【第13夜】
7800万キロの虚空
<PART−13>
月軌道上のインターミッション
そら >「・・・さて、皆さん・・・とりあえず地球圏内に、エミュレイターの活動は確認されていませんが・・・これから、どうしますか?」
翔真 >「ステーションを調べたり、他にも色々有るだろうが………態勢を立て直さないとまだ魔王が残って居る現状では危険だろう……。」
凛 >「でも、早く助けないと、子供達になにをされるか!(心配顔)」>翔君
鋼地 >「そうですね。まずはさらわれた人たちを探さないと……」
翔真 >「あぁ………だからこそ失敗できない。焦りは禁物だ。」
ジョニー >「ラゴウやディングレイの気配みたいなものを感じる方向は・・・解かるかい?」>そら
そら >「あっち(事も無げに星の海を指差す)」
ジョニー >「・・・・そうか・・・」とりあえず、分署にラフレシアを撃退したのを報告します。
鋼地 >こちらは、アンゼロットさんにお電話をします。
弓 >私もいちお…社に報告しないとマズいかな(笑)
かくて、一同はノア艦内で回復を図りつつ、それぞれの善後策を検討すべく連絡を取り始める。
翔真 >「損害や消耗の多い面子は回復に勤しんでもらうとして、余力の有る者が警戒と出来ればステーションの捜索に赴きたい所だが……。」
凛 >「ボクもちょと休ませて〜(へろへろ)」MPだけでも回復させたい〜結構、魔法使うな
鋼地 >「あ、怪我や魔力の消耗が多い人は言ってください。回復できますので。」
翔真 >まずはアンゼと話しを付けて下さい(笑)とりあえず自分は周囲の警戒に当たって居ます。
凛 >プラーナは、可能な限り温存したいから【MP<プラーナ】だな〜…というわけで、凛は子供達のことを案じつつ、可能な限りの休息を取ってる〜
アドノレ >ではHPの方はまとめて俺様が引き受けるか。あっちこっちに連絡を取ってる最中に青い惑星をバックにポーヂング(&さるによる記念撮影)
その時…【そら】の瞳が、少しだけ輝いた…
アドノレの力によって宇宙空間で形成された水玉が、ウィザード達を癒していく。
アドノレ >無重力の為に降ってこずに玉になる(笑)
弓 >ありがたや〜〜〜(^^
翔真 >有り難く恩恵を受けさせて頂きます(爆)
ジョニー >HP >75まで回復(アドノレ多謝)
鋼地 >頂きます。HP全回復です(感謝)
凛 >HPは全快〜「さんきゅ〜アドっち!」MP回復しないかな?
アドノレ >HMPプログラムがあるけど高いから最後の手段(笑)
凛 >では、できる限り、ぐてぇ〜ってしてよう!
鋼地 >では、アンゼさんとお話し終わったら『瞑想』でMP投げますね〜。>凛さん
◆ ◆ ◆
連邦警察職員 >「ラフレシアの撃退、ご苦労。現在絶滅社・世界魔術協会とも連絡を取って、対処法を話し合っているところだが、おそらく見解は一致するだろう…。」
ジョニー >なるほど・・・。では、「拉致された子供達を運ぶために、防御力重視のブロンズスターなどの輸送船を用意してくれ」と申請します
連邦警察職員 >「その被害者達の所在さえわかれば、送るのはやぶさかではないが・・・」
ジョニー >「了解です・・・。少し先走って申し訳ない・・・。なら、戦闘区域外で待機してもらえないでしょうか? 場所が判明しだい、迅速に行動するために」>輸送船申請
連邦警察職員 >「しかし、今地球で用意できるジャンプドライブは、コスモガードにある1つしかない…スカーレットの修理が終了次第送り出すことは出来るが…」
ジョニー >「・・・了解です。何とかこっちで迅速に居場所を突き止めます。その時は、可能な限り宜しくお願いします」
連邦警察職員 >「了解した。」
◆ ◆ ◆
GM >弓の通話に出たのは、ナイトメアだ(笑)「どりぃ〜む・・・」
弓 >おお、らっきー!怒られなくてすむ(笑)「…リリスよ…。…鳳凰院からはクビになったわ。……ラフレシアは落としたけど………肝心のヤツらに逃げられたわ…」>ナイトメア
