【第9夜】
焔の予兆
<PART−08>
事態は静かに移り行く
かくして、突発的なる対エミュレイター戦は終結を見、
再度平穏な日常に戻っていくウィザード達…だが無論、事件は終わっていなかった。
GM >では、まずはアドノレ・・・チンピラーズから、メールが入ってきているよ。
アドノレ >「どれどれ」<メール
GM >メールの内容は・・・「問題の女との待ち合わせ場所・時間」が記されているね。あと、少女の名前は「瑠那」というらしい。
弓 >なんか沙弥と瑠璃のあいのこみたいな名前だ(ぉぃ
アドノレ >「潜入捜査の手はずがついたか」時間的にはこの後すぐ?
GM >待ち合わせ場所は、衣笠駅跡地。時間は・・・23時だね。ちなみに、現在時間は20時くらいだ・・・
アドノレ >知らせる必要は無いが、鉢合わせは避けたいと返事を
GM >チンピラーズからは「それなら予定を早めるように瑠那に連絡する。21時くらいでどうか」と返事があったよ。
アドノレ >了解した。デイリー月匣堂通信を読み、正しいでぇとの仕方を学んでおくか(笑)
それはむしろ愛美とのばよえんに向けての策か?(笑)
GM >で、弓と【そら】は…既に夜になっているけど(笑)
弓 >もう下校してるだろうし、特に時間の指定がなければ…まぁ、寝るにははやいし…街でもパトロールするといいのかな?とりあえず、大仏の件を報告します
浦戸@電話 >「了解した・・・そのエミュレイターが、先日消えた問題の石仏かどうかについては調査しておく」>弓
そら >「・・・・・・あの場所へ行ってもよいでしょうか・・・(ぼそ)」
弓 >「行きたい場所が…ある?」
そら >「さっき話した場所です・・・1日1回は、必ず行くようにしているのです。」
弓 >「……………そう……じゃあ、行って見ようか……(ばさり、と翼ひろげて)」
そら >「ありがとう・・・たぶん、『沙弥』も喜びます・・・」
弓 >「……………………………………沙弥…」(そら連れていく〜)
◆ ◆ ◆
GM >さて、可憐と凛・・・「エトワール」での楽しいお茶のひと時も終わって、クラスメイト達はリカルド(厳密には遥&VESP)に送られて帰って行ったよ。
可憐 >「凛さん。先程、後で話しますと言った話ですが……」>凛さん
凛 >「ん?なに、可憐ちゃん(小首傾げ)」
可憐 >「実を言うと、先程見たとおりエミュレイターが侵攻してくると言う以外に、学園の風紀委員からエミュレイターが転入生の中にいるという話がありました」
凛 >「え!?そ、それってもの凄く危険じゃない!(びっくり)」
可憐 >「ですから、凛さんもなるべく気を付けて欲しいのです」
凛 >「ボク自身は、全然大丈夫だけど・・・・・友達が心配だよう(表情曇らせ)」
可憐 >「凛さんも気を付けて友達を守ってください。できれば単独行動を控えた方が良いかもしれませんね」
凛と可憐には、しっかりと思い出される・・・
瑛美や美波、栞がリカルド&遥と一緒に、さっきまで目の前で談笑していた光景を。
凛 >「う〜なんとか、そのエミュレイターの正体を掴みたいな〜!!」
可憐 >「それと、あまり疑うのは良くないのですが・・・転入生の方に何か無いか見ていただけませんか?」
凛 >「ん〜特にはなにも・・・・・(眉根寄せてちょっと不機嫌顔)」
可憐 >「可能性としては全員にあるようなので面倒を見るという意味をあわしてお願いしているのですが(苦笑)」
凛 >「そうかもしれないけど・・・・・やっぱり、友達を疑うのはイヤだよう」
可憐 >「私も得策ではないと思いますが、凛さんが近くにいるので…転校生の方のお世話をしていただけませんか?」
凛 >「う、うん・・・・(不承不承頷き)」
可憐 >「それに、監視してくださいと言っているわけではないですよ。仲良くしてあげてくださいと言っているだけですし(苦笑)」
凛 >「うん、それならOKだよん♪(にこっ)まあ、みんなの安全を守るためだしね!」
◆ ◆ ◆
GM >さて、翔真と響・・・なんだかんだでニュータウン、いとしの我が家前に到着だ。
翔真 >響を送り届けてご馳走になったら帰る(笑)
その時。これは2人とも気づいた事だが、わずかに翔真が早かった・・・
2人のいるところ、いや正確には響に向けて撃ち込まれる、一発の銃弾!!
