【第12.7夜】
還りきたる迷い子
<PART−05>
少女の贖罪
尽 >外のパワーゲージはまだ大丈夫だろうか・・・?
GM >パワーゲージは、その瞬間・・・低レベルのまま安定に。しかし、これはこれで危険な状況だ・・・いうなれば仮死状態なのだから。
リカルド >「っ! まずい、仮死状態レベルまで出力低下・・・くそっ」必死に調整してますな
ジョニー >「ぬぬぬぬ・・・」
ナイトメア >「まだだ・・・・・・時は満ちていない・・・」
怜 >「出力低下維持……………………尽……頼むことになりそうだ」立ち上がって、決意した表情
尽 >「・・・OK・・・」パワー上昇。
リカルド >「尽!・・・無茶はすんなよ」と一声かけながら・・・調整を続ける
尽 >「タイミングを指示してくれ・・・引っ張り上げる。ナイトメア氏も頼む。」
ナイトメア >「わかっている。だが、今はまだその時ではない・・・彼らを引き上げさせることは、まだ出来ん・・・今は耐えるしかないのだ」
尽 >「夢に関しては貴方が専門家だ。指示を頼む。」
ナイトメア >「・・・承知した」
ジョニー >「手伝おう・・・」
怜 >「……」立ち上がって、無表情に淡々と接続作業を開始
華恋 >「私も、サポートに入ります・・・!」
怜 >「……何が、できる?」
華恋 >「コンピュータの制御、それに簡単なことでしたら・・・」
怜 >「……解析機器の監視を」
華恋 >「わかりました・・・!」
尽 >「・・・」パワーゲージの上昇に従って自動的に。
怜 >「……出力はどうなっている」
華恋 >「尽さんのおかげで、危険は脱しています・・・でも、油断は出来ません。」
怜 >「……出力レベルは現在何%?」
華恋 >「・・・現在32〜36%の数値で推移しています・・・でも、ほとんど尽さんの力です・・・」
ジョニー >「くっ!(苦渋)」
リカルド >「・・・まあ、限界ふりきるよっかはましととっておくか・・・」ぽそっと独白
怜 >「リカルドさん……そっちに行きます」振り返って
リカルド >「こっちのほうは、大丈夫だぜ? なんとか・・・なる」複雑な手順をそらでやってたりする
怜 >「……体力の消耗は?」
尽 >「・・・まだまだ行けるぜっ!」実際はどこまで持つか不明。
怜 >「……本当のことはきちんと報告してくれ、非常事態になってからでは遅いから」
尽 >「限界が来たら言う・・・余計な心配せずに出力安定に集中しとけ!」
怜 >「……必ず、言え。それだけ約束しろ」
尽 >「了解了解(ははっ)」 そして集中。
怜 >「……」本当に僅かに微笑んだ
尽 >現在非常用予備バッテリー係(爆)
怜 >「……不謹慎かもしれないが……ちと、気になることがある」
ジョニー >「?? どうしたんだ?」
怜 >「……状態を把握することが……出来るかもしれないと思った。」
ジョニー >「・・・なるほど・・・」
怜 >「……こっちは、任せて……解析が済んだら報告する」
リカルド >「ああ・・・頼んだぜ」言葉少なく 答え
怜 >「ラファエル……サポート頼む……」
「ERROR ERROR …混濁した自我 おおいなる禍とおおいなる希望の混交…ERROR…」
怜 >「……ありがとう、ラファエル……自我が少なくとも二つ、混濁している……そして、禍と希望の二つの表裏一体……それが今のポッドの中身か」
ジョニー >「それは・・・二つの魂がそらの中にあるということか?」
リカルド >「禍と希望?」なにか思い出すことないかなー デジャヴで思い当たることは・・・なさそうだけれど宣言してみます(笑)
GM >ならばリカルド・・・おおいなる海が見える。海というよりは・・・もっと概念的な何か。やがて、それは生命の源となる・・・
怜 >「……光と影の表裏一体……パンドラの匣とでもいう事か…?」
リカルド >「・・・ぇ・・・ぁ・・・これは・・・世界?」手がとまりかける・・・
怜 >「……リカルドさん」ゆさゆさゆさゆさ
リカルド >「・・・・ぁ・・・っと 悪い 今は、『見てる』場合じゃなかったわな」苦笑しつつ 手を再び動かし始める
怜 >「……マニュアルは暗記している、代わるぞ」
リカルド >「・・・・・・大丈夫だって ちと、『昔』の記憶に引きづられただけ・・・さ」 恐らく感じたものは・・・龍脈みたいな物に近く それは臥龍につながるものではないかとか思いつつ・・・
怜 >「……後で、教えてくれ」小声で
リカルド >「今を勝ち取らないといけねーのに 『昔』を振り返ってなんざいられねぇってね♪ ・・・後で・・・な」再び調整に集中します
怜 >「道理を違えた事の罰として、禍は存在し、道理を正すために、希望たる”力”は存在する……」
ジョニー >小声「・・・記憶・・・か・・・」
夢の世界。視界が暗転し・・・・・・そこは、深淵の更に底のような暗闇の中。
杏音 >「…景色が…」
翔真 >「ここは………(もしかしたら……。)」
アドノレ >閃光と共に切り離されるのは予測したから最後を見届けられはしないけど手応えは?
