【第13夜】
7800万キロの虚空
<PART−14>
新たな戦場…その名は
凛 >「んし!準備完了〜!出発しよう〜」
翔真 >「…そら、目的地の方向に付いて詳しく聞かせてくれないか。」
そら >「・・・・・・・・・・・宇宙の地図は持っていません・・・なので、方向しか示せません」>翔真さん
ジョニー >三次元立体宙図なんてないだろうしなあ(苦笑)
翔真 >「それでも構わない(笑)宇宙の地図とやらはスカーレット=スターの方に後で問い合わせて見る、その時にもう一度聞かせてくれ(フッ)」
まりな >「スカーレットにはいちおう宇宙地図はあるけど・・・今オペレーターがいないのが問題なんだよな(−−;」
翔真 >「専属の航法士……いや、この場合は航宙士か?そう言う事が出来る者は……。」<オペレーター
まりな >「で、いいニュースがひとつ。ガレオンの連中はジャンプドライブを使って逃げたから・・・その痕跡を辿るのは簡単だって事さ。だから、ぶっちゃけボクらはその後を追えばいい(笑)」
ジョニー >「その座標、割り出してくれないか?」>まりな
まりな >「・・・せりあの方が得意なんだけどな、こーいうのは(^−^;」
ジョニー >「う〜む・・・。だれか代役でオペレータをしてくれないか?」
凛 >「ボクには無理だ(しょぼん)」
翔真 >………そらりんがメノレフィナの様なってしまうのかと思ってしまった(爆死笑)
鋼地 >「『イサーク』と『イシュマエル』に手伝ってもらえば……オペレイターの真似事は出来ると想います。」
ジョニー >「なら、お願いしようか・・・。頼んだよ」>蟻塚くん
翔真 >「そらも指針は示してくれるので、気負う必要は無いだろう。」>蟻塚
鋼地 >「わかりました。スカーレットスターに乗り込めばよろしいんですか?」
まりな >「割り出す時だけで構わないさ。こっちにずっと乗ってても構わないけど(笑)」
鋼地 >「わかりました……ってさすがにずっとはご迷惑になるので(苦笑)」
まりな >「ははっ、まぁ気にしない気にしない★」
翔真 >「全員配置に就け、準備完了次第発進する。」
凛 >「了解〜(シートベルトしっかり)」
ジョニー >「了解だ」>翔真
弓 >「…………(機嫌悪そうに、シートに座る)…………予想外に時間取られたわ………急ぎましょう。」
アドノレ >「船酔いというか宇宙酔い、或いはジャンプ酔いなどというものはあるんだろうか」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・(ずっと、星空の一角を眺めている)」
凛 >「そらちゃん、何か見えた?(小首傾げ)」
そら >「大きなものが動き始めてます・・・」
凛 >「大きなもの???隕石でも降ってくる?(きょとん)」>そら
ジョニー >「・・・可能性が否定できないなあ・・・。前回のディングレイの体は隕石だったし・・・」>凛
凛 >「むぅ〜・・・・それは困るよ(困惑)」>じょに
弓 >「………………急いだ方がいいわね…」
翔真 >「あぁ………動き始めたと言う事はもう猶予が無いのだろうからな。」
そら >「・・・・・・・・・(静かに頷く)」
その間に、鋼地はスカーレット=スターのブリッジで、『イシュマエル』を起動する。
鋼地 >「……『イサーク』、データリンク……『イシュマエル』、各種データ照合……って…!?」
『イシュマエル』が宇宙地図から導き出したデータによれば、
ガレオン艦隊が消えた宙域に、確かにジャンプドライブを使用した形跡が見受けられた。
それは拡散しながら消え始めているものの・・・その先は、確かに【そら】が示した方向に繋がっていたのだ。
だが、宇宙地図に記された「その先」を見て…鋼地は絶句する事になる。そう、そこは…
【火星】
弓 >Σ( ̄□ ̄;
鋼地 >「……皆さん、ガレオンさん達の向かった先は……火星です。」
凛 >「うぁ!!!!!(唖然)」
翔真 >「軍神の戦星(いくさぼし)が根城とはな……端から喧嘩上等か(フッ)」
凛 >「火星って・・・・・すんごく大きくない!?」
ジョニー >「地球よりは小さいぞ・・・」>凛
凛 >「でも大きいことには違いないよね?探し出せるかな(心配顔)」
まりな >「そういえば、ガレオンの連中は昔火星をアジトにしてたな・・・」
ジョニー >「ああ・・・ある意味懐かしいな・・・」>まりな
まりな >「ああ。何しろ、あそこは連中と決着つけた因縁の場所だからね・・・」
弓 >「……………ま、あそこなら多少削れても問題ないから、好都合ね」
