【第12夜】
魔の片鱗
〜黒き星の皇子/NWOS版〜
<PART−04>
動き始めた、それぞれの運命
さてその頃、ブラックマーケットのアドノレは…?
GM >玉大人が案内したのは、マーケットの最深部…厳重に密閉されたガラスケースの中に、なにやらいわくありげに光る岩の塊が入っている。>アドノレ
アドノレ >魔力なりプラーナなり特異な波動が感じられないか…目をつぶり手をかざす
GM >では…目の前の岩塊だが、漏れ出てくるこの光は…間違いなく、プラーナだ。
アドノレ >見た目はただの岩塊?
GM >うむ、見た目はただの岩塊に見える…ただ表面は、存外にもろそうだ。
アドノレ >「砕いたら中から出て来そうだが…それは売却先でか」>玉大人
玉大人 >「そう思って、こうして厳重にしまいこんでいるの事アルよ(笑)」
アドノレ >「では、金持ちの心当たりに声を掛けて見る。競売の予定は?」
玉大人 >「そうアルね〜…有力そうな顧客にはもうメールを送ってるのことアル。オークションは、ネットで65分後アルよ。」
アドノレ >「飛び入りですまんが何件か声を掛けて見る。肝心のブツが売る前に襲撃受けないように気をつけろよ。なんだったらそれまで警備のバイトも引き受ける」
玉大人 >「おお、引き受けてくれるのことアルか? なら、時給500v.でどうアル?」>アドノレ
アドノレ >「その値段はどう見ても危険手当は別だな」(苦笑)
翔真 >時給500v……あかりんの初期時給より安いぞ(爆笑)
アドノレ >知人経由で売れないと情報料の回収がおぼつかない。大局を見るのだ(笑)>翔真
翔真 >了解、済まぬ。頑張ってくれ^^;
玉大人 >「まあ、今まで何も起きなかったからこそアルが…」>アドノレ
アドノレ >「何もなければそれで構わん」
玉大人 >「それなら、昼食もサービスするのことアルよ〜。」
アドノレ >さて。連絡相手として可憐…弓はデフォルトで。
アドノレは、ウィザードたちに連絡を取り始めた…コスモガードとアンブラ、臥龍学園にコネを持つ怜、
煌春鹿にコネを持つ明雷、オカジマ技研社長と懇意のリカルド、そして御門家エージェントの志信…。
アドノレ >なお、情報料が掛かってるので落札したら色をつけてくれと頼んでたり(笑)金を出す気になるように観察して判る事は細かく追加情報を付ける。俺様の漁夫の利作戦(笑)
一方、MonAmiでは…おやっさんとグィード神父の前で、智律がようやく我に返っていた。
おやっさん >「おぉ、智律君…大丈夫かね? 意識を失っていたぞ?」
智律 >「はぅぅぅ…。大丈夫です〜…。」
おやっさん >「もし、今抱えている事態だけで手一杯なら…そちらを先に解決する手もあるが、どうするね? その場合、私がユニオンにグィード神父の協力者を募る事になるが…」>智律君
智律 >「えっと…。えっと…。あのぅ…。お話を聞いてからでもいいですか?」>お義父さん&グィードさん
おやっさん >「智律君には話しておいてもいいだろう…」>グィード
グィード >「では、かいつまんで話すとしようか〜?」
智律 >「お願いしますです。」
グィード >「今回の私の任務は、いつもながら聖王直々のものでな…これもいつもながらなんだが、世界の破滅を食い止めるための探し物、といったところか…」>智律
智律 >「た…、大変です…。」
グィード >「そうだろうそうだろう…実はな。近いうちに、この世界に桁外れの力を持った、いうなれば魔神とでもいうべき存在が現れるという事がわかったのだ。」
智律 >「は…、はわわわわわわ…。魔王すら統べる神、魔神ですか…。」
グィード >「その通り…そこで、この私が再び日本の地を踏んだ…という訳だ」
智律 >「う〜。そんなことなら僕もお手伝いしたいですけど…。 力になれますですか?」
グィード >「探し物を見つけ出すだけでいいのだ…私が探しているのは、世界に終わりを告げる最後の使者。それが…世界を救うために必要な鍵だ。その手がかりを求めて、私はここまで来たのだ」
智律 >「…喇叭を吹くもの、ですか?…それが、どうして鍵に……?」
グィード >「うむ。その者こそが、魔神を倒すための鍵である…そうだ。世界が終わる前に、その者を見つけ出し…魔神の出現に備えねばならん」
智律 >「はわわわわ〜……。その人が誰か…、という目星は、ここに来たと言うことはある程度はついているんですよね?」
グィード >「いわく…『その者は終末を前に大空より来たる。ひとつの生命が損なわれる時、その終末が訪れる…』とな」
智律 >「…如何なる生命も失わなければ、終末はありえない、ですか。……う〜。」
グィード >「そういう事になる…ゆえに、早急なる行動が求められるわけだ。そう、神は拙速を尊ぶ!」
