【第9夜】
焔の予兆

<PART−03>



美しき転校生


そして、翌日…その日は、臥龍学園の新学期。
凛をはじめとする学園生徒たちは、長い夏休みを終えてそれぞれの教室に集まっていた。
凛のクラスは高等部2年1組…担任はエセルレッド=伊藤=ヒンメルである(笑)

GM >で、凛の周りには…クラスメートの女子達の何人かでグループができつつある。まぁ、これは学校内ならよくある光景(笑)
凛 >一人だけ除け者じゃなかった〜よかった;;(笑)
GM >修学旅行間際の転入だったけど、おかげで打ち解けることが出来たって事でしょう(笑)
瑛美 >「凛ちゃん、おっはー!!」
美波 >「おはよ、凛ちゃん!」
栞 >「おはよ〜♪」

道郎 >「り、凛ちゃんおはよう・・・(///)」
凛 >「みんな、おっはよ〜♪」

生駒 瑛美(いこま えいみ)、笠置 美波(かさぎ みなみ)、阿蘇 栞(あそ しおり)…
いずれも凛のクラスメートである。

(出儀 道郎については、前回登場しているので特に説明の必要はあるまい。)

凛 >テストは無事に済んだのだろうか?(笑)
GM >前学期の期末テスト?・・・そこはそれ、強力な味方がいるじゃあないか!・・・間違っても若葉じゃないぞ!!(笑)

