる。そう…天にも昇るような気分とはこの事かもしれない。
>「ふぁ〜またちょっとだけ、眠っちゃおうかな〜(ほわわ〜ん)」
GM >前に進んでいるのか、それとも蛇行しているのか…とにかく、自分が漂っている事だけは理解できる(笑)
>光源はありますか?
GM >光源…光苔みたいなものがびっしりと密生しているような雰囲気だ。少なくとも…凛の知らない場所である事だけは間違いない、かも。
>ああ〜これで凛は地底人に?(笑)>知らない場所
GM >いや、地底人侵略シナリオにしたいのでしたら…止めません(笑)
>侵略するのか〜、なにかいいものあるかな?(笑)
GM >そのうち…もやもやと漂う意識の中で、何か…誘う声のようなものが聞こえてくるね。ちなみにその場合、侵略されるのは凛ちゃんです(笑)

「…きた…わが…・いよ、…・ちらへ、…た……」

>「あれれ〜?なんだか、声が聞こえる気がするかも〜(ほわわ〜ん&漂い)」
GM >聞こえてくる?のは…男性とも女性とも取れる、不思議な響きがこもった声だね。
>「ん〜よく聞こえないよ〜もっとはっきり言って〜(なんとなく声のする方に方向修正して)」
GM >そうすると…「ふわり」と、何か浮き上がるような錯覚を覚えるよ。
>「わぉ〜大胆〜(ほわわ〜ん&くすくす)」(笑)
GM >何か…暖かい光のような、毛皮のようなものに包まれて…どこかへと運ばれるような感じだね。
>「あれ?あれ?あれ?ボク、どこかに連れてかれちゃう?(ちょっとびっくり&慌てて身体を起こす)」

これぞ、シリーズ屈指のサービスシーン!?
…他に誰もいないので、今の凛がどういう状態になっているか不明なのが残念である!(笑)

