【第11夜】
集結する邪
<PART−15>
剥製の回廊
かくして、一同は魔法陣を通り、大扉の部屋まで戻ってきた。
智律 >「…はわわ、びっくりしたです…。」
可憐 >「間一髪セーフですね」>ALL
GM >うむ、きっとあのフロアはマグマの海に沈んだことだろう(爆)
凛 >「ふぃ〜みんな、無事だよね?暑いな〜もう!(胸元ぱたぱた)」
翔真 >視線がそちらに泳いでしまう(爆)<胸元パタパタ
凛 >胸元元から開いてる衣装だけど(笑)
弓 >「……フゥ…あ、翔真…これ返すわ…ありがと(クスリ)」Fガード返却〜
翔真 >「役に立ったのであれば良かった(苦笑)」>弓
アドノレ >「ご苦労だったな」>弓
そら >「弓さん・・・・・・・・・・怪我・・・・・・・」
弓 >「…………軽い火傷よ…たいしたことない……」
翔真 >「………そう言えば『飛行禁止』にしている”禁術領域“そのものを解除すれば話は早かったのか(汗)」不覚OTL(泣)
凛 >「まあ、後の祭りだったし仕方ないよ〜(溜息)」
翔真 >「とにかく、何とか戻ってきたが……。」周囲を見回します、変わっている所は有りますか?
GM >えーと・・・正面のぶにょ扉が開いている!>翔真
アドノレ >「それではいつもの如く治すか?」
翔真 >「魔力に余裕が有ればそうしておくべきか、天羽もプラーナを大量に消費している様だし……回復するなら両方今の内にだな。」
弓 >くそう…HP減ったままでBOSS戦しよーと思ってたのに…そー簡単には死なせてくれないな(笑)
凛 >「そろそろ正念場になりそうだから、万全の態勢で行きたいよね」
弓 >「…そーね……クラウスがいるなら…………怪我はレインコールでいっぺんに治すとして…問題はプラーナとMPね」
そら >「・・・・・・・・・わたしに、出来る事は・・・・・・・・・・・・・・」
翔真 >「魔石が有るなら、使って回復しておいてくれ(苦笑)」>そら
そら >「わたしは大丈夫です・・・しかし、皆さんの消耗が激しいですね・・・」>弓さん
アドノレ >「腹が減ってしょうがないぞ」おやつが恋しい今日この頃(笑)
翔真 >「………アドノレの消耗が大きいな(汗)」
凛 >「じゃ、アドっちにこれ上げるよ(U1魔石9個をジャラジャラ)」>アドノレ
アドノレ >「いや、ケチらねばちゃんと有るのだ」>凛
凛 >「そっか〜、ま〜ボクは使わないでいいから貰っておいてよん♪(ウィンク)」じゃ、6個をアドノレにあげる〜
アドノレ >「そこまでしてもらうと俺様も多少本気を出さないといかんな」
翔真 >「余り時間を掛けられない、手早く回復処置を行なう。必要が無い者は周囲の警戒に当ってくれ。」
可憐 >「了解です、警戒していますね」
弓 >「…じゃ、私も警戒しておこっと………」
アドノレ >「さる、例の奴をやるぞ」(HMPH)
さる >「アイサー(某仕事人のテーマとともにずぶしゅ!と針をアドノレの首筋に刺す)」
そら >「魔石・・・・・・・・・・いえ、もうひとつ・・・なくはありません」
翔真 >「……一応方法だけ聞かせてもらえるか?」>そら
そら >「・・・・・・・・・・・・・・『欠片』なら、もしかしたら・・・・・・??・・・」
翔真 >最後の回復を行なおうとした手を止めて「『欠片』……?」
そら >「・・・・・・・・・・必要なかった、みたいですね・・・(にこ)」
弓 >「…………だーめ。…最後の手段をホイホイ使わないの。」>そらりん
そら >「わたしは・・・皆さんの生命の、安全を・・・護る義務が、ありますから・・・(にこ)」>弓さん
アドノレ >「他人の命を護る義務など無い。己が命は己が護るものだし、他者を護りたいならそれは義務ではなく願いだ」>そら
そら >「・・・・・・・・・・・・・・(にこ)」
翔真 >「………まぁ、そらに負担が掛からないのであれば、それはそれで良いが(苦笑)」
かくて、一同は魔石と回復魔法でMPとプラーナの回復に努める…。
智律 >「…はわ〜、これでだいぶ楽になったです。」
翔真 >「天羽、治療ご苦労だった、助かる(笑)」>天羽
智律 >「はいです。治療は得意なんです♪」>相羽さん
凛 >「どう?美味しい?(くすくす)」>アドノレ
アドノレ >「やはり無料で貰ったものは違うな。凛の手料理くらいの味はするぞ(笑)」
