【第10夜】
流れる砂は夢現

<PART−14>



戦慄の最終兵器!!



ナイル川流域の荒野で、戦いはなおも続いていた。

「ああぁぁぁ!」
葉子が両手拳をまばゆく輝かせて敵軍に飛び込み、炎に燃える竹槍を振り回したアドノレがこれに続く。
更に、
「俺様をナメてんじゃねぇぞ、こぉの腐れ異民族どもがァ!!」
カーメスの斧が炎を纏い天空を走り、次々と敵の首を刎ね飛ばしながらも彼の手元へ戻り、
更に一度、二度と葉子の周囲の敵を斬り倒す…たちまち出来上がる屍、その数62体。

「派手〜・・・」「……やるものだ」「灼熱の大地の上で焼死もまたおつなものであろう」
「これが父上直伝の対多数戦闘術・・・・・・・・・さぁ、どっからでも掛かって来いやッ!!」

対多数戦闘術
ヒクソス大侵略の時代、カーメスの祖父・第17王朝第3代国王とされる
サナクトエンラーが考案、続くセクエンエンラー王により研鑽され、
完成の域に達した、世界に冠たる武装戦闘術。
数と技術力で圧倒的に勝る異民族軍と対等に戦うため、
当時エジプトで主な武器とされていた斧をいったん投げた後、
ブーメランのように引き戻すという特殊な投擲術を主軸としていた。
ちなみに、18〜19世紀においてネイティブアメリカンが
アングロサクソン人の植民に抵抗する際同様の戦法をとっているが、
その源流にこの対多数戦闘術がある事は言うまでもない。


民明書房・刊「古代吃驚戦闘術大全」より抜粋

「押し返すっ、行くぞ!」翔真の声にあわせて凛も飛び出し、葉子たちをフォローする。
2人の力で、更に62人を打ち倒すが…敵の数はなおも増える一方であった。
「ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ・・・」「切りないな〜むぅ〜」

その間にも、弓は【そら】を抱きかかえ、上空に飛んで大きく翼を広げていた。

「………………同調開始……プログラム…ドライブ……モードCへ移行…Dセル120%アクティベイト…………」
まるで、かねてから約束されていたかのように・・・『右腕』がひとまわり大きなキャノン砲へと変化する。
「リンク=アップ・・・モードシフト、フュージョンキャノン・・・!」
【そら】の声と共に、彼女の肩口に『箒のスロットコネクター』が出現、弓の『右腕』と接合した。

「………………コネクト………リンク接続確認………チャージ開始……」
【そら】の血液が弓の『右腕』に…そして弓の『右腕』を流れるフルードが【そら】の身体に循環し始める。
「メインパワーバッテリー接続・・・チャンバー内加圧・・・ライフリング回転開始・・・」
『右腕』の砲門が、スチームと共に回転を始め…弓の視界が急激に開かれる。
「…Dセル侵食率上昇…知覚領域拡大…ロック開始………」
「Pフルード伝達率120%・・・メタルハート、ビート同調・・・」

ふたりの鼓動が、感覚が共有され…弓は『右腕』に流れ込む巨大な力を感じていた。
力の源は…そう、【そら】の心臓である。

弓 >誰か、「承認」か「なぎ払えっ」って言って欲しい(爆)
翔真 >『承認』は難しいけど『薙ぎ払え』くらいは言えるかも(苦笑)
アドノレ >テレビでやってたならその台詞が出せるが・・・いかん。ビルドアップ中はその手のおちゃらけが出てこない(笑)
翔真 >アドノレ言わないなら『薙ぎ払え』くらいは言っちゃうよ〜?(笑)
アドノレ >どぞどぞ>翔真

地上の戦いはなおも続いていた…「貴様等には見えるか、この武器に宿りし想念が」
アドノレの声と共に、竹槍の穂先がうなりを上げる。
竹槍一閃、倒れるはなんと46人…それはまるで、アドノレに何かの加護が降りたようでもあった。
その一撃で、一瞬敵の本陣への道が開けた…かに見えた。

