【第6夜】
魔術師みちのくぶらり旅
〜葛葉 凛篇〜
<PART−13>
別離、そして…
さて。「冬将軍」を退け、なお1日を隠れ里に滞在して、
旅と戦いの疲れを癒した一行は、
凛の実家の一同に見送られ、横須賀へと戻るべく里を後にする…。
凛 >「それじゃあ帰るね〜!また、近いうちに帰郷するからね〜バイバイ〜(手を振り振り)」>家族
雅 >「そうかい、そうかい…また、寂しくなるねぇ…。」
響 >うしろで、「はやくまごのかおが〜」とか言われてそうだね(笑)>見送り
凛 >「ごめんね〜おばあちゃん。また、必ず帰って来るから(すまなそうに)」
雅 >「なんの。お前も、くれぐれも風邪などひかぬようにの。都会の空気は、ここよりずっと汚いというからの。」
剛 >「戻りたくなったら、いつでも戻ってくるのだぞ…出来れば、その時には孫の顔も見たいところだが(笑)」
凛 >「もう〜!お父さん、何言ってるんだよう!(///&ぷくぅ〜)」(笑)
剛 >「まだまだ贅沢な望みという事かね…ふむ(苦笑)」
雅 >「お前さんも、よかったらまたいらっしゃい。今度は別の料理を教えて差し上げようぞい(笑)」>可憐
可憐 >「ぜひともお願いします」>雅さん
GM >ちなみに【そら】は、既にいずこともなく姿を消している…いつものように(笑)
凛 >凛はどんな顔してればいいんだろう?(笑)>あの後
翔真 >お好きにどうぞ(笑)翔真は何時もと代わり無いですから。
凛 >翔君の顔をポーっと見惚れて、目が合ったらポッて赤くなって視線を逸らすとか(笑)
翔真 >苦笑するのみ^^;
アドノレ >弁当4人前(笑)
翔真 >食い貯めですかい(笑)
アドノレ >先生との契約でちゃんと4人前請求してたのと思ったが(笑)
可憐 >「ところで、響さんは澪さんにお土産を買わなくても宜しいのですか。 私は買いましたが(笑)。 心配してましたよ澪さん」
響 >「あ、まって〜。今買うから…。ところで、お土産に良いのって何かあるかな??」>凛さん、可憐さん
GM
>ここで購入できるのは…山菜とか川魚の干物とか、地方色ならびに民族色豊かなものばかりだね、さすがに(笑)
アドノレ >土産に関しては皆の前に目に付かぬところで入手してたとする
響 >1万v.申請です。いろいろ迷いながら、お土産を買っておこう。
翔真 >師匠に土産買っておきます。地酒の一本でも(笑)7000v.かな(笑)
凛 >先生と夜会のみんなに買っていこう〜♪
可憐 >5千申告ですわ
響 >では、山菜と、民芸品を中心にお土産を買っておこう。澪と部活のみんなにも(笑)
アドノレ >あちこちのコネとか孤児院とかetc…
翔真 >では地方の幸を少し買って帰りましょう(笑)
凛 >コネが多いほど出費が?(笑)
アドノレ >げふっ
弓 >アドノレ、大変だね(笑)
アドノレ >ご近所に愛される魔王として必要経費(笑)
かくして、それぞれに土産物を買い集めた一同は、
出羽獣人の隠れ里を離れて…到着時に降り立った、地元の駅に到着する。
ピョートル >「さて、ここでお別れだ…僕はロシアに帰って、事の次第を報告する事にするよ。」
凛 >「ピョ−さんともお別れか〜寂しいな〜お世話になりました!(ぺこん)」>ピョートル
翔真 >「世話になった(フッ)。」>ピョートル
響 >「また、お会いできると良いですね」>ピョートルさん
ピョートル >「いいや、僕は何もしていないさ…わが国の不始末を何とかしてくれた、君たち日本のウィザードのお手柄なんだから(笑顔)」
アドノレ >「俺様の大活躍をキッチリ報告するのだぞ」(笑)
ピョートル >「うん。とにかく今回の件については、騎士団の方からささやかなお礼が来るはずだよ…僕が、そうするように話しておいたから」
凛 >「ロシアに行くようなことがあったら、案内してね!(にこにこ)」>ピョートル
ピョートル >「今度、暑くなったら是非シベリアにおいで。僕はトボリスクって街に住んでるんだ…案内するよ(笑顔)」
アドノレ >凛の台詞に、夜逃げ候補地にロシアを追加しようと思うアドノレであった
凛 >「うん!約束だからね♪(嬉)」>夜逃げ候補地(笑)
ピョートル >「それじゃあ、みんな…本当にありがとう。いつか必ず、また会おう!!」
