【第12夜】
魔の片鱗
〜黒き星の皇子/NWOS版〜
<PART−05>
黒き翼の天使と世界の危機
その頃、ブラックマーケットでは…既に、問題の隕石に関するオークションが始まっていた。
GM >オークションの間、アドノレは岩塊の前で警戒かな?
アドノレ >そうなります<警戒
GM >すると…アドノレの目の前で、少しずつ…問題の岩塊は光を強めていく。
アドノレ >非常警報に手を伸ばす
GM >アドノレが非常警報に手を伸ばすと…ブラックマーケット所属のガードマンたちがぞろぞろと入ってくるね。
アドノレ >「中から何か出るぞ!物に近づくな、出口を塞いで半包囲だ!」>ガードマン
GM >ガードマンたちは、手に手に銃を構えて…アドノレの言う通りに問題の岩塊を包囲する…一同の目の前で、光は徐々に強くなり…岩の表面が剥離していく。
そして岩塊は、何度も強い光を放ち…やがて、その場で爆発する!!
アドノレ >爆発直後を見逃さないためにFSを展開して耐える
GM >ああ、アドノレたちがいるのは爆発圏外なので大丈夫(笑)…で、終わった後にはもうもうたる爆煙を上げるクレーターがいっちょ上がり(笑)
アドノレ >「警戒のまま待機。誰か責任者呼んでこい」そして自分は慎重に近づく>ガードマン
GM >アドノレの命令に従って、ガードマンは外へと走っていく…そこに智律から着信だ。
アドノレ@留守電 >「ぴ〜っ。俺様は現在取り込み中だ。どこかでまた一つ偉大なる悪の種が蒔かれてると知るがいい。重大事項なら折り返し連絡してやらんでもないから…」
智律 >「えっと、世界の危機だそうですから。重大事項だとおもいます…。」
GM >でもって、アドノレの目の前で爆煙は徐々に晴れていき…やがて、その中にあるものが見えてくる。
アドノレ >「中身が全損ということは有り得ぬ事態だからな」呟きながら
それは…膝を抱えたままうずくまる、黒い翼を持った…ひとりの少女だった。
アドノレ >「…おい、大丈夫か」(警戒は解かないし、直接触れもしない)
GM >少女は、そのままの姿勢で微動だにしない…その時「いったい何事だ!?」と、警備主任が足跡高く駆け込んでくる…
アドノレ >同族に見えるように羽は出しておこう(漆黒の翼)…ブラックマーケットの警備員はウィザードの存在を知ってますよね?
GM >うむ、もちろん知っている(笑)
アドノレ >「ブツが爆発した。中から人が出てきてる。生存は確認してるが意識は無い」>責任者
GM >主任の「わかった、感謝する…!!」その足音で…
??? >「……………?(うつろな瞳で一同を見上げ)」
アドノレ >「気が付いたか。まずは体の無事を確認してみろ。出きれば名を名乗ってもらえると助かる」>少女
??? >「いっ…いやああああっ!?」
アドノレの姿を認めた瞬間。少女を中心に、光と轟音が響き渡った。
その轟音は…なぜか、遠く離れたMonAmi前のグィードにも聞こえていた(笑)
グィード >「………? 今、どこかで爆発が起きたような…?」>智律
智律 >「…はやや? そうですか…?」
アドノレ >そこは耐えるところだろうな
GM >あ、ここはジャッジ不要でOK(笑)>アドノレ
グィード >「……うむ。私のこの耳が確かに聞いたのだ。空気をつんざく爆発を!」>智律
おやっさん >「連絡はついたかね…?」>智律君
智律 >「…相羽さんだけです〜。アドノレさんは、こちらからの連絡だけ…。凛さんと弓さんには繋がらないです…。」
おやっさん >「分かった…不足している面子は、私のほうで何とかしよう。まずはここで待ち合わせだ…」
智律 >「……はいです。」
そして、アドノレと問題の少女は…。
アドノレ >「発砲するな。俺様が何とかするから少し下がって出口を抑えておけ」>後ろ
GM >アドノレの指示に従い、ガードマンたちは…遠巻きに警戒(笑)
アドノレ >「怯える必要は無い。お主が何もしなければいきなり無体な事はしないと約束しよう」>少女
??? >「……………あなたは、誰…?」>アドノレ
アドノレ >「俺様の名はアドノレ。ここは横須賀のブラックマーケット内だ」
??? >「………私はソルティレージュ…ヨコスカって、もしかして…」