葉子 >ま〜わるよまわる〜よ、ダイスはま〜わ〜る〜♪(笑)
翔真 >三千の英霊、御降臨らしい(爆)
凛 >アドノレのホームグランド?(笑)

「撃ち降ろしとは言え射線を妨げ無い様に気を付けろ…!」「は〜い!」
翔真が、上空の2人の様子を見やりながらも、突破口を開かんとする…が、
敵兵はここに来て団結し、なかなか先へ通してくれない。

「チッ……だが固まっていてくれた方が有り難い……」
ニヤリ…と翔真が笑うその間に、凛が敵兵の一角を崩した。

「弓ちゃん、そらちゃん・・・今だよ〜!!!!!
「…やっちゃえ、弓さん!」「薙ぎ払えっ!」

叫ぶ仲間達、何事かと空を仰ぎ見る敵兵達…
そこには、もはや発射寸前となったフュージョン=キャノンを構えた、2人の姿があった!

「…Dコア・フルドライブ……ロック…完了…最終安全装置…解除ッ…」
「……………………………まとめて…吹き飛ばす…。…いくよ…そら・・・」

「はい・・・・・・・・・・・・・・・・発射ッ!!」
「………………………………死ね……ッ……」

その時、閃光が迸った。

「・・・・・・わぉ・・・・」「うわ・・・・・・」

呆然と見守るウィザード達の前で、その一撃は堕天使達を一斉に薙ぎ払い、
更に背後の2つの影をも直撃して、月匣の壁をぶち抜き、奔流となって立ちふさがるものを消し飛ばした!

「おぉおおおおおおおおお・・・・・・・っ!!」
「…………あぁあぁあああああああああッ!!!!」

GM >ちなみに、地球外からのカメラで・・・地球から伸びる一条の光が!という訳で・・・ダメージ、820(爆)
葉子 >820Σ( ̄□ ̄)
翔真 >………容赦無しだ(苦笑)ブレス○アースバスターか、はたまた破○滅殺か?(爆違)

凛 >ぺんぺん草も生えなくなった;;(笑)
可憐 >やばい代物ですねー…そのダメージなんですか(苦笑)
弓 >ていうか4ケタが見えるのはどうかとっ(笑)精霊獣がいけてしまう(苦笑)
可憐 >確かにその通りですねー(笑)
翔真 >………本来は対魔王戦用装備なのかな……?
葉子 >………もしや、ユグドラシル×3を前提とした武器か……?
翔真 >1本ないし2本だから微妙に違うと思われ(苦笑)
弓 >転生者のリミットブレイクがアホらしくなるダメージだ…(−−;…今回はイベントとゆーことで使ったけど…次使うのは最終決戦にしよう(笑)