可憐 >「お疲れさまでした。 お気をつけて」
ピョートルと一同は、この駅からそれぞれ、違う方面の列車に乗っていくことになる。
さながら、有名な鉄道もの映画のワンシーンよろしく…そして、懐かしの我が家へ到着!。
凛 >「ふぅ〜やっと、到着〜!!」
アドノレ >駅に着くと同時に何かに気付くアドノレ。即座に逃走を始めて6話終了(結局掴まり借金返済)
響 >ボクは家に帰って…やっぱり澪に怒られる(笑)
その頃、横須賀に帰還した弓は…いつものように、戦後のメンテナンスを受けた後、呼び出しを受ける。
今回はいわば無断出撃であり、それに対する浦戸からの叱責は、容易に予想できた…。
弓 >「…………………………」
GM >呼び出しを受けていくと…そこには浦戸の他、ドクターと「S」がいたりする。
弓 >おお、丁度よかった(爆)願ってもない(^^)「……………………何でしょう?………」
浦戸 >「ああ…実はドクターの方から、ひとつ腑に落ちん話が出ていてな。俺は報告を必要としている」
弓 >「……………………?………全ての報告は完了しているはずですが……?」
ドクター >「いえ…戦闘報告ではありません。」静かに首を横に振る。
弓 >「……………………………………?」
ドクター >「あなたの【右腕】の構造…今回のメンテナンスで、明らかに異常な状態が確認されているのですよ。」
弓 >「………………………………以前報告した違和感は……まだ少しあります。……でも……それ以外は……思い当たりません……」
ドクター >「ええ。実は…ブースターなどの内部機構が、丸ごと『右腕』本体に取り込まれていたのです。それに、装着した記録がないスタビライザーらしきパーツまで、出現しているのですよ」
弓 >「……………………………?……………つまり……換装できない、と?」
ドクター >「違います…つまり、それらの装備が…あなたの『右腕』の一部になっていたという事なのですよ。」つまり機能として追加されたのです(爆)
弓 >「…………………………………………」おお、らっきー………?
アドノレ >右腕が部品食った(笑)
凛 >弓の体重が増えた(笑)
アドノレ >そうともいうなぁ(笑)<体重
翔真 >………エル●ナイトみたいになって来ましたねぇ……(苦笑)
アドノレ >実はソレ好きなんです
翔真 >解る人が居ようとはっ!(驚&喜)
『S』 >「そして…前回の出撃で確認された、設計外の大出力…今回も、推進バイパス関連でみられたそうだ。」
弓 >「……………………………もともと、ブラックボックスが多い機体と聞いています……。……私は……ドクターのような専門家ではありませんから…」
ドクター >「知っています。しかし、運用中に異常な事態が起こった契機というものが、なかったはずはないでしょう?」
弓 >「…………………………(思案して)…………具体的に仰ってください…」
ドクター >「では、単刀直入に問います。この異常な事態の原因は何ですか? 我々は、社として知らねばなりません」
『S』 >「これは社命と認識してもらおう…」>弓
弓 >「……………………専門家のあなたに判らないことが、私に判るはずがありません………、…私の興味はただ1つ………これで、どの程度私の戦闘能力と、限界値が上昇したのか、です……」つーか、モニターしてたやろ、お前らっ(爆)
翔真 >555の様にサテライトリンクで(違)
ドクター >「そうでしょうか? データによると…ジェネレーター内のブラックボックスが、何らかの外的要因により設計外のポテンシャルを引き出したという結論が出ています。私たちが知りたいのは、その外的要因なのです。」
弓 >「……………それなら、1つ心当たりがある……。…………任務上接触したウィザードの1人に付与魔法らしきものを受けた……それだけ……」いま拗ねてるところなので、仲間とは表現しない(爆)
ドクター >「ウィザードに、付与魔法ね…(思案顔)…まあ、よいでしょう」>弓
ちなみに、具体的には…弓の身体への『右腕』の同化が進み、重量1減少。
更にオプションパーツがすべて『右腕』に取り込まれ、
更にスロット消費なしでスタビライザーが加算されている状態なのだ(笑)
弓 >スタビライザーは嬉しいけど…重量は?