凛 >「むぅ〜誉めてるのかどうか微妙だぞ!(髪の毛ひっぱり)」(笑)
アドノレ >「これこれ、尻尾が取れる」先っちょだけ魔力感知ウィッグ(笑)
凛 >「わぉ!取れるのこれ!?(慌てて放し)」
翔真 >「それから、さっきの箱に入っていた物で使えるのが有れば、ここで用意しておくと言うのも有るが……良いか?」
凛 >「そうそう!何が入っていたのかな〜?(わくわく&背伸びして覗いて見る)」
弓 >「…ん〜使う?…ADCケープくらいかしら。…箒オプションは、さしおり後回しでいいかな?あとは魔石くらいよ?」
凛 >「ボク、いらないや〜(ちょと残念そうに首をフリフリ)」>弓
智律 >「…う〜ん…。僕もいいです。魔石、ぐらいですね…。」
可憐 >「体力が低い天羽さんかアドノレさんがケープを使ったほうが良いですね」
アドノレ >「いや、防護の薄い凛か元から鍛え方の足りぬ智律辺りが暫定的に身に付けておけばよかろう」<ケープ
弓 >「…ADCケープは保険ね。後衛の誰かが羽織っておくとよさそうだけど」
翔真 >「3人の言う通りだな、誰が使うかは任せる。」
智律 >「…はぅ〜、どうしましょうか…。」 PL的には貸していただけるとありがたいです(笑)
可憐 >私は前衛並にHPがあるから大丈夫(笑)
アドノレ >「俺様は鍛え方が違うからな」(ポーヂング)
智律 >「…はぅ〜、あのぅ…、やっぱりこれを貸してくださいです。」
弓 >「……いいわよ、つけときなさい」
智律 >「はいです…。」ではいそいそと天羽がADCケープを着用…。
結局、ADCケープは智律の手に渡った。
可憐 >「回復が終わりましたら急ぎましょう」
弓 >「そうね。あんまりのんびりしてると………あのイノセント達があぶない……」
翔真 >「そうだったな、済まん……全員、準備は良いか?」>ALL
智律 >「はい、大丈夫です!」
アドノレ >「問題ない」
そら >「はい。行きます・・・」
凛 >「いよいよかな?」>翔君
翔真 >「あぁ、それにいかにも何か仕掛けて有りそうだ(苦笑)」先に何か見えますか?
GM >天井は紫色のステンドグラス。左右には、台座の上に女性の彫像がずらりと並んでいる・・・否、彫像ではない・・・剥製、だろうか?
智律 >「……………。(無表情)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(周囲を警戒しつつ前進)」
弓 >「…すとっぷすとっぷ…(ぎゅむ)」>そらりん
翔真 >「いきなり踏み込むなっ……!(汗)」>そら
智律 >「あ、危ないですよぅ!」>そらさん
そら >「・・・・・・・・・・・進むのでは、ないのですか・・・?」
弓 >「……罠あるかもしれないでしょ?」>そら
翔真 >「これまでもトラップ尽くしだっただろう?警戒して進まないと危険だ……。」>そら
アドノレ >「何かを護ろうと思ったら対象から離れるのは好ましくない。弓が大事なのであろう?」>そら
そら >「後背に危険がなく・・・未踏区域が前方であるなら、前方を調査する必要が・・・あります」
凛 >「・・・・・で、これって・・・(恐る恐る突っつき)」>彫像
翔真 >「凛!言ってる傍から安易に近付くな……!」>凛
凛 >「は〜い!(こくこく)」>翔君
弓 >「…………凛……まったく……そらといい勝負ね……(溜息)」
可憐 >「慎重に行動しましょう?」>ALL
凛 >「だって、この彫像には罠はないんでしょ・・・・・・・・・・・・」
その時、凛の耳に…触れた剥製から「・・・・・・・ぁ・・・・・・」という声が聞こえてくる。
凛 >「うぁ!!!!(慌てて飛び退き)」
智律 >「凛さん…?」
凛 >「声がした〜!!(びっくり)」>みんな
翔真は、Evil−eyeで回廊を一瞥する…
翔真 >「……やはりトラップが有る……回廊の途中に『メデューサ』だ。」>ALL
アドノレ >「解除は・・・というより回避ルートの選定か」
翔真 >「いや、長距離から砲撃等で破壊すればそれで済むはずだ……他に無ければだが。」>アドノレ
可憐 >ということで罠は砲撃で破壊です^^
弓 >「…………とりあえず……コレはぶち壊しましょうか………術式選択…カノン・スペル…………!」
「メデューサ」の彫像は、あっけなく破壊された。