◆ ◆ ◆

弓 >「……………(翼から蒸気を噴出しつつ)……リンク…切…断…………」
そら >「リンク=アウト・・・」手足が気化しつつ放熱・・・。
弓 >「…………………はぁっ……はぁっ………はぁ…ジェネレーター、オーバーヒート…Dコア異常過熱………強制…冷却………」そらを抱きかかえたまま、落ちる(爆)
葉子 >「っ、弓さんっ」とっさに二人をダイビングキャッチー
アドノレ >徒歩なんで受けとめに。1人ずつだろうけどどっちがどっちだ?>葉子
葉子 >んでは、私はそらさんを。弓さん頼みますー>アドノレ
翔真 >受けとめたかった(爆)
弓 >(どさり)「…………くはっ………く…はぁ……はぁ……はぁ……」触ると熱いですよ(笑)
カーメス >「しっかし凄ぇな…これが、神官連中が言ってた『アトンの輝き』なのか…!?」
アドノレ >それぐらいは耐える「メギドの光りか?」
葉子 >私も耐える「っ・・・温度調整、cold down…」
弓 >「………………悪い冗談ね……私は『リリス』よ……?」>アドノレ、カーメス
翔真 >「アドノレ、神宮寺。二人を頼む。可憐ちゃん、必要そうなら二人の治療を。」>アドノレ&可憐&神宮寺嬢
葉子 >「ん、分かりました…」>翔真さん
可憐 >「お二人とも大丈夫ですか?」>弓&そらさん
アドノレ >「立てるか」>弓
弓 >「(ふらり、と…アドを押しのけて…葉子にそらを預けて…立つ)………………」
そら >「わたしは・・・大丈夫・・・(気化しつつあった四肢が再度再生・・・)」
翔真 >「………魔王ごと屠っていれば助かるのだがな……。」
凛 >「・・・・・地形、変わってないといいけどね・・・・(ちょっと怯え)」>翔君
GM >大丈夫、月匣の破壊と引き換えに地上は守られているね・・・
翔真 >「……先程まではな(苦笑)」
凛 >「あ、そっか〜・・・・うん(まだ呆然中)」
GM >そして・・・目の前には、ずたずたに傷ついた2つの人影がなおも立っている!
翔真 >「だが……それでも生きて居る所は流石本物の魔王と言った所か……。」天津大鋼を構え直します。>人影二人
男 >「く、くくく・・・派手な挨拶だったな・・・」
可憐 >「ボスのおでましのようですね」
凛 >「随分とボロボロだね〜(くすくす)」>二人の敵
葉子 >「まだ生きてるか・・・しぶとい〜(−−;」
弓 >「……よかった……まだ生きてたのね…………」
アドノレ >「それでこそだな」一歩下がって人影を見る
翔真 >「お気に召して頂けたか…?(フッ)」>男
男 >「貴様達が初めてだぞ・・・この大魔王アステートの絶対防御を、ここまで砕き去ったのは・・・面白い、実に・・・面白い・・・ッ!」
弓 >アステートかいっ!!

大魔王アステート…ソースブック「スターダストメモリーズ」に登場しているエミュレイターである。
そしてもう1人、女の魔王は言わずと知れたベール=ゼファーだ。
ここでの登場は…彼らのモデルとなった神々がどこを活動拠点にしていたかを考えれば、
読者諸君にはおのずとおわかりいただけるであろう。

凛 >「それってもう、『絶対』防御じゃないね〜(微笑)」
弓 >「……死なないでいてくれて嬉しいわ………アレ…血が見れないから、面白くないの………(疲労と消耗で、そーぜつな微笑み)」
女 >「アステート・・・無理をしないで。アヴァリスに戻れば、このくらいは・・・っ」
そら >「敵の力は、著しく低下して・・・います。今なら・・・倒せるでしょう」
翔真 >「……済まないが、戻らせる訳にはいかない。ここで終りにさせて貰う……。」>男女二人
葉子 >「悪いけど…今日が年貢の納め時よっ!」>二人
アドノレ >「言っておくが一騎討ちなんぞ受け付けぬぞ」今のうちにピグマリオンを出しておく
アステート >「フフ・・・傷ついたとはいえ、この私がこれ以上人間ども風情に遅れをとろう筈もない。」
カーメス >「ざけんじゃねぇよ・・・アポピじゃねぇのは残念だが、テメーらを倒せばヤツも終わりだぜ!」
翔真 >「魔王を甘く見るつもりは無いが……人間も甘く見てると…怪我では済まさん……。」
アステート >「ヤツらもああ言っている事だしな…ベル、お前は下がれ」
可憐 >ベール=ゼファーですか(苦笑)
ベール=ゼファー >「私も戦うわ、アステート・・・こんな人間どもに、あなたを殺らせは・・・しない。人間ども・・・このベール=ゼファーを怒らせた事・・・必ず後悔させてやる」
葉子 >「後悔?そっちこそ今までのつけ、払ったほうが良いわよ(にやりん)」>ベール
凛 >「ボクは反省はしても、後悔はしないのさ!(不敵な笑みで戦闘態勢)」>ベル
弓 >「………………(ばさり、ともう一度翼を広げ…強制冷却ぶしゅー(笑))……私はリリス…そう…リリスはアダムを拒絶する……あなた達、エミュレイターを………」
可憐 >「かわいそうですが、此処で倒させていただきます」>ベール=ゼファー
アステート >「いや、お前達は無駄死にに終わり、ウアセトは蹂躙される・・・そして、その上には我等の世界が打ち立てられるのだ。生物が正しく生きられる世界が・・・!!」
翔真 >「蹂躙し、奪い、その後に立てられた世界で何が正しくだ………愛する者を想っての事ならともかく、そんな輩を見逃す訳には行かん……!」
ベール=ゼファー >「家畜の分際で愛ですって?・・・愚かしいにも、程があるわ・・・」
カーメス >「黙れ!!テメーら絶対ブッ殺ーすッ!!」>魔王ズ
アドノレ >「何が正しいかを決めるのは種としての強さであろう?今それを証明して見せよう」
翔真 >「俺達が家畜なら貴様等はその家畜に頼らなければ生きて行けない寄生虫だ!寄生虫風情は大人しく駆除されていろ…!」
アステート >「ほざけ、下等生物どもが・・・我等を滅ぼせるものなら、試してみるがいい・・・!」
可憐 >「何を言っても無駄のようですね」
弓 >「………魔王を滅ぼすのが……この右腕と…私と……そらの……使命……。……」
葉子 >「本気出していくか…よし。特殊モード発動…≪Program burst≫…発動!
そら >「・・・・・・私も・・・全力を尽くします・・・(にこ)」
凛 >「覚悟は、いいかな?」>二人<「いいなら・・・始めようか!!」
葉子 >「…よし。特殊モード発動…≪Program burst≫…発動!」(頭部アーマーだけ外れ、体のアーマーが赤と白を基調とした鳥型鎧に変化:アームドシェル相当)
アドノレ >現在魔王決戦モードだな(笑)
凛 >アドノレが漁夫の利を(笑)
弓 >「………………さぁ……殺し合いましょうか…!」魔王候補その4〜( ̄ー ̄)ノ
葉子 >立候補すな!?Σ( ̄□ ̄)>弓さん
翔真 >手を挙げるな〜!(苦笑)<その4