ちなみに、外伝キャラ・智律と翠騎キャラ・若葉も、同じ2年1組である。

凛 >カンニングもOKかな?(笑)
GM >それはどーでしょう?(笑)まぁ、とりあえずは無難なところで済んだんじゃなかろうか(笑)
凛 >らじゃじゃ〜(笑)
瑛美 >「ところでさぁ! 実はね〜、すげーニュースゲット!してきたよぉ★」
凛 >「ニュースってなになに?(わくわく)」
美波 >「何のニュースう?」
瑛美 >「うちのアネキから聞いたんだけどさぁ〜、新学期で何人か転校生が来るんだって!」
栞 >「転校生・・・?」
凛 >「ボク達のクラスに?」
瑛美 >「うんうん! ほかのクラスにも何人か来るらしいけど・・・うちには1人だって★」
凛 >「へ〜毎年、この時期はこんなに転校生が来るの?(不思議そうに)」
瑛美 >「凛ちゃんが入った時期のほうが珍しいって(笑)この時期ってったら・・・ほら、外国じゃ年度が替わるじゃん?」
凛 >「あっ、なるほどね〜(頷き&誤魔化し笑い)」(笑)>瑛美
瑛美 >「そーそー。よーするに、留学生がメインって訳。まぁ、それだけでもないけどね〜。」
凛 >「外国人か〜うまくコミュニケーションとれるかな〜(ちょっと心配)」
瑛美 >「だいじょーぶなんじゃない? 凛ちゃんだって、綾瀬君とかと喋ってたし〜」
凛 >「ん?響君がどうかしたの?(きょとん)」>美波
瑛美 >「あれ?知らなかったんだ・・・ちょっと前の話になるけど、彼ってばイギリスからの転校生だよ?」<響
凛 >「あっそうなんだ〜そういえば、時々英語が出てくるね!」
瑛美 >「どっかのすごーいハイスクールにいたらしいけど・・・忘れちゃった(笑)今度ミオに聞いてみるよ〜」
美波 >「それにしても、転校生1人かぁ・・・そーいえば男子と女子、どっちなんだろう?」
栞 >「個人的には、男子がいい・・・」
凛 >「え〜なんで?(くすくす)」>栞
栞 >「うちの男子、かっこいい人少ないから(きぱ)」
凛 >「わぉ、栞ちゃんキツイ〜(苦笑)」
栞 >「素直な感想、言っただけだから・・・」
道郎 >「あうっ・・・(何かを切り出したい様子だが、クラスメートたちの存在に遮られて言い出せない:笑)」
凛 >「道郎君は、どっちがいいと思う?(くすっ)」
道郎 >「えっ、僕!? ・・・そうだなー・・・やっぱり、女の子が・・・いや、仲良くできればどちらでもいいと思うよ(^^;」
凛 >「そだね〜いい人が来たらいいね〜」>道郎
美波 >「でも、あたしも栞に賛成だなー・・・やっぱり、カッコいい男が来たらこう、燃えるじゃない(笑)」
凛 >「まあ、ボクもちょっとだけそう思ったり〜(くすくす)」(笑)
道郎 >「ぼ、僕も男子・・・」
栞 >「アウトオブ眼中(きぱ)」
凛 >「ん?道郎君も男の子がいいの?(くすくす)」(笑)
道郎 >「そ、そんな事ないよ・・・ただ、ここにも男子がいるからって・・・(言いよどみ)」>凛ちゃん、栞ちゃん
栞 >「まるでダメダメ(きぱ)」>道郎
道郎 >「うーん(^^;」
凛 >「え〜道郎君だって格好いいところあるよ〜!頭いいもん〜(ちょっとぷぅ〜)」(笑)
美波 >「おぉ!? もしかしてそれって・・・凛ちゃん、道郎とラヴラヴ〜?」
栞 >「個人的には、期末試験前のふたりに何があったかを知りたいところ・・・」
凛 >「残念ながら外れ〜ボクには、すでに(好きな人が)いるのさ〜♪(ウィンク)」(笑)>美波
道郎 >「(ガァーーーーーーーーーン)」木っ端微塵(笑)<外れ
美波 >「・・・凛ちゃん、道郎が砕けてるよ(^−^;」
凛 >「あり?どしたの〜道郎君?大丈夫?(頭なでなで)」(笑)
道郎 >「うぅ・・・だ、だいじょーぶ・・・さぁ・・・(←ぜんぜん大丈夫じゃなさそう)」
美波「凛ちゃん、カレシ持ちだったとわね〜…油断も隙もありゃあしないわね(笑)」
凛 >「え・・うっ・・・・・・・まだ、そういう関係じゃ(しょぼーん)」(笑)
瑛美 >「でさぁ、凛ちゃんはどーなの〜? 男子か女子・・・どっちがいい〜?(くすくす)」
凛 >「可愛いい女の子も格好いい男の子も両方歓迎〜♪」
瑛美 >「やっぱしさぁ、こーやってダベれる相手がいいよね〜(笑)」
美波 >「よし、転校生が男子だったら誰が一番早くラヴラヴになれるか、競争でもする?(笑)」
凛 >「んふふ〜キミ達、頑張ってくれたまえ〜(くすくす)」(笑)
道郎 >「(ひるりらひるりら〜)」秋風に飛んでいきそう(笑)
栞 >「……男子でもカッコいいという保証はないけど(ぼそ)」
美波 >「…それもそうか(苦笑)」

そこに、鳴り渡るは始業のチャイム。

瑛美 >「やば、チャイムだ! みんな急げ〜!!(どたばた席戻り)」
凛 >「ほらほら〜先生が来るよ〜戻った戻った♪」

ガタガタと机やら椅子やらの音を立て、生徒たちは着席していく・・・そして、エセル先生の到着。

凛 >頬杖付いて見てる〜
エセル先生 >「(入室)おはよう、諸君・・・早速ながら、今日から新学期だ。という訳でもないのだが・・・実は、このクラスにも転校生が入ることになった」

エセル先生は、廊下の外に向かって「入りたまえ」と声をかける・・・
と、それに応えて入ってくる生徒が1人。

凛 >「どんな人かな〜?(わくわく)」
GM >男子生徒のどよめきと、女子生徒(中の若干数)の「・・・ちっ!」というリアクションを見ればお分かりのとおり・・・新入生は女生徒だ。
凛 >なるる(笑)