GM >そして…今度は耳元で「やっと着いたようじゃな…」と、さっきの声が聞こえるね。
>「わっ!!誰?誰?(びっくり&きょろきょろ)」
GM >身体を起こすと…なぜか、不思議と視点が低い。いつもより…ずっと。更に、酒のせいか?身も軽くなっている、かもしれない。
>「ん?…・・ボクの背、縮んじゃった?(困惑)」
GM >ほろ酔い加減の視点をようやくの事で纏め上げると…辺りは、岩場のようで周囲にはいくつもの、鬼火のようなものが浮かんでいる。
>「(頭をぷるぷる振って)どこだろ、ここ?困ったな〜(酔いを覚ましながら&不安顔)」
GM >で、思わず手を見ると…銀色の獣の前足が見える。
>「………ん!?なにこれ?ボクの手はどうなったの?もしかして、まだ酔っ払ってる?(混乱)」
GM >ちなみに、前足を動かそうとしても…人の角度に曲がらないね(笑)でもって…岩場の一番高い場所に、シルエットとなって…何かがいる!
>「ね〜そこにいるのは誰〜?出て来てよう〜(不安で震えている声)」
>「よくぞ来た……わが末裔よ。待っていたぞ…」
>「え?え?え?ちょっと待ってよう〜なんのこと?(困惑)」
>「出羽人狐族の末裔にして、その血最も色濃く受け継ぎし者よ…」
>「末裔って、なんのこと?(声が聞こえたのでちょっと安心&小首傾げ)」
>「汝、我が身より壱千と数百年の時を経て、我が血を受け継ぐもの。故に、我が末裔なり。」
>「!!…狐族?…もしかして!!(改めて自分の姿を確認)」
GM >凛が自らの姿を見ると…その姿は、完全な狐…白銀の狐の姿となっているね。
>「わっ……狐になれてる〜!やっとボクも一人前だ!!(嬉&感無量)」
GM >ここで、その姿が明らかになるね。凛と同じ銀色の…しかし、九本の尾を備えた狐の姿が、今凛の目の前には現れている。
>「わぉ〜!!格好良い〜!!それに綺麗〜(うっとり)」>九本の尾を備えた狐の姿
>「遠き昔…我は地上の選ばれし民と約し、世の守りの力として異界の魔を払わんとす。その血…御門の力となりて今もなお残るも、時を経るに至りその力、おおいに衰えたり。」
>「もしかして、あなたって……ボクのご先祖様?(恐る恐る)」
>「左様。我が名は『葛葉』…汝と同じ道を、遠き世に歩みしものなり。」
>「えぇ〜本当に?!(びっくり仰天)「あの、その、始めまして!(神妙に会釈)」狐だけど(笑)
葛葉 >「案ぜずともよい…わが一族のこと、遠き果てより我は常に見守っていた。遠き世より、今に至るまで。」
>「見られてたの!?…あうぅ〜なにか怒られることしちゃったですか?(上目使いにおずおず)」(笑)
葛葉 >「その疑念、答えは否である…汝、その正しき血筋と正しき魂、そしておおいなる変革の機を受けしが故、その姿…我のものに近づいたり。」
>「え〜と……誉めてくれたのかな?(小首傾げ)」難しかったらしい(笑)
葛葉 >「しかるに…汝その姿を得し事は、一族において栄誉たる事なり。」
>「栄誉なのか〜えへへ(てれてれ)」(笑)
葛葉 >「左様。加えて汝、汝が故郷にして我等が魂の故郷たるこの地を、おおいなる魔より救いたり。それゆえ我、資格ありと認め、汝をこの地に招いた。」
>「故郷を守るのは当然だよ!ボクの大切なものだもん。他にも、たくさん大切なものあるけど、全部ボクが守ってみせるんだ!!(誇り高く顔を上げて)」
葛葉 >「(孫を見るような眼差しで見つめつつ)その意気やよし。これより先…汝、邪悪に屈せず己の信念を貫き、世のために尽くすならば…汝、より我に近いものとなろう。
>「なれるといいな〜(見惚れ中)」
葛葉 >「…(ふと、ここで表情が厳しくなり)…されど汝、己があり方を忘れ邪に与する事ありし時、その姿…相応しきものと成り果てぬ。その旨、ゆめゆめ心せよ…」
>「え〜と…・良いことをするとご先祖様みたいになれて、悪いことすると変な姿になっちゃうって…ことかな?(一生懸命解読)」(笑)
葛葉 >「左様…汝には時があり、力もまたある。そして…人と心を合わせた時、真の力は示されるであろう。」
>「うん!それはボク、すっごく分かります!(こくこく)」>みんなで力を〜
葛葉 >「うむ…なればその姿、その力、汝のものなり…そして、これは己が故郷を守り抜いた、ささやかな褒章なり。」
>「わ〜い、ありがとうございます〜!ご褒美か〜何かな?何かな〜?嬉しいな〜♪(わくわく)」
GM >葛葉の九本の尻尾が大きく揺れると…その姿から、何か光るものが現われて…凛の手元に降りてくるね。
>「なんだろ?(じ〜)」>光るもの
GM >それは…凛の今の身体の色と同じ、銀色の鈴だね。
>「鈴?(前足出して肉球キャッチ)」>鈴
葛葉 >「その鈴、代々の我が力と心を継ぎしものに与える証なり。魔の力襲うとき、汝の守りとならん。」
>「ありがとうございます〜!…この姿でも、効果あるんですか?(口に鈴の紐をくわえて)」紐ないかな?
葛葉 >「その心配なれば無用なり。もとより、我等がためのものである故に(頷く)」
GM >飾り紐が既についているので、そのまま携帯も可能だよ〜。能力はキャラシートの条項をを参照してみて〜。
>「んしょんしょ(なんとか紐を首に架けている)」(笑)うごっ…・危険なシロモノだ〜!!(驚)
葛葉 >「…もうひとつ、先の言葉につき、少しばかり閃きを授けるとしよう。」

