【第8夜】
戦士達、西へ

〜アドノレ篇〜

<PART−02>



旅立ちの前に・その2


その頃…絶滅社・横須賀支店。
ここの『ドクター』は、アンブラから出向してきた支店の最高技術者であり、
弓の『右腕』をはじめとして、社に所属する強化人間・人造人間のメンテナンスを担当している。
最近はメンテナンスもそこそこに、ラボラトリーに閉じこもって何かの研究を続けているようだが、
それが何なのかは今のところ、弓には皆目見当が付かない。
そしてこの度、そのドクターが、アンブラ本社に向かうという。
どうやら、社内で重要な会議があるらしい…

GM >という訳で、弓は・・・浦戸から、その辞令を受け取ったところだね。
>「……………………………了解………」 楽でいいな、強化人間のオープニングって(笑)
>これで今回のエピソードの出番終了で、あとはまた延々とベッドシーン?(笑)>弓
>ベッドシーンは前回の終了時から今回の開始時までに終わってるの(笑)
GM >で、弓はその席で『ドクター』に会うのだけど・・・なんだか、本当に久しぶりになってしまっているね。
>「………………………ドク……お久しぶりです……。………」
ドクター >「久しぶり、ですね・・・リリス。今回の仕事・・・私たちにとっては重要な仕事になります。よろしく頼みますよ。」しかし・・・妙にやつれて見える。
>じゃあちょっと、微かにむ〜〜〜っとすねた顔しましょう。「……………………ドク……無理、してる?……」
ドクター >「ええ・・・このところ、重要な研究に日夜没頭しておりまして。おかげで、本来最優先すべきあなたのメンテナンスが、延び延びになってしまいましたね。」
>「…………(こくり)………この前は、メンテ中に居眠りしてた……(ぷー)……………重要なら、仕方ない……(こくん)」
>うぅ〜凛に接する時と態度が違う;;(笑)>弓
翔真 >……イカン、今回の弓ちゃん……微妙に萌える(爆)
>まー、親みたいなもんだし(笑)
ドクター >「すみませんね・・・しかし、問題はもうじき解決します。そのための物品を、今回本社に移送して・・・量産化の手続きを取るつもり、ですから」
>「…………その護衛が私……?………了解…………」
ドクター >「あなたが日本を空けている間は禍殷が代わるから、心配はしないでくださいね。」
>「…………………その心配はしていない…………(ふるふる)」
ドクター >「まあ、そうですね(苦笑)」
>「………(しばらく考えて)…………じゃあ……少し、パーツの組み変えをした方がいいかもしれない…………」
ドクター >「そうですね・・・折角海外の、お偉いさんのところへ行くのですから、装備を刷新していきましょう」
>「……………(ふるふる)……そうじゃない………増設するのは、固定用サブアーム(タンデムシート相当だとおもいねぇ(笑))……………。…………こういう場合の飛行機って、落ちるから…(くすくす)」
ドクター >「そうですね・・・万一の用心はしておくに越した事はありません。それに、こちらの荷物は・・・ふたつあるのですから」
>「……………………(こくり)……じゃあ、調整してくる………ドクは、休んでて………。……これくらいなら、他の人でもできる……………」
ドクター >「すみませんね・・・ただ、別口の輸送物件も片付けないといけませんので、それから休む事にしますよ(くす)」
>ぐう、しまった。何か外さないとタンデムシート乗せられない(笑)
ドクター >「あと少しだから・・・頑張ってくださいね・・・」>弓

その頃…横須賀ニュータウンにある、翔真の自宅。
ここを訪れる友人の中でも、若葉は特にその来訪頻度が高い方である。
というのは、翔真に舞い込んでくる学園絡みの依頼はほとんど、
生徒会や風紀委に通じる若葉を経由しての事が多くなってきたからである。
もちろん、それとは関係無く、彼女の言う「特訓」に付き合わされたりする事もあったりするのだが。
そして、今日も彼女がやってくる…

若葉 >「どもーっ!翔真先輩♪」
翔真 >「……相変わらず元気そうだな(フッ)」>若葉嬢
若葉 >「先輩こそ♪ところで・・・今日はちょっと、お話しがあるんですよ〜★」
翔真 >「……今日は何だ?」
若葉 >「あはは〜、実はですねー・・・学園の先生達の方で、今度の修学旅行の引率が足りなくなっちゃったっていうんで、代用の引率を集めてるそうなんですよ〜(^−^)」
>まさか・・・澪も代用で引率の教員になるのだろうか・・・
GM >こらこら、澪は生徒だぞ(笑)
翔真 >「……まさか俺にその代用の引率を引き受けろ、と?」
若葉 >「そりゃあもう! っていうか…私とか凛せ…ちゃんが行くのに、翔真先輩が行かれないっていうのは、なんとなーくイヤでしょ?(笑)」
翔真 >「知っている一同の世話を纏めて押し付けられそうだが(苦笑)……行き先は何所なんだ?」
若葉 >「アメリカは東海岸! ニューヨークから、マイアミビーチまでだーっと1週間だって♪」
翔真 >「(ピク)……あの学園、何所にそんな金が有るんだか……なるほど、面白そうだ。その話、受けよう(ニヤリ)」
若葉 >「んー? 今一瞬顔が変わったような・・・?(じーっ)」
翔真 >「………気のせいだ(フッ)……手続きの方をしてくる、何所に行けば良いか教えてくれ。」
若葉 >「あ、私に了解とってくれた時点でおっけーですから★こー見えても私、生徒会とか先生方にいろいろ任されてるんですよ♪」
翔真 >「そうか、なら宜しく頼む。世話を掛けるな(苦笑)」
若葉 >「任せてください!!(^−^)」
翔真 >「もう1つ頼みたい……皆には、黙っておいてくれ(ニヤリ)」
若葉 >「・・・へ、なんでです?(^−^;」
翔真 >「………その方が面白そうだろ?(邪笑)」
若葉 >「私はしらないぞーっ(顔は笑ってる)」
翔真 >「…構わん(笑)。」
若葉 >「んー、わかりました! って訳で・・・あともーひとつ。ちょっと、私に付き合ってくれます?・・・っていうか、いつものですけど(笑)」
翔真 >「?……あぁ、解った。」
若葉 >「あははっ、そう言うと思った(笑)それじゃあ、善は急げってね★」