GM >たぶん、あったとしか思えない・・・今のところ確証が出来ない・・・
微 >「あれが…………ここ、は?」
GM >やがて、暗闇に目が慣れて・・・僅かな、血の色をした光を背に、何かが突き立てられているのを確認する。
翔真 >「違うか……あれは一体……?」確認します。
GM >そして、静かに声が響く・・・「待ってたよ・・・」と。
翔真 >その声がしたなら近寄ります。
杏音 >「……え?」
微 >「……待って、いた……? 沙弥さん、ですか?」
アドノレ >「インフィナイトの意思か・・・?」
突き立てられたものの表面に、少女・・・杉崎沙弥だったものは、
縫いとめられるようにあった。流れた血はとうに枯れ果て、黒ずんでいる・・・。
微 >「……沙弥さん!」 近寄ります 杏音 >「……」声に近寄りつつ(笑) 沙弥 >「・・・・・・・・・もう何年待ったかなぁ・・・ううん、それはいいよ。会いに来てくれたんだから・・・」 翔真 >「……随分と、待たせてしまったみたいだな………済まない。」 微 >「……ごめんなさい、沙弥。あの時……助けられなかった」 沙弥 >「いいの・・・・・・こうなるのは、当然だったから(にこ・・・)」どこか、そらとおなじ・・・さびしげな微笑。 杏音 >「……」黙って見てます 微 >ふわりと沙弥さんのそばに移動。 「ずっと、一人にさせてしまって……ごめんなさい」 で、沙弥さんを抱きしめられるなら抱きしめてあげたいです。 沙弥 >「・・・おねぇちゃん達は、悪くないんだから・・・あやまっちゃだめ・・・それに、これは・・・私が選んだ道・・・マリキュレイター・・・あの子と一緒にいるために、私の身体を・・・使ったの。ディメンジョン=ガジェットにお願いして・・・」 微 >「マリキュレイターを……封じた?」 翔真さん&アドノレさんのほうに視線を向けます 翔真 >「……となると、”ここ”にマリキュレイターが封じて有るのか?それとも何所かに有る君の体に封じられているのか……?」 沙弥 >「・・・そういう事だと、おもうよ・・・」 微 >@内心「(マリキュレイターはまだ復活してない? じゃあ、ゲイザー様がおっしゃった、あの『マリキュレイター』は?)」 アドノレ >「本来なら、こうして接触するのは禁忌かもしれんが…我等の事をどこまで知ってるのか聞きたいな」 沙弥 >「全部、夢で見てたよ・・・何も出来なかったけど・・・」 微 >「(ふるふる)あなたがいたから……私たちがいるんです。何もできないなんていわないでください」 アドノレ >「(安易に沙弥の復活を願う者が現れなかったのは幸いか)」ちらりと杏音を見る 杏音 >「……?」静かに聞きながら 翔真 >「あ、いや……参ったな。せっかく約束通り逢えたと言うのに気の効いた台詞一つ浮かんで来ない……(苦笑)」 |
微 >「沙弥、あれが……私たちが見た光景が、真実なのです……か?」 聞きにくそうに、でもしっかりと
沙弥 >「うん・・・あれは間違いじゃない・・・おねぇちゃん達が歩いてきた世界も、嘘じゃない・・・全部現実・・・」
微 >「解りました……あれが、真実なら、目をそらしません……マリキュレイターを復活させないためには、どうすれば?」
沙弥 >「・・・・・・でも、今のままだと・・・私の身体が、塵になるほうがはやい・・・そうなったら、あの子は自由になっちゃうの・・・それは、まだ早すぎるの」
翔真 >「どうすれば良い?何をしてやれば良い?今外で必死に支えてくれて居る者達も居る。俺達に出来る事葉何か無いのか?」
杏音 >「杏音たちに…出来ることなら」
沙弥 >「じゃあ、聞いてね…あの子は、わたしの複製…わたしになれなかった、わたし」
アドノレ >(複製だったわけか)
微 >「私の、複製……それも、ご存知なのですか……」 一瞬つらい表情を浮かべ、それを振り切る 「私たちに、できる事は? そらと共に戦う事は、できます。他には?」
沙弥 >「あのね・・・それで、この身体が・・・ここに、いられるように・・・しなくちゃいけないの・・・ここは、そらちゃんの心臓で・・・あの子の、心臓だから」
微 >「……マリキュレイターの、心臓!?」
