【第8夜】
戦士達、西へ
〜アドノレ篇〜
<PART−11>
『ゲンザイ』と15年の因縁
あれから・・・【そら】は微動だにせず、まるで変化がないように見えた・・・。
弓 >では、アドノレがとってくれた部屋で、ベッドの上に…そらを寝かせて、その横に添い寝するように抱きしめてる〜
凛 >では弓とそらの掛け布団を直し直し、ベッドにもたれ掛って寝てしまおう
可憐 >では、さっきの行動どおりアンゼロットさまに聞いてみますね。
アンゼロット >「どうしました、可憐・・・?」
可憐 >「15年前のお話をお聞きしたいのですが。 」 今の状況を話します。
弓 >私は、メジャーに連絡して聞こうと思ってたけど、翌日にしよう(笑)今日はこのまま脱力してたほうがオイシイ(爆)
翔真 >うむ(笑)<オイシイ
可憐 >「そうですね。仲間と相談してみます。 私自身は関ってしまったので普通状況はあきらめていますが」>アンゼロットさま
アンゼロット >「ええ。それと、あなたのお仲間に・・・ひとつ忠告を申し上げておきましょう。不用意な挙動は、それだけ命運を縮める・・・と。」
可憐 >「有難う御座います。では後ほど」>アンゼロットさま
◆ ◆ ◆
アドノレ >玉大人に連絡
玉大人 >「ハイハイ、アドノレ大人アルか? どうしたの事?」
アドノレ >「今回の仕事についてだ。俺様は生物が絡んだ仕事はしないという取り決めだったと思うが、その辺を忘れておらなんだか?」>玉
玉大人 >「アイヤー、その口ぶりだと何か問題がおきたアルね?」
アドノレ >「多少な。事前にお主が中身を知ってたかどうか聞きたい」
玉大人 >「うんにゃ、アドノレ大人に嘘をつけるようなら、それらしくするの事アルね。少なくとも今回、私は何も聞いてないの事アルよ?」
アドノレ >「少々暴れるかもしれん。いざとなったら俺様との付き合いが無かったと言い張れるように手を打っておけ」
玉大人 >「アドノレ大人にそう言わしめるとは、私らブラックマーケット、アンブラか絶滅社に、あるいは両方に一杯食わされたの事アルね・・・ちょっと、こっちからも調べてみるね」
アドノレ >「悪運があればまた会おう(通話終了)」その後翔真のとこへ行きますけど
翔真 >ハイな(笑)>アドノレ
GM >らじゃ、では翔真とアドノレが合流だね〜。さて、どうなる・・・?
可憐 >電話で男性陣の皆さんを呼んで、聞くか聞かないか聞いてみます。>ALL
翔真 >今返答できないと返しておこうか(苦笑)。>可憐
可憐 >話し終わった後でいいですよ(苦笑)
アドノレ >「現在動ける面子で響が一番危険だ。」>翔真
翔真 >「……その判断のためにも、先程の詳しい状況を聞かせてくれ。」>アドノレ
アドノレ >「先ほど言ったように響は企業側からマークされる可能性が高い。そして俺様や弓と一緒に居ると今度は裏切りの可能性有りと見てこちら側の監視が増える事になる」
翔真 >「………俺が付いて監視等をしてろと?」
アドノレ >「そらは弓と動くとなれば襲撃を予測して戦力をこちら側に固める事になる。そしてそこに響を入れる事は出来ない。単独活動となれば邪魔者を消しにくる可能性が有る」
翔真 >「……定石だ。」
アドノレ >「可能性ばかりですまんが、着かず離れずの距離と単独活動を避けるための打ち合わせが必要だ」
翔真 >「いや、構わん。現状では止むを得まい……ただ1つだけ聞いておきたい。」
アドノレ >「なんだ?」
翔真 >「…………俺が、弓と同じ様に響を殺そうとするかもしれないと言う可能性は……考えなかったのか?(半眼)」
アドノレ >「今は学園の仕事中だろ。事を起こす前に関係者と縁を切っておかないと余計な被害を撒き散らす事になるぞ」(邪笑)
弓 >オイシイなぁ(笑)
翔真 >「………違いない(苦笑)……済まん、話を続けてくれ。」
アドノレ >「ちなみに俺様の仲介役にはいつでも縁を切れるように手を打てと言ってある」
翔真 >流石アドノレ、渋カッコイイ(笑)
