【第8夜】
戦士達、西へ
〜アドノレ篇〜
<PART−13>
本題、漸く
…そして、夜。弓の部屋に、道郎との観光を満喫した凛が帰ってくる。
この後夕食を挟んで、後回しになっていたアンゼロットへの連絡のために、可憐が一同を集めるという…。
凛 >「(コンコン)弓ちゃん、入るよ〜」>弓&そら部屋
弓 >「………………………………………どうぞ……」
凛 >「これ、お土産だよ(手渡してから、恐る恐る)そらちゃんは?」
弓 >「…………………ありがとう(受け取って)…………(首を横に振る)……変化は……ない………」
凛 >「そっか・・・・・・・・(小さく溜息)弓ちゃん、ずっと篭りっぱなしだったんでしょ?ちょっと外の空気を吸って来た方がいいよ(心配そうに)」
弓 >「…………………(ふるふる)…いや、いい………でも…20分ほど、シャワーを浴びたい…………」
凛 >「ん。そらちゃんはボクが見てるから、行って来る?」
弓 >「…………(こくり)……すぐ戻る……お願い………(ばさ、と上着無造作に脱ぎ捨てて、ボディスーツも)
翔真 >また見れない(悲嘆:笑)
凛 >「任せて。ゆっくり浴びて、少しでも身体の疲れを取ってくるんだよ〜」
弓 >「………………通気性が今後の課題ね……(てくてくてく……ざーーーーーー)」
凛 >「わぉ〜ちょっとエッチな格好だ(くすくす)」アレ着て翔君に迫ったらどうなるかな〜とか考えていたりなんかして(笑)
翔真 >………推して知るべし(爆死)
アドノレ > 押し倒して知るべし
翔真 > 倒されるくらいなら倒す〜(滅殺)
凛 >そこから寝技に持ち込む!(笑)
翔真 > ……………凛ちゃんに恐らく勝ち目は無いよ?(撲殺)<寝技
アドノレ > 実は百戦錬磨?<勝ち目は無い
翔真 >ナイショです(笑)
凛 > ビギナーズラックは?(笑)
翔真 >………どうかな?(笑)
GM >では、シャワーの後は弓と凛の2人して、【そら】を見ている訳だね(笑)
凛 >「むぅ〜・・・・(弓とそらを交互に見て溜息 の繰り返し)」お土産食べながら(笑)
弓 >ぼーっと(爆)
GM
>廊下からは、時折生徒の往来する足音やらがかすかに聞こえるだけで、不気味なくらい静まり返っている・・・。>凛&弓
弓 >「…………………………………(ぽりぽりぽり…ごくごく…)」栄養剤やらのカプセルをジュースで流し込んで食事終了(笑)
◆ ◆ ◆
アドノレ >夜間全員集合の前に、例によって翔真だけを呼び出す「…おぬし野良犬に好かれるような行動取った覚えがあるか?」
翔真 >呼び出される(笑)「…………敵は居ないと言うつもりは無いが、野良犬に好かれるような事をした覚えは無いが…?」
アドノレ >「本来人の未来は人が決めるものとするのが我らの考えなのだが、野良の一匹がおぬしに肩入れしてるから少しサービスをしてやろうと思ってな」
翔真 >「……有りがたく受けよう。しかし何所の誰だか皆目見当が付かん……?」
アドノレ >「見目麗しき雌犬だぞ・・・という冗談はさて置き・・・(サムンゾ情報)」
翔真 >「(情報聞き)………なるほど、女性でなかったのは残念だがそれは置いておくとしよう。」
アドノレ >「そらを「そら」と知った上で捕まえてるのは弓の所の上層部だけだ。襲撃側は中身不明の新製品としか知らされておらん」
翔真 >「……企業間の争いに巻き込まれただけなのか……そうで無いのか……どちらにしても少々腹の立つ話では有る…。」
アドノレ >「先ほど言ったように自ら選ばせる為にこの情報を隠し立てするつもりは無い(邪笑)」
翔真 >「(フッ)……そうだな。」
アドノレ >「凛はおぬしと動くだろう。響は既に暴走気味なのを露呈した。可憐の動きは不確定としておぬしはどうするかが見ものだな」
可憐 >そのころ、私は「くしゅん」とくしゃみをしています。(笑)
翔真 >「………あまり買いかぶらないでくれよ、俺は『自分とその回りに被害が及ばなければそれで十分』くらいの考えしか持っていないかも知れんぞ…(苦笑)」
アドノレ >「では、皆のところに行くか」
翔真 >「……そうしよう。」