ナイトメア >「そうか…鳳凰院のことだから無理もあるまい。実は、その関連で新しい情報が入った」
弓 >「…ま、正直、護衛なんて私にはムリだもの…丁度良かったけど。…当然の結論ね………それで?」
ナイトメア >「現在、各組織の管轄下でフリーな状態にある全てのウィザードに、月面のコスモガード基地までの移動命令が出た。よって、月軌道上が最終防衛ラインとなるが、戦線の構築には今しばらくの時間が掛かる」
翔真 >さ、作戦規模がデカイな(^^;
GM >まあ、そりゃあ魔王級エミュレイター、それも2体となれば…のほほんとしてなどいられないわけだ。
鋼地 >魔王二体と全面戦争ですから(苦笑)
翔真 >確かにそうですが(苦笑)……こう言う時にまた人類側で暗躍する奴が美味しい目を見様とするのだろうなと(^^;
ジョニー >デビルガンダム(コロニー)戦!!(核爆発)
弓 >ロケットにしがみついて大気圏突破してくるデスね?(笑)
鋼地 >って事は誰かがあんな恥ずかしい必殺技を撃(ブチッ!……ツー…ツー…ツー…ツー……)
翔真 >曼荼羅に組み込まれるよりは遥かにマシ(爆)美人とだったら喜んで撃って見たいものだ(^^
凛 >地球が無防備に〜@@
弓 >「……ということは…敵の本拠地とかはわかってるの?」>ナイトメア
ナイトメア >「いいや。だから、防衛ラインを構築しているとなる訳だ…回りくどい方法だが、連中の最終目標地点は地球…それは動かしがたい事実だからな」
弓 >「………つまり、月軌道上を周回しながら見張るってわけね………(溜息)……気の長いこと……」
ナイトメア >「アンゼロットも、神条皇子の一件で少しは懲りたようだ…もっとも今回は慎重すぎると思うがな」
弓 >「…………それで?……私の任務はクビになったわけだけど……何か新しい任務でもあるのかしら?それとも、そこに合流?」
ナイトメア >「・・・どちらかといえば前者だな。地球の連中が準備を完了するまで、おとなしく待っているような魔王どもでもあるまい・・・そこで、機先を制してこれを叩きに行く者が必要となる訳だ」
弓 >「……………(クスっ)……それを待ってたわ……。……まだ借りも返してないからね………」
ナイトメア >「そう言うと思っていた。ならば、これ以上余計な説明はもう要らんな・・・メジャーには既に話を通してある。思う存分やってやれ」
弓 >「………………了解…。……フン……月基地に集まった連中には悪いけど、無駄足踏ませてやるわ………(クス)」
ナイトメア >「フ・・・では、確かに伝えたぞ。」
◆ ◆ ◆
鋼地 >「もしもし? アンゼロットさん、今、大丈夫ですか?」
アドノレ >アンゼロットの名前が聞こえたら耳がぴくぴく動く(笑)
GM >うむ、アンゼロットは・・・かなり待たされた後、やっと電話に出る。「鋼地さんですね・・・どうしました?」
鋼地 >「お忙しい所すみません。実は……(今までの経緯を軽く説明)で、鳳凰院さん達の船を壊してしまったので……鳳凰院さんに事情を説明してもらえませんか?後で揉め事になっても困るので。」
アンゼロット >「あら・・・・・・・・・・・・・・・・・鳳凰院ですね。解りました、話しておきましょう。他には・・・?」
鋼地 >「あ、後……そちらでは何かわかったり、動きがあったりしましたか?」
GM >では、ここで弓に伝えてある、月軌道防衛計画が鋼地に伝えられるわけだ(笑)
鋼地 >「なるほど……ありがとうございました。こちらも全力を尽くしますので、バックアップ、お願いします。」
通話を終えた弓は、ひとり宙域に立つ【そら】のもとへ。
そら >「・・・・・・・・・・・・・・(ずっと、星空の一角を眺めている)」
弓 >「………そら………」
そら >「・・・・・・・・・・・はい、何でしょう・・・?」
