【第11夜】
集結する邪

<PART−06>



不安だらけの作戦決定


一同が「ナイトメア」に示された画面を見ると・・・そこには、4人ほどの人物のデータが記されていた。
1人目は瑠那。2人目はクラウス=フライ。
3人目は・・・「ジョシュア」という巨漢、4人目は・・・細身かつ初老の男で「紫電」。

GM >以上、4人をVIPとして扱い、最重要施設への立ち入りを許可するように、クローン兵のプログラムが改変されていたわけだ。
凛 >「わぉ!エミュレイターが人間が作ったものを?(びっくり)」
可憐 >「トリニティにしても鳳凰院にしても、エミュレイターと関係があると噂があるところですから」>凛さん
凛 >「この二人がトリニティーの関係者なら、確定なんだけどね〜」
灯 >「・・・そういえば、聞いた事がある・・・・・・エミュレイターに与するウィザードも、存在すると・・・」
アドノレ >「言語が通じれば交渉の余地もあろう」>凛
凛 >「そかな〜思考形態や価値基準が全然違っていれば、無理だと思うけど?」>アドノレ
アドノレ >「エミュレイターにも飯を食わねば生きていけぬ者がいる事は覚えていて損は無いぞ」
凛 >「・・・・御飯てどんな御飯?(怖い想像になってしまった)」(笑)>アドノレ
アドノレ >「タイプによりけりだ」>凛
GM >ちなみに、最重要施設とは・・・湘南国際村の中心部に新しく建造されたメインコンピュータだね。新聞記事にも、確かに・・・「新生湘南国際村の警備システムはすべて自動化され、中心部の大型コンピュータで統括処理される」と。
翔真 >「……………………そう来たか。」
弓 >「……………………………ふぅ(溜息ついて、やれやれと首を振る)」
智律 >「………どなたか、見覚えがありますか?」>映っている四人
弓 >「………(ふるふる)…るなとクラウスだけね…」
可憐 >「前二人は私も知っていますが」
翔真 >「………瑠那だけだ。」
アドノレ >「同じく瑠那だけだ」
凛 >「あとの二人は全然知らないや〜誰なの?」>ナイトメア
ナイトメア >「ジョシュアはアフリカで、紫電は中国で活動しているベール=ゼファーの手先だ・・・こいつらの名があるという事は、連中も勢力を結集させてきた・・・という事なのだろうか」
翔真 >「厄介極まりない話だ………(嘆息)」
凛 >「わぉ!じゃ、やっぱり残りの二人もエミュレイター?」>ナイトメア
ナイトメア >「・・・可能性はある。この4人が集まって、何をするのか・・・気に掛かるな」
アドノレ >「人ん家の庭先に物騒な連中が越して来たのか」(苦い顔)
智律 >「……う〜ん、困ったですね…。」
可憐 >「臥龍の守りが必要になる時が来ましたね」
ナイトメア >「ともあれ・・・その4人を除き、最重要施設に入り込んだもの全てを攻撃するように仕組まれているようだ・・・」
凛 >「もう、誰か侵入したのかな?侵入者の情報はない?」
ナイトメア >「そこまでは、ここでは分からんよ。実際に行ってみれば話は変わってくるが・・・」
智律 >「…はわ。そもそもさっきの人たちは誰を追って、誰に攻撃されたんでしょう。」
凛 >「む〜・・・・・・・やっぱり、試験運用している村に行くしかないか〜」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、行かなければ・・・」
弓 >「…………わかってるわ……。」>そら
智律 >「はわ・・・?」>そらさん
凛 >「ん?そらちゃん、どこ行くの?実験している村?(きょとん)」>そら
可憐 >「都合よく事件が起きれば乗り込めるのですが」>そらさん
翔真 >「電子媒体が多い所だとどうもあのモドキがまた出て来そうな気がしてなら無い………が、そうも言ってられんか(苦笑)」
智律 >「う〜ん、ものによっては…、外部からのクラッキングができるかもしれませんね。」
可憐 >「書き換えが可能だったら楽に入れますのに」(苦笑)
そら >「・・・・・・・・・・エミュレイターが、動いているなら・・・戦わなければなりません・・・」
翔真 >「いいぜ、行くと言うのなら俺も付き合う。このままスッキリしないのも気分が悪い(フッ)」
智律 >「正面突破は難しいでしょうねぇ…。」
アドノレ >「外部で停電を仕組んで、予備電源に切り替わったところを強襲するというのがセオリーか」