かくして、アドノレが用意した部屋に集まった一同…可憐のはからいで、響も呼ばれてきていた。
無論【そら】は、物言わぬまま…弓の腕の中、である。
アドノレ >PC間で不味そうな情報が無いから希望者には集合してから教えてやろう
可憐 >ただ、響さんと弓さんの関係が悪いので、その辺の考慮を皆さんにお聞きしたのですが…>ALL
凛 >それは、そらを助けてから考える!>弓VS綾瀬
弓 >私の答えは決まってる(笑)勝手にすればOK!(爆)
可憐 >弓さんがその調子ならば大丈夫みたいですね(笑)
GM >そしてその時…可憐の0−Phoneに、アンゼロットからの着信が入る…「可憐さん・・・聞こえますか? アンゼロットです。」
可憐 >「こんばんはアンゼロット様、一応全員揃っています。 全員聞ける態勢になっていますのでお話していただけますか」
アンゼ@通話 >「その予定でしたが…少々事情が変わりました。マイアミ=ビーチのレストランで、全員で会食しつつお話ししたいと思うのです。無論、特別なゲストをお迎えして・・・」
可憐 >「ゲストですか」
アンゼ@通話 >「はい・・・おそらくは、皆さんが知りたいと思っている真実に一番近い人物のひとりでしょう。実は今回の件、その特別ゲストの方と話し合いを何度かしていたのですが・・・どうやら、皆さんと一緒に話をまとめた方が良いという事で合意に至りました。」
アドノレ >「俺様が勝手に抜け出すのはいつもの事として他は大丈夫なのか?」
翔真 >「……なんとかするしか無いだろう……ことこの状態に至っては…。」なんか偉い話の運びになって来た様な気が…^^;
凛 >「そらちゃんの回復に役立つなら、ボクはどんなところでも行くよ!」
弓 >「…………………………………私は行かないよ……」
アドノレ >「む、弓が動く気が無いとすると俺様も動けんぞ」
翔真 >「そらを一人置いて行く訳に行かんしな……現状を考えれば弓ちゃんが行かないのは止む得ないだろう……。」
弓 >「……………………そんな場所に、この状態の「そら」を連れて行けないから…………私は残る。…………アドノレ……代わりに、お願い。」
アドノレ >「…それは、荷の無事を願う社命とは反すると考えないのか?」
弓 >「………………………わかってる…………行きたいけど……この状態のそらを、イノセントに見られるわけにはいかないでしょ?…」
凛 >「全員じゃないとダメなのかな?」
アンゼ@通話 >「はい・・・おそらくそれが、結果的には最善でしょうね」
響 >「・・・・・」
可憐 >「そうですか」(苦笑)
弓 >「………………本当は、私がいくべき……なんだ…と…思う……………私も、知りたい………けど……」
アドノレ >「社命と反しても行きたいとその一言が聞けただけで良しとしよう」(久々に邪気の無い笑い)>弓
翔真 >「………俺が換わると言ったらどうする…?」>弓
弓 >「…………………(ふるふる)………それも、無理……。……命令は荷物を……「そら」を護ること、だから……」>翔真
翔真 >「……流石に不味いか(嘆息)済まない、俺の方が無理を言った様だ。」>弓
凛 >「そらちゃんと一緒なら、いい?(不安顔)」>弓
弓 >「…………………………(こくり)………」>凛
凛 >「ん、OK!(微笑み)」>弓 「というわけなので、そらちゃんを安全に運べる手段が確保出来次第、ボク達全員で出席できるよ!(にこっ)」>アンゼ
可憐 >「ゲストの名前を教えていただけると嬉しいのですが」
アドノレ >「或いは知らなければ幸せな真実にだろうて(ニヤソ)」
アンゼ@通話 >「名前はドクトル=エルツフェルズ。アンブラ社魔導兵器開発課の主任技術者・・・先に、それだけでもお伝えしておきましょう。おそらく・・・何人かは、直接面識があるかもしれませんね」
可憐 >「アンブラの方に荷物を渡すのでしたら、その場で依頼が完了するのでは? もしかしたらアンブラの方で、そらさんの治療をしてくれるかもしれませんよ」>弓さん
アドノレ >「皆には直接説明するからこれは預けて置く。これが失われると俺様としてはかなり危険な物かもしれん。後で中身を見ておけ」(CD−R)>弓
