【第12夜】
魔の片鱗

〜黒き星の皇子/NWOS版〜

<PART−15>



激戦! クラウス月匣邪神殿<2>



戦いは、なおも続いていた…。

微 >クラウスの発言に歯軋りしながらも敵の動きから目をそらさない……
アドノレ >もしかして一体ごとに封じてる物が違う(^^ゞ
微 >それっぽいですねぇ(^^;)
凛 >全部違う能力を持ってるのかな?
アドノレ >識別を続けるか、魔法攻撃に変えるか?
翔真 >識別が先だと思います。4体居て別々に禁止領域を作っているなら魔法が封じられていてもおかしくは無いですから。
智律 >私も識別に賛成ですね。 天羽もとりあえずゴーレムの識別を行うつもりです(笑)

その間にも、ゴーレム達は弓に、翔真に、微にと次々殴りかかっていく。
百戦錬磨のウィザード達、これを受けもしくは避けてはいくのだが、
この空間内で戦い続けることは、言うまでもなく危険である…

「……後ろに下がれば回復するのなら……あのゴーレム共も屠り易くなるのだが」
【そら】とゴーレムを視界に捉えながら、翔真が苦渋と共に言葉を吐き出す。

弓 >さあ、初めて生死判定ができそうだ!…って、GMぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!そんなに弓を殺したくないのかっ(爆)
翔真 >愛だな(笑)
微 >愛ですねぇ(笑)
アドノレ >じわじわとなぶるのがクラウスの趣味(笑)
智律 >・・・・っとぉ、それは駄目元で弓さんにアースシールドといってみたい(笑)
弓 >MP無駄にしなくてよろし(笑)

ええい、それはダイスに言ってくれぇぇぇぇ!!!(爆)

弓 >「…ぐっ……アド!そいつら(皇子とにゃふぅ)をお願い…!ここのクラウスが偽物なら、そっちに出る可能性もあるわ!」
アドノレ >「我が居る以上簡単には死なせん。貴様等も自分の仕事をするが良い。出来るだけ迅速にだ」
微 >「解りました!」
翔真 >「(深呼吸)………解った。虚属性の魔法が使えるなら、アポートの危険性も勿論有るか……。」
アドノレ >「偽物もそんなに大量生産されてるとは思いたくないが・・・」

言いながら、アドノレは心もち皇子と摩耶の方へと近づく。
皇子は、翔真達を支援すべく、自らの下僕を飛ばそうとしているところだった。
だが、その一撃は…虚しく避けられてしまう。

アドノレ >「いよいよの時まで見ておれ。あ奴等はこの程度で終わる玉ではない」>皇子
微 >「周囲を警戒してください、まだ何か罠があるかも!」>皇子

皇子がアドノレと微に頷くその頃。翔真が、後方の凛に近づいていた。

翔真 >「凛、風の刃を使って遠距離から攻撃してくれ。」
凛 >「そらちゃんを攫いに行こうと思ったけど、その方がいい?」
翔真 >「迂闊に近付くとまた何か有りそうだが……それでも大丈夫なのか?」
凛 >「それは出たとこ勝負!」
翔真 >「全く(苦笑)………お前と言う奴は。」
凛 >「『転移』しても帰ってこれないか・・・・・なら、攻撃だい!!『風爪』!!」