GM >同化したオプションパーツには、もはや重量は適用されません(爆)
弓 >「…………………魔法か能力は私では判別がつかない。……特性から魔法と判断した。……」うーみゅ、すばらしい
可憐 >弓の体重が減った(笑)(レベルアップ調で)
ドクター >「では…(「S」に顔を向け、何かを了解した風に)」>弓
弓 >「……………確かに、あの時………私も出力に驚いた………」
『S』 >「…リリス、新しい任務だ。そのウィザードについての調査と報告を命令する…よろしいか、浦戸課長?」
浦戸 >「確かに俺はこいつ(リリス=弓)の上役だが…こいつは今、あんた達に出向の身だ…任せる」
弓 >「…………………任務了解…………では……私もドクターに確認したい……」
ドクター >「構いません…。」
弓 >「…………右腕の能力はどれくらい上昇してる……?………限界値は……?」
ドクター >「スキャニングの結果、件の異常はフレーム構造にまで影響を及ぼしていて、各モードへの可変速度が向上しています。前回計測比+146%…といったところですね。」
弓 >「……………………………なら、問題ない……。………ドクター………『私』を………さらに強化して欲しい………その数値なら、問題ないはずだ………」
ドクター >「そう言うと思っていました…既に調整は限界まで達していますが、『右腕』そのもののポテンシャルはまだまだ底が知れませんからね。リスクは大きいですが、やってみましょう」
弓 >「………………………(こくり)……………構わない。………新薬でもなんでも使えばいい…………」
ドクター >「わかりました。丁度禍殷に、中東へ向かわせた折に使用したのと同じものがあります。再調整して使うようにしましょう。」
弓 >「……………………ええ………(くす、くす…)…………これで………」
GM
>『S』が「いいのか…?」と言わんばかりに、ドクターに向かってサングラスの奥の視線を向けているのだけど、弓はもう気付いてなかったりして(笑)
弓 >うう、次回きっと凛や翔真におこられるんだろうな(笑)
凛 >怒らないよ〜泣くかもしれないけど(笑)
翔真 >覚悟していたまへ……なんてね(爆)
弓が退室した後、『S』がドクターに話し出す。
『S』 >「いいのか…最新のレポートによれば、リリスの改造は、既に限度に達している。今度はデータを取る以前に、致命的結果となるかもしれんぞ」
ドクター >「分かってます。例の過大出力による物理面の損耗ばかりか、最近は特にメンタル面の損耗が激しいようで…簡単に見てもやはり『右腕』の影響によるとしか考えられません」
浦戸 >「…それは、リリスが近日中に稼動不能となるという事を意味するか…?」
『S』 >「いや…そうとも言い切れんが、最悪の事態には備えねばならん。我等の試みはもう三度目だからな…」
ドクター >「ディメンジョン=ガジェット…プロジェクト=デミウルゴス…そしてディー=アームズ…歴史は繰り返すのでしょうかね…」
浦戸 >「感傷は慎むがいい、ドクター。いずれにせよ『連中』に出し抜かれるのは極力避けたい…例のアンダーブルームの件もある事だからな」
『S』 >「あれは面目なかった…調査してみたが、どうも別チームの独断によるもののようだ」
浦戸 >「アンブラ特有の体質か…いや忘れてくれ」
『S』 >「いずれにせよ、その件は早急に洗い出す所存だ。最悪の事態に直面した際、リリスが使い物にならなくなってからでは遅すぎるからな」
浦戸 >「当たり前だ…それと、リリスの話にあった例のウィザードの件も洗い出せ。必要になるかもしれん」
『S』 >「委細承知した…」
弓にまつわる3人の人物は、そのあやしげな会話を終えた。
果たしてこの先、これがこの物語に、そして弓に影響していくか…
…それは、いずれ語られる事だろう…そう、否応なしに。
◆ ◆ ◆
かくして、ロシアで猛威を振るったエミュレイターと横須賀のウィザード達の死闘は、
ウィザード達の勝利に終わり、凛の故郷…出羽獣人の隠れ里は無事に守られた。
だが…事態はなお、静かに、そして目に見えないところで動き出している…
翔真の「大鋼」凛の「獣化」そして弓の「右腕」…次々と促される、ウィザード達の「進化」。
絶滅社とアンブラは、その弓にまつわり、いったい何をしようとしているのか。
謎の「カーオス公爵」は、そして彼がウィザード達に伝えた「プロジェクト=デミウルゴス」なる言葉…
この一件に、どのように関わってくるのか。
そして…宿命と策謀が交錯する中、翔真が見出してゆく「秘密」とは!?
【第6夜:了】
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