弓 >「……………一緒に行けそうだから……いい……。………」>アドノレ
アドノレ >「うむ」CDをしまう
凛 >「そらちゃんを安全に運べる方法はある?」
アンゼ@通話 >「私の方から、車を手配させましょう。レストランも、世界魔術教会所属のウィザードが経営している場所ですから、当日は貸しきり状態にしておきますよ。」
凛 >「は〜い!」>アンゼ
可憐 >「了解です。こちらも注意を払いますがそちらの方でもお願いしていただけますか」>アンゼロット様
アンゼ@通話 >「わかりました。方法は先にお話ししたとおりいたしましょう。当日ホテルの方に、例の車を回しておきます。」
弓 >「…………………………………………………………ありがとう(ぼそ)……」>アンゼロット
アンゼ@通話 >「今回の件は、あまりにも重要な事。電話では何が起きるか分からないので、この体裁をとったに過ぎません・・・ですので、詳しくは当日に。」
響 >「・・・・・・」
アンゼ@通話 >「では、当日お会いいたしましょう・・・特に何かありますか?」
可憐 >「皆さんはいかがですか」
翔真 >「………(頭を振る)」
凛 >「え〜と・・・・・自己紹介は、したかな〜(ちょっと小声)」(笑)
弓 >「……………………会うなら、その時でいい……」>凛
凛 >「ん〜まぁ、それもそだね(頷き)」>弓
アドノレ >「この面子について何処まで知ってるのか聞いてみたい気がしないでもないが(笑)」
可憐 >「関わった事件のレポートを提出しているので皆さんのことは分かっておられるはずですよ。」
響 >「・・・・・・(縦に首を振ります)」>可憐さん
凛 >「でも、残念なことにボクは彼女を知らないんだよ〜」>可憐
可憐 >「そうですか。 夜通しみっちりお教えしますが」>凛さん (笑)
凛 >「わぉ〜可憐ちゃん、積極的〜ボク、困っちゃう(くすくす)」(笑)>可憐
アドノレ >二人っきりでベッドで夜通し語らうのか
可憐 >「冗談はさておき・・・当日に、ですね」
凛 >「では、特にないよ〜当日はよろしくね♪」>アンゼ
可憐 >「ではアンゼロット様、有難うございました」
アンゼ@通話 >「はい・・・では、また。くれぐれも道中はお気をつけて・・・」
かくして、アンゼロットとの通話は終わった。
弓 >「………………………………………(ふぅ)」
凛 >「じゃあ、ボク達も用意しちゃおう〜!やっぱり正装しないとダメかな?(ちょっと嬉しそう)」>みんな
可憐 >「非公式の場ですから正装は必要ないかもしれませんよ。」(苦笑)>凛さん
翔真 >「……招待状にドレスコードが有るわけでも無し……別にそこまでする必要は無いだろう…。」>凛
凛 >「なんだ〜・・・・(ちょっとしょぼん)」(笑)>正装なし
アドノレ >「今後の予定が決まったところで俺様からも話す事がある」
凛 >「ん?どんなこと?(向き直り)」>アドノレ
ここで、アドノレが可憐と共にピグマリオンを使いつつ、
サムンゾからの情報資料を一同に説明する。
アドノレ >「襲撃は端から見張られてるのに気付かず動いた結果だ。ぬかったな」>弓
弓 >「……………………それを調べるのは情報部の仕事だもの………(溜息)」
可憐 >「そうですか」(苦笑)
弓 >「………………………その………申し訳、ない…………」>アド以外
凛 >「ん〜ん、全然謝ることなんてないよ!(にっこり)」>弓
翔真 >「………気にするな。」>弓
可憐 >「昔から巻き込まれている事件なので気にしてもしょうがないですわ」
翔真 >「……引き上げる、当日にまた。」
弓 >「……………………………………あぁ…(こくり)」>翔真
響 >「じゃぁ、また」
さて、ここで日程は大幅に進捗する…時は、なんと5日目の朝。
本来ならば3日目のスミソニアン博物館見学、更に4日目のフロリダ移動&
ディズニーワールド自由行動があったりするのだけど、そのあたりはすっぱりと・・・割愛!!(笑)
凛 >早!(笑)
翔真 >おおう(笑)
弓 >ぶっとびー(爆)まぁ、この辺は後々補完するってことで(笑)
おおう、その予定だ!(笑)
