【第9夜】
焔の予兆
<PART−13>
突入・月匣病院
翔真の『天津大鋼』によって、月匣の門を(無理矢理)開いた一同…そして、その先。
本来純白であるべき病院内部は、いまや紅月の色に染まり、さながら流血の地の様相を呈している。
ただ、音に関しては…空調の音以外は静まり返っている。少なくとも、今のところは…。
アドノレ >「なんとも趣味の良い色合いだ」(顔をしかめる)
弓 >「……………ふふ……紅い……良い趣味ね…(くすくす)」(こちらは艶然と微笑)」
可憐 >「趣味が悪いですね」
響 >「・・・・・」
GM >現在位置は、おそらく待合室・・・傍らにはカウンター、そして室内には無数のイス。
翔真 >周囲の確認をしたら……とりあえず魔石使ってプラーナ回復したいです(苦笑)
翔真がプラーナを回復している間に、一同は周囲を見渡していた。
本来の構造的には地上5階、地下1階構造…各病室をはじめとして、
レストランや売店、手術室、霊安室、機械室、院長室などが案内板には記されている。
さすが市内最大級の規模を誇る総合病院だけあって、その設備の多さは半端なものではない…。
凛 >「さっさと行こう〜(眉根寄せ&箒に横座りふよふよ)」
翔真 >「待たせた、とりあえず病室を目指して見るかそれとも別の場所に向かうか…。」
そら >「この先は・・・(視線を走らせる)」
翔真 >「どうした…?」>そら
そら >「・・・・・・エミュレイターを探しています・・・ここには、とりあえず見当たりません。」>翔真さん
翔真 >「わかった、何か気付いたら知らせてくれ。」
アドノレ >「はてさて、どこが結界の要なのかそれが問題だな」
弓 >「………………元の病院と同じ構造だと考えないほうがいいでしょうね……。」
凛 >「どこを目指せばいいんだろうね?(小首傾げ)」
アドノレ ><ぼそっ>「地下の霊安室」
翔真 >「弓ちゃんの言う通り、ここからどうなって居るかはサッパリ解らない。とりあえず、ここの階を捜索するか、上に昇るか、下に降りるかを決めよう。時間が惜しい。」
アドノレ >「中央部で重要地点となると手術室辺りが該当するか…」
可憐 >「エレベータの電源が確保できているかどうか、確かめていいですか?無論乗る気はありませんが」
弓 >この手の映画ではエレベーターに乗るのは自殺行為でわ(爆)
アドノレ >エレベーターの天井を開けて・・・(笑)
可憐 >エレベーターを使うと言うよりか、エレベーターの天井を開けての移動確保のために(苦笑)
凛 >「先に下から調べて行かない?」
GM >ちなみに、エレベーターは普通に動くようだ・・・ちょっと文字盤が普通じゃないけど(爆)
弓 >42階とか13階かな(笑)
GM >地上1階から地下になっているのだ・・・最下層は666階(笑)
響 >「・・・666・・・黙示録の世界でも再現するつもりかな・・・・それとも・・・獣でもいるのかな・・・」(小声で)
可憐 >4242ではないだけましですね<文字盤(苦笑)
翔真 >全部漢数字とか(笑)
GM >漢数字を「おとこすうじ」って読んじゃったよぅ(爆)
アドノレ >それはちょっと素敵かも<漢数字
GM >では、中間を取って漢数字で最下層は六六六階って事にしておくか(笑)
翔真 >「エレベーターで移動するのは避けたい、電源が来ているかどうかは行く道すがらで確認出来れば言いと思うが…何より単独行動は避けたい。」>可憐
弓 >「……………進める場所に進みましょう………どうせ私達に人命救助は無理…なら、さっさと敵を殺せばいい………これはこれで面白そうだけど(苦笑)」
翔真 >「…確かに傷を塞ぐのが精一杯だな(苦笑)」<人命救助は無理
アドノレ >「総当りするつもりで降りてみるか」
翔真 >「……標記通りなら確かに下の方が回数が少ないから早く終るだろう……俺も一応下から捜索を御す。」
凛 >「最後が一番上なら、なにかあっても外に出て空飛べば脱出できるし!」
GM >では、地下1階に降りるね・・・ここは霊安室に機械室、それに救急時の搬入口などがあるようだ。
翔真 >警戒しつつ近場から順に捜索…かな?
辺りから聞こえてくるのは、空調の音ばかり…かと思われた。
だが凛と響、そしてアドノレは気付いていた…霊安室ではがさごそと動き回る何物かの音が、
そして救急搬入口からは…車のエンジン音が聞こえてくる!