沙弥 >「うん。だからたぶん、今のままだと・・・そらちゃんはおねぇちゃんの言う『マリキュレイター』になる・・・」
微 >「……そんなことは、させません」 きっぱりと宣言して
翔真 >「ならば………どうすれば良い!?どうすれば君と、そらを護る事が出きる!?」
沙弥 >「ここは、ディメンジョン=ガジェットの中・・・ユグドラシルの力も、使えば・・・わたしでも、力になれるかも・・・」
翔真 >「それで……君は大丈夫なのか?」
沙弥 >「わからない・・・でも、時間もないし・・・何もしないよりはずっといいと思うよ・・・」
微 >その言葉を聴いて、ユグドラシルβを持って沙弥さんに近づき……翔真さんを目で呼びます。
翔真 >呼ばれたのに応じて近寄ります「………俺にも何か、出来る事は無いのか……?」
アドノレ >「野暮な事を聞くな。立場を換えたところでお主は自らの危険を考慮に入れるか?」>翔真
翔真 >「………そうだな、沙弥嬢がそう言う事を気にしないのを俺達は既に知っているのだったな……(苦笑)」
アドノレ >「既に動かぬ事実にとりあえず捨て置け。我は消え逝く者の願いを聞き届けるつもりだ」
微 >「私たちも、お力をお貸しします。沙弥」
沙弥 >「わたしを・・・支えて欲しいの・・・ひとりじゃ、ダメだから・・・」
翔真 >「……喜んで(フッ)むしろそれが出来るのは光栄の至りだ……。」
沙弥 >「ありがとう・・・それじゃあ、ひとつだけお願い・・・・・・」
翔真 >「何でも、なんなりと……(^^」
沙弥 >「・・・そのβで、私の身体を貫いて」
微 >「……!」 さすがにPCは絶句
アドノレ >「出来ぬなら代わるぞ」
微 >「……いいえ……大丈夫、です。ありがとうございます」
アドノレ >「別に汝を気遣ってるわけではない。我は滅びを告げるもの。人の怨嗟を既に受ける身」ぶちぶちと後ろで呟いてた
翔真 >「!?…………死んでも、消えるのも、駄目だぞ………。」
微 >「それで……D=Gを、制御する、と言う事ですか?」
沙弥 >「・・・・・・言ったよ?ここがどこか、は・・・だから、私を信じてくれるかな・・・きっと大丈夫、だから」
翔真 >「そうだったな(苦笑)…………必ず、大丈夫だ。」
微 >「……ええ、私は、信じます。そらも、沙弥も。大切な、友達を。だから……」 翔真さんのほうをちらっと見て、βの半分をさしだします(笑)
「翔真さん、ご一緒に、お願いできますか?」
翔真 >「あぁ……勿論だ。」小さく頷いて手を添えます(笑)
沙弥 >「さあ、早く・・・すべてを、信じて(優しく、歳不相応に微笑む)」
微 >「うん、ありがとう、沙弥。『今』は……任せて」 では翔真さんと一緒に、沙弥さんにβを突き立てます!
翔真 >「必ず、護り抜いて見せる………!」
ユグドラシルβのブレードは、まるで干物を突き通すように、あっさりと沙弥を突き通した・・・
噴き出す鮮血が、周囲に熱のない炎となって伝わり・・・沙弥が縫いとめられていたものを覆い尽くす。
微 >「……っ」 かすかに顔をしかめつつも、目は絶対にそらさない!
GM >その焔の輝きは、CRポッド内を一斉に埋め尽くす…。
ナイトメア >「来るぞ・・・・・・・!」
GM >瞬時、出力が異常なまでに増大する!!
リカルド >「ざっつ おーらいっ!!」その増大した出力を逃さず・・・四肢とボディの接続調整を行う 神業的タイミングになるといいなぁ(笑)
怜 >「尽……耐えろっ!」
尽 > 「・・・よしっ!防御及び出力最大っ・・・」
怜 >「……眠りを護る一族の力……今は、この現(うつつ)を護るために……っ!」
微 >「そら、帰ろう! みんなのところに!」 心の中にある欠片に向かって大きく呼びかけー。
翔真 >「必ずまた逢おう、約束だ……!」
微 >「沙弥……あなたも、一人じゃないから! これからは、あなたと共に、戦うから!」
ナイトメア >「今だ・・・ぬぅうううううんッ・・・・・・どりぃ〜〜〜〜〜〜〜〜むッ!!」夢の世界に力を及ぼす・・・!
杏音 >「…っ!?師匠っ!!」
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