入ってきた少女は、プラチナ色の髪に紫の瞳・・・臥龍学園女子夏服を涼しげに纏い、
両側にとめた赤いリボン飾りが、これまた似合っている。

凛 >「わぉ〜綺麗な髪の毛〜(見惚れ)」
エセル先生 >「今日から皆と一緒にこのクラスで勉強することになった、風祭鈴音君だ」
鈴音 >「はじめまして・・・風祭鈴音といいます。よろしく・・・お願いします」

風祭鈴音、と紹介された少女は・・・やわらかく微笑みながら、
肩口までで切り揃えた金髪を揺らして一礼する。

エセル先生 >「風祭君は外国からの転入生ということなので、いろいろと教えてやってほしい」
凛 >「は〜い!」(笑)
男子生徒:「おぉーっ!!(ピューピュー:口笛&拍手喝采)」
エセル先生 >「(男子生徒メインの歓声に)・・・あぁー、静粛に静粛に。とりあえず風祭君、あちらの席が空いてるので、当面はあちらでよろしく頼みますよ」
鈴音 >「はい、先生・・・・・・失礼します(にっこり&着席)」そして示された席は・・・凛の隣、窓際の席(笑)
凛 >「わ〜い♪よろしくね♪(ウィンク)」>鈴音
鈴音 >「ええ、よろしく・・・(にっこり)」
エセル先生 >「葛葉君、君も転入してまもなくですみませんが、風祭君にいろいろ教えてあげて下さいね」
凛 >「は〜い!」>先生 「分からないことがあったら、なんでもボクに聞いてよ!・・・まあ、ボクも転校生だから分からないこと沢山あるけどね〜(にこにこ)」>鈴音
鈴音 >「ええ。転校生同士、仲良くしましょう・・・(にっこり)」
凛 >「うん!よろしくね〜(にっこり)」
エセル先生 >「では、今日は新学期初日ですので、ホームルームのみですね・・・」

そして、ホームルームはあっさり終わった。

凛 >「教科書はもうあるの?ボクのを一緒に見る?」>鈴音
鈴音 >「まだ持ってませんけれど・・・どこへ買いに行けばよいのかしら?」
凛 >「ん〜と、確か貰うんじゃなかったかな」
鈴音 >「そうかしら・・・? 私は、いただいてませんけど・・・(首をかしげる)」
凛 >「じゃあ、次の休み時間に行ってみようか?(でも、どこで買うんだろう?)」>鈴音
瑛美 >「ひょっこり登場)伊藤が言ってたけど、今日はホームルームだけだから、もう下校だってば(笑)」
凛 >「あり?そだっけ〜(照れ笑い)」
美波 >「(瑛美に続いて)凛ちゃん、購買で教科書もらったんじゃなかったんだっけ・・・?」
凛 >「ボクは、知り合いの人になんでもやって貰っちゃって〜えへへ」(笑)

ちなみに凛の場合、必要な事柄は全部夜会が手配してくれたので、
凛自身はほとんど出費していないのだ(笑)

GM >そこに、鈴音目当ての男子生徒たちが次々登場(爆)
凛 >「こら〜!!キミ達〜あまり鈴ちゃんのところに大勢で押し寄せるな〜!(ぷんぷん)」(笑)>野次馬
男子生徒A >「えー? 葛葉だって、出儀から教科書借りにいってたじゃん(笑)」
道郎 >「教科書じゃないよ、僕が貸したのはノート・・・」
美波 >「じゃあさ、風祭さんの教科書もらいに行くついでに、皆で購買行かない?」
鈴音 >「私はかまわないけど・・・葛葉さんはどうなさいます?」
凛 >「OK〜じゃあ、みんなで学校案内を兼ねて行こう〜!」
瑛美 >「それは1日かかると思うよ、マヂで(笑)」
凛 >「全部じゃないよ〜必要なところだけ〜」
瑛美 >「わかってるわかってる〜って(笑)」
鈴音 >「では・・・お言葉に甘えて(にっこり)」
栞 >「皆でいけば怖くない・・・」
瑛美 >「・・・何がだってのよ(笑)」>栞


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