翔真 >「!」響を引き倒します。
響 >「!!」
凛 >そ、そんなにまだ憎んでいたのか!(笑)
弓 >私じゃないよっ(あせあせ)
翔真 >あい(笑)
響 >らじゃっ(^o^)/(笑)
アドノレ >弓なら初弾で当ててる(笑)
GM >では、一発目は響の頭があった空間を素通りし、壁にめり込む。
響 >二発目があるような言い方だなぁ・・・・
翔真 >音等したなら一応聞こえた方を注視……反響して役に立たない可能性の方が高いか(苦笑)
弓 >音が先か弾丸が先かが重要(笑)
GM >音は『一切しておりません』!!
翔真 >「………2射目……無ければ本物の様だな。」周囲警戒
弓 >音が後ってことは1Km以上です…って、聞こえないのか(笑)サイレンサーかな
響 >「けほけほ・・・。助かりました・・・」あたりを警戒しながら・・・>翔真さん
翔真 >「二択だ。澪嬢を撒き込みたく無ければお前が一人で逃げる、その間に俺が彼女を確保して何所かに預ける。二つ目は………澪嬢と一緒に三人で動く。非常に問題が有るがガードする人間は集中できる。纏めてやられる可能性も有るがな。」>響
弓 >私も距離外射撃とろーかなぁ(笑)
響 >ひぇぇ・・・(笑)
翔真 >「一発目から見るに狙いはお前だ。移動はしても追撃のチャンスを狙う事は考えられる、ここはお前の自宅だしな………それで、どちらにする。制限時間は…五、いや十秒待つ。お前が決めろ。」>響
響 >「それ・・・二択っていわない・・・(苦笑)澪をよろしく・・・」
翔真 >「死ぬ気か。」
響 >「足手まといを2人。護りきれる??」
翔真 >「お前はともかく澪嬢は護る。死んでも、だ。」
響 >「なら、大丈夫だね(苦笑)」
GM >今、翔真と響は物陰に潜んでいる状態かな?まぁ、じゃなきゃ次発が来るのだろうけど(爆)
翔真 >「決めたのなら動くぞ、モタモタするな。」
響 >「合流地点は??」
翔真 >「自分の頭の中だけで寝ぼけた事を考えるな。中に入ってまず澪嬢と合流しなければならんだろうが。」
響 >「なら、澪と合流して、部屋の中から呪文で送り出すよ。その方が確率あがるよね」
翔真 >「一人で考えるなと言っているのが解らんのか?一人で死ぬ気なら勝手にすれば良い。」
響 >「じゃぁ、どうする??」
翔真 >「まず澪嬢と合流しなければ話にならんだろう?」
響 >テレポで、少し離れた場所に出て動けますか??
GM >残念だけど、部屋の中は視界に入ってないからねぇ(^−^;
翔真 >「響、鍵を貸せ。開けたら先に中に入れ。姿勢を低くしたまま素早くだ。」動きます、2射目を警戒。天津大鋼に手を掛けます。
響 >「OK」
翔真 >「転移魔法が有るなら後でその性能を詳しく教えろ、その内容如何によって方法を素早く考える。」
響から鍵を借りた翔真は、ドアの鍵を開け…響を潜り込ませる。
途中、その響を狙ってもう一発の銃弾が飛んでくるが…これは、翔真に弾かれた。
GM >では、翔真と響は…なんとか無事に響の部屋に入り込むよ。
翔真 >今の内にメールで連絡『響宅前にて狙撃される、現在被害無し。可能で有れば救援を要請する。追記:澪嬢が巻き込まれる危険性が考慮される。』
しかし、このメールは送信される事はなかった。
響 >「さてと・・・」
翔真 >「澪嬢にはウィザード絡みの事は言うなよ。難しいだろうがそれ前提でここから逃げると言う事で説得しろ。」(無体:笑)
澪 >「響くん、おかえり〜! あれ、翔真さんも一緒だったんだ?」
響 >「澪??」
翔真 >「……済まない、唐突だがお邪魔する。」>澪嬢
澪 >「そういえば、響くんから1人増えるって連絡があったけど・・・翔真さんだったんですねーっ(^^)」
翔真 >「あぁ、そう言う事なんだが……済まない。」>澪嬢<連絡が有ったけど
澪 >「まったく、そうならそうと言ってくれればいいのに〜・・・今、お茶出しますから(笑)」>翔真
翔真 >「時間が無い、響…。」(促す)>響
響 >「急いでここから出るよ。ちょっと危険なんだ。」>澪
澪 >「・・・はい?(首かしげ)」>響
翔真 >「残念だが響の言っている事は事実だ…それに、悪いが詳しい事情を説明している時間が無い。」>澪嬢
澪 >「えっ? えっ??」>翔真&響
響 >「ごめん・・・。落ち着いたら話すから、とりあえず今は安全なところへ行こう。」>澪
澪 >「わかったけど・・・どうすればいいの?」
翔真 >「俺達が良いと言うまで目を閉じていてくれ。それまでに聞こえてきた事も全て気にせず無視するんだ。」>澪嬢