アドノレ >「目がさめる前に何をしてたかを話してくれるなら、その後どうしてココに連れてこられたか説明しよう…ちょいと待て」と言ってさるを取り出す。顔写真と声を記録に残しておきます
ソルト >「私は…そう、魔神との最後の戦いに備えていたんです。そうしたら、いきなり世界が凍りつき始めて…その時、天使長が私を光のゲートに逃がしてくれたんです。」
アドノレ >「…何所からかは判らぬが緊急脱出したのだな。お主は隕石の中に入った状態で空から降ってきたらしい。」>ソルト
ソルト >「多分、ゲートを抜けた時に防御結界が展開したんだと思います…決戦は、衛星軌道上でしたから」
アドノレ >「そうか。今後の身の振り方に関してすぐには答えられないが、尽力してみる。しばらくこちらの指示に従ってもらえるか?」
ソルト >「…わかりました。私も、ここがどこか分からないので(^^;」
アドノレ >「話は付いた。こちらのお嬢さんをどこか休める場所に案内を。それから商談がしたいが玉大人で構わんのか」>責任者
警備主任 >「ああ、玉大人で…すぐに部屋を用意しよう」>アドノレ
◆ ◆ ◆
GM >さて…可憐、他に連絡する場所はあるかな?
可憐 >雅さんに連絡して凛さんにも合流してもらえるようにお願いしておきます。
GM >凛のほうは、さすがに距離が遠いから…間に合うかどうかは微妙ってところかな。
可憐 >戦力は多いことに越した事は無いので(笑)それから情報操作をして、とりあえず居場所を無くす様にするとか追い込んだ状況に陥れる準備をします。コネで玲子さんに『神条 皇子』の調査を依頼します
GM >皇子自身の調査だね?OK〜。少し時間は必要だけど、返事はあるだろう…
可憐 >あい、お願いします。とりあえず皆さんを秋葉原で行動できるような準備と、「最近の高校生」という本を書くので小説家霧澤可憐の名刺を多めに作っておきます^−^
GM >了解〜。まあ、千影に頼めば名刺などいくらでも(笑)
可憐 >秋葉原に行っても潜り易いようにしておきます(笑)
◆ ◆ ◆
GM >とりあえず…アドノレ、ソルトの当面の部屋は用意できた。ちなみに智律の着信履歴が残ってる(笑)
アドノレ >それぞれに後始末に入ったところで外に出て連絡します…先におやっさんに連絡だな(^^;
おやっさん@通話 >「あぁ、アドノレ君か…何があったのかね? 実は可憐君からの通報で、例のチームを集めているんだが…」
アドノレ >「こちらも緊急事態が起きた。今から転送するデータを見てくれ」(顔と証言を転送)「ブラックマーケットの商品として競売中のブツから出てきた。無償で手にする事は不可能だが…このソルトという少女をユニオンで保護する形にした方が良いと思うが、その線で交渉して構わんか?」>おやっさん
おやっさん >「ああ、構わんが…(口調が変わる)…アドノレ君、その少女と共にすぐこっちに来てくれ。」
アドノレ >「では代表者と交渉にかかる。終わり次第急行しよう」>おやっさん
おやっさん >「了解だ。可憐君は急いでるようなのでな、なるべく早めに頼む」>アドノレ
アドノレ >「了解した」
かくて、突発事態に見舞われたブラックマーケットでは、密談が行われる事になった…
その頃、翔真と【そら】がMonAmiに到着していた。
翔真 >中に入って天羽君に声をかけます(笑)
智律 >おっと、こちらはモーニングを準備してます
翔真 >………今朝の翔真なら食えるかもしれない、体力の消費が(以下自粛)<モーニングを準備〜
智律 >「あ、まっていたです〜。」>相羽さん ここでグィードさんを紹介、と
翔真 >「済まない、遅くなった……。」>天羽君&おやっさん
グィード >「ふむ、君は…………いやすまん、何でもない…何でもないぞ〜?(なぜか笑)」>翔真
翔真 >「…………物凄い気になるぞ……一応名乗っておく。『相羽 翔真』だ。」>グィード
そら >「【そら】と呼ばれています…」
グィード >「グィード=ボルジアだ…いや、私の知り合いに少し似ていたように思えたのでな。」>翔真
翔真 >「………自分に瓜二つの人間ももう会っているからそれ位ではどうと言う事は無い……その話が本当なら、だが。」>グィード
