【第12夜】
魔の片鱗

〜黒き星の皇子/NWOS版〜

<PART−07>



混濁する情勢



かくして、MonAmiの一同はブラック=ノアに乗り、一路秋葉原を目指す…。

GM >ちなみにブラック=ノアを操縦するのは誰かな? 前回は弓がいたけど、今いないから(笑)
智律 >…天羽は…操縦できるとは思えないのでお任せします(笑)
翔真 >現地に着くまでは希望者が居なければ自分がやります。回収したら……外に出ない面子で操縦できる人にお任せ(笑)
GM >ソルトとグィードは箒は使えないよ、箒ユーザーじゃないから(笑)
翔真 >なら箒ユーザーとしての経験の長さから可憐ちゃんを指名(笑)弓ちゃんが合流すれば彼女でもOKかと(笑)
可憐 >えーと御免なさいGM&PLの皆さん、今回の可憐のスタンスですがどっちに対しても進んで協力する気はないので^^;
翔真 >可憐ちゃんは次元潜航できなかった気がしたので、合流したら自分は外に出ますから(苦笑)
可憐 >あい、それぐらいなら手伝います>翔真さん
アドノレ >「…」
GM >では、そんな可憐にグィードからぼそり、と。「先の話だが…厳しいと感じたなら無理について来る必要はない。ただし、よく考えることだな…本当にそれで良いと思うのか、と。ただ言われた通りに行動するだけという事に、安直さは感じないか?」
可憐 >「それ故に私は見極めなければならないのです。勇者として…何が世界に必要かを、何を人々がが望んでいるかを」>グィードさん
グィード「そうか…(どこか失望したような、遠い目)…かつて『星の勇者』と呼ばれた男を、私は知っている…勇者ならば、ただ座して選択を誤らぬようにせねばな?」>可憐
翔真 >「そう言えば……俺の返答がまだだったな。」
グィード >「そうだったか…いちおう聞いておこう」>翔真
翔真 >「………一番良いのは勿論女の子を犠牲にせず、覚醒させずに終わる事だが……覚醒したヤツが俺の護りたい者達に危害を及ぼさない限り、俺はそいつと戦うつもりは無い。」>グィード&可憐ちゃん
グィード >「……なるほど(ニヤリ)」
ソルト >「…あと、どのくらいで着きそうでしょうか…?」ブラック=ノアは川崎上空〜。
智律 >「…もう少し…、かかるです。」>ソルトさん
翔真 >「……もう少し掛かりそうだ……済まない、急いではいるのだが……。」>ソルト
アドノレ >「ロケットエンジンは改造予定に入れてないからな」(笑)
ソルト >「…すみません、急がせてしまって…」
翔真 >「………先程の隠れる場所だが、横須賀港を挙げておく。MonAmiに連れていく訳にも行かん、だから色々とぶつかり合って入る所の方がまだ何とかなるかも知れん。」>アドノレ
アドノレ >「港の倉庫を適当に調達するか」(唸りながら)
グィード >「ところで、君達と一緒にいたあの少女…あれは何者かね?」
智律 >「……そらさんですか?」>グィードさん
アドノレ >「所属という意味か、実力者だと言う意味か、はたまた単純に知名度の問題か」>グィード
グィード >「うむ…実は、彼女からただならぬ気が伝わってきたのだ…具体的な表現が難しいのだがねぇ」
翔真 >「………」
ソルト >「私も、あの人から…何か、不思議な力を感じました…。」
智律 >「…そらさんは…、そらさんです。………一緒にいれば…、何かわかると思いますです。」
翔真 >「『護り合うもの』……あいつは……そう言うものだ。」
可憐 >運転してるのであえて喋る気はないです
グィード >「…………そうか…愛されているのだな…(不思議と納得顔)」
翔真 >「……俺は、美人はすべからく平等に愛しているぞ(笑)」
グィード >「…………そうか(笑)」
翔真 >「まぁ内面が重要な要素だがな……後は相手次第。だから……そこの美人のお嬢さん(ソルト)もそちら次第だな(フッ)」
ソルト >「…はい?(笑)」
アドノレ >「ちなみに美人の基準がそこはかとなく甘いのは気のせいか?」>翔真
翔真 >「そうか?………将来性等も加味した上での事だから、ひょっとしたらそうかも知れん(苦笑)」>アドノレ
智律 >「…相羽さんはかっこいいです…。」
翔真 >「誉めてもなにも出ないぞ(ニヤリ)」>天羽
智律 >「…う〜、僕も相羽さんみたいになれるように頑張るです…。」
翔真 >「お勧めはしないぞ?………間違い無く地獄行きの人生だからな(フッ)」>天羽
アドノレ >「つまり、何人いるか判らないファン全てに愛を語るようになりたいのだな」(笑)>智律
智律 >「は、はわわわ。え、えっと、そういう意味じゃなくて…えっとその…。あぅぅぅ…」>相羽さん&アドノレさん
翔真 >「問題になっている一件にケリが付いたら、デートでもしてくれれば嬉しい……なんて言っている(笑)」>ソルト
ソルト >「……………?」わかってない(笑)
アドノレ >「修羅場になりそうだから阻止させてもらう」<そこの美人の
翔真 >「……了解だ(フッ)」>アドノレ
可憐 >ちょっと白い目で翔真さん見てるかも^^
翔真 >ガーン!?(笑)
可憐 >節操が無いからねー^^
智律 >だからこそ相羽さんだ、ともいう(ぉ)
翔真 >節操は無いけど差別も無いですぞ(笑)基準が有るだけで(笑)
可憐 >^^;
グィード >「言っているうちに品川上空、か……学年ダウンめ、うまくやってくれているといいがな…」

