【第11夜】
集結する邪

<PART−07>



湘南国際村・19時12分


かくして一同は、ベール=ゼファーの配下が集まりつつあると目される湘南国際村に到着した。
西側は相模湾を一望できるほどの山地の上・・・一見、閑静な住宅街に見えるが、
実はインテリジェントビルが立ち並ぶ、未来のビジネス街としての性格も持っているのである

GM >・・・という訳で、周囲はある種のどかな雰囲気に包まれている・・・とてもではないが、有力なエミュレイターが潜んでいるようには見えない。今のところは・・・だが。
翔真 >内部地図は既にアドノレがプリントアウトしてもらっているはずなので一応可能な範囲で確認をしてもらいましょうか(笑)
GM >中央には国際村センター。その周囲は住宅地に囲まれていて、外縁部に完成間近いビジネス街が見えると、こんな感じだ。
弓 >「……ぱっと見…普通ね。」
凛 >「ん〜なんか、拍子抜けだね〜」<のどか>みんな
智律 >「……。(あぅ〜、僕達のほうが目立ってる気がするです…。)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・『敵』は・・・必ずいます・・・・・・」
翔真 >「パッと見で解ってしまう様にする程馬鹿の集まりじゃないと言う事か(フッ)」
アドノレ >「とりあえず、何か隠すのに適した大きめの施設はどれくらいあるかだな」
凛 >「ボクが上空から偵察してみようか?(小首傾げ)」>翔君
可憐 >「………」
弓 >「…………ばか?……『普通』ってことは、そういう手段も取りにくいってことよ?」>凛
凛 >「バカってなんだよ〜(ぷぅ〜)」>弓
翔真 >「箒で飛んだらイノセントにはともかく向こうに丸解りだろう、逸る必要は無い(苦笑)」>凛
凛 >「え〜じゃあ、歩いて探すの?(困)」>翔君
翔真 >「捜査の基本は足からと言うだろ?(笑)」
凛 >「う〜分かったよう(溜息&こくり)」
弓 >「……なんなら…いい方法があるわよ?(くすり)」
智律 >「…はわ?」>弓さん
凛 >「どんな方法?(ちょっと興味)」>弓
弓 >「……堂々と、最新の警備システムとやらについて取材を申し込むのよ。…文筆家の霧澤家御令嬢の名前を使ってね(くすり)」
智律 >「…はわわ。」
凛 >「・・・・・・・・・・・・・(微妙な表情で可憐と弓の顔を交互に見る)」(笑)>弓案
弓 >「若干1名、無理があるけど…私達はその御学友(くすくす)…あとは…相手が『敵』なら罠でもなんでもしかけてくれるでしょ?あとはそれごと吹き飛ばす…(くすくす)」
可憐 >「成る程その手もありますね…向こうもおそらく私の事が分かるので、罠を掛けて来るでしょうけど(苦笑)」
智律 >「……う〜ん、でも相手に行動を制限されるので、力押しでも無い限りやめた方がいいとおもうですけど…。」>弓さん
凛 >「それに全員で行くわけにはいかないから、必然的に別行動になっちゃうよね〜(眉しかめ)」
そら >「吹き飛ばす・・・のですね?」
智律 >「だ、駄目ですよぅ。他のイノセントの人まで巻き込んじゃうかもしれないです。」>そらさん
弓 >「……まだ早い(こつん、とそらのアタマを)」>そら
翔真 >「規模は場合によりけりだからな(苦笑)」>そら
そら >「・・・・・・・・はい(しょんぼり)」
アドノレ >「完成してない部分は工事関係者の出入りがあるから、既に完成してる部分に絞って考えよう」
智律 >…流石に電力供給とかは調べようがないですからのぅ…。自家発電とかも考えられるし(苦笑)
GM >ビジネス街は・・・たしかに全体としては完成間近なのだけど、既に稼動を始めている施設も当然ながらあるわけだ。ちなみに・・・住宅街のはずれにはデパートがあって、住民が出入りしているね。
翔真 >「………あえて立ち入り禁止にしている場所とかが無ければ……だが、気にしても始まらんか。」
智律 >「…そうですね。後、意図的に警備が薄いところか厚いところがあるのかわかればいいんですけど…。」気分はシャドウラン(爆)
弓 >「…研究施設は……北のほうにあるみたいね……あとは、関係ありそうな企業のビルくらいかしら……」
アドノレ >「わざと人の出入りの激しいところでイノセントを締め出す結界という手もあったな」渋い顔
翔真 >「なら北側の研究施設付近と……トリニティが絡んでいそうな企業の建物周りから調べるか。」
アドノレ >「不測の事態に一番潰しが利くのが研究施設。その辺からあたってみるか?」
智律 >「…そうですね。それが一番無難だと思うです。研究施設なら少々怪しいことをやっていても言い訳が出来ますし。」
凛 >「なにかあっても、街中よりは被害が少ないと思うし、ボク賛成〜」>アドノレ
可憐 >「それが良いと思いますわ」>アドノレさん
翔真 >「あぁ、俺も賛成だ。」>アドノレ
可憐 >「皆さん、静かにしても意味は無いかもしれませんが、五月蝿くするのは止めた方がいいですよ」
そら >「・・・・・・・・・・(周囲を見回す。首は動かさない)・・・」