「…オラァ!!」カーメスが手斧を投げる…
狙いすましたその軌道はアステートを、ついでベール=ゼファーを捉える。
ベール=ゼファーは斥力場を展開してこれを防ぎ、避けきれぬアステートは直撃を受けていた。
その鮮やかな手並みに、ただ慨嘆する凛…
そして、敵をひと薙ぎした後戻ってきた斧を手にするカーメス…だが、その表情は硬い。

「・・・・・・いやぁ、さすがに魔王ってだけはあるかよ・・・」

「・・・・・・・さすがは新たなるウアセトの王・・・だが、この程度では我は倒せぬ!!」

葉子 >「魔王級はそう簡単には倒れない・・・ねぇ( ̄- ̄;」(眺めやりつつ溜息)
翔真 >「…………倒れるまで、戦うさ。」
凛 >「そうでなくっちゃ、闘い甲斐がないよ!(強気の笑み)」
カーメス >「おぅ、その通りだ!!・・・意見が合うよな、お前(ニヤリ)」
凛 >「まあねん〜これ終わったら、お酒を酌み交わす?(くすくす)」(笑)
カーメス >「・・・俺と遊ぶと火傷するぜ・・・?(ニヤリ)」>凛
凛 >「え〜じゃあ、保護者同伴で(ウィンク)」
葉子 >「凛ちゃん、私達未成年(苦笑)」
カーメス >「俺は成人だ(しれっ)」
可憐 >「凛さんはその年で酒豪ですから」
凛 >「ここならボク達の年齢は成人だよん〜多分(くすっ)」
葉子 >「・・・(ちょっと頭痛堪えるように)」
アドノレ >凛は酒癖悪かったような
葉子 >ふむ・・・・・・葉子の姿変ったのに気付いてないのかなぁ(’’
アドノレ >その程度でおどろくようなたまではない(笑)>葉子
凛 >「わぉ!葉子ちゃんも変身するんだ!!格好いい〜(ちょっと羨ましそう)」>葉子<「でも、最近のウィザードって変身するの流行ってるのかな?(くすっ)」
葉子 >「…さぁ?それ言われても(苦笑&首竦め)」>凛ちゃん
凛 >「変身系ウィザード、全員集合!とか、ないの?(くすっ)」なんか余裕だな〜こんな会話できるのか?(笑)
葉子 >「凛ちゃん・・・少しは緊張感持ちなよ(⊃▽=。」>凛ちゃん
GM >魔王を思い切りナメとるな、凛ちゃん(笑)
凛 >「闘いには平常心で臨まないと、実力を発揮できないよん♪(ウィンク)」そして次の瞬間、屍に;;(笑)