弓 >うみゅ、さすが主役〜><
凛 >ご尊顔が輝いて見える〜(笑)>アドノレ
アドノレ >「自由行動の1日分に関して俺様は別行動になりそうなので後の事を頼む。どうなるかはまだ言えんが最悪でもどこかに落とし前をつけさせる」
翔真 >「(頷いて)あぁ。」
アドノレ >キョロキョロと周囲の確認をして人気の無い事を確認してから「今後の役に立つかもしれん会話を聞かせてやろう」>翔真
翔真 >「………?」>アドノレ
アドノレ >と言って目の前でリチャード・エルフマンに連絡を取る
◆ ◆ ◆
GM >では、弓はその夜・・・もう見ないと思っていたもの「夢」を見る・・・
それは・・・ずっと、ずっと昔。炎に包まれた中を、巨大な【何か】から逃げ回る・・・というものだった。
彼女は今よりもずっと、ずっと小さく・・・【右腕】はおろか、敵と戦う力を何一つ持たなかった頃。
巨大な・・・あまりにも巨大な「それ」は、周囲を圧倒的火力で焼き尽くしていく。
弓 >「………………………………ぅ…………ぁぁ……………(うなされ)」
凛 >「ん?(目をこすって身体を起こし)」>うなされ弓
弓 >ぁー、このあと弓は××××されて、××が××になって………
GM
>そうそう。これは強化で封じられた「弓の記憶」の、唯一の例外・・・「敵への憎悪」への契機となった事件なのだ(爆)
あまりにも、あまりにも強大に過ぎる【それ】を前に、
緑も、建物も、人も、あらゆるものが破壊しつくされ・・・そして、灰燼に帰していく・・・
その虚無と絶望の中で、夢は覚め、彼女は現実の世界へ・・・。
凛 >「弓・・・ちゃん?(心配そうに寝顔を覗き込み)」
弓 >「あ゛あああああああああぁぁぁあああ゛あぁあッ!!!!(がばぁっ)」
凛 >「うわわっ!弓ちゃん、大丈夫!(あせあせ)」頭ゴンッはしないかな(笑)
GM >そんなの、そらりんくらいだろう(笑)>凛ちゃん
弓 >じゃあ、振り払おうとしよう(笑)「………こな……いで……こな……くる……くるな………(がちがちがちがちがち)」
GM >で、その手が【そら】に当たる?(笑)>弓
弓 >いや、錯乱して、何か武器か、すがりつくモノを探そうとして、そらに手が触れて、そのままそらを抱きしめるの(爆)
凛 >「弓ちゃん弓ちゃん!(揺すり)」
GM >そして、『右腕』が強く・・・光を放つのですな(笑)
弓 >それで、落ち着きを少し取り戻して…サイドテーブルの錠剤をつかんで、水もナシに噛み砕きながら飲む!(笑)
凛 >しくしく、無視されている;;呆然と見ていよう(笑)
弓 >「はぁ……………はっ……はぁ……り…ん……?」
凛 >「あっ、よかった〜弓ちゃん、随分魘されていたから心配しちゃったよ(安堵の溜息)」>弓<「大丈夫?(額の汗をタオルで拭ってあげながら)」
弓 >「……………もう…………大丈夫……(そらを抱きしめて)………」
GM >手足のない【そら】は・・・動く事もないまま、弓の腕にゆだねられている・・・。
凛 >「ん(頷き)」>弓<「なにか飲む?(立ち上がって冷蔵庫開けながら)」
可憐 >小さな声で「弓さん、アンゼロットさまが聞いた後普通の生活に戻れなくなるならばお話するといっていましたがどうしますか?」
弓 >「………………え?………は……あははは………愚問よ……。……私の普通の生活なんて、もうとっくに終わってる……そう………あの日から……………」
可憐 >「そうですか。では聞いてみますか?」
弓 >「………………………まかせる……好きにすればいい、と言った……それを伝えるか伝えないかは、貴女の自由………」
可憐 >「分かりました。凛さんはどうしますか?」
凛 >「当然、ボクも一緒に聞くよ!仲間外れはイヤだからね!(懇願)」>可憐
可憐 >「あとは、男性陣に聞いてみますね」>弓&凛さん
弓 >「……………………メジャーなら……なにか、聞いてるのかな…………」と電話することを思いつく、と