「心合わせるべき者を選び…その者に導きを与えよ。
また、その者の導きを、あるがままに受け入れよ。
されど、その者を選ぶなれば心するべし。」

>「えっ…・・誰か一人を選ぶの?…それって、もしかして(///&どきどき)」(笑)
GM >葛葉は肯定も否定もせず、ただ凛を見守っているのみだね…(笑)
葛葉 >「さて、そろそろ汝を送り出さねばならぬ…汝が守るべき地に、戻らねばなるまい」
>「帰り道、教えてくれるんですか?(安堵の微笑み)」
葛葉 >「我、目的ありて汝をこの地に招いた。故に我、汝のあるべき場所に送り届けるはたやすき事」
>「よろしくお願いしま〜す(ぺこり)」
GM >すると…周囲に、凄まじい湯気が立ち昇るね。それで、一瞬視界が遮られてしまう。
>「わぉ!!(びっくり)」
GM >そして…再び視界が明けると、そこは…地下大温泉にいくつかある穴倉の、壁の前だね。
>「あっ、知ってる場所に着いてる〜(安堵)」>壁の前<「ご先祖様、どうもありがとう〜(感謝)」ところで、格好は?(笑)
GM >あ、姿は元に戻っているけど…なんだかいつもと違う力を感じるね。
>いえ、バスタオルは?(笑)>格好
GM >あぁ、温泉に入ったときの格好のまま(笑)ただ、一升瓶はどっかに消えているようだ…その代わり、「ちりん」と音がする…葛葉から拝領した鈴だね。
>お供え?(笑)
GM >ついでに…近くに、人の気配があったりする(笑)
翔真 >(やや遠くから)「……誰か居るのか?」(笑)
>「!!(慌てて自分の格好を確かめ&きょろきょろ)」>人の気配
GM >さて問題! 近くにいるのはしょーまくんか、それともそらりんか!?(笑)
>二人でいたのか!・・・不潔〜!!(笑)
GM >いや、ずっと前からいたそらりんはともかく・・・しょーまくんは凛がいない間に入ってきたんじゃなかろうか(笑)
>「そこにいるのは誰〜?ボクは凛だよ〜(バスタオルを片手で押さえて)」
翔真 >「凛?………気のせいか…。」(笑)
そら >「・・・はい・・・」
>「ん?・・・そらちゃんかな?」
翔真 >まぁ普通そうでしょう(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・凛さん、また・・・あえました、ね(にこ)」
>「うん!・・・まあ、ここはボクの里の大温泉だしね(くすくす)」
そら >「温泉・・・前に、行きました・・・ね」
>「そういえば、そうだね〜(思い出し中)」
そら >「あのときは・・・弓さんが、いっしょ・・・でした、ね」<以前の温泉
>「あうぅ〜・・・弓ちゃんか〜はぁ〜(溜息)」
そら >「だいじょうぶ・・・(にこ)」
>「…ところで、翔君の声も聞こえた気がするんだけど?(きょろきょろ)」
【そら】 >「行って・・・みます、か・・・?」
>「え〜ちょっと恥ずかしいな〜・・・・・でも、行ってみよっか♪(くすくす)」
そら >「はい・・・(にこ)」そして翔真さんの方に近づいていきます。
>「こっちかな?(じゃばじゃば)」
翔真 >(湯気の向こうから)「……誰だ?」(笑)
GM >問いかける翔真の目の前に・・・湯煙に包まれた何者かが姿を現す・・・!!
翔真 >「温泉で泳ぐ奴……まさか本当に凛…?」
>「ここら辺、みたいだけど・・・・翔君〜いるなら大人しく出てこ〜い!(くすくす)」
GM >そして・・・翔真の目の前の湯煙から現われたもの、それは・・・!!
そら >「翔真さん・・・また、あえました・・・ね(にこ)」
>「翔君、キミは完全に包囲されている〜大人しく投降しろ〜(くすくす&じゃばじゃば)」(笑)
翔真 >「……本当に出てきても良いのか?全く…(苦笑)」
>「うきゃ〜!!本当にいた!!(思わず温泉にしゃがみ込み)」(笑)>翔君
翔真 >「俺は時間をずらして入ってきたはずだ、まさかまだいるとは思わなかったぞ…!」>凛