風を纏った凛の双爪が、一撃、もう一撃…ゴーレムに炸裂!
十文字に切り裂かれたゴーレムは、活動を停止した…これで、あと3体。

微 >「お見事、凛さん!」
弓 >「…………出力回復……飛行…可能…」
凛 >「うぅ〜身体がうまく動かないよ〜(イライライラ)」

星を挙げながらも、慣れない力をいまいち制御しきれずイライラしてしまう凛である。
そしてその間にも、智律がいま1体のゴーレムの鑑定をすませていた。

微 >Bが「特殊能力禁止」ならBを叩いたほうが有利でしょうか?
弓 >いちおう、プランとしてですが…このRに全員でこのSqから撤退>次Rの最初に皇子のGBで殲滅、もありです
アドノレ >PC側に全体攻撃魔法があれば遠慮なくのったかもしれんが(^^;>弓
GM >皇子の「大いなる怒り」はまだ2回残ってるので、Fしても全部ぶっこめば落とせる可能性はあります…と注釈をしておこう。
アドノレ >他に手が無い場合以外は、NPCに目いっぱい頼るのは気分がよろしくない(^^ゞ
凛 >石像全部の能力が判明してないから、GBを止める手段があった場合に行動権が勿体無いかも
翔真 >前線を支えてくれるなら1で自分が下がってBを攻撃します。アドノレにエンフレをかけてもらえれば多分屠れるかもと。
微 >問題は今の私たちで攻撃が当たるかどうかですよね(^^;)>翔真さん
翔真 >後衛に下がれば何とかします。生命の刃も使えるから火力は確保できるかと。>神代さん
アドノレ >意表をつくと伸びるヒートハンドで攻撃(。。)★\
微 >外からエンフレ届くのでしたらかけてもらってB狙いに行きますけど……どう思われます?
アドノレ >遠撃あるから外からでも可能だぞ
凛 >エアブレかけようか?>微
智律 >行動値がのこってないのでは?(笑)>凛さん
凛 >お?おお〜!!!そいえば、行動権の問題あった///
翔真 >A >飛行禁止、B >特殊能力禁止となるとCかDのどちらかが魔法禁止。そうなると残り一体は何を禁じているのか……?
智律 >……考えすぎかもしれないけど、自爆とか…。 流石に無いかな?>最後の一体
凛 >そらちゃんの能力とか?
微 >「前線を確保します。翔真さんがお下がりでしたら、現状で待ちます」
翔真 >「済まない、少し任せられるか?下がって回復できれば遠間合いから一体は早めに屠れるかも知れん。」>神代嬢
微 >「解りました、もとより護りのほうが得手です。ご心配なく(にこっ)」返事して順手に持ち替えー。実は攻撃=逆手、防御=順手のイメージがあるのです(笑)>翔真さん
翔真 >(神代嬢に頷いてから)「アドノレ、次の攻撃の時に支援を頼む。」>アドノレ
アドノレ >「お手並み拝見といこう。出し惜しみはせんから遠慮なくぶちかましてやれ」>翔真
翔真 >「あぁ、先程の失態。ここで取りかえしてやる(ニヤリ)」>アドノレ
凛 >「ボクは石像君の破壊を最優先するよ!」
弓 >ちなみに私は飛行可能になったので、そのまま飛行して、そらりんを抱き上げます。
GM >【そら】は拘束されている…あの爆発でも拘束具(?)は破壊されていなかったらしい。
弓 >じゃあ、拘束具を外そうとしますが……壊せそう?
微 >「弓さん、罠に気をつけて!」<解除

弓が、罠解除に動く間。

「これ以上、余計な真似をされて堪るか……!」
いったん下がってアドノレの炎に支援された翔真が、
天津大鋼でもってゴーレムに斬り付ける…

「(生命力………全、開……!)」
炎を纏った魂の一撃は、ゴーレムを一刀両断し…
領域内の微は、能力が戻ってくる確かな感触を得た。

弓 >「……………解除……!!……別の気配…!」
微 >「別の……? 弓さん、無理をなさらず!」
クラウス@声 >「お見事! と言いたい所だが…もとより無事で返すつもりは、私にはないのでね…」なんかステレオで聞こえる(爆)

そして、その間に。弓の周囲から煙が晴れると…そこには!

クラウスうじゃうじゃ(爆)

「「「「「…フフフフフフフフフ…」」」」」

微 >うじゃうじゃ?(^^;) あの、数はどれぐらいでしょうか?
GM >吹き出しの数だけ居ます(笑)
智律 >「……は、はわ!?」>エージェントクラウス
凛 >「うぁ・・・・・・・ゴキブリみたいだ・・・・・(唖然)」
弓 >「……………無事に返して貰うわ。………命に代えても………ね……(微笑)」
クラウス軍団 >「「「「「そうはいかんよ…もう少し遊んで行きたまえ?」」」」」
アドノレ >「奴がどこから見てるか押さえてなかったのは失態だな」(舌打ち)
翔真 >「奴の事だ、簡単には掴ませまい。」>アドノレ
凛 >「今度こそ本物かな?」
智律 >「う〜、ここからじゃ遠いです…。」
微 >「く……っ……弓さん、下がれますか!?」>弓さん
弓 >「……………悪いけど、急いでいるのよ。…あの石像の効果も、ここまでは及ばないみたいだしね(すちゃ、と月衣から何かを取り出しつつ)」>クラウス