◆ ◆ ◆

GM >では・・・総合研究大学院に到着だ。土曜の夜という時間帯のせいか、ここも拍子抜けするくらい静かな風情だ・・・。
智律 >「…何にも無いみたいです〜。」
アドノレ >既に関係者以外は居ない筈のシチュエーション
GM >まあ、さすがに大学院しかない施設だけあって、この時間でも照明はあかあかと灯っている訳だ(笑)
翔真 >「………アポ無しで申し込んで受けてくれるかがまず一つ、受けてくれるとしても明日は日曜だからその翌日以降に回されると言う可能性も有るが……。」
可憐 >「そうすると流石に、次の日に回されると思いますけど(苦笑)」
弓 >「別にいつでもいいじゃない?」
可憐 >「今すぐ行きたがっている人も居ますし」
アドノレ >「適当な車に作業服があれば俺様が業者のふりを」(笑)
そら >「・・・・・・・・・・(相変わらず周囲を見回す。首は動かさない)・・・」
弓 >「それとも…必要ないかもね…(くすり)」

総合研究大学院の建物の周囲には、監視カメラが多数仕掛けられ、
また施設全体を小さな何かが動き回っていた。

凛 >「わぉ!やっぱり結構、警戒は厳重だね〜監視カメラがたくさんある!」
智律 >「え…。何かあるですか…?」
翔真 >「もう見付かっている……と考えても良いのかもな(苦笑)」
弓 >「まだ警戒されてる、といったレベルでしょうね。恐らく、これで私達のデータが向こうに渡って…調べられて…判明するかどうかってレベルじゃないかしら?」
凛 >「あれって、見張りがイノセントなら次元潜行装置で突破出来るのかな〜?」>監視カメラ
可憐 >「………」
アドノレ >「ちっこいのが動いてるな」双眼鏡を取り出しもう少しはっきりとした事を確かめようとします
GM >アドノレ・・・その機械には見覚えがある。1年前、臥龍学園のアリーナに試験導入されていたガードロボットだね。

この時点では既に懐かしい、本編第1話参照である(笑)