弓 >「………判るかしら……アイツらの居場所?………」
そら >「・・・・・・あのあたり・・・(虚空を指差し)・・・・・・・・・あまり、情勢はよくないです。あの先で、何かが起ころうとしています」
弓 >「………………遠い?…」
そら >「現状では、ノアでも届きません・・・それくらい」
弓 >「……………状況が良くないってことは……急いだ方がいいわね……。………行く手段はない?…」
そら >「・・・・・・私1人なら、問題はないですが・・・」
弓 >「…………私も一緒に行く手段は……ない?………ここで待ってるだけなんて…性に合わないわ……」
そら >「1人では、出来ないこともある・・・過去にそう言われました。同じ言葉は適用できませんか?」
弓 >「……………………それは……(ちら、と他メンバーを見て)…アイツらと協力しろってこと……?」
そら >「・・・・・・・・・・・・・現状で取れる選択肢は限られています・・・より確率の高い選択肢を選択するのは、明快かつ論理的ですね」
弓 >「……………………(むすー)…わかったわ………すごく不本意だけど…………」(
そうして会話をしながら、ウィザード達は回復に努める…
ちなみに、凛はMP回復を自然治癒に任せたところ、クリティカルを連発。全回復となった(笑)
アドノレ >やっぱり高い魔石は急に食べるとお腹に悪いらしい(笑)
翔真 >「傷は塞がった、体力もほぼ戻りつつある……何時も済まんな(笑)」
アドノレ >「どこから水が出てくるのかを完全に黙殺できるようになったな。俺様としては張り合いがなくなってしまった」(笑)
翔真 >「…………頼むから思い返させないでくれ(汗)」
凛 >「んし!休息十分〜状況は?子供達の居場所は確認できた?(目を開けて立ち上がって)」
翔真 >「色々と連絡をつけてそれなりに指針は立ったらしいが、詳しい説明はまだだ。」
凛 >「そっか〜・・・・・・・・具体的な場所が分からないとどうしようもないし、無闇に突撃するわけにもいかないし・・・か(じりじり)」
翔真 >「態勢が整ったのなら行動を始めたい。個人的にはステーションの捜索をしてみようかと思っていたが……他に何か有るのならそれを聞いてからだ。」
鋼地 >「……あのステーションの中には……何か手がかりはないんでしょうか……?」
GM >ここで、アドノレにソルティレージュからメールが入る…「例のガレオンはまた攻めてきましたけど、今回はユニオンと共同戦線を張って撃退しました。子供たちも無事なので安心してください」との事だ。
月匣アタック137「ガレオン大侵攻」を参照である。
翔真 >「で、念の為確認を取るが。連絡を取っていた者達は何か有ったか?」
鋼地 >「あ、はい。えっと……(電話の内容を話す)」>ALL
凛 >「アドっち〜ジョニさん〜なにか分かった?(てくてく)」
アドノレ >「ソルトからの連絡があった。上でどんぱちやってる間に下でもう一度襲撃があったらしい」>ALL
凛 >「うぁ!また、地上でガレオンが事件起こしたんだ!なにか掴めなかったのかな?」
アドノレ >さすがに警戒態勢中の軌道上を潜っての地上攻撃なら、侵攻ルートの一部を誰かが割り出しててもおかしくない・・・のだが、今の連絡にはそれらしい物は無かったな
GM >うむ、なにしろ警戒態勢の要である鳳凰院宇宙ステーション自体が、今しがたまであんな状態だったからね(笑)で、そうこうするうちジョニーにもメールだ・・・発信人はリカルド(笑)
ジョニー >「?? こんな時になんだ?」バイザーに情報提示
GM >メールに曰く・・・「ディングレイとかいう奴の支配下になったガレオンが、贄を求めて、襲来。撃退したけんどまだ、何かあるかもしれないので注意されたし。尚、現在仕事中なんで、返信は不可の方向で〜。夜になったら こっちから電話するわ♪」
これは月匣アタック144「ターゲットはくれは」を参照である。
