【第12夜】
魔の片鱗

〜黒き星の皇子/NWOS版〜

<PART−16>



激戦! クラウス月匣邪神殿<3>



先手を取ったのは、アドノレだった…先日【そら】から受け取った『欠片』が今、彼の力となっていたのである…
「儀式に適した地は他にいくらでも使い道がある。有効に使わせてもらうぞ」
仮面軍団に踊りこみながら翼を大きく広げ、竹槍を構えた姿で、
肉体美を誇示するがごとくポージング…すると周囲から何かの気が集まり、
アドノレの顔面に、石仮面を形成していく!!

アドノレ >ついでにディ○っぽいポーヂングに変更してやるぞ。ふぉぉぉぉぉっと呼吸が変(笑)
凛 >「翔君〜自爆は手を出さないでいいよね?」
弓 >違う〜〜〜!!!!!!!!!!!!(−−;
智律 >自爆を遠距離から潰して連鎖で2対をやった方が効率がいいかと(笑)
翔真 >「……影響範囲内に誰も居ないうちに倒しておいた方が良い。自爆に巻き込めればもう一体も倒し易くなる。」>凛
凛 >「了解〜じゃ、ボクが爆発ゴーレム狙うよん!」
翔真 >「………解った。」

その頃、微と弓、【そら】は…?

そら >「オーヴァーリンクは…フルパワーコマンドで、1分が…限度…」
弓 >「…(オーヴァーリンク…?)」
翔真 >無理するな〜〜〜!!!><;聞こえてたら言いたい(苦笑)
微 >「……うん、解った……」 そらちゃん抱きしめー 「お願い、そら。……愛してる、よ」 そらちゃんに微からキス!(爆)
そら >「ぁ……んっ…ぅ…」抵抗などしようはずもなく。
弓 >「……死にたいの?…この娘は?…」
クラウス >「「「「「ほほぅ?(ニヤリ)女同士とはお熱い事だ。仲良くあの世に送ってやろう…」」」」」
微 >口を離して…… 「……そら、全能力封印解放、オーヴァーリンクモード、起動……今を護る、力を貸して!」
そら >「了、解………」
弓 >「……な!?……話を聞いてなかったの!?」
翔真 >ゴーレムの向こうに凄い光が^^;
アドノレ >後ろを向いてるから何をしてるか知らんし推奨も制止もせんぞ
智律 >天羽も現在後方に対処がメインなので気が付いておりませぬ(涙)
弓 >「…再生中だっていうのに……1分で何をしようっていうの!?」

微の願いを受け、【そら】の全身が次々と、高エネルギー体へと変化していく…
それはいくつもの彗星のように、微の周囲を飛び回り、
腕に、脚に、身体に…次々と融合していく。
その微の全身を、凄まじい翠碧色の炎が走る…
巨大に過ぎるパワーがバックロードし、周囲に炎となって溢れ出ているのだ。

「「「「「な、なんだ…アレはっ!?」」」」」
未知の力を前に、クラウスがたじろぐ…近づけばたちどころに灰にされそうな程の、
おそるべき熱量がそうさせたのか…それとも、その向こうにある絶対恐怖がそうさせたのか。

「緑色の光?………そらか……!?」

…そう。

それは、かつて『沙弥』と呼ばれた少女としか用いなかった力。
それは、『インフィナイト』としての、最大最強の力。
それは、神魔を砕く無限の炎…。

弓 >PCは叫んでますが(笑)PLはおっけー(爆)やったことの責任は果たしてね。
微 >はい(^^;)
凛 >複雑な多角関係が(笑)
智律 >「…!?」背後の光は気になるも、視線は目の前の敵から動かず
アドノレ >「派手にやっておるようだな」
翔真 >1分、と言う事は1ターン。このターンでカタ付けないといけないか(苦笑)
智律 >前に目をやると、後方の事が気にかけれなくなるだろうからなぁ(笑)

戦いは続く…凛が、自爆ゴーレムに向かって間合いを定める。
「いっけ〜!!!『風爪』!!」

凛の両腕の軌道を描き、迸る風の双刃…それはXの字に、ゴーレムを切り裂く。そして!

「ドーン♪」
キメポーズをとる凛の背後で、ゴーレムは大爆発!
その爆風は、横に居た仲間のゴーレムをしっかり巻き込んでいた。

智律 >「はわぁ!?」>大爆発
凛 >「後は翔君に任せたよん♪」
翔真 >「解った、済まないが俺にも風の刃を頼む。」>凛
凛 >「任せて〜!」

更に、石仮面をかぶったアドノレが竹槍を振り回しながら宙に舞い、仮面の戦士達の中へと踊り込む。
炎宿るアドノレの掌が、仮面の戦士の1人を直撃…打ち倒す!