アドノレ >ちらっと皆を眺め回し「元より知らぬ場だからといって何が変わるわけでもないか。特にこの面子なら」
そら >「・・・巨大なものが、巨大な力に引かれて、定めに逆らって動き始めた・・・」
まりな >「・・・待てよ? ディングレイって、前に地球に落下しそうになったアレだよね・・・?」
ジョニー >「・・・まさか!!! 軌道が!?!?」
凛 >「・・・・・こ、今度は火星が地球に衝突とか言うんじゃ・・・・・・・(不安いっぱい)」
ジョニー >「・・・火星ほどの質量があるなら・・・近づくだけで地球が崩壊する!!」
弓 >「…………そうね。隕石ならともかく…………惑星規模なら、近づいただけで、ロシェの限界で地表は崩壊するわ………」
鋼地 >「…………皆さん、急いで移動しないと!!」
そら >「あの先にあるのは・・・ふたつの悪意。同じ目的を持っているけど・・・利害は一致しない・・・」
アドノレ >「そこまで読めるのか」
そら >「・・・・・・・・(いわくありげに微笑む)」
鋼地 >「……それならそこにつけ込めば……勝機はあるはずです!」
翔真 >……そこはかとなく魔王様相手に連戦の気配?(笑)
凛 >魔王10番勝負 とか(笑)
弓 >「……………(でも…何故ディングレイが…?……倒されたはずなのに………)」
翔真 >「後の感想や言いたい事は移動中だな。目的地も見付かった、時間の猶予も無いならば・……後は、行くのみ……!」
まりな >「んじゃ、ジャンプドライブを起動するぞ・・・みんな、準備はいいかな?」
翔真 >「あぁ、構わない。」
ジョニー >「OK」
凛 >「うん!(こっくり)」
アドノレ >「愚問だな」(笑)
鋼地 >「こっちは問題ないです。」移動する時間もおしいのでそのまま乗せてもらいます(笑)
翔真 >「到着直後に向こうの出迎えの可能性も有る、全員警戒を怠るな。」>ALL
まりな >「では・・・行くぞ。目標・・・火星宙域。ジャンプドライブ起動っ!!」
翔真 >「接続確認、ジャンプドライブ起動……!」
2台の箒のジャンプドライブが起動し・・・周囲の空間が、一気に加速する。
星の海は光の渦に変わり・・・一瞬にして、一同を別の宇宙空間へと移送する!!
凛 >「わぉ〜格好いいかも〜♪」 >ワープ
ジョニー >スターウォーズ式か!(笑)
翔真 >となるとよく故障する事も確定!?(爆死)
凛 >ロスト・イン・スペースになったり(笑)
鋼地 >誰か端末ドロイドをよんでこ〜い(爆)
翔真 >ではまめそらを希望(笑)
ジョニー >ちびばるたんV[o¥o]V
翔真 >これから行く場所はスペシウムの宝庫ですが(違)
ジョニー >------====V[ o¥o]V
GM >はたまたスタートレックか(笑)
鋼地 >GO! ワープ6!! (しつこい笑)
そして、光の渦が星の海へと減速し・・・一同の周囲が、再び普通の速度へと戻っていく。
そこは太陽から約2億2794万キロ、地球からでも7834万キロ離れた赤き星…火星。
翔真 >タイトルの意味はこれか〜(^^
鋼地 >PLとしても、火星は一度間近で見たいですね。
翔真 >火星極環に行って見たいなぁ(爆)
ジョニー >人面石みたいなあ(笑)
弓 >内なる火星にいってニャル様やランドルフ・カーターさんに会いたいなぁ(笑)
アドノレ >Xcomというゲームでも宇宙人の基地が(笑)
翔真 >火星には色々有る様ですな(笑)
まりな >「・・・ジャンプ終了っと★・・・さすがに応急処置だと背筋が寒いね(^−^;」
翔真 >「………(今になって恐い事を言う(^^;))」
ジョニー >「帰ったらオーバーホールが必要だな」>まりな
まりな >「きっちりと必要経費で落とすさ(笑)」>ジョニー
ジョニー >心の声(・・・整備課や経費の連中・・・泣くぞ(笑))
鋼地 >「……確かに……ただ、今はそんな事言ってられないので……(周囲を警戒しながら)」>まりなさん
弓 >「………………………借りを返しに来たわ………(クス)」
GM >…しかし今、その赤い星が徐々に、ありえない動きを始めていた。もはや誰の目にも明らかな事だが、今火星は徐々に動き始めているのだ…地球の方向へ!!
凛 >「うぁ!火星・・・なんだか動いてない!?(あせあせ)」
ジョニー >「・・・ハッキリと動いているなあ・・・」>凛
そら >「このまま加速を続ければ・・・地球に接触します」
ジョニー >時間的に、どのくらいの猶予があるでしょうか?