ジョニー >「(ふっ)地上の方だが・・・リカルドたちがガレオン達を撃退してたらしい。だが・・・これを契機に次の行動に出るかもしれないと忠告だ・・・」
アドノレ >「別働隊を出せるだけの数が居る事は当然として。一度失敗した場所に固執するほど切羽詰ってる可能性があるということか?」
翔真 >「………防衛線を張ると言っても、来る時には向こうも準備を整え終えた後のような気がする。ガレオンの別働隊が来た事も考えると今から拠点に向えれば対応が間に合う気もする。」
弓 >「……………………………………私が受けた連絡も似たようなものよ…………」
翔真 >「少々楽観視が入っているかも知れんが………何より相手の拠点を見付け、行かない事には始まらん(嘆息)」
弓 >「……………そらなら…敵のだいたいの場所はわかるそうだけど……すごく遠いみたいなの。………超長距離を瞬間移動できる手段はない?(むすー)」
凛 >「あっ、それならジョニさんが!」
翔真 >「ガルバリオンの話では、そのジャンプドライブを装備する事で何とかなりそうに聞こえるが?」
鋼地 >「コスモガードの人たちがどこから運んでくれるのかわかるんですか?」>ジョニーさん
翔真 >「………スカーレットスターの所有者に連絡を取って見れば良いのではないか?」
ジョニー >あ、そうだ。スカーレットの修理・発進が出来るまで、あとどのくらいかかるでしょうか?
GM >それに関しては、コスモガードからの連絡はなかったけど・・・相手が相手だけに、来るとしたら遅くはないだろう(笑)
ジョニー >だろうなあ〜(笑)「修理が終わったという連絡は来ていないが・・・」
凛 >「他にいい手段がないなら、今できることを精一杯やろう!悩んでいる時間が勿体無いし」>じょに
GM >では・・・そこでノアの通信機に着信アラームだ(笑)
翔真 >コンソールを操作して通信を繋ぎます(笑)
まりな >「あー、あー・・・こちらコスモガード所属スカーレット=スター・・・聞こえてるかなぁ?」(
通信モニターに映し出されたのは、ポニーテールに赤い制服の少女…竜崎まりなだ。
翔真 >「……向こうから来た様だ(フッ)」
ジョニー >「あ、ああ・・・・(汗)」あまりのタイミングの良さにちょいズッコケ(笑)
翔真 >「聞こえている、こちらの船名はまだ正式名称は無いが(苦笑)」
まりな >「スカーレット航空、定刻通りにただいま到着・・・なぁんてね(笑)依頼の品をもってきたぞ♪」
凛 >「わぉ!援軍だ(嬉)」
弓 >「……………………………フン………」
翔真 >「有り難い、では時間も惜しいので作業を進めながら状況を説明する。構わないか?」>まりな
まりな >「OK、じゃあベイを開いてくれるかな?時間もないようだし、これから吶喊船外作業だ(笑)」>翔真
凛 >「待ってました〜♪(大喜び)」>まりな
翔真 >「了解した、こちらももちろん手伝わせてもらう(笑)」ベイ開放〜
まりな >「というか・・・そこのジョニーは何ずっこけてるんだか(^−^;」
ジョニー >「いや・・・噂をすれば影というやつだ・・・。気にしないでくれ(苦笑)」
まりな >「・・・ったく、誰に向かって言ってるんだか(笑)」
ジョニー >「とにかく、助かったよ。ありがとう(嬉)」
翔真 >「手の空いている者は手伝ってやってくれ。」
凛 >「ボクも手伝うよ!」
鋼地 >「手伝います。『イシュマエル』、誘導して。」
弓 >「……………………急ぎたいから…………手伝うわ…」
凛 >「ん!(にっこり)」>弓
鋼地 >「……お願いします。」>弓さん
翔真 >「……有り難うな。」(^^>弓
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(にこ)」
PREVIOUS CHAPTER | NEXT CHAPTER |