グィード@小声 >「……柊 蓮司という名前に心当たりはないかね?…いや、ないならいい…気のせいだとでも思ってくれ」>翔真
翔真 >(小声)「……覚えは無いので了解しておく。」<柊 蓮司
グィード >「うむ、それは残念だ(笑)」<覚えはない
翔真 >「で、一体どう言う状況になっている?遅れて来てこう言うのも何だが説明して欲しい。」>天羽君
智律 >「…詳しい話は、グィードさんにお願いしますです。」
GM >では、グィードはかくしかで話そう(笑)
翔真 >ラジャ(笑)「魔神を倒す為の鍵……か。」
グィード >「そう…そこの少年にはもう説明したんだがな」
翔真 >「わざわざアンタが日本に、しかもこの横須賀に来たと言う事は……この近辺に落ちてくると言う事が解っているんだな?」>グィード
グィード >「うむ、その通り!ちなみにその人物は…黒い翼を持った少女だということだ」
翔真 >「………(そんな表現だと、これから落ちてくるとかで無ければ2、3心当たりが思い浮かんでしまう^^;(苦笑))」
グィード >「ちなみに、悪魔の翼ではないから間違ってはいかんぞ〜? まあ悪魔ならこの私が無邪気に抹殺するところだがなぁ〜?(笑)」<黒い翼
智律 >「はわ〜…。」>グィードさん
翔真 >「了解した、覚えておく。」>グィード
そんなこんなで、更にアドノレとソルト、可憐が合流する…
凛 >ありゃ、まだか(笑)
翔真 >まだなら凛ちゃんに連絡を取りましょう。
智律 >「…………はわ〜?」 ソルトさんには…、やはり天使の羽があるわけですよね?(笑)
GM >あるよ〜…黒いけどね(笑)<羽根
翔真 >金髪美人のお嬢さんだ(笑)
アドノレ >ソルトはチャイナ服ですか(笑)
GM >そんなに早くは着替えられぬ(笑)
アドノレ >「こっちがユニオンの元締めで、…」とソルトに説明
GM >ソルトは「はぁ…」ってリアクション。どうもこの地の人々は、彼女にとっては目新しい印象の人々ばかりといった感じだ。
翔真 >凛ちゃんに0−Phoneで連絡を取ってから挨拶をしよう(笑)
同じ頃…故郷に帰り、更なるパワーアップを果たした凛は、
箒で横須賀への帰途についていた…現在は東京上空。
少し飛べば、東京タワーに到達するところである。
凛 >ういうい〜!で、その間に美波の容態は?
GM >まあ、一進一退が続いていたけど・・・おおむね快方には向かっているようだ。やはり、措置が早かったのが幸いしたようだね。そのあたりは…栞から電話で伝えられたということで(笑)
ちなみに、美波の体内にはエミュレイターの『種』が産み付けられていて、
身体に悪影響を及ぼさずにこれを除去するのが難しかったらしい…
凛 >クドラクの魔手術で除去?
GM >うむ(笑)というかクドラクじゃなきゃその治療は無理だった(爆)
可憐 >箒の方が遅いのはナ・イ・ショ(笑)
GM >で、ちょうど関東に差し掛かった時…翔真から着信だ(笑)
凛 >「ん?あ、翔君からだ♪(ぽちっ)」>着信 「は〜い、翔君どしたの〜?」>電話
可憐 >浮気してたの(笑)
翔真 >「繋がった?……凛、時間が有れば直ぐMon Amiまで来てくれ。なんでも世界の危機に関わる事態らしい。今その事態に関わっている面子が来ている、詳しい話をこれから聞く所なので……出来るだけ速く頼む。」>凛
凛 >「わぉ!それなら、すぐに行くよ!」>翔君
翔真 >「………済まない、待っている。」で、通話を切ります。>凛
◆ ◆ ◆
アドノレ >「そんで詳細は後で聞くとして、特別ゲストの…」とPC側にも一言
グィード >「グィード=ボルジアです(きっぱり)」<特別ゲスト
アドノレ >やるなおやぢ(笑)
可憐 >「ボルシチさんですか?」
智律 >「ボルジアさんですよ〜。」>可憐さん
グィード >「君はどうやら脳がお弱いようだな(笑)」>可憐
可憐 >「こんな感じですから偶には和ませたいと思ってボケたのに(しくしく)」
智律 >「…はわわ。」>可憐さん
グィード >「努力は買いたいところだが…笑いを取るならもう少し身体を張らねばなぁ?(笑)」>可憐
可憐 >「偶にはボケさせてくれても良いではないですか;;」