その頃、秋葉原の凛たちは…なおも脱出の道を探り続けていた。
地上を走るエージェントたちはイノセントらしく、凛に気づくことないままに、柊たちを探しているようである。

凛 >では次元潜行装置で身を隠しつつ、安全地帯を指示していきます〜
柊@通話 >「おい…何か変わった事はないか?」>凛
凛 >「イノセントの追跡者が追いかけているくらいだね〜ウィザードの追跡者っていた?」>柊
柊@通話 >「…ダンガルドを首席で卒業したとか言うヤツがいたかな…後は確かめてねぇ」
凛 >「ダンガルドってことは魔術師だね〜了解!」
翔真 >マユリか〜?(苦笑)
可憐 >あれは放校になったはず(笑)
凛 >綾瀬?(笑)
智律 >……んみ、ケルトさんではないか…。 土星なすびだし(何)
翔真 >ダンガルド首席卒業者……心当たりがナッシング^^;
可憐 >マーリン(笑)
翔真 >それは学校作った本人じゃ(笑)
智律 >ありゃ、長老で、そんなん出てきたら、勝てませんわ(爆)
GM >残念だが全部ハズレ(笑)

いや、まぁ、このエピソードがプレイされている時点では、まだ「黒皇子」リプレイは出ていないのだが…
という訳で正解は、同リプレイに登場した『首席』である。

柊 >「…けど、アンゼロットは絶滅社にも声を掛けたって言ってたから、傭兵がいるかも知れねぇ。気をつけてくれよ?」>凛
凛 >「了解〜って、なんか四面楚歌だね〜(苦笑)」
GM >で、柊からその通信を受けた直後…凛の真横を、箒で駆け抜けたものがいる!!
凛 >「!?」
GM >それは凛の目の前、上空でホバリング停止する。ガンナーズブルームUに跨り、ぴっちりとした黒と白の戦闘服を纏った、灰色の髪の少女…。
凛 >「ムッ!?(警戒)」>灰色の髪の少女