「今度は、ボクが相手だよ!!」飛び出した凛が、アステートの身に一度、二度と爪を突き立てる…
が、アステートの身は特殊な力場に守られていて、ほとんど傷がついていない。
「ん?・・・・この感触は、『属性防御』!!」「ふふ・・・よくぞ見抜いた」
飛びのき身構える凛に、魔王は笑い掛けた。そして…言葉を続ける。
「これは随分可愛い爪だな・・・ウアセトの王よりは我につかぬか?命尽きるまで悦ばせてくれるぞ・・・」
「そう早合点しないでよ!まだまだ、小手調べなんだから♪」
闘志を瞳に秘めて、凛は眼前の魔王を睨んだ…そこに。

「・・・・・それなら・・・これでいかがでしょう・・・Evolution・・・!!」
【そら】のエヴォリューション=ウェポンにより、強化されていく凛の両手。
「そらちゃん、サンキュー!」傍らに降り立つ緑の髪の少女は、凛の声に頷いた。

翔真 >ナイス援護(笑)

「……前に戦った自称魔王のモドキとは違う様だな…。」「………………………………」
翔真が、弓が、更にアステートを集中攻撃する。
「ぬるい、ぬるいわ・・・!!」そのすべてを弾き返す魔王。
「………………運動係数を0.8上方修正……属性防御フィールド確認……」
打ち込みからバックステップした弓は、冷静に状況を判断、戦闘パターンを徐々に構築していく。
だが…その時、魔王は予想もしない出来事に驚いていた。

…痛み。そう、翔真が斬り付けた部分が見事に力場を突き抜け、
魔王自身にダメージを与えていたのである。

「・・・・・・ほぅ・・・少しは骨のある者もいるということか・・・」
「まだまだ……こっちもこれからだ。うちの美人所にちょっかいを掛けるような悪い輩には、
それ相応の対応をしてやらんとな」
魔王の笑いに、口元で不敵に笑い返す翔真である。

葉子 >風属性か虚属性か・・・どっちにしろ葉子には関係ナッシン(笑)
弓 >翔真の攻撃にも働きかけた、ということは・・・全属性に対する属性防御(物)かな?
翔真 >魔王だし一番考えやすいのは属性防御(物)の『虚』かな?
弓 >属性防御(物)(魔)で「虚」だったら、弓ちゃんの手におえません(爆)
翔真 >エンチャントフレイム掛けて援護するよ(笑)
凛 >そんな時こそ、簡易魔法の『カラーチェンジ』!(笑)>弓 (宣伝)
弓 >わあ、便利だね!すごいや凛。これがあればどんな敵もへっちゃらだよー!(深夜の通販番組風)

一方、アドノレは…
「この地に宿る諸精霊よ、新たなる王に従うを良しとするならばこの場へと集え」
その声と共に、天地に住まう精霊たちが集まり行く…
その時。葉子の耳には、はっきりと聞こえた・・・
「我を・・・我を魔王の手より解放せよ・・・」

アドノレ >「黒き大地に宿るものはお主を新たなる王として認めるのにやぶさかではないらしい。お主が王として相応しき器を見せればだがな」>カーメス
カーメス >「おうよ! ヤツらを叩っ殺してウアセトに凱旋だぜ!!」>アドノレ
葉子 >「別の・・・力・・・捕らえられてる?(目が夕焼けのように輝きを帯びる)」 (赤と金色の中間の色合いと捕らえていただければ<現在の目の色)
アドノレ >「…おぬしには見えざる者が集うのがわかるのか」>葉子
葉子 >「ん・・・魔王の手より開放せよって言ってる…(目は何処か遠くを見ているような…そんな印象を受ける)」>アドノレ
そら >「・・・・・・・・私も、次は全力で行きます・・・」


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