GM >そして、ややあって・・・周囲の彫像から、一斉にすすり泣く声が聞こえてくる・・・>ALL
智律 >「は、はわわ!?」
剥製たち >「苦しい・・・・」「・・・見ないで・・・」「・・・・・・どうして私がこんな目に・・・」「・・・助けて・・・」
翔真 >「……『メデューサ』の被害に逢った者達か……?」
そら >「・・・・・・・・・・違います・・・・・・・ここで、殺された人間を・・・剥製にして、封じてある・・・」
翔真 >「何だと……?」
智律 >「……………ぐっ…………死して尚…、その魂を辱めているのですかっ!?」
アドノレ >「生命を玩ぶような所業を」
そら >「クリーチャー『怨霊』・・・ですが、相手に攻撃の意図は、みられません・・・」
GM >要するに、怨霊にされた犠牲者を、剥製にした元の身体に封じて晒しているという形だ。ちなみに全部女性という辺りがミソといえばミソか・・・
智律 >……趣味いいなぁ…。
弓 >「…………『殺された』ってことは……クラウスを倒しても元には戻らない…?」
智律 >「…多分…。たとえ…、クラウスを倒しても、この人たちにはもう帰る身体は…。」
凛 >「!!!!(怒りの表情)」
弓 >「…………こちらの怒りを誘って判断を狂わせる気かしらね……何人か、見事にひっかかってるケド…」
翔真 >「……安易に剥製を壊せば、封じ込められていた彼女達が一斉に襲い掛かる……それを倒させる事で精神も挫く……有る意味2重の心理トラップとも言えるだろう……。」
そら >「・・・・・『恐怖』・・・『悲しみ』・・・『怒り』・・・・・・・・」
翔真 >「………楽にさせてやる方法でも有れば……な。」(微かに目を伏せる)
可憐 >「…浄化の力があれば救えるのに」
翔真 >「(……天津大鋼……『殺界』を内包するお前に、もし彼女達を救う力が有るなら……。)」
アドノレ >「地の理から外されし哀れな者たちよ、我は汝らを知り、その憤りを受け止めよう。滅びの技は汝らの怒りと共にある」
そら >「・・・・・・・・・・・この人たちの、力が・・・この身体に、流れ込んできます・・・」
弓 >「……………………望むなら…今一度あなた達を殺してあげるわ…」>剥製
アドノレ >「残念ながら、今はその時ではない。罪人を滅ぼしてからだ」>弓
弓 >「……止めを望むものに死を与えるのは、戦士の最低限の義務よ…?…後回しで…いいの?」>アド
アドノレ >「我が名において滅びは約束しよう、だが今は少しの猶予を貰いたい」
智律 >「……もう少し…、もう少しだけ待ってくださいです。…必ず、貴方達の魂は解放します…。」
凛 >「絶対に許せない!!!メタメタにして、この呪縛を解かしてやる!!(怒)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・攻撃目標指定は・・・・・・・除外、します(瞳が僅かに光る)」
翔真 >「…………………有り難うな。」>そら
弓 >「……………いいわ……アドノレと、そらに免じて…。……今少しの恥辱に耐えてもらいましょう…約束は必ず果たされるわ…」
凛 >「みんな・・・行こう!」
GM >回廊は50mほど続き、その先の扉も・・・開かれている。
翔真 >歩を進めます。
アドノレ >簡易魔法セット
さる >「固体識別エラー、アドミラルの固有パターンが変異…」
智律 >同じく簡易魔法セット。
凛 >「・・・・・・・(慎重に周りを警戒しながら一歩ずつ前に)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・(ひとり、またひとりと剥製に触れていく。次第にその『存在の輪郭』に、緑色の光が宿り始める)」
GM >前方の、開かれた扉の向こう・・・そこからは、見るからに邪悪な、かつてないほどに黒いオーラが渦巻いている。
そら >「・・・・・・・・・・・前方、エミュレイターを・・・・・・察知、しました」
凛 >「・・・・・(前進を止めて前を見る)」
可憐 >「邪悪な気配が」
智律 >「…きたですね…。」
翔真 >「……………」周囲とトラップを警戒。
GM >その先は・・・広間になっているらしい。そして、クラウス=フライの声が響く。
「・・・・・・・・・入りたまえ」
GM >そこは・・・一面が生体的なたたずまいの空間だった。あえて言えば内臓の中、だろうか?