凛 >「全部独立してるんじゃない?回線も電源も」
アドノレ >「燃費が悪い電源の完全独立は難しいぞ」
翔真 >「(………まともに『電気』を使っているかも怪しい所だが……(苦笑))」
そら >「必要なら・・・さっきのフェイクブルームを持っていけば・・・進路は開けます」きっと皆には嫌な予感(爆)
弓 >「…でも、アレは箒といっても、まがいものよ?……そんなので、撃てるの?」>そらりん
そら >「・・・・・・・・・・・あの強化兵から徴用すれば・・・強度的には使い捨て、ですが・・・」
翔真 >「アレは却下だ。万が一の場合周りへの被害も考え得る(苦笑)」>そら
可憐 >「あれは被害が大きすぎますね」>そらさん
そら >「だいじょうぶ・・・エミュレイターは、倒しますから(にこ)」
弓 >「…………なら、用意だけはしていきましょう。………もっとも、私がいれば、必要ないけど…」
ナイトメア >「・・・・・・・何の話だ?(怪訝)」<被害が大きい云々
アドノレ >「隠し芸の話だ」(笑)>ナイトメア
智律 >「・・・?」天羽はまだ知らない(笑)
翔真 >「……近くは無いが遠くも無さそうだな(苦笑)」<隠し芸
可憐 >「弓さん、話してないんですか?」>弓さん
弓 >「…………正直者ね、可憐…。……(苦笑)」>可憐
可憐 >「弓さんに近い方々だから話していると思ったもので」>弓さん
翔真 >お嬢様〜^^;
弓 >「…………明らかにスペックオーバーだから、報告してもしょうがないのよ(苦笑)…それに、いつでも使える技じゃないもの、戦力には数えれないわ」
可憐 >「確かにそうですね、あれはとても報告ができたものではないですね」(苦笑)
智律 >「・・・・・・・・・・?」とっても不思議そうにしている(爆)
ナイトメア >「・・・・・・・・・なるほど、やはり何やら後ろ暗い背景がありそうだが・・・見なかったことにしておこう」>弓
弓 >「……私はまだ封印や解体されるのはゴメンなのよ……映像はないけど、記録なら…(ディスクか何かを渡して)…あなたなら、見てもいいと思うから…」>ナイトメア
ナイトメア >「承知した。俺の名にかけて悪いようにはしない」>弓
凛 >「じゃ、行ってみよう!」>みんな
翔真 >「そうだな。では………そちらからこれ以上特に無ければ俺達は行く。まだ何か有るか?」>絶滅社エージェント2名(弓除く)
灯 >「蒼魔・・・・・・・支援は必要・・・?」
ナイトメア >「必要ならフォローはしよう。メジャーからそう言われているのでな」>翔真
弓 >「……なんとも言えないわ…。……とりあえず、私はそこへ向かって見る……2人は、メジャーの指示に従って……。…」>あかりん
灯 >「了解・・・・・・」>弓
凛 >「村についての新しい情報が手に入ったら、教えてね♪」>絶滅社コンビ
灯 >「・・・・・・・・・情報収集は得意じゃない・・・」>凛
可憐 >「もみ消し工作の方をお願いした方がいいのでは(苦笑)」
凛 >「じゃ、得意な人に頼んでよ(にこにこ)」>あかり
灯 >「心当たりがない・・・・・・・・マユリは帰国したし・・・」>凛
凛 >「・・・・・・・・・・あうっ」>心当たりなし
ナイトメア >「情報統制については、俺から話を持ちかけてみよう。この街にも、知り合いが何人かいるからな」
アドノレ >「お話的には自主行動なのか、絶滅社の作戦に傭兵を入れるという形式を取るのかそれが聞きたい」
ナイトメア >「実は、それについてはメジャーと横須賀ウィザーズユニオンとの間で交渉が進んでいる。基本的に心配は無用なはずだ」>アドノレ
アドノレ >(見たもの得た物全てに監査が入るのかどうかが気になるのだがな)
翔真 >「…………最悪、どちらかのチームが陽動を引き受けると言う事も出来るか……。」<フォローは〜
アドノレ >「すると、次は作戦決行の日取りと下準備か」
智律 >「…そうなりますね。」>アドノレさん
可憐 >「その前に下見に行きますか?」
アドノレ >「関係者以外の立ち入りが許可は出ないだろう。直接見るのは作戦の発動を意味するぞ」>可憐
可憐 >「場所の確認を」>アドノレさん
GM >ああ、場所なら・・・可憐、霧澤邸はどこにあったっけか?(笑)
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・行きます・・・」
弓 >「…一緒に、ね…………(くすり)」>そら
翔真 >「こっちのお姫様は直ぐ動いてしまいそうだが(苦笑)」
アドノレ >「月匣になれば本来の形なぞ関係無いが、進入するまでとコア破壊後の役に立つかも知れんので内部地図が欲しいところだな」
ナイトメア >「そのあたりの経路はチップにもあった。プリントアウトできれば渡せるが・・・・・・そちらにピグマリオンがあれば、データを流すことも可能だ。」>アドノレ
アドノレ >「それならば頼む」『さる』を取り出してデータを貰います
さる >「自分が記憶するであります、サー」
弓 >「……………すぐにでも、乗り込む?」
可憐 >「どうしますか?整えてから行きますか?」
アドノレ >「夜間を狙わないのか?」
翔真 >「時間を掛けるほどマズイ気がする。相手側がこれ以上戦力を集中させないうちに叩きたい。」
灯 >「瑠那とフライは確実・・・残り2人が、いつ着くかが問題ね・・・。」
智律 >「…うーん、細工をして乗り込むべきだと思うです。」
アドノレ >「あんまり小細工する時間も無いが何か策でも?」>智律
智律 >「……僕は何も思いつかないです。」>アドノレさん
可憐 >「動くとしたら夜間の方が確かにいいですね、人の目も気になりますし」>ALL
アドノレ >「先ほど言ったが、停電作戦なんぞがセオリーだとは思うが後始末に困るな。外部電源はサイズの都合上置ける位置が限られてくる。そこで停電させた挙句予備電源を狙うのだが、相手のコンピュータが果たして電気で動いてるという保証が・・・(苦笑)」
弓 >「………ガードに使われてる強化人間は電源で動いてるわけじゃないしね……」
アドノレ >「下手するとコンピュータそのものがエミュレイターという可能性もあったな」
智律 >「う〜ん…、そうなりますか…。」
そら >「・・・・・・・・・・・・・(今からでも行けそうな感じ)」
智律 >「トンネルの魔法が使えれば、地中から侵入できたんでしょうが…。無いものは仕方ないですね。僕も夜間襲撃に一票です。」