アドノレ >「(へくちゅん)これはお約束の奴が居るな」尻尾が霊安室を指してうにょめいている(笑)
響 >「霊安室で、何か音がするよ。」救急搬入口の方を指さして「それに、向こうから、車のエンジン音みたいなのも聞こえる・・・」>all
凛 >「死体が動いてる?(嫌そうな顔)」
弓 >「……………はぁー…(やる気なさげに)」
翔真 >「……救急車の中に人が居なければ無視して良さそうだな…。」
そら >「・・・それが、普通の救急車であればですが・・・。」
凛 >「でも、もしかして助けを求めている人がいるかも!霊安室にはいないかな〜?(心配そうに)」
アドノレ >「用が無い限りは好き好んで出入りする奴は少ないと思うぞ」
可憐 >「おそらくこの中での生存は難しいと思いますわ」
凛 >「ちょっとだけ覗いてみていい?」>みんな
弓 >「……私はどうでもいいけど………凛が…………やっぱりね……」
アドノレ >「死体はとりあえず無視で車の確認だな?」
可憐 >「いずれにしても、この階は無視をした方がいいと思うのですが…」
弓 >可憐、それは私としては大歓迎だけど…勇者としてはマズくないでしょーか(笑)
可憐 >霊安室に生存者が居るとは普通では思えないような(笑)>弓さん
翔真 >「……仏さんには悪いが時間が惜しい。そうさせて貰おう。」<車
GM >ちなみにエンジン音といっても、普通の救急車にしては空ふかしが多いようにも思われるね。
可憐 >車に関してもトラップのような気がしますね (ローラー系の)
ここで凛と翔真は、扉の外で救急車が密着してエンジンをふかしているのだろうと察知できる。
搬入口付近に光る監視カメラの存在…もしかしたら、これがスイッチなのだろうか?
凛 >「なにやってるんだろう?(小首傾げ)」>翔君
翔真 >「……扉を開けたら飛び込んで来そうな気がしてきたな…。」
更に、凛は気づいた…その中から、人の叫び声が聞こえる!!
「ダメか、止まらない!」「ドアも開かないぞ、どうなってるんだ!!」
凛 >「!!!誰かいるよ!!」>みんな
可憐 >「生存者ですか」>凛さん
アドノレ >「罠と判ってる分だけマシと思おう」
弓 >「…………………やれやれ」
翔真 >「確認しに来て正解だったな……。」
凛 >「うん!急いで開けないと!!(扉をこじ開け)」>みんな
GM >あ、扉開いたのか・・・なら、けたたましいサイレンの音を鳴らしつつ、救急車がバックのまま急加速して飛び込んでくる。これを未然に止めるには・・・トラップ解除判定だ!
翔真 >ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ(悲鳴)
可憐 >もしもの時に考えて破壊する準備も必要ですね(苦笑)
GM >破壊するのも可能だけど…ダメージが走りすぎれば、当然中の救急隊員も無事じゃすまないだろうね(^−^;
翔真 >なら累計ダメージが高くて扉を開いた凛ちゃんに備えてもらっておいて自分が解除を試みましょうか^^;
凛 >らじゃ!>翔君
翔真 >タイヤ全部斬り捨てるのか、トラップのスイッチ部分だけ『撃つ』のか(笑)
アドノレ >奥義の射抜き(笑)
弓 >射抜きってあーた、それじゃあ鉄板ぶちぬいちゃいます(笑)やはり斬鉄剣!すぱーん、と(笑)
可憐 >ルパンの五右衛門みたく(笑)
翔真 >ご希望とあらば救急車だけ真っ二つで斬鉄剣モドキでも(笑)
「いきなり開けるなっ……間に合え!」「ん?わぉ!!」
凛が驚く暇もあらばこそ、翔真の『天津大鋼』が唸りを上げる。
その一瞬、救急車は正面から二分され…シャーシに乗った中の人々を残したまま、左右に倒れた。
一同にとっては罠、車内の人々にとっては生命の危機をあっさり救った翔真だったが…
「………詰まらない物斬ってしまったじゃないか……(嘆息)」
ちなみに、これはクリティカル連発のおかげだったりするのだった(笑)
救急隊員 >「な、なにっ・・・??一体何が・・・(驚)」
凛 >「翔君、凄い凄い!!格好いい〜♪(大喜びで抱きつき)」(笑)
翔真 >「……………凛、とりあえず中に居た人の確認が先だ…(汗&苦笑)」天津大鋼隠します(笑)
弓 >「…………………………」←翼&右手
アドノレ ><ぼそっ>「救急車を切り捨てた責任を取るのか?」(笑)
響 >「皆さん無事ですか??」>救急隊員
救急隊員 >「あ、私達は大丈夫ですが・・・これは一体?(周囲の光景見渡し)」