そしてその頃。毎日バイトに明け暮れるアドノレに、玉大人がまたぞろ依頼を持ちかけてくる…
それは、得意先の依頼による「とある物品」を、アメリカの取引先へと送る事。
物品の中身は、得意先の意向で明らかにはされていないものの、
先方ですべての手はずは整えられているという。
そういえば、学園の修学旅行の行き先は都合のよいことに、同じアメリカ。
報酬額も魅力的であり、とりあえずアドノレから見て、断る動機はなさそうに見えた…。

玉大人 >「今回の依頼先は、うちにとっても上得意アルね。まあ、アドノレ大人だったら大丈夫だと思うアルが・・・」
アドノレ >「ちゃんと怪しい中国人の真似をするから心配ないぞ」(人民服+サングラス着用中)
玉大人 >「とりあえずの手はずは整えてるのことアルから、衣装は特に自由アルよ。」
アドノレ >「個人的に政府関係者とは顔を会わせたくないのだが、その辺は大丈夫か?」
玉大人 >「政府関係者はいない・・・はずだから、心配はいらないと思うアル。」
アドノレ >「後は特別な注意点と・・・そうそう大事な事を忘れておった。土産は何がいい(笑)」
玉大人
>「そうアルね・・・データは0−Phoneに送るとして、今回の積荷はとてもデリケートらしいから気をつけるのことアル。あと、土産は・・・ファラオ仮面などがよさそうアルね(笑)」

アドノレ >「心得た(笑)」
玉大人 >「報酬は・・・今回の依頼者から、70万v.出してくれると言う話が出てるのことアル」
アドノレ >「中身は秘密として、依頼人の名は聞いてもかまわんか?」
玉大人 >「うーん・・・・・・(しばし考え)・・・・・・まぁ、アドノレ大人ほどのお人なら、間違いはないだろうから教えるの事アル。」

「今回の依頼主は・・・アンブラ、アルよ。
どうも重要なものを運ぶようで、こっちに話が回ってきたアル。」

アドノレ >「中身が危険物という事がよく判った。安全策が練れるか気にかけておこう」<アンブラ
玉大人 >「よろしく頼むのことアルね〜。それと・・・何か必要なものがあったら、言ってもらえると助かるのことね。」
アドノレ >「謎の中国人変装セット(大真面目)」
玉大人 >「アイヤー・・・古代エヂプト人セットではまからないアルか?」>アドノレ
アドノレ >「古代エジプト人は語尾をナニにすれば良いかわからんアル(笑)」
玉大人 >「適当にヒエログリフでも口から垂れ流せば、何とかなるのことアルよ(笑)」
アドノレ >「現地での顔役か何かが居れば紹介して貰えるといろいろと手間が省けると思う。ついでに相手の好物でもわかればなお良い」
玉大人 >「向こうの取引相手は・・・『S』とかいうアンブラのエージェントアルね。好みまでは、ちょっとわからないアルよ。」
アドノレ >「いや、アンブラを通さずに何か入手したくなった場合の保険だ」(小声)
玉大人 >「そうアルねー・・・それと、これは内密の情報アルが、アメリカではトリニティに注意するのことね。」
アドノレ >「怖いのは表の動きか、裏の動きか?」
玉大人 >「向こうはアンブラのお膝元で、なおかつトリニティにとっても同じアル。それこそ、いろいろな事態が有り得るのことね。だから、そのための高報酬アル。私も大人を信頼して、この仕事を回したのことね。」
アドノレ >「どっちも危険とはまたありがたい事だ(嘆息)初めから俺様が預かるとゆう手は使えんのか」
玉大人 >「それはさすがに無理アルね〜。で、問題の物品は、臥龍学園の修学旅行の備品に紛れ込ませておく事になっているのことね。」

さて、買い物中の凛たちはどうなったのだろうか…?

>…そろそろ、お買い物も終了かな?
GM >だね〜。みんながかしましく会話している間に、道郎がいろいろとそろえてくれたみたいだ(笑)>凛
>らじゃじゃ〜(笑)「道郎君、ありがと!じゃあ、そろそろ帰ろうか?」
道郎 >「僕はあらかた必要なものは買ったけど・・・みんなは?」
可憐 >「私は家に必要なものがあるので大丈夫ですわ」
>「ボクは道朗君に揃えて貰ったから大丈夫♪」決定(笑)
道郎 >「凛ちゃん、ほとんど自分じゃ何も買ってないかっ(笑)」
>「そこはそれ『キミの物はボクの物、ボクの物はボクの物』という格言が(くすくす)」(笑)
道郎 >「ジャイアニズム・・・(^^;;;」
>「最低限の物だけ買って、後は現地でそろえるよ〜。ボクと澪は言葉判るし(笑)」
>キングスイングリッシュ喋ってケンカ売られないようにね(爆)
可憐 >私も売られるのかしら<ケンカ(笑)
>否定できん(笑)
GM >でもって、翔真はその日の夜には、学園からのメールで、詳しい日程などを知らされるね。
翔真 >了解です、パスポートの更新(?)とかにも行ったのだろうな(笑)


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