弓 >「…………………………見飽きた風景ね…。……こーゆー内装スキよね、エミュレイターって……」
アドノレ >「招かれざる客人として手土産を持参した」
智律 >「…いきますです。」
凛 >「・・・・・・(全身で気配を探しながら前に)」
可憐 >「………相変わらずの趣味ですね…」歩いていきます
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
GM >周囲の空間には立体映像が浮かび上がり、ふたつの戦場を映し出している。
ひとつは・・・東京湾。豪華客船の上で戦っているのは微たちだ・・・
上空には、ギガンティック=バスターの上に立ちガンナーズ=ブルームをふるう灯の姿も見える。
もうひとつは相模湾・・・こちらではジャンボジェットの上で、明雷達が戦っており、
離れた空域では、ナイトメアが傷ついたウィザード達の後退を援護している・・・。
翔真 >ここに至っては目を逸らしません、映像には注視せずに進みます。
アドノレ >一瞥、すぐに興味なしとクラウスへ視線を戻す
GM >そして、フロアの中央には・・・胃袋に似た物体が天井からぶら下がっており、その向こうにクラウス=フライとN2強化兵団が待ち受けている。
翔真 >「(………この期に及んでもまだ仕掛けを用意していそうだな……問答で時間を稼いで退路を含む周囲を埋めて……上のモノには胃酸みたいな物でも入っているか?)」トラップ警戒。
凛 >「・・・・・・・・(クラウス=フライを冷静に観察)」
クラウス >「まずはよくここまで来られたものだと賞賛しておこう・・・途中随分お楽しみだったようだな?(ニヤリ)」
可憐 >「悪趣味でしたわ」
凛 >「・・・・・・・」
智律 >「…今更、貴方と語る口は持ち合わせていません。」
弓 >「……あっちも佳境みたいね…。……こちらも始めましょうか?…アナタの血と内臓で、この部屋をさらに彩ってあげるわ…」
クラウス >「それは結構。あとは君達を落とし・・・む?(ここでそらに目をやる)・・・ほほぅ・・・」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(無言のまま静かに身構え)」
智律 >「・・・。」そらさんのカヴァー体制に入ります
クラウス >「予定は変更だな・・・男は抹殺、女は捕縛・・・特に、あの緑の髪の娘は確実に手に入れろ。」>N2強化兵団
弓 >「………ややこしい命令ね(くすくす)………私のは1つだけどね……『見敵必殺』…アナタたち全員、皆殺しよ」
可憐 >「そうです。お願いですから死んでください…」
クラウス >「フフフ・・・・・・そのご期待に沿う前に、君達にとっておきのプレゼントがある・・・今、お見せしよう!」
すると、背後の「胃袋」が縦に裂け、中から大量の粘液と人間の身体・・・
そして、それ以外の「何か」が滝のように雪崩れ落ちる。
智律 >「……捕らえられた人たち!?」
翔真 >プラーナを吸われていたイノセントと吸い尽くされた死体とか?><;
クラウス >「・・・立て、わが創造物よ!」
クラウスの声とともに、一端落ちた「それ」が立ち上がる・・・
周囲の、かつて人間であったろう肉塊を吸収しながら。
そう、それは巨大な蛸か烏賊のような生き物・・・全身が不気味に脈打ち、
その表面には取り込んだ人体の輪郭がくっきりと浮かび上がっている。
智律 >「…肉巨人…!?」
GM >無数に伸びた細い管からは、濁った粘液が断続的に噴き出し、辺りに異臭を撒き散らす。
可憐 >「姿を見るのも嫌です」
アドノレ >「目をそむけるな。裁きを告げる者は全てを見届けよ」>可憐
翔真 >「…………」
凛 >「・・・・・・・(身体を低く構えて攻撃態勢に)」
そして・・・物体の頂点に、若い女性の上半身が露出。
彼岸花のように細い管が蠢き、邪悪なる花は開いた・・・
クラウス >「さて、威勢のいい娘が多いようだが…敗れ去った君達が、どんな啼き声を上げて果てるか今から楽しみだよ…(ニヤリ)」
弓 >「……………………フン…(鼻で笑い飛ばす)」
可憐 >「自己陶酔して何が楽しいのですか…本当に馬鹿ですね……」
智律 >「……悲しみと…、涙を止めるために。 もう、誰も悲しませないためにっ!」
アドノレ >殺気も鬼気も無く・・・気配そのものを滅ぼした状態でゆっくりと構える
クラウス >「さあ・・・君達も我が魔王様にそのプラーナと魂を捧げるのだ…贄として!!」
凛 >「それがなに?・・・ボクはお前を滅ぼすのみ!(敵を見据えダッシュしながら獣化)」
翔真 >「貴様には、『死』すら生温い……俺達が、『滅ぼして』やる……!」
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