智律 >「そうですよねぇ…。急いだほうがいいみたいです。」
そこに、可憐からのコール。応対するのは、おやっさんである。
おやっさん >「はい、こちらMonAmi…おぉ、可憐君か。どうしたね…?」
可憐 >「こんにちは^^新たな情報が入りましたので、お伝えします」
おやっさん >「なに、魔王関連か?!…頼む」
可憐 >「多分、そちらに伝わっているかと思いますが魔王の手下と接触を持った者が居ます」
おやっさん >「いや、その話は初耳だ…」>可憐
可憐 >「名前は神条 皇子といいます。輝明学園秋葉原校の生徒です」
おやっさん >「そうか…その人物を保護すればいいのかね?」
可憐 >「世界魔術師協会から絶滅社にも依頼が回るそうなのですが、その人物を抹殺するようにと依頼が来ました」
おやっさん >「………そうか、ではこちらも確認を取ってみよう。君はどうするね?」
可憐 >「勿論とは言えませんが、守護者から直々の依頼なので遂行せざるを得ないと思います。」
おやっさん >「…なるほど。まあ、とにかくこちらも別件で話を抱えているのでね…情報を総合したほうがよいだろう。」
可憐 >「私見的ですが、その人物は作戦書にあった『秋葉原の黒き皇子』と言う人物ではないかと思います…もしそうならば、やはり後顧の憂いを絶つべきでしょう」>おやっさん
おやっさん >「ともかく、一度招集をかけよう。そう…動ける者だけでかまわない」
可憐 >「そうですね、私一人では如何こう出来る問題ではないので誰かしらに助力を得たいのでそちらに行かせて頂いても宜しいですか?」
おやっさん >「ああ、かまわないよ…むしろ、君は例のチームの1人。どっちみちこちらに集まらねばならんのだがね(苦笑)」
可憐 >「わかりました。こちらの用事が済み次第そちらに伺わせて頂きます。では準備がありますので失礼します」
おやっさん >「わかった…ではまた後で(通話終えて)智律君、動けるチームの面子に招集をかけてくれ…少々厄介な事になってきた。」
智律 >「はいです! …えっと、これは、前に話した絶滅社との共同チームで動くべきですよね…?」
おやっさん >「その通り…頼むぞ」
智律 >「はいです!」 と、いうわけで絶滅社及びチームの面々へ連絡〜
さて、MonAmiへの連絡を終えた可憐は…
可憐 >と言う事で、凛さんのお友達は千影に相手をしてもらって、ナイトメアさん経由で灯さんに『神条皇子』の事を聞いてみます
灯@留守電 >『緋室です…現在電話に出る事ができません。信号音の後にメッセージをどうぞ…』
GM >そういえば可憐、思い出した事がある…もし前回聞いた話が正しいとしたら、灯は今秋葉原にいるはずだ(爆)
可憐 >「……秋葉原で何かが起こっているのかしら??」ナイトメアさんに連絡が付くまでお願いをします
GM >ナイトメアなら、例の本拠地にいるよ(笑)「どりぃ〜む……何か用か?」
可憐 >「灯さんに連絡をつけていただきたいのですが?」
ナイトメア >「…灯なら秋葉原で社の別任務についている。リリス…いや、弓も同様だ…。」
可憐 >「そうですか…ところで、神条 皇子と言う人物をご存知ですか?」
ナイトメア >「神条?………いや、知らんな。どりぃ〜む」
可憐 >「守護者様からその人物の抹殺命令が出されました」
ナイトメア >「守護者…というと、アンゼロットか?まさかゲイザーではあるまい…?」
可憐 >「…前者です」
ナイトメア >「やはり、そうか…(苦笑)…ともかく、今俺がここを動いては守りが手薄になる…そっちで臨機応変に動いてくれ。」
可憐 >「ですので、秋葉原に詳しい灯さんに連絡をつけて頂きたかったのですが…良かったら、付けて頂けますか?」
ナイトメア >「承知した…任務中だから、それなりに時間はかかるがいいか?」
可憐 >「…お願いします」
その頃、翔真邸では…
そら >「♪〜」なにやら歌いながら調理中。曲が「ドナドナ」なのは気にしてはいけない!!(笑)
翔真 >「…………(苦笑)」しつつも楽しんで調理中(笑)どこもかしこも凄まじく危険な話の流れになって居るのに……済まぬ(爆)
そら >「…………あと、少しです…」
翔真 >「こっちももうすぐ終る……済まないがサラダは都合上レタスだけにした、わけは後で説明する(苦笑)」
そら >「……できました…記憶に基づいて、作ってみましたが……」
翔真 >「こっちも出来た、早速頂くとしよう(笑)」
そら >「はい…翔真さんも、料理…できあがったみたいですね(にっこり)」
翔真 >「あぁ、冷めない内に食べよう(フッ)」
そら >「はい、では…いただきます…」
翔真 >「……頂きます(笑)」早速パスタから食べる(爆)