「…………そこのウィザード…男2、女1の…3人連れを知らないか……?……」

凛 >「ん〜具体的には、どんな人達の事?(首傾げ)」>少女
少女 >「………この地域のウィザードなら知っているはず…彼らには、抹殺許可が出ている………捜査に協力、して欲しい。具体的には…」いちいち説明はする。特徴は柊、皇子、そして摩耶のそれと合致する。
翔真 >律儀な子だ(笑)
凛 >「ほぇ?抹殺指令?………その人達、なにやったの?(驚いた振り)」(笑)
少女 >「……………魔王に与して…世界の破壊を、画策した………容疑…。」
凛 >「うぁ!それって、凄い悪者じゃない!!!ボクも探すの手伝うよ〜分かれて探そう!キミは向うで、ボクはこっちね!(ふわふわふわ〜)」(笑)
少女 >「…………………ぁ……………」おいてかれた(爆)
凛 >「らしいけど、本当のことはどなの?」>柊
柊 >「………んな訳あるかっ!!」>凛
凛 >「ん〜ますます良く分からないな〜翔君、早く来てくれないかな〜?(寂)」ナンパしてるとは露知らず(笑)
翔真 >早く行きたいぞ〜、ナンパは既に翔真の行動デフォだし(笑)
柊 >「とにかく…このあたりならジョナサンも近い、先に店に入ってるぜ。」
凛 >「ん、了解〜じゃ、ボクも向かうよ〜(ふよふよ〜)」>柊
GM >で…その時。柊の0−Phoneから「げっ…うわまじッ!!」という言葉を最後に、通話が切れると(笑)
凛 >「蓮君、どしたの!?」
GM >0−Phoneはトーン音を返すだけで、声は聞こえてこない…そして、ジョナサンはすぐそこだ。
凛 >「すぐに行くから、待っててね!(急降下)」

そして、その視界には…柊、皇子、摩耶と…その行く手を阻む、黒服の男達。
男達の中心には、黒いローブを羽織った男が立っていた。

男 >「ついに見つけましたよ…! さぁ、おとなしく観念しなさい!!」
凛 >「ちょっと待った〜!!!!(急降下で割って入り)」
男 >「むっ…何者です、私達の邪魔をするのは!?」
柊 >「おぅ…早かったじゃねぇか(笑)」
凛 >「キミ達、何者!!…・って、あり?そのローブ…・・ダンガルド?(首傾げ)」
男 >「フッ、その通り。私こそは頭脳明晰にしてダンガルド魔術学校を首席で卒業、魔術協会の幹部候補として活躍を続ける…」
弓 >首席って…あー、あのおっさんか(笑)
柊 >「どうでもいいわっ、んなもん!!」>男
凛 >「うん!どうでもいいよね〜(こくこく)」(笑)
男 >「そう…この際それはいいのです。今しなければならないのは…神条皇子くん、キミに死んでもらうことです…」
皇子 >「なにっ…!?」
摩耶 >「みこにゃふ? この人たち…だれ?」<男達
男 >「キミがこのまま生き続ければ…この世界は滅びに向かってしまうのです。だから、その前に…」
GM >黒服の男達は、懐から大きなハンドガンを出す。そう、とても大きな…
凛 >「むっ、やる気?(睨み&箒仕舞って戦闘態勢)」
男 >「ま・さ・か! このような一般人も大勢いらっしゃる場所で、派手にやるわけにも行かないでしょう?」
凛 >「じゃ、どうする気?」
GM >言うなり、男は…懐から黒い機械を取り出す。「ゾォォォォン=ジェネレイタァァァ………起動ッ!!」

かくして、ジョナサンの周囲の空間にひずみが生じ…フィールドが形成されていく。
その頃、取り残された強化人間の少女は…0−Phoneでいずこへかと通信をしていた。

少女 >「……こちら天緒…標的はいまだ発見ならず。人員不足のため…支援を要請…………」
灯@通信 >「了解……私とリリスが急行する…そのまま探索を続行して…」
少女>天緒 >「……了解…」
翔真 >ガーン!?<あかりん&弓ちゃん
灯 >「……私達の出番ね、リリス…行こう。……」
弓 >面白いことになってるなぁ(苦笑)「………リリス、了解…。……」
灯 >「ダウンロード…状況確認、完了…目的復唱『神条 皇子』の抹殺…」
弓 >「…状況確認…目標は『神条 皇子』の抹殺。…了解、オーバー…」
翔真 >弓ちゃんを敵に回したくは無いなぁ(−−;
灯 >「悪いわね……個人的な用事だけでなく、こんな瑣末事にまでつき合わせて…」
弓 >「……任務だもの…構わないわ。…」

かくして、ガンナーズブルームに乗った灯と、翼を広げた弓が秋葉原上空に飛ぶ…。


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