可憐 >では、私はアドノレさんの部屋に行きます
◆ ◆ ◆
エルフマン大統領@通話 >「・・・・・・・・・君か。今度は何の用かね?」>アドノレ
アドノレ >「現在そちらのお膝元に来てるのだが、少々暴れるかもしれんので一応断りを入れようと思ってな」
エルフマン大統領@通話 >「・・・・・・・・・・・・・出来れば、最悪の事態は避けたいところだがね」
アドノレ >「アンブラと絶滅社の連合がトリニティと火花を散らしてるのは知っておるな?」
エルフマン大統領@通話 >「無論だ。だが企業間の競争は、市場社会ならば当然の事だろう」
翔真 >「……………」話を伺っている
アドノレ >「不本意ながらそのど真ん中に飛び込んだ。派手になった場合、企業の喧嘩に口を挟むつもりがあるかどうかを聞きたい。或いは俺様に恩を売るだけの器量があるかを」うぁぁ、一国のトップに凄い口を(笑)
翔真 >それがアドノレのアドノレたる所以かも(笑)<凄い口を
エルフマン大統領@通話 >「国内で起きる騒乱は、国家としては許すべきではない。それは、わが国の正義にもとるからだ・・・・・・・・しかしながら、君には先日の件で借りがある。あくまでも多少の範囲内であるならば、そしてわが国の正義にもとるものでないならば、目をつぶってもよい」
可憐 >「トン、トン(扉を叩く音)」
翔真 >電話中だから自分が出ます(笑)>可憐
アドノレ >「感謝する。また何かあれば報告するとしよう」そして翔真はアドノレの実態についてますます謎を持つ、今の会話からして米政府上層部な匂いがプンプン(笑)
翔真 >「(アドノレ……やはり只者ではなかったか…。)」(爆)
GM >実は大統領本人(笑)
という訳で…恐怖と悲しみの夜から明けた、修学旅行2日目。
若葉・道郎を含めた一般生徒は、ニューヨーク市内観光にて、1日自由時間である。
アドノレ >呼び出されてますのでちょっくら面会に「後の事は頼むぞ」>ALL
可憐 >「ところで、アンゼロット様のお話はどうしますか?」>ALL
翔真 >「……聞いて良いなら聞かせてもらう、俺はもう覚悟を決めた。」>可憐
アドノレ >「詳しい話しは夜にでも」>可憐
可憐 >「了解です」>アドノレさん
翔真 >響”を”フォローしています(笑)<1日自由時間
可憐 >不都合でなければすっぽかして響さんについていますが。
弓 >ぼーーーーーーーーーーー(カミーユ状態)
凛 >今日は、そらと弓の様子を見てる〜
GM
>息絶えた【そら】は、弓の傍らで物言わぬまま・・・そして弓もぼーっとしてると、そんな光景を見る凛ちゃんには、道郎君からお誘いだ(笑)
弓 >行って来ていいよー。どうせ上司とお話中は聞かせられないし
GM
>そして、その前には当然ながら・・・コーンフレーク主体の朝食がある。ケ□ッグかどうかは不明という事にしておこう!(笑)
翔真 >ト○ー、力が出ないよ〜(爆)
弓 >よし…そーれ!新しい顔だーー(違うッ(爆))
翔真 >元気百倍!アン○ソマ…(滅殺)
GM >ええい、プロトンキャノンだ(笑)>しょーまくん&弓ちん さて、まとめよう・・・アンゼロットの話は全員が再合流する2日目夜に。それまでは各自の行動・・・って事で(笑)
<まめちしき>
アメコミヒーロー、アイアンマンの本名は「トニー=スターク」。
そして、カプコンからリリースされていた格闘ゲームシリーズに彼が登場した際、
超必殺技として使用していたのが「プロトンキャノン」である。
凛 >「ん?どしたの?(元気ない)」>道郎
道郎 >「凛ちゃん、どうしたの?今日は市内観光なのに・・・」
凛 >「うん・・・・なんでもないよ〜大丈夫大丈夫♪市内観光、楽しそうだね〜(にこにこ)」
道郎 >「でも・・・なんか気分悪そうだね。もしかして・・・昨日はしゃぎすぎたとか・・・?」
凛 >「そんなことないよ〜・・・・時差ボケかな?えへへへへ〜(誤魔化し笑い)」
道郎 >「それじゃあ、行こうよ・・・若葉さん達も待ってるし(笑顔)」