アドノレ >貰った地図に下水配管もあるだろうか
翔真 >「情報を採れるツテなり手段が確立していないのなら直ぐ行くべきだと思う、何時やるかはその場でも決められる。」
凛 >「このまま乗り込んで、下手したら魔王級のエミュレーター4人と鉢合わせになるんだよ?せめて、あの4人の動向だけでも掴めないかな?」
可憐 >「それは難しいですよ」>凛さん
アドノレ >「揃ってたらもう何かしでかしてると思うが、ボスが二人だけという保証は無い。巡回が居ないかの望遠偵察が出来ないのか?」
凛 >先に現場に向かって、向こうで1日待機して情報待ち後、襲撃かな〜1日待って意味があるかどうか微妙だけど
智律 >……そういや、天眼の爺様や、忍者マスターは何か知ってるかも(笑)
可憐 >中国系は知り合いが居ますね^^
弓 >「…私はどちらでもいいわ……やることは見敵必殺…変わらないもの…」
翔真 >現場まで即行く事に1票……そうしないとそらりんが先行しそうで怖い(苦笑)
弓 >いいですよコンテナミサイルとか、マジカルボムとかで強襲でも?(笑)ないけどさ
翔真 >流石に安易に強襲する気は無いですよ〜(苦笑)
弓 >結界徹甲弾の補充はしておきたいかなぁ、マジで
翔真 >50万vですな(笑)
凛 >「じゃ、取り合えず向こうに行って、それから実際に見て作戦を考えよう!」>みんな
弓 >「………………(やっぱりいつもどおりになったか…)」
凛 >「万能作戦『行き当たりばっかり』始動!(くすくす)」行ったらばったり だったり(笑)>みんな
翔真 >「……確かに俺達は『ばっかり』だな(苦笑)」
凛 >「あう!『行き当たりばったり』だよ〜(アセアセ)」あう!翔君に納得されてるよ;;(笑)
アドノレ >「周辺巡回が居ないことを祈ろう」くいっと一杯呑んでプラーナのMP変換…回った。アルコールは変換効率が良かったらしい
智律 >「…はわわ。」
ナイトメア >「・・・・・・・これまで数多くのウィザードを見てきたが・・・ここまで無謀なのは初めてだな(フッ)」
凛 >「無謀じゃなくて、臨機応変て言うんだよ〜(くすくす)」>ナイトメア<「じゃなかったら、今まで生き残ってないよう〜」
弓 >「……………私は含まないで……(心底嫌そうに)」>ナイトメア
灯 >「・・・・・・・・・・・人の事が言えるの・・・?(何を今更という口調)」>弓
翔真 >流石彼氏持ち強化人間(笑)
弓 >「…………私は任務で一緒になっただけだもの……(ぷい)」>あかりん
そら >「だいじょうぶ・・・私がついてます。私が・・・護ります、から(にこ)」>ALL

かくして、一同はバー「W」から、湘南国際村へと向かうことになる…。

弓 >「……とりあえず、例の2人についての情報が社の方にあったら連絡を…。…」>ナイトメア
ナイトメア >「行くか・・・・・・・・・・・承知した。(ここから弓にだけぼそっと)・・・あの少女(そら)から目を離さん方がいいな。妙な予感がするのだ・・・」
弓 >「………………だいじょうぶ……わかってる、から…」>ナイトメア


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