アドノレ >「あ〜、なにぶんにも非常事態でな。我々も急ぐ故に詳しい説明等はいずれ政府の者がくるからそちらにして貰いたい」(カリスマ)
そら >「ここは、危ないです・・・外に、逃げてください・・・」
救急隊員 >「わ、わかった・・・患者さんはここで応急処置をしておこう・・・」
弓 >「……………終わったなら……とっとと上に行きましょう……」
翔真 >救急隊員に「霊安室は無視して上に昇って外に出ろ。」と言っておきます(笑)
凛 >「とにかく急いで急いで!!」
翔真 >「………………………(見られていない………か?)」(−−;<箒に乗ってふわふわ凛ちゃん
弓 >私もふわふわしてますが(笑)
翔真 >てっきり隠して地面に降りて居るとばっかり〜(苦笑)
アドノレ >「では、他の患者を待たせるのもなんだからいくぞ」>ALL
凛 >「OK〜!(箒に乗ってふわふわ)」>アドノレ
そら >「では、私がこの人たちを・・・安全な場所にお送りしますが・・・。」
響 >「おねがいしてもいいかな・・・。巻き添えにはしたくないから」
可憐 >「そらさん、危ないので私も付いていきますわ」
GM >了解、では可憐と【そら】は、救急隊員たちを外に避難させることが出来る。という訳で2人は、救急隊員たちから感謝の意として・・・栄養剤(ヒーリングプログラム相当
>ピグマリオン不要)を2個渡されるよ。
可憐 >「もしかしたら他の患者さんが来るかもしれないので、それはその時に使ってください」<栄養剤>救急隊員さん
GM >いやいや、栄養剤はまだまだあるから大丈夫だ(笑)…さてその間、他の面子の行動だけど…さぁ、どうする?
響 >周りを警戒中
アドノレ >「破壊されると全体が危険な機械室は覗くだけ覗いていくか」
翔真 >「あぁ。」
弓 >アドがいくなら私もいきますよ〜。いのせんとには興味ないし
凛 >救助したので満足(笑)<一般人
GM >では、機械室・・・ここは鍵が掛かっているけど、ウィザード達にとっては何のことはない、すぐ開くよ。
アドノレたちはここで、機械室の施設の間にアタッシュケースが隠されているのを発見する…が、その時。
弓と凛が、この部屋自体にガストラップが仕掛けられていると看破する!
「……………………私が…やってみる………」「そう?じゃあ、任せたよん♪」
マイペースな凛の声を背に、弓が的確にトラップのスイッチを捉え、破壊する。
弓 >「……………………………ふう……………」プラーナを12点ばかしつっこみました(爆)
響 >人間の意地かい(爆笑)
凛 >器用12あるのに(笑)
翔真 >「ご苦労さん…(フッ)」>弓
アドノレ >「うむ、お見事」
弓 >では、ケースを拾ってきます〜
可憐 >戻ってきます>ALL
そら >「・・・何が、ありましたか・・・?」戻ってきた(笑)
響 >「いま、トラップを解除したころみたい」>そらさん
弓 >「……………じゃ、あとよろしく………(ケース渡して、魔石を取り出す)」
凛 >「は〜い!」
翔真 >「念の為ケースの方もトラップを警戒しておいた方が良いかも知れん…。」E−e起動してケースを調べます。
GM >了解〜。特にこれといった罠らしいものは見受けられず、簡単に開くね。
凛 >「鍵、かかってる?(横から覗き込み)」>翔君
翔真 >「いや、簡単に開きそうだ…。」中を確認します。
ケースの中には現金120万v.、魔石R2が2個、
それに箒オプション「マルチプライ=リアクター」があった。
可憐 >どちらかと言うと弓さん向けかな?
弓 >正規品が使用できるんだろーか(笑)
翔真 >………弓ちゃんにオプション渡すとまた『食う』のかなぁ?(爆)
可憐 >可能性としては高いですね<「喰う』(笑)
翔真 >「……一応回収しておこう。」
凛 >「お〜なにが入ってるかな?」
翔真 >「ヴァルコと魔石が2つ…跡は箒のオプションパーツらしい…。」
凛 >「わぉ!なかなか♪」
弓 >「…………………ふぅん………使えないわけじゃないけど…」
アドノレ >「仕掛け人の手がかりにはならんがもらえる物は貰っとけ」
翔真 >ケースごと月衣に放り込んでおこう(笑)
凛 >「他にはなにもないかな〜?(きょろきょろ)」
GM >他は・・・特にこれといったものは見当たらなさそうだ。
凛 >「じゃあ、みんなと合流しよう!」
翔真 >「(頷く)」>凛<合流
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