という訳で、若葉や道郎、その他の面々はここからしばし別行動である…
無論、ビーチで巨大鮫軍団と交戦する事になるという「おまけ」つきだが…。
弓 >そらは飛行機のせられないし、きっと弓が高高度を飛行してつれていったんだろーな(爆)
GM
>うむ(笑)そして、一同の目の前にはごっつい黒塗りのリムジン・・・もちろんウルトラロングボディなアレが(笑)
可憐 >リムジンと言ってもリカルドの箒ではないですよね(笑)
GM >リカルドなら今頃は生徒達と一緒(笑)
凛 >「そろそろお迎えが来るかな〜?・・・あっ来た!すっごい車だよ〜!(びっくり&嬉)」
翔真 >「……………月並みだが、曲がるのに苦労しそうな車だな(フン)」
GM >もちろん、執事のような黒スーツの人物がドアを開けて、一礼してくるわけだ(笑)
アドノレ >「うむ」>執事
可憐 >「ご苦労様です。では現地までの案内お願いします」>執事
GM >執事は無言で一礼すると、運転手に命じて車を出させるね。
弓 >じゃ、乗る(爆)
凛 >「なんだかお嬢様な気分かも〜(上機嫌で乗り込み)」>リムジン
GM >それから20分余りして…一同を乗せたリムジンは、アンゼロットとの待ち合わせ場所であるレストランの前に到着するね。
翔真 >遠いなー(笑)
凛 >「ふぅ〜座り心地よかった〜(うっとり)」>車降り
アドノレ >「どうも落ち着かんな」
GM
>レストラン内は、古風な調度品が綺麗にまとまっていて・・・その中のボックスルームに、一同は通されるね。
凛 >「弓ちゃん、そらちゃんを降ろしてあげるの手伝うよ」>弓
弓 >「…………………………………………………ありがとう…」>凛
凛 >「んっ、えへへ〜(てれてれ)」
GM >そして、待たされる事20分近く・・・扉が開き、アンゼロットが姿を現す。
可憐 >「アンゼロット様、お久しぶりです。(直接は)」
翔真 >「………………」礼もせずに視線を向けているだけ。
アドノレ >人民服でぺこりんと礼
弓 >「………………………」
響 >「初めまして。」一礼しておこう
アンゼロット >「皆さん、よくいらしてくださいましたね・・・まずはごゆっくり。」
GM >そして・・・アンゼロットの背後に、弓は見覚えのある人物の姿を見る・・・そう「ドクター」だ。
弓 >「…………(別に驚きもせず)………ご無事で何よりです…・」>ドク
凛 >「え〜と、はじめまして!凛だよ(にっこり)」>アンゼ&ドクター
GM >アンゼロットとドクターは、凛の言葉にそれぞれ軽く挨拶で返すね。
アンゼロット >「初めての方もいらっしゃるようですので、まずは自己紹介を…アンゼロットです。そしてこちらは、アンブラ社魔導技術部主任技術者・ドクトル=エルツフェルズです。」
凛 >「アンゼちゃんとエルツさんでいいのかな?よろしく〜♪」(笑)
翔真 >『アンゼちゃん』は凄いかもしれない(笑)
可憐 >「アンゼロット様は私の導き手であり恩人でもあり上司でもあるの」
凛 >そうなのか〜タメ口きいてしまった(^^;
アドノレ >(なんと、こ奴が俺様の近所に勇者を派遣したと言うのか:笑)
弓 >さすがアドノレ!一般人と考えることが違う(笑)
アドノレ >勇者に上司が居るとなると、ご近所に勇者が多いのはみんなアンゼロットのせいと(笑)
翔真 >「……………相羽 翔真だ。」可憐ちゃんの言葉を聞いてからボソッと(笑)
アドノレ >「わたちアドノレいうアルね。」
弓 >「……………ドクがそこにいるなら、私の紹介はいらないわね……………はじめまして」>アンゼロット
アンゼロット >「あなたの話は、すでにドクトルから聞き及んでおります・・・こちらこそ」>弓
可憐 >「翔真さんの事件を私に忠告してくれたのも彼女です」
翔真 >「……一応、その事には礼は言っておく。」
アンゼロット >「あなたが、風紗雌さんの言う“天剣の主”ですね・・・ええ、彼女から話は聞いておりましたから」
翔真 >『(師匠、どんな話をしているんだ…?天剣の主とは一体…?(汗)』
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