そら >「…どう、ですか…??」
【そら】の作ったパスタは、どことなく…懐かしいような味がした…
翔真 >「………美味い。……………本当に……美味いぞ、そら(微笑)」
そら >「これは…『沙弥』に、教えてもらいました…ドレッシングも…」
翔真 >「そうか………大切な、そらの想い出の味……だな。」
そら >「はい…わたしは、皆さんに…食べて…………………ほしい、と……考えました」
翔真 >「あぁ……そらがそう“望む“なら……皆応えてくれるだろう(フッ)」
そら >「………はい…わたしは、『望む』事を…覚えました、から…(にっこり)」どことなく不安げにも見えなくもない…
翔真 >「……俺が、俺達が一緒に居る、俺もお前を……護る。心配するな(フッ)」
そら >「はい…わたしも、あなたを…みんなを、護ります。」
翔真 >「そらが望む事、覚えている事、思い出した事、知っている事……何でも良い、一つでも多く聞かせてくれ。お前の事をもっとよく知りたいから……(笑)」
そら >「そういえば……わたしが、欠片を持つ戦士と…ひとつになれる事は、知っていますね…?」
翔真 >「あぁ……欠片を持ち、特別な契約の様な事をした者と一つになれる、だったか……何か、その事に関してまだ有るのか?有るなら教えて欲しい。」
そら >「じつは、もうひとつ…あったという記憶があるのですが…」
翔真 >「その“もうひとつ“と言うのは”認めた戦士と一つになる”条件か?それともまた別の力の事なのか……?」
そら >「……もっと別のもの、です…記憶が混濁していて、具体的には言えないのですが…」
翔真 >「そうか……早くそらの治療をしてもらえる様に力を尽くす、済まないがもうしばらく待っていてくれ………。」微かに俯きながら
そら >「メンテナンスをする方法は…見つからないのですね…?」
翔真 >「必ず見つけて見せる………尽に連絡をとってツテに当たって見る。もう少し時間をくれ、決して諦めない。」
そら >「わかりました…わたしは、大切な友達を…信じています(にっこり)」
翔真 >「感謝する……信頼には応えてみせる(笑)」
GM >さて翔真、ここで智律から着信だ(笑)
翔真 >では出ます、不機嫌にならない様に深呼吸一つしてから(爆)
そら >「………………?(首かしげ)」
翔真 >「っと……そら、済まない。」(0−Phone取り出し)>そら 「……どうした?」>天羽君
智律 >「あ、相羽さん。突然のお電話失礼しますです。……今、世界の危機に関わる問題が出てきたです。その事でお話したいので、MonAmiまで来ていただけますか?」
翔真 >「いきなり凄いスケールの話だな。朝食の時間くらいは欲しい所だが……解った、直ぐ行く。」>天羽君
智律 >「は、はぅぅぅ〜。お食事の準備はこっちでして起きますです…。」
翔真 >「せっかくの申し出に悪いが間に合っている………後でまた逢おう。」電話切ります(笑)
そら >「わたしは、必要…ですか?」>翔真さん
翔真 >「あぁ(頷く)世界の危機に関わる問題らしい……そらの力も、借りなくてはならないかも知れない。俺達に……俺に……力を、貸して欲しい。護り合う者として頼む。」>そら
そら >「はい…わたしが、必要な…事態、ですね。では…行きます(にっこり)」
翔真 >「……レタスサラダを作ったのに、当て付けるような事態になってしまったな……(苦笑)」
そら >「いいえ…せっかくですので、食べて…いきましょう」
翔真 >(内心驚き)「(そらがこう言う時に解決の方を優先しないなんて珍しい?)………そうだな、せっかくのそらの手料理だしな(笑)」
そら >「はい…なので、食べていきます…鮮度が落ちると…味が落ちます…から(にこ)」
翔真 >「あぁ……それと、このレタスだけのサラダって言うのはちょっとした話が有ってな(苦笑)」
そら >「理由、ですか…?」
翔真 >「“レタスだけ“の部分、『luttus alone』と言うのを少し弄ると『let
us alone』。【二人きりにして】と訳せるらしい……だから『二人きりにして下さい』サラダ……『ハネムーンサラダ』なんて言われたりしているそうだ(フッ)」(爆)
そら >「ハネムーン…わたしは、翔真さんと…?」
翔真 >「………今の、俺の勝手な想い……今の気分だけどな(苦笑)」
そら >「いえ、私は…かまいませんよ(にっこり)」
翔真 >「……さぁ、急いで食ってしまおう。世界の危機が待っているらしいからな(フッ)」
そら >「……はいっ!!」
翔真:食べ終ったらそらりんとタンデムでMon Amiに向かいます(笑)
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