「ふぉ〜っ、無駄無駄無駄無駄〜」
その有様に圧倒されながらも、ヘッシュによる支援を忘れない智律であった。

「……っ!」翠碧色の炎を纏った微が、双刀をクラウス達に向けて打ち振る。
…だが、同じく炎を纏ったそれは、クラウスに触れる間もなく粉微塵にしてしまう…

『オーヴァー=エナージョンブレード…』

クラウス軍団 >「「「なんだ、その戦闘力は…ええぃ、貴様は化け物かっ!?」」」
微 >「あなたに化け物呼ばわりされるのは心外です!」
弓 >「…フン……とりあえず……そろそろ見飽きたこの顔を先に潰すか!」

水晶弾を投げ捨てた弓は、ブレードへと変化させた『右腕』でクラウスの1人に斬りつける。

「…臓物…脳漿……魂ごと…ブチ撒けろッ!!!」

肩口から、袈裟懸けの一撃。敵は、絶叫を上げる間もなく寸断された。

弓 >「………………フン………5つに分かれて、弱くなったんじゃなくて?」
クラウス >「「これほどの威力とは……こうなれば、手は一つだな…」」

そして、その背後では…翔真が、目の前のゴーレムに向かって天津大鋼を振り上げていた。
「『風』よ!!」凛が短く叫ぶや、その刃に風の力が付与される。
そして、振り下ろした刃は…気息奄々だったゴーレムを叩き割り、月匣の床に亀裂を入れていた。

一方、仮面の戦士達は…アドノレと智律、皇子に向かって骨を投げてくる。
「ユグドラシルッ! みんなを護ってくださいです!」「アケミ、ジュンコ、頼む!!」
智律が張っていた水壁に土壁が、更に皇子の力が加わり、骨の全てを弾き返す。
その傍らで、これまたノーダメージのアドノレが、石仮面の内でニヤリ…と笑った。
瞬時、仮面の戦士達の手にした剣が、骨が、一斉に炎に包まれていく…メルトアームズ!

「これで思いっきりぶん殴れる!!!」
腕をぐるぐると振り回しながら、凛はクラウス達に突撃…だが、1人を討ち漏らしてしまう。
「ありゃ?ちと浅かった〜」

そして、残された1人は…そのまま微に取り付く。

「これが、最後の手段だ!!」

瞬時、周囲を覆う大爆発!!

弓 >で、私らは食らうのでしょーか(どきどき)(笑)<自爆
GM >おおぅ、絶対命中で物理なダメージがやってくるので防いでちょ(爆)>凛&弓
弓 >きゃー(笑)
凛 >うきょ〜@@  「うぁ〜!!!」防御11…;;
智律 >ぐ、距離が離れてるから届かない(笑)
弓 >「がああっ!?」43ダメージ…
凛 >ぎゃーーーーーまた、FかTT 67-1で66ダメ
智律 >それは、神性加護発動ーーー!(笑)>凛さん
翔真 >凛ちゃんプラーナ尽きているんですか?(汗)
凛 >…・あ、忘れてた(−−;
翔真 >アナライズでちゃんと使っているのに何故ー!!><;(苦笑)
アドノレ >クラウスと相性が悪いらしい(笑)

ジローによる「半殺し」に続き、今エピソードで二度目…(^^;

微 >「そら、凛さんに防御魔法を!」
弓 >無理させるなってばああああああああああああああああああ>微
微 >わかりましたー(^^;)>弓さん
そら >『エヴォ…リューション…』防御+10です。>凛さん
凛 >「うきゅ〜…・・はれ?あまり痛くない?(安堵)」
智律 >初めて『神性加護』を発動した(笑)
弓 >もう遅いー。言ったらやるにきまってるでしょーが…>微
アドノレ >見てれば何か言ったかも(^^ゞ>微
翔真 >…………………………^^;

その微は…あれだけの大爆発にもかかわらず、傷ひとつなかった。
身体の周囲で燃え猛る、翠碧色の炎…その力が、衝撃を相殺したのである。

『オーヴァー=エナージョンアーマー…』

弓 >「……………かふっ……ち……最後まで……やっかいな…」
凛 >「あうぅ〜自爆って大嫌い〜(えぐえぐ&よろよろ)」
翔真 >「心臓に悪い………(嘆息)」
クラウス@声 >「…あれが通じないとは!? 本当に化け物だぞ、貴様…!!」
微 >ではそこにたたずんだまま…… 「あなたに言われたくない、と言いましたよ……クラウス」

◆ ◆ ◆

弓 >あぶなかった…これが「蝶☆自爆」だったら、耐えれなかったかもしれないッ!(えー)
凛 >取り合えず、黒ブリーフ一丁になってなくてよかった(笑)
智律 >行動を落とす必要も無いか…回復なんかでリクエストはありますか〜?
翔真 >皇子の援護用にMPを温存しておくべきかな?今の所。>天羽君
GM >うむ、皇子は見事なまでに攻撃魔法しか持っていないからねぇ(笑)
微 >あ、智律さん、余裕があるならユグドラシル貸してください!そらちゃんに一度ユグドラシルβ持たせてみたかったんです、実は(^^;)
弓 >いや、もうこれ以上無理させるな(−−;>微

◆ ◆ ◆

翔真 >「しかし、クラウス共が吹っ飛んでもまだ月匣が消えん………コアが何所かに有るのか?」
クラウス@声 >「フフフ…まだ終わりではない、と言いたい所だが…ジローの方も片付けられてしまったようだ。今日のところは、これで引き上げるよ。」
弓 >「……ちっ……まったくコイツは……………」
凛 >「うぁ……やっぱり、まだいるんだ〜(嫌そうな顔)」>クラウス声
クラウス@声 >「それにしても、その力。ますます欲しくなったよ…そのすべてをね…」
微 >「……」
智律 >「…何度きても同じです。」
翔真 >「………………貴様の思い通りに等、誰がさせるものか……。」
クラウス@声 >「それではまた会おう、ウィザードの諸君…」


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