アドノレ >「事態は切迫してるのと違ったのか?」
可憐 >「切迫はしてます」>アドノレさん
グィード >「ああ。本当ならばシリアス顔にならねばならんところなのだが…日本のウィザードとの共同作戦と来ると、どうしても思い出してしまう男がいてな。ついそのノリで動いてしまうのだよ…」>アドノレ
可憐 >私は柊かい^^;
智律 >「可憐さんは普段は、そんな冗談を言う人じゃないですからびっくりしたです…。」
翔真 >「凛と連絡がついた、今からこちらに向かうらしい。」>ALL
おやっさん >「了解した…弓君とは連絡が取れんようだな。まあ、仕方あるまい…」
可憐 >「弓さんに関しては、ナイトメアさんに頼んであるので大丈夫だとは思いますけど^^」>ALL
翔真 >「2度3度説明を繰り返すのは手間になってしまいますから………出来れば待った方が良いのでしょう。ただ時間が無いのなら先に話を聞いておいておいた方が良いでしょうか。」>おやっさん
GM >すると…店先に、停車するもう1台の車。黄色い流線型のオープンカー…ダイハツ…コペンに乗ったやよいさんだ(笑)
智律 >「はやや…。お義母さんが帰ってきたです。おかえりなさいです〜。」
やよい >「ただいまですわ…あらあら、ご来客が多いようですわね(^^)」
可憐 >「こんにちは」
アドノレ >「邪魔しとるぞ」
翔真 >「お邪魔しています(礼)」
グィード >「おぉ、あなたは!! …今回聖王庁に示された予言にいわく、地に降り立った時と運命の女神…!!」
ソルト >「時と運命の…女神?(きょとん)」
智律 >「……………………。」>ノルン
やよい >「それは昔の話ですわ(^^)それで、今回はどんな騒動ですの?」
智律 >「えっと…、世界の危機だそうです…。」>お義母さん
翔真 >「詳しい話をこれから聞こうと……。」>やよいさん
やよい >「世界の危機はいつもの事ですわね♪それで、今回も皆様の出番という訳ですのね?(^^)」
可憐 >「世界の危機は間違いは無いですけどね……」
グィード >「私は聖王とパトリシア様から、この地で頼るべき方々の御名をうかがっておりました…ひとりは予言の天使、そしてもうひとりが…あなたです」>やよい
翔真 >グイードとやよいさんの会話を邪魔しない様に離れて、そらの様子を見てます。
GM >【そら】は…数多くのウィザード達の中で、所在なさげにしている。その髪の色は、緑色に光ったまま…。
翔真 >傍に寄っておきます。「話が済んだらダージリンを頼むか?(フッ)」と声は掛けておきます(笑)>そら
そら >「わたしなら…だいじょうぶです。ありがとう…ございます(にっこり)」>翔真さん
翔真 >「……(笑)」>そら
可憐 >「それで何方から話しますか??」>ALL
智律 >「…はやや…。」
グィード >「では、重複を恐れず私から先に一席ぶたせていただこうか」そして解説…かくしかで(ぁ
翔真 >「……(苦笑)」<一席ぶたせて〜
グィード >「そもそも、私がこの場所をまず訪れたのは…女神よりのお言葉を賜るためだったのだ。なにしろ聖王庁での予言だけでは、非常に曖昧だったのでな…」
智律 >「…そうだったん、ですか。」>グィードさん
翔真 >「………(神頼み……と聞こえなくも無いが……)」
アドノレ >(上役が無茶な事いうのはどこも同じか)
やよい >「なるほど…確かに、最近は途絶えておりました予言の力が、再びよみがえってきたという事はありますわね…」
弓:ふーむ…やよいさんが、この世界のライムにあたるのか…だいぶ歴史が歪んでるにゃ…
本来の原作「黒皇子」ならば、確かにその通り…しかし、ここはNWOS世界。
よって、ラース=フェリアの女神であるライム=ケーベルは存在しない事になっているのだ。
まぁ、何から何まで原作どおりでは面白みがないし、この物語に組み込んだ意味もないというものであろう。
やよい >「簡単に要約しますと…今日、ひとりの少女の死を契機に魔は覚醒します。そして、時を同じくして未来の世界より1人の守護天使が時の壁を越えて来訪するのです…その天使を助け、目的を果たさせる事…それが世界を救うことにつながるでしょう。」