響 >「I ask of the spirits of a departed person who manage the atmosphere. The power of you and a spirit of a departed person is used, and please move our flesh till the place which I mean.Teleport・・・・・」テレポ発動
翔真 >響さん〜PL発言だけど『テレポート』は視界内しか飛べないし、何よりまだ澪嬢の反応が〜(滝汗)>響さん
澪 >「わかったぁ・・・!?(転送される)」
◆ ◆ ◆
GM >で、待ち合わせ時間の衣笠駅跡地だけど、いまだ再開発がなされていないため、見事なまでに荒れ果てている・・・。
アドノレ >その方が居心地が良いぞ(笑)
GM >荒れ果てたプラットホームの上に・・・「彼女」はいた。チンピラーズのメールにあったとおり、紅いセーラー服をまとって。
アドノレ >「こんばんわ。瑠那というのはおぬしのことかな?」
瑠那 >「あなたが、約束の男のヒト・・・聞いたよりも逞しいのね・・・(嫣然と微笑む)」>アドノレ
アドノレ >「夜の散歩に付き合ってくれる相方を募集したアドノレという者だ」
瑠那 >「じゃあ、吾郎ってコとは違うのね・・・まぁ、いいわ・・・早速、始めない・・・?」
アドノレ >「おや、他との待ち合わせだったのか」
瑠那 >「ううん、今日はこの後に予定があるはずだったんだけど、急に変更になって・・・ここに来たら、あなたが来たのよ」
アドノレ >「ならば暇つぶしに付き合ってもらえそうだな。どこに遊びに行く?」
瑠那 >「どこでもいいわ・・・ここでも(流し目を送りつつ)」
アドノレ >「流石に見物客に囲まれるのは好かんな」と周囲に気を配る振りして気配感知
アドノレが軽く見回したところ、周囲には人の気配はない・・・
ただ、周囲から魔力は感じるようで、ウィッグが反応している。
アドノレ >「ふぇ、ふぇ、ふぇ〜・・・くちゅん」隣の人に反応する?
GM >いや・・・むしろ、少し離れた場所・・・かな?
瑠那 >「ふふ・・・・・・私は見られてもかまわないけど・・・どうするの?」
アドノレ >「せめて風の吹きさらしな場所からは離れよう。酒はいけるクチか?」
瑠那 >「・・・・・・呆れた、お酒で酔い潰してお楽しみが御希望?・・・でも、それもいいわね(くすくす)」
アドノレ >繁華街方向に移動しておかしな気配がついてくるのかの確認。バー「W」が近いと助かるのだが…贅沢も言えまい
GM >その気配はついてくるのではなく・・・ひとつ、またひとつと出現して、徒党を組み始めているようだね。
アドノレ >裏道の方へ行ってBJの使い勝手が良いように
瑠那 >「このあたりは・・・ふふ、ここなら大声出しても大丈夫そうね・・・」
アドノレ >「さっきから意味深な台詞ばかりだな。(にやそ)」
瑠那 >「うふっ・・・やっぱりわかっちゃう・・・?」
アドノレ >「どうも人が集まってきてる気がするのだが、お主の知り合いか?」
瑠那 >「関係ないわ。今は・・・野暮な事は言いっこなしよ・・・」
アドノレ >「無防備な状態でナイフを持ったチンピラに囲まれる趣味は無い。最低限邪魔の入らない所を希望するぞ」
瑠那 >「大丈夫・・・ここには誰も来ないわ。さぁ、たっぷり楽しみましょ・・・」
アドノレ >増えた気配は包囲してくるかな
GM >いや、包囲はしてこない・・・ゆっくりとどこかへ移動しているようだね。
瑠那 >(既にアドノレへとしなだれかかっている・・・甘い香りが立ち込める)
アドノレ >うむぅ。当てが外れた上に人だかエミュレイターの判別がついてない。<カリスマ>を使って「せっかちだな。場所を変えるまで待てんのか」と言ってみます。
瑠那 >「ふふっ・・・だって、あなた・・・普通の男とは違うんだもん・・・」
アドノレ >(すくなくともイノセントでは無いな)
瑠那 >「このあたりの男はみんなノリが軽くて・・・でも、あなたはあたしを楽しませてくれそう・・・(くすくす&しがみつき)」>アドノレ
アドノレ >「まぁその気になれば可能だろうな」
瑠那 >「じゃあ、始めましょ・・・(ゆっくりと、情熱的に唇を奪う)」
アドノレ >無理やり振りほどくより気絶させる方が楽か…とか考えてみる(笑)
弓 >そのまま本能にまかせて(笑)
アドノレ >行方不明の連中はこやつに生気を吸われたのか確認するつもりなので警戒はする…覚悟完了(笑)
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