GM >今のところ、火星はゆっくりと移動を開始したところだ・・・
弓 >んー、しかし軌道を外れるほどの加速となると…(かりかり)…まぁ、フツウに計算すると面倒なのでやめよう(笑)
ジョニー >減速しないからなあ(苦笑)
アドノレ >ちょっと動かしたぐらいでは傍目でわからん。それがハッキリ知覚できるとなると実は既に凄い事になってると思うぞ(笑)
弓 >地球と火星が、大接近したときで5576万Kmだから…ロシェ限界が約16万Km…まだまだ余裕はあるとはいえ><
GM >だから世界の危機なのじゃ(笑)
弓 >ちなみに、衝突まで待つ必要はないんだよね><
鋼地 >…………鋼地君が神クラスなら『アース・バインド』で止まるかもしれませんが(待)
翔真 >……………真・ゲッ○ー並みのパワーが有れば真っ二つにも(爆)
ジョニー >イデ!!(核爆)
凛 >「どうやって動いてるんだろ?まさか、後ろから押してるわけじゃないよね?(あわあわ)」
アドノレ >「あのサイズを動かしてるのだ。外部に動力を付けるとなると一目でわかる。それが無ければ、完全に異形の力だ」
鋼地 >「何か……動かしている要因があるはず……(回りを探る)」
翔真 >「ガレオンの艦隊か魔王絡みの何かが有る筈だ、全員周囲に気を配れ。何か見つけたら即座に全員に知らせろ。」
まりな >「了解! 手がかりがあるとするなら・・・ボクに思い浮かぶのは、昔ガレオンが使ってた基地くらいだな。」
ジョニー >「再建した・・・という可能性もあるか・・・」
まりな >「ガレオンが居るって事は、そういう事も考えられるね」
凛 >「じゃ、ボク船外に出て警戒してるよ!(ハッチ開けてよじよじ)」
弓 >じゃ、その凛ちゃんを飛び越えて船外へ(笑)
凛 >「ま、負けるか〜(><)」(笑)
そら >「・・・・・・・エナージョンウィング、展開・・・モード=インターギャラクティック」外に出ます。
鋼地 >「まりなさん、すみませんが少しの間だけハッチ空けてもらえますか?(『イシュマエル』を構え直して)」>まりなさん
まりな >「ああ、どうぞどうぞ★」>鋼地
鋼地 >「すみません。それじゃあ……『イシュマエル』『イサーク』、行くよ!」外に出ます。配置は……艦2隻と皆さんの間くらいで
翔真 >「(俺まで出るとノアの操縦が………ユナイトジョイントが有ればこっちのコントロールも任せる事は出来たのだが(苦笑))」
アドノレ >「どうする?外で暴れたいなら、今回は操縦を代わるが?」>翔真
翔真 >「いや……残念だが今の俺が出るよりアドノレが行った方が皆の為になる。犠牲者を出さないのが最優先だ、行ってくれ。」>アドノレ
アドノレ >「魔法の射程の問題か・・・まぁ気が変わったら一声掛けるがいい」(外へ)
翔真 >「済まない(苦笑)」
かくて、宇宙空間に出たウィザード達。
凛 >「止めるためには、こっち側からも押さないとダメなんだよね?(不安いっぱい)」>じょに
ジョニー >「うう〜ん・・・なんか直接的に押し戻そう、って聞こえるような(苦笑」>凛ちゃん
凛 >「え!?違うの?じゃあ、向うから引っ張る?(@@」(笑)>じょに
まりな >「またせりあが言いそうな冗談を(笑)」>凛
アドノレ >「向こうの動力を切ってからだ」>凛
ジョニー >「・・・学校の理科の教科書読もうな(笑)」>凛ちゃん
アドノレ >アドノレは後で凛に何かを吹き込もうと企んでいる(笑)
弓 >「……この火星の推進を助けてる『何か』を壊してやれば、自然と円軌道に戻るはずよ。……軌道は多少ズレるけど、そこまで影響はないでしょ………」
アドノレ >コントロールを奪って逆に動かすという考えは無いのか(笑)
翔真 >「………世界にとって都合が悪ければ、多少の後始末は世界結界がなんとかするだろうさ。原因さえ潰してやればな(苦笑)」
凛 >「へぇ〜そなんだ!よかった〜(安堵)」>火星の軌道の戻し方
弓 >「…………そもそも、『火星が軌道をズレる』ってだけで十分『非常識』だから………世界結界にとっては、そっちの方が重要でしょうね………」
その時、翔真は見た…。
翔真 >「ん?……火星の裏側で爆発が起きている様だ。」>ALL
凛 >「爆発!?それが動力になってるのかも!」>翔君
翔真 >「その確認も兼ねてだがな、他に何も無いのならそちらへ向かって見るとするぞ。」
ジョニー >「だな」>翔真
鋼地 >「わかりました。」>翔真さん
アドノレ >「地球在住の魔王にもつごうが悪いから手を貸すぞ」(笑)
GM >では、爆発の起きている宙域、火星の裏側へと移動だ・・・そこでは、多数のガレオン艦隊が異形の艦隊と砲撃戦をやっているところだ!