凛 >「(弓ちゃん、大丈夫かな〜・・・・それと、そらちゃん・・・・・・・ふぅ〜)」
弓 >私はメジャーと連絡をとるかなー。
凛 >そらと弓の傍には付いていられないみたいなので、素直に出かけようかな〜「ん!OK〜♪(頷き)」>道郎
道郎 >「それじゃあ、行こう〜! まずはブロードウェイがいいかな、それともセントラルパーク・・・?」
凛 >「近場から全部制覇しちゃおう!(ウィンク)」>道郎
道郎 >「じゃあ、まずはセントラルパークにしよう。あそこはニューヨークでも一番の公園だって聞いてるしね(笑顔)」
凛 >「どれどれ〜?(一緒にガイドブック覗き込み)」(笑)
道郎 >「ほら、このあたり・・・ゆっくりするにはいいと思うよ〜(笑)」
凛 >「ん〜ゆっくりするよりも、身体を動かしたいかな〜(嫌なこと考えないように・・・・)」
道郎 >「ジョギングするにも適当らしいよ〜。僕はちょっと、動くの苦手だけどね(苦笑)」
凛 >「そっか〜・・・まあ、みんなのペースもあるし、最初はゆっくりと行こうか!」
道郎 >「そうだね〜(笑)」
そして、月アタ49に先立つ事30分…アドノレは、グランド=ゼロまで到着していた。
GM >でもって、アドノレの0−Phoneに着信だ。どうも公衆電話らしいね。
アドノレ >「もしもし」<着信
GM
>電話の声はサムンゾだ・・・「兄者、聞こえるか?今から擬似月匣を展開する。一般人には被害はないから安心してくれ。」
アドノレ >「つまり初めから荒事を前提とした話し合いというわけか。まぁその覚悟はしてきたが」
サムンゾ >「そうではない・・・たんに時間がないだけだ。展開は今から30秒後、展開時間は約10分の予定だ」
GM >そして・・・アドノレの目の前で、アドノレとサムンゾだけが存在する空間が張られる!!
可憐 >結構嫌な空間ですね(笑)
ちなみにこの空間・・・ゾーンジェネレイターで生成したものである。
詳しくは「新製品情報・その他」を参照だ!(笑)
アドノレ >「単独で来たお主を信用して単刀直入に言う。箱の中身を確認した」>サムンゾ
サムンゾ >「そうか・・・兄者、昨夜はすまなんだ…0−Phoneの通信を調べられてな、兵隊をそっちに送られてしまったようだ」
アドノレ >「あの程度なら問題にならん。(タイミングは悪かったがな)」
サムンゾ >「・・・実を言うとな、俺様は例の箱の中身について『アンブラの機密』という事しか聞かされておらんのだ・・・コイツを展開したのも、俺様を雇ってる連中に事の次第をばらさぬためだ」
アドノレ >「ふむ。その辺は一応筋が通ってる。」
サムンゾ >「でだな。例の積荷を狙っている連中についての手がかりを、このCD−Rに焼いた。これをどう使うかは、兄者に任せる(CD−R取り出し)」
アドノレ >「有り難く受け取ろう。ところで箱の中身について知りたいか?」
サムンゾ >「・・・手短に頼む。なにしろ今では、俺様すらも連中に睨まれてるからな・・・」
アドノレ >「中身はウィザードだった。記憶喪失で15年前の事件と深く関わってたらしい」
サムンゾ >「15年前…そうか、あの件か…」
アドノレ >「アレは帰るべき場所を知らぬ哀れな者。俺様が庇護すべき者達に良く似ておったのだ。故にアレに害を成す者が居ればそれは必ずや俺様の敵となる」
サムンゾ >「わかった。とりあえず、今回の裏事情についてはそのCD−Rを見てくれ・・・ピグマリオンがあれば再生できるはずだ」
アドノレ >「俺様も記憶を失ってるらしいが、何を成すべきかを新たに決めたのか思い出したのか…うむ。悪運が尽きてなければまた会おう」
サムンゾ >「兄者もな」
GM >サムンゾがその場を去ると、周囲の空間が平常のものに戻り始める・・・>アドノレ
アドノレ >気が付くとCDを持って立っている。とりあえずしまって時間の確認でも
GM >時間は昼下がり・・・