智律 >「………え、えっと…、なんだかとっても具体的っていうか…、グィードさんが言われた事と同じような…。」
翔真 >「(嘆息)……その少女の死を防ぐ事が出来れば……一番良いのでしょうけどね……。」
やよい >「静かにお聞きなさいな。続きはまだありますのよ(^^)」>智律
智律 >「あ…。はいです。」
翔真 >「……済みません(^^;」
やよい >「すべては、ベール=ゼファーが20年近くもの時をかけて仕組みしこと…魔の力は条件を整えた時、初めてその意図どおりの覚醒を果たします。少女の名は東雲 摩耶…そして、魔を携えし少年の名は神条 皇子…」
ソルト >「神条、皇子…そう、私が天使長から探すように求められたのは、その人なんです。」
翔真 >「……(厄介な役を押し付けられた、可哀相な奴等か……)」
可憐 >「その話題ですと次は私ですね…私の元に、ある一本の電話が掛かってきました。電話の主はアンゼロットさまです」
グィード >「アンゼロット殿が?…それで、いったい何を?」>可憐
可憐 >「アンゼロットさまは私に対して神条 皇子の抹殺を依頼してきました」
アドノレ >「それはまた珍しい話だな」
可憐 >「アンゼロット様には珍しく必ず抹殺しなさいと言ってました^^;」
智律 >「………え、えっと…、なんで、そんな…?」
可憐 >「理由は神条 皇子はベール=ゼファーに接触した人間だからです。おそらく、やよいさんが言った理由もあるのでしょう…作戦書にあった『秋葉原の皇子』は彼の事だと私は推測します」
翔真 >「(接触しただけで抹殺される?なら俺達は……。)」
ソルト >「でも、私の目的はその人を探し出すことなんです…その人が、私のいた世界の魔神を倒す鍵を持っているって…」
翔真 >「覚醒する魔を携える者を殺す様にアンゼロットは言って来て、そこのお嬢さんはその男を探し出し、鍵とやらをどうにかしなければならない……か。」
智律 >「………はややや〜、足並みが…、揃えるどころか踏みつけあってますね…。」
可憐 >「それで常田さんに確認を取っていただいたわけですが、常田さん…確認取れたでしょうか?」>おやっさん
おやっさん >「今回、絶滅社は世界魔術協会と共同戦線を組んでいるようだ…おそらく君の言っている事と無関係ではあるまい」>可憐
可憐 >「やはりですか…有難うございます」
翔真 >「世界規模で一人の男を殺そうとしているのですか………笑うに笑えませんね(苦笑)」
やよい >「おそらく、今回の事件…皆さんの、ウィザードとしてのあり方が問われてくるでしょう。しかし、最後に信じるべきは…ここから先は、言うまでもありませんわね?(^^)」
翔真 >「……(フッ)」
グィード >「…それで、君はどうするつもりかね?」>可憐
可憐 >「……状況次第ですね」>グィードさん
アドノレ >「一人抹殺の話に推測で物言うとはたいした度胸だ」(笑)
グィード >「…物騒な話を持ち込んだ割には、どうにも抽象的だな…」アドノレに同意するように>可憐
可憐 >「正直、アンゼロット様らしくない依頼なので…この依頼を遂行するか決めかねているのです」>グィードさん
グィード >「ふむ…ならば君の信じた通りにしたまえ。素直な心の声に、耳を傾けるがいい…」
智律 >「でも…、でも、今日っていうことは…、もしかしたら、今、この瞬間、何かが起こるかもしれないんですよね…。」
おやっさん >「確かに、ここで話している間に状況が変わって、その魔が現れてしまっては元も子もない…か」
アドノレ >「話が決定する前に表明しておくが、俺様はソルトの面倒を見るという先約があるのでな。競合しない限りでの協力になる」
翔真 >「……美人のお嬢さんに手を貸すのは問題無い、だがアンゼロットからの抹殺云々に関しては状況がハッキリするまでは俺は賛同しかねる。」
智律 >「えっと…、えっと…、僕は…、お義母さんの話が気になりますから…、まずはその人達に会ってみたいです。」
翔真 >(時計ををちらっと見て)「………凛のヤツ……遅いな(ボソ)」
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