GM >ちなみに、ボディには「鳳凰院警備保障」の金文字が(笑)
アドノレ >「以前エミュレイターにのっとり食らった奴だな。いや、始めから暴走させるために作ってるのか?」
智律 >「はわわ〜?」
可憐 >「そんな物居るんですか?」
凛 >「うん。前に見たことあるね〜あの機械(こくこく)」>アドノレ
アドノレ >「以前の奴より多少の改善が見込まれるな」
弓 >「ふーん……だったら、なおさらねぇ…(くすくす)」
翔真 >「状況証拠が少しづつ集まりつつあるか……(苦笑)」
可憐 >「状況証拠というよりか、誘われていますね(苦笑)」
アドノレ >ピグマリオンを利用して建前は何の研究施設かみてみます
GM >うむ、10以上の大学共同利用機関が、緊密な連係・協力の下に教育研究をしている施設だね。
智律 >…それって、遺伝子工学とかエネルギー工学とか、イシマール大学とか?
GM >ああ、イシマール大学もきちんと名前に入っている(笑)
智律 >「……あたり、でしょうか。」>イシマールも入ってる
凛 >「ここで決まりっぽいね!」アドノレのカリスマ効かないかな?(笑)
そら >「まだ、紅月は確認されていませんが・・・」
GM >特に行動を起こさないなら、ガードロボットたちはなにもしてこない・・・。
弓 >「………まだ、普通に警備してるだけのようね」>そら
そら >「ここを・・・調査する、のですか・・・?」
アドノレ >「離れて外周を調査、カメラの死角を捜すか、下水でも利用して中にもぐりこむか」
翔真 >「いきなり元を断ちに行くか、奴等の思惑を調べに行くか……と言う所か……。」(
凛 >「さっさと片付けたいから、ボクはこの研究所に突入希望!」
可憐 >「私はもう少し見極めが欲しい所ですね」>凛さん
凛 >「具体的には?」>可憐
可憐 >「何も無ければ不法侵入だけで終わりますから」
弓 >「確かにね。……私は別にいいけど…捕まると困る人もいるでしょうし」
可憐 >「先ほど言った弓さんの案が良いと思いますよ。」←困る人
凛 >「・・・・・うぅ〜・・・」(笑)>弓案
そら >「確かめに、いってきても・・・構いませんが・・・」
弓 >「………確かに…私とそらで行くのはありかもしれないけど……(−−;」戸籍ない二人(爆)
可憐 >「カメラに映るのは、相手に証拠を与えるだけですのであまり宜しくは無いですよ」
そら >「私なら・・・誰にも察知されません・・・(にこ)」
智律 >「だ、駄目ですよぅ!そらさん、何かあったら一人で進んじゃいますから駄目です。」
翔真 >「同時に多数の個所を調べる訳でもないのに分散は危険を増やすだけだ。多少不自然でも固まって動いた方が各個撃破の可能性は下げられる。」
そら >「・・・・・・わかりました・・・では、どこへ行きますか・・・?」
翔真 >「元を断ちに行くなら、センターの方に行くべきだと思う。あくまでも俺の考えで、だが。」
アドノレ >「センターの外周に同じような警備が居るかだけ確かめるか?」>翔真
翔真 >「……そうだな、その方が良いと思う。」>アドノレ
アドノレ >「向こうに何も無ければここが当たり。そうでなければもう少し襲撃ポイントを絞る必要があるということで」
弓 >「そうね……他にも数件見てまわりましょう…あせって向こうが仕掛けてくれば、それはそれで問題ないし…」
可憐 >「此処と同様な警備をどこもしてなければここという確証も出ますし」
凛 >「じゃ、怪しいところを一回りしてみよう〜」
アドノレ >「センターに行ってみるか」
翔真 >「あぁ。」
智律 >「はいです。」
そら >「エミュレイター・・・・・・必ず、隠れています・・・(視線だけ移動)」