それは…布にくるまれた『箒用の弾丸』であった。

弓 >「………月匣の中に、ゾーンジェネレイターで別の月匣を作り、さらに別の月匣を繋げる……そんなことをすれば……当然、空間は不安定になるわよね…。……」
アドノレ >「よもやお主まで自爆を狙ってるのではあるまいな」>弓
クラウス軍団 >「「「「「この空間を破壊する、かね? …相変わらず芸のないことだな。」」」」」
弓 >「…フ…芸がないですって?……よっぽど…ここを壊されるとまずいのかしら?(くすくす)……芸がないっていうのはね…あなたみたいなのを言うのよ、偽物クン(ルビ >フェイカー)」>クラウス
クラウス軍団 >「「「「「いや、私は構わんよ?私がニセモノであるならば、ここが破壊されても君達が死ぬだけだからねぇ?(ククク)」」」」」
智律 >「…あ! さっきの…!」 そーいや、振り切ってきた連中がいたな(笑)
GM >ああ、仮面の連中ならまだ到着してないね(笑)
微 >「まだ」ですか(^^;;)
智律 >…ちっ、てーことはうかうかしてるとサイドアタックか(笑)
GM >うむ、次のラウンドには到着だし(爆)
微 >翔真さん、すみません、前に出ます(^^;)
弓 >あぁ、ほのかに信用されてないなぁ、私(笑)

そりゃあ、不穏当発言が多いからでせう(笑)

微 >弓さんってどこまで本心かわからないんです(泣)
翔真 >了解、そっちの方が大変だと思いますから御気になさらず。直ぐ駆け付けます^^>神代さん
智律 >とりあえずはらはらしながらも、見守る事しか出来ない(笑)
アドノレ >どちらも黙って見守る(笑)エンフレ自体は対抗だったから、確信の持てない奴を識別するか…

アドノレの頭に「さる」が乗り、ゴーレムの一体を見据える…

GM >うむ、実はこいつだけ能力が違うのだ(笑)「超★自爆」…自爆相当、攻撃力だけ高くなっている(笑)
智律 >ぎゃー!? 想像的中ーー(笑)
微 >!?(^^;)
凛 >ひぇ〜〜〜@@
アドノレ >当たりを引いた(違)
さる >「サー、爆発物反応であります」>アドノレ
弓 >全員そのSqから出て…るのか。じゃ、そいつ始末すれば問題ないね(笑)
翔真 >次のターンに遠慮無くザックリと(笑)
微 >走りながら呼びかけー「そら、大丈夫!?」
弓 >「…な!?バカ!!!来るな!」
微 >「ああも自信満々のクラウスを前にさせるわけには行きません!」>弓さん
弓 >「ああもう!……偽物相手にこっちもマトモな勝負するつもりなんてなかったのに!」

実は、結界徹甲弾というのは、弓のブラフ…実はタダの魔力水晶弾であった。

弓 >これを足元にブチ込んで、クラウスが反応した瞬間に、そらを連れて全力移動で脱出の予定でした(^^;
微 >(^^;)なるほど……失礼しました>弓さん

…でも、GMやPLに知らせないで済ませようとするのは、あまりよくない傾向だぞ(笑)

微 >そらちゃんに接近……「だいじょうぶ、そら? 遅くなって、ごめん……」
そら >「損害…多大…再生、中……でも、だい…じょうぶ、です…まだ、壊れて…ません」
弓 >「…(この娘は!)…ばか!何をやっている!…敵を前に視線をそらすな!」>微
微 >「……遅くなって、ごめんね。無理は、わかってるけど……力を、貸して?」
そら >「…現状…フュージョンキャノン、ジョイント破損…エヴォリューションユニットが、稼動…しています…エナージョンウェポン…形成不能……」
弓 >「…わかった、今は再生に専念して。…EVOもEWも必要ないわ。」
翔真 >「(欠片越しに俺の力でも持って行ってくれれば……そら……!)」
弓 >「……チッ…!…とっとと逃げるつもりだったのに……これでこの偽物集団相手にしないと…(冷汗)」

そして、この時! 後方から、振り切ってきた仮面連中が到着する(爆)

智律 >やっぱ来たかー(笑)
アドノレ >皇子と仮面軍団の間に入って後方乱戦区域を作成するか?
智律 >…いま、皇子とにゃふの傍にいるのって、アドノレさんと天羽だけでしたっけ?
翔真 >一応先程影響下から抜ける為に下がったつもりですが^^;
智律 >なるほど、…。混戦状態ですからなぁ(笑)

ちなみに、この時点での布陣は…確かに複雑なので、図説しておこう。

敵(後背部) 味方後衛 味方前衛 敵前衛 敵後衛
仮面軍団
摩耶(戦力外)
セキュリティゴーレム

凛 >なんか分断されてて挟み撃ちしてるな〜(笑)
GM >ゴーレムが今回鈍いのが最大のポイント!?(笑)
微 >翔真さんと凛さんにゴーレム壊してもらって、皇子をゴーレムのいた跡に逃がすのが一番でしょうか?
翔真 >アポートの射程圏内に入れるのはちょっと避けたいです(苦笑)
クラウス >「「「「「さて、この包囲網をどう突破するのかね…見せてもらおうか?」」」」」
アドノレ >「時間を稼いでやるから本命はどうにかするのだぞ」


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