凛 >「いた〜!!!って、あれれ〜なんか戦ってるよ」
まりな >「・・・派手にやらかしてるなぁ・・・」
ジョニー >「?? 片方はガレオンだが・・・もう一方は・・・?」
まりな >「ありゃあ宇宙海賊ディープ=シャークの艦隊だな・・・でも、少し形が違うみたいだ」
ジョニー >「ラゴウが操りやすいように変形させたんだろう」>まりな
凛 >「エミュレイター同士の抗争・・・かなぁ?」
弓 >「………元々魔王に仲間なんて概念ないでしょうしね……利害が食い違えばこうもなる、か……」
アドノレ >「無いというわけでも無いが説明する必要も無いな」
翔真 >「…………そっちでも索敵を頼む。」
まりな >「OK!」
鋼地 >「『イサーク』データリンク! 『イシュマエル』……アナライズ!!」
デーモン=シャーク艦隊 宇宙魔王ラゴウの眷属が「憑依」した状態となっている海賊艦隊 戦艦型箒としての武装を持つ |
GM >という訳で・・・その艦隊は、すべてディープ=シャーク艦隊の成れの果てであるとわかるね。
鋼地 >では、皆さんに通信します。
ジョニー >「ディープ=シャーク・・・哀れな・・・」自分も皆に事情説明
まりな >「そういえば、シャークの奴だったよね・・・ラゴウ復活させたのは(−−;」>ジョニー
弓 >「………………ま、いいわ…………両方とも、沈んでもらいましょう……(くす)」
凛 >「ん〜あれは放置っておいて、基地に先に行く?」
翔真 >「同士討ちで潰し有ってくれるのは楽で良いのだが………火星の動きを止めない事には始まらんな。」
そら >「・・・あの場所からも、強い力が伝わってきます・・・星の方からも・・・」
翔真 >「小競り合いに付き合うより基地の方に向って情報を得たいが………ん?何所からだ、そら?」
そら >「あの場所・・・(戦闘中の場所)・・・そして、あっち(火星)」
翔真 >「………戦場の方に向えばラゴウ、火星の方に降りればディングレイか……。」
弓 >「………あれだけ必死に守ってるってことは、あそこに何かあるんでしょ………」
アドノレ >「ディープ=シャーク側の目的として、この先に何かあるのか?」>ジョナサン・まりな
ジョニー >「利害が一致しない場合・・・お互いの存在が邪魔だからな・・・。どうだろう・・・」
まりな >「ジョニーの言葉が正しいとしたら、多分・・・ディングレイを妨害してるんじゃないかな?」
鋼地 >「……皆さんのお話を統合してみると……火星を止めるなら、火星のほうかもしれません……」
凛 >「ボクも火星に行きたいな〜子供達が囚われているなら、多分基地だと思うし」
ジョニー >「ここは・・・火星が動くのを止めたほうが良いだろう。幸い・・・主だった艦隊は向こうに釘付けだしな」
アドノレ >「優先順位の上では火星のが先だな…ラゴウとディングレイ、どちらのが上の立場と言えばラゴウの方が上だったような気がしてるので、ちと懸念が無いとは言えんがな」
ジョニー >「力の差が圧倒的でないのを祈ろう・・・」
翔真 >「(頷く)横合いからちょっかいをかけて両方相手にする嵌めになるより、疲弊するのを見越した上で先に人質の確保と火星を止めた方が良いだろうな。」
弓 >「……なら、ほっといてもよさそうね。……先にディングレイを始末しましょ」
まりな >「んじゃ、ボクはこっちで様子を見ておく・・・何かあったら知らせるよ」>ALL
凛 >「うん、じゃあこっちは頼んだよ〜!」>まりな
まりな >「OK、任せとけ!」
凛 >「ん!(グッ)」
翔真 >ついでに基地の有った場所のデータも貰っておきます(笑)
まりな >はーい、ではデータを渡しておきますね★
鋼地 >多分『イシュマエル』が覚えているかと……って転送すればいいのか(苦笑)
翔真 >「ガルバリオン、蟻塚、こっちに移れ。ガレオン基地の方に降りるぞ。」>スカーレットスター面子
鋼地 >「了解しました、翔真さん。まりなさん、お気をつけてくださいね。」
ジョニー >「戦闘に巻き込まれるなよ」>まりな
まりな >「その時は、光速で逃げるさ(笑)」
ジョニー >「だな(笑)」
アドノレ >光の速さで明日にダッシュ(笑)
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