◆ ◆ ◆

GM >では、国際村センター前・・・村でも最大規模であろうこの施設の前でも、やはりガードロボットが動き回っているね。
そら >「さっきのものと・・・同じタイプです・・・」
可憐 >「センターですから、警備が厳しいのは仕方が無いですね(苦笑)」
智律 >「…はぅ…。」
弓 >「やっぱりこの村の主要施設全体にいるみたいね」
そら >「エミュレイターは・・・確かにいる、のですが・・・まだ所在が不明、です・・・」
凛 >「この村全部がそうだったり・・・・」
弓 >「可能性がないわけじゃないわね。月匣の大きさは物理的に制限されるわけじゃないし」
凛 >「ん〜でも、月匣に入った感触はまだないから、きっと違うよ〜」>弓
アドノレ >「全体を統括してる所を調べてデータを押さえるべきか、研究室を調べて現物が何か見つからないかに期待するか…」
翔真 >「……ちょっと気になる事を思い出したのだが…聞いても良いか?」>アドノレ
アドノレ >「なんだ?」>翔真
翔真 >「Wで、ナイトメアと言う男が『ジョシュアはアフリカで、紫電は中国で活動しているベール=ゼファーの手先だ』と言っていたな。その上で……去年の9月頃に世界各地で、様々な大規模遺跡が消滅していた事が明らかになると言う事態が有った。」
アドノレ >「確かに先日大仏と戦ったな(笑)」
翔真 >「……ジョシュアと紫電の活動が最後に各地で確認されたのは何時の頃か、瑠那もカーメスのあの棺を狙ってきた行動を鑑みて……ひょっとして何か関わりが有るのでは無いかと思ってな。」
アドノレ >「なるほど。おそらくは何らかの因果関係も考えられるが今はこの状況をどう取るかが先だな」
翔真 >「……それもそうか、済まなかったな(苦笑)」
そら >「・・・・・・・・・・(またまた周囲を見回す。首は動かさない)・・・」
智律 >「…う〜ん、とりあえず他の場所も調べて見ますか。」
凛 >「じゃ、次行こう!」
そら >「どこへ、行きますか・・・?」
凛 >「『ビジネス街』はどかな?」
アドノレ >「この際全部覗いてく気か」>凛
凛 >「うん。だって確証がない以上は、一通り確認してからの方がいいと思うし」>アドノレ
翔真 >「……そう言えば、あのチップの解析内容を考えると、何所が重要施設に指定されているかも解る様な気もするが……最重要個所はセンターだろうが、それ以外は何所になっていた?」>アドノレ
アドノレ >貰った情報を確認してみると?
GM >うむ、センターのほか・・・ビジネス街にある「鳳凰院国際経済センタービル」、そして総合研究大学院だ。
智律 >…うわ、無茶怪しい(笑)
翔真 >「……何箇所も潜るのは正直難しいだろう。潜入するなら一箇所に的を絞るべきだ……他にどうしても調べたい場所が有れば……先程の二人に頼んでみると言うのも手だろうが……?」
弓 >飛行機でつっこむぞ(笑)
智律 >……………(笑)
アドノレ >箒だろ(笑)
翔真 >そのネタは危険〜(^^;
可憐 >ところで、デパート開いてますかね?
GM >デパートは開いてるけど・・・あと1時間もすれば閉店時間だね。
可憐 >マフラーと野球帽買いたいのですがいいですか?ついでにサングラスも。
アドノレ >変装セット(笑)
可憐 >その通りです(笑)
智律 >…うわー、怪しい装備の典型だ(爆)
翔真 >あまりお勧めは出来ぬのう(苦笑)
凛 >うぬ〜捕まって囚われの姫 をやる気か!(笑)
可憐 >別に今使うのではなくカメラ映る時に使いたいだけです(笑)
弓 >変装用のアイテムを現地で買うって、あたま悪いよ〜><
アドノレ >せめてピグマリオンで<買い物
可憐 >この容姿だと目立つので^^;
翔真 >さすがお嬢様思考(笑)
可憐 >髯眼鏡の発想が出ないだけマシです(笑)「目立つ容姿の方は変装した方がいいですよ」>ALL
智律 >「…変装、ですか。」…一瞬姫ドレスを着たらどうかと思ってしまった(笑)
可憐 >「クラウス=フライがビデオにとって放映している可能性もあります。実際それをやられそうになりましたから(苦笑)」>ALL
弓 >アドノレにまずいってくれ(笑)
凛 >アドノレに言っても・・・・無理(笑)
可憐 >確かにあやしい(笑)
智律 >「…これがあるです。」 月衣から取り出すのは黒皮のコートとシークレットブーツ&仮面(爆)
アドノレ >「突入時に証拠が挙げられない場合変装して無いとお尋ね者だな。エミュレイターに迎撃させた時点で向こうも表ざたに出来なる…と思うのだが、確たる証拠もなしに突入予定を組むつもりか」
可憐 >「潜入しているのを放映されていたと言ったら目も当てられませんから」
智律 >おっと、シークレットブーツを仮面を装備(笑)
アドノレ >「ちょっとくらい手を入れてもすぐばれると思うのだが本気で変装させたいのだな?」と念を押す。頭にターバン巻いて尻尾はその中に押し込め、髭・眉毛等を白く染めてサングラス着用(笑)
翔真 >バイザーを掛けて変装ついでに警戒能力強化
可憐 >野球帽にバイザー型のEVIL-EYEとマフラーで鼻まで隠しておきます
智律 >「…はわ、何だか皆凄いです…。」
凛 >「・・・・みんな、怪しいよ(くすくす)」(笑)>変装
翔真 >「……ウィザードなんて元から怪しい者だ(苦笑)」>凛
智律 >「………。(微苦笑)」>相羽さん
凛 >「ボクは怪しくないやい!(ぷぅ〜&くすくす)」>翔君
可憐 >「でも変装しておかないとカメラに素顔が映りますよ?」>凛さん
凛 >「カメラは『次元潜行装置』で切り抜けるよ〜」>可憐
可憐 >「潜行しながらたたかうのですか?」
アドノレ >一段落して振り返るとアドノレが怪しい「乾くまで髭を引っ張るのは禁止だぞ」>凛
智律 >「…はわ。」
凛 >「は〜い(くすっ)」>アドノレ
アドノレ >帰る前に変装セット集合写真を(笑)
可憐 >凛さんは獣化で(笑)
弓 >私とそらりんは素ですが?…体操服は変装なのか?
そら >いえ、戦闘装備ですが・・・?
翔真 >そらりんは髪を翠に染めて変装(爆)
アドノレ >髪の毛三つ編みとかポニテとか色々弄繰り回す(笑)


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