GM >ちなみにしょーまくん、今そらりんと真正面ですが・・・ちなみに、バスタオルなんて気の利いたものをあいつが持ってる道理がない〜(笑)
翔真 >「!(180度転回)す、済まんっ……不可効力だ(汗)」>そら
そら >「・・・・・・・・・・・・?(にっこり&きょとん)」>翔真さん
翔真 >「凛っ……そらを何とかしてくれ(汗)」>凛
>「うわ〜そらちゃん!見えてる見えてる!!!(手を引っ張って)」(笑)
そら >「・・・・・・わたしが・・・なにを・・・?(困惑)」
翔真 >「とにかく浸かれ、そのままだと体を冷やす…(汗)」
そら >「わたしは・・・どちらでも、構わない・・・のです、が・・・」
>「え〜とね、ボクはご先祖様に会ってきたから、まだ入っているんだよ〜(///)」>翔君
そら >「ご先祖・・・様・・・?(きょとん&振り向き)」
>「うん、これ今回の事件解決のご褒美って、貰ったんだよん♪(首に架けている鈴を見せ)」
そら >「そう・・・ですか、よい・・・鈴です、ね(にこ)」
翔真 >「……どう言う理屈の転回になっているのか今一つ掴めんが…とにかく離れろ(汗)」>凛
>「ええ〜せっかくだし、みんなで入ろうよう〜(///&くすくす)」>離れろ
翔真 >「…………襲うぞ?(ニヤリ)」>凛
>「あうぅ〜こんな所じゃダメ〜!!!(///&ぷいっ)」(笑)>翔君
そら >「襲う・・・エミュレイター、ですか・・・?(警戒&左右見回す)」
翔真 >「(苦笑)…………違う、冗談だ。」>そら
そら >「冗談・・・?(きょとん)」
翔真 >「あぁ、だから気にしなくて良い(苦笑)……それと凛、あまり誤解を買うような事を言うな(苦笑)」
>「・・・え?いや、別に他の場所ならいいっていうわけじゃないからね!誤解しちゃダメだよ!!(///&しどろもどろ)」(笑)>翔君
翔真 >「了解した……俺は上がるから出るまでそこを動くなよ」>凛
>「でも、その・・・・翔君がどうしてもって言うなら・・・・(///&ごにょごにょごにょ)」(笑)
翔真 >「……何か言ったか?」
>「な、なんでもないよ!(///&慌ててぷるぷるぷる)」>翔君
翔真 >「………弓ちゃんの台詞じゃないが……そう言う台詞は本命に言ってやれ、良く選んだ相手にな……(フッ)」>凛
>「むぅ〜・・・・・(睨み)」
そら >「・・・・・・・?(にこ)」2人のやり取りを見ながら。
翔真 >「個人的な理由だ、気にする必要は無い。」あくまで冷静に(笑)>そら
>「まあ、この話は置いておいて、3人でゆっくり温泉を楽しもうよ〜ほら、翔君もこっち向いて!そらちゃん、ちゃんと温泉に浸かっているから大丈夫だよ〜(くすくす)」>翔君
そら >「なぜ・・・座らせます・・・か?」>凛さん
>「そらちゃんがタオルを持ってないからだよう!(困り顔)」
そら >「そうなの・・・ですか。タオルを・・・持っていないと、いけないの・・・ですね」
>「ここ、一応混浴だけど、やっぱりね〜(頷き)」>そら
そら >「よく、わかりません・・・が、わかり・・・ました(にこ)」
翔真 >「一人でゆっくり入る……済まんな。」そして速やかに上がります。後ろ髪引かれまくりですが(笑)
>「そっか〜・・・残念だな〜こんな機会、もうないかもしれないのに・・・(寂しそうに)」>翔君
翔真 >「………………解った、全く……子供じゃあるまいに…(苦笑)」>凛
>「(隣まで泳いで行って)わ〜い、ありがと翔君♪えへへへへ〜(嬉&///)」(笑)>翔君
翔真 >恐らく目算でサイズを測るに違いない翔真(爆)

そして、彼らは温泉での、心休まるひと時を過ごす。
見事なボディを誇る少女2人に囲まれて、表面上は苦笑しつつも実はまんざらでもない翔真であった…(笑)


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