さて、響の行動は…澪を伴い、セントラルパークやらエンパイヤステートビルやらを歩いているようである。
途中で月アタ49「摩天楼に侵魔吼ゆ」に巻き込まれ、天国の扉を見そうになったりするのだが…
その時、アドノレはその響と遭遇する事になる。
可憐 >取りあえず響さんも動くのでしたらメモを又取ります。
翔真 >可憐ちゃんと二人で響に付いている様だ(笑)
可憐 >一緒ですね 凛さんの視線が怖いですけど(笑)
翔真 >引率の先生(代理)が一生徒と一緒に行動している……見付かったら問題になりそうだ^^;
可憐 >午後からは弓さんの方に見張りとして立ちますが。 敵襲が怖いので
翔真 >了解、弓ちゃんのバックアップ宜しく(笑)>可憐さん
その弓は…思うところあってか、横須賀のメジャー=浦戸との通話を始めていた。
浦戸 >「こちら浦戸だ・・・リリス、どうした・・・?」
弓 >「…………あぁ……えと……報告、を……………ミスを…した……」
浦戸 >「ミスだと・・・お前にしては珍しいな。何があった」
弓 >「………………実は……(かくかくしかじか)……それで……中身が……そら、だった。……このことを…貴方は…?」
浦戸 >「いや・・・知らない。そもそもその【そら】とは何だ・・・?」
弓 >「………………この前、私が収容を頼んだ、少女…………」
浦戸 >「そうか・・・その少女に関してはドクターが扱っていて、俺は手続き上の事しか関わっていないな・・・しかし、保護したはずのそいつが何故ニューヨークにいるのか・・・謎だな」
弓 >「……………………ドクは……15年来の悲願……そして私のため、だと………心当たりはない?」
浦戸 >「む、おそらくはお前の【右腕】にあるD=アームズ・・・いや、気のせいかもしれんが」
弓 >「……………気のせいじゃ……ない……と……思う………」
浦戸 >「D=アームズは・・・絶滅社とアンブラの共同プロジェクト。俺はその一環として、お前を送り出した。ただ・・・」
弓 >「………………………………………………………」
浦戸 >「D=アームズの被験者のうち、現在に至るまで生き残っているのは・・・リリス、お前だけなのだ」
弓 >「…………………………そう……」
浦戸 >「先日お前が戦ったあの『アズラエル』・・・あれも、D=アームズの被験者だった」
弓 >「………………ああ、それで…………」
浦戸 >「ドクターも不思議がっていたのだ・・・他の被験者が死に絶えているのに、何故お前は無事でいるのか・・・例の少女を保護した時、ドクターは『これで謎が解ける』とも言っていたな」
弓 >「……………そう、それで………私は……そんなこと、望んでないのに………(ぽそ)……でも、それが15年前と、どうつながるの?」
浦戸 >「それは俺も知らん。ただ・・・15年前の事件と、何らかの関わりはあるようだ。そういえば・・・お前はその時、あの街にいたのだったな・・・」
弓 >「…………覚えてない…………………」
浦戸 >「無理もないな・・・ともあれ、俺が15年前の事で聞き知っている事は『エミュレイター以上の何かとの戦い』これだけだ。」
弓 >「……………………そう………報告は……それだけ……指示は…ある?」
浦戸 >「俺からは・・・ドクターを守ってやれ。これは個人的情報だが、意外と敵が多いようなのでな・・・」
弓 >「………………了解…。……私は…………信じてる…………あの人を………」
浦戸 >「・・・・・・・(ふと声の調子を変える)・・・変わったな、リリス・・・・・」
弓 >「…………………かも、しれない………弱くなった……こんなミスも…考えられない。………私も……そろそろ壊れるのかも………」
浦戸 >「安心しろ・・・・(いつもの声に戻る)・・・お前が壊れたら、その時は俺が上司として『処分』してやる」
弓 >「…………………………………了解……………」
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